提督と艦娘を安価でくっつけるスレです。
とりあえず登場する艦娘を六人安価で決めます、それと自分が独断と偏見で選んだ六人の計十二人が対象です。
現在夜勤中なので、艦娘安価だけ出して帰ったら書き始めます。
>>3-8 被った場合は安価下
なお話の都合上通常建造で出てくる艦娘に限定させていただきます大型やイベント艦は安価下、それとうっかり深海棲艦を書いてしまった場合は書けそうなら取ります。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1420051131
由良
由良 那智 天龍 那珂ちゃん 飛鷹さん了解しました。
大淀さんと雲龍さんはイベント艦なので安価下になりますので後一人。
>>11
と思ったら滑り込みが、大井さん了解です。
しかし一人も自分チョイスと被りませんでしたね、では由良那智天龍那珂ちゃん飛鷹さん大井さんと自分チョイス六人でいきます。
ではまた後で。
どうも1です。
すみません由良と那智のトレースしてたらいつの間にか寝てました、今から始めます。
ただ天龍と飛鷹さんはだいたい、那珂ちゃんと大井っちはまあまあ大丈夫ですが、由良と那智さんがやや口調等が変かもしれませんので、気になったら言って下さい。
では始めます。
元提督(俺は提督……いや元提督だ、今は単なる一般人……無職の一般人だ)ガサゴソ
元提督(提督だったのに何故無職なのか?簡単な事さ……戦争が終わったんだよ、深海棲艦とのな)ガサゴソ
元提督(深海棲艦の親玉を倒し、残党もその多くが駆逐または捕縛して海はかなり平和になった)ガサゴソ
元提督(だが戦争が終わって訪れたのは平和だけではない……)ガサゴソ
元提督「履歴書どこだよ?あれが最後だったか?」
元提督(平和と共に、とてつもない就職難が訪れている)
元提督(就職難の理由は明らかだ、戦争が終わりそのための物資やら輸送やらが不要になり、多くの業者が業務の縮小や中には潰れた所もあるらしい)
元提督(加えて求職者の増加、まぁ要は軍を辞めた提督や、普通の女の子になった艦娘達が仕事を探している訳だ)
元提督(世界中に大量に現れる深海棲艦達を相手にするには、軍だけでは足りない、そこで軍は単純な対処をした……まぁ要は一般人からの提督への採用だな)ガサゴソ
元提督(かく言う俺もその1人、書類上は志願兵や義勇兵になるらしいが、まぁそれはいい。
そして戦争が終わった今そんなに提督や艦娘が必要な訳はないし、それを抱え込む程の余裕も軍にはない)ガサゴソ
元提督(結果として、正規の軍学校を出ていない、俺達みたいな元一般人から順に解任されていった)ガサゴソ
元提督(仕事は減り、人は増える、そりゃ就職難にもなるさなぁ)ガサゴソ
元提督「あーマジでねえな……ん?コレって」ヒョイ
元提督「……ケッコンカッコカリの指輪……こんな所に……」
元提督(俺はコレを誰にも渡さなかった、いや渡せなかったが正しいか?踏み込む事が出来なかった……何せカッコカリとは言えケッコンしようってんだからな)
元提督(一応ウチの艦娘は全員練度は高かった、ウチは良く言えば少数精鋭、悪く言えば人手不足な鎮守府だった)
元提督(何故か何度建造しても同じ艦娘の艤装しか出来ないし、噂のドロップとやらも何故か一度もなかった、俺の運が悪すぎたのかね?)
元提督(十二人をローテーションで出撃組と遠征組に分けてひたすらに頑張ってもらった……本当によく成り立っていたよ)
元提督「……あれから一年か……皆元気かな?」
元提督(コレを渡さなかった理由……俺は皆に好かれてなかった……いや正確には好意は向けてくれたが、それは単なる仲間意識や上司に対しての敬意とかそんなのだろう)
元提督(多少のスキンシップなんかはあったが、恋愛感情では恐らくない……他の提督達から聞いてたのと比べて大人し過ぎたし、好きだと言われた事もない)
元提督(正直に言えば俺自身はそういう感情を持ってはいたが、相手にそのつもりがないならと心にしまっていた……だからコレも渡さなかった)
元提督「いや逃げていたのか、断られるのが怖くて、アソコの雰囲気を壊すのが嫌で、自分が惨めになるのが耐えられなくて、あの祝勝会からも……」
元提督「あー俺何やってんだよ、未練タラタラじゃねーか……俺は無職の一般人、皆もただの一般人……接点なんかない……もう会う事も無いんだよ」
元提督「……コレどうしよう?まさか横領とかにはならないよな?もしそうならとっくに言われてるよな……うん大丈夫……とりあえず履歴書買いに行くか」スタスタガチャパタン
元提督(提督やってた頃の貯えはそれなりにあるが、使う所がほとんどなかったしな……でも仕事をしない訳にはいかないしなぁ)スタスタ
元提督(はぁ……って指輪持って来ちまった……まぁいいか……とりあえず履歴書買って後は)
???「あの、ちょっといいですか?」
元提督(ん?今なんか聞き覚えのある声が?)チラッ
???「人を捜しているんです」
おばちゃん「あら人捜し?どんな人かしら?」
元提督(……あっれー?何か見覚えのある後ろ姿なんですけど?いや待てあれくらいの長髪で髪の青い女の子なんて……いるよな?)
???「この人なんですけど、知りませんか?」スッ
おばちゃん「え?えっと」チラッ
元提督(何かメッチャこっち見てますけどあのおばちゃん!)
???「もしかして知ってるんですか?」
おばちゃん「知ってると言うか……えーと」チラッ
元提督(……)オレ?
おばちゃん「アナタの後ろにいるわよ?」コク
???「へ?後ろ?」クルッ
元提督「……マジか」
???「てっ提督!やっと見つけた!」
元提督「何でお前がこんな所にいるんだ?」ハァ
???「そんなの提督を捜してたからに決まってるじゃないですか!」
元提督「俺を?何でだ?五月雨」
五月雨「大事な用があるからです!」
元提督(大事な用?)
元提督(俺に用?)
元提督「あれか?何かやらなきゃならない事が残ってたとか?」
五月雨「ある意味そうですけど、違います」
元提督「じゃああれか?一年ぶりに皆で集まろうとか?」
五月雨「それもある意味合ってますけど、違います」
元提督「あーじゃああれだ、艦娘の誰かが結婚するから元上司としてスピーチを」
五月雨「そんな訳ないじゃないですか!」
元提督「何でそこで怒るの!?いやマジで理由分からないんだけど」
五月雨「もう……一年前……御自分が何をしたかわかりますか?」
元提督「一年前つったらあれか?俺たちの居た鎮守府が解体されて」
五月雨「その時です」
元提督「何って、普通に実家に帰るって書き置きしてから」
五月雨「そんなのありませんでしたよ!」
元提督「え?だってあれこないだ箱の中から……あーうんごめん、荷物纏めてた中に入れてたわそういや」
五月雨「提督って私よりもドジっこですよね?たまに」
元提督「うっせ、でまぁ結果的に何も言わずに出てったのは悪かったよ」
五月雨「本当ですよ!祝勝会にいつまで経っても来ないから、皆で鎮守府中を探し回ったんですよ?」
元提督「あー何かすまんかった、でもまぁ俺が出なくてもいいかなって思ってさ」
五月雨「何でですか!むしろ提督がメインだったんですよ!」
元提督「そっか悪かったな」
五月雨「はぁ……まぁいいです、今更どうにもできませんし……とりあえず一時間後位にここに来て下さい」スッ
元提督「一時間後に?」
五月雨「そうです、私はちょっと皆に連絡しますから」
元提督「皆?」
五月雨「はい、皆ですよ」
元提督「……そっか」
五月雨「……今度は逃げずに、ちゃんと私達と向き合って下さいね?」
元提督「……行かなきゃダメ?」
五月雨「来なかったら提督の実家に乗り込みます」
元提督「オーケイ必ず行くよ」
五月雨「それでは失礼しますね提督」スタスタ
元提督「……皆……か、会いたいけど会いたくないな……」
元提督(ここから十分くらいか……少し前に着いとくとして、三十分くらいは時間潰さないとな……コンビニで履歴書買って立ち読みでもするか)スタスタ
元提督(しかし皆か……どうしようかな?また疎外感とかを感じるのかな?それは嫌だな……)スタスタ
元提督(ウチの鎮守府は皆仲がよかった、喧嘩なんかもほとんどなく和気あいあいとした所だった)スタスタ
元提督(でもそれはあくまで艦娘達の話だ、俺に対してはどこか線を引いてると言うか、何か遠慮やら何やらが見えるんだよな)スタスタ
元提督(そんな俺が入っていいのか?と思って祝勝会に誘われたのに、俺は先に行っててくれと言ってから、こっそりと荷物を纏めて鎮守府を出た、まぁそれがむしろダメだったみたいだが)スタスタ
元提督「……でもまぁ……懐かしいし、皆に会いたかったのは事実だしな」スタスタ
元提督(……コイツを渡せたら……なんてな、本当未練がましいな俺)スタスタ
元提督「ここか……時間まで後十分か……もう入るべきか、それとも時間まで待つか?」
???「あら?提督?」
元提督「ん?って五十鈴か?」
五十鈴「提督!久しぶり」ダキッ
元提督「うおっちょっ落ち着け五十鈴」
五十鈴「会いたかったんだからね!あんないきなりいなくなるなんて!」
元提督「悪かったって、とりあえず離れてくれ」
五十鈴「えー?何でよ?」
元提督「いいから」
五十鈴「むぅ、まぁいいわ」
元提督「しかし久しぶりだな」
五十鈴「一年も音沙汰がなかったものね?」
元提督「悪かったって」
五十鈴「それで?どうして外にいるのかしら?」
元提督「いやまだ時間じゃないからさ、入っていいのかなって」
五十鈴「大丈夫じゃないかしら?多分五十鈴が最後に帰ってきたはずだし」
元提督「じゃあ入っても大丈夫か?」
五十鈴「ええ」
元提督「そっか……じゃあ、お邪魔しまーす」
??「提督ー!」ドスッ
元提督「ぐおっこらっ鈴谷!いきなり飛びつくな!危ないだろ!」
鈴谷「えーいーじゃん別にー」ギュッ
元提督「ええい抱きつくな!」
鈴谷「ブーブー」
元提督「おいおまえ等も何とか言ってやってくれ」
??「そうですよ鈴谷さん!そのくらいにして青葉と代わってください!」
元提督「青葉さーん!?そうじゃないだろ!」
??「そうよ、提督さんが困ってるじゃない」
元提督「おお瑞鶴、お前はちゃんと」
瑞鶴「先に提督さんに許可を取りなさいよ、あっ提督さん青葉の次は私ね」
元提督「おーい!違うからな!とりあえず鈴谷を離してくれ!」
??「全く……おい鈴谷、早く司令官から離れろ!」
鈴谷「えー」
??「鈴谷?」
鈴谷「うっ分かりましたよー」スッ
元提督「すまんな長月、助かったよ」
長月「大した事じゃないさ……だが皆それだけ司令官に会いたかったんだ、それはよく理解してやってくれ」
元提督「う……スマン……」
長月「ふっ謝る必要はないさ、ちゃんと私達に向き合ってくれればな」
元提督「あぁ……向き合う?」
ちょっと用事が出来たんで一旦ここまで。
とりあえず安価の六人と今出て来た六人となります、人選の理由についてはまぁ言うまでもないかと。
ではまた。
こうか?
このSSまとめへのコメント
これは期待できる
続き期待しています!
もう、来ないのかな?まだ見たいのになー