※残念ながら瑞鶴は本土にいるので出ません
※大鯨も潜水艦がしおいちゃんが腹壊したので本土で看病しており出ません。あしからず。
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5月30日 ショートランド島
瑞鳳「そろそろ祥鳳の誕生日、っていうか進水日ね」
祥鳳「あっ、そ、そうね…」
瑞鳳「去年は一緒にできなかったけど、今年は私もお祝いするからね!」
祥鳳「うん。ありがとう瑞鳳…。楽しみにしてるね…」ニコ
ナデナデ
瑞鳳「えへへ…」
漣「さ、漣もがんばりますから!」
祥鳳「漣ちゃん…。ありがとう…」キュン
ナデナデ
漣「にひひ…」
瑞鳳「…」ムッ
漣「ふふん、お姉様への愛は瑞鳳さんより漣の方が上ですかねー♪(* ̄m ̄)プッ」
瑞鳳「な…! わ、私のほうが祥鳳のこと大好きだもん!」プンスカ
漣「いーえ! 漣の愛の方が上ですー! 初期艦として、僚艦として、祥鳳お姉様を支えてきたんですー(*`3´)ノ」
瑞鳳「私だもん! 私は祥鳳の「実の」妹だもん!」
漣「ふっふーん! 遠くの親戚より近くの隣人ですー! 漣は祥鳳さんとなかよくお風呂も入りましたしー!ヾ(@⌒ー⌒@)ノ」
瑞鳳「なによ、私だって今は近くにいるし! それにお風呂くらい私だって一緒に入るもん! 私だって毎回2-5祥鳳と一緒に行ってるもん!」
漣「( ゚Д゚)ハァ? 漣だってイベ海域毎回お姉様とご一緒してますしー♪(-ε-)」
瑞鳳「わ、私のほうが祥鳳のこと大好きだもん!」
漣「漣の方が愛してますー!(*`3´)ノ」
祥鳳「ふ、ふたりとも…」(//∇//)
瑞鳳「私の方が大好きだもん!」
漣「漣です!」
瑞鳳「私!」
漣「漣!」
瑞鳳「私!」
漣「漣!」
瑞鳳「私!」
漣「漣!」
瑞鳳「私!」
漣「漣!」
二人「ギャーギャー」
祥鳳「あ、あの…。あのぉ…」;(∩///∩);:
提督「…ほっとこうか」
祥鳳「…はい」
提督「…ちょっと散歩でも行こうか」
祥鳳「…はい!」ニッコリ
瑞鳳・漣「ギャーギャー」
10分後
瑞鳳「」ゼーゼー
漣「」ゼーゼー
瑞鳳「あ、アレ? 祥鳳は?」ハッ
漣「い、いねぇ…Σ(゚д゚lll)」
瑞鳳「まさか提督が…!」
漣「…おのれ提督ぅぅ!!(#^ω^)ピキピキ」
瑞鳳「…まぁいいわ。それより、祥鳳の誕生日パーティやるから、ちゃんと漣ちゃんも手伝ってよね!」
漣「言われるまでもないです(`・ω・´)」
鎮守府外、敷地
この日もショートランドは雨だった。
祥鳳「雨ですね…」
提督「まぁ熱帯地方だからな、しかたないね」
祥鳳「…」
提督「…」
祥鳳「…雨、早く止まないかな」
提督「…あぁ」
祥鳳「…」
提督「…」
提督「誕生日プレゼント、何欲しい?」
祥鳳「え?」
提督「あ…、いやそろそろ進水日だし…」
祥鳳「そういえば…」
提督「なにか欲しいものはあるか?」
祥鳳「え、特には…。ないですよ…」
提督「ないの? アクセとか服とか艦載機とか卵焼きとか酒とか小料理店とか…」
祥鳳「う~ん、特には…」
提督「欲のないこった」
祥鳳「私は…。提督や瑞鳳ちゃんや漣ちゃんとなかよく暮らせるだけでも、じゅうぶん幸せですから…」ニコ
提督「…な、な…!」(///)
提督(やだ俺の嫁ってば天使すぎる…)(/ω\*)
提督「と、と言っても何もないというのもちょっとな…」
祥鳳「…だったら、こういうのはどうです?」ヒソヒソ
提督「…えっ?」
5月31日
駆逐艦部屋
瑞鳳「というわけで、みんなにも祥鳳の誕生祝い手伝ってもらえない、かな…?」
漣「あ、みんな。飾り付け今年もてつだ…」
曙「ごめん。無理」
漣「何故にWhy!?Σ(゚д゚;)」
曙「翔鶴姉…じゃなかった翔鶴さんのプレゼント用意しなきゃいけないもん」
潮「わ、私も曙ちゃんを手伝おうかなーと…」
朧「う、うーん朧も手伝いたいけど、五航戦のよしみが…」
漣「ちょ…、曙ちゃん達は去年手伝ってくれたじゃーん! みんなのあの優しさはなんだったのー!? 漣は悲しいですぞー(´・ω・`)」
曙「だ、だって! 翔鶴ねぇ…じゃなかった、翔鶴さんの誕生日も同じ日じゃん!」
潮「お、終わったら漣ちゃんのほうも手伝うから…」
野分「あ、あの…。一つ宜しいでしょうか?」
漣「なんじゃらほい?」
舞風「祥鳳さんと翔鶴さんの誕生会さー、合同でやればいーじゃん♪」
一同「(´°ω°)」
漣「その発想はなかった(°д° )」
曙「舞風、あんた頭いいわね…」
嵐「…いや、むしろなんでその発想がねぇんだよ…?」
野分「確かに、分けてやる必要性ないですもんね」
漣「それにしてもー、曙ちゃん…」
曙「な、なによ?」
潮「さっき翔鶴さんのこと、"翔鶴姉"って、呼んでましたね…」ニッコリ
朧「ねー」ニヤニヤ
曙「よっ、呼んでないわよ!」(///A///)
舞風「え? 呼んでたよね?」ニッコリ
野分「呼んでました」
嵐「呼んでたな」
漣「あー、曙ちゃんってば、ホントにかわいーですねー(・∀・)」ナデナデ
曙「やっ、やめなさいよっ! さっさと準備始めるわよ!」(///)
潮(かわいい)
朧(かわいい)
嵐(かわいい)
舞風(曙ちゃんかっわい~♪)
野分(舞風の方がかわいい)
嵐「んじゃ、オレは長門姐さん呼んでくるわ」タッタッ
漣「あー、そうそう。曙ちゃんも、てるてる坊主作ります?」
曙「はぁ? いいよそんなの…」
漣「ほら、かわいいっしょ? これ、ご主人様と漣だお(^ω^)」チラチラ
曙「それ、誕生日プレゼントにしろっての…?」
漣「だって祥鳳お姉様も翔鶴さんも雨ニガテじゃーん、作ってあげたら喜ぶよ」
曙「そ、そうかな…」
朧「いいじゃない。せっかくだし」
曙「…ま、まぁ、別に付き合ってあげてもいいけど…」
漣「ほれ、ほいさっさー!」
曙「あ、あんた手先器用ね…。もう三つも…」
漣「あ、これは七駆のみんな。ちゃんと潮ちゃんのはおっぱいおっきくしてあるっしょ?」
潮「や、やめてよおおおお!!」アセアセ
そして6月1日…
執務室
[提督と秘書官、秘密の共同作業中。終了まで立ち入り禁止]
祥鳳「提督ーっ♥♥」ギューッ
提督「うぉっ!?」
祥鳳「えへへ♪ 提督、だーいすきっ♥」スリスリ
提督「あ、あの、あの…」(///)
祥鳳「誕生日だから、何でも言うこと聞いてくれるって言ったじゃないですか?」
提督「あ、あぁ…」
祥鳳「今日は、一日いっぱい甘えさせてください♪」
提督「お、おう…」(///)
提督「ところで…祥鳳…。あの…、さっきから、胸が腕に当たって…」ドキドキ
祥鳳「今日は、このままこうやって、ずっーとくっつかせてください…!」
提督「あ、あぁ…」(・ω・`)
祥鳳「提督…」
提督「なに?」
祥鳳「嬉しかったですよ。昨年末…。私を…、ケッコン相手に選んでくれて…」ポッ
提督「ま、まぁ祥鳳は頑張り屋だし綺麗だしかわいいし、料理上手だし…」
祥鳳「えへへ…」
提督(かわいい…)
祥鳳「提督…。私、今すっごく幸せです…」
提督「…そう?」
祥鳳「瑞鳳にも逢えて、漣ちゃんとも仲良くなれて…。提督とも…」
提督「まぁ、大鯨はまだ呼べてないけどな。すまん…」
祥鳳「い、いえ。そのうち一緒に暮らせる日が来ますから…」
提督「がんばるよ…」
祥鳳「提督…」
提督「なんだよ…」
祥鳳「これからもずっと、おそばにいますね…!」ニッコリ
提督「よ、よせよ恥ずかしい…」(´∩ω∩`)
祥鳳「ふふ。提督、かわいい…」ギューッ
提督「あ、あの…。あの…」(////)
一方、翔鶴の部屋
プルルル…
翔鶴「あ、瑞鶴? うん、こっちは元気よ。ありがとう。瑞鶴は大丈夫? 日本はそろそろ梅雨かしら?」
翔鶴「え? 誕生日おめでとう? そうね、私は今日だったわね…」
翔鶴「ありがとう、来年は一緒に、ね…」
ピッ!
翔鶴「…瑞鶴」
ハァ・・・
そして6月1日、夜…
那珂「というわけで、本日は祥鳳さんと翔鶴さんの進水日記念に、合同誕生会をはじめちゃいますー! キャハ☆彡」
一同「おめでとー!!」パチパチ
祥鳳「翔鶴さん、お誕生日おめでとうございます!」
翔鶴「ありがとう! 祥鳳さんも、おめでとうございます…!」
那珂「はいはーい! ここで、駆逐艦のみんなから、ふたりにプレゼントだよー!!」
潮「ほら、曙ちゃん…」
曙「う、うう…」モジモジ
翔鶴「曙ちゃん?」
曙「は、はい。これ…。あたしと潮と朧からのプレゼント…」///
つ イチゴケーキ
つ 曙ちゃんお手製てるてる坊主
翔鶴「このてるてる坊主って、私と、瑞鶴と、曙ちゃん…?」
曙「き、気に入らないなら、べ、別に捨てたって…。漣と違って、うまくできなかったし…」モジモジ
朧「はいはい、ヒネたこと言わない言わない。そういう人じゃないの、わかってるでしょ?」ポンポン
曙「…ま、まぁそうだけど…」
翔鶴「曙ちゃん…!」
曙「は、はひっ!」ドキッ
ギューッ
曙「え、えぇぇぇぇっ!?」(///A///)
翔鶴「嬉しい…! 本当に嬉しい…!」ギューッ
曙「ちょ、翔鶴姉くるし…」キューッ
朧「あぁっ、そんなことしてるうちにケーキが曙の手元から離れて!」
雪風「ケーキは沈ませません!」パシッ
漣「おー! ナイスキャッチ(゚∀゚)キタコレ!!」
翔鶴「曙ちゃん、みんな、ありがとう…! 今までで一番嬉しい誕生日プレゼントだわ!」
曙「…そ、そうですか。気に入ってくれたなら…。いいんです…けど…」(///A///)
潮(曙ちゃんかわいい)
瑞鳳「し、祥鳳…!」
祥鳳「瑞鳳? もしかしてなにか用意してくれたの?」
瑞鳳「こ、これ、受け取って…!」
漣「漣と瑞鳳さんからの、プレゼントです!」(`・ω・´)
つチョコケーキ
つ漣特製てるてる坊主
祥鳳「えっと、これ…。ケーキに"祥鳳お姉ちゃん大好き♥"って…」///
瑞鳳「うん… ふたりでがんばって作ったんだ…。ちょっと卵多めかもしれないけど…」
漣「でも味は保証しますぜ(`・ω・´)!」
瑞鳳「し、祥鳳。私達が作ったケーキ…。た、食べりゅ?」
祥鳳「瑞鳳…! 漣ちゃん…!」ウル
瑞鳳「えっ、し、祥鳳なんで泣いて…」
祥鳳「だって、嬉しくて…。瑞鳳と漣ちゃんがこんなにがんばってくれて…」ポロポロ
瑞鳳「祥鳳…」
祥鳳「ありがとう、二人とも…! 私、嬉しい!」ギュッ
瑞鳳「えへへ…。しょ、祥鳳…!」ポッ
漣「お姉様…、また一緒にお誕生日を祝えて、漣も嬉しいです…(ノ´∀`*)」
祥鳳「ふたりとも、本当にありがとう!」ギューッ
瑞鳳「し、祥鳳…。ちょっと…! 恥ずかしいから…!」///
隼鷹「よーしっ! 今日は二人の浸水日を記念して呑むぞー!」ヒャッハー
飛鷹「あんたねぇ…」
このあと、めちゃくちゃ誕生日祝った。
おまけ
6月2日、ショートランド鎮守府の朝
瑞鳳「ふぁ…。昨日は疲れたね」
漣「ふわぁ、漣はチョー眠いです…」(´O`)
瑞鳳「おはよー祥鳳、提督ー。ってアレ?」
漣「おやま、誰もいないですねー。おやおや( 'ω')?」
瑞鳳「あ、手紙だ…!」
しばらく祥鳳と夫婦水入らずの旅に出ます。さがさないでね☆彡
By提督
瑞鳳と漣ちゃんへ
誕生日ケーキありがとう♪ とってもおいしかったよ!
これからも仲良くしてね♥
祥鳳お姉ちゃんより
瑞鳳・漣「な、なんだってー!?」
おしまい?
以上、誕生日SSでした。
なお、ここから6月6日の漣誕生日編につづく模様
おつ
>>18
×浸水日
○進水日
でした
なんて不吉な誤字なんだ…
本当にすみません
乙
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