池袋晶葉「助手と喧嘩をした」 (36)

過去作
モバP「俺は池袋晶葉担当プロデューサー」
モバP「俺は池袋晶葉担当プロデューサー」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1463971638/)

※このssは、晶葉Pの晶葉Pによる、晶葉のためのssです

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1464187689

晶葉(きっかけは、ほんの些細な事だったのかもしれない)

晶葉(しかし、この時の私にとって、それは些細な事なんかではなかったのは確かだ)

晶葉(いつも通りに朝を迎えて、いつも通りに助手と話をして、いつも通りにロボの開発をして…)

晶葉(でも、この日だけは、いつも通りにはいかなかった…)

【ラボ】

モバP「晶葉、コーヒーいれてきた。ここ置いとくぞ」(コト

晶葉「あぁ、すまない。ありがとう」(カチャカチャ

モバP「…なぁ晶葉、ここ最近ずっとラボに泊まり込んで、なに作ってるんだ?」

晶葉「あー、最近ちひろや他のP達は皆出ずっぱりだろ? 事務所の掃除も満足に行き届いていないと思ってな」(カチャカチャ

晶葉「だから、全自動で床掃除をしてくれるお掃除ロボを開発しているんだ」

モバP「それってル◯バでいいんじゃないか…」

晶葉「ルン◯なんか買ったっきり倉庫の肥やしになってるだけじゃないか…」

晶葉「それに、私のお掃除ロボはルン◯なんか目じゃないぞ!」

晶葉「なんとこのお掃除ロボ、喋るんだ! 録音したボイスをプログラムに組み込んだ、コミュニケーションのとれるお掃除ロボだ! すごいだろ!」

モバP「お、おう…それはすごいな…」

晶葉「しかし、構想は出来てるんだが、どうにも上手くいかないんだ…」

晶葉「自分の納得できる物に仕上げるために、ラボに泊まり込んで研究と実験を繰り返しているんだ」

モバP「はぁ、あのな晶葉? 研究熱心なのは良い事だが、それで生活に支障が出てたら元も子もないだろ」

モバP「せっかく生活を豊かにできるロボを作ってるのに、自分の身体を壊したりしたらバカみたいだろ?」

晶葉「だ、大丈夫さ! 健康にはいつも気を使っている!」

晶葉「それに、両親にもちゃんと理解してもらっている、ラボに泊まり込む許可もちゃんともらった」

晶葉「私だってもう子供じゃないんだ、自分の事は自由にさせてくれ」

モバP「晶葉、お前はまだ子供だ。それに1人のアイドルなんだぞ? 体調を崩してからじゃ遅いんだ」

モバP「ロボだけじゃなく、アイドルとしての自覚も持ってくれ」

晶葉「な!? そんなことわかってる! だが私にとってはロボの開発も大事なことなんだ!」

モバP「晶葉、俺はお前のプロデューサーとして、お前を預かっている立場として言っているんだ」

モバP「それに、ロボなんかいつだって作れ…」

晶葉「!」(ガタ

晶葉「今、なんて言った…ロボ〝なんか〟だと…」

モバP「え、いや、そういう意味じゃ…」

晶葉「うるさい! 私にとって、ロボは全てだ! ロボは私の生きがいなんだ! 君には理解できないだろう!」

モバP「そ、それは理解してる! ロボの研究がどんなに難しいか…」

晶葉「違う!」

晶葉「なにが担当プロデューサーだ! なにが理解してるだ!」

晶葉「君は〝私〟のことなんて、全然理解していないじゃないか!!」

モバP「!」

晶葉「出て行け! 君はもう助手なんかじゃない! 2度とこのラボに足を踏み入れるな!」

モバP「晶葉! 聞いてくれ! 俺はそんなつもりじゃ…」

晶葉「出て行けぇ!!」

ドン! (ガチャ

モバP「いってぇ、そんな思いっきりつき飛ばさなくても…」

モバP「晶葉ー、晶葉ー!」

モバP「あぁー、まずったかも…」

晶葉「うぅ…グス」(ポロポロ

晶葉(あぁ、私はバカだ。助手の言ってることの方が遥かに正しい…)

晶葉(私の言ってることなんて、ただの子供のワガママだ…そんなことわかってる)

晶葉(でも、私にはロボしかないんだ。私の今までの人生は、誰にも否定させない)

晶葉「ヒク、うぁ、ぁぁぁ」(ポロポロ

晶葉(私は、正しいことを言ったつもりなのに…)

晶葉(なんで、こんなに涙がでるんだろう…)

晶葉(なんで、こんなに胸が苦しいのだろう…)

晶葉(なんで…)

晶葉「助手、助手ぅ…」

【事務所】

ガチャ

ちひろ「ただいま戻りましたー」

ちひろ「ふぅ、なんで事務員の私が外回りに行って来ないといけないのか…ん?」

モバP「…」(カタカタカタ

ちひろ(う、嘘…あの年中サボり魔でクソプロデューサーのモバPさんが、仕事を…!)

ちひろ(これは、もしかしたら明日はテポ◯ンの雨でも降るんじゃないかしら…)

モバP「うーむ」(カタカタカタ

ちひろ(こんな真剣な顔で、いったいどんな仕事を…)ちら


Google『男女 仲直り どうすればいい』


ちひろ(^_^)ビキィ

モバP「ちひろさん、一つ尋ねてもよろしいですか?」

ちひろ「それは仕事をサボってまでしなければいけないことなのでしょうか?」(ピキピキ

モバP「ちひろさん、俺は今まで、晶葉のことを第一に考え、晶葉のためになることをしてきたつもりでした」

ちひろ(ムシしやがったこいつ!)

モバP「しかし、それでも俺は、晶葉のことを全て理解できていなかった。いや、理解しようとしてこなかった…」

モバP「少しくらいいいだろうって。全部理解するなんて、ムリだろうって」

ちひろ「……」

モバP「でも、それではダメだったのでしょうか? 俺は、彼女のプロデューサーとして、彼女をどう理解してあげればよかったのでしょうか?」

モバP「ちひろさん。ちひろさんは、わかりますか?」

ちひろ「……」

ちひろ「…はぁ」

ちひろ「なんとなく、なにがあったのかは想像が付きますけど…」

ちひろ「そんなことをきいてくるうちは、まだまだプロデューサーとして未熟ですよ」

モバP「!」

ちひろ「私はですね、モバPさん。一切の妥協を許せないんですよ」

ちひろ「それは仕事だけじゃない、お金だけじゃない…」

ちひろ「人間関係だって同じです」

ちひろ「世の中には、理解しすぎたらダメとか、少しくらい解らないことがあった方が良いとか、そんなことを言う人がいますが」

ちひろ「私はそうは思いません」

モバP「……」

ちひろ「本当に大切な人なら、本当に大切にしたい人なら」

ちひろ「解らないことがあったらダメなんですよ?モバPさん」

モバP「…」

モバP「そう、ですよね」

モバP「自分が間違っていました」

モバP「彼女のことが大切なら、彼女の全てを理解しなきゃ、ダメだったんですね…」

モバP「なら、こんなことしてる場合じゃない!」(ガタ

モバP「すみませんちひろさん!俺ちょっと出かけてきます!」

モバP「夜までには戻ってきますから!」(ガチャ

バタン!


ちひろ「はぁ〜。ほんとあの人は…」

ちひろ(でもまぁ、今回くらいは、許してあげましょうか…)

ちひろ(全く、いったい何を調べたんだか)カチ

『彼女と仲直りしたい! そんな時には不◯家のケーキを』

ちひろ(食べ物で解決しようとしてたんですか、モバPさん…)

【数分後】

ちひろ(やっぱゆるさねぇあのクソ野郎! 明日までの大事な書類に一切手ぇ付けないで行きやがった!)カタカタカタカタカタ

ちひろ(あぁぁぁぁ!!なんで私があんな奴の尻拭いしなくちゃいけないんですか!)カタカタカタカタカタ

ガチャ

一ノ瀬志希「やあやあちひろさん、こんにちは〜」

ちひろ「あら?志希ちゃん。こんにちは」

ちひろ「どうしたの?今日はオフだったと思うけど」

志希「ん〜そうだったんだけどねぇ。実は結構いい香水が出来上がってさ」

志希「ぜひ皆にって思って持ってきたんだ」

ちひろ「なるほど、そういうこと」

志希「にゃはは〜、でも実はちひろさんに1番に試してもらいたくてさ〜」

ちひろ「あら?どうしてかしら」

志希「実はこの香水、アロマ成分を含んでてさ、リラックス効果も期待できるんだよね〜」

志希「ほら、ちひろさん、いつもお疲れで般若みたいな顔してるでしょ? だから、リラックスできるようにって」

ちひろ「そ、そうなの。ありがとう…」

ちひろ(そんな顔してたんだ、私…)


志希「ねぇちひろさん、他に誰かいない? 私の香水でトリップさせてあげたくて仕方ないの〜」

ちひろ「そうですねぇ、今事務所にいるのは…あ」

志希「ん〜? 誰かいるの?」

ちひろ「そ、そうですねぇ。今は晶葉ちゃんしか居ませんね」

志希「あー晶葉ちゃんか〜。どうせ今日もラボにこもりっきりなんだろうねぇ」

志希「ありがとうちひろさん。晶葉ちゃんにも渡してくる。じゃあね〜」

ちひろ「あ、ちょっと志希ちゃ…」

バタン

ちひろ「ん…」

ちひろ「だ、大丈夫かしら…モバPさんのあの様子だと、相当大ゲンカしたみたいだけど…」


【ラボ】

ガチャ

晶葉「!じょ…」(クル


志希「どうもー晶葉ちゃん。今大丈夫かな〜?」

晶葉「あ…し、志希か。大丈夫だよ」

晶葉「どうしたんだ?今日はオフだったと聞いていたが」

志希「いや〜そうだったんだけどねぇ。実はすごい香水が完成してさ」

志希「事務所の皆におすそ分けしたくてさ〜」

晶葉「そ、そうか…」

晶葉「ふふ、志希らしいな」

志希「はいこれ、かわいいでしょ〜」

晶葉「あ、あぁ。ありがとう」

志希「にゃはは〜。ところでさ晶葉ちゃん」




志希「なにか、嫌なことでもあった?」


晶葉「……」

晶葉「なぜ、そう思うんだ?」

志希「晶葉ちゃん、鏡見た?」

志希「今の晶葉ちゃん、アイドルがしちゃいけない顔してるよ?」

晶葉「!」

晶葉「……そうか、上手く誤魔化せてたと思ったんだが…」

志希「にゃはは、志希ちゃんは誤魔化せないよ〜」

志希「それで、何があったか、聞かせて欲しいな?」

志希「今の晶葉ちゃん、ほっとけないからさ」

晶葉「……」

………
……



志希「ふぅん。なるほどなるほど」

志希「それで、晶葉ちゃんはカレを助手解任して追い出してしまったと…」

晶葉「そうだ…」

晶葉「わかってるんだ、自分がいけないんだって。だけど、どうしても許せなかった」

晶葉「ロボは、私の人生なんだ。私の全てなんだ」

晶葉「それだけは、否定にされたくなかったんだ…」

晶葉(もちろん、わかってる。助手がそんなつもりで言ったわけじゃないことぐらい)

晶葉(頭では理解していても、自分の怒りをコントロールできなかった…)

晶葉「ははは、なにがもう子供じゃないだ」(ジワ

晶葉「こんなの、子供以外のないものでもないじゃないか」(ポロポロ

志希「……」

訂正

否定にされたく→否定されたく

ないものでも→なにものでも

志希「ん〜」

志希「ねぇ晶葉ちゃん…」

志希「今の晶葉ちゃんには、ホントにロボだけしかないのかな?」

晶葉「…?」(グス

志希「私は、そうは思わないなぁ」

志希「だって、今の晶葉ちゃんには、ロボ以外に大切な物が、いっぱいあるはずだよ」

志希「ファンの人たち、事務所の仲間、ちひろさん…」

志希「そして、モバPクン」

晶葉「!」

志希「確かに、最初のキッカケはロボだったかもしれない。だけど、そこから大切な物がいっぱいできたはずだよ?」

晶葉「う、うぅ…」(ボロボロ

志希「晶葉ちゃん、いつも言ってたよね?〝ロボとアイドルの両立〟って」

志希「でも、今の晶葉ちゃんは、昔の晶葉ちゃんを、否定してないかな?」

晶葉「志希、私は…私は!」(グス

志希「うん…」

晶葉「謝らないと、助手に…ごめんなさいって…私が悪かったって…」(ボロボロ

志希「うん。大丈夫だよ、晶葉ちゃんなら」(ギュ

晶葉「うぁ、あぁぁぁぁぁぁぁ」(ボロボロ




晶葉(私は、志希の腕の中で泣き続けた)

晶葉(多分、こんなに人前で泣いたのは、久しぶりかもしれない)

晶葉(それくらい、私は助手のことが…)

晶葉「……」(スー スー

志希「泣き疲れて寝ちゃったか…まだまだ子供なんだよね」

志希「なーんか柄にもないこと言っちゃったなぁ。にゃはは」

志希(でも、大丈夫だよね)

志希(だって、〝あの〟プロデューサーだからね)

………
……

晶葉「ん…!」(ガバ

晶葉「あ、寝てしまったのか、私…」

晶葉「もう、11時か…あ」

晶葉(毛布が…志希が掛けてくれたのか)

晶葉(ありがとう、志希…)

晶葉(はやく、謝らないとな…)ガチャ


【事務所】

晶葉「なにか、夕飯でも食べ

「おぉ晶葉、やっと起きたのか」

晶葉「!!」

モバP「良かったよ、このまま朝まで寝てたらどうしようかと思ってた」

晶葉「う…あ…じ、助手…」

モバP「はやく座りな。飯なら買ってきてあるからさ」

モバP「それと、ケーキも買ってきた。食後の後のスイーツってことで…」

晶葉「助手! わ、わたし、私は…!」

モバP「晶葉」

晶葉「!」

モバP「まずは、食べよう」

モバP「話は、それからでも、いいだろ?」(ニコ

晶葉「あ…」

晶葉「そう、だな…そうしよう…」

モバP「ん…コーヒーいれてくるよ。朝のは飲んでなかったみたいだからさ」

晶葉「あ、あぁ。ありがとう」

………
……


モバP「結構美味しいだろ?このケーキ。なんか店のオススメみたいだったから買ってきたんだ」

晶葉「あぁ、ホントに、美味しいよ」

モバP「ふふ…」

晶葉「な、なぁ助手、その…あの…」

晶葉(く、なにを戸惑っている。ひとことごめんなさいと謝らればいいだけではないか!)

晶葉(早く謝るんだ! 早く…)

モバP「なぁ、晶葉」

モバP「朝のこと、本当にすまなかった」

晶葉「!?」

晶葉「ち、ちが! あれは…」

モバP「あれは、俺が悪い」

モバP「担当プロデューサーだなんて偉そうなこと言っといて、その担当アイドルのことなんか、なにも解っていなかったんだからな」

晶葉「どうして…そんなこと…」

モバP「だから、もっともっと晶葉を理解できるようにと思って、考えたんだ」

モバP「やっぱり、同じ土俵に立てなかったら、相手を理解することなんてできないってさ」

モバP「だから…」(ガサゴソ

晶葉「?」

モバP「よっと」

ドサ!

晶葉「!」

モバP「理系のこと、ロボのこと、一から勉強し直そうと思って、参考書をいっぱい買ってきたんだ!」

モバP「そうしたら、きっと晶葉の気持ちも一歩ずつ理解できるかもしれない!」

モバP「だからさ…」

モバP「だから、もう少しだけ、助手を続けさせてくれないか?」

晶葉「う、うあ」(ジワ

晶葉(もう、だめだ。また、泣いてしまう…)

晶葉(さっき、あんなに泣いたのに。一日分の涙くらいは流していたと思ったのに)

晶葉「助手…助手ぅ!」(ダキッ

モバP「おっとと」(ギュ

晶葉「ごめんなさい、ごめんなさい!」(ボロボロ

晶葉「私が悪かったんだ!ワガママ言って、助手の君にあたって!」

晶葉「辞めないでくれ! ずっと、ずっと側にいてくれ!」

晶葉「うぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

モバP「あぁ、側にいるさ。まだ、約束は破ってなんかないからな」



晶葉(きっと、私は今日で一生分の涙を流したかもしれない)

晶葉(もう、こんなに泣くこともないだろう)


晶葉(この日、助手と喧嘩をして)

晶葉(そして)

晶葉(もっと、好きになった…)

………
……

【翌日・ラボ】

ガチャ

志希「おはよー晶葉ちゃん!今日の気分はどうだい!」

晶葉「あぁ、おはよう志希。君のくれた香水のおかげかな? 今日はとても気分が良い」

志希「にゃはは!それはよかったよ!」

志希(や〜っぱり、なんも心配要らなかったかな)

志希「あれ?昨日言ってたお掃除ロボは?」

晶葉「あぁ、あれか? あれは中止することにした。床掃除などルン◯に任せておけば良い」

晶葉「そのかわりに、助手のためにマッサージロボを作ろうと思うんだ!」

晶葉「ふふ、今から腕がなるよ!」

志希「そ、そっか。がんばってね〜」

志希(それにしてもこのアイドル、デレデレである…)

晶葉「あ、それと。志希は今日レッスンだったな?」

志希「ん?そうだね〜」

晶葉「だから、一緒に行こうと思って、自主練したくてさ」

晶葉「私は、アイドルだからな」

晶葉「それと、そのあと昨日のお礼がしたいんだ。いろいろ迷惑をかけたからな」

晶葉「だめかな?」

志希「……」

志希「んもー!ダメなわけないよね〜。行こう行こう!」(ギュ

志希「今日はたくさんごちそうしてもらおうかなぁ〜」

晶葉「は、離せ!こら匂いを嗅ぐなバカ!」

にゃはは〜

こらー!

【事務所】

モバP「くそぅ! 全然わからん!」

モバP「晶葉はこんなわけのわからないものを研究していたのか…」

モバP「ロボの原理とか、さっぱりわからん!」

モバP(だが! ここで諦めるわけにはいかない! 晶葉のことを真に理解するには、通らなければいけない道!)

モバP(弱音を吐いてる場合じゃねぇ! かっとビングだ! 俺ぇぇ!)


ガシィ!


ちひろ「また仕事をサボってなーにをしてるかと思えば…ロボのお勉強ですか。随分研究熱心ですねぇ…」(ニコニコ

モバP「あ、あれぇちひろさん。昨日ぶりですね、どうしたんですかぁ」(ガクガク

ちひろ「えぇ、それはもう大変だったんですよぉ?誰かさんがやらなかった書類を、家に持ち帰って徹夜で書き上げたんですからー」(ニコニコ

モバP「い、いやーさすがちひろさん!天使!女神!」(ガクガク

ちひろ「あぁ?」

モバP「ひぃーごめんなさいごめんなさい!」

モバP「ち、ちひろさん。いえ、ちひろ様。どうか慈悲を! もう絶対に仕事はサボりませんから!」

ちひろ「そんなんじゃダメですよぉモバPさん。もっと誠意をみせてくれないと…」(ニコニコ

モバP「と、いいますと…?」

ちひろ「そういえば、今スタドリの在庫が余ってて困ってたんですよぉモバPさん」(ニコニコ

モバP「……」(ダラダラ

ちひろ「ねぇ、モバPさん…」(ニコニコ

ちひろ「今、いくら持ってますか?」


おわり


私、最近思うんです。

働く→収入を貰う→そのお金でスタドリを買う→そのスタドリでまた仕事を頑張る

このサイクルはわかります。

しかし、果たしてそのスタドリのお金は、全てちひろの懐にはいっているのだろうか?

もしかしたら

働く→収入を得る→そのお金でスタドリを買う→そのスタドリを売って得たお金を、アイドルの衣装代や事務所の設備代、そして晶葉の研究費用とかに当てる

こうかもしれない

あれ?ちひろって天使なんじゃない(白目)

おつおつ
晶葉SSは貴様のせいか

アイドルの衣装代や事務所の設備代、そして晶葉の研究費用とかに当てる

これもモバPの給料から引かれてるよ?

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