姉「あのっ…あのね！男の部屋が汚かったから掃除してあげようと思っただけで」

姉「べ、別に変な事は何もしてないよ？…服はさ、ちょっと暑かったから少し脱いでただけだし」

男「……ティッシュ」

姉「へっ、ティッシュ？な、何の事かな～？」

男「右手に握りしめてるティッシュ」

姉「うっ……こ、これは掃除してたらごみ箱が倒れちゃったから拾っただけで－－」

男「しかも口にくわえ……いや、やっぱ何でもない……」

姉「………お姉ちゃんが何してたか…見てた？」

男「………」

姉「あ、あははは」

男「とりあえず服ちゃんと着て」

姉「あ、ごめ…」

男「俺は何も見てないよ。じゃ、俺は今から勉強するから」

姉「うん…。あの…男……」

男「風呂空いたから入ってきなよ。掃除してくれてどうも。はいはい、じゃあね」ﾊﾞﾀﾝ