凛「かよちんを1位にさせるにゃ!」 (11)

ラブライブ第6回総選挙が始まるという設定で書いています
まきりんぱな
不馴れですがよろしくお願いします

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花陽「ぴゃあ!?いきなりどうしたの凛ちゃん!」

真姫「いつになく唐突ね」

凛「今μ'sで総選挙やってるでしょ、凛はセンターのかよちんが見たいの!だからかよちんを1位にさせるため、プロデュースするにゃ!」

花陽「り、凛ちゃん…!」

凛「真姫ちゃんはどう思う?」

真姫「そうね…私も凛も1度センターを経験してるし、1年生全員やっておいた方が来年のことを考えたらいいかもしれないわね」

凛「さすが真姫ちゃんはわかってるにゃ!」

真姫「それに私も見たいわ、花陽がセンターで踊ってるところ」

花陽「ま、真姫ちゃん…!」ウルウル

真姫「凛、私も花陽のプロデュース、手伝わせてもらうわ」

凛「真姫ちゃんも手伝ってくれるの!?かしこいかわいいマキーチカちゃんがいてくれたらこっちも安心にゃー!」ダキッ

真姫「ヴェェ…//ってそれ絵里の台詞でしょ!」ビシッ

凛「真姫ちゃん痛いにゃあー」

つまんなそうなのは確定

花陽「それで凛ちゃん、プロデュースってなにをするの?」

凛「それはね、かよちん!今のままだとかよちんは地味なんだよ!」

花陽「(地味)」グサッ

凛「真姫ちゃんやにこちゃんみたいに特別ツンデレじゃないし、海未ちゃんや絵里ちゃんみたいに特別に賢いわけでもない」

凛「希ちゃんやことりちゃんみたいに特別男受けするキャラやおっぱいじゃないし、穂乃果ちゃんや凛みたいに特別元気キャラでもない!」

凛「今のところ、かよちんはただのお米キャラしかないんだよ!」

花陽「(ただのお米キャラ)」グサグサッ

凛「だから人気が出るようにキャラをつくればいいにゃ!」フンス

花陽「(人気が出るように→人気がない)」グサグサグサッ

真姫「凛、あなた花陽を傷付けてどうすんのよ」

凛「にゃー?」

真姫「『にゃー?』じゃないわよ、いきなりの悪口に花陽が白目で震えてるじゃない」

花陽「」白目ブルブル

凛「か、かよちん!ごめんにゃ!悪気はないんだにゃあぁぁあ!」

真姫「悪気があったらなおさらたち悪いわよ…」ハァ

花陽「ぴゃあ!」ハッ

凛「かよちん!?」

花陽「ココハドコワタシハハナヨ、オニギリオニギリ…」

凛「かよちいぃぃいん!!」ウワーン

(この後真姫ちゃんが最高級の黄金米おにぎりを与えて花陽を元に戻しました)

花陽「ごめんね…凛ちゃん、真姫ちゃん」

真姫「私のことは気にしないで」

凛「ほんとごめんにゃー」シュン

真姫「で?どんなキャラを作るって言うのよ」

凛「んっとね、いくつか案はあるんだけど…」


①ぶりっ子

凛「まずはぶりっ子キャラだにゃ!ありきたりだけど、可愛さをアピールするなら1番だにゃ!」

花陽「わ、私にできるかなぁ…」オロオロ

真姫「とりあえずやってみないとわからないじゃない、やってみなさいよ」

花陽「う、うん」

凛「じゃあこれを感情込めてお願いするにゃ」

花陽「花陽、行きます!」

凛&真姫「」ゴクリ

花陽「みんなの笑顔の花よ咲けー!高校1年生、1億3千人の妹・小泉花陽ですっ!お兄ちゃん、お姉ちゃん、だぁーい好きっ・」キャピ

花陽「ああんっ、だめだめだーめっ!花陽はまだ誰のものでもありませんっ★」ウインク

花陽「ど、どうかな…?」

真姫「悪くはないんだけど、なんというか…にこちゃんみたい?」

凛「うーん、色々詰め込みすぎたかにゃー?」

花陽「少人数グループ内のキャラかぶりは基本的にタブーだからこれはだめかもしれないね」

凛「じゃあ次行くにゃ!」

②中二病

凛「次は中二病キャラだにゃ!」

真姫「それで本当に人気が出るの?」

凛「なかなか中二病のアイドルっていないから、スキマ産業的な感じでいけるかなって!」

真姫「それもそうね、中二病のファン層なら取り込めるかもね」

凛「じゃあまたこれをお願いするにゃ」

花陽「こ、これを読むの…?」

凛「かよちんの演技力なら大丈夫だにゃ!」

花陽「わ、わかった…」

凛&真姫「」ゴクリ

花陽「我が名は灼熱の寒芍薬( incandescent black hellebore)・小泉花陽。愛称(コードネーム)はカヨンという。偶像(アイドル)界の高みを目指すためにこの世に生まれ落ちた」

花陽「さぁ我が下僕(しもべ)になるがいい。共に生きる勇気(かくご)はあるか?」

花陽「ふぅ…かっこがありすぎてすっごく読みづらかったよぅ」

真姫「…ねぇ、これ本当に人気出るの?


凛「…辞めた方がいい気がしてきたにゃ」

凛「はい、次!」

③セクシー

凛「やっぱり男の子のファンを獲得するならセクシー路線にゃ!」

真姫「でも下手したら女の子のファン減っちゃうわよ?」

凛「あー、それはー…まぁ、しょうがないんじゃない?」

花陽「ショウガナイノォ!?」

凛「ほ、ほらほら!これ読んでよ、かよちん!」

真姫「ずいぶん強引ね」

花陽「コレヨムノォ!?」

凛「ファイトだよっ!」

真姫「それは穂乃果の台詞でしょ!」

花陽「じ、じゃあ読むよ?」

凛&真姫「」ゴクリ

花陽「こっちに来て?花陽の魅力、じぃーっくり教えてあ・げ・る・」ウインク

花陽「μ's1のセクシー担当・小泉花陽です・花陽の悩殺ワガママボディであなたの視線、いただきます・」

花陽「は、恥ずかしいよぅ…//」

真姫「ねぇ、このキャラ海未が認めないんじゃない?」

凛「『は、花陽ぉ!破廉恥ですうぅぅう!』」

花陽「似てるね」

真姫「似てるわね」

凛「っしゃ!」ガッツポーズ

真姫「ってそうじゃないでしょ!」

凛「とりあえずこのキャラはネタキャラにされちゃいそうだから却下にゃ」

④オタクキャラ

真姫「まだあるの?」

凛「うん!次はね、オタクキャラ!」

花陽「オタクキャラかぁー」

凛「なにか1つのことをコツコツ極めてくことでファンを獲得していくんだよ!」

凛「自分の好きなことを仕事にしていって独自路線を貫いてる個性的なアイドルもいるらしいにゃ!」

真姫「ねぇ、それって…」

花陽「ん?」

凛「どうしたにゃ?」

真姫「無理に変わらないで今のままの花陽を貫いていいんじゃない?」

花陽「!!」

凛「!!」

真姫「さっき凛は花陽にはお米キャラしかないって言ってたでしょ?でもそれが花陽の個性なんじゃない?」

花陽「私の、個性…」

凛「そっかぁ、凛はかよちんの個性を潰そうとしてたんだね…ごめんね、かよちん」シュン

花陽「ううん、凛ちゃんは私のために頑張ってくれたよ」

花陽「でも花陽は花陽で再び頑張ろうかな♪」

花陽「ありがとうね!凛ちゃん、真姫ちゃん」ニコッ

凛「かよちん…」

真姫「花陽…」

花陽「でも凛ちゃんも真姫ちゃんも頑張ってね、手加減されたおかげで1位になっても嬉しくないからね」

真姫「ふふっ、この真姫ちゃんが手加減するわけないデッショー?」

凛「凛だって負けないよ!」

花陽「じゃあ部室まで競争!負けた人はおにぎりおごりだよ!」ダッ

真姫「ちょっ、おにぎりなの!?」ダッ

凛「あっ、かよちんも真姫ちゃんもずるいにゃー!」ダッ

おわり

駄文すみませんでした
読んでくださった方、ありがとうございます

和んだ

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