みほ「戦略シミュレーション?」 (41)
優花里「はい。Hearts of iron2、通称hoi2は
第二次世界大戦期を舞台にした戦略シミュレーションゲームで、
プレイヤーは国を運営しながら外交を行ったり戦争したりして国の生き残りを目指します。
史実を無視して日本で連合入りしたり、
アメリカが共産化したり出来るロマンに溢れた作品なんですよお」
みほ「面白そうだね。戦争はどんな感じなの?」
優花里「hoi2の世界地図は全てプロヴィンスと呼ばれるマス目で区切られていますが、
国力を使って師団を生産することで軍隊ユニットを置くことが出来ます。戦争になれば、
このユニットを進軍させて敵地を占領する感じです」
みほ「実際の軍隊の机上演習みたいで難しそうだね…」
優花里「慣れるまでは大変かもしれません。ですが、極めればドイツなら一週間でポーランドを征服できますよ」
みほ「戦車道の指揮の練習にいいかもね」
優花里「なんなら西住殿にお貸ししますよー。私もhoiユーザーが増えるのは嬉しいですから。
面白かったらsteamでも安く売ってますよ(ステマ)」
みほ「優花里さんありがと。早速家でプレイしてみるよ」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1462180680
みほ「というわけで、家のパソコンで起動したけど…」
カチッ 1936年シナリオ
みほ「すごい!列強は勿論のこと、当時存在したマイナー国家も選択出来るよ!」
みほ「どの国でプレイしようかな…
あ、そういえば」
優花里『最初はエチオピアがオススメですよっ!』
みほ「って言ってたような…
じゃあエチオピアにしよっと」ポチッ
みほ「いよいよゲーム開始…
何からはじめようかな…ってあれ?
うちの国攻められてない!?」
「参謀本部より報告!イタリア軍がわが国のアディスアベバ(首都)を占領しました!」
「わが国は併合されました!ゲームオーバー」
みほ「…」
AoDかICかそれともDHか
翌日 学校
みほ「優花里さん…昨日エチオピアでプレイしたら一瞬で併合されたんだけど…」
優花里「やっぱり西住殿でもそうなりますかww実はエチオピアはhoiで一番難易度が高い国で、
ゲーム開始時に既にイタリアに侵略されて滅亡寸前なんですよー」
みほ「ええっ!優花里さんひどいよー」
優花里「お許しください西住殿…。最初にhoiの厳しさを知って欲しかったのです。
次は本当に初心者向けのドイツでプレイしてください」
みほ「ドイツなら黒森峰の頃から馴染みがあるし面白そうだね!やってみるよ!」
~
みほ「どうせだし、いきなりだけどマルチプレイでやってみようかな。
この戦車道サーバーっていうので」ポチー
国家を選択して下さい
ドイツ みほらー総統
イギリス ダーチル首相
アメリカ ケイベルト大統領
ソ連 カチューリン書記長
イタリア アンチョビーニ総帥
日本 西条首相
みほ「…あれ?もしかして皆知ってる人?」
>>3DHということで
ケイ「ハロー、みほ!」
みほ「わわっ!スカイプが繋がった!」
ケイ「貴女もこのゲームをやっているのは驚きね!アメリカのビッグな国力を見せてあげるから楽しみにしててね?」
みほ「まだこのゲームを始めたばかりですが、どうぞお手柔らかに」
ダージリン「みほさんがドイツとは…。悪いけど王立空軍で国を焦土にして差し上げますわ」
カチューシャ「ミホーシャの軍隊なんて偉大な赤軍の人海戦術で溺れさせてやるんだから!」
絹代「西住さん、かつての同盟国のよしみで共に頑張りましょう!!
真珠湾への突撃は任せて下さい!」
アンチョビ「ドイツと組んで、ノリと勢いでローマ帝国を復活させるぞ!!」
みほ「なんでしょう、勝てる気がしません…」
みほ「なんやかんやでゲームスタートです。現在は1936年。
私は優花里さんの教え通りに最初の二年間は戦争に備えて工場を建設します」
(工場を建設するとIC(国力)が増える)
ケイ「~でさー、うちのアリサねー」
ダージリン「ええ」
カチューシャ「なにそれ面白いわね!」
みほ「すごーい!」
みほ(…皆さん、一見すると和気あいあいと会話を楽しみながらゲームを進めていますが…)
情報省より報告!アメリカのスパイが侵入しました!
情報省より報告!イギリスのスパイが侵入しました!
情報省より報告!ソビエト連邦のスパイが侵入しました!
みほ(裏では熾烈なスパイ合戦が繰り広げられています。これが国際社会ですか…リアルすぎて怖いです…)
みほ「そうこうしていたら1937年になりました。早くも日本に動きがあるようですが…」
絹代「我々大日本帝国はそろそろ中国に吶喊するのであります!!」
1937年7月 日本が中華民国に宣戦布告しました!
ダージリン「遂に日中戦争が始まったわね。果たして西さんにAIとは言え中国が抜けるかしら」
ケイ「That's 戦争、これは戦車道じゃない。無法者には罰を与えなきゃね。中国に物資を支援するわよ!」
アンチョビ「おー、日本はガンガン行くなあー」
みほ(絹代さんらしい突撃で、最初は快進撃だった日本ですが、進軍に次ぐ進軍によって補給が続かず、
日中戦争は泥沼化の様相を見せ始めました。これは大変そうです)
絹代「ぐぬぬ…黄河が越えられません…」
カチューシャ「ばんこくのろうどうしゃよ、たちあがりなさい!!」
ソビエト連邦は、スペイン内戦にて「装備と義勇兵を送る」を選択しました
みほ「一方欧州でも、前年から勃発していたスペイン内戦が激化し、ソ連は左派勢力への支援を決定しました」
みほ「共産主義の絶滅はドイツの国是なので、私たちもフランコ将軍率いるファシスト勢力を支援します」
ドイツは、スペイン内戦にて「装備と義勇兵を送る」を選択しました
カチューシャ「このふぁしすと!!(涙目)」
みほ(カチューシャさんには悪いですが、ソ連は仮想敵国なのでいずれ潰します)
マルチドイツはアメリカかソ連少なくともどっちかがアホの子じゃないと史実挟撃コースだからなぁ
1938年
みほ「38年になりました。ソ連では、昨年カチューシャさんが癇癪を起こして人がいっぱい死んだそうです(数百万人くらい)」
みほ「わが国は国力を上げるため、ドイツ人国家のオーストリアを併合しましたが、
隣のチェコスロバキアにもドイツ人が住むズデーテン地方があるので欲しいですね」
チェコスロバキア(AI)「無理です!」
みほ「仕方ないですね、戦争しましょうか」
ダージリン「お待ちなさい!!」
アンチョビ「そうだぞ!!戦争はよくない、ここは皆で話し合おう!」
みほ(義侠心で出てきただけのイタリアさんはともかく、イギリスは恐らく軍備を整えるまでの時間稼ぎでしょう)
みほ「いいでしょう。イギリスの条件はなんですか?」
ダージリン(今は軍備を拡張する時間が欲しいわね…)
ダージリン「そうね。本来は武力で脅迫して領土を奪うのは許されざることなのですけど。
ドイツがこれ以上領土を要求しないのなら、ズデーテンは併合してもよくてよ」
アンチョビ「え!いいのか!」
ダージリン「ええ。だって私の土地じゃないもの」
みほ「わかりました。ではズデーテンを併合する代わりにこれ以上領土を要求して平和を乱すことはしません。
これで欧州はずっと平和ですよ(ニコッ)」
チェコスロバキア「」
フランスは候補が多い
1939年
みほ「去年これ以上の領土は要求しないと言いましたね?あれは嘘です。
ポーランドさん、ドイツ人が住むダンツィヒを返していただけますか?」
ダージリン「ちょ、ちょっとどういうことですの?
もしポーランドに手を出せば、流石に大英帝国は許しませんことよ?」
みほ「英仏を中心とした連合国との間に緊張が高まってしまいました…
AIとは言えフランスとポーランドに左右で挟まれるのは不安ですね…」
カチューシャ「ミホーシャ?ちょっと話があるの。個人チャットしましょう」
みほ「なんでしょうか。まあ、内容は予想出来ますが…」
ケイ「独ソが何か密談してるわよ」
絹代「何を話しているのでしょうか、想像もつきません」
みほ「話は終わりました。ドイツはソ連と不可侵条約を結びます!」
ざわざわ…
ダージリン「ま、まさかあの不倶戴天の独ソが手を組んだ!?」
ケイ「こうすることによってソ連はドイツの侵攻を回避、ドイツは敵を減らせるというわけね」
カチューシャ「カチューシャとミホーシャが組めば最強なんだから!」
みほ「独ソは、ずっと友達です!」
「みほ・カチューシャ協定」が発生しました!
みほ「これで後顧の憂いは断ちました。ドイツはポーランドに宣戦布告します!!」
アンチョビ「遂に始まるか!!」
1939年9月
ドイツがポーランドに宣戦布告しました!
ダージリン「やはりドイツは武力で止めるしか無いようですわ…覚悟は出来て?」
イギリス・フランスがドイツに宣戦布告しました!
「THIS IS WAR」
第二次世界大戦、勃発!!
フィンランドのマンネルヘイムは出ますかね
みほ「遂に戦争がはじまりました。
このゲームはここからが本番みたいなものらしいです」
みほ「まずはフランス国境に防御用の歩兵を置き、III号戦車を主力とした機甲師団でポーランドを叩きます」
カチューシャ「ミホーシャ、約束通りポーランドを挟みうちにするわよ?」
みほ「わかりました。これより、
しろくま(白)作戦を開始します。
それでは、パンツァーフォー!」
みほ「わが軍は電撃戦ドクトリンの研究と進軍速度を早める参謀総長を起用しているので、
機動力という点で有利です」
みほ「あとは戦術と腕で、空軍と連携しながら敵を包囲殲滅します!」
参謀本部より報告!わが軍はポーランド軍を撃破して進軍中!
参謀本部より報告!敵を包囲殲滅!
ワルシャワへ進軍開始!
ケイ「流石に電撃戦は強いわね。速度が違うわ」
みほ「ワルシャワを占領しました。カチューシャさん、今です!」
カチューシャ「待たせたわね!赤軍の力を見せてやるんだから!」
ソビエト連邦はポーランドへ宣戦布告しました!
ダージリン「ここで挟み撃ちというわけね…これはポーランドももたないでしょう。となると次は…」
ドイツ・ソ連はポーランドを併合しました!
みほ「ポーランドを併合しました。返す刀でフランスを倒します!」
ダージリン「やはりそうなるのね。
フランス軍とイギリス大陸派遣軍が相手になりますわ」
ケイ「うちは政策スライダーが孤立主義だから中立!」
>>11、>13
残念ですがフランス、フィンランドはAIです、、
みほ「アメリカが出てこないのなら勝機はあります。
フランス軍は国境にレベル10要塞、通称マジノ線を構築してこちらを防ぐつもりのようです」
みほ「ですが、マジノ線などベルギーから迂回すれば問題ありません。
III号戦車師団でアルデンヌの森を突破します!くまのPさん(黄)作戦です!!」
みほ「ベルギーさん、ちょっと通りますよ~」
ベルギー「」
ダージリン「まさか、戦車で森を突破してくるとは…!西住流はゲームでも健在というわけね」
参謀本部より報告!わが軍が国境のフランス軍を撃破しました!
「マジノ線を迂回」イベントが発生!
ダージリン「フランス軍は大混乱してるし、このままではイギリス大陸派遣軍が包囲されてしまうわ。
フランスから撤退」
アンチョビ「やっぱり西住流はすごいな!イタリアも枢軸に加盟してフランスを叩くぞ!」
イタリアがフランスに宣戦布告しました!
みほ「イタリアが仲間になりましたか。アンチョビさんのプレイスキルは未知数ですが、期待しています」
みほ「一ヶ月でパリまで占領しました!ですが流石ダージリンさん、
素早く体勢を整えて引き上げましたか。大陸派遣軍は逃しました」
フランス、ドイツに降伏!
みほ「後はドーバー海峡を越えてイギリスを降伏させれば、欧州で敵対している国はなくなります!」
ダージリン「わが国は何があろうともファシズムに屈しないわ。海峡を超えられる物なら越えてみなさい
ロイヤルネイビーが海の藻屑にして差し上げるわ」
みほ「くっ…アシカさん作戦(イギリス上陸作戦)は難しいですね…
こうなったら空軍で爆撃して降伏させます!」
ボコ(空軍総司令官)「オレニマカセナ!ボコボコニシテヤルゼ!」
ダージリン「イギリスを爆撃する?
王立空軍が完璧に防いでみせます!」
ウーウーウー ヒューーードーン
バンバンバン(対空砲の音)
みほ「イギリス上空では激しい空戦が繰り広げられていますが…」
ダージリン「わが国は、どんな爆撃を受けようとも紅茶を一滴たりとも溢したりしないわ!」
ボコ爆撃機「ウワーヤラレター」メラメラ
みほ「ダージリンさんのプレイスキルと戦争指導の上手さで、ドイツ空軍がボコられてますね…」
カチューシャ「ミホーシャ!物資送るからがんばるのよ!」
みほ「ここは空軍を引き上げて、Uボートで通商破壊を行います。それに、そろそろ東の国を潰さないと…」チラッ
1940年、バトルオブボコ(BoB)はイギリスの勝利に終わった
まあベルギーは道路だし
絹代「西住殿!わが日本も、枢軸同盟に参加したいのであります!」
絹代「日中戦争が始まって四年、連合国の中国支援のせいで我々は
未だ勝利を得られないのであります!」
絹代「そこで、ドイツからも中国支援を辞めるよう、圧力をかけて欲しいのです!」
アンチョビ「まあ仲間が増えるのはいいことじゃないか?」
みほ「正直日本は遠すぎて旨みが…
しかし、ソ連を挟み撃ちに出来るのなら悪くはないですね」
みほ「わかりました、日独伊三国同盟を結びましょう!」
みほ「但し、勝手に他国に喧嘩を売らないでくださいね?」
絹代「了解しました!」ビシッ!
みほ(大丈夫かな…?)
無理に史実と同じにしなくてもいいのが、戦略ゲームの醍醐味なんですけどね…
みほ「さて、わが国の最大の攻撃目標である、ソ連への攻撃準備が整いました」
みほ「100歩兵師団と50機甲師団(IV号戦車主力)があれば、ソ連でも占領できるはずです。150ものユニット操作が操作が大変ですが」
カチューシャ「ちょっとミホーシャ!なんで国境にこんな戦車並べてるわけ?」
みほ「カチューシャさん、1939年に独ソはずっと友達って言いましたね?あれ嘘です」
カチューシャ「え?」
みほ「共産主義は絶滅対象なんですよ」
ドイツがソビエト連邦との不可侵条約を破棄しました!
ドイツがソビエト連邦に宣戦布告しました!
カチューシャ「え?」
みほ「ソ連は腐った家です!ドアを蹴破って一気に制圧します!ひげクマ作戦開始です!!」
ケイ「さあ、ロシアの広大な大地に西住流がどこまで通用するかしら」
カチューシャ「…らぎったわね」
みほ「まずはドニエプル河までを制圧し100師団を殲滅しました。あとはモスクワを」
カチューシャ「カチューシャを、裏 切 っ た わ ね」
みほ「!?」ゾクッ
ソビエト連邦で、「大祖国戦争」イベントが発生しました!
カチューシャ「歩兵を100ラインぶち込んで大量生産するわ!!
あとウラル山脈へ工場を移転してT34の生産を開始!!カチューシャの本気を見せてあげるんだから!!!」
みほ「おかしいですね、いくら倒しても敵が湧いてきます…」
ボコ兵士「ウウ…サムクテウゴケナイゼ」
みほ「しかも、冬将軍の到来で前線の兵士達が凍えてます!」
ケイ「カチューシャへレンドリースを行うわ!ようやくアメリカも戦時体制への移行が進んできたし」
ダージリン「あとはアメリカが連合国入りしてくれればいいのですが、
アメリカの世論が許さないでしょうね」
絹代「さて、空母機動部隊の出撃準備よしっと」
アメリカ最終形態はサイヤ人並の戦闘力
絹代「不肖西、真珠湾へ突撃を敢行するのであります!!」
ケイ「ホワッツ!!!!??」
日本が、アメリカへ宣戦布告しました!
「真珠湾攻撃」イベントが発生しました!
ケイ「やってくれるじゃない…!
USAのフルパワーを見せる時がきたようね?」
みほ「絹代さん、やっぱりこうなりますか…。本気になったアメリカを敵に回すのはまずいですね…」
アメリカの平和補正解除!
アメリカが戦時体制へ完全移行!!
各国のIC
ドイツ 270 ソ連 300
イギリス 200 アメリカ 7 0 0
アンチョビ「やばっ!なんかノリで北アフリカ攻めてたらイギリスに負けそうだ!
ドイツ~助けてくれ!」
みほ「私の同盟国は何故こんな…」
友達無くすやつだこれ…
みほ「アンチョビさん!うちのロンメル将軍を援軍に送りますから耐えてください!
あと絹代さんはがんばってインドを突破してきてください!」
カチューシャ「仲間の世話をしてる場合?T34の人海戦術を受けてみなさい!!」
みほ「くっ…まずいですね…防戦一方です。
こうなったら撤退する兵士はボコボコにすると通告を出します!
短期決戦は諦め、カフカスの資源地帯を制圧します!ボコブルー作戦です!」
ケイ「アメリカは正式に連合国として参戦するわ!ダージリン、まずはイタリアを倒すわよ?」
ダージリン「一人だけIC700台、リアルチートのアメリカと組めば、
倒せない敵など居ませんわ。シチリア島に上陸!」
アンチョビ「あっ…これちょっとまずいな」
一方太平洋でも
絹代「零戦の威力を見せる時が来ました!全機突撃せよ!」
ケイ「突撃するだけじゃ戦争には勝てないわ!ドーントレスの爆撃を受けてみなさい!」
絹代「ああっ!空母四隻が撃沈された!」
みほ「なんかどんどん戦局が不利になってませんか…資源と国力が不足しているイタリアはともかく、
日本ですら負け始めているとは…」汗ダラダラ
カチューシャ「もう終わりなの?
このカチューシャグラードの戦いで大打撃を与えてやるんだから!」
みほ「しまった!ボコブルー作戦の部隊がカチューシャグラードで包囲されました!」
(史上最大の激戦とされるスターリングラードの戦いでは、
史実で両軍合わせて200万人の損害を出したと言われている)
カチューシャ「ここは完全包囲したわよ!街ごと廃墟にしてやるわ!」
ボコ兵士「ウウ…モウダメダ…」
参謀本部より報告!カチューシャグラードにおいて、わが軍が殲滅されました!
みほ「精鋭の第六ボコ軍を失いましたか!こうなったら後退して戦線を引き直します!」
カチューシャ「そうはさせないわ!!全面反攻、ノンナチオン作戦発動!!
縦深戦術理論の粋を尽くした攻撃を受けてみなさい!!!」
みほ「なんて数…防ぎきれない!!」
参謀本部より報告!第七ボコ師団が殲滅されました!
参謀本部より報告!第八ボコ師団が殲滅されました!
参謀本部より報告!第九ボコ師団が殲滅されました!
カチューシャ「y p a a a a a a a a!」
ケイ「もはやドイツ軍は半壊状態ね!」
ダージリン「次は私たちの番かしら」
スターリングラード方面じゃなくモスクワに全力で突貫しとけば講話講和の可能性があったのに……
1944年、ノルマンディー
ケイ「いよいよヨーロッパに反攻する時が来たわよ!オーバーロード作戦発動!」
ダージリン「久しぶりに戻ってきましたわ、フランスに」
みほ「フランスに連合国が上陸!?
東からはソ連、西からはアメリカに挟み撃ちにされたわけですか…」
みほ「このままでは敗北は必至です!こうなったら私自ら出ます!
ラインの護り作戦です!」
みほ「残った戦車をかき集め、再度フランスへ攻め込みます!パンツァー・フォー!」
みほ(ティーガーやティーガーIIを使って電撃戦を再現すれば、連合国も戦意を失うはず…!)
ケイ「確かに、ティーガーやティーガーIIは脅威…。だけど、ミホは一つ大事な事を忘れているわ!
そう、電撃戦は空軍との連携が不可欠ってこと!」
ダージリン「制空権をこちらが得ている以上、戦車は爆撃の的でしかないわ!」
みほ「くっ!!戦車部隊が壊滅しました!作戦は中止です!」
ダージリン「戦車の機動力を活かした西住流も、エアランドバトルの前には時代遅れ、というわけね」
1945年
絹代「連合艦隊が壊滅しました…
通商破壊で資源が足りません!」
アンチョビ「国内でパルチザンが沸いてるし南半分が連合国に占領された…もうダメだー!」
ケイ「そろそろこの戦争の趨勢が見えてきたわね!三人で戦後処理について話し合いましょう!」
ダージリン「ええ」
カチューシャ「いいわよ!」
ヤルタ会談、開催!
ダージリン「戦後は午後のティータイムを世界中で義務付けましょう」
ケイ「コーヒーもね!」
カチューシャ「あんた達何言ってるの?お昼寝に決まってるじゃない!!」
こうした対立は、戦後の冷戦に繋がっていく・・
みほ「もはやドイツ軍は壊滅状態です。おまけに、連合軍の戦略爆撃で国土は焦土となりました」
みほ「こうなったら、ボコ突撃隊を動員して、最後の戦いを挑みます!
ボコなら素手でも戦えるよね!」
ボコ突撃隊「マカセナ!」シュッ!シュッ!
カチューシャ「遂に帝都ベルリンまで来たわよ!覚悟しなさい!」
アンチョビ「も、もう駄目だ…」
イタリア降伏!
みほ「アンチョビさんがやられましたか…!でもボコは負けません!
いけー!」
ボコ突撃隊「ボコボコニシテヤルゼ!」
カチューシャ「まだ戦う気?
素手で何が出来るっていうの!」
バババババ
ボコ「ウワーヤラレター」ドサッ
みほ「ボ、ボコがやられるなんて!
もうだめだ…降伏します」
ドイツ降伏!
絹代「ドイツが降伏!くっ、もはやこれまでか!我々も降伏します!」
日本降伏!遂に第二次世界大戦終結ッ!!!
ゲーム終了!
ケイ「私たちの勝利ね!なかなか白熱して面白かったわ!」
ダージリン「チャーチルの偉大さがわかりましたわ」
カチューシャ「すっかり朝になっちゃったじゃない。おやすみピロシキー」
アンチョビ「負けちゃったけど、楽しかったな!」
絹代「今度はシベリアに突撃したいです!」
みほ「皆さん遊んでくれてありがとうございます。
やっぱり戦車道の指揮と一国の指揮では難しさが格段に違いますね、
今度は練習してもっと強くなります!!
ところで、今日って休日でしたっけ?」
ダージリン「確か…平日では」
みほ「いけないっ!今日学校あるのに徹夜しちゃったよー!!」
Hoi2は神ゲーですが、時間を無限に吸われます。ご利用は計画的に。
ちなみにニュルンベルク裁判ではボコ(空軍総司令官)が責任を取ってボコボコにされました
おわり
おつ
次はCK2で王侯貴族として政略結婚を進めて、次々に他の家を乗っ取って行こうぜ
以上で終わりです!少しでもガルパンとhoi2の興隆を支援したくて書きました!
実際のhoi2は史実を無視したIFプレイも出来るので、興味をもったら是非プレイしてみてください!
このSSも自分が書いたので、よかったら読んでみてください!
みほ「現代戦車道?」
みほ「現代戦車道?」 - SSまとめ速報
(https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1462075489/)
面白そうだな
GWはこれに費やすわ
こういうssは史実通りだと先が見えて面白くないなぁ
史実通りなんてhoiを題材に選ぶ意味あったのか?
hoiとcivシリーズは時間が溶けていくから連休にはもってこい
乙
お前だったのか
今回も面白かった乙
日本語版ぼってるよなあ
ガルパンはいいぞ
歴史を全く知らない自分として勉強になったよ!
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