モバP「『MX4DVR恋愛シミュレーション』?」【安価】 (23)

モバP(以下P)「何その詰め込むだけ詰め込みましたーって名前」

晶葉「仮名だからな。気にするな」

P「はぁ……んでその球体型の機械がその……」

晶葉「『MX4DVR恋愛シミュレーション』だ」

P「だぁあめんどくせぇ!んでその機械がどうしたって?」

晶葉「うむ、よくぞ聞いてくれた!『MX4DVR恋愛シミュレーション』――以下V恋とでも略そうか――だがつい先ほど完成してな。ぜひとも助手に試してもらいたかったのだ」

P「お断りいたします」

晶葉「なに!?何故だ助手!!」

P「まぁそんな事だとは思ったけどさ……単純に怖いだろ、出来立てホヤホヤの得体のしれない機械って」

晶葉「し、しかしだなこれはイメージ的にはあれだぞ?某機動戦士なんたらの全天型モニターに乗るイメージだぞ!?」

P「……」ピクッ
 
晶葉(あ、ちょろい)

晶葉「それにだなこのV恋には某Sir○の収集したデータベースと私開発のシステムを組み込んだ簡易型AIを積んでいる」

P「……」ピクピクッ

晶葉「この計画がうまく行けば君はAI開発に携わった第一人者に、そしてロボット工学ないしは宇宙開発発展の魁になれるやもしれんのだ!!」

P「……話を詳しく聞かせてもらおうか」

晶葉(釣れたっ!)

晶葉「ありがとう。Pならばそう言ってくれると思っていたよ」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1461603690


晶葉「さて、V恋の説明だが大体は名前の通りだな。VRヘッドマウントとMX4Dを独自発展させたモノを球体の中に仕込んであり、それを利用した恋愛シミュレーションを体験してもらおうという感じだ」

P「名前の通りだな」

晶葉「そう言っただろう。周りを球体で囲っているのは周囲への考慮とMX4D機能をチェア部分以外にも割り振る為だ。助手も乗ったことがあるのならわかると思うがエアー表現の際後ろからプシュッと鳴る音のせいで興を削がれたりしただろう?そういうリアリティを損なう可能性のある機能を球体に回している」

P 「ほー、考えられてるな。中も逆襲の頃みたいなやつになってるし」

晶葉「架空世界ではリニアシートと呼ばれる技術だな。幾つかのアームを利用した立体的な振動や衝撃を伝えるのに一役買ってくれる予定だ」

P 「うん、でさそろそろ突っ込みたかったんだけど」

晶葉「うん?何か私の説明でわかりにくい所があったか?」

P 「いや、そこまで技術の粋を集めて作った機械がさ……なんで恋愛シミュなの?」

晶葉「うむ……私も初めは幸いにして利権関係が同じだしそれこそ某ロボットを動かすゲームのようなものを作ろうと思ったのだがな……」

ちひろ「私が提案したんですよっ♪初めての起動にはあまり激しい動きの無い恋愛シミュにしたらどうかって」

P 「うわっ!!ビックリした!!ちひろさんっ!?」

ちひろ「おはようございます。今日の出勤手当ですよ」つマイスタドリ

P 「あ、ありがとうございます。頂きます」

晶葉「まぁ協力者がこう言うのでな」

P 「協力者って……この機械の?」

ちひろ 「はいっ♪」

P 「嫌な予感がビンビンなんですけど」

ちひろ「はいはい男に二言は無いですよっ、ささっ速く乗った乗った」

P 「うえっ、ちょ、ちょっとちひろさん!!」

晶葉「んんっ、まぁそういう訳だ。私からも頼むよ。助手よ」

P 「うっ、くっ、仕方ない!!行ってやる!!」

ちひろ(Pさんにはそろそろ朴念仁を治して欲しかったですしね、このゲームで意識改善が図れればいいのだけれど)

晶葉(ちひろがまたあくどい顔をしているな……触らぬ神に祟りなし、だ)

――――――――

PiPiPi
MX4DVRシステムキドウカクニン
PiPiPi
トウジョウシャノタダシイシッティングヲカクニン
PiPiPi
タダイマヨリレンアイシミュレーションシステム『TheIdolM@ster』{cinderella lovers}ヲキドウシマス


P(おぉ音声とともにシステム画面が出てきた。こういうのって男の浪漫だよなぁやっぱ。だからこそ勿体無いよなぁ。恋愛シミュって……いやここまで来たんだプラスに考えよう今回のモニタリングで次回以降アクションがやれるかもって)

P「と、いうかいつのまにやらノリノリになっちゃってるなぁ」

晶葉『そのほうがこちらとしても喜ばしいがな』

P「うおっ、頭に晶葉の声が響くっ!?」

晶葉『骨伝導を利用したシステムだ。耳以外の部分で音を感じる事で脳内に直接響くようなイメージになるかと思い取り付けたが上手くいってなによりだ。基本モニタリングしてる側からの指示や、ゲーム内での心情吐露、システムボイスなどではこの機能が使われる。頭に入れておいてくれ』

P 「了解、というかリアルタイムでモニタリングされるのか……少し恥ずかしいな」

晶葉「む、すまないなその辺り考慮していなかった。ただやはり助手の一挙手一投足と示し合わせながらモニタリングするのがデータを取るのに良くてな」

P「いいさ、まぁ今度はアクション性高いやつ作ってくれれば」

晶葉「あぁ!!今回で問題が無いようなら次はPの要望に合わせて作るよ」

P 「よっし。んじゃやりますか!!」

System Message
・ネットに書き殴るのと安価は初。思いつきとやってみたさで建てた
・遅筆
・キャラ崩壊、コレジャナイあったらごめんなさい
・フィーリングとライブ感で進んでいくかと思います
・目標は彼女を作る事

初めに出会うアイドル↓1

未央

システム『アイドルそれは女の子の憧れ、夢……だがアイドルピラミッドの頂点に立てるのはただ一人。……そんなサバイバルの世界に今新たに一人のアイドルとプロデューサーが足を踏み入れる!!』

――――――――――――――――

『いよいよプロデュースが始まる日がやってきた……オーディションで会ったことがあるとはいえ緊張するなぁ』

P (さっき言ってた心情吐露か、脳内響くってまんま俺の声じゃねぇか!?どうなってるんだ!?)

晶葉『あ、言い忘れていたがボイスはちひろ監修の元フルボイスになっているぞ』

P(ちひろさんならと納得してしまうのは何故だろうか……ん?監修の元フルボイス?それって……)

???「おはようございますっ!!」

『社長に挨拶を終え、これから来るアイドルのプロフィールを再確認しながら待っていると、大きな音を立てながら扉が開かれ俺のプロデュースするアイドルが扉の音に負けない大きな声を上げて入ってきた』

未央「えへへっ、今日からよろしくお願いしまっす♪」

P(未央じゃねーか!!」

晶葉「急に大きな声を上げてどうした!?助手よ!!」

P「主人公はプロデューサーなのは百歩譲っていいよ!!なんで実在のしかも俺のプロデュースしてるアイドルなんだよ!?」

晶葉『あ、あぁー……そのだな、先ほど言ったAIだが思考の方向性に違いを出す為に実在の人を模したテストケースを用意しようと思ってただな……』

ちひろ『そのサンプル収集を手伝ったのが何を隠そう私です♪アイドルの皆にもちゃんと説明してサンプルを取ってるから安心してくださいね』

P「そこじゃねーよ!?俺実際に明日も会うような女の子落とさないといけないの!?」

ちひろ『Pさんがテスターになるのも説明済みです♪』

P「どうなってんだウチのアイドル!?」

晶葉『ま、まぁ思考の方向性は一緒とはいえ中身はAIだ、外見が一緒の別人と思ってなんとかやってくれ』

P「」

ちひろ『ささ、Pさんも黙ったことですし続き続き』

『俺は早速来た担当アイドル、本田未央と改めて挨拶を交わす為に向き合った』

未央「ありゃ?もしかしてあの時のオーディションの人!?プロデューサーだったの!?」

P「あぁこれから君を担当させてもらうPだ。よろしくな」

未央「うあっ、えーとえーと……改めましてっ、本田未央15歳高校一年生です!!元気なトップアイドル目指して頑張りますっ。今日からよろしくお願いしまっす」

『緊張しているな、どうにかしてほぐしてやれないだろうか?』
P(はぁ仕方がないやると決めたんだし最後までやってみるか……選択肢も出てきたことだしな)

1 πタッチ

2 「もっとフランクでもいいぞ。本田」

3 とりあえず呼び方を決めようか。

4 自由安価

2

選択肢2

P「固くならずにな、俺相手ならもっとフランクでいいぞ」

未央「は、はい!!あ、いや……うんっよろしくねっ♪えーとプロデューサー!」

P「あぁよろしく、本田」

『少しだけ打ち解けられたかな?』
  
  グッドコミュニケーション

P「さてそれじゃ早速だけどどういう風に売り出すか考えたいからレッスン場でもう一度君の実力を見せてくれるかな?オーデの時とはまた違うだろうし」

未央「はいっ、分かりました!」

――――――――――――――――――
レッスン場

『レッスン場についた俺はとりあえず本田の実力を見たいと言うことでルキトレさんに手伝ってもらいながら一通りのレッスンを確認していた』

ダンスレッスン

未央「はっ、ほっ、とっ」

P(ダンスはハキハキとした動きで動けている……がただスタミナ不足か後半は足と腕の上がりが悪い)

ボーカルレッスン

未央「♪~」

P(お腹から声を出せてないのか声に伸びがない……が滑舌はよくはっきりと声が聴こえる)

ビジュアルレッスン

未央「こ、こうかなっ?」

P(セクシーポーズ……あえてそのポーズを取るということはある程度自分の体型の良さには自信がある、か)


――――――――――――――――――

未央「お、お疲れ様でしたぁ~」

P「お疲れ様、スポドリ飲むか?」

未央「ありがとう~プロデューサー……どうだった?」

P「うん、よかったぞさすがオーディションに応募するだけはあった」

未央「えへへ、ありがとっ」

P「その笑顔と人懐っこさも武器になるな」

未央「うあっ///いきなりは無しだよプロデューサー。照れちゃうじゃん」

P「はは、悪いな。それでここからがちょっと耳の痛い話になるが、いいか?」

未央「……うん、自分でも完璧だーなんて思ってないからどんどん来ちゃってよ」

P「ん、いい心構えだ……まず全体的なバランスは悪くない……がスタミナ不足が目立ったな」

未央「あうっ、やっぱり?」

P「あぁ後半がダメダメになるのが多かった。ダンスの時はダレて、ボーカルの時は滑舌が悪くなる」

未央「うぅ、覚悟はしてたけど耳が痛いですなぁ」

P「最初にそう言ったろ。ただスタミナさえ付けば解決する問題ばっかりだったよ」

未央「そっかそれは喜んでいい……のかな?」

P「どうだろうな、ある程度息も整ったみたいだしこのまま軽いミーティングに入るけどいいか?」

未央「うん……」

P「よし、まずは」

1 本田はどうしたい?

2 スタミナを付けることから始めよう

3 ビジュアル面から攻めてみよう

4 自由安価

1

P「本田はどうしたい?」

未央「どうしたいって……どうすればいいのかわかんないよ……体力をつければいいの?それともアイドルをやめるかって聞かれてる?」

P「あ、いや違うんだ……すまん。そうだな、今の言い方だと突き放した言い方だったな……」

未央「ううんこっちこそごめん、耳が痛いって覚悟してたんだけどやっぱりちょっとショックがおっきかったみたい」

『少し彼女に不信感を植え付けてしまった……』
  バッドコミュニケーション

P「……説明不足だったが俺としてはスタミナ作りを考えていたんだ。けどそれだとアイドルとしての活動を一ヶ月程遅らせる事になるかと思ったんだ。もしそれを本田が嫌がるようならビジュアル面から売りだしていこうって、そう考えていたんだ」

未央「うん……」

P「それで、どうしたいかってのを聞きたかった。自分の中で完結していたな。本当にすまなかった」

未央「いいよ、もう私も急にまくし立てちゃってごめんね……うんよしっ、ここからは元気いっぱい未央ちゃんだ!だからプロデューサーも気にしないで!」

P「ん、ありがとう。それでだな本田は……」

未央「さっきも言ったんだけど体力不足は痛感したんだ……だから、体を作る事を優先したいかなっ♪」

P「……よしっ、分かった。その選択を後悔させないよう俺も全力を尽くすよ」

未央「よろしくね、プロデューサー!!」

――――――――――
晶葉『とりあえず一日目が終了したが……どうだ助手よ』

P 「なんというか……疲れた、そうだよな相手は現実で今まで付き合って来た未央じゃ無くて1からプロデュースする本田未央なんだよな」

晶葉『あぁ普段の助手と未央の関係なら最後の選択肢もあれで合っていたんだろうがな……だがこれでいつもの未央と少しは切り離せたんじゃないか?』

P「あぁそうだな……ところでさこれ恋愛シミュなんだよな?」

晶葉『そうだとも』

P「今のところ完全にアイドル育成ゲームになってるんだけど?あとヒロインは未央固定なの?」

晶葉『一つ目の質問は安心してくれ育成ゲーのようなのはここまでだ。いわゆるチュートリアルのようなものでな。ここからはSHU○FLEが如く飛び飛びで話が進んでいくだろう。二つ目は質問NOだよ一度のデータで攻略出来るヒロインは5人まで増えるはずだ。先にも言ったがチュートリアルだったから未央しか出なかっただけだ』

P「そっかそれはよかった……のか?」

晶葉(助手の立場からすればアイドルたちから選ぶ必要のない固定の方が助かっただろうがな)

System Message
・現実とゲーム内の好感度はまた別となります。
・次回より初遭遇キャラはそのレスのコンマの好感度で登場(ゲーム内)。その1つ下のコンマで現実での好感度(使うかは謎)となります。
・未央はチュートリアルキャラだったのでニュートラル(50)スタートです。
・大体この程度から〇〇は決めてますがライブ感マシマシです。
・現実側は使うか分かりませんがどれだけ酷いコンマでも恋愛感情を持ってないだけでプロデューサーとしては一定以上は信頼しています。
・お付き合いありがとうございました。次回からはもう少し軽い感じ&ギャルゲっぽくで書いていきますん

↓1未央(現実)の好感度

超期待
乙!

56 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/23(土) 00:06:17.33 ID:2vN2clFz0
メモで書いてるから55までレスきてるとは思ってもみなかったwwwww
はえーよw

提督「ほら、間宮券だ」

陽炎「しーれーいーかーん?」

提督「何だよ、高価なもんだろ?」

陽炎「確かに高価だけどさぁ~……あーもういいや、今日は疲れちゃったから間宮さんのところで甘味食べて寝るよ」

提督「おうそうしろ……ところで陽炎?」

陽炎「なに?」

提督「来週にはたくさん間宮が手に入るかもしれんぞ?」

陽炎「……はぁ?それってどゆこと?」

提督「明日には説明するよ。ほら、今日はお疲れさんってことだ」

陽炎「全く意味わかんないけど……はーい」



提督「……あいつなら、あの3人を止められるかもしれないな」

提督「……人間性を捧げよ……か、あいつらは果たして救えるのか……」

提督「大丈夫だろうな、さてと、執務を終わらせるその前に磯風のところに見舞いに行くかな……」

57 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/23(土) 00:08:58.72 ID:2vN2clFz0
みなさまお疲れ様でした。



よろしかったらこちらも書いてますのでぜひ参加してください

陽炎「ダークソウル3?」提督「陽炎型は強制参加な」
陽炎「ダークソウル3?」提督「陽炎型は強制参加な」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1460706468/)

html出してきます

101 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/23(土) 01:07:00.08 ID:2vN2clFz0
陽炎

102 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/23(土) 01:08:12.71 ID:2vN2clFz0
ksk

131 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします sage 2016/04/23(土) 01:45:52.94 ID:2vN2clFz0
荒らし止めなよ
迷惑じゃないの?

201 ◆bcl3OxnGHI sage 2016/04/23(土) 21:40:51.18 ID:2vN2clFz0
今日の更新はお休みさせていただきます


荒らされてるから気の毒だと思ってたらこいつ自演作者じゃねえか
これは荒らされて当然だし荒らしはもっと荒らせよ

待ってるゾ~

ほい

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