足柄「霞ちゃん、ありがとう！私、頑張って勝利をつかんで見せるわ！」


霞「期待してるわよ……って、そういえば足柄、時間は大丈夫なの？もうけっこういい時間になっちゃてるけど…？」


足柄「それなら大丈夫よ！ちゃんと会場までの足は確保してるから」


霞「でも、ウチの鎮守府って駅からも遠いし、電車も少ないけど…。ちゃんと帰ってこれるの？」


足柄「心配いらないわ、だって……」




















足柄「提督が送り迎えしてくれるんですもの！」


霞「…え？」


ドア＞ガチャ


提督「おーい！足柄、車の準備できたぞ～」


足柄「あっ！提督、やっと来たわね！、、それじゃあ、霞ちゃんまた明日ね！」


霞「」


ｷｮｳﾊｵｸﾘﾑｶｴｱﾘｶﾞﾄﾈ-

ｷﾆｽﾙﾅ…ｵﾚﾊｵﾜﾙﾏﾃﾞﾁｶｸﾃﾞﾏｯﾃﾃﾔﾙｶﾗﾅ-

ﾖﾛｼｸﾈ-

ﾊﾞﾀﾝ!ﾊﾞﾀﾝ!…ﾌﾞﾛﾛﾛﾛﾛﾛ……


霞「」


霞「」










霞「えぇ…」ﾄﾞﾝﾋﾞｷ

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一週間後

鎮守府　大食堂


足柄「ふんふん…。なるほど、なるほど…。」ﾍﾟﾗ…ﾍﾟﾗ…


大淀「あら、足柄さんじゃないですか？こんな休日の朝から珍しいですね…？」


足柄「大淀、おはよう！実は今日、デートというものをしに行こうと思ってるのよ」


大淀「…何か変な言い方ですね…？今日は普通のデートとは違うのですか？」


足柄「実は、先週合コンに行って来たんだけど、なんか相手の男の子達の反応が悪かったのよね…」


大淀「まぁ、相手の男性が足柄さんに対して気おくれしてしまったかのかもしれませんね」

足柄「いや、どうやら周りにいた私の友達の話だと、どうもそういう事ではないらしくて…」ｳｰﾝ


大淀「なら、何か他に原因があったということですか？」


足柄「それが、どーも皆教えてくれないのよね…。でも、おそらく原因は私が男性との会話に慣れていないことだと思うのよ、だから…」


大淀「なるほど！それで、今日はその練習のために疑似デートをするってわけですね！」


足柄「そうよ！だからこうして、デートスポットの特集記事を見て、行きたいところとか、話題をリサーチしているの」


大淀「ふふ、やる前には準備をしっかりして事に臨むのは、足柄さんらしいですね」


大淀「ちなみに、今日の練習はどなたと行くんですか？妙高さんですか？それとも、那智さんですか？」


足柄「提督よ」


大淀「えっ…？」














大淀「えっ…？」

こういう、周りからみると「お前らもう結婚してんだろ」って感じなのに当の本人が自覚してない関係、大好き
期待

提督の年齢が子供か老人でもない限り誤解しか生まれないな…

まさか合コンで失敗した理由って……

送迎だけじゃなくついてきてたんだろうな……
ドレスもわりと引くけど

そこそこ地位にいるであろう海軍の軍人さんに送り迎えさせてる女性とか怖すぎますわ

ここの提督がどうかはしらんけど本家は佐官以上確定だからな…

男「さっき送って来てくれてた人って足柄さんのお兄さん？」
足柄「いいえ、あれはウチの提督よ。あっ、私艦娘やってるの！」
「「「……え？」」」

こんなんが頭をよぎった

何だこいつ…

ドア＞ガチャ


提督「おーい！足柄、車の準備できたぞ」


足柄「あっ、提督！今日はせっかくのお休みなのにありがとね」


提督「いやいや、、俺もちょうど買い出しに出かけたいところだったからな、気にするな」


足柄「ふふふ…、それじゃあ提督行きましょうか！今日の練習用のデートコースはばっちり考えて来たんだから！」


提督「ああ、期待しているよ」


足柄「ええ、期待には十二分に応えてみせるわ！、、それじゃあ、大淀！また夜にでも会いましょうね！」


大淀「」


ﾁﾅﾐﾆｻｲｼｮﾊﾄﾞｺｶﾗｲｸﾝﾀﾞ-

ﾏｽﾞｻｲｼｮﾊｺﾉﾚｽﾄﾗﾝﾆｲｷﾏｼｮｳ-

ﾃｲﾄｸｺｺﾉﾊﾟｽﾀｽｷﾃﾞｼｮｳ？-

ﾊﾞﾀﾝ!ﾊﾞﾀﾝ!…ﾌﾞﾛﾛﾛﾛﾛﾛ……


大淀「」


大淀「」










大淀「足柄さん…、これを練習と言うのですか……」

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一ヶ月後

鎮守府　調理場　夜


足柄「ふんふん…。なるほど、なるほど…。」ﾍﾟﾗ…ﾍﾟﾗ…


ナベ＞グツグツ…


清霜「あれ、足柄さん？こんな夜に料理なんかしてどうしたの？」


足柄「あら清霜ちゃん、こんばんわ。…清霜ちゃんこそ、こんな時間に調理場に何か用があるの？」


清霜「えへへ…。実は、さっきまで武蔵さんと大和姉様とお話をしていたんだけど、結構長くお話をしていたからおなかがすいちゃって…」


清霜「冷蔵庫の中に、何か食べるものがあるかな～って思って来たんです」ｸﾞｰ


足柄「ならいいタイミングよ！今ちょうど夜食用のコンソメスープができたところだから、食べて行きなさい」


清霜「えっ！？いいんですか？」


足柄「もちろんよ！でも、今後の戦いの参考にしたいから、味について意見を貰えるかしら？」


清霜「戦いの参考…？…、あっ！もしかしてそれって、男女のお付き合いってやつに関する事ですか？」

足柄「ええ、その通りよ！この本によれば、男性の胃袋をつかむことが重要らしいわ…。だから、最近は料理の特訓を夜にしているのよ」


清霜「へ～。…そうやって、一度やると決めたことに向かってちゃんと努力できるのってすごい事だと思います！さすが足柄さんですね！」


足柄「清霜ちゃんにほめられて、俄然やる気が出てきたわ！…じゃあ、さっそく食べてみてくれるかしら？」つスープ


清霜「いただきます…」ｽﾞｽﾞｽﾞ…

寝たな

合コンで会話のネタは「ほどうすげえし」でなんとかなるらしい
本・ドラマ・歌・住まい＆地域・芸能・映画・食事

本(漫画ラノベ)、ドラマ(特撮)、歌(アニソン)
、地域(秋葉原、有明)、芸能(声優)、映画(アニメ映画)、食事(ラーメン)
なんだ、お前らって合コンの帝王だったのか

>>18

まず話しかけられるのか、という問題があってな

まぁ、話せないのに合コン来る奴なんていないだろうけど

>>19
やめろ




やめろ

>>19
自分の知識をひけらかす事に関してお前らの右に出るものは居ないからよゆーよゆー

なお聞いて貰えるかどうかは別の模様

つづきまだー？