コナン「灰原がデートだと!?」 (37)

阿笠「う、うむ…今週の土曜日にの」

コナン「ほーん、物好きもいるもんだねぇ」

阿笠「思った以上に反応が薄いのう」

コナン「別に良いじゃねえか、庇護選手の熱愛報道でアイツも色々吹っ切れたんだろ」

阿笠「しかしのう…」

コナン「ガキじゃあるめぇし、デートの一回や二回――…」

光彦「良い訳ありませんよ!!!!!!」バンッ

元太「そうだぞコナン」

歩美「そうよ!」

コナン「!?」

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コナン「コイツらも居たのかよ」

阿笠「う、うむ…作戦会議とやらをすると言ってさっき来てな」

コナン「はぁ?作戦って…」

歩美「決まってるでしょ、相手の男に与える罰の内容だよ」

歩美「私達少年探偵団が力を合わせて哀ちゃんに近づいたことを後悔させるんだよ」

コナン(コエーよ…)ハハ

コナン「そもそもオメーら大げさなんだよ」

コナン「どっか出かけるだけだろ?」

光彦「コナン君!!!」

光彦「ボクの灰原さ――いえ、少年探偵団の一員の貞操の危機なんですよ!?」

光彦「そんな悠長にしてる暇は無いんですよ!!」バンバンッ

阿笠「これこれ。机が壊れる」

光彦「すみません」

コナン(小学生なのに何の心配してるんだよオメーは)

元太「貞操って何だ!?食いモンか!?」

歩美「もー元太君はいっつもそれなんだから」

期待

元太「勿論博士にも協力してもらうぜ!」

阿笠「ワ、ワシも!?」

歩美「うん、相手が爆発するスイッチを作ってほしいの!」

光彦「花火のように美しく爆散させてやるんです!」

阿笠「ううむ…やってはみるが…」

コナン「お、おい!良いのかよ!?」

阿笠「可愛い哀君の為じゃしのう…」

コナン「マジか」

~1時間後~

光彦「それじゃあ今週の土曜の10時に、米花駅の前で集合ですよ!」

元太「よーしっ燃えてきたぜ!」

歩美「コナン君、忘れちゃだめだからね!」

コナン「へいへい…」

コナン(ま、面白そうだしたまには良いか…)

元太「博士―!スイッチの事は頼んだぜ!」

阿笠「任せておけい!」

コナン(博士もノリノリだしな…)

そして土曜日―…


歩美「あっ、コナン君!」

元太「おせーぞコナン!」

コナン「ワリーワリーちょっとな」

光彦「ちょっとな、じゃありませんよ!ついさっき灰原さんとターゲットが接触したんですよ!?」

コナン「うるせーな、悪かったって言ってんだろ、ったく…」

コナン(どれどれ、まずは物好きのご尊顔でも拝見するかな…)

コナン(―…ってアイツは!)


灰原「」ペチャクチャ

白馬「」ペチャクチャ


コナン(白馬探!?中々気の合うシャーロキアンだったが…まさかのロリコンだったのか!?)

コナン(というかいつの間にそんな親しくなったんだオメーら)

光彦「そろそろ動き出しそうですね…」

光彦「4人でぞろぞろ行動しても目立ちますから、二手に分かれて尾行しましょうか」

光彦「コナン君と元太君は先に行ってください。ボクと歩美ちゃんが後から着いていきます」

歩美「え」

元太「おーし、少年探偵団、早速活動開始だぜ!」ダダッ

コナン「ったく、しゃーねーなー」タッ

光彦「さ、歩美ちゃん。僕達はもう少しここに…」

歩美「私先に行くね」ビュンッ

光彦「え、ちょ、歩美ちゃん!!?」

~5分後~

コナン「お、そろそろ店に入りそうだな」

元太「洋食屋に入ったみてーだな…でもなんだか高そーだぞ」

歩美「これからどうする?」

コナン「そうだな…じゃあ光彦は客として偵察だ」

光彦「はい!」

コナン「歩美と元太は俺と一緒に工作をしてもらう」

元太「工作って…俺紙も粘土も持ってねーよ!?」

コナン「バーロー、んなもんよりもっと大規模なもんだ」

歩美「でも子供がちょろちょろしてたら怒られるよ?」

コナン「大丈夫だ、それは俺に任せろ」

光彦「じゃあまずは僕が行ってきます!」

チリンチリンイラッシャイマセー

コナン「…行ったか。じゃあお前ら、行くぞ」

元太「おうよ」

チリンチリン

店長(また子供だけの客か)

店長「いらっしゃい、3名様かな?」

コナン「ううん、僕達職業体験に来たんだ!」

店長「職業体験?ボウヤ、そういうのは大人があらかじめ話をしてくるものなんだよ」

店長「そんな話は聞いてないし、何かの間違いじゃないかなあ」

歩美「そんな筈ないもん!」

店長「でもねえ」

店長(ここはお前らみたいなガキをお遊びで雇える程安い店じゃねーんだよ!)

元太「おっさんの手違いだろー?」

店長(なんだこのデブ)

店員A()トコトコ

店長(あークソ面倒だ。あいつに押しつけるか)

店長「おーいちょっとこっちに来てく――…」パシュッ

店長「れぇ」ヨロドサッ

店員A「はい、呼びましたか?」タタッ

店員A「って誰ですかこの子たちは?」

店長(コナン)「あー…実は俺の親戚の子だよ」

店長(コナン)「職場体験をさせる約束をしていたんだがすっかり忘れてたんだ。これから中に入れるから」

店員A「え、はあ!?」

店長(コナン)「文句を言ったら減給だ」

店員A「わ、分かりましたよ…」

コナン(うし、完璧だ)

最終的には光彦を飛ばせばいいもんな

灰原「私、ボンゴレパスタランチセット。コーヒーで」

白馬「僕はこのハンバーグランチセットで、ミルクティーをお願いします」

店員A「畏まりました、ボンゴレセットコーヒーとハンバーグセットミルクティーでございますね」

白馬「…お子様ランチじゃなくても良かったんですか?」ニヤニヤ

灰原「……」ゲシッ

白馬「痛たた、じょ、冗談ですよ…」

灰原「ふんっ、罰として今日はとことん付き合ってもらうわよ」

白馬「覚悟しておきますよ、お姫様」


―灰原達から少し離れた席

光彦(くぅぅぅ、これ見よがしにイチャイチャしてええええ!)

光彦(今に見ててくださいよォォォォ!!)

店員B「ご注文はお決まりですか?」

光彦「あっ、えっ、ハイ、じゃあこのハンバーグランチで…」

――厨房

元太「あのイケメンにーちゃんはハンバーグか」

歩美「あのカウンターにハンバーグが出てきたら細工すればいいんだね!」

コナン「まあ待てよ。大物に一発やるのも良いが、こういう小物を使うのも乙なもんだぜ」コト

元太「お冷とおしぼりか!」

歩美「じゃあお冷には塩をいれよっか」

歩美「コップ半分くらいに」ザラージャブジャブ

元太「すげえ最早水がしみ込んだ塩だぜ!」

歩美「氷入れてカモフラージュしたら完成!おしぼりはどうする?」

コナン「元太のチンコでも拭いとけ!」

元太「よし!」ボロン ゴシゴシ

歩美「クサッ」

コナン「よし、お盆に乗せてレッツゴーだ!店員さんよろしく!」

店員A「はいはい」

歩美「哀ちゃんと光彦君の作っとくねー」ジャー

店員A「おしぼりとお冷どうぞ」コト

光彦「あっ、すみません」

光彦(そろそろコナン君たちの仕掛けが働く頃でしょう)

光彦(うひひ…灰原さんの前で存分に醜態をさらしてくださいねえ!!)

光彦「それにしても汗かきましたね…顔も拭いちゃいますか」

光彦(なんかこのおしぼり臭いですね)ゴシゴシ

コナン「ハンバーグが来たぜ」

元太「うンまそー!!」ジュルリ

コナン「食うなよ元太」

コナン「どうやって細工しようか」

歩美「それなら歩美、良いのがあるよ!」ゴソゴソ

元太「?なんだこのピンク色の錠剤?」

コナン「ペロッ、これはコーラック錠(90錠入り)!」

元太「コーラック?」

コナン「女性に人気の強力な下剤だ」

コナン「いわばピンクの悪魔だ…!」

歩美「そう!90錠全部入れちゃおう!」プチプチプチ

元太「なんかデキモノみたいで気持ち悪ィなあ」グリグリ

コナン「バーロ、ひっくり返しときゃ分かんねーよ」

コナン「余ったやつは付け合わせのニンジンやジャガイモに入れとくか」グリグリ

コナン「よし、店員さんこれお願い!」

店員A「はいはい」

コナン「それじゃあ歩美ちゃんはトイレの封鎖よろしく」

歩美「はーい」タタッ

店員A「お待たせしましたー」ジュウゥゥ

光彦「わぁ、美味しそうです!」

オマタセシマシターボンゴレセットトコーヒー

光彦(灰原さんの所にも揃ったようですね…)チラッ

コナン「」グッ

光彦(コナン君がサムズアップしてます。やっぱり仕掛けはハンバーグに!)


灰原「美味しそうね。頂きます」

白馬「頂きます」カチャカチャ


光彦(食べ始めた!)

光彦(何が起こるのでしょう…楽しみですね)ニヤニヤ

光彦「さて僕も冷めないうちに頂きますか…1200円のランチなんて初めてですよ」ドキドキ

白馬「お味のほどはいかがでしょう?」

灰原「ええ、美味しいわ」モグモグ

白馬「それは良かった。ボクのお気に入りの店なんですよ…」


光彦「」ムグムグカリムグ

光彦(何でしょう…なんだか肉とは違う歯ごたえがあるような…)ガリモグムグガリガリ


元太「そろそろ…か?」

コナン「ああ…」

コナン「さあ」

元太「地獄の」

歩美「始まりだ」



光彦「!!!!!」ググルギュゥゥゥゥ

光彦(なっ…急にお腹が)グルグルグル

光彦(く…しかし見届けないと…水で落ち着けて…!)ゴキュッ

光彦「ごっぱああああああああああああああ!!!!!」ドブシャアアアアァァァ

光彦(辛い!!いや、もう辛いを通り越して熱い!!!!いったい何があああああ)


灰原「あっちの席が騒がしいわね」モグモグ

白馬「やれやれ…モノを食べる時は救われてなきゃあダメなんだけどね」

白馬「それより、こっちも一口どうです?」

灰原「…ええ、頂けるなら」

白馬「はい、口を開けてください」

灰原「……恥ずかしいからやめてくれる?」

白馬「フフ、これは残念」


光彦(ぐわああああああああああああ!!!あっちもこっちもぐわああああああああ!!!!)

光彦(けどもう四の五言ってられません…!!!!!トイレえええええええ)ダダダダッ

――男子トイレ前

光彦(なっ…)

光彦(清掃中…だとおおおお!?)

光彦(!!)ブッ…

光彦(まずい、門がもう…)

光彦(こじ開けられる…!)ブブッ・・・

光彦(仕方ありません、女子トイレへ!!!)ダッ

光彦「って使用中ゥゥゥゥゥゥ!!!!!!!!」

歩美「あれ?この声は光彦く」ガチャ

光彦「ああああああああああああああああああああ!!!!!!!!」ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ!!!!!!ブツチチブブブチチチチブリリイリブブブブゥゥゥゥッッッ!!!!!!!





歩美「」

歩美「きゃああああああああああ!!!!!!!!」

――

コナン「光彦が女子トイレで脱糞だと!?」

元太「え?なんで光彦が?」

歩美「分かんないよぉ…オエッ…ウエッ」グスグス

歩美「とりあえずウグエッ…洗いに行ってくるから…替えをお願いとしか…オオエッ」

元太「ちくしょう光彦の野郎…歩美になんてもんを」

コナン(……)

コナン(そうか!分かったぞ!)テコリン

コナン「俺はあの時トレンチに1つずつしかおしぼりとお冷を置いていない!!!!」

歩美「そっかそれで店員Aさんは一人客の光彦君のだと勘違いしたんだ!!!!」

元太「ハンバーグもイケメンのはセットだったから単品のだと思っちまったのか!!!!」

店員A「なるほど!!!!!」

店長「なら仕方ないな!!!!!!!」

店員B「ありがとうございましたー」

灰原「奢ってもらっちゃって悪いわね」

白馬「いえいえ、レディにお金を出させるわけにはいきませんよ…」

白馬「さ、お手をどうぞ。段差がありますから」

灰原「キザね」クスッ


元太「…」

歩美「…」

コナン「…」


元太「あああああああイチャイチャしやがってちくしょう!!!」イライラ

コナン「クソッ、光彦のせいで!!!」イライラ

歩美「なんで私達がわざわざパンツとズボン買いに走らなきゃいけないのよ!!!」イライラ

光彦「み、皆さーん…ただいま戻りました…」

コナン「おうさっさと尾行続けるぞ。今度は歩美たちが先な」イライラ

元太「ったくよー次は気を付けろよな!」イライラ

歩美「顔あんま近づけないでねチンカス君」イライラ

光彦(散々な目に遭ったのは僕なのに…なんでこんなに罵られるんでしょうか)グスン

―尾行中

灰原「」ペチャクチャ

白馬「」ペチャクチャ

コナン「…」

灰原「」クスクス

白馬「」フフッ

コナン(…美男美女カップル、ってか?)

コナン(普段ツンケンしてるくせに、にやにや笑いやがって…)ムカムカ

コナン(…なんか、ムシャクシャするな)

コナン「オイ元太、その缶ここに置け」

元太「?ほらよ」コンッ

コナン(久々に強で行くぜ!!!!)チキチキッキュイィィン

コナン「らあああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああん!!!!!!」ドゴオオオォォォォォォ


光彦「」ドグシャアアアアアア

歩美「きゃああああさっき元太君が買ったコーラの缶が突然光彦君を貫通したああああああ!!!!」

コナン「ワリィ本当はあのキザ野郎に当てるつもりだったんだけどな」

コナン「風に流されてな」

元太「風ならしょうがないな」

歩美「流されたんだよね」

光彦「いえ…過ぎたことは仕方ありませんから…」ドクドク

元太「そんなことよりコナン、あの二人はこの店に入ってったぜ」

コナン「フサエブランドの専門店か…広くもねえし、流石に中で騒ぎを起こすわけにはいかねえ」

歩美「と、いう事は…」

コナン「ああ、やっと博士のスイッチの出番だ!」

コナン「灰原達が店を出た瞬間に派手に打ち上げようぜ!!」

元太「俺にやらせてくれ!!」

コナン「ほらよ!」

元太「へへっ」

歩美「良いなあー!」

コナン「連打で対象に熱エネルギーをチャージさせるらしい」

光彦「限界まで溜まると勝手に打ちあがるそうですよ」

歩美「じゃあ連打するだけの簡単なお仕事だね!」

コナン「よし、会計が終わったみたいだな……今だ!」

元太「いっくぜえ!」ポチポチポチポチポチポチ

コナン(ん?電話?)prprpr

コナン「もしもし?」

阿笠『おお、新一!実は大事な話があっての』

コナン「はぁ?なんだよ今良いところなのに」

阿笠『その様子だと、まだスイッチは使っていないようじゃの』

コナン「ああそれなら今―…」

阿笠『駄目じゃ!くれぐれも使ってはならん!』

コナン「はぁ?」

コナン「なんでだよ?シメだぞ!デザートなんだぞ!?」

コナン「口直しもせずに帰れるかってんだよ!」

阿笠『お、おおう…どうしたんじゃ一番興味なさそうだったのに熱くなりおって』

阿笠『いや、実はのう…開発途中で対象が誰か分からないことに気付いてな』

光彦(…あれ?なんか…お腹が熱いような)グラグラ

阿笠『期日も迫っておったしワシも学会やらで忙しくてな』

光彦(まさか、今までの流れで行くと…)グラグラ

光彦(!!!!!!!)テコリン

阿笠『ムシャクシャしてうっかり爆破対象を』

光彦「元太君!!!!スイッチを止めてください!!!!!」

元太「あ?なんでだよ」ポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチ

光彦「良いから止めてください!!!!!」ブクブク

コナン「光彦うるせえ!!!!電話が聞こえねえよ!!!!!!!!!」

阿笠『―…新一?聞いておるか?』

元太「」ポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチ

光彦「け゛ん゛た゛く゛ん゛!゛!゛!゛」ブクブク

コナン「え?なに?」

元太「」ポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチ

光彦「や゛め゛て゛ぇ゛!゛!゛!゛」ブクブクボコン

コナン「あーもう黙ってろ!!」

阿笠『これ!大事な話をしとるんじゃぞ!』

元太「」ポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチ

コナン「ワリーワリー、光彦が騒いでてな」

コナン「んで?爆破対象が誰だって」

阿笠『おおそれなんじゃが』

光彦「け゛ん゛」ブクブクブク!!

歩美「チンカスうるさい」

光彦「ひ゛ぁ゛」ドクンッ








阿笠『光彦君にしてしまっての』





光彦「ぷぺら」ドシュンッ!!!!!!

元太「!?おい光彦が飛んだぞ!?」ポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチ

コナン「!?」

歩美「すごーい!!」



ドッ パアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン

――その日、米花町に一輪の大花が咲いた。



灰原「?こんな街中でで花火?」ウィィン

白馬「おや…中々ロマンチックじゃないですか」



暮れなずむ空に開花した紅い花は美しく、



元太「すっげえ…」

歩美「きれーい…」



そしてどこか寂しい様に、少年少女の瞳に映ったのだった…。



コナン(光彦…)


コナン(うっかりなら、仕方ねえよな)




そして―――…

元太「兄のフリをしてもらっただけだぁ!?」

灰原「ええ、家族同伴でこのペアバッグを買うと割引とオマケのポーチをもらえるキャンペーンをやっててね」

灰原「容姿も似てるし、ちょっと兄役をやってもらっただけよ」

歩美「なんだぁーそうだったんだ」

灰原「ま、買って貰っちゃったから割引は無くても結局は良かったんだけどね」

元太「ちぇー、光彦無駄死にかよぉ!」

コナン(オイオイ…)ナハハ

コナン「ま、そんな事だろうと思ったよ…オメーを好きになる物好きなんて中々いねえだろうからな」ヒソヒソ

灰原「あら…でも大きくなったら改めて口説いてくれるって約束してくれたわよ?」ヒソヒソ

コナン「へっ、キザだねぇ…止めとけよ、んな台詞簡単に言える奴はロクなもんじゃねえからな」

灰原「…あら、嫉妬してくれてるの、小さなホームズさん?」クスッ

コナン「バ、バーロ、そんなんじゃねぇよ……」ポリポリ

歩美「あーっ!またコナン君と哀ちゃんだけ内緒話してるーっ!」

元太「ズリーぞ!俺らにも教えろよ!」

灰原「教えてあげたら、江戸川君?」クスクス

コナン「なっ、テメー…俺に押しつけんじゃねー!」

阿笠「やれやれ、困った子達じゃわい!」


皆「ワハハハハハ!!!!!!」


~HAPPY END~

ここまで読んでくださってありがとうございました。
マジキチエロづくしのコナンSSの中ではすっごく爽やかなSSに仕上がったんじゃないかと思います。
そうまるで、ナスのおしんこのように…。

>>15
1200円のランチにドキドキしちゃうなんてちょっとだけ可愛く感じてしまった

>>33
光彦くんは本来純粋な小学生なんですよ!

予定調和の如く安定の光彦オチ
しょうがない

途中読まず最後だけ読むと凄く微笑ましいのに

とてもすっきりしたコナンssだった

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