輝子「こ、今月の友達料の…」小梅「取り立てをしないと…」 (39)

初めてのスレ建て。短めのを試し試し書いて行きます。
何かおかしかったらごめんなさい。
142'sものです。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1456533944

P「」

輝子「ど、どうしたんだ、親友…? そんな、キノコが直射日光を喰らったみたいな顔をして…?」

P「いや、お前ら今なんて――」

小梅「あ…。も、もしかして、プロデューサーさんも…、あの子が見えるようになったの…?」

P「そうじゃなくて。って、あの子、今俺に何してるの?」

小梅「えへへ…」

P「えへへ、じゃない。いや今はそれより、さっきお前たち何て?」

輝子「ま、マタンゴの話か…? そ、そうか、親友も興味が――」

P「その次のだ。その…、俺の耳が確かなら、『友達料』がなんとか…」

輝子「?」

小梅「?」

P「そんな『何言っているんだこいつ』みたいな顔をしないでくれ」

P「え? 何? お前ら、友達料とか取っているの? 誰から?」

小梅「も、もちろん、幸子ちゃんから、だけど…?」

輝子「と、トモダチだからな…。ちゃんと友達料貰わないと…」

P「」


ガチャッ

幸子「フフーン! 今日もカワイイボクがやって来ましたよ!」

P「さ、幸子…」

輝子「さ、幸子ちゃん…。丁度いいところに来たな…」

幸子「どうしたんですか、お二人とも?」

小梅「さ、さっきね…。輝子ちゃんと、今月の友達料を幸子ちゃんから貰わないと、って…」

幸子「うっ…。も、もうそんな時期ですか…」

小梅「も、もしかして、まだ用意できていないの…?」

輝子「幸子ちゃんは…、私たちとトモダチじゃなくなってもいいのか…?」

幸子「よ、用意できてますよ!」

P「ま、待て! お前ら何を言っているんだよ!」

幸子「いいんです、プロデューサーさん! ボクたち三人が話し合って決めたことなんですから!」

P「でもこんな――」

幸子「ボクたちは友達ですから、仕方ないことなんです! はい、これが今月分の友達料です」

小梅「あ、ありがとう、幸子ちゃん…」

輝子「フヒヒ…。ヒャーッハッハッハ!! 待ち詫びたぜ!! 幸子ちゃんからの友達料をなぁ!!!」

小梅「しょ、輝子ちゃん…。静かに…」

輝子「ゴ、ゴメン…」

小梅「でも、これで来月も私たち、と、友達だね…」

幸子「そうですね。これからもよろしくお願いします」

P(毎月あんなに分厚い封筒を…。幸子、お前はそれで良いのか…?)

輝子「ま、待ってくれ、小梅ちゃん…。今月は2日遅れだから、滞納料金を貰わないと…」

幸子「うっ…。忘れていなかったんですか」

P「え?」

幸子「つ、追加で必要ですか…?」

小梅「ねえ、輝子ちゃん…。こ、今月は久しぶりに…、現物支払いはどう、かな…?」

輝子「そ、そうだな…。たまには現物支払いも良いな…」

P「げ、現物って、一体何をさせるんだよ!?」

小梅「ま、待っていて、幸子ちゃん…。い、今準備するから…」

幸子「うぅ…。プロデューサーさんのいる前でですか…?」

輝子「こ、これ以上の滞納はダメだぞ…?」

幸子「し、仕方ないですね。少し恥ずかしいですけど…、我慢します!」

P「は、恥ずかしい!?」

友達料(現生とは言ってない)

輝子「台は…。雑誌を広げて重ねればいいか…」

小梅「か、カメラの準備、できたよ…?」

P「さ、撮影付きって、何が始まるんだ…?」

小梅「えへへ…。た、楽しみだね、輝子ちゃん…」

輝子「ウン…」

幸子「それで、今日どうしますか?」

P「さ、幸子! お前、一体何を!?」

幸子「大丈夫ですよ、プロデューサーさん。ボク、頑張りますから!」

輝子「そうだな…。今日は…」

P「幸子…」

P(ダメだ! きっとこんな事は間違っている…! 三人のプロデューサーとして、ここはハッキリと言わなくては!)

P「お、お前たち! やっぱりこんな事は――」


輝子「やっぱり『To my darling』かな…?」


P「…え?」

小梅「で、でも、前に『KISSして』と一緒に歌ってもらったから…。きょ、今日は別のが良い、かな…?」

P「え? え…?」

輝子「じゃ、じゃあ、定番の『お願い!シンデレラ』にしておくか…?」

小梅「そ、そうだね…。幸子ちゃんソロのおねシン、す、凄く良い、よね…」

幸子「わかりました。『お願い!シンデレラ』ですね」

わたしはアイドル(ハート)だろ!

輝子「じゃ、じゃあ、ミュージックスタート…」ポチッ

幸子『♪おーねがいー シーンデレラー』

P「」

幸子『♪夢はゆーめで おーわれーない』

P「…え?」

P(な、なんで幸子はテレビのリモコンをマイク代わりにおねシンを歌っているんだ…?)

幸子『♪動きはじーめてるー』

P(輝子と小梅も、いつの間にかペンライトに鉢巻きに襷に半被のフル装備だし…)

幸子『♪輝く日のーためにー』

輝子小梅「いえぇぇぇぇい」

P(コールまで入れているし)

幸子『♪エヴリデイ どんなときーもー キュートハート 持ってたいー』

輝子小梅「キュート」

幸子『♪ピンチもーサーバイバルーもー クールにー越えーたいー』

輝子小梅「クール」

幸子『♪アップデート 無ー敵なパッション くじけ心 こーうしんー』

輝子小梅「パッション」

P「」

幸子『♪私にーでーきるーこーとーだーけをー かさーねーてー』

P「」

幸子『♪まーほーうーがー 解けなーいようーにー』

輝子小梅「」PPPH PPPH PPPH

幸子『♪リアルーなスーキル めーぐるミラークールー しーんじてる』

P「」

P(そ、そういえば、さっき幸子が渡していた封筒…)

P(今ならこっそり中身を見ても…)

P(…大量の幸子のプロマイドと、次のソロライブのチケット…?)

P(え? こいつら何やってんの?)

幸子『♪だーれかをー てーらせるスター いつかなーれますーようーにー』

幸子『♪動き始ーめてるー 輝く日のーためにー』

輝子小梅「もう1回」

P(いや、『もう1回』じゃないよ。なんだよこの状況?)

――――――
幸子『♪みーつけよう My Only Star 探しつーづけてーいきーたーい』

幸子『♪涙のあーとにはー また笑って』

輝子小梅「ふふー」

幸子『♪スマートにね』

輝子小梅「ふふー」

幸子『でも可愛くー』

輝子小梅「ふっふー」

幸子『すーすーもー』

P(お、終わった…)

輝子「さ、幸子ちゃん…。す、凄くカワイかったぞ…」

小梅「うん…。今日も幸子ちゃんは、カワイイ、ね…」

幸子「ふ、フフーン! 当然です! でも、何度も言っていますけど、コールはもう少しテンション上げて入れて下さい! 無表情で入れられるとちょっと怖いです!」

P「」

小梅「と、途中で歌詞間違えそうになって、慌てるところがカワイかったね…」

輝子「わ、私はバランスを崩してよろけたところがカワイかったと思うぞ…?」

小梅「プロデューサーさんの方を気にして…、チラチラ見ていたところも、よ、良かった…」

輝子「あ、あと、『心にシンデレラ』のとこの上目遣いは、や、ヤバかった…」

P「」

P「な、なあ。お前らは何をしているんだ?」

幸子「何って、友達料の現物支払いですけど?」

P「じゃあ、この大量のブロマイドは…?」

輝子「あ。か、勝手に開けて見たらダメだぞ…?」

小梅「わ、私たちが…、友達料として貰ったんだから…」

P「…これが友達料?」

幸子「はい。そうですけど?」

小梅「1ヶ月に50プロマイドを、25日支払い…」

P「えぇ…」

P「てか、お前らなんでこんな事やってんの? これに一体何の意味が?」

輝子「な、何って…。トモダチなんだから友達料を払うのは当然だろ…?」

P「でも、なんで幸子だけ友達料? 払っているんだ?」

輝子「わ、私も二人に払っているぞ?」

小梅「私からは、オススメのホラー映画のDVD…。こ、今月は、幸子ちゃんでも観れるように、あ、『アルマゲドン・オブ・ザ・デッド』、だよ…」

輝子「わ、私は自家製キノコの詰め合わせだ…。ちゃ、ちゃんと25日に払ったぞ…?」

P「じゃあ、なんで幸子はプロマイド渡すのを渋っていたんだ? お前なら喜んで配りそうなものなのに」

幸子「別にプロマイドくらい、いくらでもあげたいところなんですけど…」

P「ん?」

幸子「し、使用方法が…」

P「使用方法ってなんだよ? 何に使うんだよ?」

輝子「な、ナニって…///」

小梅「ぷ、プロデューサーさん…。せ、セクハラ、だよ…?///」

P「すまんもう一生訊かないし聞きたくもない」

小梅「せ、先月貰ったのは、もうボロボロになっちゃった…」

輝子「わ、私はラミネート加工してみたけど、だ、ダメだった…。フヒ…」

P「もう聞きたくないって言っているだろ!」

P「そういえば、毎月月末になると決まって俺の机の上にキノコの盛り合わせが置いてあるのって…」

輝子「わ、私からの友達料だが…。し、親友は親友だから、マシマシだ…」

P(アレにそんな意味があったのか…)

輝子「も、もしかして、足りなかったか…? お、大人の友達料の相場とか、よく分からないからな…」

P「そんなの俺もわからん」

輝子「え…? な、なんでだ…?」

小梅「…あっ。も、もしかして、プロデューサーさんって…」

幸子「それ以上はダメです、小梅さん! 例えプロデューサーさんに友達がいなくても、蔑んじゃあいけませんよ!」

P「いや、いるし。友達料とか貰ったこと無いけどいるし」

P「てか、俺は輝子に特別何かあげた記憶とか無いのだが…」

輝子「し、親友は私をプロデュースしてくれているからな…」

小梅「あ。しょ、輝子ちゃん…。ぷ、プロマイドに混じって、来月の幸子ちゃんのソロライブのチケットが…」

幸子「フフーン! カワイイボクのライブのチケットをボクの手から貰えるなんて、二人とも幸せ者ですね!」

輝子「ま、マジか…。ら、ライブ楽しみだな…」

小梅「そ、そうだね…。凄く楽しみ…」

胸糞かと思ったらほのぼのだったぜ!森久保ォォォォォォォ

幸子「そうだ。皆さん今日はこの後ヒマですか? 輝子さんから沢山キノコ貰ったことですし、みんなでお鍋でもしませんか?」

小梅「わあ…。幸子ちゃんのお鍋、た、楽しみだな…」

輝子「わ、私の払った友達料で鍋作るのか…。こ、これは私たちも追加で何か払わないとな…」

小梅「そ、そうだね…。私たち、と、友達だもんね…」

輝子「さ、幸子ちゃんに聴いて欲しいオススメのアルバムがあるから、それで良いか…?」

P「…なあ、お前たち」

小梅「な、なに、かな…?」

輝子「ど、どうした親友…?」

幸子「何ですか、プロデューサーさん?」


P「これただの月末恒例プレゼント交換会じゃねぇか!!」


幸子輝子小梅「…えっ?」




終わり

初めてのSS投稿ということで、まあこんな感じに。HTML化依頼してきます。

幸子Pとしては、幸子が輝子と小梅にカワイがってもらっていると嬉しい。

幸子と森久保の二人がツートップで好きなので、いつかこの二人でまた何か書きたいと思います。

ところで、そろそろ月末幸子復刻が来るはずですが、現金の用意は大丈夫ですか?

自分は上位珠美が来たので、血の涙を流しながらモバコインカード買っています。

乙乙
胸糞じゃなくて安心した…

あ。書き忘れましたが、このスレはアルマゲドン・オブ・ザ・デッドのステマの意味も込められています。

素晴らしいクソZ級映画なので、是非観てみて下さい。

ちなみに、自分はレンタル落ちの投げ売りされていた物を480円で買いました。

本当の本当に終わり

胸糞は来ないと思っていたがかなり斜め上で吹いた
無表情でコールいれる二人のフルボイスはよ

てっきり輝子にはキノコの写真とかで小梅には幽霊が写るような場所の写真とかかと

ほっこりした 乙

最初の展開怖かったけどちゃんと読むとめっちゃ仲良しでほっこりw 乙

この子たちに友達料という言葉を教えたのは誰なんだ……

乙!悪魔!!ちひろ

ぼくたちはちひろさんに友達料(ログインボーナス)を貰い、友達料(モバコイン)を払っている

モバコインを払う対価としてレアメダルもらってるだろういい加減にしろ

ちひろが教えたとは限らないだろ!漫画とかで覚えた可能性あるやん!

○○S○○C「歌詞を書いたな?金を払え」

142' は可愛いなぁ
乙です

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