響「んっ!んっ!」ブルンッブルンッ (52)

~765プロ事務所~

P「あ~疲れた……」

小鳥「お疲れ様です、コーヒーでも入れて一息つきましょうか」

P「そうですね」



ドタドタドタ

ガチャガチャバーン



響「うわ~んプロデューサーぁ~!!」

小鳥「響ちゃん?」

P「泣きはらした顔して一体全体どうしたっていうんだ響」ヨシヨシ

響「それがなぁ!それがなぁ!」


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もわもわもわわわ~ん

~都内某バッティングセンターにて~

響「へぇ~、近くにこんな建物あったんだな~」

真「僕なんかよくお父さんと通ってるよここ」

春香「私もたまに千早ちゃんとは帰りに来たりするんだけど、響ちゃん初めてなんだ」

響「てっきりちっちゃいゴルフ場が何かだと思ってたぞ」

ワハハハ

真「となると響のバッセン初体験だね」

春香「よーし、いっちょここは一つ春香さんがお手本見せちゃいますよ」

響「お~!!」


春香「まずはカードを購入っと」ピピット

響「んん?そのカードは何なの?」

春香「回数券みたいなもんだよ~」

春香「何回もするつもりならカードの方がお得!」



春香「よ~し!マイバッテ装着して……いざ出陣!」


響「あの手袋格好良いぞ!」

真「あれは打撃時に着けるもんなんだ、素手でバット振ってるといつまにか手に豆が出来たり皮が破けたりするから……」

響「へぇ~野球って大変なスポーツなんだなあ」

真「アイドルとしては爪の先までしっかり保護しないとね

ウォリャー
カキーン!!


響「うぉ~!!凄いぞ春香!!」

真「ナイスバッティング春香」

春香「えへへ~ 100キロ台の球なら春香さん見逃しませんよ!」ブイッ

ギギギ……
ギギギ…… ズバンッ!!

響真「あっ!!」

バチン!!

春香「ヴァッ!?」

バタン

響「春香!!」





春香「よこっらせと、えへへ//」

響「大丈夫か春香!?」

春香「大丈夫大丈夫、死球は儲けものなんだよ響ちゃん」

春香「バッティングマシンはこっちの事情なんかお構いなしに投げ込んでくるから、決して気抜いちゃ駄目だよ!」

響「わ、わかったぞ」



春香「よ~し、ほんじゃ仕切り直しといきますか」

カキーンカキーンポテスカカキーンカキーンポテ




春香「ふぅ~、良い汗かいた」



真「春香がこんなに上手いなんて知らなかったよ僕」

春香「私はまだまだだよ~、千早ちゃんなんか130キロバンバン弾き返しちゃうんだから」

真「へぇ~今度は千早も一緒に来たいね」



響「つ、つぎ自分いってもいい!!?」

真「お、ついに響の初打席だね」

春香「記念にこれをあげよう」

響「これはさっき買った回数券じゃないか、いいのか春香?」

春香「ふっふっふ、粋なはからいってやつだよ響ちゃん」

響「うが~!一発かましてくるぞ」

ガチャリ

響「カードを投入して…ん?」

響「ねえ~この高さ調節って何のこと?」

真「それはマシンから出されるボールの高さのことだよ」

春香「私が調整しといたから響ちゃんは触らなくて良いよ~」

響「了解だぞ!さあこい!」

ギギギ…
ズバンッ!

響「んがっ!」

スカッ

響「えへへ・・・」

春香「ふへへ~、最初はそんな感じだったな」

真「肩に力はいりすぎだよ響、リラックスリラックス」

響「外で見るより結構速いんだな…」

響「よーし、こんどこそ」

ギギギ…
ズバンッ

響「ふんっ!」

スカッ

スカスカスカスカスカッ

響「うぅ……」

春香「何かコツ掴むまでは難しいんだよね」

真「一回当てれば、響ならすぐ上達すると思うけど……」

響(一球も当たらないなんて…… さっきまでの昂ぶりが嘘のように引いていったぞ)

響(なんだかすっごい惨め思いが湧いてくる……)


わ は は は は

響「!?」

響のおっぱいがブルンブルンと揺れてるのかと

ドラエ「あのお姉ちゃん、のびくんよりへっぽこだよ」

のび「僕より下手な人なんて初めて見たよドラエ」

ドラエ「君より下手な人間なんて赤ん坊ぐらいだと思ってたけど良かったじゃないか」

ドラエ「さあ、帰って宿題の続きをしようのびくん」

のび「そうだねドラエ」



春香「ひ、響ちゃん……」

真「なんだあの人達、僕がぶっとば」

響「ううう・・・・!!うわあ~~ん!!」

真「響!!」

もわもわもわわわ~ん




響「うわ~ん!!」

P「よしよし」

小鳥「バッティングセンターは子供が多いですからね……」

P「茶々入れられたり、からかわれたりすることもあるんですよね」

響「うう……自分悔しいぞ!生まれて初めてこんな屈辱を味わったぞ!」

響「このままじゃ夜も寝付けないよ……!うが~見返してやりたいぞ!」

小鳥「見返すと言ってもねぇ……」

P「う~ん……」

律子「プロデューサーさんが野球教えてあげればいいじゃないですか」

P「律子!?」

小鳥「プロデューサーさんが?」

律子「野球やってらしたって聞きましたけど」

響「初耳だぞ」

P「ははは……」

小鳥「私も初めて聞きましたよ」

律子「社長の立ち話をちらっと耳にしたんですが」

律子「高校球児だったとかなんとか、野球好きの社長とは草野球で知り合ったとか」

小島「へぇ~、なら丁度良いじゃないですか」

響「プロデューサーお願いするぞ!」

P「うう~ん……」

響「もう!プロデューサーしか頼める人はいないのに!」

小鳥「教えてあげればいいじゃないですか」

律子「そうですよ、アイドルの悩みを解決するのも我々の仕事じゃないですか」

小鳥「日頃アイドルにちょっかいかけて悩み増やしてるんですし、たまには……」

P「……」

P「いよっし!承知した!」バンッ

響「うぎゃっ」

P「1周間で響を一流打者に育てあげてやらぁ!!」

小鳥「お、おぉ……!」

P「そうなりゃ、デスクワークなんかしてる場合じゃねぇ!!」ガチャガチャハヂーン

小鳥「あっ!」

P「いくぞ響!ついてこい!」

響「了解だぞ!」

律子「あ、こらっ待て!」

P「ほならの!アデューフンッ」フス゚~

バタンッ!ドタドタドタドタ プロデューサーマッテヨー!






響「プロデューサーはやいよーおいてかないでー!」

P「おっと、すまんすまん。ここまでくればもう追いかけてはこれまい」

響「はぁはぁはぁ……、それでついてこいってどこ行くつもりなの?」

P「俺の家だ。野球道具は一式揃ってるし、日中からアイドルと野球してる所なんか見られるわけにはいかんしな」

スタスタスタ

スタスタスタ

響「あのさプロデューサー……」

P「ん?どうした」

響「迷惑だったりしない?」

響「仕事忙しい時にこんなこと……」

P「……」

P「全然、むしろ頼ってもらって嬉しいぐらいなもんだ」

響「ぷ、プロデューサー!!」ダキッ

P「あはははは(仕事抜けられたし、まさに一石二鳥ってやつだな!)」



P「よーし着いたぞ」

響「一軒家なんだね~って、も、もしかしてプロデューサーの親御さんもいるのか(あ、挨拶しないと)!?」

P「あ~、うちの両親は田舎暮らしがしたいって言って、俺が大学卒業したと同時に出て行ったんだ」

響「へぇ~」

P「じゃ響は先に家あがっといてくれ、俺は倉庫からバットとか取ってくるから

響「わかったぞ~、おじゃましま~す」

響(他人の家は何か緊張するな~、それがプロデューサーの家となると余計……)

響(ん、この写真プロデューサーの……)



P「バットと…一応手袋、汚れてるかなあ」

ワハハハハハハ

P「ん?どうしたんだろ」

P「おーい響、道具持ってきたぞー」

響「あはははは、ぷ、プロデューサー」

P「どうしたんだ腹抱えて笑ったりなんかして」

P「そんな面白いもんあったか?」

響「この写真さ~あははは!坊主姿のプロデューサーがおかしくて」

P「ははは… そういや玄関前にずっと飾ったままだったなこの写真」

P「まあ、これはおいといて… 早速だけど練習はじめようか」

響「どこでやるのさー」

P「中庭だよ、こっちこっち」

>>10
これかと思って開いた

響はちっちゃいから春香のままだと合わないんだよ
つまり春香が悪いってやよいが言ってた

響「お~家の中に庭があるって珍しいぞ」

P「なんでこんな作りにしちゃったんだろうな、虫はわくし寒いしで…」

P「でも、これからする練習にはもってこいだ」ニタァ

響「言っちゃなんだけど、ここでバッティングなんかしたら大変なことにならない?」

P「んっふっふっふ… 一流打者になるに必要なスペースは六畳一間もあれば十分なのさ」

P「さ、手袋はめてバット持って」

響「りょーかい」スタコラサッサ

P「何回かバット振ってみて」

響「うが~!」

ブオンッブオンッブオンッ

P「なるほどなるほど……」

P「さすが響、力はあるみたいだな。力強いスイングしてるよ」

響「へへーん!自分ダンスやってるからな」

P「でも、これじゃ当たらないのも納得だよ」

響「ありゃりゃ!?なんでさー」

P「まぁ色々あるんだけど、目つぶってたり、脇あいてたり、体が前のめりになってたり…」

響「うう…前途多難だぞ」

P「安心しろ、それを治すために俺がいるんだ」

P「一週間で泣く子も黙る好打者に仕上げてやるよ!」シュビッ

響「おお~!こんなに格好良いプロデューサー初めて見たぞ!」

響「よーし!頑張るぞ」


P「じゃ服脱ごうか」

ガタッ

(ガタッ

スレタイの吸引力

響「おー!って…え?」

P「ん?服だよ服、今着てるもの」

響「な、な…!変態プロデューサー!!」

P「お、おい!家の中とは言え大声で不穏なこと叫ぶな」

P「ここらじゃ3丁目のPは敏腕プロデューサーとして町内の皆さんに慕われてんだよ」

響「だ、だって…!」

響「服を脱げってどういうことだぞ!いくら野球に詳しくない自分でもそれがおかしいって事ぐらい分かるぞ」

響「うう… こんなことだろうと思ったぞ、あのプロデューサーが人のために善意で行動するなんてこと」

P「ば か や ろ う !!」バンッ

響「んぎゃっ」

響はむっつりだなあ

>>10
俺も俺も

また千早いじめかと

響のおっぱいがおっきくなるスレかと思ったのに

P「響よ…松秀喜という名前は聞いたことないか?」

響「し、しってるけど…」

P「じゃあ、長茂雄という名は?」

響「それも知ってるぞ」

響「長嶋さんは監督で、松井さんは選手として巨人軍で活躍してたって」

響「このまえノーベル化学賞を二人してもらってたじゃないか!」

P「……」

響「へへ~ん、自分朝と夜のニュースは欠かさず見てるんだからね」

響「で、その二人が服を脱ぐこととどう関係するのさ」

P「うむ」

P「その二人が野球界において素晴らしい功績を残したという事は周知の事実だが」

P「彼らの特別な練習方法までは響も知らなかったらしいな」

響「特別な練習方法?」

P「ああ、その練習こそが松井を世界に名だたるHR打者に育て上げたと言われている」

P「アメリカに舞台を移した後も、不調に陥った時は長嶋さんと一緒に松井は…」

響「うう~、もったいぶってないで早く練習方法おしえてよ!」

P「うむ」

P「ずばり裸素振りだ!!」

なにそれこわい

響「ええっ!?なんだそれは!」

響「別に素振りするだけなら服来ていても一緒じゃないか!」


P「甘いなあ響は、裸でしか得られないものがあるんだよ」

響「な、なんなのさそれは」

P「長嶋さんは松井を裸でスイングさせることで生じる…」

P「キン●タマの打ち付ける音でスイングの良し悪しを判断していたんだ」

響「えぇ~!?」

響「へ、へ…」

P「まさか…」

P「偉大な偉大な『ノーベル化学賞』を受賞した二人を変態なんて罵ろうなんてことはないよな響?」

響「ぐぬぬ…」

響「あ!でもさ、でもさ!」

響「それは長嶋さんだからこそ判断できたのであって、プロデューサーが聞いてもわからないでしょ!」

響「そもそも自分女だから、き、き、キン●タマなんてついてないさー!///」

P「ほんと響はあまちゃんだな~、あまあまだなぁ~」

響「なっ!?」

P「いいか響、別にこの練習方法は上手い人だけしか出来ないわけじゃないんだ」

P「例えば…ダンスだって高度なテクニックを駆使することもあるだろうけど、その根底にあるのは基本だろ」

P「上手い人だって練習方法はいたって単純な事の繰り返しじゃないのか?」

P「同じ動きをするのに、上手い人は全く理解できないような練習するか?」

P「仮に独自の練習方法を編み出していたとしても、すべての人の上達に通ずるものがあるずだ」

響「う、うーん…」

P(あと一息か)

ナマハメエロ野球ってのにそういう練習があったな

P「あとな裸素振りは科学的根拠もあるんだぞ」

響「えー!?そうなのか」

P「ああ、野球の本場アメリカでは小学生から取り入れらてるよ」

P「ムケチャッカハンバー大学によると8割の人間に有効的だと実証されたんだ」

響「そうなのか… 疑って悪かったぞプロデューサー」ゲンナリ

P(ふぅ…口からでまかせでなんとかなるのは響とやよいぐらいだな)

P「それと、女にはキンタマがついてないって話だけど、その分男にはないものがあるだろ?」

響「?」

P「おっ●ぱいだよ」

響「なっ!」

隠れてねぇw

P「心配するな、俺は指導と割り切ってる。決して淫らな感情を抱いたりはしない」

P「信じてくれないか響…?」

響「……わかったぞ」

P「どうぞ」



響「うう…」ヌギヌギ

P「恥ずかしがる必要はないぞ、むしろ誇れ」

P「男にはないものといったが、千早にもないからな」

P「あいつじゃこの練習方法はできない、お前は恵まれてる方だよ」

響「そ、そうだな、恥ずかしがってたら千早に悪いもんね」

ワハハハハハ


そして響とPによる熱い練習の日々が始まった

エロSSに見せかけた良SSかと思ったがそんな事はなかったぜ

響「ふんっ!ふんっ!」

ブルンッブルンッブルンッブルンッ


P「うへへへへ」ニタァ

響「ねえ!胸だと音出てないけど大丈夫なのプロデューサー」

P「心配するな、俺は胸の揺れるかすかな音も聞き逃さない」

P「安心して振っていけ!」

響「りょうかいだぞ!」

練習は雨の日も


ザーー

響「うが~!」

ブルンッブルンッ


太陽が照りつける暑い日も

ミーンミンミン


響「うが~!」

ブルンッブルンッ

P「はぁはぁ んンッ!……ふぅ」



こうして響とPによる練習の日々は過ぎていき
あっといまに1周間がたった



~765プロ事務所~

小鳥「あれからはや一週間、二人共一切姿見せませんね…」

律子「仕事サボりやがってあいつら…!」




ドタドタドタドタ

ばーん

響「ひーびーきーだぞー!ただいまぁー!」

小鳥「響ちゃん!」

P「ただいま戻りました」

律子「プロデューサー!」

律子「仕事もほったらかしにして一週間も何してたんですか!」

P「もちろん響の打撃指導だけど」

P「アイドルの悩みを解決するのも仕事だろ?ん?仕事をほったらかしにした覚えはない!」ビシッ!

律子「あなたって人は…!」

P「まあまあ積もる話もありますが、とりあえず皆でバッティングセンターいかないか?」

小鳥「え?今からですか」

P「ええ、響の練習成果を見てもらいたいんです」

律子「あのですねぇ…、プロデューサーさんがいなかったせいで仕事カツカツなんですよ」

P「まあまあ、1ゲームだけでもさ」

P「実は今日近くの775バッティングセンター貸し切りにしてもらったんだよ」

響「それは本当かプロデューサー!」

P「ああ、邪魔も入らない所でまずは気持よく打ってもらいたくてな」

響「嬉しいぞプロデューサー!」ダキッ

P「はははは」

小鳥「どうします律子さん、せっかくだし…」

律子「はぁ…、仕方ないですね1ゲームだけですよ」

P「よしっ!出発だ!」

響「おー!!」



~775バッティングセンター~


P「小鳥さんと律子さんもせっかくですし1打席どうですか?」

小鳥「ええ~、私全然打てないんですよ~」

律子「まぁ、まずは響の打席見させてもらいますよ」

響「よーし!律子と小鳥見ててね!」

響「プロデューサー!」

P「ん?」

響「ニコッ」グッ

P「ふふっ」グッ

小鳥「なんだか響ちゃん一回り逞しくなった気がします」

律子「仕事だけじゃなくて、たまにはこういうのも良いのかもしれませんね」

P「なんたって思春期だからな、色んな事経験するのがいt… あ゛っ!?」

小鳥「あらっ//」

律子「なっ!」

律子「何してんの響!」

響「ん?」ヌギヌギ

響「何って、あ!」

響「あはは、プロデューサーとの練習の癖でつい脱いじゃったぞ」

小鳥「プロデューサーとのれ、練習…?」

P「…ははは」

響「もう練習じゃないんだから脱ぐ必要なんてないのにね」

響「でも脱いだほうが自分気合入るぞ」

P「…」ソー


律子「あなたって人は…!!」

律子「一体何を練習していたんですかぁああ!!」

P「うわーん、響助けてくれー!!」スタコラサッサ


終わりです
ありがとうございましたー

おいおい

まだこれからだろ

これから夜の練習(意味深)の回想が始まるんだろ?

本当に終わりかよwwwwwwこの>>1は使えネー奴だな

>>51
なら君が書けば良いじゃないか
待ってるぞ?(期待)

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