雪乃「やはり、友情と恋愛は成立しないと思うのよ」結衣「だったら……」 (7)

結衣「戦って決めるしかないね、ゆきのん」ゴゴゴゴゴ

雪乃「ええ、死んでも恨まないでね。由比ヶ浜さん」ゴゴゴゴゴ


八幡「え、おい? ちょっと待て。どうしてそうなった?」


結衣「実はゆきのんには黙ってたけど、私は空手八段の腕前だし」ゴゴゴゴゴ

雪乃「あらそう。でも、生憎、私はバキを全巻読んでる程の達人よ。残念だったわね」ゴゴゴゴゴ


八幡「おい、今バキ関係ないだろ」


結衣「なら、私はゴルゴ13全巻読んでるし」ゴゴゴゴゴ

雪乃「甘いわね。私は美味しんぼも全巻読んでるのよ」ゴゴゴゴゴ


八幡「もう単なる漫画好きじゃねーか、雪ノ下」

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結衣「ふうん。だったら、これ以上は話し合っても無駄みたいだね」ゴゴゴゴゴ

雪乃「私はクッキングパパも全巻読んでるわ」ゴゴゴゴゴ


八幡「もう噛み合ってすらいねーぞ」


結衣「覚悟はいいね、ゆきのん」ゴゴゴゴゴ

雪乃「じっちゃんの名に賭けて」ゴゴゴゴゴ


八幡「雪ノ下さん? 大丈夫か、雪ノ下さん?」


結衣「先手必勝だし!」ダッ

雪乃「甘い!」ガキンッ


八幡「何て事だ! 由比ヶ浜が速攻で間合いを詰めて、先制の目にも止まらない程の速いパンチを放ったって言うのに、雪ノ下はそれをあっさりと肘でガードしたぞ!」

八幡「しかも、ガードした時の音が金属でもぶつかりあった様な甲高い音ぉぉぉぉ!! こいつの鍛え上げた上腕二頭筋は最早鋼の様な固さになっているっていうのかぁぁぁ!!」

雪乃「すぐに終わらせて上げるわ!」ドンッ!!

八幡「凄まじい掌打だぁぁ!!」

結衣「あうっ!」ヨロッ

八幡「これには思わず由比ヶ浜の屈強な肉体もグラついたぁぁ!!」

雪乃「やっ!」ドンッ 2コンボ

八幡「勢いそのままに肩から入る肘打ちぃぃ!」

雪乃「はっ!」ドガッ 3コンボ

八幡「そこからすかさず顔面に裏拳のコンビネーション!! 速い速い!! 流石、スピードクイーン雪ノ下雪乃ぉぉぉぉ!!」

結衣「うぐっ!」グラッ

八幡「たまらず膝が折れる由比ヶ浜! ここで勝負は決してしまうのか!!」

雪乃「今よっ!」ドシュッ 4コンボ

八幡「容赦ない! 突き上げる様なアッパーカット!! 追い討ちをかけるかけていくぅぅ!!」

結衣「ぐはっ!」フワッ

八幡「たまらず由比ヶ浜の体が宙に浮かんだぁぁ!! これは完全に無防備状態!! ヤバイぞぉぉ!! この後、雪ノ下お得意の空中殺法が炸裂してしまうのかぁぁ!!」

雪乃「それっ!」ズガッ!!(前蹴り)5コンボ

雪乃「誰だったかしら?」ブンッ!!(浮かし技)6コンボ

雪乃「そこは私の居場所よ!」ズサッ!!(移動蹴り技)7コンボ

雪乃「やっ! やっ!」(進み弱パンチ×2)8コンボ

雪乃「はいっ!」(移動肘打ち)9コンボ

雪乃「やっ! やっ!」(進み弱パンチ×2)11コンボ

雪乃「出直して来なさい!」ドシュッ!! (弾き技)12コンボ

結衣「ぐあっ!!」ズガッ(壁強打、一時停止)13コンボ

雪乃「これで終わりよ!」キュイーン


ピキッ、ピキッ、ピキッ (空間が青色に少しずつ染まり、巨大な氷塊が頭上に現れる)

雪乃「私の二つ名よ、死ぬ前に覚えておく事ね」クルッ (後ろを向く)

雪乃「氷の女王。発動」パチンッ (指を鳴らす)


ズゴゴゴゴゴッ、ズガガガガガ (ゆっくり降りてきた氷塊が辺り一面を潰す)


雪乃「世界よ、完全に凍りつきなさい」スタスタ (去っていく)


パキッ、パキッ!! (氷塊にヒビが入る)

バリンッッ!!


KO!!! 37コンボ!!!


結衣「」(倒れて動かない由比ヶ浜)



パーフェクト!!


八幡「雪ノ下雪乃ぉぉぉぉ!! よくも由比ヶ浜おおおお!!」

これ面白いと思っちゃったのかあ…

文字が読めなくなる程度に目を細めて見たらそこそこ面白いで

空手8段にただの漫画好きが勝ってるよ

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