【咲-Saki-】あの日の迷いが (36)

注意 このSSには宮守女子の百合要素が含まれています

さらに全体的に雰囲気はほのぼのでは無いです

それでも結構ですという方はこの先にお進みください

短編ですがよろしくお願いします

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1455493981

一年という時が流れるスピードは、人それぞれ感じ方が違う

やけに長く感じる一年。あっという間に過ぎ去っていく一年。

私の場合は後者だった。それには理由が有り

それはとても単純で、誰もが経験するよくある話だった。

高校生活中、多くの人が人生の岐路に立つ事だろう。

私も例外では無く、ある大きな出来事が待っていた

彼女がここにやって来たんだ

豊音「はじめまして、岩手から来ました姉帯豊音です」

塞「でかっ!?っていうか…ここも岩手なんだけど…」

白望「………」

彼女を初めて目にした時は驚き、感動とも呼べるものだった

これほど大きな女性を目にした事が無かった

単純に面白半分。そして、この女性の内面に対する興味が半分

麻雀も強く人懐っこい性格からすぐに打ち解け、とんとん拍子で決まった編入

私はその日から少しずつ彼女を、豊音の事を目で追うようになっていた

豊音は少しドジで、小さな失敗が目立つ子だった。

その大きな容姿からは考えられない、小動物的な可愛さでクラスでも人気者になっていた。

私は人の輪に入って行く事が苦手で…嫌いな訳じゃ無いんだけど…なんていうか


ダルい…


その一言で言い表す事が何より適切だと思う。

皆顔色を伺い、腹の内を探り合い、他愛の無い話にも正解を探している

そんな交友関係なら無い方がマシだ…


豊音「小瀬川さんも一緒に行こうよ~」ニコニコ

案の定と言うか…豊音は優しいのだろう

私が孤立していると思ってか声を掛けてくれる

大きなお世話なんだが…無碍にする事も出来ない

白望「うん…わかった…」

断ろうかと迷ったが、なんせちょっとした事でもすぐに瞳に涙を溜めるものだから…

出来ることならそんな顔は見たく無いから、仕方なく…と言った感じだ

ただ不思議と、そんなに嫌な気はしなかった

部活の時にはいつものメンバーだからなんだか落ち着いて居られる。

活発に声を出し皆をまとめようとする胡桃

それを見てやれやれといった様子で卓に着く塞

今年になって麻雀を始めた留学生のエイスリン

そしてその様子に喜び、感動する豊音

私は形容し難い居心地の良さをここに感じていた

出来る事ならずっと、このままで居たい

全国大会が終わっても…

春、豊音と初めて会ってからもう数ヶ月が経った

それでも未だに私の事は小瀬川さんと呼ぶ

麻雀部の中で私をそう呼ぶのは豊音だけで、私は豊音と呼んでるのにだ。

豊音「それでね、小瀬川さん!」

白望「…シロでいいよ」

豊音「えっ…?」

白望「私も…豊音って呼んでるし…」

一瞬表情が固まり、何か悪い事をしたかな…と思った矢先

豊音「ほんと~!?」パアッ!

はじける様な眩しい笑顔が私に向けられ、少し戸惑う

豊音「あのね、小瀬川さんって表情が読めないっていうか、いつも不機嫌そうで…あ!悪い意味じゃないんだけど!」アセアセ

それは散々言われ慣れてる事だからあまり気にならないけど…

豊音「だからどういう風にお話したら良いかな?本当は迷惑なのかな?って考えてたんだけど…」

豊音「ちょ~嬉しいよ~!」ニコッ

この時にはもう、私はこの笑顔の虜になっていたんだと思う

それからの彼女はいつもより私との距離を詰め

話しの最中には身振り手振りを交え、もっと私と仲良くなろうとしてくれた

その様が堪らなく愛おしかった

私だけに向けられる表情が、その言葉が

堪らなく嬉しかった

私はこの人と少しでも一緒に居られるならと

必死に麻雀を打った

少しでも多く、笑っていて欲しかったから


夏の全国大会、初出場の私達は他校からのマークも無く順調に勝ち進み

予選を勝ち抜き二回戦まで進む事が出来た

強豪の永水と姫松、それにうちと同じく初出場の清澄

このブロックを勝ち上がると恐らく臨海とも当たるだろう

それでも私は負けたくなかった。この夏をまだ終わらせたくなかった

先鋒戦ではいつも通り、何も特別な事をせずに打つ

清澄の早上がりと永水の大きな上がりでそれほど稼ぐことは出来なかったけど

プラスでエイスリンに繋ぐ事が出来たのは大きい

後は皆を信じる事にする


予想外…控え室の誰もが言葉を詰まらせた

エイスリンが全く和了れずに帰ってくる事なんて今まで無かった…

それも無名校の選手相手にだ

すれ違ったときにはそれほど力が有る様には思えなかったけど…

涙を流し謝罪するエイスリン、私は不器用な言葉しか掛ける事が出来なかった

皆も声を掛け、そして自分を鼓舞した

想像していたものよりも、ずっと厳しい戦いだった事に今になって気付いた

中堅戦では胡桃が姫松、清澄のエースに健闘し最小失点で切り抜けてくれた

残すところ副将、大将戦だけだけど…

この調子ならうちらが負ける事は無さそうだ

ただ少し永水の副将が気になる

塞は多分あの人を塞ぎに行くんだろうけど

あれって結構体力消耗するらしいから…大丈夫かな…?


副将戦の前半で、心配していた事が起こってしまった

塞が何度も永水の和了りを阻止しようとしたせいでかなり体力を消耗していた

心配だったから見に行くと、かなり疲弊している様子だった

本人は強がっていたけど、やっぱり限界だったみたいだ

副将戦も大きな失点こそ無かった物の永水が大きくへこみ少しばかり楽が出来た

そして大将戦…豊音の番だ

子気味良く和了を重ね、あっという間に二位に浮上した豊音

その順位も喜ばしい事だけど何より、豊音が楽しそうに打っている

その姿が私には嬉しかった。

孤立した村から私達の学校まで転校して

そして私達と出会い全国まで来る事が出来た

それだけで十分な思い出、かけがえの無い思い出だ。

だからって…

こんな所で負けるなんて…嫌だ


私達五人の最初で最後の夏は終わりを告げた

私が後少しでも点を稼げていれば…多分皆もそう思っているはず

今まで夢に見た舞台に立ち、皆と一緒にここまで来れた

それでもこんなに悔しい…まだ一緒に打って居たい

こんな気持ちは初めてだった

控え室に帰ってきた豊音は気丈にも涙を見せず、笑っていた。

こんなにもサインを貰えた、嬉しいなって

でも…我慢できなかった

私も自分の中から溢れてくる感情を抑えきれず涙を流した

あぁ…悔しいな

私達が一通り泣き終えると、永水女子の神代さんが控え室に顔を出した

どうやら豊音がサインを頼み、自ら持って来てくれたようだ

また私達の思い出が一つ増えた。

ただ一つ気がかりなのは彼女が腰に携えてる物について

浮き輪だ。ここには似つかわしくないその格好に皆一様に首を傾げる

塞「あの…それは…?」

小蒔「これですか!浮き輪です!」ムフー!

塞「いや…それは把握してますけど…」

なんとも抜けている人だと思ったが次に発せられた言葉に少し胸が躍った

『よろしければ皆さんもご一緒にいかがですか?』

普段からあまり肌を露出しない豊音の水着姿を見る事なんて中々出来ない事だ

不埒な考えだったけど私はその提案にいの一番に賛同した

やっぱり塞にはおかしな事と思われたみたいだ

トシさんもこの意見には賛成してくれて私達は晴れて海水浴に行く事になった

熱さにも寒さにも弱い私だが、それを乗り越えた先にあるご褒美に目が眩み

思い返せばなんともダルい話だが、少し迷った果てに欲望に負けてしまった…


そこは不思議な場所で、まるで時間が止まったような

季節を感じさせない、まさに常夏と言った場所だった

入り口は山から。そして出てきたのはこの海だった。

奇想天外とはまさにこの事で、私の理解なんてとっくに超えてしまっていた

なにより珍しい事に、今日は私も体を動かしたかったんだ…

あの試合の事を一刻も早く忘れたがっているかのように

水着に着替え海へ歩を進める私の前に、豊音が見えた。

まるで雪の結晶のように白く綺麗な肌、そして太陽の光を照り返す黒く長い髪に

私はしばらくの間目を奪われ、立ち止まっていた

柄にも無くその日私は声を上げて笑った

自分でもどうかしてるんじゃないかと思うほどに

今まで練習に費やしてきた時間を、取り戻すかのように

皆と過ごした練習の時間はもう失われてしまったから

その隙間を埋めるように、必死に皆を詰め込んだ

一際大きなスペースには、一際大きな彼女が入っていた

でもやっぱり、楽しい時間は早く過ぎてしまうんだな…


夕食には海の幸や山菜などを振舞ってもらい、これがまた美味しかった

岩手にも自然は山ほど有るけど、北と南では少し違って感じる。

夕食の後に入った温泉では皆で洗いっこする事になり、なんだか少し恥ずかしかった…

そして皆、日焼けしたばかりの沁みる肌で湯船に浸かった。

その夜私達には部屋が二つ用意され、くじ引きで部屋割りを決める事になった。

私はどうか豊音と二人っきりになれます様にと願った…しかし

二人っきりになった所でどうすれば良いか悩んだ

そして豊音と同室で良いのか迷ってしまった…


案の定私は豊音と同じ部屋になった

これは喜んで良いのか、理性との戦いを悔やむべきなのか…

豊音はと言うと、少し疲れたのかボケーっと外の景色を眺めていた

白望「豊音…眠たいなら寝た方が…」

私の声に視点を動かさず豊音が答えた

豊音「ううん、私は大丈夫だよ~。それより、シロの方が今日は疲れたんじゃないかなー?」アハハ

確かに普段感じるダルさとは違う身体への負担は感じられた。

でも、折角の同室なのだからこんな所で眠りたくないという意思によって、意識は繋ぎ止められていた。

白望「私もまだ眠れないから…」


豊音「そっか…私は少し散歩してくるけど、シロも行く?」

私も少し夜風に当たりたい気分だった為、頷き共に部屋を出た。

豊音「この時間だと風が気持ちいいね~」

そよそよと豊音の髪を揺らす心地良い風を、私は少し羨ましく感じた

私も彼女の髪を手櫛で整え、撫でる事が出来たらどれだけ幸せな事か。

風に嫉妬するなんておかしな話だと自嘲していると豊音の足が止まった。

豊音「少しここでお話して行こうか?」ニコッ

豊音はそういって腰を下ろすと、私もその隣に寄り添うようにして腰を下ろした。

豊音「今日は楽しかったねぇ~、海なんて私初めて来たから」

楽しそうに今日有った事を、順番に思い返していく。

その表情が少しずつ、寂しげな顔に変わっていった

豊音「私達が全国まで行けて、そこで負けちゃったけど…だから今日ここで皆で遊べて…」

豊音「私、今凄く楽しいんだ…」

言葉を一つ一つ、搾り出すように豊音は言った

豊音「ごめんね…私がもっと…もっと頑張れてたら…」

声が震えて、次第にその震えは身体へと…

堪らなくなり私は豊音の肩を抱いて言った。


白望「謝る事じゃない…豊音のせいじゃない…私だってもっと頑張ってたら…」

忘れるつもりでここに来たのに、押し込めていた分その感情は肥大していて…

豊音「シロは悪くないよ…シロは皆の為に必死で頑張ってたよ…」グスッ…

そうじゃない…私はそんなんじゃ…

白望「違うんだよ…私は…皆とは違うんだ…」

これ以上言ったらもう戻れない…わかっているのに

白望「私が全国を目指してた動機は…そんなんじゃないんだよ…」

この場所がそうさせるのか、一度溢れてしまった言葉を飲み込むことは出来なかった

白望「私にとっては…豊音だったんだよ…」

私の中で少しずつ、大事な何かが壊れる音が鳴り響いた

白望「私は皆の為じゃない…豊音と少しでも一緒に居たかったから…」

顔を見るのが怖い。普段の私じゃ見せる事の無い、必死で話すこの顔を見せるのも怖かった

白望「麻雀をする喜びも、いつの間にか豊音と一緒に居る喜びになってた…」

白望「負ける悔しさも、豊音と一緒にいられなくなる悔しさになってた…」

我ながら最低だ…こんな一方的な思いを、傷心中の彼女にぶつけるなんて

白望「だから私は…私は…!」

自分への呆れと、こんなにまくし立てるように話した自分への戸惑いに

私の瞳から涙が流れて行った。もう感情を抑える事が出来なかった

白望「私は…豊音が好きなんだ…」クシャ…

しばしの沈黙、口を開いたのは豊音だった

豊音「シロがそんなにいっぱい話すところ初めて見たよー…」アハハ

あんな話をされた後だ、豊音は困っているに違いない。

取り消そう。今ならまた、友達のままに戻れるかもしれないから…

それでも私は…淡い期待を寄せてしまった。

こんな大事な決断でさえも、迷ってしまったんだ

豊音「…私の中のシロってね…?皆に優しくて、すぐダルくなるんだけど…それでも皆の為に気を使ってくれて…」

私は…そんなに立派じゃない

豊音「だからね、誰かが泣いてるとその人に優しくしてあげるんだ…その人を喜ばせようとして…だから」

豊音「今のも…そういう事なんだよね…?」

私は、後頭部を何かで殴られたような衝撃を受けた


私はさっきまで、自分の言葉を取り消そうとそのきっかけを探していた。

そして今、そのチャンスが目の前に転がっている。

『そうだ』と言ってしまえば、今なら何も無かった事に……

…出来ない。それだけはしちゃいけない

本当に好きな人だからこそ、半端な決断じゃ駄目なんだ

伝えるんだ、本当に好きだって事を

ずっと前から好きだったって事を…!

白望「違うんだよ豊音…私は…」

白望「私は本気で豊音の事が好きだったんだ、ずっと前から…好きだったんだ」

今度はもう、迷わない


空を見上げて一呼吸置いた豊音は、私に向き直り言った

豊音「…ちょーうれしいよー」ニコッ

私は全身の力が抜け、その場にへたり込んでしまった…

白望「それじゃあ…」

豊音は私の目線まで屈み、私の目を見据えてハッキリとした口調で言う

豊音「私もずっとずっと…シロの事が大好きでした…今はもっと大好きです!」エヘヘ…

はにかみながらそう言ってくれた彼女の唇に私は自分の唇を重ねた

白望「豊音…」

何度も何度も名前を呼びながら…互いの存在を確かめ合うように

豊音「んっ…シロ…」

何度も何度も…聞こえてくるのは波の音と、私達の声だけだった

それから私達の関係を部の皆に話した。

すると驚いた事に、部室はため息に包まれた。

塞「やっとくっついたの?もう…あんまり気を遣わせないでよね…」ハァ…

胡桃「ホントホント、じれったくて私達が先に言っちゃうかと思ったんだから!」

エイスリン「シロ…ドンカン…」

なんでだ…?私が今まで秘めていた思いは皆に筒抜けで…

豊音も私に向けて何度もアプローチをしていたらしい…

白望「それは…ごめん…」

少しずつだけど、また私達に笑顔が戻ってきた



それから幾日も月日が経ち、私達も卒業を間近に控えていた。

白望「豊音は…やっぱり村に帰っちゃうの…?」

答えなんか聞きたくなかった…もう解りきってる事なのに

豊音「うん…それがこっちに出てくる時の約束だったから…」

白望「…そっか」

こんな事を言いたいんじゃないのに…行かないで…ただその一言が出てこない

豊音「で、でもでも!また会えるからそんなに心配しなくても大丈夫かな~…なんて…」

いつもそうだ、私の気持ちを察してわざと明るく振舞ってくれる豊音

いつも豊音が私の気持ちを察して…先に声を掛けてくれるんだ

白望「行かないでよ…」

喉の奥から精一杯搾り出したかすれ声は、豊音の耳まで届いただろうか

豊音「…え?」

白望「行かないで…豊音…」

豊音「でも…私は約束しちゃったから…」

白望「そんな約束守らなくたっていい…!」

私の生まれて初めての我侭だった。ごねる事も面倒くさがっていた私の…

豊音「シロがそんな事言うの…珍しいね…」

今、豊音はどんな気持ちだろう。やっぱり迷惑かな?

白望「私は、豊音と離れたくない…ずっと一緒がいい…」

それでもここで引いてしまったら、私は一生後悔すると思う

白望「行かないでよ…豊音…」

我ながら子供っぽい…

豊音「…いいよ」

ポツリと呟いたその言葉に、私は驚き顔を上げる

豊音「でも…私もう村には戻れなくなっちゃうよ…?」

家族との離別、豊音の人生を私の判断一つで滅茶苦茶にしてしまうかもしれない…

豊音「私、天涯孤独になっちゃうよ…?」

だったら…

白望「私が…私が豊音の家族になるから…」

私はこんなに喋るような人間だっただろうか?

そんな事は無い。豊音と出会って、豊音と色んな所に行って…

その繰り返しで、一緒に居る時には周りの景色が

豊音の居る景色が私にとっては特別で…それが嬉しくてついつい饒舌になる

豊音「…私で良いの?」

違う…

白望「豊音が良い…」

豊音「私大きいけどお姫様抱っことかに憧れてるんだよ…?」

それでも…

白望「出来るように努力するよ」

豊音「それに私…」

それでも良いんだ

白望「結婚しよう、豊音」

豊音「…はい」ニコッ

この日私に、涙と鼻水で汚れた世界一素敵な花嫁が出来た

塞「まさかこんなに早くに結婚するなんてねぇ…」

胡桃「一番ビックリしたのはシロが『頑張って』とか『努力する』とか言ってた事だよ」

塞「ホントホント、ちょっと前じゃあ考えられないよね…」

エイスリン「トヨネ!シロ!」

結婚式には少数の人間しか呼ばなかった。

全国大会に携わった人達と、私の友人と呼べる数少ない人達のみで

豊音「ブーケ投げるよー!」バサバサ

健夜・はやり「バッチコーイ!」ピリピリ…

塞「ゲェ…あそこには近付かないようにしなきゃ…」

豊音「せー…の!」ブン!


私達は同じ歩幅で、同じ目線で生きて行こうとは思わなかった

それぞれ違う物を眺めながら、二人で共有しようと。

そうすれば二倍幸せになれるからと…

来年の春には、三倍の幸せになることを…皆にはまだ言っていない

いつ言うかは、まだ迷っている。


あの日の迷いが カン

以上です、昨日バレンタインだったから書いてみました

↓バレンタイン以外はこんなの書いてます↓

ハギヨシ「なんで見られてるんですかねぇ…」(困惑)
菫「絶対に萌えてはいけない大星淡?」照「そのとーり」
麻雀学園高等部

ではまた別のSSでお会いしましょう。
ありがとうございました

おつ

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