おばあさんが家に帰ると、おじいさんが桃に絡まる触手を見て言いました。

「わし、今日、触手に犯されたよ」

よく見るとおじいさんの服はくたくたですし、白濁とした液が身体中についていました。

「あらまあ。私もですよ」
「婆さんもか」
「良くありませんでしたか」
「ああ。ひさびさに射精した」
「ならいいじゃありませんか」
「そうじゃな」

そう話している最中、触手はおじいさんとおばあさんを再び犯すのでした。

一通り済んだあと、おじいさんとおばあさんは桃を食べようとしました。
しかし、精液や愛液、汚物で臭かったので捨てました。

その日から、触手はおじいさんとおばあさんと暮らし始めました。

触手は桃太郎と名付けられました。

おじいさんとおばあさんは、桃太郎や桃太郎やと言っては触手を可愛がりました。

桃太郎は桃太郎で毎日、おじいさんとおばあさんの穴と言う穴を可愛がりました。

だけど、そんな日も長くは続きませんでした。

性交為の最中、おじいさんとおばあさんは息絶えたのです。

桃太郎は哀しみました。
触手と言う触手から白濁した液を吐き出しました。

ひとしきり液を吐き出した後、桃太郎は二人からの手紙を見つけます。

桃太郎や。
お前との日々をわしらは忘れまい。
わしらは新婚のときのような、性の悦びを再び手に入れた。
じゃが、わしらはもう長くはないじゃろう。
わしらは老いている。
今日か明日かは解らぬが、体はとても持つまい。
しかし、わしらは後悔はしておらぬ。
お前の触手は、わしらに再び悦びを思い出させたのだから。
ありがとう桃太郎。
本当にありがとう桃太郎。

桃太郎はそれを読んで、再び白濁した液を触手から吐き出しました。
白濁した液が枯れ果てるまで、吐き出しました。

次の日、桃太郎は村から出ていきました。
桃太郎は新たな性を満たすものを求めて旅立ちました。

カオスwww

カオスｗｗｗｗ

なんだこれもっとやれｗｗｗｗｗｗ

いい、実にいい

バロスｗｗｗｗ
続きに期待

ところは変わって、ある地方では鬼ヶ島からはぐれた鬼が、暴れまわってました。
仇名をそれぞれ、犬、猿、雉と言いました。

犬が好きなのは、骨にむしゃぶりつくことでした。
犬のように犬は人間の骨肉にむしゃぼりつくのです。

猿が好きなのは、人間を串刺した上での槍投げです。
猿のようにきゃっきゃと笑うので、猿と言われました。

雉が好きなのは、占いでした。
犬は人間を引き裂き、内蔵を地面にぶちまけ、その形でなにがしかを占います。
雉は女の子らしく、まだ見ぬ恋人について占いました。
雉の名の由来はメタ的に言って、物語上の名称に残っていたのが雉だから雉です。
あと、猟奇的なエピソードを挿入して、すいません。
触手は何かに何かを挿入するだけにとも言えます。

触手こと桃太郎はそんな地方にやってきました。

ももたろさん触手を持ってるんじゃなくて触手そのものなんだよな…

桃太郎がある地方のある村に辿り着くと、犬、猿、雉が何時ものように惨殺を繰り返していました。

桃太郎の触手はピンと膨張しました。
犬、猿、雉が屈強な身体をしていたからです。

これならばおじいさんとおばあさんのように壊れはしまい。
おじいさんとおばあさんのことを思い出すと、桃太郎の触手から白濁したものが出かかりましたが堪えました。
桃太郎は襲い掛かりました。

「桃太郎さん桃太郎さん。私のお腰のきび団子。こねてしゃぶってくれました」

「やりましょうやりましょう。穴穴穴につきささる、触手に達しているのです」

「さようならさようなら。あっうっいやんいっちゃうわこんなのはじめていっちゃうわ」

犬、猿、雉は桃太郎に征伐され腰布の下のものさえ、露にされた状態で、地面でぐったりとするのでした。

それに喜んだのは村人たちです。わしらを圧していた鬼たちが打ち倒された。
触手は神じゃ。仏じゃと桃太郎を拝みます。

桃太郎は拝む村人たちをも陵辱しました。
穴があったからです。

村は桃太郎の陵辱により死屍累々、性交の残り香が溢れると言った有り様でした。

そんな中、屈強な身体を持つ犬、猿、雉が息も絶え絶えながら、立ち上がり桃太郎に言いました。

「わたくし達をあなた様の奴隷にしてください」

桃太郎はそうした犬、猿、雉を犯してやりました。
ここに穴に対する刺激をもとにした、主従関係が生まれました。

それから後、荒く息をつく犬、猿、雉に桃太郎は尋ねました。

おまえたちは私が知っている人間とちがうようだが？

「私たちは人間ではありません」

「私たちは鬼です」

鬼？

「私たちは人間ではありません」

「人間を侵犯するもの」

桃太郎は面倒な話になりそうなので再度、鬼たちに触手を突っ込みました。

描写をしますと、三びきの鬼の身体に触手が絡み付きます。絡み付いた無数の触手の先端は鬼たちをなぶるように、拘束して自由を奪いました。その上で顔や角、乳首や生殖器、排泄器官などの周辺や、その中心をぬめった触手で愛撫します。そして頃合いをみて穴につっこみ、繊細に、乱暴に中と外から、辱しめるのです。

何はともあれ、桃太郎と三匹は、三匹の故郷である鬼ヶ島へ向かうことにしました。
そこに鬼がいるからです。

カオスすぎるｗ

話は時間を遡ります。

おじいさんとおばあさんに捨てられた桃は、再び川に流されました。

川をくだり、海へ辿り着き……流れ流れて……。
辿り着いた先は鬼ヶ島でした。

さて鬼ヶ島の場所には諸説ありますが、今のハワイがそれにあたります。

なのでこれからは鬼ヶ島のことをハワイと称します。

ハワイで鬼たちは概ね平和に暮らしていました。

ウクレレを弾き、リンボーダンスに興じ、ヤシの実の汁をすするのです。

ときたまひどい乱暴者が生まれましたが、そうした鬼は船で流されました。

そこでは人間たちも暮らしていました。

桃はある夫婦の家に拾われました。

「やあキャシー。甘いものを貪りつきたいときってあるよね」

「ええトム。私、ちょうどお腹が空いていたところなの」

「そんなときはこれ、大きな桃！」

「まあ！なんて大きな桃！」

「見てくれよ、この大きさ。それでいながら、なめらかな質感」

「ほんとう！すごいわ……でも、お高いんでしょ」

「それが海で拾ったからタダなんだ」

「まあ、すごい！」

「…………」

「…………」

「…………」

「食べましょうよ」

「ああ」

「トム、あんたもたまには役に立つのね」

「そうだろ。この桃、なんだか妙な臭いがするが」

「食べられればなんでもいいわ」

「ああ」

夫婦が桃を切ると中から男の赤ん坊が出てきました。

「赤ん坊よ」

「赤ん坊だね」

「ねえトム」

「なんだいキャシー」

「私、この子を育てたいわ」

「なんだって、しかし」

「私たちは貧しいわ。それに鬼たちだっているけど……この子は神の与えたギフトだと思うのよ」

「ああ、キャシー」

「いいでしょ」

「勿論だ。育てよう。これは僕たちの子だ！」

桃から生まれた子はスティーブと名付けられました。

貧しいながらもトムとキャシーにより、スティーブは幸福に育ちました。

しかし、８年後のことです。



さて話を桃太郎に戻しましょう。

桃太郎は鬼ヶ島ことハワイへ向かおうとしましたが、気づけば今で言う中国にいました。

犬、猿、雉の話をもとに向かった筈なのですが、てんで見当ちがいの方向でした。

鬼たちは気絶させられた上、船で流されたので、ハワイの方角が解らなかったのです。

桃太郎はいずれ着くだろうと安楽な気持で、行く先々で陵辱を繰り返しながら旅を続けました。

ああ、そういえば、鬼の根本は漂流で流れ着いた外国人だっけ
鼻高いし背も大きいから天狗と鬼の元って話

スティーブは夢を見ていました。

優しかったパパとママ。

昔、波打ち際で遊んだっけ。まだ幼い俺はおっかなびっくり、歩いて。

パパとママは俺を見ていた。光が眩しく照らしていた。

トムとキャシーが死んだのは、スティーブが８歳の時でした。

村の宴会が行われた夜の帰り道、ふたりは殺されたのです。

スティーブがふたりから受け取った最後の言葉は「ちゃんと帰ってくるから、遅くまで起きてるんじゃないよ」でした。

ふたりの遺体はバラバラに引き裂かれていました。

その為、鬼の仕業ではと噂されました。

しかし、鬼たちに尋ねても「解らない」と答えるばかりで、犯人は見つかりませんでした。

スティーブたちの家にはトムの兄夫婦がやってきました。

スティーブは兄夫婦に養われることになりました。

トムの兄、つまりスティーブの叔父は毎日、働きもせず酔っ払っては妻を殴り付けました。

そうしている内に、あれほど豊かだったスティーブの家の畑は、荒れ果てました。

スティーブはそれを哀しみましたが、子どもの力ではどうしようもありませんでした。

どこに向かっているんだこのssはｗｗ

スティーブｗｗ吹いたｗｗ

「だんだんとあの人はおかしくなったのよ。
あの人の弟があなたたちが幸せそうだから。
畑が豊かだったから。
私たちはぜんぜん幸せじゃなかったから。
あんたの両親は死んで本当に良かったわ。
本当にね」

両親が死んでから数年後の、冬の夜のことでした。

布団の中、叔母がスティーブの身体にまとわりつきながら、囁きました。

スティーブは何やら嫌な気持ちになりました。

けれど、ただ曖昧な笑みを浮かべることしか出来ませんでした。

その後のことを、スティーブは思い出せません。

覚えているのは、彼にのしかかる継母のしまりのない身体。垢にまみれた尻の穴の臭いでした。

このssからは、何か途轍もない狂気と才能を感じる

それからも毎晩、スティーブは叔母の玩具にされました。

「パパとママはお前が私たちの子どもになるまで、
絶望して過ごしていたんだ。
あの年はね、何年ぶりかにはぐれ鬼が現れたんだ。
多くの鬼たちは見た目よりも親切だけども、
少なくない割合で、人間に害をなすものが生まれる。
その年は３人殺された。
その中には生まれたばかりの私たちの息子もいた。
そうお前のもういない兄だ。
そして、はぐれ鬼を打ち倒すときの、
鬼同士の戦いで私たちの畑は壊された。
私たちは毎日、お腹をすかせていたよ。
生きる気力さえ失われていた。
そんな時だ。
お前が家にやってきたのは。
あれが私たちの転機になった。
私たちはお前を育てようと畑を再び毎日、懸命に世話した。
ご覧よ。今じゃこんなに豊かな畑になったんだ。
つまり、お前が生きていくと、辛いこともあるだろう。
けれど、希望は何時だってあるんだよ。
あの日、お前が私たちの前に現れたときのように」

つの

トムがスティーブにそう言ったのは、何時のことだったのでしょう。

スティーブには、あまりにも遠い昔のような気がします。

しかし、その言葉はスティーブの胸の奥、まだかすかに燃えていました。

たとえ、どんなに悲惨な日々だろうと。

村から今の有り様が黙認されていようと。

救いはあるのだと、スティーブは思いました。

その時はまだ。

その日もスティーブは朝早くに起きて、畑仕事をして家へ戻ってきました。

叔母は何処かへ出掛けているようでした。

幾人かいる愛人と情事を楽しみに行ったのでしょう。

戻ると家には叔父がただ１人いました。

叔父はスティーブを見ると、耳を引っ張って、床に押し倒し跨がりました。

「今年の収穫は少ないじゃないか。手を抜いているんじゃないか」

「雨が今年はあまり降らなかったから」

「おい、口答えするな」

叔父は拳をスティーブの頬に叩きつけました。

「お前はな、ただきちんと働けばいいんだ」

「お前は人間じゃないんだから」

「お前は言われたことをこなす犬だ」

「お前はただ働け」

「きちんとだ」

「解ったか」

一言一言口にする度、叔父はスティーブを痛烈に殴り付けました。

これまでも幾度か殴られてきましたが、ここまで暴力を振るわれたのは初めてです。

「解りました……解りました……ごめんなさい……ごめんなさい」

スティーブはそう言うのがやっとでした。

「解ればいいんだよ……おい」

スティーブは問いかけられ、叔父を見つめます。スティーブは気づきました。叔父のペニスが勃起していることを。

「お前は男の割には綺麗な肌をしているな」

「……やめて」

「使ってやるよ」

「……やめてください」

「妻を悦ばせているご褒美だ」

「知って……いたんですか……」

「ああ。ありがとうよ」

「ごめんなさい……」

「何を言ってるんだ……俺は酔っ払って、お前が玩具にされるのを見て思ってたよ。１度、お前とやりたいってな」

「やめて！」

「暴れるな」

「いやだっ」

「暴れるんじゃねえ」

……。

…………。

………………。

「そうだそうしてればいいんだ」
叔父は言いました。

「大人しくしてれば、気持ちよくしてやるからよ」

「んっんっんっ」

「おい、出すぞ、出すぞ………………うっ…あぁ」

スティーブはことが終わり、泣き出しました。

どうして生まれてきたのだと。

スティーブは何とか保っていた心が、折れた音を聞きました。

そんなスティーブを見て、叔父は言いました。

「お前は殺さないでおいてやったんだから、しっかり働けよ」

「…………お前は？」

スティーブは弾かれたように顔をあげ、尋ねました。

「ん？ ああ、弟たちみたいに殺さなかっだろって言ったんだ。 鬼のせいに出来たまでは良かったんだがな。
畑はろくに実らないし、餓鬼は働かないし、ひでえもんだ。
畜生、上手くいかねえ。
……ああ、お前のケツの穴は良かったぜ。
今日は悪くねえ。
あとは酒だな。
酒……酒は」

スティーブは叔父の言葉を聞き、心の火が燃え上がるのが解りました。

けれど、それはかつての暖かな火ではありません。暗い憎悪の炎です。

スティーブは立ち上がり、台所から包丁を持ち、酒を探しに行った叔父を追いました。

次の朝。

スティーブは夢を見ていました。
優しかったパパとママ。

俺は波打ち際を……。
福な夢から、スティーブは目を醒ましました。

血まみれのベッドの上から、スティーブは叔父と叔母の死体を見ました。

俺は何故、生まれたのだろうな。

スティーブは虚しい気持ちになりました。

何はともあれ、彼らは殺した。

やがて殺害が気づかれるだろうことや、自分の意味はゆっくりと考えよう。

スティーブはそう決めると、海が見たくなりました。

そうしてスティーブは海へ行きました。

波の向こうから、触手と三匹の鬼が泳いでくるのが見えました。

「あれがハワイです。間違いありません」

犬がそう言いました。触手こと桃太郎の心は踊りました。

無数の鬼を陵辱できる日がとうとう来たのだと。

それは桃太郎が旅立って１３年後の朝でした。

桃太郎はそう思うと、触手と言う触手から白濁した液を吐き出しました。

海を渡るため、穴や身体に触手をからめられていた、犬、猿、雉は悦びの声を漏らしました。