【AA】ノベルゲーム系ss (40)
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┃ スレ主 ┃ ┃おーと┃┃すきっぷ┃┃せーぶ┃┃ろーど┃┃ ろぐ ┃
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┃ どーも、作者です。 ┃
┃ この作品はaa(アスキーアート)を使ったノベル風SSです ┃
┃ aaが苦手な方、ノベルゲームがお嫌いな方はブラウザバックを推奨いたしますやで ┃
┃ また、キャラクターのaaは全て>>1の独断です。性格が違う、このキャラはこう言わない。なんかあっ ┃
┃ も見逃してください。 ┃
┃ それでも良いと言う人は少々お待ちください、今日の所は導入からはじめます。 ┃
┃ また、今日は導入のみなのであらすじがよく分からないと言うのかも知れませんので、軽いあらすじ ┃
┃ を紹介させて頂きます。▼ ┃
┃ ┃
┃ ・妖怪モノ ・主人公はオッサン ・オッサンが百鬼夜行を目指す物語 ┃
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SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1455371342
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┃
┃ ―――今夜も月が綺麗だ。
┃
┃ そんな事を思いながら、俺は地面に伏せていた。
┃
┃ 自然物なんて微塵も感じないコンクリートジャングル。
┃
┃ 地面は勿論、壁、建物に至るまでが全て人造石。
┃
┃ ひんやりと冷えている地面は心地が良いが、其処で寝られるかと聞けば首を横に振るだろう。
┃
┃ 実際問題、地面で寝るとすれば、それは最早堕ちるところまで堕ちたって訳で。
┃
┃
┃ いや、堕ちてるかどうかと聞けばどちらかと言えば堕ちている方なんだが、まだ俺には希望があるから
┃ まだ良い方だ。
┃
┃ 冬になればこの冷たさも凍えるような寒さに変わり、普段柔らかい布団で寝ている奴が寝るとすれば、
┃ 違和感で眠れなくなる。
┃
┃ まあ、要するに何が言いたいのかと言えば。
┃
┃ 俺はまだ、こんな所で寝ている暇は無いって事で。
┃
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┃「よっと」 ┃
┃ 上半身を振起し、その反動で起き上がる。 ┃
┃ 首元を擦り、キャップ帽子の位置を正しく戻す。背中に感じる痛みは受身をとった為に然程感じない。┃
┃ どちらかと言えば、手元に持つ巻物を心配するべきだ。▼ ┃
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ミ =_ ソ リ
ミ  ̄ = 彡 ソ
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┃ ―――――ブォン。
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┃ 「―――うおっ」
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┃ 巻物に集中していた為に初動が遅れる。
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┃
┃ 鋭い切り込みが頬を掠める。
┃
┃
┃ 「あっぶねーじゃねーのっ、このッ」
┃
┃
┃ 一歩バックステップをして体勢を整える。
┃
┃
┃ 頬の痛みなんざどうでもいい、その痛みで悲惨な死を迎える位なら喜んでこの痛みを受け入れてやる。
┃
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┃ ――― 。
┃
┃ その"怪物"が唸りを上げる。
┃
┃
┃ 暗闇でよくは見えないが、それでも月明かりでその輪郭だけは捉えられる。
┃
┃ 口上で告げるならば、それは蟷螂。
┃
┃ 針金のように細長い手足、頭は胴体よりも大きく、尻が頭よりも大きい。
┃
┃ 手首から先はチェーンソーの様に尖った刃を持つ大鎌。
┃
┃ 色までは分からないが、何処からどう見ても蟷螂としか言いようが無い。
┃
┃ ただし、そのサイズだけは別物だ。人間大の蟷螂、高度も凶暴さも、それに比例して強くなっている。
┃
┃ 一筋縄ではいかない。舐めて掛かれば処刑刃の様に切り裂かれるだろう。
┃
┃ ならば、と。握る巻物に力を込める。 口早く俺は巻物に刻まれた"名"を呼んだ。
┃
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┃ 指先から溢れる力。 ┃
┃ それは光を灯し、熱さを帯びて、炎と変色する。 ┃
┃ 炎を見た蟷螂は危機を感じた為か両手の鎌を振り下ろす。 ┃
┃ 刹那に及び刃が振り降ろされる。▼ ┃
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┃ この炎に危険を感じたか、生存本能がそれを拒絶したのか、どちらにせよ、その行動は正解だ。
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┃ 「―――シッ!」
┃
┃ けれどその連撃は空振りに終わる
┃
┃ 紙一重ではあるがその一撃を避け、蟷螂の懐へと向かう。
┃
┃ 関節上であればその鎌は自分自身の懐までには届かない。
┃
┃ 直進。それを見合わせたかのように、両手の鎌は抱き締めるように鎌を振る。
┃
┃ けれど遅い、反応であればそちらが上だろうが、"力"の多さならば此方に分がある。
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┃ ――― !!!!!!!!
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┃ ――― !!!!!!!!
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┃ 怪物の咆哮、耳を塞ぎたくなる奇声は、断末魔だと知る
┃
┃ けれど俺はそれを気にしない。構う必要が無い。
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┃ 何故かと言われれば、簡単な話だ。
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┃「悪いが……お前の言葉分かんねぇんだわ」 ┃
┃ 指先の炎が右手、右腕に引火する。 ┃
┃ 大して熱いと思う事もなく、俺はそれを蟷螂の柔らかい腹部に押し当てる。 ┃
┃ それだけで終わりだ、後ろに飛んで、腹部から燃え上がる炎を見つめる。▼ ┃
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┃
┃ 怪物は悲鳴を上げて、炎を消そうといろんな方法を試す。
┃
┃ 身体を振って炎を消そうと試みるが……無駄だ。
┃
┃ 地面に擦り付けて火を消沈させようと実践するが……無意味に等しい。
┃
┃ それは消えない。消えることが無い。もとよりそれは不滅の炎。
┃
┃ 一度引火すれば止める事はできない。定めた対象を灰に変えるまで燃え続ける。
┃
┃ ならば、と蟷螂は此方へ向かって猛進する。
┃
┃ この現象の元凶を消せば何とかなると思ったのだろう。
┃
┃ ああ、この蟷螂は利口だ。
┃
┃ 半分ほど正解だ。
┃
┃ だから、だからこそ。
┃
┃
┃
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:ハ:|: :l!/l:.、 , ':.:/:.ヽ |:.:. ,.- 、∧
:|: :i| :' :|:.ト:イ! ,、 ノ^´:.:.:.:/:.:.:.:.丶 ,、 、__, / 、 ``ヽ
:トi:. .:. : : :.、:.、 /,' _,.ノ´'´:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:ゝf{ゝ、 ___ , ィ―'ニ=- 、
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、):. :.:... :.:.: 丶二ニー―- 、:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./.:.: -――-{ \ ,| |' L__'´ `Y
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、..:.:.:.:.:.:.:.:... :.:.:.:.:.:Jト', -- 、:ヾヽ..ヽト、:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:., '⌒/ | ', | |__,. z彡':.:.:.:
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``ー- 三_rぅ、:.:.:.:``:.‐-:.'´:.:.:二ニ=- .,_二 ―-/ ,イ , ―、:.:.:.:.:.:.
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┃「黙ってやられる訳にゃあいかないよなぁあ!!」 ┃
┃右手の炎を振り消す。左手の巻物をその右手に持ち替えて、巻物の刻まれた"名"を呼ぶ。 ┃
┃それこそ、あの蟷螂の息の根を止める事ができる力を。▼ ┃
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、_ ト、 ト、
、_.....>:.`ー': :ヽ!:.!
-=ニニフ: : : : : : : : : : : : ゝ-‐‐
、__/: : : : : :/: : : : : : : : : `ヽ
`¨7: : : : : :/: : : /:!: : :!: : : : :.`ヽ
/:./: :㌃_从:.:./!:!!: : :!゚。: : : :.|ヾ}
ムイ: : :/レ}_{ /: / | !!: : :!: :>ォ: :.ト、
レ}: :i:rtッ、 '´>ッヤ: :.,' /レ'_/ニニニヽ、
从ハ`¨ ! `¨´ハレ' / /==/ニニニニニニ≧x
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`¨¨¨¨\ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニムイ ニヽヽ. >'´\ .x≪>'´ `ヽ\
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゚。ニニ `ヽ. `¨¨7´ / -‐ '´ >'´ ̄ `Yハ
ヽ.ニニニ\!ニ>'´ヽ ./¨¨ヽ >'´ !=ハ
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`ヽニ∧ニニニf ヽ/ --‐ __/ニ=/
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┃ ―――そうして、今日も夜が終わる。
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┃ 闘争に闘争を重ね、目的を果たす為だけに行動してきた俺は、結果的に彼女らに出会った。
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┃ 俺と彼女達の、百鬼夜行を引き連れて"奴ら"に立ち向かう、物語。
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┃ 今日はここまでです。 ┃
┃ スマホからの投稿なのでズレがあるか分かりませんが、まあこんな感じにやっていきます ┃
┃ お疲れ様でした、次回は未定です。出来上がり次第投下する予定です。 ┃
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乙、出来ればAA元の出典も別につけてほしかったり
乙
>>21
主人公aa:魔人探偵脳噛ネウロより
,. :'´:;:;:;:;:;:| ,i,ィiツ'":;丶、
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!リl/キミニ三彡'" | l``':ー--‐yイリ´!
∨ゝ |:.:.:.: '´ノlノ
ハl |:.:. /ヾ
,ィ三ト,、 _, 、'_, __、, /:.:.:.ヽ
//:.:.:.:.:{:ト.ft、、_____,ッシイ l:.:.:.:.:.l:l
//:.:.:.:.:r:'l| ヾ、 、__,. / リ l:.:.:.:.:.ヾヽ、_
_,. -:ァ'/:.:.:.:.:.:l:.:.|l li\__三__/ / /l〉:.:.:.:.:.:.`丶二ヽ、
´:.:/{r:':.:.:.:.:.:.:l:.:.l′ ヽ :.:.:.:.: / /li:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽヽー-- 、
:-〈:.:.:.ヽ:.:.:.:/ ̄| ,イi′/ ノイ:.:.:.:.:/`ヽ:.:.:.:.:.:.:.l:.l`ー--、
:.:.:.ヽ:.:.:.:ヽノ:.:.:.:.:.:l '" ,./:.:.:.:./:.:.:.:.'、:.:.:.:.:.:j:」:.:.:.:.:.:.:
―――i:.`ト-、:.:ヽ:.ト--=三=--―'ア:.:.:.:/:.:.:./◎:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
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:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.'i,| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
―――|:.:.:.:.:t| 全国指名手配犯 |:/_______
:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:| 葛 西 善 二 郎 !:〈゙∨゙〉:〈゙∨゙〉:〈゙∨゙〉
―――|:.:.:.:.:.:|___________|:.:.〉 〈:.:.:〉 〈:.:.:〉 〈:
酉つけました
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┃ ―――私は朝が嫌いだ。
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┃
┃ 小鳥の囀りは忌まわしく、日の光は明るくて苛々する。
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┃ こんな私を、きっと低血圧と言うのかも知れないが、それが無くても私は朝が大嫌いだと思う。
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┃
┃ しかも、目覚まし時計を見れば明朝七時、朝食の時間帯。
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┃
┃ 学生と言う身分であれば卒倒して登校の準備をしてしまうのだが、お生憎、今日は休日。
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┃ カーテンの隙間から漏れる光を遮る様に布団を被る。
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┃
┃ 意識の覚醒はまだ浅い、このまま布団の温もりを感じていれば、次第に眠りにつけるだろう。
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┃
┃
┃
┃
┃ 意識が遠く離れる。微睡みが睡眠へと変わってきて、夢のような浮遊感に見舞われる。
┃
┃
┃
┃ ああ、やっぱり睡眠って大事。そんな事を呟いて、私は眠りに付いたのだが―――。
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┃ 「千鶴さん、朝食の時間ですよ、起床してください」
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┃
┃ そんな言葉でまた現実へと戻された。
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┃
┃ 苛。頭の中でそんな漢字が渦巻く。
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┃
┃
┃
┃ その声からして茨木だ。
┃
┃
┃ 普段は起しに来る様なキャラでは無いと言うに、大方自分自身も目が覚めて、嫌いな朝を一緒に
┃ 過ごそうと言う道連れの魂胆だろう。
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┃
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┃
┃ だがそうは問屋はおろさない、私は茨木の呼びかけなど無視して眠る。
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┃
┃
┃ 「……千鶴さーん?」
┃
┃
┃
┃ そう呼びかけてくるが無視をする
┃
┃
┃
┃ 無視、ただ無視を決め込む。今日の予定は一日中寝て過ごすと決めているのだ、茨木如きに私の
┃ 安眠を邪魔させてなるものか。
┃
┃
┃
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┃
┃
┃ 「千鶴さーん、千鶴さーん、起きてますよね?私知ってますよ」
┃
┃
┃
┃ ………無視無視、こういう時は心痛めるなど思わない事だ。
┃
┃
┃
┃ 「千鶴………さん?千鶴さん!!いや……いやぁああああああああああ!!!」
┃
┃
┃
┃
┃ そんな最愛の友人が死体となって発見してしまった友人A役をやっても無駄だ。
┃
┃
┃
┃ ただ死体役であれば遠慮なくこのまま死んだように眠る事にしよう。
┃
┃
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┃
┃
┃ 「ふう……」
┃
┃
┃ しかし飽きるのも早いな、もう演技も終わってしまった。
┃
┃
┃ 出来ればこのまま踵を返して帰って貰いたいのだが………
┃
┃
┃ 「千鶴ちゃんちづるん千鶴たん千鶴くんちづちづちづにゃんちっづーちづりん千鶴ちづすけちづ
┃ ちゃんちばしばさが鶴の恩返しちばよしちばすけちばちばちばちづるーんちづ――」
┃
┃ 耳元でそう言われる。それも大声で。あまりの大きさに、私の眠気は吹っ飛ぶほどだ。
┃
┃
┃ 「五月蝿い!!煩いうるさいうるさーい!! 何!? 嫌がらせ!? 何で名前連呼するの!?」
┃
┃
┃
┃
┃
┃
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┃
┃
┃ 「ふう……」
┃
┃
┃ しかし飽きるのも早いな、もう演技も終わってしまった。
┃
┃
┃ 出来ればこのまま踵を返して帰って貰いたいのだが………
┃
┃
┃ 「千鶴ちゃんちづるん千鶴たん千鶴くんちづちづちづにゃんちっづーちづりん千鶴ちづすけちづ
┃ ちゃんちばしばさが鶴の恩返しちばよしちばすけちばちばちばちづるーんちづ――」
┃
┃ 耳元でそう言われる。それも大声で。あまりの大きさに、私の眠気は吹っ飛ぶほどだ。
┃
┃
┃ 「五月蝿い!!煩いうるさいうるさーい!! 何!? 嫌がらせ!? 何で名前連呼するの!?」
┃
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┃ ?? ┃ ┃おーと┃┃すきっぷ┃┃せーぶ┃┃ろーど┃┃ ろぐ ┃
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┃ベッドから起き上がる。 ┃
┃ ┃
┃私は一言文句を言おうと、茨木の顔を見た。▼ ┃
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l::::::::::∨:::::|:::::::::::::::::::::::::::/ ∨:::::::::斗-l :::::|::::リ
l:::::::::::::V::::|:::::::::::::::::::斗/ ´ ̄ ̄ V:::::::::/ ;:::::::|::::l|
∨:::::::::::\|:::::::::l:::::::::::/ V::::斧7从::::|:リ|
∨::::::::::::::∨:::::|::::::::/__,.ィ劣芋ミヽ ∨以 ;::::::l:/ ::::|
\::::::://∨:::∨:::l ヘ以ノ ヽ|:::ノ :::::::|
\ヽ\,\圦:::! / 从:ヘ:::::::::|
>\ゝヽレ′ /:::::::::i、::::::.
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} Vヘ ,:.:./ / }:! |////////ハ
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/ / /∧ { リ |////////// }
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┃ 茨木 ┃ ┃おーと┃┃すきっぷ┃┃せーぶ┃┃ろーど┃┃ ろぐ ┃
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┃「おはようございます千鶴さん、朝です、朝食を一緒に食べましょう」 ┃
┃ ┃
┃心なしかその顔には不適な笑みが見える、卑しい女だ。▼ ┃
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, ´ ̄ ̄`¨´ ̄ ̄` ` 、
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, ' / ヽ ヽ
/ / / ヽヽ ヽ. Y
/ / / .// ∧ !l. '.ヽ ヽ ヽヽ ヽ '.
,' ,' ./ // l l l !l. '. '. '. ! l l l
l il l ,'l ll .! ! l.l.l '. '. '. .l l l l
. l il l ,' l ll .l l !l l. '. l .l'. l l l l
. l il l !..l__!, ! ! ll ヽ l l l_'. .!.l l l
l il l__l´|. |`l_ト '. ヽ_「'l__l l_l ! l l
l .il | ___,,,,,__-、 ,-__,,,,,,,___ .ト. l l
l .il ヾ、´l-'´`7'' '"l-' / アl ! .l
. l .il .∧ `‐‐‐' ゙‐‐‐′/ l l l
. ! .il !∧ ' /_ノ! .l l
,' ./il l . lヽ、 r‐‐‐, イ l l ! .l
,' / .il ,'! l >:、  ̄ ,. <´ l ! ! . ! .l
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. ,'./. ,' ./r<::::::::::::::::::::'. ,':::::::::::::::::;; ヘ. '. '. '. '.
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/ ,' ,' λ. '.}}:::\'ー-Y-イ/:::::::ll,' ,'!. '. '. '. '.
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, ' .,' ! ./ ∧ '.::::::::::l///l::::::::::::::,' ,' ! '. '. '. '.
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┃ 千鶴 ┃ ┃おーと┃┃すきっぷ┃┃せーぶ┃┃ろーど┃┃ ろぐ ┃
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┃「………」 ┃
┃ ┃
┃完璧に眠気も吹っ飛んだ私は、取り合えず茨木の顔に枕を投げつけた。▼ ┃
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圭圭圭圭圭圭圭圭≧、 マム _,,。x≦圭圭圭圭圭圭
 ̄ ̄``''''≠≦圭圭≧;、 マム _,,。x≦圭圭圭圭≦≡≠'''"”
````''≠≧;,、_ゞ;。ャぁゎ,、 ,z、_,,。x≦≡≠'''"¨”´ ̄
``'ん圭i゚圭Λ`”  ̄
__,,。x=''"´ {圭゚i:i:i:゚i:圭} _ ___,,,,。xz-=
,,,,,____,,,,,。x;≠〆'"´ ,r;; ゚守゚圭i:iУ ゞ'-ー-==≠≡ニニエエ≦圭圭圭圭圭
圭圭≦エエニ≠‐''”´ ,〆゙ `゚¨¨゚´  ̄ ̄ ̄ ̄
,,〆゙ ,{G ム},,_
,,〆゙ ,〆 7 ``ヽ、
_,,zィ''"´ _,〆゙ /′ \
zェz=≠'''"´ _,ィ紗" /′ ゙\、、
_,ィ炙;〆 /i゙ ヾ㍉、
_,ィ炙圭〆 /7 ヾ㍉、
_,,,ィ炙圭圭〆 /i7 ヾ㍉、
ィ炙圭圭圭〆 ,イi7 ヾi㍉、
〆圭圭紗'" ,イ紗′ ゙{圭}li;
圭伊紗'” ,イ紗'′ }圭7}i;
〆紗'” ,,イ圭7′ ,{圭圭!
圭'” ,ィ'圭〆 ;{圭圭|!
У ,,ィ升〆 /圭圭7
,ィ炙紗" /圭i圭7
,,ィ炙圭〆 /圭i圭7
,,,ィ炙圭〆 /圭i圭7
,ィ炙圭紗" /圭i圭7
圭圭伊′ /圭i圭7
伊≠ ,イ圭i圭7
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┃ 作者 ┃ ┃おーと┃┃すきっぷ┃┃せーぶ┃┃ろーど┃┃ ろぐ ┃
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┃今日はここまでです。次回は未定となります。 ┃
┃ ┃
┃ お疲れ様でした。▼ ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
おまけ
_ ,,...,, _
,. ゛: : : : : : : " ., __ノ
/ : : : : : : : : : : : : : \\: : : : :\
、: : : : : i: : : : : : :i: : : ヽ: :ヽ:ヽ\: :ヽ\
` : : : : : ;|: : : : : : :|: : : : : : : : : ∨}: : |⌒)
/: : : i: : :./'|: : : : : : :|: : : : |: : :|: : :}..|: : |
: : : :|_:_/__{_: : : :|_ト、_:.|: : :| : : ; |: : |
i|: : : i| / 八: : :i|: :ノ \:ノ:i : | : /: |: : |
八: : 八テ芹芥∨ル'芹芥テ:l : |.:/:.| |: : |
ヽ{: :从 Vり Vり ノ{:l/ノ/ : | |: : |
\ハ ::::: , ::::::: 八:/: : :.| |: : |
}人 _ ι ィ('⌒}i: :|: | |: i |
)>。. __.. <{.ノ 八人ル 人{
__,,..jhハ. /f/へ
r-‐ ゛// マh /f/ }"ヽ‐- ,,_
/∧ マム /f/ ∧〃⌒}} |
| //. ∧ マ/f/_ / {{ // |
| V. へ,,__ 、 r┴、 ∨ {{.// .|
j{ /(_):c::::::::::::::{⌒ヽ 〉、 こつ
∧/::::::::::::::::::::::::::::::} /:::::::::/ハ} } /
/ {::::::::::::::::::::::::::/⌒ニヽ:::::::://::::::} }入
∧:::::::::::::::::::::/: : :ニニ⊃:::::::{_{::::::::}_}. |
{ ⌒\:::::::::::::/: : :ニ⊃ ´,:_:_:::::::::::::ノ _|
j{  ̄ア⌒{ {i{: : :ノ.∧ \}⌒ヽマ フ
〃 / /{ {i{==^j二∧ } ヽ{
{ ,′ / ゝ― '二.{ ∧ / |
{ / /}}二二 { {.∧../ }
{ { /: : }} j{::::::/ /
´ , j{::::::::::::: }} j{. / ∧
∧ j{:::::::::::// .j{/ / : :|i
/: :ヽj{::: : // j{ / |i: : :.|i
/.:. :. .:.j{:: // .j{__/: : : : |i: : :.|i
j{ノノ_ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ |: : : : :|i: : :.|i
/ : : : : / ∧ /: : : : : :|i: : :.|i
/ : : : : :./ / ー┬―┬―― ´.: : : : : : : :|i: : :.|i
/ |.: :. :.|: : : : : : | |i: : :.|i
{ : : : : : :/: : i: : : : : : :|.: :. :.|: : : : : : |: : :|.: : : :. :.|i: : :.|i
}_:_:_:_:_:_:{:_:_:{:_:_:_:_:_:_:|.:_:._:.|:_:_:_:_:_:_|:_:_:|:_:_:_:_:_:_|i:_:_:.|i
´,. } { }
´, | | /
´, } {. /
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┃ ┃ ┃おーと┃┃すきっぷ┃┃せーぶ┃┃ろーど┃┃ ろぐ ┃
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┃名前:茨木憧子(いばらぎ しょうこ) ┃
┃ ┃
┃元ネタaa:加賀(艦隊これくしょん)▼ ┃
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/ ― \
/ / \ \
' / / \ `、
/ / / \ \ `、
/ , , // / `、 \ \
/ / / `、
,' / / / ' , | i
,' ,' ,' i | i! i i i | i
i | i,,| | | 八 ,,| | | i | |
i ,斗f笊大|≧ !/ 从斗f笊 丁 |≧ | | |i
|、 ___ ' ∨ 从 | |Wli | | 、
十≧====- ィf芋不ミj⌒ヽl | \
i j| 乂_ソ 不 ̄八 { \ ― ミ
\ニ=- ,, _ i | 八 、 八 / \ \ _,, ´ \
\ニニ\ | | i ヽ 、 , ー ' \ \
\ニニ\|______i| |___\  ̄ /i i \/\ \ / `、
'/ニニニニ=| |ニニニ}\ イ=- ____ / / }\ \_ /}
'/ニニニ==| |ニニニ| ― { ニニニニニ\(__,/ | |i\ \ ', `、
乂ニニニニ| |ニニ / ∨'ニニニニニニ≧====≧=- ヽ V ハ
/≧=--- | |ニニi{ }ニニニニニニニニニニ/ ̄ } i i ',
/ /ニ | |ニニ \_ _/ニニニニニニニニ==∠ | | | ',\
. / /ニ= | |ニニニ=\____,/ニニニニニニニ=-=≦ニ≧=---| l ,圦 ∨ \
/ /ニニ,,| |ニニニニ_厚㌻}ニニニニニニ=- ≦ニニニニニニi| |=-- ', 、 =―‐-----------―……
. / /ニニ=,,| |ニニニニr===イ-======-- ≦ニニニニニニニ==l| |ニニ ', ∨ \ ―-= ____
/ /ニニ==,,| |ニニニ=/__|ニニニニニニニニニニニニニ== l| |ニニニ、 ', \ _____
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┃ ┃ ┃おーと┃┃すきっぷ┃┃せーぶ┃┃ろーど┃┃ ろぐ ┃
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┃名前:雪泉千鶴 ┃
┃ ┃
┃元ネタaa:エヴァンジェリン(ネギま!)▼ ┃
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本当の終わり、お疲れ様でした
乙、続きにも期待
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