母「死んだ息子が座布団になった」
息子「お母さん、随分冷静だよね」
母「多分ね、ここまで理解できないことが起こると逆に落ち着くんだと思う。」
息子「なるほど」
母「だって さっき火葬してワンワン泣いてたらいきなり君の声がして まさか幽霊になって私に会いにきてくれたのかなって思ったら 座布団って」
息子「多分間違って座布団に乗り移っちゃったんだよね」
母「ふーん、そっか…」
息子「納得できたんだ?」
母「もう 納得するしかないかなって」
息子「さすが」
母「で?座布団になって 視力とかあるの?動ける?」
息子「一応視力とか嗅覚とかそんなのはあるけど歩けたりはできないね 一応僕は座布団だから」
母「じゃあ学校とかには行けないね」
息子「行けないだろうねー」
息子「とりあえず この座布団が使えなくならない限り俺は生きていられるらしい」
母「ふーん」
息子「まあよろしくね、ご飯とかそんなのいらないから、ただ干してくれればいいよ。洗うのは手洗いね、洗濯機とかだと息できないから」
母「息するんだ」
息子「うん まあするけど しなくても生きていられる。 ただ息しなくちゃやっぱりすごく苦しい、」
母「そう…」
息子「じゃあ俺の上に座る?」
母「は…はあ?」
息子「だって、俺座布団だし、座られるためにあるんだぜ」
母「いや…でも 実の息子の上に座るって…」
息子「いやでも俺が生きてる時、毎日5時間くらい俺の上に座ってたじゃん」
母「まあそうなんだけど…」
息子「ていうか 俺なんか病死認定されてなんか普通に火葬されたっぽいけど、お母さんにお腹の上に座られて圧死したんだよ」
母「うそだー。そん間抜けな死に方ってあるのかな(笑)」
息子「うるさいよ」
息子「多分ね、僕はこの仕事を全うしなくちゃいけないんだと思う。」
母「仕事って座布団としての?(笑)」
息子「そう、天寿を全う するというかね、座布団としての役目を果たさないと」
母「だから、私に座られないとってこと?」
息子「そう」
母「でも生前、あんだけ私のお尻に敷かれて重そうにしていたのに、なんでよりによって座布団になっちゃったんだろうね」
息子「……」
母「……あのさ、もしかして…わざと?」
息子「……いや…」
母「わざと座布団になって私に座られたかった?」
息子「……そんなつもりは…ない…」
母「じゃあ座らない」
息子「え?」
母「正直に言わないと、私、しないよ?どうなの?私に座られたいの?座られたくないの?」
息子「………」
息子「……座られ……たいです…」
母「ん?」
息子「お母さんのお尻に敷かれたいです」
母「へんたい(笑)」
母「なんでそーなったんだろうねー」
息子「物心ついた時からお母さんの尻の下敷きになるとすごい心の中が温かい気持ちになる」
母「子供らしい可愛いこというなー」
息子「果たしてこれは子供らしい可愛いことなのかな」
母「お父さんもキミの年くらいの時は同じ言ってたよ」
息子「ああ…血筋か…」
母「とりあえずそのまま腰掛ければいい?」
息子「あ…はい…」
息子 (母のスラッと長く伸びた白い足が前にある、見ているだけで興奮してしまう。
触りたいと思えるくらい見事に美しい脚だ、でも僕は触れない座布団だから、だからせめて座布団として)
息子 (触れたい。ああお尻、ぷっくりしててすごく触り心地が良さそう、なんというか見ているだけで心がざわつくよ、柔らかそうでパンツの生地が薄いからお尻の形がくっきりみえてエロイなあ…)
母「じゃあ座るね?」
息子 (ゆっくりお尻が僕の上に落ちていく…待ち焦がれていたあの母の温もりと母の柔らかな感触と重みが再び僕の上に…)
母「よっこいしょ」ずしぃっ…
息子 (!!!?!)
母「ウレタンかな?いい感じにお尻にフィットして良い弾圧だね、体重かけたらズブズブ沈んでいく感じが良いね♪」
息子「ぐっ…………ぐぇ………ぐぇぇ」
母「ちょっと(笑) 座布団が喋っちゃ駄目じゃないの?」
息子「………うっ………潰……………………」
母「何言ってるかわからないから一回立つね」
息子「!………っ…………ハァハァハァハァ」スーハースーハー
母「何、どしたの?」
息子「…ちょっとこの企画なかったことにしましょうか」
母「んふっww…なんで?乗られたいって言ってたじゃん」
息子「いやあのね、肝心なこと忘れてたけど俺座布団じゃん」
母「うん」
息子「息できないんだよね」
母「えっええっwwwいや座布団だし別に息しなくていいんじゃないの?」
息子「息しなくてもいいけど 息しなきゃやっぱめちゃくちゃ苦しいから息するんだけど 腹式呼吸なんですよ。でも僕ウレタンじゃない?潰されたらあまり反発せずズブズブ沈んでいくだけなの だから息を全く吸えない状態になるわけ」
母「ふむふむ」
息子「そんで座布団って300gくらいで軽いじゃん、その上に、ただでさえ重いお母さんに座られたらめちゃくちゃ重いんだよね、想像以上に」
母「うんなるほど」
母「じゃあ休憩も終わったし座らせてね」
息子「え?話聞いてた?」
母「ようするに私がキミに座ると めちゃくちゃ重くて苦しいんでしょ?だから座らせてね」
息子「だからの使い方からして相変わらずどS全開だな」
母「だって死なないんでしょ?病気もしないし ただキミが重くて苦しいだけでしょ? どMのキミにとっては嬉しいことばかりだよね」
息子「………まぁ……」
母「じゃあ話も終わったし、座るね?」
息子「ちょまっ…」
母「よいしょ」ずむぅ
息子「ぐえっ…ぇぇっ……」
母「はー…やっぱりお前って座り心地良いね!」
息子「ぐ………ぐぅ……」
母「お母さん重いでしょ?ダイエットしようと思ってるんだけど」クスクス
息子「…重っ………絶対…う…そだ……」
息子 (お尻で…潰れる…息ができないっ…苦しい…)
母「ん~♪ 快適快適♪弾力性あっていいね」
息子 (…お尻が柔らかい……けど苦しっ……)
母「それにしてもキミって変わり者だねー
生きてる時もさんざん私のお尻に敷かれて結局死んじゃったのに、死んでからもわざわざ私のお尻に潰されにくるってさ」
母「まあこれからもよろしくね 私の座布団として。すっごく重いと思うけどいっぱい座ってあげるから覚悟してね♪」
息子「…は……い…」
そしてあれから10年の歳月が経過した、僕が生きていたなら20歳になっているだろう。
だが僕は後悔などはしていない、この10年間幸せな日々を過ごしてきたのだ。後悔はしていない、とても幸せだった…はずだ…
母「もうボロボロだね…キミも……私も……」
母「これ、一応薬なんだけどね、今から私これ飲んで死のうと思うの」
母「キミももう限界でしょ?だから一緒に死のうかなって、いいよね?」
息子「………ウン…」
色褪せてしまい、あれだけ重厚だったウレタンもお尻の形でへこんで潰れ傷みも激しく意志疎通も難しく かろうじで意思表示ができるくらいだ。
10年間尻に敷かれてしまった結果だもう長くはない、自分は今日座布団としての寿命を終え、再び死を迎えるということを。
母「これでキミに座るのも最後になるね、じゃあよろしく」
そう言って母は僕に腰を掛けた
母「よいしょ」どしいっ…
息子「………ぐむぅ……」ミシミシミシミシ
母「重い?大丈夫?」
息子「ぐぐっ………うぐ………」ミシミシミシミシ
母「今から、これ飲むから。苦しむこともなく一瞬で死ねるんだって。
ごめんね?私は先に死ぬけど、キミは私の重みで苦しみながらゆっくり潰れて死んでね?」
息子「…………重……」メキメキメリメリ
母「じゃあ お先に♪バイバイ」ゴクリ
母「…………うっ……」ガクッ
息子 (……死……ぬ…重…す……ぎ……)メキメキメリメリ
息子 (……退…い……て……重……い……)ミシミシミシミシ
息子 (お…母さ……んは死…んだの…?)ミシミシミシミシメキメキメリメリ
息子 (なんで…)ミシミシミシミシメキメキメリメリ
息子 (じゃ…あ……僕は…死…ぬ……ま…で……ず…っと……お母…さ…んの…重い……お尻…に敷…か…れた…まま)
息子 (ず…っ…と…)
息子 (いつ…ま…でも……この…地獄…の…よう…な…重み…に苦…しみ…ながら…)
息子 (そ…れで…も…)
息子 (それでも僕は幸せだ。母のお尻に潰されて死ねることは、幸福だ。
今、お尻で潰されている感覚が幸せだといえる。
僕の上に座っている母は、もう僕から退くことはないだろう。
僕が母の重みに耐えきれずあの世にいってしまっても、僕の残骸の上に母はいつまでもお尻を乗せたまま、僕を圧迫したままなのだろう)
息子 (…意…識が……朦朧…と…)ミシミシミシミシ
息子 (重……い…な…あ……)メキメキメリメリ
息子 (…/死……ん……じ…ゃ……う………)
息子 (…で……も……幸…せ……だ…)メキメキメリメリ
息子 (………………)メキメキメリメリ
息子「…………がはっ………」グチュ
息子「」メキメキメリメリ
息子「」メキメキメリメリ
息子「」メキメキメリメリ
あの世
母「あ、思ったより早かったね?そんなに重かった?」
息子「うん、死ぬほど重かった」
母「アハハハハ♪」
息子「アハハハハじゃないよね」
>>1さんは天才なんですね
母「でもちょっとだけ だけど キミがいないのは寂しかったよ これからはずっと一緒にいてあげる…お尻の下に敷いてあげるね」
母「すごく寂しかったよ 椅子がなくて…いや息子がいなくて」
息子「おい」
母「だからずっと座ってあげられるね 死も何もない世界だからずっとずっとず~っと 永遠に 私のお尻の下にいて いいんだよ?」
息子「……」
息子「はい」
息子 (なんて)
息子 (なんて素晴らしい世界なのだろう)
もう1つのケース
兄「弟ってお兄ちゃんの椅子になるために産まれてきたんだよね?ね?」
弟「は……はい…」
兄「ふふっ♪、じゃあお前に座ってあげるね?えへへ、よいしょ♪」ずしっ
弟「………ぐえっ……」
兄「………重い?…」
弟「……重い……」ハァハァ
兄「ごめん…僕、食べ過ぎて3kgくらい重くなってるんだよね♪頑張ってね?」
弟「…はい…」ハァハァ
兄「ふふっ♪こうやって太ももを両腕で抱えて、体育座りするとお腹にお尻が沈んで気持ち良いんだよね~」
兄「お前は苦しいと思うけど、座り心地はすっごく良いよ!」
弟「良……良かったです…」ハァハァ
兄「勲章だね、なんたってお前は僕専用の椅子だからね。」
兄「あ、腹筋に力いれないでね、座り心地悪くなるし、わかってるよね?」
弟「…は……い……」ハァハァ
兄「できたら息もしないでほしいけど、無理だったらなるべくお腹を上下させないでね?」
弟「…は……い…」
兄「ふぅ………あっ」プゥスウウウウウウウウ
弟 「…っ…」
兄「んっ/// えへ、ごめんね♪ んんっ♪」ブゥウウウウウウウウ
弟「……っ…」
兄「んっ///」スゥウウウウウウウウ
弟「……がっ……」
兄「ふぅうう、えへへいっぱい出したから気持ち良いね♪臭い…?///」
弟「……臭い…し重…い」
兄「普通はトイレでするんだけど お尻の下がお前だからいいかなって、大丈夫?」
弟「大丈夫…嬉しい…」
兄「そっか」
弟「…うん」
兄「もしさ、俺がこのまま死んだらさお前はどうするの?」
弟「…多分、死ぬまでこのままでいると思う」
兄「可愛いなあ お前は。そんなに俺のことが好きなの?」
弟「大好き」
兄「照れるね、面と向かって言われたら」
兄「あ、あまり息しないで、座り心地悪くなるから」
弟「あ…ごめん…」
兄「うん。僕が今座ってるところって胃の辺りだよね?苦しくないの?」
弟「…苦し…いよ…胃…が潰…れそ…う…」
兄「ふふっ♪僕の重さでお前が苦しんでくれてるって嬉しいなぁ、もうお前は、俺が座っただけで俺の体重もわかるんじゃない?」
弟「………80kg……」ハァハァ
兄「えへへへ、殺すよ?」
弟「ご…め…ん……」
兄「でもお肉ついちゃってるし、重いのは重いと思う、ごめんね?」
弟「い………え……」
兄「退いてあげよっか?」
弟「い…いやだ。ずっと、ここにいて」ぎゅっ
兄「あはは(笑)相変わらず可愛いことするね?じゃあさもし良かったらこのまま寝てあげよっか?」
弟「…うん……」
兄「ふふ(笑)本当にお前は小さい時から変わらず可愛いね?おやすみ」
弟「お…や…す……み…」
兄「………zzz」
弟「………」
朝
兄「あーよく寝た…あれ?なんかお尻の下がすごい冷たいんだけど……」
弟「」
兄「……あっ」
終わり
おまけ
あの世
先輩「ようお前ら、若いな。死んだ原因はなんや?」
息子「お母さんのお尻の下で圧死です」
弟「お兄ちゃんのお尻の下で圧死です」
先輩「」
終わりです もう自分の性癖や性的嗜好を書きなぐるssはこれで最後にします
お疲れ様です!
こんな面白いSSが書けて羨ましい限りです…
深夜独特のノリ好き
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません