マシュ「私たちは変わってしまった」 (20)

FGOネタ・1部オリキャラあり
ノロマ更新

マシュ「先輩…空はこんなにも綺麗だったんですね」

ぐだ男「ああ、ようやくひと段落ついた」

マシュ「特異点Fからソロモンまでグランドオーダー、本当にお疲れ様でした」

ぐだ男「マシュこそ、危険な度に付き合わせて済まなかった」

マシュ「いえ色々な景色、人に会えました。とても満足しています。」

ぐだ男「でも、ソロモンのあとシールダーとしての力は…」

マシュ「ええ、殆どと言っていいほど失ってしまいました」

ぐだ男「そうか…これからは自分で自分の身を守らなきゃな」

マシュ「申し訳ありません、力及ばず」

ぐだ男「いいんだよ、ダビィンチちゃんもそうだし、カルデアからの支援も重要になってくるから」

マシュ「…頑張りますね」

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ダビィンチ「いい雰囲気だけどちょっといいかな?」

マシュ「どうしました?」

ダビィンチ「また変な特異点が見つかってね、また人類の希望に出動してもらいたいわけさ」

ぐだ男「やめてよダビィンチちゃん。俺は希望なんてものは背負えないからww」

ダビィンチ「何を言ってるんだ、世界を救った人類最後のマスター。期待してるぞ?」

ぐだ男「…はい、期待に添えるよう頑張りますよ」

マシュ(先輩…?)


亜種特異点完結


ぐだ男「オーダー、完了です。」

マシュ「お疲れ様です、先輩」

ダビィンチ「流石だね、しばらくは安心して眠れそうだよ」

マシュ「それでは!しばらく休暇というのはどうでしょうか」

ぐだ男「そうだね…久々に実家にでも」

ダビィンチ「そうだな、なにか異常があった場合は戻ってもらわないと行けないかもしれないが、休暇を出そう」

ぐだ男「ありがとうございます」

マシュ「先輩…私もお供したいのですが///連れて行って貰えますか…?」

ぐだ男「えぇ!?///あ、い、良いけど///」

マシュ「じゃ、じゃあ!準備、してきますね!」(๑•̀ㅂ•́)و✧

ぐだ男「急がなくて大丈夫だよ、出発は明日の昼頃だから」

マシュ「楽しみにしてます!では、また後で」

ぐだ男「うん、夜ご飯の時にでも」



ぐだ男「実家か…いつぶりだろう」

エドモン「ふむ、楽しそうだな」

ぐだ男「いきなり出てくるなよ、驚くだろ」

エドモン「帰省という奴か、良かったではないか」

ぐだ男「まあね、カルデアに来てからは連絡すら取れてなかったから」

エドモン「ああ、貴様との付き合いも長い、それぐらいはわかっているさ」

ぐだ男「それに、ここでの生活はあっという間に時間が過ぎていったよ」

エドモン「貴様は重荷を背負いすぎた、しっかりと休息をとるといい」

エドモン「何かあれば俺を呼べ、すぐに駆けつけよう」

ぐだ男「何も無いことを願うけど、ありがとう」

マシュ「出発ですね、先輩!」

ぐだ男「テンション高いな、マシュ」

マシュ「もちろんです!」

ダビィンチ「うむ、折角の2人きりのデートだ、仲良くやれよ?」

2人「///」

清姫「ああマスター、気をつけてくださいまし、マスターに何かあったら胸が張り裂けてしまいそうです」

ぐだ男「大丈夫、何かあったらすぐに連絡するから」

ぐだ男「それじゃあ、行ってきます」

カルデアs「行ってらっしゃい!」

「先輩!すごいです!雲より上を飛んでます!」
「日本にはこんなに人がいるんですね」
「美味しい!レシピ持って帰ってエミヤさんに作ってもらいましょう!」
「え、先輩?こんな可愛い服…いいんですか?ありがとうございます!」
「初めてです…これが、夕焼け…」
「星空も、カルデアは常に曇ってましたから…」
「先輩…///」






「私、先輩のことが…」











一旦休憩です

×ダビィンチ
◯ダヴィンチ

>>6
恥ずかしくてステラしそうです…
ごめんなさい
以降気をつけます

ぐだ男「ついたよ」ピンポ-ン

母「はーい、ぐだ男!?おかえり」

ぐだ男「ただいま、母さん」

母「なによ、帰ってくるなら連絡よこしなさいよ」

ぐだ男「ごめんごめん、急に帰れるってことになって舞い上がってたよ」

母「えっと、隣の子は?」

ぐだ男「彼女」

母「え?」

ぐだ男「彼女だよ」

母「今からお赤飯作るからちょっと待ってね?」

ぐだ男「母さん!?落ち着いて!」

マシュ「初めまして、おかあさま。マシュ・キリエライトと申します。」

母「大丈夫?ぐだ男に変なことされてない?脅されてたりとかしない?」

マシュ「いえ、先輩にはいつも優しくして頂いてます。」

ぐだ男「帰省したしいつまでいれるかわからないけど泊めていいかな?」

母「もちろん!ご飯の準備するわね!」ドタドタ

マシュ「元気なおかあさまですね、先輩。」

ぐだ男「うん、自慢の母親だよ」

ぐだ男「俺の部屋、綺麗だな…」

マシュ「本当ですね…ホコリ一つない、と形容できるほどです。」

ぐだ男「さて何しようか、ご飯までは少し時間がかかりそうだし」

マシュ「この街について教えてください。出掛けるなら色々と知りたいです。」

ぐだ男「そうだな、この街は…」


~中略~


母「ご飯できたわよー」

マシュ「先輩!行きましょう」

ぐだ男「悪いね、母さん」

母「いいのよ、一人息子が久々に帰ってきたんだもの」

ぐだ男「大分、家を開けたね。ごめんね」

母「それより、少し体格が良くなったんじゃない?」

ぐだ男「そうだね、色んな事したからね」

母「いいじゃない?お土産話、聞かせなさいよ」

ぐだ男「俺にしかできない任務があってね、死にものぐるいで駆け抜けたよ」

母「ぐだ男にしか…凄いじゃない!」

ぐだ男「でも、危ないこともあったから」

マシュ「先輩は世界の英雄です。文字通り、世界を救いましたから」

母「自慢の息子ね、母さん誇らしいわ」

ぐだ男「皆が助けてくれたからね、ひとりじゃ無理だった」

マシュ「先輩が鼓舞するからです、先輩の一声は勇気をくれます」

ぐだ男「そんなことは…」

母「ふふ、仲がいいのね?」

マシュ「あ…///」

ぐだ男「あんまりからかわないでくれよ、母さん」

母「嬉しいのよ、女手一人で育てたんだもの」

ぐだ男「…そうだね」

母「お墓参りにでも言ってきたら?」

ぐだ男「うん、明日行くよ」

マシュ(ここで口を出したら行けないですね…)

母「お風呂の準備、出来てるわよ?どっちからでもいいけど早めに入りなさい」

ぐだ男「うん、マシュからでいいよ」

マシュ「ありがとうございます。では、お先に」




母「辛かったら、弱音を吐いてもいいのよ?」

ぐだ男「流石、お見通しなんだね」

母「世界を救うなんて、しかも貴方にしかできないことなんて」

ぐだ男「やるしか無かったから」

母「無理はしないようにね、ゆっくり休んでいきなさい?」

ぐだ男「ありがとう、母さん」

母「それにしても世界を救った英雄ねぇ」

ぐだ男「うん、色んなところに行ったよ」

母「へぇ、どんな所?」

ぐだ男「そうだなぁ、ロンドンとかアメリカとか?あ、一度新宿にも来たかな」

母「あら、新宿に?」

ぐだ男「うん、すぐ戻らなきゃだったから寄れなかったけど」

母「そっか、それでマシュちゃんとはどうなの?」

ぐだ男「マシュ?任務は基本的に俺と一緒だったから、家にいない間は基本的に一緒に動いてたよ」

母「そこで恋に落ちた、と」

ぐだ男「まあ、うん。そんな感じ」

母「でも、あの子ちょっと普通じゃないわね?」

ぐだ男「!?」

母「だって、人間の持つ魔翌力と何か違う魔翌力が混ざっているもの」

ぐだ男「母さん、なんで…」

母「黙ってたけどね、これでも魔術師だったの。魔翌力感知と退魔結界くらいしか出来なかったけど」

ぐだ男「知らなかった…」

母「まさか息子が魔術の道に行くとは思ってなかったわ」

ぐだ男「じゃあ、俺の魔翌力も見えてるってこと?」

母「家に着いた瞬間は少し焦ったわ。微量の魔翌力のはずなのに冷や汗が出たもの」

ぐだ男「どういう、魔翌力なの?」

母「母さんの魔翌力感知は基本的に色で見えるわ、マシュちゃんなら紫と青、みたいな感じ」

母「あなたは、何色とも言えない」

ぐだ男「え?」

母「魔翌力、混ざり過ぎね。もはや何が原色かわからないわ」

ぐだ男「どういうこと?」

母「あなたにでも参加したんじゃない?」

ぐだ男「…した」

母「そして、色々な英霊と契約した」

ぐだ男「…」

母「その英霊たちの魔力が微量に混ざりあってる感じね」

ぐだ男「そうなんだ…」

母「母は強し、よ。息子の事ぐらいは手に取るように理解出来るわ」

ぐだ男「まいったよ」


マシュ「お風呂ありがとうございました」

母「あら、ぐだ男も入っちゃいなさい?」

ぐだ男「うん、わかった」

マシュ「いってらっしゃい」

休憩です

マシュ「仲、いいんですね」

母「そりゃね、それはそうとぐだ男をよろしくね?」

マシュ「もちろんです、先輩とはずっと一緒でしたから」

母「それで、キスはしたの?」

マシュ「えぇ!?///」

母「冗談よ。後悔しないようにしなさい、とだけ言っておくけど」

マシュ「あ、ありがとうございます」

母「じゃあ、来客用のお布団を出すから手伝ってもらおうかしら」

マシュ「了解です!お手伝い致します」




ぐだ男「んー、眠いな」

マシュ「今日1日歩き回りましたからね」

ぐだ男「早めに寝るとしようか」

マシュ「はい、では先輩おやすみなさい」

ぐだ男「おやすみ」


~~~~~~~~~~~~
「憐れだな!人類最後のマスターよ!」
「人類史など…悪しき文明…」
「私はホームズに勝つ!」
「死ぬからこそ今を楽しまなきゃ」
「そうだ、ウルクは滅んだ」
「怨み辛みがあったのでしょう」
「見よ、彼女は熱量に耐えきれず…」
「今度は僕が…」
「君の物語を見守っているよ」
「英雄だ!」
「期待してるよ、人類最後のマスター」
「アルス…ノヴァ」
~~~~~~~~~~~~~

ぐだ男「…またか」

ぐだ男(何回、死にかけたっけか)

マシュ「zzz」

ぐだ男(恐怖より先に身体が動くようになったのはいつだったか)

ぐだ男(この悪夢は)

ぐだ男(気分が悪い、寝るか)



母「随分と濁った笑顔を見せるようになったわね…息子は」

TV<テロリストニヨル…ツギノニュ-スデ






マシュ「おはようございます、先輩」

ぐだ男「おはよう」(結局、2時間しか寝れなかった)

マシュ「今日はどうしますか?」

ぐだ男「んー、墓参りと観光かな。新宿にでもいこう」

マシュ「新宿というと亜種特異点のイメージしかありません…」

ぐだ男「だからだよ、本来の新宿を見せてみたい」

マシュ「なるほど」

マシュ「今日は色んなところに行きました…新宿、渋谷、スカイツリーなんかも見に行きましたね」

ぐだ男「まあ、カルデアしか見たことないマシュなら、なんでも新鮮かなって」

マシュ「はい!楽しかったです!」

ぐだ男「お金はかかったけどね、少し銀行に行ってくるよ」

マシュ「はい、ここで待ってますね」


~~~~~~~~~~
ぐだ男「ATMは…と」

強盗「全員伏せろ!さもなければ撃つ!」

キャ-ゴウトウダ!ナニナニ!?ヤバイ

ぐだ男「はぁ…」

~~~~~~~~~~

マシュ「あれ?なんで銀行のシャッターが降りて…?」

やばいぞ!強盗がいるみたいだ!

マシュ「ご、強盗!?先輩が中に!」

君!ダメだよ今行ったら危ない!

マシュ「そんな…」

ぐだ男(なんでこう、運がないんだろうな…)

ぐだ男「まあ、でも」ボソッ

強盗「おいお前!なんか言ったか?」

ぐだ男「今イライラしてるんだよ」

強盗「は?てめぇ撃つぞおら!」

ぐだ男「好きに撃てよ、当たらないから」

強盗「ふっざけるな!」バンバン

ぐだ男「ビリーの方が100倍早いよ」グイッ

強盗「な!?てめ、離しやがれ!」

ぐだ男「ほっ」ビタ-ン

強盗「ぐえっ…」

ぐだ男「はいおしまい、警察呼んでもらえますか?」

今呼んだ!すぐ来るって

ぐだ男「じゃあ、急いでるんでこいつ抑えててもらっていいですか?」

え?構わないが…

ぐだ男「それじゃ」


マシュ「先輩!銃声が聞こえたんですが大丈夫ですか!?」

ぐだ男「うん、問題ないよ」

マシュ「頬に血が…」

ぐだ男「あら、避けきれてなかったのか」

マシュ「え、よけ?」

ぐだ男「避けたよ」

マシュ「銃弾をですか?」

ぐだ男「うん」

マシュ(人が反応できるものでは…)

マシュ「と、とにかく無事で良かったです」

ぐだ男「遅くなっちゃったけど、墓参りして帰ろうか」

マシュ「はい!」

マシュ(先輩は…いったい…)

ぐだ男「ごめんね、巻き込まれて」

マシュ「私は大丈夫でしたので」

ぐだ男「そっか、なら良かった」

ピリリリリリリ
マシュ「電話です、出ますね」

マシュ「はい、もしもし」

ダヴィンチ『マシュかい?緊急事態だ!カルデアが危な…』ブツッ

マシュ「ダビィンチちゃん!?」

マシュ「先輩!」

ぐだ男「聞いてた、すぐに戻ろう」

マシュ「ですが、そんな急に戻るなんて」

ぐだ男「令呪を持って命ずる。来いノッブ」

ノッブ「おおう!?どうしたのじゃ!」

ぐだ男「夏の時のロケット出してくれ緊急事態だ」

ノッブ「良くわからんが、必要ならすぐに!」

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