藍子「NFL何でも相談室!」レナ「その5よ」 (14)

いよいよスーパーボウル開幕まで1週間…。

でも、チャンピオンシップが全く見れなかったから悔しいです…。ここではネタばらしはしません。

対戦カードなどは言わないようお願いいたします。




藍子「皆さんこんばんわ!NFL何でも相談室です!今回の相談員は兵藤レナさんです!」


レナ「こんばんわー。よろしくね!」


藍子「レナさんはアメリカのラスベガスでディーラーをしていたんですよね?」


レナ「そうよ。ベガスにはNFLのチームは無かったけど、アリゾナやサンディエゴが近いからね。私も何試合か見たことあるわ」


藍子「それではよろしくお願いします!」

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藍子「さて、レナさん。今回は色んなメールが来ております。やはり、プレーオフのことが中心ですね」


レナ「そうね。新年に入ると、NFLはプレーオフ一色。スーパーボウルに向けてクライマックスだからね」


藍子「メールネーム『お酒をおちょこでちょこっと』さんからは『ぷれーおふってなんですか?』という質問をいただいております」


レナ「プレーオフは、スーパーボウルに出場権とリーグのチャンピオンを決める戦いよ。NFLにはAFCとNFCのカンファレンスがあるのは知っているわよね?」


藍子「はい!」


レナ「スーパーボウルに出れるチームは両カンファレンスのチャンピオンチームだけ。そのチャンピオン決定戦を含めた戦いをプレーオフと呼んでいるわ」


藍子「カンファレンスチャンピオンを決めるには、まず上位6チームに残るんですよね?」


レナ「ええ。その6チームは、各地区(ディビジョン)優勝の4チームと、優勝チーム以外のチームで勝率上位の2チームがワイルドカードとして出場できるの」


藍子「地区優勝を逃しても、ワイルドカードでのチャンスも十分あるんですね」


レナ「そうね。最近は地区優勝したチームでもワイルドカードのチームとの相性があまり良くないとデータもあるの」


藍子「どういうことですか?」


レナ「プレーオフの基本ルールと一緒に解説していくわ。まずこれを見てちょうだい」


Z デンバーブロンコス          12-4
Y ニューイングランドペイトリオッツ   12-4
Y シンシナティベンガルズ        12-4
Y ヒューストンテキサンズ        9-7
X カンザスシティチーフス        11-5
X ピッツバーグスティーラーズ      10-6


Z カロライナパンサーズ         15-1
Y アリゾナカーディナルズ        13-3
Y ミネソタバイキングス         11-5
Y ワシントンレッドスキンズ       9-7
X グリーンベイパッカーズ        10-6
X シアトルシーホークス         10-6

レナ「これは今年のプレーオフ進出チームと勝ち星表。シード順は上から1位となってるわ。Zがホームアドバンテージ。このチームが対戦する場合はホーム出て戦う権利を持っている。シード順位が高いチームにホームで戦う権利が与えられているわ。Yは地区優勝。Xはワイルドカードを表すわ」


藍子「こうしてみると、Yの最後のチームはXよりも勝ち星が少ないですね」


レナ「そうなのよ。今回の第4シードとなるテキサンズとレッドスキンズは互いに9勝7敗。1回戦で戦う、チーフスとパッカーズは11勝と10勝。勝ち星的にはワイルドカードの方が良いの」


藍子「でも、地区優勝の方が価値があるんですよね?」


レナ「ええ。シード順位は地区優勝したなかで勝率順に割り振られていくの。ワイルドカードはどんなに成績が良くてもシードは5位が最上位で、ホームでの開催はほぼあり得ない状況なの」


藍子「第5シードだと、ホームになるのはありえるんですか?」


レナ「一応、あり得るんだけどね。プレーオフは負けたら終わりのトーナメントで、ワイルドカード同士でチャンピオンシップに出るのが条件だけどね。今のところ49回の歴史で起きていないわ」


藍子「それは大変ですね。戦うのは常にアウェーですよね?」


レナ「ええ。移動も大変だけど、なにより相手チームを声で妨害する『クラウドノイズ』がものすごいし、グラウンドの調整も気候の対応もしないといけないわ。特に気候。今年はミネソタでやる試合はかなり大変そうね」


藍子「どうしてわかるんですか?」


レナ「NFC北地区はみんな五大湖周辺をホームにしているの。あのあたりは冬は本気で寒くて氷点下二桁なんて当たり前。それにデトロイト以外は全て屋外球場なの」


藍子「氷点下二桁…。バナナで釘が打てそうですね」


レナ「特に有名なのは、1967年のNFCチャンピオンシップ。通称アイスボウル。グリーンベイで氷点下25度の中で戦った試合よ」


藍子「氷点下25度!?」


レナ「とにかく大変だったのよ。楽器は凍る、ホイッスルも吹けない。グラウンドは凍る…。最悪なコンディションで試合を行って、グリーンベイが勝利した試合なのよ」

藍子「そうなると、ホームで戦う理由は非常に大きいということですね」


レナ「そう。NFLほどホームの利点が大きいスポーツはそうないし、シードの上位チームほど、下位と戦えるからそれも大きな理由ね」


藍子「シード順位のことは分かりました。では次に戦うラウンドを教えてください」


レナ「まずはプレーオフ1回戦。通称ワイルドカードプレーオフ。地区優勝下位(第3,4シード)がワイルドカード勢と戦うの。ホームは地区優勝したチームの場所で戦うわ」


レナ「大事なのは、第1、2シードは1回戦免除で、彼らが戦う2回戦の相手が分からないのよ」


藍子「どういうことですか?」


レナ「ここで戦うのは第4シードと第5シード(@第4シード)第3シードと第6シード(@第3シード)なんだけど、さっき言ったでしょ。『シード上位のチームは、下位のチームと戦える』というの。あれで、第3シードの試合が終わるまで2回戦のカードは決まらないの」


藍子「た、大変ですね…」


レナ「第6シードが勝つと、その時点で2回戦の相手は第1シードと戦うの」


藍子「第6シードは常に上位チームと戦う…」


レナ「それが上位シードの特権であると同時に、下位シードの宿命ね。それをしなくてはチャンピオンは夢のまた夢なのだから」


レナ「そして翌週。今年で言えば1月の第3週に2回戦、ディビジョナルプレーオフが始まるわ。今度は第1,2シードが登場して戦うの。ここからが本番ね」


藍子「ここで勝つといよいよチャンピオンシップに進めるんですね」


レナ「相手はカンファレンスで最高の勝率をたたき出した2チーム。しかも相手のホームだから並大抵では勝てないわ」


レナ「そして、ディビジョナルプレーオフ勝利したチームが、翌週カンファレンスチャンピオンとスーパーボウルの出場をかけて戦うわ。勝ったチームでシード順位が高い方のホームで戦うの」


藍子「勝てばスーパーボウルに進出…。絶対に負けたくない戦いですね」

レナ「『win or go home』なんてよく言ったものだわ。そしてチャンピオンシップに勝ったチームがスーパーボウルに出場できるわ」


藍子「レギュラーシーズンを戦って、厳しい戦いの末にあるんですね…」


レナ「ええ。NFL選手に取って最高の夢舞台だからね。選手は試合に集中するけど、ファンにとってもスーパーボウルは夢舞台なのよ」


藍子「どういうことですか?」


レナ「スーパーボウルはアメリカで最も視聴率が取れるコンテンツ。アメリカだけでなく、世界各国で視聴する人がいて述べ1億1千万人以上が見ているそうよ」


藍子「日本全国民が見ているようなものですね…。日本だと視聴率90%以上…」


レナ「そこにメディアは新商品のCMを出したりするの。視聴率はほぼ5割。30秒間で数百億のCM料」


藍子「すごい…。日本ではあり得ないですね…」


レナ「ちなみに、視聴率次点は大学アメフトの全米優勝決定戦。それで2割弱」


藍子「差がすごすぎます…」


レナ「でも、それくらいすごいのは国家斉唱、ハーフタイムの演出がすごすぎるの。特にハーフタイムは世界的に超有名なシンガーが出てくるの。毎年それが誰になるのかで大変なくらいなの。ちなみに今年はイギリスのコールドプレイよ」


藍子「コールドプレイもすごいですけど、過去にはどういう人が?」


レナ「多すぎるから、有名どころを教えるわ。例えばローリングストーンズ。ポールマッカートニー。ブラックアイドピーズ。マイケルジャクソン。ビヨンセ。マドンナ…本当にすごい所よ」


藍子「それを見るための人も少なからずいそうですね…」


レナ「まあ、否定はしないわね。世界的に有名なミュージシャンのミニライブよ。行けるなら行きたいに決まってるわよね。そういうチャンス、そうそうないんだからね」


藍子「チケット代はいくらほどでしょうか?」


レナ「うーん分からないけど、ウィキでは一番安いのは3800ドル「日本円で約47万5千円」。高いのだと32万ドル「日本円で約4000万円」だそうよ」


藍子「うーん…」

レナ「さて、話は大きく変わってプロボウルの話でもしましょうか」


藍子「プロボウル?メールでも『プロボウルってなんですか?』という質問がありましたね」


レナ「プロボウルはNFLのオールスター戦よ。全32チームから選出された選手たちが戦うの。今まではスーパーボウルが終わった翌週にあったんだけど、いまいち人気が無くて色々と変更があったの」


藍子「変更ですか?」


レナ「スーパーボウルはシーズン最終戦にすべきというコミッショナーの意向で、スーパーボウルの前の週に行われるようになったの。それもあって、スーパーボウルに出場する選手は出れないから、代替選手が出場するんだけどね」


藍子「オールスターに出れないのは少し残念ですね」


レナ「まあ、一応オールスター選出にはカウントされるから。それにほとんどの選手はオフだからと怠慢プレーが多いという意見も多かったの。勝ったらそれなりにボーナスが出るんだけどね」


藍子「それに対する対応策は?」


レナ「今まではAFC対NFCの構図だったけど、2013シーズンから殿堂入りした名選手がチームに入ることになったの。しかも、選ばれてからさらにチームに分配されるためのドラフトが行われるの。これで今までチームメイトだった選手たちも分かれることが多くなったわ」


藍子「しかも偉大な先輩の前でやるからへんなこと出来ませんね…」


レナ「それの効果は分からないけど、過去2回は4点差いないで終わってるわ」


藍子「ここまで選手たちが変わると、色々コミュニケーションが大変ですね」


レナ「シーズンも終わりなので、ルールもいろいろあるわ。守備陣形の固定にブリッツやモーションの禁止。レシーバーは片側に3人置いてはいけない。TEは必ず入れるなどね。破ると15Yのペナルティーよ」


藍子「それは…。ディフェンスが大変ですね。パスラッシュはDE・DLだけでしかかけられないんですか…」


レナ「でも、終盤はLBもかけたりするわ。それにレフェリーも気づかないこともあったし」

レナ「後、プロボウルの開催場所がハワイでやるのも大きな特徴ね」


藍子「ハワイでやるんですか!暖かくていいですね」


レナ「そうね。活躍した選手へのご褒美。そして家族サービスの為にって意味合いもあるわね。観光地で暖かいし、選手によってはチームメイトを実費で招待することもあるそうよ」


藍子「そういう話を聞くと、すごくいい話ですね」


レナ「QBやRBがOLが多いという話を聞くわね。QB・RBはOLがいたから活躍できたものだし、OLは彼らユニットで選ばれたようなものという考えがあるようね」


藍子「私もハワイ行ってみたいなー」


レナ「いつかハワイ・ホノルル公演なんてやってみたいわ。場所はプロボウルも行われる、アロハスタジアムね」


藍子「NFLのシーズンももうすぐ終わりですけど、最後の最後まで盛り上がりますね」


レナ「ええ!これからの1週間、アメリカはスーパーボウルのことでもちきりで、サイトでも大きく情報が出てくるわ。楽しむわよ!」

藍子「気が付けばスーパーボウルも終わっちゃいましたね…」


レナ「うーん。もう次のシーズンに向けての戦力の更新ね。すでにタレント選手の退団や引退話が出てきたわね」


レナ「しばらくNFL相談室もできないでしょうから、各属性でアメフトチーム作ってみない?」


藍子「各属性というと、キュート、クール、パッションでですか?」


レナ「ええ。面白いと思うわよ」


藍子「隊形はどうするんですか?結構多いですよね?」


レナ「オフェンスはライン5人。2WRに2RB。1TEのシンプルな隊形。ディフェンスはDLが4人の4-3隊形で行きましょう。


レナ「スペシャルチームは、K、P、LS(ロングスナッパー)にKR(キックリターナー)。各チーム、ヘッドコーチとオフェンス・ディフェンスのコーディネーターを入れていきましょう」


藍子「結構人数が多くなりそうな予感…!」


レナ「まずはキュートのオフェンスね」


藍子「キュートの皆さんはどちらかというと、活発な女の子は少ないような…」


レナ「あら?結構真面目でひたむきな子ばかりよ?まずはオフェンスの肝のクォーターバックだけど、私ね」


藍子「え!?」


レナ「あら?マニングのようにディフェンスの隊形を見て、作戦を変えるオーディブルだって出来るわよ。ディーラー舐めると、痛い目を見るわよ」

藍子「ま、まあ。QBはレナさんとして、OLはどうしましょうか?まずはセンター(C)ですね」


レナ「うーん。Cは結構本気で選ぶわよ里奈ちゃんね。肉体労働経験者だからね。これはかなりの鉄板じゃないかしら?」


藍子「もしかしたら、腕っぷしは一番かもしれませんね…。次は里奈さんの両隣に着くガード(G)ですね」


レナ「私は左投げだから、右側に強い子をいれるわ。右のGに瑛梨香ちゃん。左のGは亜里抄せんせいかしらね」


藍子「なるほど、ではタックル(T)はどうしましょうか?」


レナ「さっき言ったけど、私が左投げだから右のラインは強くないと、いけないの。だからRT由里子。LTにフェイフェイね。意外と動けて力強うそうな気がするわ」


藍子「何だか面白いラインになりましたね。ではバックス&レシーバーですね。まずはエースレシーバーは?」


レナ「エースは美世ね。ドライブ好きだし運動神経良さそうなイメージね。もう一人は志希ちゃんね。逃亡癖でディフェンスのマークを簡単に外してくれそう」


藍子「試合から逃亡にならないといいですね…。タイトエンドは誰にしますか?」


レナ「これは、決めてるわ卯月ちゃんね。何でも出来そうじゃない?」


藍子「――全部平均的そうなイメージじゃないかな?」


レナ「最後はRBね。2人だけど、ダブルRBにするわ。美玲ちゃんと悠貴ちゃんね。悠貴ちゃんは走ってるからトップクラスでしょうし、美玲ちゃんは走れそう。狼だし」

キュートチーム:オフェンス

QB 兵藤レナ
LT フェイフェイ
LG 持田亜里抄
C  藤本里奈
RG 赤西瑛里華
RT 大西由里子
WR 原田美世
WR 一之瀬志希
RB 早坂美鈴
RB 乙倉悠貴
TE 島村卯月


藍子「次はディフェンスですね。まずはDLの真ん中のディフェンスタックル(DT)ですね」


レナ「DTは一人が有香ちゃんね。もう一人はみちるちゃんね。完全に力で行くわ」


藍子「何だかダブルチーム(2人がかり)で組まないといけなさそうな2人ですね…。DEはどうしますか?」


レナ「DEはエースで行くわよ。清良とフレデリカちゃんね」


藍子「フレデリカちゃん…。どうでるんでしょうか?――次はラインバッカーです」


レナ「OLBの二人は、法子ちゃんとまゆちゃんね。ボーナスだしたらすごい力出してくれそう。タックル数量産できるかも」


藍子「――ドーナツとPさんのボーナスなら、頑張ってくれそう…」


レナ「そしてILBは愛海ちゃんよ」


藍子「ええ!?どうして!?」


レナ「そりゃ、女の子のお山のパワーで本能のプレーが出そうじゃない?」


藍子「――否定できないから恐ろしい!一番強くなりそうな布陣かも…」


――

まゆ「――見ててください。Pさぁん…」


愛海「――うひひ。タックルすればお山を…」


法子「ドーナツ!ドーナツ!」



藍子「絶対強い」

レナ「最後はセカンダリーね。まずはCBだけど、一人は忍ちゃん。もう一人は美由紀ちゃんね。運動が出来そうな2人でブロックね」


藍子「――意外とふつうかも」


レナ「最後のセーフティー(S)だけど、ネネちゃんとあずきちゃんね。ネネちゃんは、なんか運が良さそうな気がする」


藍子「――絶対シャッターチャンスのことですよね!」


        SS栗原ネネ
                     FS桃井あずき


   OLB佐久間まゆ     ILB棟方愛海       OLB椎名法子



CB工藤忍   DEフレデリカDT大原みちるDT中野有香DE柳清良  CB柳瀬美由紀


WR原田美世 LTフェイフェイLG持田亜里抄C藤本里奈RG赤西瑛里華RT大西由里子 WR一之瀬志希
                    QB兵藤レナ              TE島村卯月



              RB乙倉悠貴     RB早坂美玲



レナ「こんな感じね」


藍子「意外と、戦えそうなメンバーですね!」


レナ「でしょ。――スペシャルチームと、コーディネーター陣ね」


レナ「LSはかな子ちゃん。Pは仁美ちゃんね。Kは晶葉ちゃんね。KRは歌鈴ちゃん。滑りそうだけど、何となく幸運でビックリターンできそう」


藍子「最後はコーディネーターですけど…」


レナ「ここは多分最強の布陣というより、人材が多いわ。ヘッドコーチはクラリス。オフェンスは琴歌ちゃん。ディフェンスは桃華ちゃん。お金の力でスカウティング力が捲るわね」

藍子「次はクール編ですね。こちらはストイックな子たちが多くて、人選迷いそうですね」


レナ「QBは迷ったけど、真奈美で決まりよね。運動能力もさることながら、リーダーシップも一級品よね。あの人は人の上に立てそう」


藍子「想像が出来ますね。オフェンスラインはどうしましょうか?」


レナ「真奈美は右投げだから、左側を強くするわ。まずはCだけど、アヤちゃんね。運動神経はピカイチでしょうし」


藍子「安定感は凄そうですね。では両Gはどうしましょうか?」


レナ「LGは翠ちゃん。RGに肇ちゃんね。我慢が要求されるポジションだから強い精神力がある二人はピッタリね」


藍子「ではTです」


レナ「LTはのあね。RT珠ちゃんを指名するわ」


藍子「ずいぶん両極端な2人ですね」


レナ「LTはスピードもパワーも必要。いくら真奈美でも、背後からのタックルは苦しいからね。RTは多少落ちるけど、スピードなら一級品じゃないかしら?」


藍子「なるほど。ではバックスとレシーバーを選んでください」


レナ「WRでは涼ちゃんと晴ちゃんね。2人とも足速そうだし、できそうな気がするわ」


藍子「TEはどうしますか?」


レナ「TEねえ。穂乃香ちゃんかしらね。バレエで柔らかい動きで良いレシービングTEになれそう」


藍子「さいごにRBを2人お願いします」


レナ「RBは難しいけど、飛鳥ちゃんとFBにライラちゃんね」


藍子「どういう意図でしょうか?」


レナ「結構苦しい理由だけど、飛鳥ちゃんは触れられたくないような本能ですごいプレーを生み出しそうな気がする。ライラちゃんは、なんか力強そうな気がする…」

クールチーム:オフェンス

QB 木場真奈美
LT 高峯のあ
LG 水野翠
C  桐野アヤ
RG 藤原肇
RT 脇山珠美
WR 松永涼
WR 結城晴
TE 綾瀬穂乃香
FB ライラ
RB 二宮飛鳥


藍子「ラインは強うそうな気がします」


レナ「ディフェンスはもっと強力かもしれないわよ?DTだけど、ヘレンと千秋の2人。DEは亜季と沙希ちゃんなんてどうかしら?」


藍子「亜季ちゃんは言わずもがなですが、ヘレンさんは未知数です」


レナ「世界レベルよ。内からオフェンスラインを破りそうじゃない?」


藍子「ラインバッカーはいかがいたしますか?」


レナ「OLBには千奈美ちゃんと凛ちゃん。ILBは千夏かしらね。リーダーシップで引っ張ってくれそうじゃない?」


藍子「ストイックの二人が外側、冷静な千夏さんが真ん中で支えるのは安定感ありそうです」


レナ「最後のセカンダリーだけど、CBは聖來と美波ね。普段から運動してるし、運動量はピカイチね。Sだけど…」


藍子「どうしたんですか?」


レナ「Sは周子ちゃんと、小梅ちゃんでどうかしら?」


藍子「どういうことですか?」


レナ「霊的な意味でプレーを当てそうな気がする」


藍子「オカルトですね・・・」

otu

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