提督「心を鬼とし、いざ征かん」
↓1 艦娘指定
ヒド(く優し)いことをするんだよね?
ビスマルク
↓続けて初期艦を以下から選択
吹雪
五月雨
電
漣
叢雲
↓1
電でいこう
提督「フム。ビスマルクか………あまり気は進まんな」フゥ
電「し、司令官さん………よかった。思いとどまってくれたのですね」
提督「――――ドイツ艦を煽るなんぞ、赤子の手をひねるより容易いからなぁ………歯ごたえの無いことだ」
電「あっ(察し)」
提督「電よ。ビスマルクを呼び出せ」
電「え、えっ、ええええっ」
提督「二度は言わぬ」
電「は、はいっ!」
ビスマルク「Gut.アトミラール、このビスマルクにご用命かしら」
提督「ああ、待っていたぞ、ナチの手先の汚らわしいおフェラ豚め」
ビスマルク「ふふん、そう来ると思っていたわ。このビスマルクの出番………え?」
提督「どうした? 何を呆けているんだ、でけえ暁よ。続きを話してよろしゅうございますか?」
ビスマルク「ちょ、え、え………い、今、私のこと、なんて……?」
提督「質問しているのはこちらだ雌豚。やはりデカい暁か。いや、ガキであることを考慮すれば暁の方がまだマシか」
ビスマルク「」
電(し、司令官さん……いきなり品が悪く……!!)
提督「ピィピィ喚くならベッドで伍長を相手に媚びを売る時だけにしておけよ、つーか精液臭いんだよこの淫売ド腐れビッチが」
ビスマルク「え? ちょ………? アトミラル、今、私をなんて……」
提督「おやおや、良い耳を持っているな。流石は人種差別に人体実験、人の心があるのならばできぬことを容易く行える国の者が造った艦よなァ。
………都合の悪いことは聞こえぬ便利な耳をお持ちらしい」
ビスマルク「」
電(比叡さんじゃなくてもひえーと叫びたくなるような状況なのです)ガクガク
ビスマルク「あ、あの、あとみらー、る………わ、私、なにか、わるいこと、したかなぁ………」ウルウル
電(ビスマルクさんはああ見えて繊細な方なのです……それに、何よりも)
提督「悪いこと? しただろう。人体実験とか。ああ、そうか。それはお前たちにとっては『悪いこと』じゃあないものな。失敬した」
ビスマルク「ち、ちが………私、そんなことして、ない」
提督「ああ。そういえばそうだな。おまえはドイツが造った艦であり、別にお前が望んでそんなことをやったわけじゃあない。確かにそうだな。では『悪いことをしたか』という問いには、こう返そう」
電(ビスマルクさんを始め、ここの鎮守府の艦娘たちは、司令官さんのことを憎からず思ってるのです………本当に、つい先ほどまでは、しばしば伊19さんが言うように、『何をしても怒らない』司令官さんだったのです……それを甘いと叱責する艦娘はいるけれど、それでも優しい人だったのに)
提督「おまえのそのバタ臭いツラを拝んでいるだけで、俺の気分が最悪だ」ペッ
ビスマルク「」ビチャッ
電(今の司令官さんは、さながら悪鬼なのです………最悪なのはわざわざ呼び出してそんなことをいう司令官さんの方なのです……)
提督「それだけを言うために呼んだのだ」
ビスマルク「そ、そんな………こんな、ひどい」プルプル
提督「どうした?」
ビスマルク「え……?」
提督「話は終わりだ。さっさと失せろ。もう一度言うが、貴様の面を見ていると気分が最悪になる」
ビスマルク「ぅ、ああ……うわぁああああああああああああああん!!」
バンッ、タタタタ………
提督「よし。では次だ」
電「ま、まだヤル気なのですか………」
提督「何言ってんだ。準備運動だろうがこの程度。むしろビスマルクにヒドいことするのは難易度的にイージーだ。史実のキス島撤退作戦(難易度ルナティック)に比べれば遥かにな」
電「ひ、比較対象がおかしいのです、っていうか、そういう意味じゃないのです! 司令官さん、どうしちゃったんです! こんな、こんなヒドいことして、心は痛まないのですか!?」
提督「痛まない。電よ、次だ」
電「ッ…………はい」
↓1 艦娘を指名してください(秘書官の電は除外されます)
続きは明日。それまでに↓1で艦娘指定。希望があればヒドいことの内容も(希望を通すとは限らないが)
潮
提督「特型駆逐艦の潮か。これは良いな」
電「そ、それはどういう意味なのです?」
提督「ヒドいことと一言に言っても………攻める方向性は様々だと言うことだ。
モチーフとなる至高の芸術品の山々を前にした画家が、白いキャンパスに好きな絵を描いていいと言われたような、そんな心地だよ。
潮の駆逐艦とは思えないほど男好きのする体に、気弱な性格。これだけで性的な苛めをするには充分な材料だ。
が、安直にセクハラをするのも芸がない。あの性格だ。恐らく泣き寝入りするだろうし、潮と仲の良い七駆の誰かが気づく可能性が高い。
怒りとは、時に絶望すら塗りつぶす、激しく自己主張の強い、波長の長い色彩なのだ。
ヒドいことをした後に残る絵のメインカラーは、やるせなさや絶望、悲しみ、虚無感……陰鬱とした寒色系の色合いの方が美しいとは思わないか?」
電(し、司令官さんの目………工廠に送り込まれる那珂ちゃんをみるかのように冷たい目なのです……残酷な目です。
『かわいそうだけど、数秒後には解体でショボい資材にされたのも束の間、出撃一回で消し飛んでしまう運命なのね』ってかんじの!)
提督「………うむ。ではこの方向性で行くか。では電よ」
電「は、はい!!」
提督「―――――曙を呼び出せ」
電「え………う、潮ちゃんじゃなくて、曙ちゃん、ですか?」
提督「そうだ。その後、程よいタイミングで潮を連れて執務室前に来い。それだけでいい」
電「りょ、了解なの、です………(い、嫌な予感しかしないのです……)」
かくして、電は提督からの任務を遂行した。曙を執務室に呼び出して程なくして退室し、一時間ほどが経っただろうか。
潮を呼び出しに、駆逐艦寮の第七駆逐隊に割り当てられた部屋へと向かったのだ。
潮「――――えと、珍しいこともあるなぁって」
電「な、なにが、なのです?」
電は潮と共に、駆逐艦寮から執務室のある事務棟へ続く廊下を歩いていた。誘い文句としてはこうだ。間宮券を貰ったから、一緒に甘味を食べに行こう。
この鎮守府では改二になったばかりの潮は、これは提督からの改二になったご褒美なのだと思い、嬉しそうに頷いた。何一つ疑うこともなく。
電が先導する形で、潮はその後に続く。事務棟を抜けた先に甘味処・間宮があるため、必然的にその廊下を通ることになる――――執務室の前をだ。
潮「えっと、その………電ちゃんが、私にお誘いをかけてくれるなんて珍しいから、その。ご、ごめんなさいっ」
電「そ、それは」
潮「あ、その、ご、誤解しないでください。嫌ってわけじゃないんです。いつも秘書艦で電ちゃんは忙しいし、こうしてお話しできるのは、その、う、嬉しいです」
電「そ、そうですね。電も、う、嬉しいのです……」
後ろを振り向かずに、喜びとは無縁の表情で電は答えた。
潮「秘書艦のお仕事は、やっぱり大変ですか?」
電「え………あ、は、はい。大変ですが、とてもやりがいがあるのです」
こういう汚れ仕事は初めてで本当に大変です、とは口が裂けても言えない電である。
潮「毎日秘書艦としてのお仕事もこなしつつ、最高練度まで自分を鍛えるだなんて……電ちゃんはすごいです」
電「そんなこと、ないのです。電は司令官さんの初期艦だから、その分皆より練度が最初から高めだったってだけで………潮ちゃんだって改二が実装されてて、凄い戦果を上げて……電は、潮ちゃんが羨ましいのですよ」
それは電の本心だった。妬みではなく、自分もいずれはそうなりたいな、という憧れだった。
改二とは強化だ。強くなると言うことは、より高い戦果を上げられるということだ。
艦娘という人の心持つ兵器として生まれた彼女たちにとって、戦果を上げられることは、まぎれもない喜びであったのだ。
潮「……そんなこと、ないです。潮はまだまだ未熟で、もっともっと強い艦娘の方は多いです。けど、電ちゃんは戦うだけじゃなくて、電ちゃんにしかできないことを、毎日頑張ってます。
私こそ電ちゃんを見習わなきゃって……私ももっと提督のお役に立てたら、嬉しいなって……思います」
電「………し、司令官さんのこと、どう思いますか?」
好奇心が、思わぬ質問を電を口走らせていた。怖いもの見たさというものがある。誰にでもある。電にもあった。
潮が提督のことをどうとも思っていなければ、提督がこれから行うであろう非道によって潮に齎される不幸が、少しは減るのではないか……と。
繰り返すが怖いもの見たさによる、思わず口走った質問である――――ガムシロップとハチミツのカクテルよりも甘い考えであったことを電が悟るまであと数秒。
電が振り返り、ちらと潮の様子を窺うと、
潮「ふぇ、ふぇえっ!? そ、その、提督のことは、えと、ですね。その………」モジモジ
電(アカン、なのです)
完全にメスの顔をしている潮がそこにいた。それは奇しくも執務室前を通過する、丁度その時であった。
潮「あれ? 何か、声が……」
どこか粘り気のある声が漏れ聞こえてくる。
電(ま、ましゃか………)
電にも聞こえた。そしてその声は、執務室の中から聞こえてくる。
潮「なんだろう――――あれ? この声、曙ちゃん………執務室から聞こえて……」
そう言って執務室の扉を見やれば、少しばかりドアの締まりが悪いのか、隙間がある。
潮「………」
電「………」
二人は好奇心に負けた。確実に深淵が見えることは予測が出来ていたが、それでも好奇心という名の魔力には抗えなかった。
二人して物音を立てないようにゆっくりと扉に近づき、それを覗き込む。
執務室は模様替えされており、いつも執務机がある場所には、天蓋付きのベッドがあり、その上で、
提督「まだ痛むか、曙」
曙「ッ………こ、こんな、の、くぁっ………べ、別に、どーってこと、ないわよ……ん、くっ」
電「」
潮「」
全裸の曙が、同じく全裸の提督の上にまたがり、性行為にふけっていた。
提督は曙を犯していた。
提督「あまり無茶するな。曙のココは小さいからな………全部入れるのは無理がある」
曙「ッ……そう、みたいね。クソ、ていとく、のくせにっ、モノは、なかなか、立派じゃ、ない………」
いや、愛し合っているという表現の方が妥当だろうか――――あれはどう見ても和姦である。
口では小生意気なことを言ってはいても、扉の隙間から見える曙の横顔には幸せと羞恥の感情が浮かんでおり、やや前者の成分大目で赤く蕩けている。
電(………即堕ち二コマ漫画かな? なのです)
電は現実逃避していたが、無視できないレベルで胸の痛みがすさまじかった。
あんな提督でもついさっきまでは電にとってもステキな提督であったのだから、この胸の痛みはきっと恋敗れた者の失恋の味という奴だろう。
提督「減らず口を叩く元気が戻ってきたところを見ると、少しは慣れてきたらしい」
曙「ん……痛みは、少し、引いてきた、かもっ……」
提督「そのようだな。初めてだと言うのに、随分とこなれてきたようだ………キツいだけだった締め付けに、うねりが加わって心地良いぞ、曙」
曙「ば、ばかっ………恥ずかしいこと、言うなぁ、この、エロエロ、クソ提督っ……」
曙は提督の無遠慮な視線から逃げるようにのけぞり、高まった羞恥で真紅に染まる顔を隠すように手で覆う。
提督「ああ、エロい提督でいいよ。実に良い眺めだ」
曙「え、ぇ……?」
提督「曙の綺麗な桜色をした花びらが、純潔の証といやらしい露に彩られ、俺が出入りするたびにめくれあがって、卑猥な音を立てている………こいつはどうにも刺激が強い光景だな」
曙「ッ~~~~~!?」
自身と提督の結合部を、提督が凝視していることを悟り、曙は頭の中が真っ白になった。
性行為に慣れてきた体が再び強張り、不用意に力が入った拍子に、提督のモノが曙自身も知らなかった『善い』箇所を擦り上げる。
曙「っ、か………ぁ、あーーーーーッ!!」
不意に高まる快感に、曙は大きく嬌声を上げた。
提督「ッ、ん? 締め付けが一層強まったな………軽く達したのか? 達してしまったのか、恥ずかしいことを言われて? 曙こそエロエロなんじゃあないか?」
曙「やぁ、は……ち、ちが、あ、あれ、私………」
初めての絶頂と、思うように動かない自分の身体に当惑する曙。
ぴくんぴくんと小刻みに震える曙の身体をそっと自分の身に押し付け、提督は真っ赤になった耳に口を寄せ、
提督「いやらしいな、曙………可愛いぞ。もっとエッチな曙を、私に見せてくれ」
曙「ひぁッ……んんぅ!」
囁き、耳たぶを舌先でちろりと舐め上げると、ひときわ大きく曙の身体が震えた。
曙「ば、ばか………すけべ……きちく………へんたい……ろりこん……くそていとく……」
罵倒し、提督を睨むも、いつもの毒舌も精彩を欠き、まるで力が入っていない。
その上茹蛸のように赤くなった顔と潤んだ瞳では、睨みつけたところで、提督に何ら痛痒を与えることはできなかった。
提督「相変わらず口が悪いな………こんな時ぐらい、素直になったらどうだ」
曙「う、っさい………んっ、ふ………あ、あたしの声が、耳障りなら、んっ………ふ、塞いで、みなさい、よ」
そう言って、不敵に笑う――――本人はそのつもりなのだろうが、提督の目に映るのは、期待と快感に蕩ける厭らしいメスの顔だった。
提督「本当に素直じゃあないな………キスが欲しいなら、ちゃんとおねだりしてみろ」
曙「お、おねだりなんて、そんな、はしたな………んう………ん、ちゅ、ふぁ………れる……ちゅ……」
逡巡する曙のおとがいに指先を当て、上を向かせた提督は、期待に震える曙の桜色の唇に舌を這わせた。
瞳を閉じた曙は、それに応じて己も舌を突きだす。
舌と舌が絡まり合う度、粘りを持った淫靡な水音が執務室内に響く。
電「…………」
潮「…………」
その音は、当然ドアの外でのぞき見する二人の耳にも届いていた。
両者の間に言葉はなかった。ただ食い入るように、その厭らしい光景を見続けた。
提督「こんなに硬く尖らせて……曙はやらしい子だな」
曙「あ、や、やっ! だ、だめ、そこ、触らないでよぉ……あ、あっ、だ、だめ、また、なんか、来る……ッ、きちゃ、う………!!」
快楽のために存在する女芯を指先で無遠慮にこすり上げられ、言葉とは裏腹に絶頂する曙の淫蕩も。
快楽のために存在する女芯を指先で無遠慮にこすり上げられ、言葉とは裏腹に絶頂する曙の淫蕩も。
提督「見てみろ曙。おまえのココは、もうおまえが本当に処女だったのか分からないぐらいに濡れそぼって、白く泡立っているぞ」
曙「やぁ………苛めないで、やだぁ………」
結合部を見せつけられ、いやいやをするように顔を隠す曙の羞恥も。
提督「そろそろ出すぞ、曙……」
曙「うぁ、う、うんッ………あたしも、あたしも、また、なんか………あっ、ああッ………」
最奥を突き上げられ、男の絶頂に合わせるように同じ高みまで誘われ、完全に女として目覚めた曙の変化も。
その何もかもを、二人は見た。
見てしまったのだ。
電「………」
潮「………」
気が付けば、二人とも駆逐艦寮の前に立っていた。
今更二人で間宮で甘味をつつくような気分ではなかった。
言葉もなく、二人は別れる。
電には何も言えなかった。言えるわけがなかった。
潮「………曙ちゃん、幸せそう、でしたね……」
その電の耳朶が、震える声を捉える。一度自室に戻ろうとしていた電の足が、止まった。
潮「いいなぁ………あれって、恋人の関係ですよね。そうかぁ………曙ちゃんと、提督が、こいびと、に………」
段々と力なくトーンを落としていく声に、電は思わず振り返った。
潮「お、おかしいなぁ、おかしいなぁ………大好きな曙ちゃんが、幸せそうなのに、なんででしょう………私、嫌な子だなぁ………」
電「う、潮ちゃ……」
潮は、くしゃくしゃの表情で、泣いていた。
潮「うしおは、うしおは……ダメな子です。お友達が幸せなのに、悲しい、です………提督も、曙ちゃんも、大好き、なのに、なのに……」
己の身体を掻き抱くように、潮はしゃがみこんで震え出した。
潮「痛いよ………胸が、痛いよぉ………苦しくて、辛くて、どろどろした黒いのが、どんどん溢れてきて……やだよ、こんなの、やだよぉ」ポロポロ
電(電は胸も痛いですがそれ以上に胃が痛いのです………ッ!!)
電の表情が苦悶に歪む。電もまた、気づけば泣いていた。大粒の涙がぽろぽろと瞳から零れ落ちていき、まるで止まらない。
かくして、提督の意図に違わず、潮はヒドい目に遭った。
これから曙と潮の友情はどうなってしまうのだろう――――電は窓の外に見える落日を遠く見つめながら、そんなことを想った。
数時間後、深夜。
執務室では、提督がいつものように執務に励んでいた。電はスリ硝子のように光を失った目で、それを手伝っている。
提督「さて。潮にヒドいことができたな」
そんなことを無表情でのたまう提督の正気は一体どこにあるのだろう、と電は思った。
電「曙ちゃんとエロいことしてただけなのですッ!!」
提督「上手いこと言うじゃあないか」
電「上手い事ヤッた司令官さんには言われたくないのですッ!」
提督「結果として潮はヒドい目に遭った。この時点で目標は達成した。更に一方では曙は幸せいっぱいで、バランスとしてはプラマイゼロだろう。
どこかの魔法少女が言ってたように希望と絶望のバランスは差し引きゼロで出来ている」
電「う………で、でも確かに、誰かが司令官さんとケッコン(ガチ)したら、他の司令官さんを慕っている艦娘はある意味で不幸になると言えなくも……」
提督「まあ、そうなるな」
電「(こ、この司令官さん、己が好かれてる自覚があるからタチが悪いのです)………じゃあ司令官さんは、この結果を予想していたと」
提督「まあ、そうなるな」
電「日向さんの口調止めてもらえます? 無表情で言われると地味にイラッとくるのです……司令官さんは最低なのです」
提督「まあ、そうなるな」
電「ッ………で、でも、だったら………司令官さんは、プラマイゼロになるように、曙ちゃんのことをいっぱい愛してあげるのですね? や、やったのです。ハッピーエンドなのです」
無理に明るく振る舞った電がそう告げると、
提督「…………?」
提督の眉がやや顰められ、電は猛烈に嫌な予感を感じた。
電「なんで、怪訝そうな顔をしているのです?」
提督「おまえの言葉の意味を熟考していた」
電「熟考って…………あ、あの、ま、ましゃかとは思うのですが………」
提督「…………別に曙のことは、どうとも思っていないが? 好きでも嫌いでもない」
電「熟考した上での答えがそれ!? それは溺愛や憎悪よりも残酷な無関心というのです!! ヒドすぎるのです!!」
提督「ヒドすぎる? それが目的ではないか。何がおかしい?」
電「司令官さん、今自分がどんな顔されているか、自覚がありますか!? その無表情含めて、何もかもがおかしいのです!!」
提督「大丈夫だ。問題ない」
電「問題しかねえのです!! そんなの将来的にはマイナス方向にぶっちぎって不幸になるのです! 改二を夢見る扶桑型姉妹が練度80を前に轟沈するぐらい真っ青な不幸なのです!!」
提督「またまた上手い表現だが、真っ青? 曙の股間は破瓜の血で真っ赤だったがな」
電「そんな話してねーよ上手いこと言ったつもりかブチ殺すぞなのです!! 曙ちゃんは単なる当て馬ですかッ!?」
提督「ん? 具合は良かったからしばらく重用して愛でるよ。女としての部分だけだな。飽きたらその限りではないが」
電「ひ、ヒドすぎるのです………し、司令官さんが、こんな下種だったなんて……」
流石にショックがデカいのか、電は真っ青な顔で俯いた。
提督「下種とは言ってくれるじゃあないか。いい機会だ、覚えておけ電―――愛などあってもなくても、女を前にすれば男は勃起する。得難き難敵を倒した後に一抹の寂しさを覚えるのと同じで、口説き、犯し、事が終れば賢者タイムに突入する。そういうものなのだ、男とは」
電「男性不信に陥りそうなのです………今後のあの二人がどんな関係になるか、考えるだけで胃が痛いッ………!!」ギリギリギリギリ
腹部を押さえる電に、提督はいつもと変わらない無表情で、
提督「胃薬を飲め。では次の艦娘だな」
安価の続行を決定した。
電「!? つ、次って……艦隊の片隅にいる二隻目の秋津洲さんを見たときのような表情で言ったのですこの人……!! まだ続けるおつもりですかッ………!!」
提督「無論だ。私はやめんぞ。この提督、己の肉が骨から削げ落ちるまでヒドいことをする」
電「いったい何が司令官さんをそれほどまでに駆り立てるのか、電にはわからないのです………強化しすぎたのですか?」
提督「なんなら、すぐに曙でもいいぞ………?」
電「やめろォ! なのです!!」
↓1 艦娘指定(既に選んだ艦娘は除外する(ビスマルク・潮))
※なおエロい展開になるかどうかは>>1の気分次第であり、選ばれた艦娘以外にもヒドい目に遭う艦娘が出る可能性はある
伊19
提督「潜水艦、伊19……イクか。いや、今はもう巡潜乙型・3番艦潜水空母だったな」
電「はわわ………潜水艦というと、常にオリョクルやバシクルといったヒドいことをされている印象があるのです」
なおこの鎮守府ではオリョクル自体は行うものの、そう頻度は高くなく、行っても十周程度で、潜水艦メンバーでローテーションを組んでいる。
そのためか、さほど潜水艦からの好感度は低くない。
提督「オリョクルやバシクルの頻度を高めてもな………安直に過ぎる上、ゴーヤやイムヤからの反発も大きく、ヒドい目に遭っても絶望よりは怒りが勝ることになるだろう。面白くはないな」
電「その無表情で面白みを感じているのですか?」
提督「無論だ。しかし性的に奔放なイクに対して、性的な方面での攻め方は論外か。ご褒美にしかならない」
電「なんでそう言い切れるのです?」
提督「ん? イクはセフレだが」
電「」
電はもう心が折れそうだった。というか、他の艦娘よりも電自身こそが一番ヒドい目に遭っているような気さえしてきた。
提督「イクが良く口走っている『提督のご褒美(意味深)』は、特に深い意味などなく、『提督のご褒美(性行為)』だ」
電「知りたくなかったのですッ………!!」
提督「イクは素晴らしい名器の持ち主でな。性的嗜好の幅も広く、レズだろうとア○ルセックスだろうとSMだろうとスカトロだろうと複数人プレイだろうと獣姦だろうとなんだろうとお手の物だ。四肢切断系のリョナだけは勘弁だと言っていたが、今回はそちらで―――」
電「知りたくないって言ってるのですッ!! つーかそれやったら絶対に許さないのです! 刺し違えてでも司令官さんを殺すのです!!」
提督「良いな、それ。電に殺されるなら悪くない………どうだ? 今殺すか?」
提督の目は、全くの本気だった。狂ってなどいない。しかし澄んでもいない。いつも通りの提督の目だ。だからこそ、電はその目が恐ろしかった。
電「ッ……結構なのです!! それで、どうするのです! イクさんを呼び出すのですか?」
提督「いや、その必要はないぞ?」
電「え?」
訝しむ電をよそに提督は立ち上がり、執務室の端にあるクローゼットを開ける。
提督「ここにもういる」
伊19「あっ、あっ、あっ………あぁ、提督だぁ………もぉ、イクを放置しちゃ、だめなのぉ………」
電「」
絶句である。
両手両足に手錠をかけられ、水着の上から縄で縛り上げられたイクがクローゼット内で座り込んでいた。
その股間には極太のバイブが何本も突き刺さっており、静かに振動している。
イクは泣きだす寸前の子供のような表情で、泣きじゃくっていた。
伊19「ヒドいのぉ、提督ぅ………イク、放置プレイだけはイヤなのね………なのに、曙ちゃんとエッチしてるところ見せつけてぇ……うずうずするばっかりで、全然イケないのぉ……」
提督「この通り、イクには既にヒドいことをしているんだなあコレが。イクに性的な手段でのヒドいことは安直ではあるとさっき言ったな――――スマン、ありゃあやっぱり安直だった。特に新鮮味がない上、互いに楽しめん」
電「」
電の思考は停止していた。目の前で何が起こっているのか、まるで理解が追いつかない。
伊19「ほったらかしにしないでぇ……イクに、提督の魚雷さん、ぶちこんでぇ………ほしい、ほしいのぉ。もう、我慢できないのぉ……」
提督「しかし参ったな………電はこの上で更にイクに酷いことをしろと言う………」
電「」
言ってない。そんなことは言ってない。ただイクを呼び出す必要があるのかと聞いただけだ。電は何も言っていない。
伊19「意地悪しないでぇ………犯して、犯してぇ。イクの淫らなお○んこに、ずぼずぼしてよぉ……いっぱいぎゅうって締めるからぁ……」
提督「ん? ああ、安直じゃなくてご褒美にしかならない、と言ったんだったか? スマンなぁイク……ご褒美にしかならない以上、おまえを犯すわけにはいかんな……」
伊19「あ、あんまりなのね………また、放置なの――――んぐっ!?」
言いかけたイクの口に猿轡を噛ませ、更に提督は目隠しまで施す。
伊19「んっ!? ん、んンーーーーッ!? んー、んーーーー!!」
提督「このまま放置することが最上と判断した。もがみじゃなくてさいじょうな。ではさらばだ、イク。また会おう」
伊19(ヒドい………ヒドすぎるのね………)
そう言って、提督はクローゼットを閉めた。恐らく、このクローゼットが開くことはしばらくないだろう。
提督「では、次の艦娘といこう。電よ――――電?」
電「」
提督「気絶しているのか………しょうがない奴だ」
↓1 艦娘指定(既に選んだ艦娘は除外する(ビスマルク・潮・伊19))
加賀
提督「加賀型1番艦、正規空母・加賀か………これで戦艦・駆逐艦・潜水艦、そして空母と、見事に艦種はバラけたな」
電「」
返事がない。気絶しているようだ。
提督「電、起きろ。起きろ。夜はこれからだ。お楽しみはこれからだ。さあ、起きろ」
電「」
完全に気絶している。
電「」
提督「ダメか………仕方ない」
※安価
>>35
1.無理やり起こす
2.別の艦娘を秘書艦として立てる(艦娘名を指定してください)
潮か曙
1
電は夢を見ていた。夢の中では、電は大好きな司令官と二人きり。
戦いで勝つと、司令官は薄く笑みを浮かべて、電の頭を撫でてくれる。
秘書艦としての仕事を終えた後に、司令官と二人連れ添って、間宮へと出かけてあんみつを食べるのが日課だ。
この時、電は必ず司令官とは違うメニューを注文する。違うものを頼めば、それとなく催促して『あーん』が実行できるからだ。
そしておかえしに、電もあーんを実行する。
幸せな時だ。ずっとこんな時間が続けばいいと思った。時が止まってしまえばいいのにと。
そしてその時は、
提督「起きろ」
電「はい」
冷たい現実が、粉々に破壊する。それは紛れもなく、己が愛した司令官であった。
提督「次の標的は加賀。最強の空母。一航戦の誇りを粉々に打ち砕き、私は加賀の絶望に満ちた表情を見て今宵眠る」
電「くそが………」
電は多くの二次創作における駆逐艦・電がそうであるように、ぷらずま化しつつあった。
その日、加賀は悪名高き5-5、サーモン海域北方へと出撃していた。
練度を上げ、ケッコンを経て更に強力となった自分と赤城ならば、今日こそは――――そう意気込んでの出撃であった。しかし、
加賀「飛行甲板に直撃………!? そんな、バカな」
結果は初戦にて撤退を余儀なくされた。
――――それも練度150にも達した一航戦が大破である。
僚艦であり、己よりも低練度である五航戦の二隻と、同じ一航戦の赤城が無傷であるにもかかわらずだ。
瑞鶴「加賀さん、なんで………どうして、私を庇ったのよ!!」
加賀「五月蠅い子ね………体が勝手に動いたのよ」
たとえその大破の原因が五航戦―――瑞鶴を庇ってのことであっても、加賀は己の失態を不甲斐ない、と感じた。
瑞鶴「私、私も翔鶴ねえも、装甲空母になったんだよ!? だから、あの位の攻撃なんて、へっちゃらだったのに……!!」
加賀「だからなんだというの。これだから五航戦は――――後輩を見捨て、あまつさえ盾に使おうなどというすくたれ者が、一航戦を名乗れはしない」
加賀を支えている物の根幹、それは誇りだ。五省に悖る行動など、一航戦にあってはならない。
その日、加賀は悪名高き5-5、サーモン海域北方へと出撃していた。
練度を上げ、ケッコンを経て更に強力となった自分と赤城ならば、今日こそは――――そう意気込んでの出撃であった。しかし、
加賀「飛行甲板に直撃………!? そんな、バカな」
結果は初戦にて撤退を余儀なくされた。
――――それも練度150にも達した一航戦が大破である。
僚艦であり、己よりも低練度である五航戦の二隻と、同じ一航戦の赤城が無傷であるにもかかわらずだ。
瑞鶴「加賀さん、なんで………どうして、私を庇ったのよ!!」
加賀「五月蠅い子ね………体が勝手に動いたのよ」
たとえその大破の原因が五航戦―――瑞鶴を庇ってのことであっても、加賀は己の失態を不甲斐ない、と感じた。
瑞鶴「私、私も翔鶴ねえも、装甲空母になったんだよ!? だから、あの位の攻撃なんて、へっちゃらだったのに……!!」
加賀「だからなんだというの。これだから五航戦は――――後輩を見捨て、あまつさえ盾に使おうなどというすくたれ者が、一航戦を名乗れはしない」
加賀を支えている物の根幹、それは誇りだ。五省に悖る行動など、一航戦にあってはならない。
赤城「加賀さん………」
加賀「大丈夫です。赤城さん………私は入渠します。五航戦、提督への報告は任せるわ」
話はそれだけだ、と言わんばかりに加賀は瑞鶴に背を向けた。
瑞鶴は唇をかみしめて、ドックへと向かう加賀の背を見つめることしかできなかった。
瑞鶴「ッ~~~~~~!! うわあああああああああああ!!!」
その背中が見えなくなった瞬間、瑞鶴は地団太を踏んだ。弓を投げ捨て、かんしゃくを起こした子供のように叫び出した。
翔鶴「落ち着きなさい、瑞鶴。加賀さんの気持ちも分かってあげなさい………私たちは加賀さんよりずっと後にこの鎮守府に来たのだし、貴女は加賀さんに育てられたようなものでしょう?」
瑞鶴「でもッ! 何よ、何よ! いつまでも、私のこと、子ども扱いして……!! あんなふうに言われたら、私、何も言い返せないじゃない」
翔鶴「………これからの戦果で、見返しましょう。大丈夫、その悔しさを忘れなければ、いつかきっと加賀さんと肩を並べて戦える日が来るわ」
瑞鶴「ちくしょう、ちくしょう………」
泣きじゃくる妹の肩を抱いて、翔鶴は赤城に一礼すると、正空母の寮へ向かって歩き出した。
一方その頃、加賀はがらんとした入渠ドックで、シャワーを浴びていた。
女性として完成された見事な肢体を惜しげもなくさらし出し、珠のような肌を更に磨き上げる。
硝煙と潮の匂いをひとしきり落とした後、加賀は入渠を開始した。
加賀「大破か………久々のことね」
チラリ、と横目で浴槽の横に設置されている残り時間のメーターを見やる。
入渠の残時間は、24時間弱を示していた。
加賀「やはり、このダメージは修復にかなり時間を有するわね」
しかし、その回復時間を大幅に短縮するものが、鎮守府にはある。
高速修復剤だ。バケツに満たされた緑色の謎の液体だが、これを入れて入渠すれば、たちまちのうちにダメージは消えてなくなり、疲労も取れる。
デリケートな飛行甲板を持つ空母陣や、大量の資材を消費する戦艦などの修復には、これが欠かせないものであった。
誤字
×:有する
○:要する
加賀「…………?」
入渠から三十分ほどが経過した頃、加賀は異変に気付く。
―――高速修復剤が、投入されない。
いつもならば作戦終了報告において損傷した艦の被害状況が提督に知らされると、高速修復剤が使用される。
修復時間が極端に短い潜水艦や低レベル艦とは違い、空母の加賀にとって高速修復剤の使用は当たり前であった。
だが、それがいつまでたっても投入されない。
加賀「………」
これには加賀も困り果てた。現在ドックに入居している艦は己ただ一隻のみ。
人を呼ぶにも一度入渠したら修復が完了するまで出ることはできないのだ。
さてどうしたものか、と加賀が考え出した時、ドックの扉が開く。湯気の向こうに、ちらと人型のシルエットが浮かび上がった。
他の艦娘が損傷したのだろう。幸いと言っては失礼だが、加賀はホッとした。
提督に修復剤の使用を要請してほしい―――そう頼もうと口を開いた。
提督「調子はどうだ、加賀よ」
加賀「ッ………て、ていとッ………ッ、見ないでください。どうして、此方に」
そこには提督が立っていた。服は着たままだ。風呂に入りに来た、という訳ではないのだろう。
すぐさま加賀は、己の格好を思い出し、胸元を抑えながら湯船に深く浸かりなおす。
提督とはケッコンカッコカリで深い絆を結んだとは言え、加賀は未だに提督に体を許していなかった。
否――――正確には、提督がそれを求めず、そして加賀もまた提督に肉体関係を欲する度胸がなかった、というのが正しいだろう。
練度150に達してまだ、加賀は清らかな体を保っていた。
提督「何。加賀が大破したと聞いてな。様子を見に来た」
加賀「わざわざ、入渠ドックにですか………」
唸るような声を出し提督を睨みつける一方で、加賀の脳内は混乱の極みにあった。
加賀は感情表現が苦手だ。常に不愛想な表情で、言葉も最低限のことしか喋らない。様々な艦種の艦娘に好かれる赤城とは正反対に、加賀は畏れられていた。
戦力としては頼もしい。しかし、特に幼い駆逐艦の中には、加賀を見るからに怖がる者もいた。
元々対人関係の構築を苦手とする加賀は、それでもかまわないと思った。
狭い範囲であれど、深い付き合いができるのならば、それで十分だったのだ。
同じ一航戦たる赤城と、そして――――自らを鍛え、導き、深い絆を結んだ、提督さえ、自分を見てくれるのならば。
初心な想いだった。ただ寄り添えるだけで、加賀は幸せだった。たとえそれがカッコカリのつくものであっても、寄り添えるだけで。
だがそれは兵器としての想いだ。より大事に、長く使ってほしいと言う兵器としての欲。
女としての欲はまた別であり、加賀はそれを心の奥底にある小さな小さな箱の中に、無理矢理に押し込めて、忘れようとしていた。
こんな不愛想な女が、人並みに男に好かれるはずもないと――――そんな言い訳をして。
加賀(どうして提督がここに―――なぜ―――私は裸―――二人っきり――――まさか――――)
その封印していた筈の想いが、箱に罅が入ることで漏れ出した。
――――提督に、抱かれたい。
――――提督だけのモノにされたい。
――――女として求めてほしい。
――――女としての加賀も使ってほしい。
――――兵器としての自分を忘れるくらい、激しく淫らに、犯してほしい。
とても口にできない思いだった。はしたない。穢らわしい。己は兵器なのだ――――そんな思いは無駄だ。
届かない。届くはずがない。
どんなものでも貫く加賀の矢が、ただ一つだけ射抜けぬと、届くわけがないと、最初から諦めたものが、それだった。
提督「加賀」
なのに、気づけばもう、届く場所に提督がいる。
弓がなくても届くほど、手を伸ばせば届く、そんな位置にいる。
加賀「てい、とく………」
大破した加賀の様子を見に来た、という提督の言葉を額面通りに受け取れるほど、加賀も鈍くはなかった。
気付けば加賀は、提督の頬に向かって手を伸ばしていた。
隠していた胸が露わになり、色素の薄い先端が提督の視界には映っていただろう。しかし、加賀はもう構わなかった。
この想いが届くならば。
この提督に、手が届くならば。
もう、ここで溶けたっていい――――その思いは、
提督「前々から気になっていたことがあってね」
提督が加賀の手を払いながら放った言葉により、亀裂が入った。
加賀「………提督?」
唖然とした顔で、加賀は問う。
提督「24時間を超える入渠。食事はまあいいだろう」
加賀「てい、とく……?」
最前線を戦い抜いていた一航戦としてのカンが、加賀に警鐘を打ち鳴らす。
だが遅い。
遅すぎた。
何故ならば、加賀は既に入渠しており、
提督「そこでこの提督は考える――――入渠中の艦は催した時、いったいどのように排泄しているのだろう、と」
入渠時間は、残すところ23時間20分…………。
加賀「」
加賀は戦慄した。そして悟る。一航戦の誇りが、終わる。
おもらしによって。
※続く。
僕は悪くない。加賀を苛めるとしたら食事方面か精神的陵辱だけだと思ったんだ。
毎日比叡カレーという外道な手法も考えたのだけれど、きっと読者はそんな安直なものを求めていないと思ったんだ。
そんな僕に天啓が降りて来たんだ。
そうだ、おもらしだ。
京都行こう的なノリで。だから僕は悪くない。
よろしい続け給え
提督に毎日比叡カレー食わせるのか?
ふむ、それも悪くない
とか普通に言いそう
ほ
このSSまとめへのコメント
ふむ
この気持ちは何だろう…この煮えたぎるような憎悪は…あっ、この提督に対する殺意か!(納得
)
??