教師「今日はみんなに転校生を紹介するぞ！桐生一馬くんだ！」

桐生「堂島組の桐生一馬だ。今日からよろしく頼む。」

教師「堂島組？ハハハ。お前も面白い冗談を言うんだな！だがあまり言い過ぎるなよ！」

桐生(しまった…だがこの教師のおかげで冗談で済まされたな。次からは気を付けないといけないな。）

教師「桐生の席はあそこだ！由比ヶ浜！桐生に色々教えてやってくれ！」

結衣「えーっと桐生くんだよね？私は由比ヶ浜結衣！分からない事があったら何でも聞いてね！」

桐生「恩に着る。」

結衣「桐生くんって前はどこの高校にいたの？テンコーセーでしょ？」

桐生「ん～まぁそのあれだ…東北の田舎の高校にいてな。」

結衣「そうなんだ！そういえば、となりのクラスに錦山くん？って人もテンコーしてきたけど桐生くんの知り合い？」

桐生「あ～あいつとは幼馴染みたいなもんだ。」

結衣「そうなんだ！」

八幡はいらんぞ

屋上

錦山「おめぇ馬鹿か！どこに転校生の紹介で堂島組って言う奴がいるんだよ！」

桐生「そうは言っても普段の癖でつい言っちまってな。」

錦山「おめぇらしーな。」

桐生「そういうお前はどう紹介したんだ？」

錦山「んなの決まってんだろう。親の都合でしばらくここにいるとか適当な事言っておいたよ。」

桐生「相変わらず、お前はそういう立ち回りは上手いんだな。」

錦山「お前が下手過ぎるだけだよっ」

桐生「スゥ」

錦山「お前！何タバコ吸ってんだよ！俺ら学生だぞ？」

桐生「いいじゃねぇか。どうせ屋上だ。誰も見てやしねぇよ。」

平塚「屋上は立ち入り禁止だ！それに未成年の喫煙も見過ごすわけにはいかないな。」

錦山「ほーれ見ろ。」