三十路以下は小便くせぇガキだな

一方通行「そもそも、だ」

一方通行「ヒーローだったり、絵本のお姫様に憧れてるような純粋な餓鬼によォ」

一方通行「誰がンな劣情催すってんですかァ？」

一方通行「変態だとか道徳とか関係ねェ」

一方通行「ロリコンなんざ人間のクズじゃねェか」

一方通行「だってーのに、なンでこの俺様がいつの間にかロリコン認定されてんだ？アァ、オィ！！」ﾀﾞﾝｯ

上条「わわっ！？も、物に当たるのは良くねぇって！！」ｱﾀﾌﾀ

一方通行「………」ﾌｰ!!ﾌｰ!!

上条「お、落ち着けよ。な？」

一方通行「………あァ、悪ィ」

上条「いや、落ち着いたんならいいさ」

上条「で、わざわざ上条さんをファミレスに呼び出してまで聞かせたかったのはそれだけでせうか？」

一方通行「文句でも有りそうな言い方だな、三下ァ」ｶﾁｯ

上条「ないないないないない！！ないからさり気なくスイッチ入れんなって！」

一方通行「ったく……それで、だ」

上条「あ、まだ一応続きがあんだな」ﾎｯ

一方通行「馬鹿にしてンですかァ？愚痴聞かすだけのためにてめェ呼ぶわけないだろォが」

上条「はいはい、それで？」

一方通行「チッ……だからよォ、俺は断じてロリコンなんかじゃァねェ」

一方通行「だけどォ、いつの間にか世間一般にはそのイメージが伝わっちまってンだよなァ」

上条「うんうん」

一方通行「いっくら俺が薄汚ェ悪役だとしても、こンな不名誉な事ってないと思わねェ？」

上条「まぁ……確かに可哀相だな」

一方通行「うンうンうン、やっぱそうだよなァ！！ヒーローはやっぱそうでなくちゃなァ！！」

上条「えっ！？いきなりなんでせうか！？」

一方通行「可哀相な奴を見かけたら誰でも助けたくなるのがヒーローってもンだよなァ？なっ！？」

上条「はい？」

一方通行「流石ヒーローだぜェ！そこに痺れる憧れるゥ」

上条「ちょ、あの、上条さんにはまったく話が理解出来ないのでせうが」

一方通行「ン？ヒーローが俺のロリコンイメージ払拭に一肌脱いでくれンだろォ？」

上条「えっ」

いくらロリコンが嫌だからって、ホモってのはちょっとどうなんでしょうか

上条「あの、上条さんにも補習だったり色々とやることがあってですn」

一方通行「いやァ、ヒーローにまで見捨てられたらどうしようかと思ったぜェ！！」

上条「いえ、だから上条さんはちょっと忙s」

一方通行「てめェくらいしかこんな事頼める奴なンていねェしィ？一人キリだったら例え学園都市第一位と言えども危ういところだったわ」

上条「そn」

一方通行「頼りにしてるぜェ、ヒーロー！！」ﾆｺｯ

上条「おう、任しとけ！！」ﾄﾞﾝｯ!!

一方通行(ちょろィ)

一方通行「ンでェ、具体的にはどォすれば良いと思いますゥ？」ｸﾞﾃﾞｪ

上条「……俺が協力決めた瞬間グダりやがったな、さっきの勢いどこいった」

一方通行「語り疲れたンですゥ。 いいから早く考えやがれ三下ァ」ﾀﾞﾗﾀﾞﾗ

上条「そうだな……」

どうする？>>10

kskst

年上と付き合えばいいんじゃない

上条「年上のお姉さんと付き合っちゃえば良いんじゃないでせうか？」

一方通行「あァ？年上のお姉さんだァ？」

上条「彼女も出来て、同時にロリコンイメージも払拭される！うわ、上条さん天才かもしんない！！」

一方通行「………」ｳｰﾝ

上条「あ、できたら上条さんにも誰か紹介してくれませんかね？寮の管理人とかしてそうなお姉さんタイプ希望で！」ﾆﾔﾆﾔ

一方通行「……なァ、三下ァ」ﾎﾟﾘﾎﾟﾘ

上条「いやいや、でも蠱惑的なお姉様もいいかも……「上条くん、お姉さんがイイコトしてア･ゲ･ル」なんて言われちゃったりしてうひょぉぉぉぉ！！」ｼﾞﾀﾊﾞﾀ

一方通行「聞けや三下ァ！！！」

上条「ひゃ、ひゃいっ！？？」ﾋﾞｸｩ

一方通行「俺……何歳だ？」

上条「えっ」

一方通行「俺が何歳かって聞いてンだよ、その耳は飾りですかァ？」

上条「えっ、え、あぁ……えっ、お前自分の歳知らないの？」

一方通行「忘れたァ、誕生日なんか祝われた覚えもねェしィ」

上条「おま……」

一方通行「自分の歳判ンねェのに年上って無理じゃねェ？」

上条「なんという盲点」

上条「じゃ、じゃああれだ、見た目からして明らかに年上なのを狙うとか……」

一方通行「例えばァ？」

上条「………」ｳｰﾝ

一方通行「………」ｳｰﾝ

一方通行「ン？」

神裂「ここは……どこでしょうか、ステイル！ステイルはどこへ……くっ、これだから学園都市は嫌いなのです」

一方通行「ちょうど良さそうなのがキョロキョロしてるゥ」

上条「あ？一体何を……」

一方通行「ちょっくら行ってくるわァ」ｶﾞﾀｯ､ｽﾀｽﾀ

上条「へっ？どこ行くんだよ一方通k……か、神裂ぃ！？」


神裂「どこを見てもビル、ビル、ビル。これでは迷うのも仕方がないと言うものでしょう、決して私が方向音痴というわけでは……」ｷｮﾛｷｮﾛ

一方通行「はィ、こンにちわァ」ﾋｮｺｯ

神裂「ふぇっ！？」ﾋﾞｸｩ

一方通行「お姉さン一人ィ？暇ならそこのファミレスで茶でもどうですかァ？」ｶﾁｯ

神裂「……ナ、ナンパという奴ですか。残念ですが、私はステイルを探していますのd」ｶﾞｯ

一方通行「お持ち帰りィ」ｽﾞﾙｽﾞﾙｽﾀｽﾀ

神裂「ちょっ！？」

持ち帰っちゃったよ

一方通行「すみませェン、ブラックコーヒーとこのお姉ェさンに宇治金時一つゥ」

＜ｶｼｺﾏﾘﾏｼﾀﾉ!!

神裂「うぅ、振り切れなかった……なんなんですかこの人は」ｼｮﾎﾞﾝ

一方通行「まァ俺学園都市第一位だしィ、つーか三下どこ行ったンだよ三下ァ」ﾌｧｧ

神裂「だ、第一位ですか！？」

＜ｱ､ｱﾝﾀﾅﾝﾃﾞｺﾝﾅﾄｺﾆｲﾝﾉﾖ!!
＜ﾁｮ､ｼｰｯ!!ｼｽﾞｶﾆｼﾃｸﾚﾋﾞﾘﾋﾞﾘ!!
＜ﾋﾞﾘﾋﾞﾘｲｳﾅｺﾞﾗｧｧｧｧｧｧｧｧｱｱ!!
＜ｷﾞｬｧｧｧｱ!!ﾌｺｳﾀﾞｧｧｧｧｱｱｱ!!

一方通行「あ、居たァ」

眠ィから今日は寝るゥ
誰か缶コーヒー買ってきといてくれますかァ？

そろそろ起きて