友「んー・・・わかんね」

男「は？なんだよお前も知らねーんじゃん」

友「いや、そういうわけじゃなくて、、、このバンドの演奏音がしねーんだよ」

男「ん？どういうこと？手話演奏とかそういうん？」

友「じゃなくて、えーと・・・たとえば動画で音ミュートにすると演奏してる映像だけで音がしねーじゃん？」

男「ああ」

友「あんな感じなの○○○○○○」

男「なんだそりゃ・・・じゃあそのバンドがどんな曲演奏してっかわかんねーんじゃん」

友「そこ！そこなんだよこのバンドが話題になってるのは」

男「だからわけわかんねーって」

友「あのな、ほとんどの人間には無音なんだけどさ、ごく一部のヤツには○○○○○○の演奏が聞こえるらしーんよ」

男「へー、どんなヤツに？」

友「それはわかんねーんだけどさ、なんでも信じられねーくらいすげーいい曲らしいぜ」

男「なるほどね・・・てかそれ都市伝説とかそういう類じゃねーの？」

友「それはあるかもな・・・こんだけ○○○○○○も話題になってんのにほとんどメディアでてこねーし」

男「でもお前はみたことあるんだろ？どこでみたんだよ」

友「ちょっと前さー、深夜のくっそつまんねー番組の１コーナーで出てたのたまたま見たんだけどさ、最初テレビぶっ壊れたかと思ったぜ。」

男「まぁ無音だもんな」

友「でもさ、その番組の視聴率いくつだったと思う？20％だぜ？深夜の3時に、異常だろ？」

男「じゃあ一応ほんとに存在はしてるんだ」

友「聞こえるやつがマジでいるかは別にしてな」

男「なるほどね・・・俺も見てみてーよそのバンド」

友「なかなかむずかしーぜ？ネットにアップするとすぐ消されるらしくてどこの動画サイトにもねーし、もちろんCDなんかだしてねーし」

男「ほんとに謎だらけってわけね」

友「そーそー、なんかの反抗運動団体のメンバーだとか、どっかの国のスパイとか、実は宇宙人で洗脳してるなんつー説まであんだって」

男「ハハ・・・くだらねーな・・・」

友「だろ？・・・あっそろそろ女ちゃん待ってるだろーし行くわ！また○○○○○○の情報見つけたら教えてやるよ」

男「おー、んじゃーな」


友「じゃーなー」

男「・・・・・・・・・女ちゃんか・・・」

男「あーあ、つまんねえの・・・女のやつなんで友なんかと・・・」

「○○○○○○ってなんなんだっつーの・・・」

「んなもんどーだっていいんだよ、、、」

「あー女とヤリてー！！！」

友「よー女ちゃん待った？？」

女「もー友君おそいよ！！！何してたの〜！」

友「わりーわりー！男とちょっと話してたんよ」

女「男と？何のはなし？」

友「うーん女ちゃん○○○○○○って知ってる？」

女「知ってる・・・けどあんまり好きじゃないな・・・」

友「え？なんで？」

女「うちのお姉ちゃんそのバンドの大ファンでさ、私は聞こえない派だったんだけどお姉ちゃんはそれはそれはがっしり聞こえる派だったの」

友「え！まじで！？」

女「うん、それで録画したテレビとかひきこもってずーっとみててさ、たまに話しても○○○○○○の話ばっかりで」

友「なんだよそれ・・・やばいんじゃそれ・・・」

女「でしょ？それで最近いきなりお姉ちゃんいなくなっちゃったの」

友「え！ま、まじかよ・・・そ、それで？」

今日はここまで遅筆ですいません

乙
続き楽しみ