幼馴染「いらっしゃいませ」(10)

幼馴染「いらっしゃいませ、男さん、男友さん」ペコ

男「おう」

男友「やぁ、幼馴染ちゃん今日も可愛いね」ピッ

幼馴染「あ、ありがとうございます…」

男「引かれてんぞ」

男友「僕は諦めないよ」キリッ

男「気持ち悪いな」

幼馴染「ふふ、今日も仲良いですね」ニコ

幼馴染「ご注文は何になさいますか?」

男「俺はいつもので」

男友「僕はミルクティーで」

幼馴染「かしこまりました、少々お待ちください」ペコ

男友「今日は混んでるみたいだね」

男「まぁ、結構人気あるみたいだからな」ペラ

男友「ちょっと男、僕が隣にいるのに読書する気かい?」

男「俺は元々そのつもりだ」ペラ

男友「はぁ、それじゃ僕が退屈じゃないか」

マスター「退屈なら私と話すかい?」スッ

男友「マスターさん、今日も美人ですね!」

男「軽すぎるだろ、お前」ハァ

マスター「ミルクティーとコーヒー」コト

男友「んー、素晴らしい香り!」

男「普通に飲めんのか」ゴクッ

男友「男は今日もブラックコーヒーかい?よく飲めるね」ゴクッ

マスター「男は小1の頃からブラックだよ」クス

男友「………味覚、大丈夫かい?」

男「ほっとけ」ペラ

幼馴染「男さんは昔からコーヒーが好きでしたよね」

男「飲むと落ち着くんだ」ペラ

マスター「私のコーヒーだからだろ?」ニッ

男「そうですねー」

マスター「ミルク入れるぞ」

男「マスターのコーヒーは落ち着きます」ゴクッ

男友「男って甘いの苦手なの?」

男「いや、苦手じゃないが…」チラッ

幼馴染「??」キョトン

男「小さい頃に食べ過ぎたな」

マスター「そういえば昔は幼馴染が作ったお菓子、よく食べてたな」

幼馴染「はい!いつも美味しいって食べてくれました」ニコ

男友「幼馴染ちゃんの手作りお菓子?!」

男(めんどくさい奴に聞かれたな)ゴクッ

男友「男、詳しく聞かせて貰おうか」

男「美味しかったぞ」

幼馴染「あぅ………//」

男友「イチャつかないでくれる?」

男友「マスター、慰めて下さいよぉ」

マスター「年下は興味ない」

男友「ぐふっ?!」グサッ

男「止め刺されたな」

カランカラン

幼馴染「いらっしゃいませー」スタスタ

男友「んっ?」

男友「わっ、巫女さんだ」

男(巫女…?)チラッ

巫女「………」スタスタ

男(こんな喫茶店に巫女服姿か…)ペラ

男友「コスプレかな?」

男「いや、本物だろ」ペラ

巫女「………………」スッ

男(カウンターの一番右側の席か…)

期待

幼馴染の無駄使い
ダメ、絶対

なんだ巫女スレか(すっとぼけ)

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