海未「死ねよ」【ラブライブ!ss】 (19)
穂乃果「んぅ....」
海未「死ねよ」
穂乃果「どうしてそんな汚い言葉言うの....?」
海未「死ねよ」
穂乃果「海未ちゃん....」ウルウル
海未「死ねよ」スッ
穂乃果「え?紙?」
穂乃果(読めばいいのかなぁ?)
穂乃果(なになに?....これしか喋れなくなりました(泣))
穂乃果「ええっ!?本当なの!?」
海未「死ねよ」コクン
穂乃果「えっと....とりあえず首を振って答えてね」
海未「死ねよ」コクン
穂乃果「汚くなったのは言葉だけ?」
海未「死ねよ」コクン
穂乃果「心当たりはある?」
海未「死ねよ」フルフル
穂乃果「お腹は空いてる?」
海未「死ねよ」コクンコクン
穂乃果「じゃあ、そんな状態で質問攻めするのも可愛そうだし、このパン食べていいよ」
海未「死ねよ」コクン
穂乃果(きっとありがとうって言ってるんだよね)
海未「‥‥」モグモグ
穂乃果(それにしてもどうしようかなぁ....)
海未「美味しいです」
穂乃果「ん!?」
海未「美味しいです」
穂乃果「いや、それはわかったんだけど、普通に喋れるようになったの?」
海未「美味しいです」フルフル
穂乃果「........まさか次は美味しいですしか喋れなくなったの?」
海未「美味しいです」コクン
穂乃果「どうなってるの!?」
海未「美味しいです?」クビカシゲ
穂乃果「うーん....パンを食べた瞬間になったんだよね....」
海未「美味しいです」コクン
穂乃果「もしかして、自分の何かの感情がピークの時に思ったことしか喋れなくなるんじゃない?例えば、お腹が空いてたから、みたいに。だからその....死ねよ、はどう?」
海未「美味しいです」カキカキ
穂乃果(あ、わざわざ紙に書いてくれるんだね)
海未「美味しいです」スッ
穂乃果「ありがとう。どれどれ?さっき蚊を潰した時に....って怖い!!」
海未「美味しいです」シュン
穂乃果「ま、まぁこの時期は鬱陶しいもんね!仕方ないよね、女の子の敵だもん!」
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海未「美味しいです」パァァ
穂乃果(でも本当にどうすればいいんだろう....)
穂乃果「海未ちゃん、どうしようもないから今日はうちに泊まりに来なよ。運良く夏休みだし」
海未「紙ヤスリとボンド!」
穂乃果「え?何それ!?」
海未「紙ヤスリとボンド」
穂乃果「また変わった....ってことは嬉しいってことでいいのかな?」
海未「紙ヤスリとボンド」カキカキ
穂乃果(あ、また書いてくれるんだ)
海未「紙ヤスリとボンド」スッ
穂乃果「んー?嬉しいのもありますが、一番は楽しみという感情です。....そっか、それはどっちでもいいんだけど、紙ヤスリとボンドって何なの?」
海未「紙ヤスリとボンド」カキカキ
穂乃果(もういっそのこと喋らないで筆談だけにした方がいい気が....)
海未「紙ヤスリとボンド」スッ
穂乃果「えぇっと....趣味の事をたまたま思い浮かべただけで、特に意味はありません。....な、なんか作ってるの?」
海未「紙ヤスリとボンド」コクン
穂乃果(何を作ってるの!?おそらく木を使う物だよね?....だめだ、全く思い浮かばないや)
‥‥
‥‥‥‥
‥‥‥‥‥‥
穂乃果「よいしょ....」
ポフッ
穂乃果「海未ちゃんはこのお布団で寝てね」
海未「その傷舐めてあげましょう」
穂乃果「う....海未ちゃん、さっき擦りむいたのを気にしてくれたのはいいんだけど、ずっとそれはキツいから今日は首振るだけにして」
海未「その傷舐めてあげましょう」
穂乃果「あれれ....黙れないの?」
海未「その傷舐めてあげましょう」コクン
穂乃果「うそぉ....せめて言葉を変えて欲しいかな」
海未「その傷舐めてあげましょう」アセアセ
穂乃果「あぅ........」
‥‥
‥‥‥‥
‥‥‥‥‥‥
穂乃果「ん....」
穂乃果「ふわぁぁ........朝だね」
海未「あ、おはようございます、穂乃果」
穂乃果「え?口調治ったの?」
海未「ええ、そのようです。昨日は迷惑をおかけしました」
穂乃果「いやいや、元に戻ったなら良かったよ〜」
海未?「枕臭いんだよ」
穂乃果「....へ?」
海未「どうしました?」
穂乃果「ぇっと....私の枕臭い?」
海未「いきなりどうしたのですか?そんなことないですよ」
穂乃果「....ごめんね....臭くて....」ウルウル
海未?「そうだよ、臭すぎる。まるで汗かきの男の子だわ」
穂乃果「うぐっ....そん....な言わなくてもいいじゃん」ポロポロ
海未「あれ!?どうして泣いているのですか!?」
穂乃果「酷いよ海未ちゃん」ポロポロ
海未?「けっ、泣くなよブス」
穂乃果「えぅ....うわぁぁぁぁん!」ポロポロ
海未「えっ!?だからどうして泣いているのですか!」
穂乃果(あれ?でも確かにおかしい........まるで海未ちゃんが二人いるみたいだ)
海未「どうしたのでしょう....お腹でも空いているのでしょうか....」
穂乃果「ぇぐっ....ぐすっ....ね、ねぇ、まさか多重人格とか言わないよね?」
海未?「キモイから喋りかけるな」
穂乃果「やっぱり....そうか、もう一つの人格の方が本音なのかな?....ごめんね......臭くて汚い女の子で」
海未「えぇっ!?こう言うのはおかしいかもしれませんが、あなたはいい匂いします。それに綺麗で可愛い女の子ですよ!」
穂乃果「嘘だね、本当は私のこと嫌いなんだ....」
海未?「そうだよ、弓道や読書と同じくらい嫌いだわ」
穂乃果(ん!?)
穂乃果「海未ちゃん、弓道や読書嫌いなの?」
海未「はい?馬鹿な事言わないでください!穂乃果と同じくらい....いえ、穂乃果の方が好きですが、大好きです」
穂乃果(さっきと反対のことを言ってる....?)
穂乃果「ま、まさか....本音と逆のことを口にしちゃってるの?」
海未?「だからキモイから、話しかけるな!」
穂乃果「やっぱりそうだよね?海未ちゃんが弓道を嫌いなんて言うわけないもん」
海未「ええ、私が弓道を嫌いなんて言うわけないです」
穂乃果(そうなると、どうするか考えなきゃだよね........まさか昨日の口調のことも関係あるのかな?とりあえずこの機会に本音をさらけ出してもらおう)
穂乃果「私は臭い?」
海未?「めちゃくちゃ臭い(めちゃくちゃいい匂い)」
穂乃果「私の顔を見てどう思う?」
海未?「めちゃくちゃブス(めちゃくちゃ可愛い)」
穂乃果「私がμ’sのリーダーってどう思う?」
海未?「誰がお前みたいなやつについて行くんだよ(みんなあなただからついて行くんですよ)」
穂乃果「実は昨日お風呂で少しおしっこしちゃった」
海未?「私も普通にするわ。最高!(私は絶対にしません。最低です!)」
穂乃果(すごく楽しい!!)
穂乃果「んじゃ、最後に........私がアイドルを辞めるって言った時、どうだった?」
海未「あなたは一人で頑張りすぎちゃうところもあって、しかもとても仲間思いです。私は昔から一緒にいるので、あなたがみんなに迷惑をかけないために自分の気持ちに嘘をついていたのはわかります。けど、それをわかっててひっぱたいてしまった私の方が悪いと思っています。だって、あなたならきっと戻ってくると信じていましたから」
穂乃果「えっと、反対にすると....」
海未「反対とは?」
穂乃果「あれ!?元に戻ったの!?」
海未「何を言ってるのですか?」
穂乃果「あれれー???えっと、私は臭い?」
海未「え?とてもいい匂いだと思います。よければ使ってるシャンプー教えてください」
穂乃果「わ、私の顔を見てどう思う?」
海未「そうですね....とても可愛らしい顔立ちだと思います。よくテレビで見るアイドルより可愛いですし、共学ならかなりモテると思います」
穂乃果「私がμ’sのリーダーってどう思う?」
海未「きっとあなたにしか出来ない役目ですね」
穂乃果「じ、実は昨日お風呂で少しおしっこしちゃった....」
海未「ななっ、何やってるんですか!?普通しませんよ、あなたは最低ですっ!」
穂乃果「な、なら、私がアイドルを辞めるって言った時、どうだった?」
海未「それはさっき言ったでしょう?」
穂乃果「....本当に元に戻ったんだね!」
海未「もしかして、また私はおかしくなっていたのですか?」
穂乃果「そうだよ!いきなり私をブスだとか臭いだとか言ってさぁ」
海未「嘘でしょう?」
穂乃果「本当だよ!」
海未「そ、そんなことを言ったなんて....は、腹を切ります!」
穂乃果「わわっ、いいよ!本音じゃないんでしょ?」
海未「勿論ですよ!私はそんなこと冗談でも言いません!」
穂乃果「海未ちゃん....よかったぁ....」
‥‥
‥‥‥‥
‥‥‥‥‥‥
穂乃果「じゃ、今日はどこに行こっか〜?」
海未「そうですね、私は喫....」
穂乃果「ん?喫茶店?」
海未「....」
穂乃果「ありゃ?....海未ちゃーん?」
海未「....」
穂乃果「おーい!!」
海未「....」
穂乃果「ピクリともしない....これってまた....」
海未「....」
穂乃果「おかしくなってるー!一体全体海未ちゃんに何が起きてるの!?」
海未「....」
穂乃果「絶対に動かないのかな?」トントン
フラッ
穂乃果「あっ、まずっ....」
ゴツッ
海未「....」
穂乃果「顔から倒れちゃった!大丈夫かな?」
海未「....」
穂乃果「あ〜ん、おでこ赤くなっちゃってる!」
海未「....」
穂乃果「でも、本当に痛くないのかな....」ペシペシ
海未「....」
穂乃果「なんか寂しい........海未ちゃんは貧乳さん」
海未「....」
穂乃果「奥義が効かない!?こうなったら....海未ちゃんの小さくて可愛いおっぱいを触っちゃおうかな〜」
フニッ
穂乃果「あ、柔らかい....じゃなくてっ////いい加減動いてよ!」
海未「....」
穂乃果「....もうしらない....海未ちゃんの身体で遊んでやるんだから!」
海未「....」
穂乃果「足の裏をくすぐってみよう」
コチョコチョ
海未「....」
穂乃果「なんか海未ちゃん柔らかいなぁ///脇の下とかも....」
コチョコチョ
海未「....」
穂乃果「わぁ、温かい///な、なんか....変な気分になってきちゃった///」
ガチャッ
雪穂「お姉ちゃ....」
穂乃果「ひゃっ....ゆ、雪穂?」
雪穂「うん....えっと....どうして寝てる海未さんの脇の下に手を入れてるの?」
穂乃果「ぅあ///」カァァ
雪穂「う....な、なんかごめん....///」
バタン
穂乃果「はぁ....はぁ....どうしよう、変なところを見られちゃったぁ///」
海未「....」
穂乃果「でも、こんなにも無抵抗だとムラムラ....じゃなくて///変な気分になっちゃう....///」
海未「....」
穂乃果「い、いろんなところも触っていいかなぁ?いいよね....///」
フニフニ
モミモミ
ムニムニ
穂乃果「えへへ、ほっぺたも二の腕もお腹も柔らかいなぁ///」
海未「....」
穂乃果「あ、ちょっとお洋服がはだけちゃってる....」
海未「....」
穂乃果「....ダメ!私今何考えた!?///」カァァ
海未「....」
穂乃果「どんなパンツ履いてるか見るくらいなら....」
チラッ
穂乃果「可愛い....どこで買ってるんだろう」
海未「....」
穂乃果「生地はどんな感じなんだろ」
サワッサワッ
穂乃果「....あっ///触っ、触っちゃった///」
海未「....」
穂乃果「えと、な、なんか温かくて、えっとぉ、柔らかくて....//////」カァァ
海未「....」
穂乃果「どうしよう、私変なところ濡れてきちゃった///海未ちゃん可愛すぎるんだもん....」
海未「....」
穂乃果「海未ちゃん、早く元に戻ってきてくれなきゃ我慢できなくて///」
ビクッ
海未「んぁ........あれ?私は....」
穂乃果「も、元に戻ったの?」
海未「ん?........痛っ!?」
穂乃果「え?」
海未「おでこが....ってあれ?あはっ、あははっ!」
穂乃果「何が起きてるの!?」
海未「はひっ、ひっ、足の裏....ああっ!脇までぇ!あははっ!」ジタバタ
穂乃果「ままままっ、まさか私が触ったところに反応してるの!?」
海未「あ、あれ?ほっぺたや二の腕に感触が....へ?お腹にも?何故?」
穂乃果(こ、これって、あの、えっと、おま、お股も!?///)
海未「どうなって........ぁっ....♡」
穂乃果(っ!!!!///)
海未「こここ、こっ、股間にっ....えっ?なななっ、何故っ///」カァァ
穂乃果「〜///」
海未「まさか穂乃果!....あれ?なぜ涙目でプルプルしてるんですか?」
穂乃果「だって....///」
海未「だって?」
穂乃果(すごくひとりエッチしたくなってきちゃったんだもん)カァァ
‥‥
‥‥‥‥
‥‥‥‥‥‥
穂乃果「ふぅ....昨日から海未ちゃんがおかしくなるのはなんでだろう」
海未「....私自身、口調がおかしかった時しか記憶がないので、わからないです」
穂乃果「何か変なものを食べちゃったとか、実は変な実験をされたとか、なんでもいいから教えてくれない?」
海未「いえ、何もわからないんですよ。いつも通りにしていたつもりなのに、昨日いきなり口調が固定されてしまったんですから」
穂乃果「はぁ....どうしようもないかぁ....期間もランダムだもんね」
海未「えっと、どうしてそんなに考えてくれるのですか?夏休みですし、お母様に見てもらいながら家で安静にしてればいいことです」
穂乃果「だって....大切な幼なじみだもん。心配....手伝いたいんだ」
海未「そうですか....ありがとうございます///」キュン
穂乃果「だから、私のことは気にしないでね。....そうだ、真姫ちゃんのところに行ってみよう!何かわかるかもしれないよ!」
海未「真姫ちゃんのところに行ってみよう!何かわかるかもしれないよ!」
穂乃果「わぅっ!?」ビクッ
海未「わぅっ!?」
穂乃果(またか.....今度はなんだろ....オウム返しってやつかな?)
海未「あなたが喋ると口が―
穂乃果「困ったねぇ」
海未「困ったねぇ」
穂乃果「あ、ごめん、何か喋ろうとした?」
海未「あ、ごめん、何か喋ろうとした?」イラッ
穂乃果(これは黙ってたほうがよさそうだね)
海未「勝手ですみませんが、この症状が治るまで黙っていてもらえませんか?」
穂乃果「....」コクコク
海未「嫌ですねぇ....ストレスが溜まります。何故私はこんなことに....」ウルウル
穂乃果「泣かないで〜」
海未「泣かないで〜」
穂乃果(あ、ごめんなさい....)ペコリ
海未「うぅ....真姫に電話してみましょう」
穂乃果「穂乃果がっ........なんでもない」
海未「穂乃果がっ........なんでもない」
穂乃果(私の馬鹿ぁ!喋ったらダメなのに///)
海未「もう、私がやります!」イライラ
穂乃果(そうだよね、イライラしちゃうよね....早く治ってほしいなぁ)
プルルルルル....プツッ
真姫「....はい、もしもし?」
海未「あ、いきなりすみません。海未です」
真姫「あら、海未からかけてくるなんて珍しいわね。どうしたの?」
海未「それがですね、かくかくしかじか....」
真姫「海未がおかしいから診てもらいたいって?....んー、今ハワイにいるから....」
海未「ハワイですか!?」
穂乃果「えっ、ハワイ!?」
海未「えっ、ハワイ!?」
真姫「....どうして二回言ったのよ....まぁとにかく、数日間は無理ね」
海未「そうですか....」グリグリ
穂乃果(あぅ....頭グリグリ痛い....)
真姫「えっと、症状はどんな感じなの?」
海未「....口調が固定されたり、近くにいる人が言ったことをそっくりそのまま言い返してしまったり、自分でもよくわかりません」
真姫「それって........!!海未、できるだけ早く帰るようにするから、他の病院に行ったりしないでね?その症状、心当たりがあるの」
海未「本当ですか!?それならおとなしく待ちます!」
真姫「ただ、できれば私の思ってる病気とは違うものであってほしいのよ」
海未「何故?」
真姫「それは....最悪の場合........」
海未「........察しました。聞かないでおきます」
真姫「うん....それじゃ、帰ったら穂乃果の家に行くわね」
海未「はい、ありがとうございます」
真姫「いいのよ、私も一応病院の娘だから」
海未「....では、失礼します」
真姫「ええ」
プツッ
海未「....」
穂乃果「うぅ....まだ頭が痛い....」
海未「....」
穂乃果「あれ?治った?」
海未「みたいですね....」
穂乃果「ほんとにランダムだねぇ....次はどんな症状なのかな?あ、真姫ちゃん何だって?」
海未「ハワイから帰ってきたらここに来てくれるみたいです。他の病院に行ったりはしないようにと言われました」
穂乃果「穂乃果の家に来てくれるんだね。じゃあ、うちに泊まってね?」
海未「はい....あと、一人称が穂乃果になってますよ?」
穂乃果「あー....気にしないで。これからもごちゃごちゃになっちゃうかもしれないけど、指摘しないでね?」
海未「わかりました。私も海未と言った方がいいですか?」
穂乃果「えと、それはちょっと違うかなぁ」
海未「あ、はい」
‥‥
‥‥‥‥
‥‥‥‥‥‥
穂乃果「さて、今日は外に出られませんなぁ」
海未「面目ない....」
穂乃果「かといってすることないよねぇ」
海未「する事ありませんね....そりゃ、スリは犯罪やわ!あははっ!」
穂乃果「えっ、えっ?」
海未「えっえっえら呼吸〜なんつって!あははっ!」パンパン
穂乃果(確実におかしくなってるよね、これ!!ノリがいい人になってる?)
海未「ん?黙っちゃって、お葬式みたいやん。チーンってな!あははっ!チーンチーンって、沖縄の....ちんすこう!なに?ちんすこうでのどちんこを傷つけた?ばか、それはチンアナゴやで!それより、ちんちんうるさいやい!おちんちん星人か!あははっ!」
穂乃果「おち....ほ、穂乃果一応女の子なんだよねぇ///」
海未「かぁ〜!赤くなるJKいいっすわ!グッ!あ、グッてエド・はるみぃぃwww....へ?古い?あ、古いのね。最近はあれか!安心してください、ゴム、付けてますよ。やろ?あははっ!下ネタやんけ!」
穂乃果「下ネタ?ゴムって何?」
海未「純粋〜なのね〜www」
穂乃果「うぅ....この台詞全部海未ちゃんが言ってるんだよね....なんか嫌だなぁ」
海未「あ、嫌いっ嫌いよっやんなっちゃうっ!あははっ!ひぃっ、ひぃっ、....秘技、突然真顔」
穂乃果「....」
海未「笑わないんかーい!こうなったら立心偏に生と書いて性。的なことしちゃおうかねぇ....ほら、太ももスリスリ」
穂乃果「や、やめてよ....」
海未「うひょひょ〜!良いではないかぁ〜スリスリスリスリ」
穂乃果「私の太ももなんて触って何の意味があるの!?もう....やめてよぅ....」ポロポロ
海未「んぁ........あれ?私はなぜ穂乃果の太ももを触っているのですか?」
穂乃果「えっち!」
海未「へ?ひ、ひゃっ、ごめんなさい!?///も、もしかしてまた変に?」
穂乃果「そうだよ....」
海未「誠に申し訳ありませんでしたぁ!」ザザー
穂乃果「う....い、いいよ!病気なら仕方ないもん」
海未「....優しいのですね」
穂乃果「でね、気になることがあるの」
海未「なんです?」
穂乃果「ゴム?って、なんで下ネタになるの?」
海未「....えっと、おそらく避妊具の事でしょうかね?」
穂乃果「避妊具って?」
海未「え、あ、その....赤ちゃんができないように....///」ゴニョゴニョ
穂乃果「むぅ....保険の授業いつも退屈で、お昼寝してたからわからないや。赤ちゃんってどうしたらできるの?テストでも出たことあったけど、知らない」
海未「ぇうっ、はっ、破廉恥ですっ!!」
穂乃果「え〜?なんでぇ!?」ビクッ
海未「だって冗談でしょう?」
穂乃果「冗談って何が?」
海未「だから、その....赤ちゃんが....///」モジッ
穂乃果「わからないよ?教えてほしいな」
海未「え....///ほ、本当に私の口から教えないとダメですか?」
穂乃果「うん」
海未「....で、では....///....」
〜〜〜〜〜〜〜
海未「それで赤ちゃんができるんです///」
穂乃果「なっ、なっ、そ、あ、はっ、破廉恥だよっ///」カァァ
海未「だだっ、だから言ったじゃないですかぁ///」
穂乃果「それって、気持ちい女の子の大事な大事なところに男の人の........あっ///」ボフッ
海未「っ///」ボッ
穂乃果「うぅ、海未ちゃんの馬鹿ぁ/////////」バフッ
‥‥
‥‥‥‥
‥‥‥‥‥‥
海未「いい、眺めですね」
穂乃果「どこが?」
海未「この山から見える景色に決まってるでしょう。ああ、空気が美味しいです」
穂乃果(幻覚....)
‥‥
‥‥
海未「なぜ、私はここに、なぜ、私は喋る?そして考える?....私は誰?ここは地球、そして宇宙....」
穂乃果「何....?」
海未「その質問何故?いえ、それは私がいるから。では、私は何?それは、宇宙。宇宙は神、私は神。神は何をしても許される....」
穂乃果(哲学的....)
‥‥
‥‥
海未「ん、急に変な事言わないでくださいよ〜。私はμ’sが大好きです」
穂乃果(なんかよくわからないけど幻聴....)
‥‥
‥‥‥‥
‥‥‥‥‥‥
穂乃果「はぁ、はぁ、今日は症状が出すぎだ....」
海未「そうなのですか?一つも記憶が残っていませんが....って本当だ、もうこんな時間になっています」
穂乃果「時間の経過って早く感じるの?」
海未「そうですね、なんせ記憶が残らないのですから」
穂乃果「辛そう....かわいそう....」ウルッ
海未「なに涙目になっているのです。むしろ迷惑をかけていないか心配ですよ」
穂乃果「沢山かけてる。....けど、その迷惑の裏には海未ちゃんの辛さが隠れてる」
海未「っ....」
海未(あれ?穂乃果の声が重なって聞こえました....)
穂乃果「....黙っちゃった....またおかしくなったのかな」
海未「あ、いえ、違います....」
穂乃果「そう?それならよかった」
『おかしくなる回数が減るなら海未ちゃんにも負担がかからないよね』
海未(....まさか心の声?次は心の声が聞こえるという症状が発症したのですか!?)
海未「あ、あの、今の私に何か異常はありますか?」
穂乃果「んー?特にないけど」
『実はおかしくなってるのかな』
海未(うぐっ、感づかれてます....)
穂乃果「....」
『そうだ、何か飲み物持ってこよう』
海未「飲み物ですか?」
穂乃果「えっ」ビクッ
『なんで?エスパー?怖いよ!?』
海未(あ、つい反応してしまいました....)
穂乃果「あ、あのさ、カルピスでいい?」
『さっきのは偶然だよね』
海未「あ、え、ええ。ありがとうこざいます」
穂乃果「じゃあ少し待っててね〜」
『さっき濡れた時からパンツの中が気持ち悪かったし、ちょっと抜け出したかったんだよね』
ガチャッ....パタン
海未(ぬ、濡れ....ええっ!?そんな事まで聞こえてしまうのですかぁ!?///)
‥‥
‥‥‥‥
‥‥‥‥‥‥
穂乃果「....」
海未「うみゃー」
穂乃果「う、うみゃー」
海未「うみゃーうみゃー」スリスリ
穂乃果「はわわ、猫ちゃんみたい!こんなにも一方的にスリスリしてくるなんて....なんか嬉しい///」
海未「うみゃみゃー!」ペロッ
穂乃果「うぇぅ....くすぐったい....」クスクス
ピンポーン
穂乃果「うん?誰か来たみたい」
オネエチャンナラウエニイマス
アラユキホチャンアリガトウ
海未「うみゃ?」
ガチャッ
真姫「穂乃果、いる?」
穂乃果「お、真姫ちゃん!」
真姫「少し遅くなったわね」
穂乃果「ううん、海未ちゃんの病気が治るならそれでいい」
ビクッ
海未「....あれ....あ、真姫ではないですか!」
真姫「え、ええ....」
海未「早く診てください!私もう精神的にマズイです」
真姫「じゃあ....海未、少し部屋を出てもらっていい?」
海未「え?私を見るんじゃないんですか?」
真姫「もうわかったからその必要はないの。穂乃果と話をさせて?」
穂乃果「私と?」
真姫「大切な話なの」
海未「....わかりました。部屋から出ますね」スタスタ
ガチャッ....バタン
真姫「....」
穂乃果「....」
真姫「単刀直入に言うわよ」
穂乃果「うん」
真姫「このままだと海未は死ぬわ」
穂乃果「....ふぇ?」
真姫「病名は恋する園田」
穂乃果「ちょっと待って、死ぬって?それに、何そのインチキ臭い病名!」
真姫「穂乃果だったら恋する高坂になるのよ。そういうシステム」
穂乃果「そういうシステムなんだね」
真姫「そう」
穂乃果「....本当に海未ちゃんは死んじゃうの?」
真姫「何もしなければね」
穂乃果「そんな....ど、どうしたら治るの!?穂乃果なんでもする!!」
真姫「本当に?」
穂乃果「海未ちゃんのためなら怪我したってなんともない。なんなら死んでもいいよ」
真姫「穂乃果........わかったわ。治し方を教える」
穂乃果「ありがとう」
真姫「....結論から言うと、方法はひとつしかなくて、ズバリそれはキスよ」
穂乃果「ちゅうするの?」
真姫「そう。第一、この病気は、好きな人に構ってもらいたくて仕方がなくなった時に発症するの。だから、その愛を受け入れてあげること....それが治療法」
穂乃果「えと....それって....まさか....」
真姫「海未はあなたのことが好きなのよ」
穂乃果「....え....あ....ぁぁぁぁぁ//////」ボフッ
真姫「ん、その反応は....」
穂乃果「私、海未ちゃんのことが大好きだから....///」
真姫「両思いだったの!?」ビックリクリクリ!
穂乃果「知らなかったよぅ....海未ちゃんは女の子同士なんて嫌かもしれないと思ってたし、海未ちゃんいつも通りだったし///」
真姫「そう....ごめんね、これは海未の口から聞きたかったわよね?」
穂乃果「ううん、仕方ないもん。それより嬉しすぎて....大好きな人が私を好きになってくれてて....その....うぅっ....」ポロポロ
真姫「なっ、何も泣くことはないでしょう!?」
穂乃果「だってぇ....片思いでいいやって、自分の気持ちに嘘ついてきて....でも、叶ったんだもん!私これ以上嬉しいこと知らない....」ポロポロ
真姫「....良かった....もしも嫌々キスされても、海未が傷つくだけだから。ふふっ、心配することなかったわね」
穂乃果「すぅ....はぁ....早く海未ちゃんとちゅうしたい....自分から好きな気持ちを伝えたい///」
真姫「そうね........海未ー!!もういいわよーー!!!」
穂乃果「えぁっ!?まだ心の準―
ガチャッ
海未「終わったんですか?」キラキラ
穂乃果(うっ....///)ドキッ
真姫「ええ、バッチリよ」
穂乃果(あぅ....いざ海未ちゃんの顔を見たらドキドキしちゃって....///)モジッ
真姫「ほら、穂乃果ファイトよ」
穂乃果「で、でも....///」
真姫「自分から、伝えたいんじゃないの?早くしないと海未に怪しまれるわよ?」
穂乃果(うぅぅ....手汗凄い....さっきまでなんともなかったのになんでこんなにドキドキしちゃうの....///)
海未「....?穂乃果、どうしたのですか?」チカヅキ
穂乃果「!?わわっ、こっ、来ないでぇっ!!」
モギュゥッ
海未「え....な、何ですか!?自分から抱きつきに来てるではないですか....///」ドキドキ
穂乃果(わぁ、やっちゃった....恥ずかしくて動けない....///)
海未「....そ、そろそろ離れませんか?」
穂乃果「だだっ、だっ、だめぇぇ!」ギュゥゥ
海未「あわわ....一体どうなって....///」ドキドキ
穂乃果「恥ずかしい....けど離れたくないの!私は大好きな海未ちゃんから離れたくないの!」ギュゥ
穂乃果(あぁ....言っちゃった///)カァァ
ドクンドクン
海未(そんな....私のことを?....うぅ、穂乃果の心臓の音が響いてきて....おかしくなりそうです....///)バクバク
真姫(こちらまでドキドキするわね)
海未「わ....私もあなたが大好きです!あなたの全てを私の物にしたいくらい大好きです///」
穂乃果「ぅぐっ....ぇうっ....嬉しい....///」ポロポロ
海未「私も嬉しくて死んでしまいそうです///」ポロポロ
穂乃果「海未ちゃぁん」ウワメズカイ
海未「っ....///」ドキッ
チュッ
海未「んっ....!?///」カァァ
穂乃果(海未ちゃん海未ちゃん海未ちゃん///)ムチュッ
海未(こ、これって....ききっ、きっ、キス....///)
穂乃果(海未ちゃんの唇柔らかくて気持ちいい....もっと....もっと....///)グイッ
海未(穂乃果がこんなにも積極的に....で、では....///)
チュピッ
穂乃果(え!?べ、ベロが....///)カァァ
海未「んっ....はぁ....///」チュピ
穂乃果(んぅ....頭がおかしくなる....///)トローン
海未「穂乃果、大好きです///」レロッ
穂乃果「んっ....穂乃果もぉ....はぁ....はぁ....ずっと一緒にいたい....///」ポロポロ
真姫「....ぁ....」タラー
真姫「いけない、鼻血が出てたわ」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
穂乃果「むむむぅ....」
海未「ぐぬぬぅ....」
穂乃果「海未ちゃん穂乃果のプリン食べたぁ!」
海未「ぷ、プリンくらいでそんな怒らなくてもいいでしょう!」
穂乃果「名前だってちゃんと書いておいたのに....」
海未「え、名前....」
穂乃果「もう、海未ちゃんのモンブラン食べてやるんだから」プィッ
海未「あぁ....それだけは....!!!プリンならいくらでも買ってあげます!」
穂乃果「....本当に?」
海未「はい、絶対です!約束です!」
穂乃果「....それだけじゃ嫌だ」
海未「あぅ....」シュン
穂乃果「....も、もう!ちゅうだけで許してあげる!そのかわり、私がいいって言うまで終わりにしちゃダメだからね///」
海未「っ....!!」パァァ
穂乃果「次食べちゃった時はモンブラン食べちゃうからね!」
真姫「あれから何日か経ったけど....うまくやってるみたいね」
真姫「μ’sの練習に響かなければいいけど―
ドンウォーリドンウォーリ♪
真姫「わわっ....はい、もしもし」
絵里「あ、真姫、ちょっといいかしら?希が....」
真姫「どうしたのよ....」
絵里「かくかくしかじか....」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
真姫「ええ、ええ、わかったわ。すぐ行くわね」プツッ
真姫「....」
真姫「今度は絵里達かい!!イミワカンナイ!」
おしまい。
乙
破廉恥でイイネ
乙乙〜!
ムチュッ
素晴らしい
恋する矢澤も見たい
エリチカ編も見たいです
ハラショー!
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