冒険家「ぬん!」バシッ
ミミック娘「むぎゅうっ!?」
冒険家「くっそー、ここまで潜ってきて見つけた宝箱がミミックかよ…ん?」
ミミック娘「ううっ、痛いよぅ…」スリスリ
冒険家「え、女の子?」
こんな感じで頼んだ
つまり箱入り娘か
ミミック娘「ちょっと!痛いじゃないですか!」
冒険家「いや、何で宝箱の中に女の子が入っているのさ」
ミミック娘「責任とってください!」
冒険家「うぇ!?若い子がそんなこと言うんじゃない!」
ミミック娘「そういう意味じゃないです!殴られて痛いから傷薬よこしてください!」
冒険家「えぇー?意外と値が張るんだよ?これ」
ミミック娘「いいからさっさと」
ズシーン
ミミック娘「え?」
冒険家「あ」
ミミック娘「なんですか?今の音」
冒険家「もう来ちまったかー」
ミミック娘「え?」
冒険家「いやね、さっきからどでかいモンスターに追われててさ」
冒険家「なんとかかんとか逃げながらここまで来たんだ!」
ミミック娘「はぁ~?」
冒険家「ここから先に行く通路はどこに?」
ミミック娘「見たらわかるでしょ、ここが最深地です」
冒険家「…」
冒険家「\(^o^)/」
ミミック娘「残念!冒険家の冒険はここで終わってしまった!」
冒険家「笑えねーよ!てかお前も危ないくせに他人事か!」
ミミック娘「他人事ですよー、私宝箱に潜るんで被害被らないし」
冒険家「ぐぬぬ」
ミミック娘「私を殴った罰として食われちゃってくださーい」カパッ
冒険家「あ!おい待て!」
ズガァァァン!
冒険家「げっ!」
モンスター「グルオアアア!」
冒険家「うわああああ!」
冒険家「…」
冒険家「あれ?生きてる?」
ミミック娘「あ、起きましたかー?」
冒険家「あ、さっきの子!てかここどこ?」
ミミック娘「ここは宝箱の中ですよー」
ミミック娘「よく考えたら、宝箱を開けて外に出たら白骨が転がってる、なんて光景は見たくないですし」
ミミック娘「仕方ないので助けてあげました」
冒険家「そ、そうか…ありがとう」
冒険家「(…よく見ると結構可愛いんだな)」
冒険家「そうだ、名前は?俺は冒険家だ」
ミミック娘「ミミック娘ですー。こう見えてミミックの一種です」
冒険家「ミミック?俺の知ってるミミックと違う」
ミミック娘「そりゃそうですよね。私ミミックとサキュバスとの間から生まれましたし」
冒険家「(ミミック×サキュバス?想像できねぇ)」
冒険家「(でも嫌な予感がするので)」
冒険家「じゃあ俺はこれで」
ミミック娘「待ちなさい」ガシ
冒険家「うっ」
ミミック娘「殴った責任と助けたお礼がまだです」
冒険家「いや、そのさぁ」
ミミック娘「私、やっぱりサキュバスの血を引いているのでー」
ミミック娘「魔力補給に付き合ってもらいます」
冒険家「やっぱり!」
ミミック娘「宝箱を開けた人から魔力補給をしようと思ってたんですけど、」
ミミック娘「ダンジョンの最深部なんて場所が悪いですよね」
ミミック娘「いやあ、あなたが来てくれて助かりました」
冒険家「(まずい、これはまずい)」
冒険家「だが、小娘ごときの手を振り払えないわけが」
ミミック娘「バインド」キイン
冒険家「うっ!(魔法!?)」ビリッ
ミミック娘「これで動けないですよね」
冒険家「(やばい、動けない)」
ミミック娘「いやー、久しぶりだから楽しみだなー」カチャカチャ
ミミック娘「よいしょ」
冒険家「(うう、恥ずかしい…)」ボロン
ミミック娘「まずは大きくしないとね」クニクニ
冒険家「うっく」ギーン
ミミック娘「やっぱり男性ですよねー、揉んだらすぐ大きくなりました」
ミミック娘「では、いただきまーす」
今から家に帰るからしばし待て
俺が代わりに帰るからさっさと書くんだ
瀬戸内
ただいま
今からパソで書く
二時間後
冒険家「」ゲッソリ
ミミック娘「♪」ツヤツヤ
冒険家「足腰立たない…」
ミミック娘「結構おいしかったですよー」
ミミック娘「魔力もほぼ回復しましたし」
冒険家「回復するまであんなに搾り取ったのかよ!」
おい肝心なところが書かれていないぞ
ミミック娘「今は気分がいいのでダンジョンの入り口までワープさせてあげます」
冒険家「転移魔法も使えるのか…」
冒険家「いや待て!それ使えるならあんな奥にいる必要なかったろ!」
ミミック娘「あそこにワープしたらもう一回ワープする魔力がなくなったんですー!」
ミミック娘「歩いて出るにもおっかない仕掛けだらけだし、どでかいモンスターはいるし、」
ミミック娘「仕方なく箱の中に引きこもるしかなかったんですー!」
冒険家「ああわかった、わかったからつば飛ばすな!」
ダンジョン入り口
冒険家「ああ、ひどい目にあった」
冒険家「たいしたものは見つからなかったし、骨折り損だーちくしょー」
冒険家「唯一見つけたのはこんなちんちくりんだしさー」
ミミック娘「ちんちくりんってなんですか!」
冒険家「はいはい、もう俺は行くぞ。じゃーな」
ミミック娘「え?私もついていきますけど」
冒険家「はあ?」
おいちゃんと書けよ書いて下さい寒いんだから
ミミック娘「?」
冒険家「いや?じゃねーよ、何でついてくるんだよ」
ミミック娘「私純情な乙女だからー、複数の男をとっかえひっかえ、なんてことはしないんです!」
冒険家「純情な乙女はまず自分から襲ったりしない!」
冒険家「大体ついていくっつっても、その箱はどうすんだよ。持ち歩く大きさじゃねーぞ」
ミミック娘「ああ、これですか?」ポシュン
ミミック娘「魔法で消したり出せたりするので大丈夫ですよー」
冒険家「・・・いや、それでもさー、」
ミミック娘「もう!言い訳ばっかりじゃないですか!何行ってもついていきますからね!」
冒険家「くっそー!変なのに捕まった!」
ただの娘になっちまった……
ミミック娘「そういえば、どうやってあんなとこまで来れたんですか?てか何であんなとこに?」
冒険家「ん?俺はトレジャーハンターやってるんだよ」
冒険家「トラップとかもあのくらいなら楽に突破できるしな」
ミミック娘「でもどでかいモンスターに追われてましたねー」
冒険家「るせぇ、戦闘は専門じゃないの!」
ミミック娘「でも何も見つからないんでしたっけ?」
冒険家「そうだよ、既に誰かが持ち去った後しかなかったな」
ミミック娘「じゃあ私はその後にワープしてきたんですね。あそこで宝箱開けたのあなたが初めてですし」
冒険家「いや、お前がいたところは隠し通路のさらに奥だったぞ」
ミミック娘「え?」
冒険家「あのどでかいモンスターが壊した壁の奥に通路があったんだ。まあ、偶然だな」
ミミック娘「じゃあ私たちが出会うのは運命…」
冒険家「ねーよ。あっても認めねぇ」
冒険家「あー。てかすっかり夜になっちまった」
冒険家「街までまだまだあるし、野宿かなぁ」
ミミック娘「あ、私の箱に入ります?」ポシュン
冒険家「えぇー?」
ミミック娘「何ですかその目は。ちゃんと箱の中でも生活できるんですよ?ベッドもありますし」
ミミック娘「それともなんですか、あなたはこのまま外で寝ます?」
冒険家「(…うーん、この時期は冷えるからなー…)」
冒険家「仕方が」
ミミック娘「まあ、どっちだろうと引きずり込むんですけどねー!」グイ
冒険家「うわっ!」
バタン
in宝箱
冒険家「いてーな!腰打ったぞ!」
ミミック娘「私が叩かれたときはもっと痛かったですー!」
冒険家「まったく…」
冒険家「てか広いな、宝箱の中なのに」
ミミック娘「箱の入り口は別の空間につながっているんですよー」
冒険家「宿屋の部屋ぐらいはあるな」
ミミック娘「ベットやお風呂も完備です!」
冒険家「水は一体どこから…」
ミミック娘「これも別の空間から送られてきます」
冒険家「ハイテクだな、無駄に」
冒険家「っておい、ベット一つかよ!」
ミミック娘「そりゃそうですよ、今まであたししか住んでなかったし」
ミミック娘「他の人を入れたのはあなたが初めてです」
ミミック娘「あたしの初めてをあげたんです!」
冒険家「その言い方はやめろ」
ミミック娘「じゃあ、そろそろ寝ましょ?」
冒険家「まさか、寝込みを…」
ミミック娘「襲いませんっ!…まだ」ボソ
冒険家「聞こえたぞ」
ミミック娘「何も言ってませんよー?」
冒険家「聞こえたからな」
ミミック娘「大丈夫ですって!ほらほら!」
冒険家「あーもう、引っ張るな!」
今日はこれくらい。
え、エロ?何を言ってるのかよくわからないな。
シルファのエロシーンみたいぞー
るー☆
もんむすかよw
サキュバスとか言ってるしクロビネガだろー?
シルファで脳内再生余裕でした。
てか最初らへんはシルファに見えた。
てかサキュバスか…うん、良かった性欲を持て余したインキュバスが宝箱の穴を使ったら出来たとかじゃなくて本当によかった。ゴミ箱妊娠とかじゃなくて本当に良かった。
あげ
ただ私の心の中で『wktk』という言葉が渦巻いていた
まだか
支援
保守
このSSまとめへのコメント
やるなぁ
面白い
ミミツクとのダブルと言うことはもうひとつの意味合いで食べられる( -_・)?じゃ