海未「ほ、穂乃果にしては珍しく趣向の変わった曲ですね・・・？」

穂乃果「失礼だなぁ～、穂乃果にだってソーラン節の良さは分かるもん！」

海未「確かに良い曲ではありますね、運動会なんかでも定番ですし。」

穂乃果「そうだ、これ次の新きょ「今日も練習頑張るにゃ～～～～～！！（ｶﾞﾁｬ」」

海未「こんにちは、凛。花陽と真姫は一緒ではないのですか？」

凛「部室まで競争してるにゃ～！」

海未「あ～・・・。」

穂乃果「ねぇねぇ凛ちゃん、これ聴いてみて！」

凛「えっ、なんの曲だにゃ？」ｲﾔﾎﾝﾂｹ

凛「ヤーレンソーランソーラン♪」ﾊﾞｯﾊﾞｯ

ほのうみ「！？」

凛「ヤレンソーランソーラン」ﾊﾞｯ

真姫「はぁはぁ、早すぎるわよ凛・・・。」（ｶﾞﾁｬ

凛「ハイッ！！ハイッ！！」ﾊﾞﾊﾞｯ

真姫「ｳﾞｴｪ・・・！？」

期待

凛「沖の鴎に潮どき問えばァ～わたしゃ立つ鳥ィ波～に～聞け」ﾊﾞｯﾊﾞｯ

真姫「ちょ、ちょっとこれどうなってるのよ！？」

花陽「ぜぇぜぇ、ふたりとも早いよぉ～・・・」（ｶﾞﾁｬ

凛「チョイｗｗヤサエーエンヤーサーノドッコイショｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」ﾊﾞｯ

穂乃果「ハァｗｗドッコイショｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」ﾊﾞｯ

花陽「ﾘﾝﾁｬﾝ！？」

凛「かよちんおっそ～い！」

花陽「ご、ごめんね・・・？というかそれってソーラン節かな？」

凛「そうだよ～、懐かしいよね～」

花陽「確かに、小学生の運動会以来だよね」

凛「男の子しかソーラン節踊らなかったけど見てて面白そうだったから一緒に踊ってたにゃ～」

海未「なるほど、それでさっきは踊れていたんですね」

花陽「思えばあの頃からキレッキレな踊りだったね、凛ちゃんは」

凛「えへへ～」

海未「そういえば穂乃果、さっきなにか言いかけ「やぁ～ん、遅くなっちゃた～（ｶﾞﾁｬ」」

真姫「あ、ことり」

凛「やっほ～だにゃことりちゃん！」

ことり「ふたりとも、こんにちは～」

ことり「あれ、まだみんな揃ってなかったんだね」

穂乃果「うん、絵里ちゃん達は生徒会のお仕事があるから遅れるって～」

海未「にこは職員室に用事があるとのことでした」

凛（呼び出しでも喰らったかにゃ？）

ことり「そういえば今度のライブの衣装、１着見本で作ってみたよ～」

穂乃果「ホント！？どれどれ見せて！」

海未「穂乃果、少しは落ち着いたらどうですか・・・」

真姫（あれ、なんか嫌な予感が・・・）

ことり「次はあったかくてふわふわしてる衣装にしようと思っててね～」(ｶﾞｻｺﾞｿ

穂乃果「うんうん、最近寒くなってきたしね」（ﾜｸﾜｸ

ことり「でもあえて夏っぽくしてみたくなって～」

穂乃果「うんうん、なかなか夏離れできないよね～」

海未（夏離れ・・・？）

ことり「それでやっぱり夏と言えば海だから水着にしようと思ったけど流石に寒いからね～」

穂乃果「うんうん、この時期にお腹丸出しで水着なんか着ちゃったら風邪ひいちゃうね」

花陽（あれ、元々冬っぽくって話じゃなかったっけ・・・？）

ことり「こうなりました～」ﾃﾞﾃﾞｰﾝ

海未「こ、これは・・・！？」

真姫（なんだっけこれ、確かあ○ちゃんで見た覚えが・・・）

花陽（これ○まちゃんで見たことあるかも・・・）

ことり「思い切って海女さんが着そうな浴衣っぽい衣装にしてみました～♡」

凛「マジで思い切ったな」

穂乃果「すごく可愛いよことりちゃん、早く着てライブしたいな～」

海未「でもこれ生足だと結構冷えそうですね～」

にこ「アイドルが生足出して寒いなんて甘いわよ！！」（ｶﾞﾁｬ

ことり「あっ、にこちゃん～」

にこ「悪いわね、職員室に寄ってたら意外と時間かかっちゃって」

海未「いえ、大丈夫ですよ。今は次のライブの衣装について話し合っていたところです」

にこ「なるほど、それでこの衣装ってわけね」

はよ

にこ「可愛いじゃない、このナンバーワンアイドルにこちゃんにぴったりでしょ」

凛「寒さナンバーワンアイドルの間違いだにゃ」

にこ「ぬわぁんですって～！？」

凛「ﾋｨ」

ことり「そんなことよりこの衣装だけど、これで決めていいのかな？」

海未「私はこの衣装でいいと思いますがまだ絵里と希が確認してません」

穂乃果「それもそうだね。でも今いるみんなはこれで良いと思う？」

花陽「私は良いと思うな、見た目の割に動きやすそうだし」

凛「凛も賛成だにゃ～！」

真姫「ま、まぁいいんじゃない？」ｶﾐﾉｹｸﾙｸﾙ

ことり「えへへ、やったね。みんなありがとう」

にこ「ちょっとちょっと、このナンｂ「ハラショー、すっかり遅れちゃったわ～（ｶﾞﾁｬ」」

穂乃果「あ、ふたりともやっと来たね！」

希「ごめんなぁ～、思ってたより仕事増えちゃって」

海未「大丈夫ですよ、今は次のライブの衣装について話していたところです」

希「おっ、どんなんなん？」

ことり「じゃじゃ～ん、これです～」ﾊﾞ-ﾝ

絵里「ハラショー、すごく可愛いじゃない！」

希「うんうん、流石ことりちゃんやね」

絵里「じゃあ衣装はこれに決めたとして曲はどうするつもり？」

穂乃果「ふっふっふ、そこなんですが！」

絵里「？」

穂乃果「次の曲はソーラン節でいくよ！！」

絵里「そーら・・・、なに・・・？」

希「嘘やろ？」

穂乃果「嘘じゃないよ、みんなで決めたから」

海未「いやいやいや、それは話してなかったでしょう」

絵里「ねぇ希、ソーラン節ってなにかしら・・・」

希「えりち、知らない方がいいこともあるんやで？」

はよ

更新めっさ遅くなった。

穂乃果「これだよ、聴いてみて！！」ｲﾔﾎﾝﾂｹ

絵里「なにな・・・、こ、これは・・・！？」

希「な？流石にそれはないやろ・・・？」

絵里「ハァーーーーールァショォォォォォッ！！」

全員「！？」ﾋﾞｸｯ

絵里「こんな、こんな力強くて素敵な曲があったなんて・・・。」

希「えりちまさか・・・！！」

絵里「ソーラン節アタックです！！」

海未「ちょっ、それは私の！！」

希「おかしいなぁ、今日は変な夢見てるで・・・。」ﾌﾗﾌﾗ

穂乃果「夢じゃないよ、これは明るい現実！！みんなでソーラン節ファイトだよ！！」ｸﾞｯ

希「未だかつてこんなに残酷な応援あったやろか・・・。」

花陽「でもここまで話がまとまってくると楽しそうだよね。」

凛「凛は最初からやる気にゃ～～～～～！！」

にこ「なんでアイドルが海女さんみたいになるのよ・・・。」

希「よかったまだまともなのおったわ。」

あ、ＩＤ変わってるけど乗っ取りじゃないよ。

絵里「でもこれ、曲はいいとして振り付けはどうするの？」

希「それや！！」

にこ「なんか今日の希っていつもより元気ね。」

穂乃果「振り付けもちゃんとあるんだよ。えっとね～・・・。」ようつべ

希「これや！！こんなんうちらできんやろ！！」

絵里「いや、むしろこれしかないってほど完璧ね・・・。」

希「うちか、うちがおかしいんか。」

絵里「じゃあ今から次のライブに向けて練習よ！！」

海未「ちょっと待って下さい。」

穂乃果「どうしたの、海未ちゃん。」

海未「ただソーラン節を歌って踊るだけでは運動会となんら変わりがありません。」

にこ「まぁ、確かにね。」

海未「そこで、私たちらしくアレンジしてみてはどうでしょうか。」

花陽「あ、それいいかも。」

真姫「ふぅん、いいんじゃない？」ｶﾐﾉｹｸﾙｸﾙ

ことり「うんうん、楽しそう！」

絵里「じゃあそれで決まりね。早速振り付けも考えていきましょうか。」

ｺｺﾊｺｳｽﾚﾊﾞｲｲﾝｼﾞｬﾅｲｶｼﾗｰ

ｲﾔ､ｺｺﾊｺｳﾆｬ!

ｲｲｴ､ｺｺﾊｺｳｼﾞｬﾅｲﾄﾐﾄﾒﾗﾚﾅｲﾜｧ･･･

ｿﾝﾅｺﾄﾖﾘﾆｯｺﾆｯk･･･ｳﾙｻｲ!!

希「この光景だけはいつも通りなんやけどね、なんでこんなに悲しいんやろ・・・。」