美嘉「私らしさ磨いていこっ★」 (24)
過ぎちゃいましたが美嘉誕生日SSです。
よろしくおねがいします。
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ピピピピッピピピピッ
美嘉「う~ん…もうちょっとだけ~」
美嘉「…ん?はっ!ヤバいヤバいもうこんな時間じゃん!」
美嘉「あープロデューサーから電話来てるしー!どうしよー!」
莉嘉「お姉ちゃんどうしたのーうるさいよー」
美嘉「あー莉嘉!プロデューサーに電話して~!」
トキメッキドッコマデモ~♪
P「お、美嘉から電話か」
ピッ
P「もしもし?寝坊かー美嘉」
莉嘉『Pくんおはよー』
P「ん?莉嘉か?おはよう。美嘉はどうしてる?」
莉嘉『お姉ちゃん?今ねーメイクしてうわぁ!』
美嘉『プ、プロデューサー?ほんとにごめん!』
P「いいっていいって、仕事で疲れてたんだろうし。今日は大目に見るよ」
美嘉『…ありがと★ごめんね!すぐ行くから待ってて!』
ピッ
P「ふぅ。じゃああったかい飲み物でも買ってきといてやるか」
ピロン
P「ん?莉嘉からメッセージが…」
莉嘉[お姉ちゃんが寝坊したのPくんとのデート楽しみにしてて寝れなかったからだよ☆]
莉嘉[だから許してあげて!]
P「ふっ、そうなのか。可愛い奴め。わかったよっと」
P「よし、じゃあ買ってくるか」
美嘉「ハァハァ、お、おまたせー★」
P「お、来たか。はい、これ」
美嘉「え?あったかーい…へへへ」
P「よし、じゃあ行くか。っとと、その前に…」
P「誕生日おめでとう、美嘉」
美嘉「うん…ありがと★」
ブーン・・・・
美嘉「…それでさ、私が莉嘉とみりあちゃんに『なにしてるのー?』って聞いたらなんでもないよって言いながらケーキの作り方の雑誌持ってるのバレバレでさー」
美嘉「ほんとカワイイなーって思っちゃった★」
P「はは、ほんとにな。みんな美嘉のことが大好きなんだよ。だから喜ばせてあげたいと思うんじゃないか?」
美嘉「プ、プロデューサー、急に恥ずかしいこと言わないでよ、もう…」
P「はは、言ってる俺も恥ずかしくなってきたな…。お、着いたぞ」
美嘉「池袋はよく来るけど水族館は久しぶりだなー★」
P「近場になっちゃってごめんな。午後の仕事も休みにしてあげかったんだけどな」
美嘉「いいっていいって!水族館ってチョイスがプロデューサーが必死に考えてくれた感じでカワイイし★」
P「お、お前ちょっと馬鹿にしてない?」
美嘉「してないしてない★プロデューサーと一緒にいられて嬉しいよっ♪」
P「急に恥ずかしいこと言うなよ…」
美嘉「さっきのお返しだよー」
P「腕をあげたな、美嘉」
美嘉「いっつもイジワルな誰かさんと一緒にいるからね★」
P「くっ…はは、よし、思い切り楽しもうな」
美嘉「うんっ♪」
美嘉「カワウソかわいいなー★ね?プロデューサー?」
P「だな。ふれあいイベントなんかやってたんだな。ちょうど今日からか」
美嘉「へへ、何かラッキーだね★」
P「ああ」
P(美嘉が楽しそうで良かったな、ほんとに)
美嘉「ん?プロデューサー何ニヤニヤしてるの?もしかして…エロいこと考えてる?」
P「ばっ、何言ってんだ」
美嘉「ふふ、焦ってる焦ってる★」
P「お前なあ…」
美嘉「ごめんごめん♪」
P「美嘉が楽しそうで良かったって思ってたんだよ」
美嘉「へ?…楽しいに決まってんじゃん★」
美嘉(だって…プロデューサーと一緒なんだからさ)
美嘉「もう仕事場かー楽しい時間はあっという間ってホントそうって思うよねー」
P「ほんとだな。ま、これからも楽しい時間はたくさんあるさ」
美嘉「へへっ♪そうだよね★お仕事も楽しいし!」
P「ああ。よし、それじゃあ今度はアイドル城ヶ崎美嘉を俺に見せてくれ」
美嘉「オッケー★見ててよねっ♪」
同時刻・事務所
莉嘉「ヤバいよーっ、お姉ちゃん帰ってくるまでにできないよー!」
きらり「莉嘉ちゃんおちついてぇー!まだだいじょぶだいじょぶだよぉ」
みりあ「そうだよ莉嘉ちゃん!みりあも手伝うよ!」
莉嘉「きらりちゃん、みりあちゃん…よーしもっかい頑張るぞー☆」
きらり・みりあ「おーっ!!」
カメラマン「美嘉ちゃん調子いいねー!最後こっちのポーズいってみようか!」
美嘉「はーい★」
P(いつもより乗ってるな美嘉のやつ。いい表情だよ、まったく)
カメラマン「はいオッケー!」
美嘉「ありがとうございましたー!」
タッタッタッタッ
美嘉「プロデューサー、終わったよ♪」
P「おう、ちょっとカメラマンさんと話してくるから着替えて待っててくれな」
美嘉「オッケー★」
P「お待たせ」
美嘉「ううん、全然待ってないよ★」
P「はは、そうか。カメラマンさんが美嘉の写真べた褒めだったぞ、俺も美嘉らしさに磨きがかかってるなって思ったよ」
美嘉「ホント?アタシらしさ…か、嬉しいな♪」
美嘉「へへ…あのね、アタシが今自分らしく輝けてるとしたらそれはみんなのおかげなんだ。まず…莉嘉とみりあちゃんかな」
P「ああ」
美嘉「2人がね、アタシに教えてくれたんだ。『アタシらしさ』を認めてあげていいんだって」
美嘉「まだ小さい体を目いっぱい使ってさ、自分らしさを表現してるあの子たちを見てね、アタシも負けてらんないって」
美嘉「それとあの子たちが安心して自分らしさを出せるのはきらりちゃんがいるからだと思うんだよね」
美嘉「きらりちゃんって2人を支えつつ、自分らしさを思い切り出してる子じゃん?すごいなーって!だからアタシきらりちゃんのことマジで尊敬してるんだ★」
P「そうだな。きらりが聞いたら喜ぶぞ」
美嘉「ナ、ナイショだよ!?恥ずかしいから…でも頼り切らないできらりちゃんのこともちゃんと見てあげなきゃね★」
P「ああ、もちろん」
美嘉「それに…プロデューサーもね★」
美嘉「プロデューサーに支えられて…ここまで来れたよ。ありがと」
P「…泣かすようなこと言うなって…」
美嘉「これはホントの気持ちだよ!」
P「ああ、わかってるよ。こちらこそありがとうな、美嘉。美嘉のおかげ色々な景色を見られたよ」
美嘉「へへっ♪これからもっとすごい景色を見せてあげるから覚悟しててね★」
P「望むところだ。これからもよろしくな、美嘉」
美嘉「うんっ♪」
P「莉嘉たちケーキを無事作り終えているだろうか…心配だ」
美嘉「やけどとかしてないかな…大丈夫かな…」
P「心配だし早く入ろうか」
美嘉「そ、そうだね」
ガチャッ
みりあ「来た!」
莉嘉「お姉ちゃん」
みりあ・きらり「美嘉ちゃん」
莉嘉「せーのっ!」
「「「お誕生日おめでとう!!」」」
美嘉「へへっ♪ありがと★」
莉嘉「それでね…お姉ちゃん、じゃーん!莉嘉たちでケーキ作ったんだよ☆」
美嘉「おおーっすごいじゃん!」
みりあ「美嘉ちゃん喜んでくれて良かったね、莉嘉ちゃん♪」
莉嘉「うん!」
きらり「それとぉ~じゃーん!きらりからのプレゼントだよぉ☆」
みりあ「これはみりあからだよ!」
美嘉「2人ともありがと★」
みりあ「えへへ…♪」
きらり「あと…莉嘉ちゃん?」
莉嘉「う、うん」
美嘉「ん?どうしたの?莉嘉」
莉嘉「あ、あのコレ!手紙、書いてきたんだ、お姉ちゃんに」
美嘉「て、手紙?」
莉嘉「う、うん」
美嘉「・・・・・・・・・」
みりあ「美嘉ちゃん、読まないの?」
美嘉「へ?あ、あの、後でじっくり大事に読むよ!莉嘉、サンキューね★」
莉嘉「うん!」
美嘉(ここで読んだら絶対泣いちゃうよ…)
P(読んだら泣いちゃうからだな、美嘉のやつ)
莉嘉「それじゃあケーキ食べよっか!」
みりあ「うん!みりあが切ってあげるね」
美嘉「さすがお姉ちゃんだね、みりあちゃん」
莉嘉「むぅー!アタシも作ったんだからね!」
美嘉「わかってるわかってる★ありがとね、莉嘉」
きらり「それじゃあきらり、お茶入れてくるにぃ☆」
P「俺も手伝うよ」
きらり「ありがと☆Pちゃん!」
アマーイ!オイシイ!
ヤルジャンリカ
エヘヘー
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・
美嘉「莉嘉は…自分の部屋で寝てる…よし」
美嘉「さて、莉嘉がまさか手紙をくれるとはねー不意打ちだった」
美嘉「じゃあ…読むよ…って誰に宣言してるんだアタシ」
『お姉ちゃんへ』
『お姉ちゃん、お誕生日おめでと!』
『今回お手紙を書いたのはね、お姉ちゃんにお返しをするためです』
『いつもアタシはお姉ちゃんに服もキモチももらってばっかりだから』
『キモチだけでもお返ししたいなって思ったんだ☆』
『お姉ちゃんはいつもカッコイイしセクシーだしずっとアタシのアコガレだよ!』
『(Pくんもよくお姉ちゃんのことほめてるよ!)』
『こっから↓ちょーお札ターイム!』
『アタシがシゴトでしっぱいしたときはいつも元気だしなって言ってくれてありがと!』
『お姉ちゃん忙しいのにLIVEとかいっぱい見に来てくれてありがと!』
『アタシがわがまま言ったときちゃんとおこってくれてありがと!』
『ダンスのレンシューとか歌のレンシューとかいっしょにやってくれてありがと!』
『アタシの今のモクヒョウはね、お姉ちゃんといっしょにシゴトすること!』
『もっともっとガンバるから待っててよね☆』
『さいごに一番のお札だよ!』
『アタシのお姉ちゃんでいてくれてありがと!』
『莉嘉より』
美嘉「…もう莉嘉ったら、お札じゃなくてお礼だっての…」グスッ
美嘉「…こんな手紙もらったら頑張るしかないじゃん、ほんと…」
美嘉「アタシの妹でいてくれてありがと、莉嘉」
終わり
美嘉、お誕生日おめでとう!
いつまでも姉妹仲睦まじくいてほしいです。
美嘉とプロデューサーの関係も好きです。
ありがとうございました。
おつでしたー
乙!
うむ、乙
乙
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