兎角「甘い匂い」 (88)
悪魔のリドルSSです。
兎晴です。R-18。
終始エロい事をしていますのでストーリーとか何もありません。
ただイチャイチャさせたかっただけです。
長くはならないと思いますが適当にさらっと作ったのを手直ししながらなので時間がかかるかもしれません。
最後まで必ずやりますのでよろしくお願いします。
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始めはちょっとした悪戯心だった。
ベッドでくつろぐ晴を少し驚かせようと思っただけだ。
晴「や、とかっ、——んんっ!」
後ろから抱きしめ、耳を少し食むだけで晴の喉からは色気付いた声が漏れ出した。
頰は赤く染まり、息は熱い。
きっとこの続きも大丈夫だろうと判断して、兎角は晴の胸に手を当てた。
晴「待って……っ!」
嫌がるような声を出すが、彼女の手は兎角の手を上から覆うだけで抵抗するにしては力が足りない。
そういった素振りをしているだけだ。
兎角は興奮を隠しながら両手に感じる膨らみにぐっと力を込めた。
晴「ふ……んっ」
晴の苦しげな声を耳の奥に残し、兎角はさらに手に動きを加えた。
晴「だめ、だって——」
兎角「少し揉むだけだから」
左右の肉を持ち上げ、寄せながら指先でむにむにと揉んでいく。
晴の肩がピクリと震えて吐息が漏れた。
兎角「気持ち良い?」
晴「ばか……」
顔が赤い。
恥ずかしいのか、興奮しているのか。
少なくとも怒ってはいない。
兎角はもう一歩進みたくて、服の上からブラのホックに手を当てた。
もうすっかり手慣れたもので、晴が反応する頃には綺麗に外れてしまっていた。
晴「兎角さ――!」
振り向いた晴の怒鳴り声を唇で塞ぐ。
舌を強引に入れると晴もそれに返して来るのだから結局のところは彼女も求めているのだ。
赤く熟れた粘膜の触れ合う音が命の熱さを語る。
息苦しくなると離れて絡み合う唾液を飲み下し、またそれを求めてお互いの口内へと侵入する。
そんな事を繰り返すうちに気持ちは高みへと登りつめていく。
もっと激しいものが欲しい。
服の裾に手を差し込んで、直接胸に触れる。
吸い付くような弾力と瑞々しさに兎角は息を呑んだ。
晴「んんっぅ!」
手のひらで乳房を撫でながら指の間に入り込んだ先を摘む。
さらに大きく晴の体が揺れて、逃げるように唇が離れていった。
ちょっと踊ってきます。
1時間くらいで戻ります。
期待してる
散歩だけじゃ飽き足らず踊り始めやがったっスよこいつゥ
いつもお世話になっております。
なんでばれるんですか…。やっぱりトリップ使ってるからですかね…。
今回もよろしくお願いします。
それを追うことはせず、続けて首筋に口付けて強く吸った。
晴「や――っ、跡、っ……!」
兎角「大丈夫だ。見えないところだから」
花のように赤く咲いた部分を舌先で舐める。
晴「あ……、ぁ」
舌が這う度に晴の背筋がびくんと仰け反る。
こんな刺激にも敏感に反応するのなら、晴の体はもうすっかり出来上がっているのだ。
続けて両方の胸を乱暴に扱ってみる。
強く寄せたり、強引に持ち上げても晴は嫌がる様子を見せない。
兎角「先、もっと触っていい?」
耳元で囁くと、晴はまた頬を紅潮させた。
そして首をゆっくりと左右に振る。
晴「だめ……」
息を含んだ声は密着していなければ聞こえないくらいに小さい。
そんな消え入りそうな拒否を認める気はない。
爪で硬くなった突起を刺激すると晴が股を擦り合わせたのが見えた。
胸を攻め続けながら兎角は口を開いた。
兎角「興奮してる?」
晴「んっ、ふ……っぅ、あっ」
晴は答えないがその喘ぎ方だけで十分だった。
人差し指で先の膨らみを押しつぶすとまた違う嬌声が漏れた。
そろそろ寝ます。
また明日、よろしくお願いします。
乙
こちらこそよろしくお願いいたします
乙乙
見てくださってありがとうございます。
今日もちまちま進めて行きたいと思いますのでよろしくお願いします。
ゆっくりと乳輪を撫で、じわじわと乳首を挟んで刺激を与える。
晴の腰が時々揺れている事にはとっくに気付いていた。
揉む手は休めず、片方の手をスカートに差し込む。
今度は快感にではなく、晴は素直に驚きで体を震わせた。
晴「兎角っ!」
静止の声とほぼ同時に下着の中へ手を差し込む。
兎角「濡れてるよ」
局部に触れなくても下着の湿り具合で晴の体が求めているものは十分に理解した。
声を出さないように口元を押さえているが、吐息は目に見えるほどに熱を持っている。
陰部の周りを撫でてその潤いを確かめながら晴の反応を見る。
晴「あ、ん……っ」
浅い部分に指を這わせて溢れ出る愛液を拭い取ると、兎角は下着から手を引き抜いた。
絡みついたそれの粘りを楽しみながらじっくりとそれを眺める。
広げた指に繋がる透明な糸。
てすと
おつ
そこから立ち昇ってくる生臭さに晴が顔を背けた。
兎角「晴」
ひとつ、耳元で静かに、告げるように囁く。
そして体液のまとわりつく指を彼女の眼前に差し出す。
晴「それ、やだよ……」
晴が嫌悪感に眉をひそめても罪悪感なんて少しも覚えなかった。
むしろ楽しいくらいだ。
目の前で指をこすり合わせてその生々しさを伝える。
兎角「晴、私の指が欲しい?」
そろそろ素直になるんじゃないかと思って頰に唇を寄せる。
本音を聞けばすぐにでも行為を始めるつもりでいた。
しかし——。
晴「じゃあ、ちょうだい?」
空気が変わった。
咄嗟に晴の前から手を引こうとしたが、ぬるりとした感触に体が固まる。
晴「ん……ちゅ」
晴が自らの体液を舐め取り始めている。
兎角にしっかりと見えるように舌を出して、手のひらから指先までを伝う。
愛おしそうに指先を咥え、興奮した様子で晴は息を吐いた。
唇を離すと、晴の唾液と体液が混じり合って細い糸を作った。
支援
はやく
思わずコクリと喉が鳴り、それに見惚れてしまう。
晴「兎角さん」
冷たく色付いた——いつもより低めの声が聞こえると同時に兎角の体が仰向けに倒された。
兎角「え——」
油断していたとはいえ、こんなにあっさり押し倒されてしまった事に兎角は困惑した。
一瞬のうちにブラジャーのホックも外されていて、上に覆い被さる晴の姿には恐怖すら覚える。
兎角「は、る……?」
思わずコクリと喉が鳴り、それに見惚れてしまう。
晴「兎角さん」
冷たく色付いた——いつもより低めの声が聞こえると同時に兎角の体が仰向けに倒された。
兎角「え——」
油断していたとはいえ、こんなにあっさり押し倒されてしまった事に兎角は困惑した。
一瞬のうちにブラジャーのホックも外されていて、上に覆い被さる晴の姿には恐怖すら覚える。
兎角「は、る……?」
目を細めて笑うその表情は獣のようだ。
晴「我慢できなくなっちゃった」
威圧感。
指先すら動かせない。
間を置かず晴は兎角の胸に手を当てた。
ほとんど平らになったそこを何度か撫で回し、下着を上にずらしてシャツの上から的確に突起をこする。
兎角「んっ――」
なぜか体がひどく敏感になっていて、たったそれだけの刺激に体が跳ねた。
晴「兎角さんも興奮してるよね?」
水が流れるような滑らかな動きで晴の手が兎角の股間ヘと移動する。
抵抗する間もなく、異物が入り込んでくる感覚。
兎角「ぅ、あっ」
愛撫などという行為ではない。
無機物に触れているのと変わらない粗雑な触り方だ。
犬の散歩に行ってきます!
3、40分で戻ります。
なにこの神展開
はやく
乙、晴兎ォォォォ!
犬また飼い始めたのな。
戻りました。いつもありがとうございます!
前に死んだ犬の嫁と娘がいるのでそいつらと過ごしてます。
ただそこに肌があってその具合を確かめているだけ。
晴「ほら。濡れてる」
ぐちゅぐちゅとかき回す音が響く。
ただ冷静に見下ろされるのが辛くて、兎角は腕で顔を覆った。
兎角「っ……く」
こんなに雑な扱いでも体は反応してしまって抗うことができない。
シャツのボタンを外されて、体を触られても晴の熱さは感じられなかった。
晴「兎角さん、どうしてほしい?」
そう言って笑う晴の目はやはり冷たい。
それでも心はここにある気がした。
兎角「もっと愛して」
まっすぐに見つめる。
まるで拗ねた子どもみたいだ。
そんなみっともなさも嫌いではないと思うのは、きっと目の前にある優しい匂いのせいだ。
晴は二秒ほどきょとんと目を丸くした後、口の端を引き結んだ。
目を逸らして落ち着きのない様子を見せてから、また兎角を見下ろす。
その時にはもう晴はいつもの顔で微笑んでいた。
晴「やっぱりかわいいなぁ」
そう独り言のように呟くと晴は兎角の体を抱き締めた。
強く。
感情を押し付けるように。
ここでやっと晴の愛情が染み渡ってくるのを感じられた。
兎角「はる」
情けない声が出た。
やっと安心できた気の弱い少女のようで、とても恥ずかしくなる。
しかし考えてみて納得する。
今ここで晴と対峙する自分はそういう人間なのだ。
晴「兎角」
時々呼び捨てて来るその声は、いつも気持ちが溢れていて彼女の感情を濃く感じる。
その度に胸が高鳴って、それに気付いてかどうか、晴は手を握ってくる。
今も指を絡めて、丁寧に体温を伝えてきている。
こういう事を幸せだと言うのだろう。
一度体を離して、晴は兎角の目を見つめるとゆっくり顔を近付けてきた。
重なるものの温かさを想像して目を閉じる。
始めは触れるだけ。
二回目はもっと深く。
三回目は舌を絡めて。
約束をするように少しずつ想いを乗せて息を交わらせていく。
兎角「は……ぁ、ぅ」
息苦しくなる頃には唇だけでは足りなくなって、兎角は晴の服に手を差し込んだ。
しかしその手は晴によってやんわりと制止される。
晴「晴がするから」
乙
晒された胸に口付け、少しずつ唇を中心へと這わせていく。
手は腰や太ももをいやらしく撫で回して、兎角の弱い部分を的確に攻める。
晴「あっ、んんっ」
体がびくびくと震えるのを耐えるのも忘れてそれに呼応するように自然と声が漏れた。
段々と晴の手付きが荒くなっていく。
胸にあてがわれた唇は先をついばみ、ゆるい刺激を与えてくる。
もっと刺激が欲しくて兎角は晴の髪を掻いた。
その意図を察したのか、晴は兎角の乳首を強めに噛んだ。
兎角「っ!」
喉の奥で小さく悲鳴が漏れた。
甘い痛みに体が震える。
こんな事すらも快感になってしまうのが怖い。
晴に何をされてもそれが悦びになるなら、例え壊されたとしても後悔なんてないのだろうと思う。
痛みはほんの一瞬で、晴はすぐに舌先を使って乳首を舐め始める。
硬くなったそこを指と舌で弄び、強く吸われると腰が反応した。
もう限界だった。
兎角「晴……」
膝を立てて股をすり合わせると、晴がそれに気付いて体を起こす。
両脚の間に体を割り込ませて下着の上から舌で割れ目をなぞった。
兎角「んくっ……」
くすぐったい。
何度かその周りに舌を当てた後、晴が下着に手を掛ける。
もはや驚くよりは、待ち遠しいくらいだった。
無意識に腰を上げて脱がせやすくしている事に気付いて晴から視線を逸らす。
もう何度も晴を受け入れているのに、こういう行為になかなか慣れない。
両脚の付け根をじっと見つめながらそこを指で広げた。
晴「いれるね」
声に息が混じる。
晴がこの体を欲しがっている。
兎角「したいの?」
掠れた声が出ると、晴は兎角が不安を感じていると思ったのか優しく目を細めた。
晴「うん。兎角さんを触りたいよ。抱いて、声を聞きたい」
手を伸ばすと晴はそれを取って頰を擦り付けてきた。
温かさに胸が安らぐ。
愛情が見える物であると、兎角は晴に出会って初めて知ることができた。
兎角「んっ……」
局部にあてがわれた指が侵入してくる。
晴「中もちゃんと濡れてるね」
状態を確かめるようにぐるりと中をかき回す。
兎角「あっ、く……ぅ」
圧迫感に身をよじると逃げられないように晴が腰を掴んできた。
晴「逃げないで」
兎角の方がよほど力が強いのに、なぜか晴の一言で体が動かなくなる。
兎角が大人しくなると晴は満足気に笑い、さらに激しく兎角を攻めた。
兎角「ふぁっ!あ!んんっ!!ぅあっ!!」
中で何かが暴れ回っている。
奥に入り込んだ晴の指は兎角の感じる部分の全てを掻き乱している。
もう片方の手はずっと兎角の体のラインをなぞっていた。
どこに何があるのか、それを探している。
きっとこのまま続ければ外側にある兎角の弱い部分も近いうちに全て把握されてしまうのだろう。
晴のものになれる。
そう思うと感度はさらに上がった。
兎角「ああっ、ぁあ……っ!!」
急に中が窮屈になって、下腹部いっぱいに晴の指が入り込む。
晴「中、締まってきたよ」
興奮気味に息を吐く晴。
こくりと喉を鳴らして兎角に体に口付けていく。
時々刺すような軽い痛みを感じて跡をつけられている事に気付いた。
首、鎖骨、胸、脇腹。
だんだんと下へと移動して、いきなり太ももを上に押し上げられた。
兎角「っ!」
内腿に口付けられ、舌が這う。
リドル好き
追いついた。乙っすよ!
ありがとうございます!
私もリドル大好きです!
ゆっくりで申し訳ないですがごりごり進めますね。
そして中を動き回る指がさらに奥へと突き込まれた。
兎角「ぅうっ!ん!」
そのまま中を激しく押し広げられる感覚。
全身に広がる快感に耐えられなくて、ぐっと自分の服を強く握りしめる。
下腹部の奥を押さえ付けられてるようで息が出来ない。
必死に息を吸って喘ぎ声と共に流れ出て、また肺を目一杯広げる。
兎角「は……るっ!っう!んんっ!ぁ!」
喉の奥で声が引っかかる。
体勢を変えさせられて四つん這いになると、また動きが激しくなった。
勝手に腰が揺れる。
ひくひくと中が痙攣して、晴の指が自分のいい所に当たるように求めてしまう。
もっと気持ち良くなりたい。
晴「兎角、ここがいいんだよね?」
どこをいじっているかなんて兎角には分からない。
ただ、晴がそう言って刺激してくる場所は悲鳴を上げそうになるくらいに気持ちが良かった。
体が崩れ落ち、晴に支えられながら腰を突き出す。
兎角「あぁっ、あっ、は……あ!」
息が短く切れる。
全身が痺れてきて下腹部が甘い刺激で満たされ始めた。
晴「イキそう?」
晴が興奮気味に尋ねてくる。
息が荒く、体を触る手付きにも力が入っている。
兎角「晴……っ」
胸を触るその手を引き寄せて抱きしめるように口付けると晴の動きが柔らかくなった。
晴「ごめん。乱暴になってたね」
後ろから攻める体勢を改め、正常位に戻す。
晴が上に覆いかぶさり、優しくキスをされた。
舌と舌が絡んで唾液が混じり合う。
飲み下せずに口の端から流れ出したそれを晴が舐め取り、もう一度深く結び付く。
二人の舌から唾液が糸を引いて垂れていく。
晴「あつい……」
ぼそりと呟いて晴は服を脱いだ。
少しずつ晒されていく肌をじっと見つめ、首筋や腰の流れに心が奪われていく。
胸に手を当てて軽く揉むと彼女の体が反応した。
晴「舐める?」
自らの胸を持ち上げ、晴はからかうように笑った。
兎角「うん」
素直に答えて兎角は半身を起こし、晴の胸を吸った。
耐えるような呻き声が耳をかすめ、晴の指が兎角の髪を掻く。
晴「ん……ふっ、気持ち、い……っ」
舌先で突起を押し込み、ぐりぐりと弄り回す。
晴は短く声を上げて両腕を兎角の首に回した。
体の熱が伝わってくる。
兎角は晴の中心に手を伸ばして秘部をなぞった。
流れ出した愛液を塗りつけるように割れ目の周りを撫でる。
晴がどれだけ興奮しながら兎角の中を味わっていたのかが十分に理解出来た。
前戯なんて当然必要ない。
晴がやったように無遠慮な突き込み方をしてみたかったが、今はそんな余裕はなかった。
誘われるように指が吸い込まれていく。
自分の意思ではないみたいに。
兎角「……っ!」
押し倒して立場を逆転する。
晴「あぁっ!あっ、はぁ……んっ!」
始めから勢いを付けて晴をかき回してみたが、それでもやっぱり優位に立っている気がしない。
晴の思い通りになっているような感覚。
それでもやめることは出来なくて、晴に体を重ね続けた。
晴の手が頬をなぞり、引き寄せられたみたいに自然と口付けてしまう。
言葉では何も言われていないのに舌を出すように促された気がした。
兎角「ん……ふっ!」
晴の吐息が熱い。
彼女の唾液が欲しくなって深く口付けて、差し出された舌に吸い付く。
唇を離し、もう一度同じように迫ると晴の手がそれを制止した。
晴「こっちは?」
どくんと体が脈打つ。
晴が示したのは秘部だった。
いつの間にか動きを止めていた指を刺激するように腰を揺らす。
もっと欲しいのかと思ったが彼女にはまだ余裕が見えた。
兎角の方が興奮に耐えられなくなっているのを分かっているのだ。
晴「兎角。そこ、撫でて」
晴の声に体がぴくりと反応する。
今日はここまででお願いします。
また明日続きを書きますのでよろしくお願いします。
乙乙
兎角さんは晴のイイトコ把握してないけど晴は兎角さんのイイトコ知り尽くしてるのいいね
さすが女王蜂やなって
指を曲げてそっと肉壁を掻くと晴が息を吐いた。
晴「んっ……いいよ……。もう少し、強く……」
ぐっと押し込むように指を立てる。
晴「あっ、あ、んっ。そのまま、奥、こすって……っ」
言われるままに奥へと突き入れ、晴が感じる部分を犯していく。
深い快楽を声に乗せ、晴の白い肌が赤く染まった。
受け入れがたい快感の波に苦しむ姿がたまらなく愛しい。
自分の手でこんなにも晴は色に狂う。
晴「んんっ!あ!ぁうっ!とか、くっ!やっ、ぁ!」
夢中で晴の体を貪った。
両脚を大きく開かせて淫らな姿を上から見下ろす。
赤く充血した晴の割れ目からはとめどなく体液が流れ出し、卑猥な水音を立てている。
立ち昇る晴の匂い。
指に伝わる粘膜の熱さと、肌に触れる優しさが鎖になって兎角を縛り付ける。
晴から目を離せない。
頭の中は晴に満たされていて他の事は何も考えられなかった。
兎角「はる……!」
他に発する言葉もなくて、ただ晴の名前を呼んだ。
今はそれだけで十分だった。
この一言が兎角の気持ちなのだから。
快感に身をよじる晴を絶えず攻め立てていく。
晴「あっ、んくっ!はぁ、んんっ!」
絞り出すような喘ぎ声に変わり、体が強張ってきた。
絶頂が近い。
晴の様子を窺うために全身を見ていると晴が顔を隠した。
晴「や、だっ、兎角さ、んっ、見ないで……っ!」
きっと恥ずかしいのだろうが、そんな風に言われると余計に見たくなる。
晴の手を強引に開かせて彼女をじっと見つめる。
兎角「見せて」
晴はかわいいと思う。
今まで何者にも興味を持たなかった兎角にとっては初めて心を揺らして来た存在。
この気持ちが愛しさだと教えてくれた。
兎角「晴はわたしのものだ」
晴の一番奥で指の腹を強く押し付けると、中が強く収縮した。
そして晴が悲鳴のように高い嬌声を上げた瞬間、彼女の中心から体液が吹き出した。
びくびくと体を震わせてベッドに沈む晴。
自分の中からもとろりと雫が流れ出すのを感じた。
晴の頬に触れると突然首に腕を回され、体が引き倒された。
晴「兎角さん、まだイッてないよね」
体を返されて晴が上に覆いかぶさる。
今さら抵抗なんてする気はない。
晴のよがる姿だけで十分に満足していたが気持ち良くしてくれるのなら拒む理由があるはずもなかった。
乱れた息をそのままに、晴は兎角に口付けた。
絶頂を迎えたばかりの晴の体は熱を帯び、心臓は大きく脈打っている。
それにつられて兎角の体も反応して夢中で舌を返す。
漏れる声と絡み合う音が興奮を誘い、兎角は晴の手を掴んで自らの中心へと導いた。
——早く
そう言いたくなるのをぐっとこらえて口付けを深く繰り返す。
混じり合う吐息で溶けてしまいそうだ。
晴の手が胸を這い、その先を撫でる。
塞がれた口から声が漏れ、兎角の反応に興奮した晴が指を埋めてきた。
兎角「んっんん!」
思うように声も出せずに体だけが敏感に震える。
背筋に快感が走り、ぞくぞくとした感覚に腰が浮いた。
唇を離して晴が体を起こすと同時に女の部分を激しく貫かれた。
兎角「ふぁあっ!」
自分が発した物だと思えないほどに甲高い悲鳴が耳に届く。
恥ずかしいと思う余裕もなく、兎角は股を開いて体を晴に差し出した。
晴も遊びを入れるつもりはないようで的確に絶頂へと誘い込んでくる。
下腹部から全身に躊躇なく刺激が広がっていく。
自分でも感じるほどに膣内がひくひくと痙攣している。
兎角「ぅっ、く……ぅ!」
自然と腰が浮いた。
もっと奥へと晴の指が入り込み、空気と体液が混じり合って卑猥な音が部屋に響いた。
ふと気が付くとぬるりとした感触が太ももにまとわりついていて、兎角はそこに視線を向けた。
晴「んふ……っ、ぁんっ」
晴が兎角の膝に股間を擦り付けている。
晴「とか、くさん……っ、んっ、一緒に……!」
すでに限界に近かったが、兎角はなんとか耐えて晴が達するのを待った。
ふわふわと意識が揺らいで、感覚が下腹部に集中する。
無意識にびくんっと腰が浮いて体がのけぞった。
兎角「くっ……ぁ!晴っ、もう……っ!」
晴「あっ、あっ、晴もイッちゃ……ふぁっ!」
二人の体が同時に硬直し、激しい快楽に身を任せて欲望を吐き出す。
兎角「ぅっ……あ……」
お互いの体はベッドに沈み、吐く息はどちらのものともつかない。
晴は兎角の上に体を重ねて動けなくなっていた。
兎角「大丈夫か?」
返事はなかったが彼女は兎角の手をしっかりと握った。
そのまましばらく経って息が整った頃、静寂が訪れた。
音のない二人だけの世界。
繋がった体はまるで一つの個体だった。
ずっとこのままでいられない事が、当たり前のはずなのに今は無性に悲しい事だと思えた。
晴「とかくさん」
唐突に静寂は砕かれた。
しかしその音は心地よくて、安らぎの音色だった。
兎角「なんだ」
自分の声も心なしか穏やかで気恥ずかしくなる。
晴「とかくさーん」
また名前を呼ぶ。
兎角「どうした?」
背中を撫でると、晴は首に鼻先を押し付けてきた。
甘えた声に甘えた仕草。
晴「とーかーくー」
名前を呼びたいだけだと気付いて兎角はため息をついた。
兎角「晴」
そう返すと晴は嬉しそうに息を吐いて両腕を首に回して抱きついてきた。
何度も頬と首にキスをしてくるのが鬱陶しくて、そして嬉しい。
晴の額に口付けて、彼女が顔を上げたところで唇を奪う。
すぐに離れたが今度は晴が同じように返してきた。
ついばむような甘いキスを繰り返し、目を合わせて微笑み合う。
晴「兎角さん」
もう一度紡がれた優しい音色。
自身の心が全てここにあるのだと思い知らされた。
——わたしは晴のものだ
そして自分の中で乱れていた晴の姿を思い浮かべる。
兎角の女王蜂は晴だけであり、晴の働き蜂は兎角だけだと。
この甘い匂いと蜜は誰にも渡さない。
終わり
終わりました。
ただただエロい事をしているだけだったんですが読んでくださってありがとうございました。
日は変わりましたが11月22日は「いい夫婦の日」だそうです。
いつまでも1号室がイチャイチャしてますように。
ああ^~赦されるぅ~
乙乙
良かった
最高でした!
このSSまとめへのコメント
犬んぽさんさすがですね!