晴「オレより強い奴に会いに行く」 (897)

・モバマスSS

・安価、コンマ使用

・更新不定期&ゆっくり

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P「――という企画を考えたんだ」

晴「いや意味がわかんねーから」

P「だからな? 晴が他のアイドルといろんな対決をして、経験を積んでいこうってことさ」

晴「めんどくせぇ。サッカーでいいじゃんかよ」

P「サッカーでお前に勝てるアイドルはいなそうだからダメな。晴、これはお前にとってチャンスなんだぞ」

晴「チャンス?」

P「晴といえばサッカー、ってイメージをぶっ壊して多くの可能性を見い出していこうじゃないか」

晴「壊さなくていいだろ! 何度も言ってっけどサッカー路線がいい!」

P「一つのことに熱心になるのは素晴らしいことだ。だけどな、若い内はいろいろ手を出してみるのも悪くないぞ?」

晴「まともなこと言ってるように聞こえるからタチ悪いよな。オレの希望は無視かよ?」

P「もし晴がこの企画で勝ち越せたら豪華景品あるんだけどなあ」

晴「うっ……物で釣る気か? でも結構良いもの用意するんだよなーアンタ……」

P「騙されたと思ってちょっとやってみないか? どんなものかとりあえずやってみよう」

晴「勝手に話進めるなよな。ったく、1回だけだぞ!」

P「よし、じゃあ最初の対戦相手は>>3だ! 対決内容は>>6な!」

時子

太鼓の達人

先に勝敗決めるルールだけ、あと酉付けときます

勝敗は単純にコンマの数字が大きい方が勝ち。同数なら引き分け
ただし、それだと引き分けになりにくいので以下のルールを付けたします

・コンマが01~09対10~99になった場合、1の位が相手の10の位と同数なら引き分け
 例)晴…51 時子…08 晴の勝ち
   晴…03 時子…32 引き分け
   晴…07 時子…99 時子の勝ち

・コンマが01~09対10~99になった場合、1の位が相手の10の位と同数なら引き分け

これは21対12等でも引き分けになるの?

時子「棒で叩いていいって言うから来てみたけれど、P? 何よこれは」

P「太鼓の達人、ですかね」

晴「棒で叩くっちゃあその通りだけど、時子ねーさんのイメージしてたのとは絶対違うよな」

時子「まったくだわ。よくもこの私を騙したわね? このツケは高くつくわよ……クックック」

P「ありがとうございます!」

晴「すっかり躾けられてやがる……」

P「俺のことはいいから、早く対戦始めましょう! 100円玉いれますねー」

時子「待ちなさい。私、こういうのやったことないのよ。どうすればいいのかしら?」

晴「えっと、枠に赤いのが来たらそのまま叩いて、青いのがきたらフチを叩く、んだよな?」

P「そうそう。ほかにも連打とか強く叩くとかあるにはあるけど、やってけばわかると思う。1曲練習してから本番行きましょうか」


勝敗は?
>>9
時子>>10

紅蓮の弓矢

すみません。ズレた&質問があったので安価やり直します

>>8
あくまで片方が数字1桁、片方が2桁の場合なので、21対12は21の勝ちになります



改めて勝敗は?
>>13
時子>>14

>>12
把握しますた

ageないの?

晴「負けた……っつかほんとに初心者なのか!?」

P「なんかもうノリノリでしたね。こぶしがきいてたっていうか」

時子「あら、もうお仕舞なの? まだまだこれからじゃない」

P「もう1プレイやります? 晴、勝敗は覆らないけどどうせだし付き合ってあげてくれ」

晴「はあっ? オレ腕はあまり鍛えてねーからあまりもたないぞ?」

時子「それなら私が鍛えてあげる。その代わり、付き合いなさい。いいわね?」

晴「……は、はい」ゾクッ

時子「P、始めなさい! さあ行くわよ……アーッハッハッハ!」




 そして3プレイ後――




晴「」

時子「なかなか楽しめたわ。貴方、急にレッスンから呼び出したかと思えば、たまには良い仕事するじゃない。褒めてあげる」

P「ありがたき幸せにございます!」

時子「それじゃあ、そろそろ戻るわね。……ゲームセンター、太鼓の達人。覚えておこうじゃない。ククク……」

P「晴、なんかぐったりしてるな。お前も体力とガッツはあるだろうに」

晴「……あのな、ゲームなのに楽しむ余裕すらないんだよ! あの人のレベルの曲に付き合わされるオレの身にもなってみろ!」

P「うん、加速度的に難易度跳ね上がってたよな。ことごとくフルコンボしていく時子様って一体……」

晴「担当アイドルに様づけかよ……」

P「それはともかく、0勝1敗な。さて次の対戦相手は>>17、対決内容は>>20な」

晴「1回だけっつっただろ! え、マジでやらされんの? おい!」

のあ

卓球

こんな感じでゆっくりやってきます。よろしくお願いします

勝敗決定はたしかに↓1晴、↓2○○とかでよかったですね

のあ「……卓球すればいいのね?」

P「ええ、全力でぶつかってやってください。それが晴のためでもあるので」

晴「今度はのあさんか。卓球……体格差とか他の球技に比べたらあんまりなさそうだからいいけどよ」

のあ「何を言ってるの?」

晴「えっ?」

のあ「獅子は……兎を狩るのにも全力を尽くすもの。その調子では貴女、死ぬわ」

晴「死ぬ!? オレ卓球で死ぬのか!?」

P「ほら、バニーガール晴ぴょんだった頃みたいな戸惑いの目線を向けてるようでは負けるってことだ。そうですよね?」

のあ「ふっ、貴方も私のことを理解してきてるのね。……面白い、上出来よ」

晴「っておい、アンタもウサギの格好してたじゃねーか! なんだこの理不尽!?」

P「それではちゃっちゃと始めますかー」

晴「流すんじゃねぇ! くそっ、見てろよ!」


勝敗は?
↓1晴
↓2のあ

晴「はぁ、か、勝ったぞ……オレの勝ちだ!」

P「のあさんが負けた……!?」

晴「オレも勝てるとは思わなかったけど、やってみるもんだな! へへっ!」

のあ「……狩られたのは私の方だったようね。貴女、サッカーだけじゃなく……卓球もできるじゃない」

晴「気合いで何とかしただけだよ。オレはサッカー専門だし、たまたまだって」

P「いやー、それでものあさんを相手に勝つって凄いんじゃないか? 晴に卓球の才能もあったとはな!」

晴「無理やりそういう方向にもってくんじゃねぇ!」

のあ「敗者の屍を幾度も踏み越えて獅子は成長するのよ。……己を高めなさい、晴ライオン」

晴「晴ライオン!? なんか無理ねーかそれ!」

P「晴ちん、晴ぴょん、晴ライオン……うーん、晴がおーとかどうですかね?」

のあ「いいんじゃないかしら?」

晴「もっと意味わかんねーよ!!」

P「1勝1敗で盛り上がりを見せてきたな! 次の対戦相手は>>33、対決内容は>>36だぞ」

晴「だから勝手に話進めるんじゃねーっての!」

上田

お笑い

上田しゃん……博多弁よう知らんけん、時間かかるばい

>>7の説明が下手で混乱させてしまいましたかね。すみません
引き分けの確率を増やすためなので、基本的に数字の大きい方に負けはありません

鈴帆「お笑いでウチに挑む? ほっほー、これは楽しくなりそうばい!」

晴「無理無理、ぜってー無理! なんだよお笑いで勝負って、オレ芸人になった覚えはねーぞ!」

P「まあまあ。小粋なトークで場を和ませたりとかな? そういうスキルは芸能の世界じゃ重宝するんだぞ」

晴「笑いまで求める世界なんか行きたくねーし……」

鈴帆「いつも思っとーたんじゃが、良いツッコミしよるけん。一回ウチとコンビ組んでみん?」

P「そうだなあ。急にネタをやれって言われても難しいのはわかってるし、ここは一つお前ら2人で俺を笑わせてくれよ」

晴「? どういう意味だ?」

P「ボケの方が美味しい立場になりやすいんだろうけど、それもツッコミがいなきゃ成り立たないだろう?
  お前ら2人のコンビだとどちらがより笑いに味を出すのか、それで勝敗を決めよう。審査員は俺で」

鈴帆「おお! とっておきのネタ用意しちゃるけんね、Pしゃんを笑かすために急造コンビ結成じゃ!」

晴「アンタ話の流れわかってねーだろ!」

P「たしかにツッコミ役だよなー晴って」

鈴穂「難波っちに勝るとも劣らない逸材たい!」

晴「うるせー!!」


勝敗は?
↓1晴
↓2鈴帆

P「……」

晴「……」

鈴帆「……」

P「まあ、鈴帆はむしろここで負けたら駄目だよな」

鈴帆「ウチにサッカーで挑め言うとるようなもんじゃね。経験の差は仕方なか」

晴「台本覚えるだけで精一杯だったぜ……」

P「演技とかもこれから覚えていかないとな、晴」

晴「やだよ。アイドルなんて歌って踊るだけで十分だ」

鈴帆「PしゃんPしゃん、ところでウチのとっておき自体はどうじゃった?」

P「次の対戦相手は>>43、対決内容は>>46だ」

鈴帆「無視!? 厳しかー!」

晴「コイツのスルースキルどうにかなんねーかな……」

回転寿しで(Pの財布を)デスマッチ

茜「プロデューサー、よくわかりませんがご馳走になりますね!」

晴「オレのためにそこまで身を削るのかよ……それともアンタが対決内容決めてるんじゃないのか?」

P「何も言うな、何も……俺が独断で決められるならあんなことやこんなことさせるわ」

茜「何の話ですか?」

P「何でもない。好きなだけ食べるんだぞ……好きなものを好きなだけ、な」

茜「本当に良いんですか!? うーん、何かの記念日とかでしたっけ。んー?」

晴「で、手持ちいくらあるんだ?」

P「なあに、女の子2人を満腹にさせるぐらいはあるはずだ。あまり俺の銭闘力をなめない方がいい」

晴「いつものドリンク代とやらはいいのか?」

P「」スッ

茜「LIVEで疲れた身体もたちまち元気! エナドリチャージ10、好評発売中です!」

晴「サッカーでもダブルヘッダー余裕だぜ! ……じゃねーよ、なんだこれ!? カンペなんて用意しやがって!」



勝敗は?
↓1晴
↓2茜

晴「あー、もう食えねぇ。とりあえず高そうな皿ばっか取ってやったぞ」

P「迷いのないネタの選別具合に涙が出そうだった」

晴「……茜、まだ食ってるし。量的にオレの負けだなこりゃ。言われたとおりに好きなもの好きなだけ食ってるぞ」

P「俺もう泣くわ。……経費で落ちるといいなぁ」

茜「んくっ、あれ? プロデューサー、全然食べてないじゃないですか」

P「気にすんな、これも仕事のため……そして晴のためなんだ」

茜「??」

晴「普通に寿司食ってた人にオレは負けたのか……いっそ清々しいぜ」

P「これで1勝3敗だけど、負け越してるぞ。もっとお前の全力を見せてくれ」

晴「知らねーよ。1回だけだったつもりを4回付き合ってやったんだ。感謝しろよな」

P「じゃあ5回目な。対戦相手>>52対決内容>>55だから、うん」

晴「おい待てこら」

アーニャ

Pへのマッサージ勝負

アーニャ「マッサージですか。プロデューサー、お疲れですね?」

晴「そうは見えねーけどな。ちょっと身体動かしてきたらどうだ? 付き合うぜ」

P「アイドルと運動……うっ、身体が急に重く……」

晴「何言ってんだよだらしねーなぁ。この前、仕事遅れそうになったから一緒に街ん中走ったじゃんか」

P「必要に迫られたらな……でもこの前のはなんか、よくある青春の1ページみたいな謎の疾走感と爽やかさがあったような気がする」

アーニャ「……」

P「アーニャ。視線で訴えられても困る」

アーニャ「遅刻する、プロデューサーと一緒に走る、青春……ですか?」

P「いや、晴の時は間に合ったからいいけど仕事に遅刻は厳禁だ。走らないといけない状況はなるべく作らないこと。いいな?」

アーニャ「ダー……プロデューサーと青春、難しいですね」

P「青春ってのはもう俺には不釣り合いな言葉になってきてるから、したいなら俺を巻き込まない方がいいぞ?」

アーニャ「プロデューサー、いじわるです……」

晴「……なんかオレ置いてきぼりくらってねーか? ほら、やるならさっさとやるぞ!」


勝敗は?
↓1晴
↓2アーニャ

P「」プシュー

アーニャ「ハル、マッサージに足を使うんですね。プロデューサー、気持ちよさそうに眠ってます」

晴「そう見えるかこれ? まーちょっとやりすぎたかもな」

P「……はっ!? 天国みたいなところが見えてた……ような、うーむ」

晴「おう、復活早いな」

P「ん? あー!! 晴お前、なんだよさっきのは! 力加減思いっきり外してただろ!」

晴「小さい頃さ、オヤジにマッサージしてやった時に腕じゃ力弱いからって、足で背中とか踏まされてたの思い出したんだよな」

P「それはいつの話かなあ!? 今なら絶賛サッカーで鍛えられた脚力も追加されてますよねえ!」

アーニャ「私、踏んだ方が良かったですか?」

P「いやいや、アーニャのは十分気持ちよかったぞ。それにお前に足使われたらまた別な意味で危ない絵になりそう」

アーニャ「危ない絵?」

P「まあそんなことはいいんだ。これで1勝4敗だそ、晴!」

晴「知るかよ!」

P「次の対戦相手は>>64、対決内容は>>67だからな。今度こそお前の力を見せてくれ!」

ありす

愛海のモノマネ

晴「愛海って、まさかアレか? アレやらされるってのか?」

ありす「……」ジトーッ

P「そんな目で見るんじゃあない。愛海はともかく、お前らなら子供のイタズラってことで許してもらえるだろう。警戒もされてないはずだし、チャンスともいえる」

晴「そういう問題か? って、なんだオレ達同士でやらされんのかと思ったぜ」

P「そりゃ不毛な争いになるからな……」チラチラ

ありす「セクハラで訴えます。短いつきあいでしたね」

晴「うおっ、結構マジな目してるな……。しゃーねーだろ実際子供だしよー」

P「ありすには、やると言ったらやる……『スゴ味』があるッ!」

晴「あれ? でも確か揉むとでかくなるみてーな話あったよな」

P「それは揉まれた方がだな、ってかそれ以前に迷信だから忘れて構わんぞ。なあありs--ありす?」

晴「もういねーし……」


勝敗&被害者は?
↓1晴
↓2ありす

(※キャラ名のレスでお願いします)

晴「さて、どーすっかなぁ。このままバックレるのもなんかムカつくし、やるならやるで誰かに迷惑かけるし」

晴「なるべく流してくれそうな人探すか。……おっ」

菜々「おはよう晴ちゃん! Pさんどこにいるか知らない?」

晴「Pなら……うん、その前にちょっといいか」

菜々「なーにっかなあ? 菜々おねーちゃんに内緒話?」

晴「あー、なんつーか……ごめん!」モミッ

菜々「ひゃあっ!?」

晴(……へー、たしかに柔らかいな。でもこんなのあったらボールをトラップする時邪魔にならねぇか?) モミモミ

菜々(は、晴ちゃんに胸をしっかりと揉まれてる!? なに、なんなの、愛海ちゃんの魔の手に落ちてしまったの!?)

晴(大きいと肩凝るとか聞いたし、運動するにはやっぱ小さい方がいいよなぁ) モミモミ

菜々(うぐぐ、菜々はどうして小学生の女の子に思い詰められた表情で胸を揉まれてるのでしょうか……?)

晴(オレ将来どうなるんだろ。……あんまり大きくならないでくれよ?) モミモミ

菜々(晴ちゃんもお年頃なのね? ここは全てを受け入れる寛容さでこのまま――違う違う、JKの菜々ならもっとかわいい反応するところ! ああもう、菜々はどうしたらいいんでしょう!?)



P(なんだろう、キャッキャウフフなシーンのはずなのにどっちも難しい顔しててグッとこない……)

ありす「おはようございます、村上さん」

巴「おう、橘か。恐い顔してどうした?」

ありす「そういえばあなたには借りがありましたね。私がPさんに作ったパスタ……」

巴「ん? あれ作った天才は橘じゃったんか! いやあいい腕しとるのう、発想力にそれを作ろうとする度胸! さすがのうちも手放しに褒めたるわ!」

ありす「そ、そうですか? ありがとうござ……ごほん! ええ、美味しく頂けて貰えたのは良かったですけど、今は論点が違います」

巴「あー、Pの奴に作っとったんじゃもんなあ。そら悪いことしたけぇ、すまん!」

ありす「過ぎたことをとやかくは言いません。苺が好きな人に悪い人はいませんからね」

巴「お前には確かに借りがある。うちに出来ることがあるなら、何でも言うてみい。……それが終わったらまたあれ作ってくれんかのう、タダとは言わん」

ありす「そうですか? なら少しの間だけ目を瞑って大人しくしていてください。声を出したら……詰めます、苺」

巴「物騒な使い方するのう!? 何のつもりか知らんが、言うとおりにしとればええんじゃな?」

ありす「ええ、お願いします。……そう、そのままですよ。少しの間だけです。我慢してください」

巴(我慢?)

ありす「いきます……!」モミッ

巴「んにゃっ!?!? な、なにしとるんじゃあ!!」

ありす「胸を揉ませてもらってます」モミモミ

巴「何故かと聞いとる!」

ありす「とある勝負をする事になりまして。私に借りがあると言えば、非論理的ですが仁義に厚いあなたなら逃げずに言うことを聞いてくれると思ったんです」モミモミモミモミ

巴「勝負ってこれか!? くっ、ようわからんが……これでお前が勝てば、うちはまたアレを食えるっちゅーことじゃな?」

ありす「約束しましょう」モミ

巴「わ、わかった! うちも女じゃ二言はない! だからもうちぃーと力弱めてくれんか、痛くてかなわん」

ありす「あ……ご、ごめんなさい。これくらい、でしょうか?」モミ?

巴「んっ、そうじゃな……ムズがゆい方が、くぅ、マシか? ええい好きにせえ! もう口出しはせん!」



P(妙なエロさがあるな……ふぅ)

P「厳正な審査の結果、ありすの勝ちだ!」

晴「勝敗の基準がわからねーんだけど、そういやモノマネだったな」

P「欲望への忠実さ、それでいて相手に敬意を払いちゃんといたわる誠実さ、総合的に判断した結果だ」

ありす「勝ち負けなんて私はどうでもいいです。……ふふっ、これで少しは私も――」

晴(なあ、やっぱり勘違いしてねーかコイツ?) ヒソヒソ

P(ありすもな、お年頃ってことだ。晴もそろそろ思春期だろうに)

晴(なんかよ、サッカーするのに邪魔かと思ったら萎えたんだよな。逆に小さくて済む方法とか迷信、知らねー?)

P(何をそんなもったいないこと言いやがりますか!? ……あ、いいや。そのままでいい。そんなこと言ってる子ほど大きくなるもんだしな!)

晴(なっ、マジかよ!? どうすりゃいいんだ、言えP!)

ありす「何をこそこそ話してるんですか。用がないのなら、私はもう帰ります」

P「ああ、お疲れ様。グッジョブだったぞ!」

晴「……オレも帰っていい?」

P「だめだ。これで5敗目だぞ? 悔しくないのか?」

晴「勝負っつっても大したことしてねーしな。どうでもよくなった」

P「じゃあ罰ゲーム決めるか。勝ち越したらちゃんと良いものやるつもりだし、これならやる気も出るだろ」

晴「んなっ!? なに勝手なこと言ってんだよ!」

P「そうだなあ、例えば――」


罰ゲーム候補
↓1~5

P「――とか、どうだ?」

晴「サッカー禁止……だと……?」

P「1ヶ月な、1ヶ月」

晴「仕事のせいでただでさえサッカーする時間減ってるってのに、これ以上オレからサッカー奪うのかよ……!」

P「晴にはやっぱりサッカー関連がよく効くな。……まあ、さすがにちょっと可哀想か」

晴「他のはどうでもいい、いやどうでもよくねーのもあるな!? まあそんなのはどうとでもなる。でもな、サッカーだけは譲れねえ! こんな下らないことのためならなおさらだ!」

P「まだ決まったわけじゃない、たとえばの話だ。まあ86だから一応有力候補にはなるか」

晴「86? なんだそれ」

P「こっちの話だ。大丈夫、勝てばいいんだ勝てば。そうすりゃお前も良いものが貰えて経験も積めてハッピーエンド」

晴「いや、なんか納得できねー! それプラスでPにも罰ゲームを受けてもらおうじゃねーか。それならやってやるよ」

P「ほほう、面白い。聞くだけきいてみようじゃないか。どんな罰ゲームだ?」

晴「そうだな――」


Pへの罰ゲーム候補
↓1~5

P「うわあ、いくつか俺にとっての罰ゲームってだけじゃ済まないぞこれ……」

晴「降りるなら今のうちだぜ?」

P「既に1勝5敗なの忘れてないよな? そりゃリスクヘッジは大事だが」

晴「ふん、本気を出せばいいんだろ? やってやるよ!」

P「そうこなくちゃな。続きいくぞ! 対戦相手は>>93、対決内容は>>96だ!」


※ここから3戦、本気を出した晴にコンマ×1.5倍のボーナスが付きます(小数点以下切り捨て)



P「……ところでこの、二人で買い物って晴とでいいんだよな?」

晴「あん? わりーかよ、回転寿司ん時みたく財布空っぽにさせてやる」

P「つまりデート、か」ニヤニヤ

晴「ち、ちがっ!? なに馬鹿なこと言ってんだ! おいこら、ニヤニヤすんじゃねぇ!」

どなきち

指相撲

晴「また地味な対決だな……せっかくやる気だしたってのに」

P「意外と白熱するもんだぞ? なあ法子?」

法子「そうですねぇ、休み時間に男子が盛り上がってるのをたまに見ますよー」

晴「道具いらずでちょっとした時間にできるしな。ただこっちはいろいろ掛かってんだよ」

法子「掛かってるって、どういうことですかプロデューサー?」

P「晴は今、法子にしていえば自分のドーナツを掛けた戦いを迫られてるんだ」

法子「えーっ!? い、1個ですか? 全部ですか!?」

P「1個、かなあ。晴にとっては全部みたいなもんだろうが」

晴「ゴチャゴチャ言ってねーでさっさとやるぞ。気持ちが温まってるうちにな!」

法子「ドーナツが掛かってるんだもん……あたし、負けないよ!」

P「お前は別に掛けなくていいんだけど、面白そうだしいいか」


勝敗は?
↓1晴 (×1.5補整あり)
↓2法子

こんな形で引き分けが出るとは……

P「あまりの熱戦で勝敗がつかない……! 指とはいえ相撲なのに……!」

晴「や、やるじゃねーか。伊達にドーナツ食ってるわけじゃないみてーだな?」

法子「晴ちゃんこそ、あたしにとってのドーナツに負けないくらい大切なものがあるんだね……!」

P「そこまでだ。これ以上は危険過ぎる!」

晴「ちょ、こら! 邪魔するなよ、いいとこなんだよ! っつか危険ってなんだ!?」

P「このまま続けても埒があかないってのは、二人ともわかってるんだろ?」

晴「……くそっ」

法子「あたしは引き分けでもいいですけど……晴ちゃんが続けたいなら」

晴「いや、いい。思ったより熱中しちまったから躍起になってた。たしかに決着つかなそうだ」

P「晴、お前がやる気出してくれたみたいで嬉しいよ。良い勝負が見れた」

晴「うっせ。勝たなきゃ意味ないんだよ、今回は仕方ねーけど」

法子「……晴ちゃん。これ、食べて?」

晴「ドーナツ? くれるのか?」

法子「うん! あたしの大事なものあげるから、晴ちゃんも頑張って!」

晴「お、おう。……ありがとよ」

P「イイハナシダナー」


法子からドーナツ(チョコ味)を貰った! 効果は?
↓1

00~33…次回のコンマ2倍
34~66…特になし
67~99…次回から3戦の間コンマ+20

晴「ドーナツあんまり食わねーけど、美味いなこれ」

P「これで晴もパワーアップ! とはいかないよなあ」

晴「んなキノコででかくなるおっさんじゃねーんだから」

P「あの配管工、たしか20代くらいじゃなかったっけ」

晴「そんな豆知識はどうだっていいよ。次の相手は誰だ?」

P「次は対戦相手>>109、対決内容>>112だな。今度こそ信じてるぞ!」

小梅

ワニワニパニック

P「ワニワニパニックっていつもちょっとしたゲーセンの片隅にあるよな」

晴「太鼓の達人以来か。でも今回は動体視力に反射神経も試されるからな、やりがいあるぜ!」

小梅「ワニ、かわいい……」

P「これからそのかわいいのをぶっ叩きまくるわけだが大丈夫かね」

晴「大丈夫だろ、それより早く始めよーぜ? 100円頼んだ」

P「今の俺には100円すら捻出するのキツい……ほれ」

小梅「……! あっちでゾンビ、ワラワラしてる……面白そう」

P「小梅、体感型シューティングならあとでいくらでもプレイしてくれていいから今はワニに集中だ」


勝敗は?
↓1晴(×1.5補正あり)
↓2小梅

51×1.5=76.5

晴ちんなかなか勝てませんねえ……こんな負け続きになるとは思いませんでした

晴「くっそ、どうしてオレは勝てねーんだ!」

P「なあ小梅。明らかにお前の触れてないワニが『いてっ!』って……」

小梅「うん……あの子が、や、やってみたい、って……」

P「わーお」

晴「見かけによらずやるな……アイドルやってるだけはあるってことか」

P「あ、晴は気付いてなかったのか」

晴「何がだ?」

P「何でもない。超常現象の前に俺達は為すすべもないんだ。運が悪かったんだよ、晴はな」

晴「?」

小梅「プロデューサー……あれ、やってきてもい、いい?」

P「おお、いいぞ。好きなだけゾンビのスプラッタショーを繰り広げてくるといい」

小梅「えへへ……あ、200円あったかな……?」

P(あの子と協力プレイするつもりだな!?)

晴「ちくしょー、ふがいねぇ。やる気だしてもこれかよ……」

P「いい線行ってるんだけどな。次は対戦相手>>124、対決内容は>>127だ」

飛鳥

20mシャトルラン

晴「シャトルランは負けられねぇ! こっちは普段からサッカーやってんだからな、体力は十分だぜ!」

飛鳥「ボクに体育会系のノリを求められても困るが、まぁいいよ。少しくらいは興じてみよう」

P「やるからには全力だぞ。飛鳥の運動能力もこの際見ておきたいし」

飛鳥「余力は常に残しておきたいんだけどな」

晴「だめだ、本気で相手してくれよ。Pも飛鳥が見たいって言ってるだろ?」

P「飛鳥の運動能力が、な。うん」

飛鳥「キミが、ボクを? ……ふぅん」

P「飛鳥さんや、目の色変わったのはどういう意味でしょうかね」

晴「そんなことよりやるぞ! 今度こそ勝つのはオレだ!」


勝敗は?
↓1晴(×1.5補整あり)
↓2飛鳥

P「138回!? 小学生女子で出していい数字なのか!?」

晴「ど、どうだ……オレの、勝ちだ!」 ハァハァ

飛鳥「ボクに勝つだけなら途中でやめてもよかったんじゃない?」

P「晴は自分との戦いに勝ったんだよ。俺は今、猛烈に感動している……!」

晴「あー、こんな、走ったの……いつぶりだろ……」

P「さすがに疲れたよな。今日はこれで終わりにしよう。2勝6敗1分、あまりいい成績とは言えないが、この1勝は絶対に明日へ繋がるはずだ」

飛鳥「ボクの役目も終わりかな。それじゃ、お疲れ様――」

P「ちょっと待った。飛鳥、35回はちょっとばかり少ないんじゃあないか?」

飛鳥「いや、違うんだよ。彼女の気迫に押されてさ、勝てないと判断したんだ。138回なんて男子でもそう出せない数字だろう?」

P「そりゃそうだが、それは結果論だ。オレは飛鳥がどこまでいけるか見たかったんだぞ!」

晴「オレ、帰って風呂入って寝るわ……」

P「明日もよろしくなー。……さて飛鳥、お前には晴みたくスポ根的な精神をちょっぴりでもいいから学んでほしい」

飛鳥「ボクはそういうのは……柄じゃないのはわかってるよね?」

P「問答無用! 晴も帰って暇だから飛鳥を鍛えてやろう。さあついてこい!」

飛鳥「やれやれ……参ったな」


↓1~5
1.さっさと翌日にして晴と続きする
2.オマケで飛鳥にも誰かと対決させてみる

P「そうだ。やるからにはご褒美と罰ゲームを用意しないと」

飛鳥「当然のように言わないでほしいね。プレッシャーかけてるつもりなのかい?」

P「罰ゲームは俺が考えるからご褒美は飛鳥が考えていいぞ。3戦な、3戦」

飛鳥「2回負けなければいいってことかな。さっきみたいな体力勝負というなら、ボクが不利になっていくわけだけど」

P「大丈夫。どんな勝負になるかは俺もわからないから」

飛鳥「わからない? キミが決めているんじゃないのか」

P「そうともいえるし、そうじゃないともいえる」

飛鳥「……?」

P「それより罰ゲーム、こんなのどうかな」


罰ゲーム候補
↓1~5

飛鳥「罰、ね。たしかにあまり乗り気にはなれないことばかりだ」

P「飛鳥の着ぐるみ見てみたいわあ。有力なのは幸子とロケか」

飛鳥「それはともかく、せかいれべるって何のことだい?」

P「そりゃお前、あれだよ。ほら、せかいれべるって言ったら……なあ?」

飛鳥「うん、誰かを彷彿とさせる。それで?」

P「……」

飛鳥「P?」

P「さあ飛鳥、今度はお前へのご褒美を決めよう。どんながいい?」

飛鳥「露骨に話逸らしたね。……そうだな、ボクにとって褒美といえるもの、か」


ご褒美候補
↓1~5

P「……なんか最初の以外はおざなりっぽいな。しかしまあ、へー」

飛鳥「なんだいその目は」

P「いや、結構俺って飛鳥に気に入られてるのかなーと思って」

飛鳥「解釈は任せるよ。フフッ--」

P「意味ありげに笑うなよ、怖いだろ!」

飛鳥「それで、ボクは何をやらされるのかな。ちゃっちゃと済ませよう」

P「えーと、対戦相手>>160と対決内容>>163で勝負だ。やるからには勝つんだぞ?」

にらめっこ

P「この組み合わせのにらめっこか、凄いことになりそうだな」

飛鳥「どうしてボクがにらめっこなんか……」

心「はぁととにらめっこしたいのぉ? よーし、まっけないぞ~♪」

P「飛鳥、よく見ておけ。これがお前のなりたくない空気を読むオトナってやつの、まさに対極に位置する大人だ」

心「やーん! はぁとのはぁとはいつでもピチピチだも~ん☆」

飛鳥「P、ボクは今日からピーターパン症候群を患おうと思う」

P「大人になれない僕らの~ 強がりを一つ聞いてくれ~」

飛鳥「逃げも隠れもしないから 笑いたい奴だけ笑え、って?」

P「お? 知ってるんだなこの曲」

飛鳥「ま、まぁね。……ラジオで、そう、ラジオで聴いたことあったから。それだけだよ」

心「なになに? はぁとも混ぜてー☆」

P「さてやりますか。にらめっこ始めー」


勝敗は?
↓1飛鳥
↓2心

心「はぁとの勝ち~☆」

P「いろいろレアなもの見れたな。飛鳥の精一杯の変顔とか、飛鳥の吹き出すところとか」

飛鳥「あ、あれは反則……くくっ」

P「それにしても凄い顔でしたね。アイドルがお見せしていいレベルを逸脱してましたよ」

心「こうゆーの、ギャップ萌えって言うのよねー? はぁとってばちょ~かしこーい☆」

P「賢くない☆ ちょっと意味が違う気もしますが、心さんだしいっか」

飛鳥「あぁ、負けたよ。完膚無きまでにやられた。そんな気分だ」

P「さっきのにらめっこシーン、こっそり録画しとけばよかったかなー。飛鳥の新たな一面がそこにあったのに」

飛鳥「ボクにいつまでも塞がらない傷を負わせたいのなら、すればよかったんじゃないか?」

心「そうよぉプロデューサー? 乙女を傷つけちゃいけないんだぞっ☆」

P「あなたのたくましさは見習うべきところがあるような気がしなくもない可能性が僅かながらでも否定できませんね」

飛鳥「P、次は誰と何をすればいい?」

P「えっ、あーそうだな。対戦相手>>172、対決内容>>175。もう後がないのを忘れるなよ?」

美玲ちゃん

Pへのアピール対決

美玲「オマエにアピールしろとか急に言われても、何したらいいんだよッ!」

P「何でもいいよ。日頃の不平不満だとか、もっとこうしたいみたいな欲求とか、実はこんな特技がありますだとか、もう何でも」

飛鳥「随分曖昧だけど、それでどう勝敗を分けるつもりなのかな?」

P「んー、俺の心により響いた方、かなあ。アピールってことは俺に何か知らしめないと意味がないだろう?」

美玲「……何でもいいのか? ほんとに?」

P「ああ。もちろん俺への想いをぶつけてくれたっていいぞ。ウザいとか、担当替えてくれとか、美玲が普段思ってそうなことをな」

美玲「なぁっ!? う、ウチそんなこと思ってないぞ! 前にも言っただろ、何勘違いしてんだよッ!」

P「え、思ってないの? そうかあ、美玲は俺がプロデューサーでよかったかあ。俺のことがそんなに好きかあ。嬉しいこと言ってくれるなあ」

美玲「ッッ!?!? そ、そこまで言ってない! この……ひ、ひっかくぞーッ!!」

飛鳥「……茶番だね」


勝敗は?
↓1飛鳥
↓4美玲

(※Pへどんなアピールしたかのレスでお願いします)

P「それじゃ、飛鳥からな」

飛鳥「ボクか。……アピール、ね。言葉ではどうも虚飾が混じって上手く伝わらなそうだから、行動で示すよ」

P「おっ? そうきたか、それで何してくれるんだ?」

飛鳥「フフッ、何だと思う?」

P「さあてな、飛鳥がしそうなことといったら――」チュッ

飛鳥「……ん」

P「」

飛鳥「――はい、アピール終了。伝わったかな?」

P「……頬かー。いろんな風に取れそうだからアピールとしては若干物足りないけど、受け取っておくよ」

飛鳥「それは残念だね。キミがどう受け取ってくれたのか、後で聞いてもいいかい?」

P「考えとく。まずは美玲のアピールも見てやらんとな――ん? 美玲、美玲?」

P(目を丸くしたまま固まってる……美玲には刺激が強かったか?)

美玲「ふぅ、ウチの番か。あ、変な期待すんなよな!」

P「わかってるって。美玲はどんなアピールしてくれるんだ?」

美玲「アピールっていうか、その……オマエがまた変な勘違いしないように、一言言っといてやる」

P「ほう?」

美玲「一回しか言わないからな、よく聞いとけよッ!」

P「聞いとくよッ! それで、なんだ?」

美玲「ウチ、別に……プロデューサーのこと嫌いじゃないぞ。たまにひっかいたりするけど……あ、噛みついたりもするけど」

P「その爪を深爪にしてやろうかと考えた日もありました」

美玲「だから、だからその……いつもあ、ありがとな! --終わりッ! ウガーーーッ!!」

P「うわああああ!? ひっかきながら噛みつくなああああ!!」

P「……身にも心にも響いたので美玲の勝ち。本人どっか行っちゃったがまあいいだろう。なあ、飛鳥」

飛鳥「早い幕引きだったね」

P「一応もう1戦する?」

飛鳥「気は進まないが、元々そのつもりだったしやろうか。勝っても仕方ない勝負というのも虚しいものだけど」

P「まあそう言うな。勝ち負けよりも大事なことだってあるさ」

飛鳥「そうだといいね。最後は何をすればいい?」

P「対戦相手は>>190、対決内容は>>193だ。最後に勝って気持ちよく終わろう」

ナナさん

懐メロイントロクイズ

P「懐メロイントロクイズかー。菜々さん有利だな」

菜々「そ、そんなことないですよぅ! ちょっとだけ年上なだけです!」

飛鳥「どれだけ古いかにもよるね。平成初期ぐらいまでならボクにも耳慣れた曲があるかもしれない」

P「単純に人生経験の差がでるからなあ、知名度の高い曲選べば何とかなるか?」

菜々「菜々も平成生まれだから昭和の曲はわからないですねー」

P「……」

菜々「どうして黙るんですか!? 菜々はまだJKですってば!」

飛鳥「P、始めよう。準備は出来てる」

P「ああ。それでは第一問――」


勝敗は?
↓1飛鳥
↓2菜々

P「菜々さん、手を抜きませんでした?」

菜々「抜いてません! 飛鳥ちゃんが普通に強かったんだと思います!」

飛鳥「時折答えずにそわそわしていたような……ボクの気のせいかな」

P「実は俺もそう見えたから聞いてみた」

菜々「曲名が思い出せない時だってありますよ! ねえ!?」

P「……」

飛鳥「……」

菜々「な、なんですかこの空気……。菜々は本気で――」

P「とまあこんな風に菜々さんはイジろう。いいな?」

菜々「え」

飛鳥「なるほどね。覚えておくよ」

菜々「」

P「はいこの勝負、飛鳥の勝ちー。菜々さんお疲れさまです」

菜々「え、あの……」

飛鳥「1勝2敗か。全敗は免れたが問題はそこじゃないな」

P「罰ゲームは後日執り行うとして、今日はもう飛鳥も帰ろうか。菜々さんも帰りますよー」

菜々「……。ぐ、グレてやるううううううう!!」


飛鳥編 一旦終わり

一旦終わりってことはまた飛鳥ちゃんやってくれるんですねやったー

美玲ちゃんでやってほしいなぁ

>>207
罰ゲーム残ってますからねぇ
候補は決めたけど結局どう決めるか考えてなくて先延ばしにしました…

>>208
既出のキャラは難しいかもです。申し訳ない

晴「うーっす」

P「待ってたぞ。早速昨日の続きをしよう」

晴「いやレッスン終わってからだろせめて」

P「大丈夫、トレーナーの方々には伝えてある。晴は人生のレッスンをしている最中だとな」

晴「意味わかんねーし。ま、何言っても無駄か」

P「2勝6敗1分だったな。今日から盛り返していくぞ!」

晴「逆に何でそんなやる気なんだよ……」

P「対戦相手は>>211、対決内容>>214だ。準備はいいな?」

こずえ

たたいてかぶってじゃんけんぽん

晴「……」

こずえ「たたいてぇ、かぶってぇ……ふわぁ」

P「ルールはわかるよな? ここにピコハンとヘルメットがあるから、ジャンケンして勝った方が相手を叩く。負けた方はそれを防ぐ。防げなかったら負けだな」

晴「なあ、今からでも別なのにしようぜ。オレがいじめてるみたいな空気になるだろこれ」

P「そんなことないぞ、こずえもやる時はやるんだ。なー?」

こずえ「なー」

晴「嘘だ! こんなふわふわしてる奴に負ける未来が浮かばねーぞ!」

P「実際にやってみればわかるさ。それじゃやるぞ。たたいてかぶってじゃんけん--」


勝敗は?
↓1晴
↓2こずえ

晴「……あっ」ピコッ

P「こずえの勝ち、だな」

こずえ「ここがせんじょうなら……しんでたのー……」

晴「ゆ、油断した……さっさと終わらせようと思ってたのにジャンケンで勝てねぇ……」

こずえ「もういっかい、やるー?」

P「勝負は非情なんだよこずえ。晴はこずえに負けた、その事実が永久に俺達の心の中に残り続けるんだ」

晴「スケールでかくしてんじゃねーよ。でもまさか負けるとはな……」

こずえ「まんしんは、おのれをほろぼすのー……」

P「よしよし。こずえもいろんな言葉を覚えてきたな、教えがいあるぞ」

晴「さっきから似つかわしくないことばっか言いやがるのはアンタのせいかよ!」

P「英才教育と言ってくれ。それより負けスタートとは情けないぞ! 次の対戦相手は>>222、対決内容は>>225だからな!」

ヘレン

国歌で国名当て

晴「敷居が高過ぎるだろこの対決……」

ヘレン「世界を股にかけた私に気を遣ってるのかしら?」

P「んー、逆にゲストが負けられない試合ってパターンもいいですね」

ヘレン「余裕よ余裕。宣言しておくわ、この勝負私の勝ちよ!」

晴「普通ならそうなんだけどな。コイツが関わってると何が起こるかわからねーっていうか」

P「えっ、俺?」

ヘレン「フッ、あなたごと飲み込んであげる。世界の頂きがどこにあるか、思い知りなさい!」


勝敗は?
↓1晴
↓2ヘレン

ヘレン「ま、当然の結果ね!」

P「晴も善戦してたよな。もしかしたらってとこまでいってたぞ」

晴「……ほら、W杯なんかで国歌流れるだろ? 強いとこのはよく聴くからちょっとだけな。こんなことならもっとしっかり聴いとくんだったぜ」

ヘレン「どうかしら? 世界の壁を早いうちから体感できた感想は」

晴「うーん、でかい」

P「どこ触っt、それにしても容赦ないですねヘレンさん」

ヘレン「高みを目指すなら、より高いところを知っていないといけないのよ。私達だってトップアイドルというものをよく知っているでしょう? 目指すべき高みだからよね」

P「そうですねえ。晴もサッカーしてるならそういう感覚は分かるんじゃないか?」

晴「まあな……アイドルをそこまでひた向きにやれるかっつったらまだわかんねーけど」

P「そこを分かってもらうために次の対戦相手は>>237、対決内容は>>240だ!」

晴「その乗せ方はどーなんだ?」

ちひろ

金勘定

ちひろ「えっ、私? 聞いてませんよプロデューサーさん!」

P「俺もこの展開は予想してませんでしたが、付き合ってやってください」

晴「金勘定ねぇ、今度も相手有利な戦いだな」

ちひろ「私がお金の扱い得意みたいな風潮はどうなんでしょう?」

P「違うんですか?」

ちひろ「違うと言い切れないから悔しい……」

P「セールスレディみたいなイメージありますからね。何度その笑顔に投資させられたことか」

晴「つーか身内から絞るって鬼だよな」

ちひろ「もう、いわれの無い悪評が広がる前に早く始めますよ!」


勝敗は?
↓1晴
↓2ちひろ

P「……」

晴「……」

ちひろ「……ごめんなさい」

P「いや、ヘレンさんの後ですからね。ここまで清々しく完膚無きまでにやってくれたら晴も納得してくれますよ」

晴「そうだぜ? いつもこんなこと楽しそうにやってられるんだ、すげーと思う」

ちひろ「褒められてる気が全然しないですね!」

P「次いこうか、晴」

晴「そうだな。切り替えていく」

ちひろ「……泣いていいですか?」

P「次は、っと。対戦相手>>252、対決内容>>255だ。3連敗だからこれで2勝9敗1分か……厳しくなってきたぞ」

晴「オレもここまで負け越すとはさすがに思ってなかったな……」

みくにゃん

魚をきれいに食べる

P「箸さばきを見るにはやっぱり魚だよな」

みく「Pチャン、嫌がらせかにゃ? これはみくに対する嫌がらせかにゃ!?」

晴「前から思ってたんだけどさ、魚の食えない猫なんてボールと絶交する大空翼くらいありえねーよな」

みく「偏見にゃ! ネコがお魚咥えて走ってくなんて幻想なのにゃ!」

P「そんなことよりみく、これは晴のためでもあるんだ。手を抜いたり棄権したりは許されないぞ」

みく「えー……あっ、こ、これってお箸を上手く使えるかがポイントなんだよね?」

P「そうだな、きれいに食べられるかの勝負だし」

みく「ならPチャンがみくの分食べて! アーンしてあげるから、ねっ? ねっ? ……ダメかにゃ?」

P「ほう…………苦手なものを無理やり食べさせるのも可哀想だ。それでいこう」

晴「自分に素直なんだな、P。ん?」

P「うっせ!」


勝敗は?
↓1晴
↓2みく

P「これは晴の勝ち、かなあ」

みく「みくはお魚食べなくてすんだことの方が重要にゃ」

P「喉元に異物感がするんだが……」

晴「米食えよ米。ねーの?」

P「あいにく魚しか調達していないんだ。そのうち取れると思うけど」

みく「食べにくいし小骨とかもイヤって子は多いんじゃないかにゃ?」

晴「それはあるかもな。食うのめんどくせー」

P「魚の悪口はやめなさい! 魚が大好きな子もいるんですよ!」

みく「お魚苦手な子に食べさせようとするのはいいの?」ジトーッ

P「みく、それ以上はいけない。みくに失望してファンを辞める人達が出てくるぞ」

みく「理不尽にゃあ!?」

晴「はいはい、じゃあ次いくか」

P「対戦相手>>265、対決内容>>268な」

れいなさま

射的

晴ちんがこれから勝ち越すためには最低でも7戦必要なんですが、あと何戦くらいやりましょうかねえ

麗奈「アタシに勝負を挑むって? いい度胸ね!」

晴「ただの成り行きだ成り行き」

P「射的なら互角ぐらいにはなるんじゃないかな。麗奈がイカサマしなければ」

麗奈「ちょ、イカサマ前提で話進めないでよ!?」

晴「しねーの? あー、じゃあ妨害する気なんだな」

P「このいたずら好きが何もしない訳がない。晴、気をつけろよ」

麗奈「……へぇ、そんなにアタシの本気が見たいのね? いいわよ、やってやるわ! これでそっちが負けたら罰ゲームなんだから!」

P「罰ゲームする予定はもう決まってるんだが、まあいいか。よし、準備が出来次第始めよう」

麗奈(……ま、いたずらもイカサマもしないとは言ってないけどね!)


勝敗は?
↓1晴
↓2麗奈(イカサマにより×1.2補整あり)

P「近年稀に見る低レベルな争いがそこにあった」

晴「うっせー! 勝ったからいいんだよ勝ったから」

麗奈「……」ソローリ

P「どこへ行こうというのかね?」

麗奈「な、何よ……わかったわ。アタシの負け、それでいいでしょ?」

P「ああ、本来ならそれでよかった。誰かさんがイカサマさえしなければな」

麗奈「気付いてたの!?」

P「そりゃあもう注視してたわ。ただこれほど勝敗を分かつのに影響が無いなんて思わなかったよ」

晴「……オレが負けたら罰ゲーム、とか言ってたな? そういや」

P「麗奈。自分が勝ったことしか考えてなかったんだろうが、そんな都合の良い話なんてないよな。なあ?」

麗奈「ぐぬぬ……」

P「麗奈も一からその根性を鍛え直してやろう。それから改めて罰ゲームを掛けた戦いをしてもらう。なぁに、勝てば良いものをちゃんとやる」

晴「じゃあオレはレッスン行ってくるわ。結構時間食っちまってるけど」

P「おう、行ってこい。晴は育成する、麗奈も鍛え直す。両方やらなくっちゃあならないってのが担当Pのつらいところだな。覚悟はいいか? 俺はできてる」

麗奈「アンタは見てるだけでしょーが!」


↓1~5
1.晴が帰ってくるところまで飛ぶ
2.麗奈編スタート

2

ここまでの登場キャラ
晴 VS 時子 のあ 上田  茜 アーニャ ありす  法子 小梅 こずえ ヘレン ちひろ  みく
飛鳥 VS 心 美玲 菜々
麗奈
巴(被害者)

P「手始めに罰ゲームから決めておこう」

麗奈「えっ、罰ゲームの罰ゲームって何のことよ?」

P「勝手に罰ゲームにするな、これからするのは特訓みたいなもんなんだぞ。3戦やって負け越したら罰ゲーム、ただし勝ち越したら麗奈の欲しいものをやろう」

麗奈「アタシの欲しいもの? それ嘘じゃないわよね? なによなによ、面白そうじゃない!」

P「ちなみに飛鳥は連敗して罰ゲーム執行待ちだ。晴はまあ、かなり厳しいところまできてるがこれからに期待したい」

麗奈「……Pって疫病神なんじゃないでしょーね?」

P「言うな……。それじゃ、決めるぞー」


罰ゲーム候補
↓1~5

師匠の標的にされる

P「光の助手が有力候補か。よかったなそんなにキツくなさそうで」

麗奈「キツいに決まってんでしょ!? アンタわかってやってるわよねっ!?」

P「まあまあ、何にせよイタズラ禁止とか一日一善とか麗奈にとっての罰ゲームは決まってたようなもんだしな。+αが加わって面白そうだ」

麗奈「フ、フンッ! 勝てばいいのよ勝てば、Pはアタシの欲しいものだけ用意して待ってなさい! アーッハッハッ……ゲホッ、ゴホッ……」

P「それで、麗奈の欲しいものって何なんだ? ものじゃなくてもいいぞ、一応は用意してやる」

麗奈「一応って勝手に負け前提にしてんじゃないわよっ! いいからさっさと用意してきなさい!」


麗奈の欲しいもの
↓1~5

光を悪の道に引きずり込む(イタズラの共犯)

P「なんつーもん欲しがってんだ!? そこに正座しなさい!」

麗奈「新しいイタズラに使うだけよ?」

P「そのイタズラが違う意味になってきちゃうだろ! 風紀委員、風紀委員はどこだ!」

麗奈「別にちひろのお金まで取ろうなんて考えてないってば。心配しすぎなんじゃない?」

P「そっちじゃない、いやそっちも大概マズイんだが今はどうでもいい。それより麗奈、バイブなんてどこで知った? どういうものかも分かってるのか?」

麗奈「当たり前よ、なんか震えるやつでしょ? どこで買えるのかアンタなら知ってると思ったからちょうどよかったわ!」

P「わかってるんだかわかってないんだか……。あのな、そもそも女の子が口に出して欲しいなんて言える代物じゃないから気をつけろよ? ま、お前が負け越せば問題はないか」

麗奈「え、そうなの? ってだからやる前からアタシを負けさすんじゃないっての! いいからさっさとアタシに負かされる相手、呼んできなさい!」

P「大丈夫かなあ……対戦相手は>>317、対決内容は>>320だ」

クラリス

視力検査

クラリス「このクラリス生来目が見えぬ」

クラリス「視力検査……勝負? ですか?」

P「うん。視力の良い方が勝ちな」

麗奈「地味過ぎるわね、このレイナサマにはふさわしくないわ」

P「てっとり早く決着つくからこういうのもありだろ。たしかに地味だけどさ」

クラリス「事情がよくわかりませんが、私は視力を測るだけでよろしいのですね?」

麗奈「てきとーに方向言うのは無しよ、いいわねっ!」

P「お前もなー。イカサマもイタズラも無しだぞ、やりようがないだろうが念のためな」


勝敗は?
↓1麗奈
↓2クラリス

P「いつも目を閉じてるようにしか見えないんだが、実は目が良いんだなクラリス」

クラリス「それほどでもないですわ。日常生活で困ったことはありませんが」

麗奈「ていうか勝った負けたの実感が湧いてこないわね。今のノーカンにしない?」

P「勝負の世界にやり直しはないんだ麗奈、ってお前も負けスタートか」

麗奈「ア、アタシのせいじゃないわ! Pに付かれると勝てないジンクスのせいよ!」

P「俺っていない方がいいのかな……プロデューサーなんてやってていいんだろうか……」

クラリス「P様? お顔の色が冴えないみたいですが、私のせいでしょうか……?」

P「そんなことはないぞ、ここで手を抜かれた方が誰の為にもならないからな。……ジンクスが現実味を帯びてきたのは問題だが」

麗奈「ちょっと、アンタがそんなだとこっちも調子狂うわね。アタシも欲しいものあるし、次は何としてでも勝ってあげるから安心しなさいっ!」

クラリス「私もお二人のことを応援していますわ♪」

P「二人とも……! よし、二人を信じて次いってみようか。対戦相手は>>333、対決内容は>>336、頼んだぞ麗奈!」

梨沙

馬の世話(ブラッシングなど)

梨沙「馬の世話ぁ!? どうしてアタシがまた馬なんか相手しなきゃなんないのよっ!!」

P「そういう勝負に決まったからとしか言えないな」

麗奈「前に得意気になって馬と戯れてた時のこと話してたらしいじゃない? アンタの得意分野なんじゃないのぉ? クックック……!」

梨沙「むぐ、そ、そうよ! アタシにかかれば馬なんてイチコロなんだからねっ!」

麗奈「ふ~ん、ならお手並み拝見といこうかしらね? アタシは馬なんて触ったこともないし、経験者がまさかアタシ達に無様な姿なんて晒さないでしょうねぇ? アーッハッハッハ!」

梨沙「と、当然でしょ! アタシの勝ちは見えてるようなもんなんだから、そこでおとなしく高笑いでもしてりゃいいのよ!」

P(麗奈のやつ、梨沙にプレッシャーかけにきやがった……!)

P「ほらほら、口なら何とでも言えるんだから実演してみせてくれ。麗奈も後が無いんだから負けられないぞ。それじゃ、始めてくれ」


勝敗は?
↓1麗奈
↓2梨沙(プレッシャーによる×0.8補整あり)

P「……今回は、そうだな。別にイカサマしたわけでもないし麗奈の作戦勝ちだ」

麗奈「そんなつもりなかったけど、その必要もなさそうだったわねアレ」

P「なんであんなに相性悪いんだろうなあ。馬にとっちゃ良いのか?」

麗奈「さあ? とにかくこれで1勝1敗ね。予定通り盛り上がってきたわっ!」

P「俺としては麗奈に負けてもらった方が色々と助かるぞ」

麗奈「アンタそんなだから疫病神なんじゃないの?」

P「ぐうの音も出ない……」

梨沙「――そこ! 喋ってないで助けなさいよぉ!!」

P「運命の最終戦、対戦相手は>>344、対決内容は>>377だ。最後に笑うのは麗奈か、はたまた俺か」

麗奈「アンタどっちの味方よ……」

安価ミスってましたね……

対決内容>>355でおにゃーしゃー

スポーツチャンバラ

光「スポーツチャンバラ? チャンバラかー、ヒーローなら必須スキルだな! 負けられない!」ブンブン

P「おわっと、振り回すな危ないぞー。……なんか相手といい対戦内容といい舞台が整ったって感じになったな」

麗奈「待ちなさいよ、それだと光が勝って然るべきみたいな流れになるじゃない!」

P「ヒーロー対小悪党だもんなあ」

麗奈「小悪党!? アンタの中でレイナサマはその程度だったの!? ちょ、ストップストップ!」

P「悪の女幹部は適役な人が割と最近入っただろ? それに親玉ってほどの貫禄はまだないし、うん妥当だな」

麗奈「妥当なわけないでしょーがっ!! うぐぐ、こうなったら……光! アタシが叩き潰してあげるから、手加減しなさいよねっ!」

光「ヒーローはいついかなる時も全力だ! いくぞ麗奈!」

P「おいおい、開始の合図まだなんだが。まあいいか」


勝敗は?
↓1麗奈
↓2光(ヒーロー補整により×1.3)

それにしても毎度コンマが空気読みますねえ……

光「正義は勝つ!」

P「今回は別にどっちが善悪とか決まってなかったけどな」

麗奈「」

P「麗奈の成れの果てが……光、やりすぎたんじゃないか?」

光「うん……つい気持ちよくなっちゃってさ。大丈夫?」

麗奈「この展開が読めてたから加減しろって言ったのよっ! ……ねえ、ほんとにこれの助手やらされるの?」

光「助手?」

P「可能性は高いとだけ言っておこう。罰ゲームの決め方は考えてある」

麗奈「じゃあまだやらなくてすむ場合もあるのね!? ……今からいろいろ仕込んでおかないと」

P「イカサマする気満々だな。光、麗奈がズルしたらまたチャンバラしていいぞ」

麗奈「ひぃっ!?」ガクブル

光「そんなに強くやり過ぎたかなぁ……」

P「今度ゆっくり調教すればいいさ、機会があればな。さてと、麗奈も1勝2敗に決まったし俺は晴を待つとしよう」


麗奈編 一旦終わり

晴「また犠牲者が増えたらしいな?」

P「麗奈は立派に戦った、しかしながら相手が悪かった。そんなところだ」

晴「ふーん、でオレはまだ何かやらされんのか?」

P「4勝9敗1分だからなあ。やめてもいいけど罰ゲーム確定だぞ」

晴「その罰ゲームだけどよ、どうやって決めるんだ? 候補をいくつか挙げてたよな」

P「それなんだけど、罰ゲーム待ち同士でまた戦ってもらおうかなと。何戦するか定めておいて負けた分をそれぞれの有力候補順に執行していく、そんな感じ」

晴「てことは……オレの場合、罰ゲーム決定してその後の勝負に一度でも負けたら一ヶ月サッカー禁止なのか!?」

P「そうそう。今のところ飛鳥と麗奈が控えてて、また人数増えたら罰ゲームの取り分が減るかもしれないぞ」

晴「P、生け贄を連れてこい。今すぐに!」

P「なぁに勝てばいいのさ勝てば。仕切り直して次の対戦相手は>>373、対決内容は>>376な」

ストップウォッチで10秒をピッタリはかる

晴「ストップウォッチ持つと無意味にやりたくなるよなこれ」

P「なんでだろうな。さあ二人とも用意はいいか?」

杏「プロデューサー、私こんなことするためにわざわざ連れてこられたの? 休憩時間に?」

P「すぐ終わるしいいじゃないか」

杏「よくないよ! 神聖不可侵な領域を軽々と踏み越えたよ!」

晴「どうせ普段から体力温存できるような立ち回りしてるんだからいいじゃねーか」

杏「小学生に論破されたことだし杏は事務所のソファでふて寝しますそれじゃ」

P「待たんかい、10秒だけでいいんだからやっていってくれよ」

杏「……終わったらソファまでおんぶしていってくれるならいいけど。だっこでも可」

P「決まりな。じゃあやるか」


勝敗は?
↓1晴
↓2杏

P「杏の勝ちか」

杏「勝ち負けとかどうでもいいから早く早く、だらだらできなくなっちゃう」

P「はいはい。ほら背中に乗れ」

杏「……あー、こっちもなかなか……やっぱりここでいいや」

P「よくない、俺が疲れるだろ」

杏「杏は勝ったんでしょ? 勝者にはそれにふさわしい報酬を与えるべきじゃない?」

P「(笑)」

杏「笑われた!? なんか不愉快な笑われ方した!」

P「俺達も忙しいからあと3分な。とりあえずソファまでは連れてってやろう。晴、次の対戦相手は>>382、対決内容は>>385だからな」

晴「……それにしても勝てねーなぁ」

日下部

跳び箱

P「跳び箱対決は晴に分があるかな?」

若葉「跳び箱なんていつ以来かしら~」

晴「オレは体育でたまにやるけど、大人になってまでとび箱なんてやってられなくね?」

P「某番組のモンスターボックスは結構見応えあるぞ。人間は20段ぐらい跳べるんだ」

晴「とべてどうするんだよ……ロイター板なんて日常生活で見たことねーし」

若葉「お手柔らかにお願いしますね~、晴ちゃん?」

晴「あれっ、まさかオレが負けられない展開なのか?」

P「どの道これ以上負けてられないし関係ないだろ。始めは4段くらいからでいいか、何段までいけるかなっと」


勝敗は?
↓1晴
↓2若葉

P「おー、華麗に決まったなあ」

若葉「Pさんいかがでした? 少しはお姉さんっぽかったですか?」

P「それはもう。高校生くらいには」

若葉「惜しいっ、でも中学生より大人に見られててよかったです~」

晴「……なぁP、オレって何が悪いんだろう。そんな気ないけどプレッシャーに弱かったりするのか……?」

P(あかん、晴がガチ凹みしてる。瞳の光彩が消えかかってる……!)

P「ま、まあこう見えても若葉は20歳だし、経験と体格差が出てきただけじゃないか? 仕方ないって」

若葉「……Pさん、大人ならここで負けてあげるべきだったのでしょうか?」

P「手加減は無用だ。こうして本気の勝負を繰り返して晴には成長してもらうつもりだから」

晴「……」

P「4勝11敗1分、ここでへこたれてる場合じゃないぞ! 次の対戦相手は>>293、対決内容は>>296だ!」

P「ダンス対決! アイドルらしくていい勝負になりそうだ」

春菜「日頃のレッスンの成果をお見せします!」

晴「ダンスか……今度こそやってやる」

P「ボルテージ上げていこう、表現力も変わってくるだろうしな」

春菜「あのープロデューサーさん? 私が勝てたら眼鏡を布教してもいいんでしたよね?」

P「もちろん。晴に眼鏡、なかなか未知な領域に踏み込もうとしてるぞ」

晴「眼鏡がなんだ。サッカーやりにくくなるからいらねーよ」

春菜「むむっ、聞き捨てなりません! 絶対に眼鏡を掛けさせてあげるんだからっ!」


勝敗は?
↓1晴
↓2春菜

晴(眼鏡ver)「……」

P(いや、たしかに春菜にはその権利があるんだけどさ。何も抵抗しなかった晴に何も思わなかったのか?) ヒソヒソ

春菜(絶対かわいいと思ったので、つい……) ヒソヒソ

P(今はそれどころじゃないんだよ! 物憂げにしてる眼鏡の晴なんてこの先お目にかかれないだろうけども!)

春菜(それにしても、どうしてこんなに落ち込んじゃってるんですか? 最初から元気がないようには見えてましたが)

P(……負け続きで自信喪失しかけてるんじゃないかな。このままだと俺も引退が近い)

春菜(どうしてプロデューサーさんが辞めることになっちゃうんですか!?)

P(俺が見守ってると勝てなくなるジンクス説が絶賛浮上中なんだ……どうしたものかなあ)

晴(眼鏡ver)「はぁ……」

春菜(……な、なんだか胸に来ますね……晴ちゃんの溜め息。悪いことしちゃったかな……)

P(春菜は悪くないよ。俺が晴を勝たせてやれないのが悪いんだ。しかしどうフォローしたらいいんだろう)

テコ入れすべきかそのままいくかで今後の展開に困ってます(白目

ちなみにまたオマケを挟むとしたら誰がいいですかねえ
そもそもオマケはいるのかどうか

おー、まだオマケ挟む余地はありそうですね?

晴ちんにはまた休んでもらってオマケいきます。誰でするかはまた後ほど

P「晴、ハーフタイムだ。このままズルズルいく前に休みを取ろう。いいな?」

晴「……休んだって変わんねーよ、きっと」

P「変わる変わる。なんならルールを替えてやろうか。とにかく勝負自体に身が入らなきゃ意味がなくなるし、晴の気持ちが切り替わるよう考えとくよ」

晴「好きにしろ。オレは……そうだ、今のうちサッカーしとこうかな……それじゃ」

P(oh...もはや諦めの境地か。4勝12敗1分まできてるからなあ)

P「さて、晴がまた俺のところにくるまでの間、罰ゲーム確定組へ道づれ候補を連れてきてやるとしよう。誰がいいかな――」


候補
↓1~5(コンマが一番高いのを採用)

P「というわけで幸子、君に決めた!」

幸子「何が『というわけで』なのかわかりませんが、ろくでもない目にあいそうなのが本能で察知できます!」

P「いやいや幸子、お前みたいなバラエティーに富んだ人材が必要だったんだよ」

幸子「どういう意味ですかそれは!? ボクはただただカワイイだけのアイドルだというのにその言い草はなんですか!」

P「今時カワイイだけならいくらでもいるんだよ。その中でも幸子は他にはない物を持ってるんだから、有効に活用しなきゃ。な?」

幸子「ボクの多才さに目を付けてもらえるのは悪い気しませんけど、そのボクに何をして欲しいと言うのですか?」

P「身体を張って勝利をもぎ取る姿を見せて欲しい」

幸子「やっぱりろくでもなかった! 帰っていいですよね?」

P「まあ待て。幸子が勝ち越した暁にはお前の望むものをくれてやろう」

幸子「……話を聞きましょうか」

P「今から他のアイドルらと3戦して勝ち越したら幸子の願いを叶えてやる。欲しいものとかしてほしいこととかあるなら何でも言うといい」

幸子「何でも? 嘘じゃありませんよね!?」

P(勝ち越せた奴が今のところいないというのは伏せておこう)

幸子「フフーン、そうですね……こんなことでもいいんですか?」

P「ああ。勝てたらな」


幸子の望み
↓1~5

P「え、お前結構スカイダイビング気に入ってたの?」

幸子「違います。今度はPさんに空の旅を楽しんでもらおうと思いまして」

P「断る」

幸子「ボクだって断りたかったのに飛ばされたんですよ! ボクがどれだけ心細かったことか、味わってもらおうかなと。ど、どうしても不安だというなら優しいボクが一緒に飛んであげますから」

P「……いいだろう。ただし負け越したら罰ゲーツが待ってるから気を抜かないように」

幸子「罰ゲーツ? あの、聞いてないんですが……」

P「ノーリスクで望みを叶えられると思うなよ? 幸子への罰ゲーツは……こんなもんかな」


罰ゲーツ候補
↓1~5

P「軒並み数値高いな……さすがアイドル芸人」

幸子「芸人ではなく芸能人です! エベレスト登頂ってどなたかを彷彿とさせるんですが」

P「お前の心の師匠、だろ?」

幸子「勝手に決めないでください! ボクは世界一カワイイアイドルなんですから、もっと丁重に扱ってくださいよ」

P「善処する」

幸子「遠回しな断り文句なんていりませんから!」

P「まあ待て、勝ったらいくらでも丁重に扱ってやるさ。さて最初の対戦相手は>>444、対決内容は>>447だ」

マリカ

P「マリオカート懐かしいなあ。64版よく遊んだわ」

幸子「64?」

P「ああ、俺が小さい頃に友達とよく遊んだゲーム機だよ。今はWii Uだっけか、それの三代前だから……俺も年取ったな」

巴「なあP、このハンドルはなんじゃ?」

P「コントローラーだよ。これなら多少は運転気分を味わえるだろ? 普通のコントローラーの方が操作はしやすいらしいけど」

幸子「お互い初心者でしょうしその辺の条件は同じにしましょうか」

巴「そもそもうちは何でこんなもん……まあ少しだけ付き合うたるわ。ん? なんじゃハンドルでバイクも操れるんか? ほぅ……」

P「……俺もついでに混ざっていいかな、童心に帰りたくなった」

幸子「なんだかただ遊んでるみたいになってきてますが、ボクはこの勝敗にいろいろかかってるので本気でいきますよ!」


勝敗は?
↓1幸子
↓2巴
↓3P

罰ゲーツとは何ぞと思いきや誤字ってましたね。おはずかしや…

巴「うちの勝ちじゃあ!」

P「くうぅぅ、2位か! トゲゾーってキノコで避けられるんだな……せっかくケツ追っかけてたのに」

巴「ダメ元じゃったが何とかなるもんじゃのう。懐刀ならぬ懐キノコじゃな」

P「もしかしたらゲームの才能でもあるのか? 紗南のライバル誕生だな」

巴「持ち上げても何も出んぞ? しかしたまにはこういうのも悪くないのう、帰ったらうちの若い衆にでも――」

幸子「……あのう、ボクのこと忘れてませんか?」

P「あ、すまん。存在感なかったからつい」

幸子「ひどい!? Pさんボクを何だと思ってるんですか!」

巴「せいぜい腕を磨いて出直してくるんじゃな」

幸子「あなたも初心者だったはずですよねえ!? 上級者みたいな貫禄出すのやめてください!」

P「なんというか、期待通りな展開過ぎてなあ。美味しいぞー幸子」

幸子「美味しいとか美味しくないとかいいですから、ボクを芸人さんみたいに扱わないでくださいよ! つ、次こそは勝って鼻をあかしてみせますからね……!」

P「おう、期待しようか。次の対戦相手は>>469、対決内容は>>472な!」

由愛

風景画

トランプタワー

由愛「トランプタワー……ですか?」

P「うん、完成までだと時間かかりそうだから制限時間内にどこまで積めるかを競ってもらう」

幸子「ボクのやる気を削ぐかのように神経を使う勝負ですね。まあボクのカワイさがあればなんてことありませんが」

由愛「……やらなきゃだめ、ですよね」

P「勝ったらいいこいいこしてやろう」

由愛「や、やりますっ……!」

P「よーしいいこいいこ」

幸子「ツッコみませんよ……いろいろおかしいけど精神統一するためにツッコみません……!」


勝敗は?
↓1幸子
↓2由愛

ここまでの登場キャラ

晴 VS 
時子 (のあ)  鈴帆  茜 アーニャ ありす  『法子』 小梅 (飛鳥) こずえ ヘレン ちひろ  (みく) (麗奈) 杏 若葉 春菜
飛鳥 VS 心 美玲 (菜々)

麗奈  VS クラリス  (梨沙)  光
幸子 VS 巴  (由愛)
()は勝利 『』は引き分け

P「……う、うん。制限時間内だからな、終了間際にどっちも全部倒れてすかさず一つ作った幸子が勝っても文句はないな」

幸子「フフーン、勝ちは勝ちです。勝利への気持ちの強さで勝てたも同然ですね!」

由愛「Pさん……ごめんなさい、私負けちゃいました……」

P「そう落ち込むな。ほらいいこいいこ」

幸子「なのになんでしょう、この試合に勝って勝負に負けた感は……。Pさん? 少し過保護じゃありませんか?」

P「いいじゃないか。ほれ幸子にもいいこいいこ」

幸子「……ま、まあさすがに勝者をないがしろにしないあたりはわきまえてると言いますか、Pさんがどうしてもボクを讃えたいのならもっとしてくれてもいいんですよ?」

由愛「私……勝ててないのにいいのかな……? でも、なんだか……えへへ」

P「変な空間になってきてるからそろそろやめとこう。それより幸子、3戦目にもつれ込ませるとはわかってるじゃないか」

幸子「あたかもボクがそう計らったかのような言い草ですけど偶然ですからね? バラエティーを意識してるわけじゃないですから!」

P「そんな幸子の運命を決める対戦相手は>>481、対決内容は>>484でしたとさ」

茄子

イントロクイズ

ブラックジャック

イントロクイズは二回目だけどどうなるの?

>>478
勝敗まとめありがとうございますー

>>485
安価神の本気が試されるところでした(白目

>>486
前回は飛鳥の時に懐メロででしたかね、まあ特に限定もしてないので大丈夫です

P「さすがに運用素はできる限り排除してやらんとな」

幸子「賢明ですね。ボクも負けの見えてる勝負はしたくありませんし」

P「だなあ、カジノとか行ったらイカサマ疑われて出禁もやむなし」

茄子「酷い言われようですねー。運だけの女と思わないことです♪」

P「ラスボス通り越して負けイベントにならなくてよかったな幸子」

幸子「嫌な予感はしますが、ここで安易に負けられるほどボクも伊達に世界一カワイイアイドルなんてやってません!」

P「えっ」

幸子「えっ」

P「……そ、それじゃあ準備してくれ」

幸子「Pさん? どうして目を逸らすんですか、ねえってば!」

茄子「お二人とも息ピッタリですね、私も負けてられませんよー!」


勝負は?
↓1幸子
↓2茄子

P「幸子が勝った……!?」

幸子「カワイイは正義、つまり最後に正義が勝つのは当然です!」

茄子「負けちゃいましたー。私もPさんに応援してほしかったですー」

P「いや、俺が付いてると負けるはず……だったんだが。やっとこさ運が向いてきたのかな」

幸子「Pさんにとっての勝利の女神はボクだったようですね! フフーン、もっと崇めてくれてもいいですよ!」

P「正直この結果は予想外過ぎた。ありがとうな幸子、ご褒美に関しては後日になるけど約束は守るよ」

幸子「わかりました。Pさんの空の旅、どんな反応するか楽しみですね……そ、その後はPさんの家に……」ゴニョゴニョ

P「今の俺なら何とかあいつも勝たせてやれるかもしれない。よっしゃ、俺達の戦いはこれからだ!」

茄子(ご褒美って何のことだろう?)


幸子編 一旦終わり

晴「うっす」

P「晴、厄払いしてきたぞ」

晴「何のことだよ?」

P「俺が付いてるアイドルは負けやすいというジンクスをだ。あろうことか幸子が打ち破ってくれた」

晴「あろうことか、ってひでー言い草だな」

P「残念なことに褒美を与えなければならない。そこでなんだが、幸子のご褒美をかけて晴と幸子にこれから戦ってもらおうと思う」

晴「オレが?」

P「今の晴の戦績では罰ゲームは免れないだろう? だから一旦ここで晴には罰ゲームを、幸子にはご褒美をかけて戦ってほしい。なに、急遽決めたことだから罰ゲームは今回用に新しく考えるつもりだ」

晴「よくわかんねーけど、リセットするってことか? んでジンクスとやらを克服したPとまた一からやれと」

P「うん。幸子との戦いが終わったら今度は何戦するか決めて、当初のご褒美と罰ゲームをかけてやり直す。心機一転だな」

晴「……まあ、だらだら続けるよりはいいか。でもいきなり罰ゲームかけてってのは気が乗らねーなぁ」

P「大丈夫、同じ罰ゲームにはしないから。あと多少は軽めにしてくれる……はず」

晴「サッカー関連は無しな、ほんと無しな!」

P「5戦して幸子が勝つ度に晴も罰ゲームが増えていくから気を抜くなよ。さて罰ゲームは――」


今回用の罰ゲーム
↓1~5

晴「旅館の女将とはまたオレにはハードル高そうなもん考えたな」

P「女性ならではの職業だし晴にとって良い経験になるだろう。俺まで付き合うことになってるのはよくわからんが」

晴「あとは――勉強会? 一日着ぐるみもまー散々ウサギの格好させられたし似たようなもんか」

P「全然違うと思うぞ。まあでもこんなもんか? 後は幸子にどれだけ勝てるかだ」

晴「今のPならせめて3勝はさせてくれるんだろ?」

P「……頑張れ☆」

晴「おい!」

P「さてご褒美&罰ゲームをかけた運命の第一戦目の対決内容は>>514な。晴、俺は信じてるぞ」

晴「まったくアテになんねぇ……」

ブレイクダンス

晴「ブレイクダンス!? マジで言ってんのか?」

P「大丈夫大丈夫、お前ら日頃からダンスのレッスンやってるんだから」

幸子「いきなり不穏当な流れを感じるのですが……あのですね、ピアノ弾けるからハーモニカ吹いてと言ってるようなものですよ?」

P「諦めんなよ! どうしてそこで諦めるんだそこで!」

晴「無駄に暑苦しくなってもキツイもんはキツイっつの」

幸子「振り付けとかもありますし、一朝一夕にできるものではありませんね」

P「わかったよ。それっぽい動きでいいから、ブレイクダンスについて一緒に少し勉強してどちらがよりそれっぽくできるかで勝敗決めよう」

晴「適当すぎねーか?」

幸子「基本だけでもできるようになるまで練習させられるよりかはマシじゃないですか? カワイイボクには似合わないのでさっさと切り上げたいです」

晴「……そだな、そうするか」


勝敗は?
↓1晴
↓2幸子

ここまで初戦の勝率0%って逆に凄いですよね

若女将&スカイダイビング決定

P「そこそこ様になってたしこれはイケるかもしれないぞ幸子!」

幸子「意外な才能にボク自身動揺を隠せません……」

晴「また一歩芸人への道へ踏み出してるよな。さすが芸人アイドル」

幸子「違いますってば! ボクに秘められた可能性をそっちに持っていかないでください!」

P「芸能界で生きていくなら多芸であればあるほどいいんだぞ? カワイイのに激しいダンス、ギャップもあっていい感じなんだがなあ」

幸子「カワイイだけでボクは間に合ってますから! ギャップとかいらないです!」

P「それはさておき、幸子のご褒美と晴の罰ゲームが1つずつ決まったぞ。えーと、幸子にはスカイダイビングと晴には旅館で若女将の一日職業体験だな」

晴「ジンクスはどうなったんだよP、ああ?」

幸子「スカイダイビングはPさんにもしてもらうのでいいのですが、次は……えっと、Pさんの家にお泊り、ですよね?」

P「そうだな。ちなみに晴は勉強会がかかってるぞ。いろんな意味でこれ以上晴には負けて欲しくないので頑張ってくださいお願いします。お泊りとかバレたらスキャンダルもいいとこ過ぎる……」

晴「そりゃ勝ちたいところではあるんだけどさ、さすがに自信持てなくなってきてるっつーか……なあ?」

P「さあ第二戦目は>>528だ」

晴「……ほんとに大丈夫なんだろうな?」

リアクション芸

晴「負け戦か」

P「負け戦だな」

幸子「待ってください。まるでボクがリアクション芸に長けているみたいになってますが」

晴「え、違うの?」

幸子「違います! 否定するのも疲れてきましたが、ボクは芸人ではありませんってば!」

P「芸(能)人だろ?」

幸子「()はいりませんよ! そもそもボクはこんなにカワイイんだから芸人路線はおかしいですよね!?」

P「いいんじゃないか?」

晴「ありだろ全然」

幸子「無しです無しです! ボクの望むアイドル像には一切合切無しです!」

P「何かもう既に実力発揮してるっていうか……なあ?」

晴「やる前から結果見えてるのは気が進まねーけど、流す意味でもさっさとやろうぜ」

幸子「……泣いてもいいですかね?」


勝敗は?
↓1晴
↓2幸子

P「三戦目いこう」

晴「ほんとにジンクス解消できてんのかよーP?」

P「解消できたと思った相手と戦ってるんだから手強い相手には違いないさ。そこを乗り越えて勝てると俺は信じてる」

晴「……このあと3連勝、だめでも2勝はさせてくれよな?」

幸子「自分自身をこんなに呪った日もありません。どうしてボクは勝ってしまったのか……」

P「勝って苦悩するってまたレアな絵面だよなあ。よし、第三戦目は>>541。晴、わかってるな?」

晴「今度は対等な勝負で頼む」

幸子「……いいですよ、お泊りが決まったしこの調子で全勝してしまいますから!!」

ボンバーマン

P「ボンバーマンか。マリオカートといいうずうずしてくるな!」

晴「ゲームならハンデとか特になさそうだな。あとはオレ次第か」

幸子「ゲームは苦手ですので今度はさすがのボクも苦戦しそうですね」

P「マリカはボロボロだったもんな、ゲーム慣れしてなさそうだったし」

晴「別にオレもそこまで得意ってわけでもねーよ。少しはマシかもしれねーだけで」

P「晴が勝ってくれればなんでもいいさ。それとボンバーマンの中でも個人的なセレクションだがSFCのボンバーマン4をやってもらおうかな、楽しいぞ~」

幸子「別にどれだって変わりはありませんし早くやりましょう」

晴「……え、Pもやんの?」

P「血が騒ぐからな! 懐かしいなあ、ストーリーモード用のパスワードで5656とか4622とか定番だったな……懐かしい」


勝敗は?
↓1晴
↓2幸子
↓3P

晴「よっしゃ!」

P「くっそ、負けたか!」

幸子「予想外に白熱しましたね。今回はボクもそれなりに出来ましたよ!」

晴「それよりだな、Pの言う通りに爆弾蹴っ飛ばし合ってたらエリア全体に爆風が撒き散らされたんだが」

P「4特有のボムなんだよ。そういやあったなーと思ってやってみたくなった」

幸子「それで全滅して引き分けとか、Pさん本当にただ遊んでましたよね」

P「自分が小さい時に遊んだものってやっぱり愛着あるからさ、はしゃげるものなんだよ。それに見てるばっかじゃ俺も退屈で」

晴「何でもいいけどPが勝ってたらどうなってたんだ?」

P「第四戦目は>>558だ。晴、この調子で追い上げるんだぞ!」

晴「聞けよ!」

スマブラ

晴「またゲームかよ! ……わかりやすいっちゃわかりやすいけどさ」

幸子「Pさん自分が楽しみたいだけだったりしません?」

P「いいじゃん仲良く遊ぼうぜ。スマブラはwiiのやつでいっか、64版はキャラ少なくてなあ」

晴「こういうのって最初から全キャラ使えるもんなのか?」

P「ハードやセーブデータ自体はうちのゲーマーからの提供だからその辺心配には及ばないぞ」

幸子「あの、あそこで仲間に入りたそうにこちらをみてますよ。せっかくですしみんなでやります?」

P「だめだ。これはお前たちにとっていろいろかかってる勝負なんだ、紗南には悪いとは思うが」

晴「じゃあアンタも抜けろよ……それか後で改めて混ぜてやろうぜ」

幸子「えっと、ボクはピカチュウにします。カワイイボクにピッタリですね!」

P「俺はリンクにするかなー。晴は決まったか? あ、道具は有りにしとこう。ストックは3でいいよな?」

晴「一番浮かれてるんじゃねーよまったく……オレはメタナイトでいいや」


勝敗は?
↓1晴
↓2幸子
↓3P

これ幸子と晴だけだったなら引き分けだったんだな

真面目にPが勝ったらどうしようか考えてませんでした
今回は引き分け扱いでいいですかねえ、Pいなかった場合でもそうなりますし

>>566
引き分けルールの適用パターンでしたね。見落とすところでした

P「すまん、つい」

晴「いや別にいいけどさ。この場合どうすんだよ」

P「うーん……引き分け?」

幸子「引き分けになると、ボクらのご褒美等はどうなるんですか?」

P「進展なしかな。お互い罰ゲームかかってる場合ならともかく、今回は晴が勝ったみたいな感じになる」

晴「おっ、儲けた。悪いな幸子」

幸子「ま、まあ既に2勝できてますし、ボクはそれで構いませんよ。できればあと1勝しておきたいところでしたが」

P「……しかしこれで晴の勝ち越す可能性が潰えた。でもまだ負け越すと決まったわけじゃない。頼む晴、俺のためにも次だけは負けないでくれ!」

晴「よく言うぜ、次はしっかり決着つけるから混ざるなよな」

P「第五戦目は>>573だ。1点を追うPK戦最後のキッカーの心境でいくんだぞ!」

晴「そんなにプレッシャーかかる場面か?」

箱の中に手を突っ込んで中身当てるやつ

P「箱の中身はなんだろな対決! 幸子の得意分野だな」

幸子「得意じゃないですよ!」

晴「見てる分にはいいけどやるとなると引くなこれ……」

P「んー、何いれようか。うちのアイドルと縁のあるものなら少しは当てやすいかな? リアクションを主な審査対象にして正解したら加点とかでもいいな」

晴「ますますオレの不利じゃねーかよ」

幸子「そんなことないですってば。……疲れてきましたね、早く始めましょう。ここにいると本当にボクの方向性が固まってしまいそうで怖いです」

P「悪かった、悪かったよ。じゃあ準備してくるから、交代交代でやるぞ。まずは晴からな、俺は中身を探してくる」


勝敗&箱の中身は?
↓1晴
↓2幸子

相変わらず空気の読めるコンマ神。どういうことなの

今後の展開についてですが
箱の中身を探るそれぞれの様子、罰ゲームとご褒美編
晴とPのリベンジ?編、飛鳥や麗奈も含めた罰ゲーム決定戦、罰ゲーム執行編

こんな感じになると思います。1000までには収まる、はず?

あれ、マイフレンズの方ですよね? まさかのぼっちの子の方?

晴「……なあ、箱動いてね?」

P「ヒントだな。動くものとなったら限られてくるんじゃないか?」

晴「手を突っ込むの余計怖いっつーか、や、やるぞ」

P「そんなおっかなびっくりならなくてもいいって。危険なのは入れてないから」

晴「当たり前だろ。……なんか生温かくてざらついてるような」

P「優しく触ってあげろよ、念のため」

晴「生き物か? 生き物なんだな? うー、何触ってたか確認したくねーや……うわっ!?」

P「どうした?」

晴「一瞬違う肌触りのものが……ひっ! やぁっ!?」

P「おお、晴から女の子っぽい悲鳴が!」ガタッ

晴「う、うっせーぞP! それよりこれ何なんだよ、2つ入ってねぇか!?」

P(ヒョウ君が舐め返してるだけなんだが、混乱してて頭働いてないな)

晴「タイム! 一回抜くぞ!」

P「一度抜いたらもう入れられないぞ?」

晴「そうなのか? ……うぐっ、な、何でもいいから抜く!」

P「あー。それじゃあ答えて貰おうか、箱の中身は何だろな? 制限時間10秒」

晴「10秒!? 聞いてねーぞおいこら! ちょ、待った――」

P「3……2……1……ブー、時間切れー。晴、落ち着いて考えてみろよ。事務所にあるものだぞ?」

晴「……あ、そういえば……思い当たるような」

P「多分それであってるはずだ。うーん、ちょっとリアクションも普通だったかなあ。幸子にお手本を見せてもらおうか」

晴「くっそー……」

幸子「お手本ってボクこんなのやったことないですよ!? 箱の中には入ったことありましたけど!」

P「経験豊富な幸子のことだ、勘が冴え渡ることだろうさ」

幸子「そんなものありませんから……と、とにかく手を入れますよ」

P「今回はもしかしたら難しいかもしれないな」

幸子「ひとまず生き物ではなさそうですが、何でしょうこれ。イヤな感じの弾力が……そして何故か懐かしさが込み上げてきます」

P「ここで幸子、衝撃の行動に出る!」

幸子「出ませんよ。というよりこの状態で何ですか衝撃の行動って」

P「笑いの神が舞い降りやすいように振ってみた」

幸子「プロデューサーさん、後でお話したいことがあります。真面目な話です」

P「お、おう……後でな。さてどうだ、わかったか?」

幸子「んー、大きめなのがあったり細かいのがびっしりと群れをなしてたり、自分で言っておいてなんですがわけがわかりません」

P「おー、なかなか的確な分析じゃないか?」

幸子「これで1つの物なんですよね?」

P「どう言ったものか、答えが浮かべば納得すると思うぞ」

幸子「妙な言い方ですね。事務所にあるものでこんな……そもそもこんなもの事務所にありましたか?」

P「あるんだなあそれが、気づかない人もいそうだが」

幸子「目立たないところ、フフーン。つまりカワイさのありあまったボクには縁のないところですね!」

P(これの持ち主とは縁があるけどな)ニヤニヤ

幸子「そうなるとボクがこの柔らかい物体Xを思いつくのは難し……あれ? 目立たない……日陰者……日陰……」

P「お?」

幸子「この柔らかい物をボクはどこかで……一時期いやというほど目にしてきたものだったりしませんか?」

P「見当がついてきたか? そのまま答えてもらってもいいぞ」

幸子「他に思いつかないので、ええ。決めました」

P「それじゃいってみよう。箱の中身は何だろな?」

幸子「……いきますよ。これは星輝子さんの――」

輝子「マイフレーーーーンズ!!」ガバッ

幸子「!?」

ドンガラガッシャーン

P(……持ってるなあ幸子)

P「勝手に持ち出したりして輝子に悪いことしたな」

幸子「二次災害に巻き込まれたボクへ言うことはありませんか?」

P「幸子、やっぱりお前持ってるよ。俺は確信した」

幸子「何を確信したんですか! 何も持ってません、ボクはこの溢れんばかりのカワイさしか持ってませんから!」

晴「オレもエンターテイメントってやつが何なのか分かりかけてきたよ。そういうことなんだな」

幸子「あなたまで何を悟り出してるんです!? こっち見ながら感心したような素ぶりするのやめてください!」

P「さて結果発表といこうか。残念ながら晴は1勝3敗1分、つまり罰ゲーム3つが決まった。逆に幸子はご褒美3つだな」

晴「結局こうなるのかよ……えっと、『旅館で一日若女将体験(P巻き添え)』『超☆風紀委員監修の年少組お勉強会』『一日ぴにゃこら太着ぐるみ』か」

幸子「ボクは『スカイダイビング』『Pさんの家にお泊り』『Pさんに一日何でも言うことを聞いてもらう』ですね」

P「勉強会が罰ゲーム扱いって今思うと可哀想だな清美」

晴「好きで勉強する奴なんていねーだろ……なあ?」

幸子「えっ?」

晴「えっ」

P「えっ」

幸子「ボク、嫌いじゃないですけど……おかしいですかね?」

晴「……ま、まーいんじゃね?」

P「趣味が勉強ノートの清書だったっけ。うん、そんな真面目な幸子も今では立派な芸人か」

幸子「Pさん、早速言うこと聞いて貰いましょうか。まずはボクの方向性から変えて頂きましょう」

P「ちょっと待った、先に晴の罰ゲーム済ませてそれからゆっくりスカイダイビングでも何でもしようじゃないか。その方がいいだろう?」

幸子「む……それもそうですね。せっかくだからお泊りしながら何でも言うこと聞いてもらいましょう、フフーン♪」

晴「つーか旅館なんて急に押し掛けても迷惑だろ。どうなんだ?」

P「その辺はうまくやるさ。よーし、俺も晴も忙しくなるな!」

晴「……本業そっちのけでな」

旅館と聞くと天城屋旅館しか思いつかない程度に女将だとかの知識ないので、どう書くか時間かかるかもです

『旅館で一日若女将体験』

晴「着心地が……ジャージじゃ駄目なのか?」

P「いいじゃんか、似合ってるぞ着物。こうしてみると晴もちゃんと女の子してる」

晴「してるしてないの基準がわかんねーよ。それよりさ、一ついいか?」

P「なんだ?」

晴「旅館探すの苦労したんだろうけど、何でわざわざオレの地元まで来てんだよ。なあ?」

P「沙織が地元戻った時の話を思い出してさ、出身地ならこういうの歓迎してくれるんじゃないかなーと」

晴「やりにくいんだよ! オレが来るなんて知ったら絶対冷やかしにくるだろ……家族とかさー」

P「女の子らしく成長していってる晴を直接見てもらったらいいじゃないか。ご家族もアイドルしてる晴の姿に喜んでいらっしゃるみたいだし」

晴「そりゃ勝手に応募するくらいだからな。あげくにこんな服きて女将やらされるとか、人生わかんねーよなあ」

P「小学生のうちに悟るようなことじゃないなそれ。まあでも、晴の成長を促せたみたいで今回の企画が間違いじゃないってことがわかった」

晴「なー、でもオレのファンって基本ロリコンじゃん?」

P「そ、それはどうだろう……統計とか取ってるわけじゃないから何とも言えないが」

晴「基本そんなもんだろ? で、そういう人らにオレが成長したって聞いたら、逆効果になったりしねーの?」

P「んー……微笑ましく思ってくれるんじゃないかな。本当にホンモノのロリコンさんだったらあと数年もしたら見向きもしてくれなくなる可能性はあるけど」

晴「……見た目の問題か」

P「それもある。合法ロリなる言葉があるくらいだからなー。珠美なんか小学生でもまだ通るだろ?」

晴「オレはまだまだ成長期だからな、すぐに160cmくらいいってやる」

P「女子の縦の成長ってそろそろピークじゃなかったっけ?」

晴「言うな! ……言うな」

P(晴の140cmって実際小4の平均なんだよなあ、150cmも危ういってのは黙っておこう)

晴「つか、そろそろ働いた方がいいんじゃねーの。ずっと喋ってばっかだったけどさ」

P「そうだな。そろそろ今日1日晴の面倒をみてくださる女将さんが来てくれる頃合だし、俺は俺で仕事の邪魔にならないよう、かつ晴の様子を見守れる立ち回りをしてるよ」

P(さて別行動になったとはいえ、俺は俺で仕事を手伝いながら晴に付かず離れずの距離を保つという謎の働きをしなければならない)

P(晴は女将さんの後に続いてお客さんの応対の仕方や身の振る舞い方、言葉遣いなど見よう見まねでこなしているようだ)

P(小さな若女将にお客さんのウケも上々、中にはアイドル結城晴だと気づいて握手や記念写真をねだる人もいた)

P(一通り朝の仕事を終えた頃にはぐったりしてたな。食膳を運ぶ晴の足元がおぼつかないようでハラハラしたっけ)


晴「つ、疲れた……」

P「お疲れ様。晴も知名度上がってきてるじゃないか」

晴「気づかれない方が面倒じゃなくていいわ、マジで。写真とかどうなんだよ?」

P「大丈夫だ。今日晴がここに来るって知ってる客はいないはずだから、晴目当てのファンとかなんか怪しいやつとかいないだろ? 混乱を招いたりしなきゃ何とかなるさ」

晴「まーな。あれぐらいで済むなら握手だの写真だのなんて喜んでやってやるよ」

P「既存のファンも大切にな? うん、わかるけどさ」

晴「……そろそろ次の仕事だ。いってくる」

P「おう、いってらっしゃい」


P(そして午後の部。あまり遅くまで働かせられないので夕食の支度の手伝いまではすることになった)

P(個人客へは食膳を運び、団体客へは広間への誘導。午前のうちに諸々の所作は身につけたらしく、存外スムーズにこなしてたな)

P(……そして、事件は起こる)

P(俺が秘密裏に流した情報により晴のご家族、結城家が泊まりにきてしまったのだ。それはもう晴の仕事ぶりをばっちり拝んでいたそうな)

P(もちろん後で晴から怒られるのは覚悟済み。それ以上にご家族、特に晴のお父さんには感謝されたからよしとしよう)

P(全行程が終わり、せっかくなので晴はそのまま家族のもとへ返すことに。俺は俺で別に部屋を取って明日晴と一緒に事務所へ戻ることにした)

P「そして風呂上がりの晴とバッタリ出くわしたのだった」

晴「誰に言ってんだ?」

P「何でもない。今日はお疲れさん」

晴「まさか家族旅行になるなんてオチが待ってるとは思ってなかったよ。罰ゲームだったよな、たしか」

P「いいじゃんか、それより浴衣も似合ってるぞ」

晴「うっせ」

P「せっかくだし卓球でもしていくか? それとも牛乳一気飲み?」

晴「もう眠いっつの。今日はいろいろ疲れた、露天風呂で寝かけたわ」

P「21時……子供は寝る時間だな」

晴「そんな子供でもねーだろ、来年中学だし」

P「晴もいずれ大人の女性へと成長していくんだよなあ。どうだ、将来のこと考えられてるか?」

晴「さあな。アイドルもまあ悪くねーかなって思うようにはなったけど、そんな先のことまで考えてねーや」

P「何にせよ今だから経験できることってあるからさ、今日のこともいつかどこかで為になるはずだ。大きくなってからいろいろやろうと思っても難しいしな」

晴「Pはオレにどんな風になってほしいわけよ。やっぱプロデューサーとしては、オレがアイドル続けて稼ぎ頭にでもなってたら万々歳か?」

P「トップアイドルになってくれたら嬉しいに決まってるよ。でも晴の人生は晴が決めることだから、アイドルも悪くないって言ってくれただけで今は満足してる」

晴「ふーん……」

P「長い付き合いになるといいな。それとももっと晴の良さを引き出せるプロデューサーに託したほうが、晴の為にはいいのか」

晴「ああ? 何言ってんだよ。別にアイドルなんて興味もなかったのに、アンタに預けられたから今も続けられてるんだ。途中で放ったらかすな、責任取れ」

P「……うっす」

晴「アイドル、さ。やってみてよかったよ。じゃあオレ寝るから、明日な」

P「おやすみ、晴。俺は牛乳飲んでから部屋戻るかな」

晴「あ、一人部屋で寂しいってんなら一緒に寝てやろうか?」

P「ぶふぉっ!?」

晴「なんてな。ははっ、じゃーな!」

P「おうふ……心臓に悪いことを言いなさる」

P(何より様子見にきたらしい晴のご家族っぽい方がずっとこっち見てたからなあ。下手なこと言ってたらどうなってたか……晴も愛されてんなあ)


『旅館で一日若女将体験』 終

こんなんでいいんだろうか

ではまた書き溜めてきます。勉強会は何をお勉強しましょうかねふひひ

どうでもいい話ですが晴について、男ばかりの家族で育った→家族で唯一の女性? なのかなーと妄想してたり

家族構成を早く明言してほしいところですね

『超☆風紀委員監修のお勉強会』


清美「えー、それでは出席を取ります! 遊佐こずえさん!」

こずえ「はーい……」

清美「横山千佳さん!」

千佳「はーい!」

清美「龍崎薫さん!」

薫「はい!」

清美「結城晴さん!」

晴「……うっす」

清美「以上4名、全員いますね。今日は風紀について一緒に学んでいきましょう!」

晴「風紀ねぇ、オレらそんなに乱しそうに見えるのか?」

清美「残念ながらアイドルというだけで、他の子よりも風紀を乱す一因になりかねません。ですよね、プロデューサー?」

P「まあな。有名人のつらいところだ。今はまだ実感なくてもそのうちわかる」

薫「せんせぇ、風紀って何ですかぁ?」

清美「風紀とはですね、えーっと簡単に言うと……みんなで規則正しい生活をするためのルール?」

P「魔女っ娘なんかも悪い敵が風紀を乱すから懲らしめてる、って考えればわかるかな」

千佳「むむっ、それならラブリーチカにとっても大事なことだね!」

こずえ「……こずえにもー?」

清美「もちろん! 誰もが風紀を守ってこそ健全で安心な社会を作っていけるんですよ!」

晴「でもオレらって乱す原因になるんだろ? それはどうすんだよ」

P「お前たち自身が正しく風紀を理解して守っていこうとしていれば、その姿勢は無駄にならないはずだ」

清美「その通りですプロデューサー! 私たちはアイドルだからこそ、率先して風紀を守らなければいけません!」

P「それではお勉強タイムはじまりはじまり~。終わったら起こしてくれ、眠くなってきた」

こずえ「ふわぁ、こずえもねるー……」

清美「ちょ、プロデューサーが率先して風紀を乱してどうするんですか! 起きてください!」

晴「……オレも寝たい」


 この後、超☆風紀委員に1時間みっちり風紀について学びましたとさ

P「お疲れさん。どうだ感想は?」

晴「言いたいことはわかる、かな。つってもオレら小学生だしな、ピンとこねぇっつーか」

P「風紀委員なんて小学校にないだろうしなあ。俺の通った中学高校にもなかったけど」

晴「ほんとにオレのせいで風紀が乱れるのか? 全然想像できねーよ」

P「風紀ってのはな、特に男女間の付き合いについての節度を言ったりするんだ。あとはわかるだろ?」

晴「わからん」

P「その自覚の無さもいずれ乱す原因になるんだぞ。同級生にアイドルや芸能人がいたら、みんな注目するだろう?」

晴「まーな。オレん時は冷やかされたりしたけどすぐ終わったし、何てことなかったぜ?」

P「それは周りのみんなが普段の晴のことを知ってたからだ。でもアイドルとしての晴しか知らない人にとっては、さてどうなるかな?」

晴「……めんどくせー」

P「あと、これはまあほんとにどうしようもないんだが、やっぱりアイドルともなれば異性の目を引きやすい」

晴「ファンもだいたいそうだしな」

P「そんな異性に注目される同性をよく思わない人も一定多数いる。女性は特にその辺怖いからなー気をつけろよー?」

晴「それこそ想像できねー……オレこんなだから」

P「いずれわかるさ。まあ、カッコいいアイドル目指すなら、もしかしたら同性にモテモテになってるかも」

晴「余計めんどくさそうだなそれ!」

P「風紀もむしろ乱れやすかったりして。同性ならそこまで遠慮しなくてすむというか」

晴「オレ……どんなアイドル目指したらいいのかな」

P「ああ、風紀の前に方向性が乱れつつある……」


『超☆風紀委員監修のお勉強会』 終

『1日ぴにゃこら太着ぐるみ』


P「今日はぴにゃこら太着ぐるみでちびっ子たちに風船を配ろう。着ぐるみのしんどさもいい経験だ」

ぴにゃ「……(暑い……サウナかよこれ)」

P「水分補給にちょくちょく休憩は挟んでもらう。体調に少しでも異変があれば遠慮せず言うんだぞ」

ぴにゃ「……(たしかにこんなのずっとやってたら脱水症状なるな。サッカーより汗かきそうだ)」

P「よし、それじゃそろそろ時間だ。いってこい」

ぴにゃ「……(う、動きにくい……いってくる)」


~~~~


P「晴、大丈夫か。気をしっかり持って水分摂るんだ! 俺は風を送ってやる」バッサバッサ

晴にゃ「あー……頭取るだけでも全然違うな……空気がうまい」

P「無理しないで撤収するか? 別にいいぞ、涼しい部屋で着ぐるみきてるだけでも」

晴にゃ「いいよ、やってやる。つーか着てるだけで何もしてない方がつらくね?」

P「晴がそういうなら任せるけどさ、ほんと気を付けてな? ……あ、迷えるちびっ子がこっち来そうだから頭被せるぞ」スポッ

ぴにゃ「……(中に酸素マスク欲しくなるぜ……)」


~~~~


P「晴でもこんなに消耗するんだな、着ぐるみって」

晴にゃ「せめて寒かったり涼しい日だったらマシなんだよ。暑いのだけが問題なん……いやそうでもねえな」

P「他にも何かあったのか?」

晴にゃ「いや、中に誰か入ってるなんて思ってない子はさ、容赦ねーっつか……全力でぶつかってきたりべたべた触られたり」

P「あー。黙って耐えるしかないもんな……子どもの夢を壊すわけにもいかないし。晴、偉いぞ」

晴にゃ「まー、バニーガールやった時に少しは慣れたからな。さてもうひと頑張り……P、頼む」

P「ほいよ」スポッ

ぴにゃ「……(でもこの暑さだけは慣れる気がしねーな、うん)」


~~~~


P「晴、お疲れさん。とっくに聞こえてないだろうがな」

晴「……Zzz」

P「とりあえず事務所に連れて帰って、それから……記念に貰ったこの着ぐるみ、晴が1日着たって触れ込めばどこまで高く――」


『1日ぴにゃこら太着ぐるみ』 終

晴「それで、どうすんだ? やっぱリベンジやるのか?」

P「このままじゃ終われないだろ。俺も晴も」

晴「そんなことねーけど、ここまで来ちまったしな。付き合ってやるよ」

P「よく言った。俺は幸子にご褒美やらないといけないから抜けるけど、すぐ戻ってくるし大丈夫だよな?」

晴「相手とやる事決まってんなら、何とかする」

P「じゃあ決まりだ。対戦相手は>>645、対決内容は>>648。俺は幸子のとこ行ってくるから、何かあったらちひろさんにでも頼ってくれ。健闘を祈ってるよ」

晴「そっちもな。スカイダイビングだったか? ちゃんと帰ってこいよ」

悠貴

パントマイム

幸子のご褒美と晴のリベンジ(全5戦予定)を並行してやっていきます

3戦終えた頃戻ってくるPに晴はいくつ勝ち星を稼げるのか楽しみですね(棒)

悠貴「えっとっ、私とパントマイムで勝負してくださいっ」

晴「……」

悠貴「? どうかしましたか?」

晴「いや、たしかオレの一個上だったっけ」

悠貴「そうですね、中一ですがなにか……?」←164cm

晴「……。不平等だよなあ……」←140cm

ちひろ「そしてPさんの代わりに公平な審判を務めますは私千川ちひろです! って始まる前から勝敗の決したムードが!?」


勝ったのは?
↓1晴
↓2悠貴

ちひろ「まさか本当に始まる前から決していたとは思いませんでしたが、悠貴ちゃんの勝ちです!」

晴「オレとしたことが……!」

悠貴「あ、あの、これからですよこれから!」

晴「慰められたー! 完敗だぜちきしょー!」

ちひろ「こうして少女は大人になっていくんですね……Pさん……!」

晴「いいからさっさと次の相手教えてくれ!」

ちひろ「次はぁ、っと。悠貴ちゃんPさんから聞いてる?」

悠貴「あ、はいっ。対戦相手は>>657で、対決内容は>>660だそうです」

晴「初戦落とすのにも慣れちまったな……ったく」

師匠

登り棒

『スカイダイビング』


バラバラバラバラ――...

P「今ごろ晴は何勝してるかなあ。負け越してないといいな」

幸子「雲の上まできて人の心配するのは勝手ですが、もしかして怖くないんですか?」

P「怖くないって言ったら嘘になるが、内心ちょっとやってみたかったり。幸子は涙目だったよなーあの時」

幸子「こんなの怖いに決まってるじゃないですか! 行き当たりばったりで変なことさせないでくださいよ!」

P「思えばあの頃から幸子の可能性を見出してたんだ。何だかんだ言いながらこなしてくれてさ、こんなカワイイのに」

幸子「な、何ですか急に……今さらボクがカワイイだなんてわかりきったことを」

P「空も飛んだことだし、並大抵のことなら幸子には大したことないだろ?」

幸子「それはまあ、ボクはカワイイだけのアイドルではありませんからね。今は自分の才能が怖いです。フフーン」

P「言ってくれるねー、頼もしいじゃないか。それでこそ幸子だ。そんな幸子と一緒なら俺、空の旅をもっと楽しめそうな気がする」

幸子「え? あの、今回ボクは飛ぶ気は……念のためと装備はしてますけど」

P「幸子。俺はお前の無限の可能性を信じてるよ」

幸子「……Pさん」

P「それじゃ、いっきまーす」ガシッ

幸子「あっ、ちょ、なにす――――――――」







この後幸子に泣き笑いながらめちゃくちゃ怒られた。


『スカイダイビング』 終

晴「? どっかから悲鳴が聞こえたような……」

愛海「うひひ……隙ありー!」ガバッ

晴「んなっ!?」 サッ

ちひろ「はいはーい、愛海ちゃんが今回揉むのはこっちねー」

愛海「えー!? こんな硬くて太いの揉みたくなーい!」

晴「揉むってのもおかしいけどな、登り棒だし」

愛海「勝ったら揉ませてくれる?」

晴「……こっちのが揉み応えあるんじゃねーの?」

ちひろ「こっち、って私!?」

愛海「決っまりー! ふへへ、あたし登り棒なんていつ以来かわかんないけど頑張れそう!」

晴「……自分に正直過ぎるだろ」


勝敗は?
↓1晴
↓2愛海(やる気最大、×1.2補整あり)

晴「あ、あっぶねー……」

ちひろ「激戦を制したのは晴ちゃんでしたー!」

愛海「あたしの4つのお山がああぁぁぁ……」

晴「4つ? オレも入ってるのかよ!」

愛海「てへっ☆」

ちひろ(プロフィールだけで言えば晴ちゃんって12歳組の中では一番大きいはずなのよねぇ。普段そうは見えないけれど)

晴「……変な視線を感じるんだが。もういいから次の相手教えてくれよ」

愛海「誰だったけなぁ、そうそう。相手は>>668>>671して勝負させるとかプロデューサー言ってたよ。ところであたしに少しばかり山登りさせてくれたりは……」

晴「却下」

愛海「ぐふぅっ!」 バタッ

みちる

オセロ

『Pの家にお泊り』


幸子「まったく……こんなに早くまた空の旅をすることになるとは思いませんでしたよ」

P「悪かったってばさ。それより何で俺ん家来てるの?」

幸子「お忘れですか? ご褒美2つ目です!」ドヤァ

P「ふむ。俺の家に泊まるのが幸子にとってご褒美とはなあ」

幸子「そ、それはほら、ボクも少し興味があったといいますか……一人暮らしの男性の部屋なんてなかなか来れるものじゃありませんからね」

P「あー、なんかリアルな意見だな。幸子から聞くことになるとは思わなかったけど」

幸子「他の皆さんは何か理由さえあれば、Pさんの家に行ってみようって企んでましたよ」

P「興味本位もそこまでくると迷惑だ……。ご覧の通り、人を迎え入れられるゆとりはない!」

幸子「たしかに散らかり過ぎですね……男性の一人暮らしともなるとこんなものなんでしょうか?」

P「人によるとしか。俺は忙しいから家のことおざなりにしてて、そういう人は結構多いとは思うが」

幸子「よければボクが片付けてあげますよ。というか、片付けさせてください。ボク自身が落ち着かないので」

P「そうか? じゃあその辺頼むよ。俺はこっち片付けるからさ」

幸子「わかりました。もうそこそこいい時間ですからね、ちゃっちゃと終わらせましょう」

――――――


P「……」

幸子「……」

P「湯冷めするから先に寝ておけとあれほど」

幸子「そ、それだとお泊り気分にならないじゃないですか!」

P「とはいえなあ、一応朝までてきとーに過ごそうか思ってたのに。漫喫とかいくらでもあるし」

幸子「いいんですよ、ボクが気にしてないんですから。……な、なんなら一緒にベッド入ります?」

P「それはアカン! 既に一歩踏み外してるけど健全に行こう、健全に!」

幸子「でもそれだとPさんが寝られないじゃないですか」

P「なあに最近暑くなってきたし雑魚寝で十分だよ。明日体が痛むかもしれないが、たまには悪くない」

幸子「……やっぱりご迷惑でしたかね?」

P「んー、そりゃな。マスコミにでもバレたらお前はともかく俺は社会的に終わる」

幸子「鬼畜プロデューサー、14歳のカワイイカワイイアイドルを自室に連れ込む、なんて感じの見出しでしょうか」

P「それぐらい取り上げられるほどなら幸子のアイドルとしての格が上がってるってことだし、痛し痒し? だな。ははは」

幸子「まだまだボクは現状に満足してませんからね? トップアイドルになるためにも、Pさんにはもっとプロデュースして貰わないと」

P「そのくせこんな危ない橋渡らせるんだもんな、気が気じゃないよ俺は。……まあいいや、わざわざ泊まり込むくらいだし色々話でもしようか」

幸子「もちろんそのつもりですよ。Pさんにお話したいことがたくさんあるんですから! ……まずはボクの今後の方向性についてですけどね――」


『Pの家にお泊り』 終

みちる「食べますか? 焼きたてですよー」

晴「あ、どうも。……え、フランスパン丸かじり?」

みちる「フゴフゴゴ、フゴゴ!(大丈夫ですって、美味しいですから!)」

晴「食いにくい……食ってるよ!? 相変わらず元気いっぱいに頬張ってるよこの人!」

ちひろ「さてさて、今回私は必要なさそうだけど見守ってるわね。オセロなら食べながら出来るし、ゆっくり味わったらいいんじゃないかな?」

晴「どうせならもっと食べやすいのがよかったな……あ、パン貰ったし先攻か後攻選んでいいぜ」

みちる「いいんですかー? それでは――」


勝敗は?
↓1晴
↓2みちる

晴「お、勝った」

みちる「負けちゃいましたー。頭に糖分が回ってませんでしたかねー」

晴「むしろ回り過ぎてるんじゃねーの? いつの間にかオレが貰った分までなくなってたし」

ちひろ「それはそうと2勝1敗ね、あと1回勝てば勝ち越しよ晴ちゃん!」

晴「ほんとだ! つかオレ初めて負け星より勝ち星のが多いんじゃね? ……あれ、目から汗が」

ちひろ「この調子でいきましょう! そろそろPさんも戻ってくる頃だろうし、Pさん喜んでくれそうですねぇ」

晴「やっぱりあいついない方が調子良かったりしてな……わかんねーけど。それで、次は誰と何競ったらいいんだ?」

みちる「フゴフゴ!(対戦相手は>>681、対決内容は>>684だそうですよー。頑張ってくださいね!)」

晴「フゴフゴに込められた意味なげーよ!」

笑美

ロシアンたこやき

そうですねー、では次回だけ数値の高い方(当たりを引いた方)が負けにしましょうか

『Pに1日何でも言うこと聞いてもらう』


P「これってさー、何でもってところがミソだよな。俺に選択権与えないみたいなところが」

幸子「たまにはそれぐらいしてくれてもいいと思いますよ。ボクに変な仕事持ち込んできたりとかしてるんですから」

P「ふむ、一理ある。それで俺に何をしてほしいんだ?」

幸子「……今日はボクだけのプロデューサーになってもらいましょうか」

P「えー。仕事が滞ったらどうしてくれるんだ」

幸子「大丈夫ですって、普段から1人で捌ききれないほどなんですから。困ったときは適時指示を出せばいいんですよ」

P「うちってそんな風に回ってたっけ。回ってたか」

幸子「ではいきますよ。今日はボクだけをみててくださいね!」

P「みんなにどう言い訳したもんか……」



P(とはいえ、それ以上何かを明白に言ってくるでもなく、普通に時間が過ぎていった)

P「もう少しわがまま放題なるかと思ってたよ。俺が言うのもなんだが、いいのか?」

幸子「ええ、ボクもこれだけはと思って初めにお願いしてから考えてたんですが、なかなか思いつかないんですよね」

P「謙虚なんだかそうでもないんだか。何でも、だから結構身構えてた」

幸子「ボクだって分別くらいありますとも。無理なことは言いませんよ、意味がありませんからね」

P「例えば?」

幸子「これに判を押せ、とかでしょうか」

P「……なんでこんなもん事務所に」

幸子「小道具ですかね? まあ、こんな機会にそういうことをしてもらわなくても、ボクはカワイイですから」

P「カワイイに全て集約できる幸子も幸子だよな。だからこそ幸子なんだが」

幸子「当然です。それよりも……普段してもらえないようなこと、を考えてました」

P「たしかに普段はこれだけ1人に付きっきりなんて出来ないな」

幸子「Pさんはこんなわがままを大したことないと思ってるのかもしれませんが、いずれわかりますよ。あなたを独占してることがどれ程のことか」

P「そうか?」

幸子「そうです。……言ってたら勿体なくなってきました。さあ次は現場まできっちりエスコートしてもらいましょうか! ボクだけのために!」

P「はいはい、わかりましたとも」



P(幸子に至れり尽くせりを味わわせてやることになった翌日、どうして幸子びいきだったのかと多くのアイドルに詰め寄られたのは別のお話――)


『Pに1日何でも言うこと聞いてもらう』 終

笑美「ウチにロシアンたこ焼きとはまた古傷を抉ってくるなあPはんも。まあええ、今度こそ美味しいところ持ってったる!」

晴「美味しいところってそういう意味かよ。別にいいけどさ、運ゲーなんて真面目にやりようもないしな」

P「うーっす」

晴「おっ、来たな。……なんでそんなやつれてんだ?」

P「しばらく俺の体がいくつあっても足りなくなるかもしれん……」

晴「……ドンマイ。それよりP、オレやっと勝ち越せたぞ」

P「なにっ!? 2勝1敗か、初戦落としてからの連勝? やるじゃないか!」

晴「いい加減負け飽きたっつーの。ほらっ、オレが勝つところしっかり見ておけよ」

P「見せてもらうさ。さあ次は何だったっけな、とにかく頑張れ!」

晴「おうっ!」

笑美「……や、やりづらいわー!!」


勝ったのは?
↓1晴
↓2笑美
(今回は数字高い方が負けです)

晴「ふごっ、うぐあああああ!」

P「晴ううぅぅぅぅ!!」

笑美「ちょーっ!? ウチが食べる前に当たり引かんといてーな!」

P「なんてこった……俺がきたばっかりにこんな漫画みたいな展開になっちまったってのか……?」

晴「ぐ……か、かれぇ……水……」

笑美「なかなか無いで? こんなん一発で引き当てるなんて」

P「……なんか誰も得しない結果になったな」

笑美「えっ、あーそうかもしれんね。あははー……(あー良かった、もっとアカンやつやったわこれ)」

晴「はぁ、ふぅ……。ま、まーこんなんだろうと思ったけどな、気にすんな。次勝てばいいんだろ?」

P「晴……! ああそうだ、最後にふさわしい舞台がお前を待ってるぞ。対戦相手は>>700、対決内容は>>703だ!」

川島さん

きらりのモノマネ対決

晴「ラストがこれかよ!」

瑞樹「あら、私じゃ不服かしら?」

晴「あ、いや相手じゃなくて、やることが……おいコラ!」

P「うちに所属する上ではある意味避けては通れない道だからな。晴、今まで積んできた経験を出し切るんだ!」

晴「出し切ってどうにかなるかこんなの!」

瑞樹「あー、あー。……はぴはぴすぅ?」

晴「」

P「川島さんはやる気満々だ。生半可な気持ちじゃ勝てないぞ!」

晴「……あー、もー! やってやるぜちくしょー!!」


勝ったのは?
↓1晴(吹っ切れたことで×1.3補整あり)
↓2瑞樹

補整なんていらんかったんや……おめでとう晴ちん

瑞樹「負けたわ。いい線いってると思ったんだけど、どうだった?」

P「ええ、どちらも迫真の演技でした。ほら晴、勝者然としてないと川島さんに失礼だぞ」

晴「ーー~~ー~ー~!!」バタバタ

P「自己嫌悪に苛まれてるな……でもよくやった。かわいかったぞ」

晴「鬱だ……試合に勝って勝負に負けた感じがしてならねぇ……」

瑞樹「でも一皮剥けたわね。今のあなたならすぐにでも女の子らしいアイドルにだってなれそうよ」

晴「!?」

P「川島さんもそう思いますか? 俺も今の晴ならカッコイイもカワイイも両立できるんじゃないかなと。むしろカワイイだけでもやってけるかも」

晴「な、なに言ってんだよ。聞いてねーぞそんなの!」

P「この短期間で立派に成長した晴をファンにも見せてやらないとな!」

晴「いらねーー!! そんなことのためにやってきたわけじゃねーっつの!」

P「まあまあ、それじゃ最後に聞いてみようじゃないか。お前のファンがどんな晴を望んでるのか」

瑞樹「楽しそうね。私も見届けていい?」

P「もちろん、ちょうどアンケート集計中だったんですよね。なあに、どんな晴でも受け入れてくれるって」

晴「勝手に話進めるんじゃねーよ! ……そ、それは別として気にはなっけどさ、カワイイのとかやだかんな!」

P「さて、次回の晴はどんな方向がいいですか、っと」カチカチ


どんな結城晴を見たいですか?
↓1~5

00~32…カワイイ
33~66…両立
67~99…カッコイイ

P「……意外とはっきり別れたな。そうか両立派はいなくてカワイイが望まれてるのか」

晴「ま、待てよ。カッコイイオレを望んでる声だって負けてねーだろ?」

P「ファンの中では晴のイメージが固まってるのかもな。というわけで晴、今の晴なら」

晴「いやだ……せっかく、せっかくカッコイイ流れが来てるってのに、こんなとこで逆戻りしてたまるか!」

P「ファンの期待に応えるのもプロの仕事の一つだ。大丈夫、悪いようにしないから」ガシッ

晴「いやだああああああああ!!」ズルズル

瑞樹「……若いっていいわね」



その後、公式ファンサイトにとびきりカワイイ晴の姿がアップされたとかしないとか

晴のリベンジ編 終

残りは飛鳥と麗奈の罰ゲーム決定戦
ラストに晴にご褒美をあげるところで終了となります

もうすぐ二ヶ月経とうとしててわろた

そういえば晴が勝てたらご褒美+Pに罰ゲームでした
最後は晴対Pのご褒美&罰ゲーム決定戦が必要ですね。なんとか1000までには終わらせます

やっぱりPも混ぜて3人で罰ゲーム決定戦します

P「さあお待ちかね罰ゲーム決定戦の開催だ」

飛鳥「誰も望んでないんじゃないかな?」

麗奈「ていうか、他は?」

P「ああ、どうにか勝ち越してしまってな。大丈夫だ俺も2人に混ざって罰ゲームを決めなきゃならない」

飛鳥「キミも?」

P「成り行きみたいなもんだ。3人で傷を舐め合おうじゃないか」

麗奈「これから蹴落とし合うのに何言ってんだか。まっ、今度こそ勝てばいいのよね勝てばっ!」

P「3人だし8戦、かなあ。負けるか二位同率だった人が罰ゲーム加算な」

飛鳥「たしか5つくらい候補があったね。どういう順に決めていくんだい?」

P「そうだな、後でまとめて何処かに書いておくよ」

麗奈「アタシは覚えてるわ。一回でも負けたら光の助手だったわね……」

P「まっ、誰しも一度は負けると思うがせいぜい頑張れ。じゃあ決めるぞー1戦目は>>725だ!」


罰ゲーム候補順リスト
・飛鳥
幸子の体当たりロケに同行
せかいれべる
うさぎの気持ちになるですよ
きらりの物真似(撮影あり)
イチゴパスタ完食

・麗奈
1週間光の助手
1週間イタズラ禁止
1ヶ月1日1善
ただしちひろさんにのみ悪戯してもよし
イチゴパスタ完食

・P
バナナ寿司十貫完食
二人で買い物(デート)に行く
年長者アイドル達にプロポーズドッキリ
Pの名前を記入した婚姻届(捺印済み)を事務所に2時間放置
サッカーボールになる

叩いてかぶってジャンケンポン

麗奈「3人じゃやりづらいじゃないっ!」

P「1人1人相手したらいいんだよ。何とかなる何とかなる」

飛鳥「そうか、キミは保身のためなら女子を叩くのも厭わない人だったんだ」

P「えっ、いや別にそういうつもりじゃ……」

麗奈「へー? 担当アイドルを力でねじ伏せようとしてたの。オトナ気ないってアンタみたいなことを言うのね、勉強になったわ」

P「……。わかった、ハンデをやろう。今回だけだからな!」

飛鳥「ふふっ、チョロいね」

麗奈「甘いわねっ! あーっはっはっはっ!」

P「チョロ甘ってか。この流れ本来は勝利台詞なんだけどなあ……」


勝敗は?
↓1飛鳥
↓2麗奈
↓3P(ハンデにより×0.8補整あり)

飛鳥「……」サスサス

麗奈「ねえ、ハンデをつけた上で本気出したわよね。そうでしょ? そうなんでしょ!?」

P「勝負の世界は厳しいのさ。俺が身をもって教えてやらないとな」

飛鳥「……」サスサス

P「……。まあ、その、少々やりすぎた。すまん」

麗奈「別にアタシは負けなきゃなんだっていいけど次からこの調子ってことよね。それなら……(バレなきゃイカサマじゃないわよね?)」

P「よからぬことを考えてないか、マジカルガール・フレイム? 2戦目は>>735だからな」

麗奈「アタシをその名で呼ぶんじゃないわよっ!」

飛鳥「……」サスサス

インディアンポーカー

麗奈「インディアンポーカー?」

P「カードを一枚引いて額の上に乗せるんだ。そうやって自分以外の数字が分かる状態で、自分の数字が勝てそうかどうか探りを入れ合う心理戦が始まる」

飛鳥「ふぅん。心理戦ってことは、ベットするかどうか選べるのかな」

P「そうだな、負けそうだと思ったら降りれる。面白そうだろ?」

麗奈「はたから見たら変な集団じゃない? しかも今度は3人じゃ物足りなさそうね」

P「そう言うな。やってみたら楽しいって、今度は頭脳戦だから誰にも勝機はあるぞ」

飛鳥「今度は遅れを取らないよ。こういうのは得意だからね」

麗奈「飛鳥、それフラグってやつよ。黙っときなさいって」


勝敗は?
↓1飛鳥
↓2麗奈
↓3P

P「……難しかったな」

麗奈「泥仕合もいいとこだったわね。勝ったからいいけどー?」

飛鳥「ねぇP、ボクって駄目な子だったのかな……」

P「勝負は時の運だって。まだ勝負は始まったばかりだしこれから負けなきゃいい。そうだろ?」

麗奈「あ、5つしか候補決めてないのに6敗以上したらどうなるのよ?」

P「そういうこと今言うなよ……そうだな、その時はその時かな。さすがにないと思うし」

飛鳥「早く次いこうよ、悪いイメージが付きまとう前にさ」

P「そうしよう。3戦目は>>743をするぞ」

指相撲

麗奈「だから3人でやりやすいのにしなさいっつーの!」

P「俺に言われても困る」

飛鳥「指相撲か……キミの手って大きいよね」

P「まあ、少なくともお前達よりはな」

麗奈「またそうやって自分に有利な勝負をさせる気なんだ。アンタなかなか悪党ねっ!」

P「大人は汚いんだ。残念だったなローティーンどもよ」

飛鳥「本当に悪の手先みたいになってるよ。なおさら負けたくないな」

麗奈「こういうあからさまに悪そうな奴ほど成敗される宿命なのよ、アタシにはわかるわ。でも今のPなかなかいいわね、タッグ組まない?」

P「タッグっていうとなんかプロレスでもやらされそうな響きだ……」


勝敗は?
↓1飛鳥
↓2麗奈
↓3P(体格により×1.2補整あり)

飛鳥「やっと勝てた……ふぅ」

麗奈「ひ、光の、光の助手、決ま……り?」

P「どんなに怯えてんだよ。二フラムで消し飛ばされそうなゾンビみたいな顔になってるぞ」

飛鳥「正義の魔女っ娘を演じきったぐらいなんだ、ヒーローの軍門に下るなんてわけないさ」

麗奈「あるわよっ! 大ありよっ! 他の誰でもなくアイツの下で働かされるなんて……!」

P「ライバルだからこそ下は嫌ってことか。うんうん、そんな事情も聞かなかったことにして罰ゲームは進行されるからな。覚えておけよ」

飛鳥「いつになく容赦ないね。未だに負けを知らない余裕の現れってやつかな?」

P「たまにはな。つっても俺だって出来れば負けたくないし」

麗奈「……くっ、こうなったらアタシだって! 4戦目は>>750でいくわよ! もう負けてやんないんだからっ!」

P「あっ、こら、勝手に決めるな」

ロシアンシュークリーム

P「ってなんだロシアンルーレット系か。完全なる運ゲーだな」

麗奈「当たりにはとにかく辛いものが入ってるらしいから、涼しい顔しようったって誤魔化せないわよ?」

飛鳥「そうこなくっちゃね。こういうわかりやすいの、嫌いじゃないよ」

P「しかしシュークリームを辛くしようとしたらこう、中身透けて見えたりしないかな」

飛鳥「P、覗きは犯罪だ」

P「その言い方は誤解を招くからやめてくれませんかね」

麗奈「3人同時に食べていくわよ。ここからレイナサマの快進撃が始まるんだからっ! 見てなさい!」

飛鳥「……フラグってやつだったよね、それ」


勝敗は?
↓1飛鳥
↓2麗奈
↓3P

P「……」モグモグ

麗奈「……」ムグムグ

飛鳥「……、こふっ、ガフッ! げほっげほっ!」

P(勝った……)

麗奈(なんでPに当たらないのよ!)

飛鳥「み、水……水をくれ」

P「食べ切るまではやれないんだそれが」

麗奈「アンタそんなにSっ気あったっけ? まあアタシとしては悪くないけど」

飛鳥「くっ……恨んでやる……!」

P「涙目で辛さに悶えながらシュークリームを頬張る飛鳥の図、なかなか貴重なものを見れたな」

麗奈「それよりそろそろ負けなさいよ! 盛り上がりに欠けるじゃないっ!」

P「はっはっは、負かしてみろ。俺は逃げも隠れもしないぞ」

飛鳥「……水……みず、を」ガクッ

麗奈「飛鳥ーーっ!?」

P「ほら、ここにスポーツドリンクあるからゆっくり飲んでろ。ちなみに5戦目は>>758な」

繝懊Φ繝舌?繝槭Φ

P「繝懊Φ繝舌・繝槭Φ」

麗奈「は?」

P「繝懊Φ繝舌・繝槭Φ?」

麗奈「いや、わかんないって。何語よ?」

P「あ、すまん。ついうっかり」

麗奈「うっかり!? アンタうっかりで謎言語出てくんの!?」

P「えっとな、>>765>>765

麗奈「待ちなさいよ、さっきの言葉は何なのよっ! ねえってば!」

飛鳥「水……♪」

坊主めくり

コピペしたら何故か•がついてきたでござる…

飛鳥「坊主めくり?」

P「えっとだな、百人一首の絵札を使って遊ぶんだ。ルールは簡単だぞ」

麗奈「またさっきみたいに変な遊び方しないでしょうね……?」

P「山札を順番に引いていって、男性が描かれてたらそのまま持ち札に。姫が描かれてたら捨て札を全部持ち札に、なければもう一度引く。坊主が描かれてたら手札を全部捨てる。これだけ」

飛鳥「えらく単純だね。他に何かルールはないのかい?」

P「あとはローカルでいろいろあるらしいが、とりあえずはこれだけでいいだろ。まっ、運ゲーだな」

麗奈「要するに引いていけばいいだけよね。さっさとやろうじゃないの!」


勝敗は?
↓1飛鳥
↓2麗奈
↓3P

飛鳥「……」

麗奈「さすがに同情するわ……」

P「敗北を知りたい」

麗奈「それより6敗が現実味帯びてきちゃってるわよ?」

P「うん、俺もまさかこんなに偏るとは思わなかったんだ。どうしようか」

飛鳥「もうどうにでもしてくれ……」

麗奈「……そりゃやさぐれもするわよね」

P「なるようになるさ。6戦目は>>778な」

>>759

P「マジカルバナナしようか、手軽に気楽にやれるぞ」

麗奈「マジカル?」

飛鳥「……バナナ?」

P「ジェネレーションギャップか……ええとな、リズムに乗って連想ゲームするんだよ。バナナといったらすべる、すべるといったら氷、って風にな」

麗奈「ああ、そうなの? 突然何を言い出すのかと思ったわよ」

飛鳥「今度は頭の回転が試されるわけだね。大丈夫、これならボクだって」

麗奈「飛鳥、もういい。もういいのよ……一緒にPを負かしてやろう、ねっ? 1人で抱えちゃだめよ、アタシがいるじゃない。ねっ?」

P「麗奈がどこぞの母性たっぷりなロリっ子みたいな包容力を……実は面倒見がいいって千佳達から聞いてたが本当だったみたいだな」


勝敗は?
↓1飛鳥
↓2麗奈
↓3P

P「麗奈よ、飛鳥を気にかけるあまり自身のことが疎かになったみたいだな」

麗奈「しまった……!」

飛鳥「くっ……ボクのせいで」

P「ふはははは、さらばだ麗奈」

麗奈「ってこれじゃアタシが正義のヒーローみたいじゃない! こんな役は光にでもやらせときゃいいのよっ!」

P「割りとノリ良かったけどなあ」

飛鳥「それよりも、このままだと本当にPに勝ち逃げされてしまうな。どうしてそんなに強いんだい?」

P「晴が自分との戦いに打ち勝ったんだ。俺も負けてられないなと思って」

麗奈「あー、周りの勝ち運を吸収してるのね。それでアンタにつかれたら負けたわけだわ」

P「……」ズーン

飛鳥「……7戦目は>>787でいいかな?」

麗奈「いいんじゃない? あ、それと別にアンタのために何かしたつもりなんてないんだからねっ!」

飛鳥「今日は属性が不安定だね。ボクも、Pもだけど」

カービィのエアライド

P「また現役中学生らしからぬチョイスだな、俺は好きだけどさこれ」

麗奈「レーシングゲームなのこれ?」

飛鳥「ただレースするだけじゃなくて相手のマシンを壊したり、上手く飛行してポイントを競い合ったりいろいろあるんだ」

麗奈「かわいい顔して物騒なことするのねこの丸っこいの。で、事務所にゲームなんて置いてあるの?」

P「もちろん、提供は我らがゲーマー様だ」

麗奈「……あそこの影から注がれてくる、すがるような目線が気になるんだけど」

P「今は真剣勝負中なんだ。何人たりとも邪魔だては許されない」

飛鳥「ハードから何まで借りておいて酷いよね。すっかり悪役が板についてるというか」

麗奈「まったく飛鳥はポンコツだわPはアタシ以上に悪ぶってるわ、まともなのがアタシしかいないわね」

P「麗奈の場合はまともになったと言うべきだけどな」

飛鳥「シティトライアルでいいよね? それじゃ、始めるよ」


勝敗は?
↓1飛鳥
↓2麗奈
↓3P

P「飛鳥きさま、このゲームやり込んでいるなッ!」

飛鳥「これでボクの6敗はなくなったようだね。Pにまたしても逃げられたが」

麗奈「め、目が回っ……うぅ」

P「3D酔いしやすいからなこのゲーム。麗奈も冷たい飲み物でも飲みながらゆっくりしとけ」

飛鳥「しかしどうにもPには敵わないな。せめてラストはPの苦手なことでもさせたいところだけど」

P「ここまできたら負けられないな。何でもいいよ、今なら負ける未来が見えないし」

飛鳥「なら8戦目は>>796で勝負だ。何としてでも逃がさないよ」

ボーリング

P「ボーリングか、ってさすがに事務所じゃできないな。移動しよう」

麗奈「アタシらの分も出してくれるのよね?」

P「出すよそれくらい。そこまで落ちぶれちゃいないって」

飛鳥「今度こそ膝を地につけさせてみせるよ。覚悟するんだね」

P「おおこわいこわい。つってもボーリングじゃ自分との戦いみたいなもんだしな」

麗奈「アンタにも弱点くらいあるでしょ? そろそろ尻尾を出してもいい頃よね」

P「どうだかな。決着はボーリング場でつけようじゃないか」


勝敗は?
↓1飛鳥
↓2麗奈
↓3P

P「完全勝利。今なら空も飛べそうだ」

麗奈「吐き気を催す邪悪ってアンタのことを言うのかもしれないわね。そういう意味では負けたわ……」

飛鳥「オトナなんて嫌いだ……」

P「確認しとくけど飛鳥5敗の麗奈3敗だよな。それと飛鳥、見事なフラグ建築士っぷりだったぞ」

麗奈「傷口に遠慮なく塩塗りたくるわねアンタ!?」

飛鳥「いいんだ……もう、いいんだ。ボクは負けた。それだけだから……」

P「新ジャンルれいあす。これは流行る」

麗奈「流行んないわよ! ……はぁ、でアタシは何したらいいんだっけ?」

P「麗奈は『1週間光の助手』『1週間イタズラ禁止』『1ヶ月1日1善』だな」

麗奈「あー、どうせなら4敗してた方が得だったじゃない。もしくは2敗で止まってれば同じようなもんだし……」

P「んで飛鳥は『幸子の体当たりロケに同行』『せかいれべる』『うさぎの気持ちになるですよ』『きらりの物真似(撮影あり)』『イチゴパスタ完食』の全部だ」

飛鳥「……」

麗奈「えげつないわね……けどアタシのなんて1ヶ月に及ぶんだしそう思えばマシじゃない?」

P「すかさずフォローを入れるレイナサマまじ天使」

麗奈「う、うっさいわね本来アンタの仕事でしょーが!」

飛鳥「ボクはこの戦いを経て何を得られたんだろうか……教えてくれ、P」

P「んー、意外と付け入る隙が多かった、ってところかな。普段あんなに涼しい顔して小難しいこと並べ立ててる飛鳥が実は大したことなかった、みたいな?」

飛鳥「……っ」ダッ

麗奈「飛鳥っ!? 逃げちゃ駄目よ! ここで逃げたらPの思うツボなんだから! 現実を受け入れなさい!」ガシッ

P「順次罰ゲームを遂行してもらうとしよう。麗奈はともかく飛鳥も、いいな?」

麗奈「いつか吠え面かかせてやるんだからね……!」

飛鳥「もう好きにしてくれ……」

なんかいろいろキャラ崩壊してしまって申し訳ない

『うさぎの気持ちになるですよ』


P「飛鳥、新衣装でのLIVE良かったぞ。蘭子とのユニットも思った通り相性抜群だな」

飛鳥「彼女とは年も同じだし、お互い高め合えそうだよ」

P「それは何より。まだまだLIVEは始まったばかりだ、頑張れよ」

飛鳥「ああ、そのつもり……なんだけど」

P「どうした?」

飛鳥「何故ボクはこうしてうさぎの着ぐるみを身に纏っているのかな、と」

P「それはもちろん負けたからさ。俺に」

飛鳥「……。大事なLIVEを控えてるのに士気を下げてくれるよね」

P「しょうがないだろう、俺も飛鳥がうさぎの着ぐるみ着る前にこんな大役が任されるなんて知らなかったんだから」

飛鳥「えっ、ボクの担当じゃなかったのかい? あれ?」

P「さて飛鳥、うさぎの気持ちにはなれたか? うさぎと言えば年中発情期みたいなイメージあるがそれはさすがにアレだしな。ただ着ているだけでは駄目だぞ」

飛鳥「うさぎの気持ちと言われてもな。一つだけ言えるとしたら、キミの前から早く逃げ出したいね」

P「脱兎の如く?」

飛鳥「駄目かな? 存外恥ずかしいんだ、こんな格好。いつ人目に付くかもわからないし、何人かにはチラ見じゃすまないくらい見られたよ」

P「まあ罰ゲームだしな。存分に拝ませてもらう」

飛鳥「キミの記憶に留めるくらいなら仕方ない、諦める。……でもその手に持っているカメラは何のつもりだい?」

P「ファンともこの貴重なメモリーを共有してようと思って」

飛鳥「やめて」

P「いいじゃんいいじゃん、かわいいよその格好も」

飛鳥「やめて」

P「そんなに嫌か、わかったわかった。その分堪能させてもらおう」

飛鳥「……堪能って言われてもな。これ以上どうしろというんだ。何をするにも周りの視線が気になって仕方がないんだよ」

P「なら続きは俺の家で楽しませてもらおうか。この前の(幸子のお泊り)で吹っ切れた」

飛鳥「っ!? 人目にはつかないけれど、ボクをどうするつもりさ?」

P「めちゃくちゃ可愛がってやろうじゃないか。罰ゲームで負けたことを後悔するほどに」

飛鳥「……ま、まぁ罰なら仕方ないか。キミの部屋に、ね。ふぅん……罰なら仕方ないよね、うん」

P「ちゃんと遅くなる前に送って帰すからな。さあ行くぞ!」



翌日、何故か飛鳥の士気が上がってましたとさ

『うさぎの気持ちになるですよ』 終

せっかくSRきたのでネタ浮かんだこれだけでも

『イチゴパスタ完食』


P「おまちどう」コトッ

飛鳥「聞きしに勝る色物だね」

P「そう言うな。これを好き好んで食べてる奴だっているんだ」

飛鳥「食べてみないことには、か。しかしこれわざわざ作って貰ったのかい? それともキミが?」

P「作って貰ったよ。お前のイチゴパスタが食いたい(俺が食うとは言っていない)って頼んだら、ついでとか言いながらすぐ作ってくれた」

飛鳥「食べにくいよ。これはキミが食べるべきだと思うんだが」

P「大丈夫だ。三人前くらい一気に作ってくれてな……しかもその場でいくらか食わない訳にはいかなくなった。あの目は反則だ」

飛鳥「それで、どうだった?」

P「ケッコウナオテマエデ」

飛鳥「大衆受けしそうにはないと思ってたよ」

P「そういうの飛鳥は好きそうじゃん」

飛鳥「どういう意味かな。……気は乗らないけど仕方ない。食べるよ」

P「ぐいっといけ、ぐいっと。……どうだ?」

飛鳥「……」

P「赤いパスタと対照的に顔が青ざめていってるぞ。大丈夫か?」

飛鳥「……。前衛的すぎて、ボクにはついていけないみたいだ」

P「全部食べてもらうけどな。当然」

飛鳥「食指が動かないよ……」

P「それでも食べてもらわないと。食べられないってんなら無理やり食べさせる」

飛鳥「食べさせる?」

P「しょうがないだろう、罰ゲームなんだし。ほら口開けろ。いくぞー」

飛鳥「う、うん……」





???「……」ギリリ

『イチゴパスタ完食』 終

『1ヶ月1日1善』


P「これを渡しておこう」

麗奈「? 何よ、このノートは」

P「正直1ヶ月も付きまとって良いこと何をしたかなんてカウントできないから、それに書きためて報告すること。いいな?」

麗奈「わかったわよ。……ん? ということは」

P「言っておくがズル出来ないよう、事務所のアイドルに何かをするってのを条件指定しておく。嘘ついたらバレるからな」

麗奈「うっ……わかったわよ! やればいいんでしょやれば!」

P「それじゃ、今日からな。誰に何をしたかちゃんと書いておくんだぞ。オフの日を考慮して1ヶ月毎日は無理だから30日分でいいから、わかったな?」



麗奈「ったくめんどくさいわねぇ、なんだってアタシがこんなこと……」

麗奈「別に誰に何してもいいのよね? 毎日ちびっ子たちと遊んでやろうかしら」

麗奈「……身体がもたないか。ま、てきとーにやったろうじゃないの」


↓1~
(1レスにつき1つ、誰にどんな善行をしたか30個分募集します
キャラは何度被っても構いません。何をしたかも同様に被ってOKです
なお、善行に思えないものは弾きますのであしからず)

例:暇してる千佳を構ってあげた
 :具合の悪そうな飛鳥を介抱した

そんなにすぐ埋まらないと思ってたので自分の中では連投前提でした
残り半分ですかね、よろしくお願いします

そろそろ30いけそうですね。何個か弾きますが

――しばらくして


P「麗奈。そろそろ30日分はやったか?」

麗奈「やってやったわよ。はいこれ、ノートに全部書いてあるからなんなら確認してきたら?」

P「ほう、まあ1つずつ確認していこうか。えーと最初は……仁奈と着ぐるみ着て遊んだのか?」

麗奈「手始めにちびっ子と遊んでやったわ。……着るのは面倒だったけど」

P「次はありすと料理の特訓?」

麗奈「なんでもP――誰かさんが独り占めしたくなるほど美味しいもの作れるようになるって息巻いてたから、からかいがてら味見役してあげたのよ」

P「次は悠貴に先輩として指導か。ほうほう」

麗奈「同い年だし、気兼ねなくていいでしょ? アイツなら誰とでも合わせられそうではあったけどね、謙虚だし」

P「そして紗南とゲームで勝負か。あいつ喜んだろうなあ」

麗奈「いろいろ溜め込んでたらしいわね。アンタ達に構ってもらえなかったって拗ねてたから仕方なくよ? 仕方なく」

P「菜々にマッサージ……か、そんなに疲れてたのか菜々」

麗奈「どうも高校生には思えない反応ばっかりだったわ。面白いからからかったけどマジなリアクション多かったわね」

P「つーぎーはー、魚嫌いを治しににゃんにゃんにゃんと回転寿司?」

麗奈「この辺から周りのアタシを見る目が生温かいものに変わってたのに気付いて気持ち悪かった……お寿司に連れてかれたついでよ、ついで」

P「なるほど。お次は文香の本棚整理の手伝いね」

麗奈「便利屋とでも思われ出したのか、頼まれてついていってみたらこれよ。こういうのこそ悠貴にやらせなさいっつの!」

P「(身長足りなかったのか……)おっ、くるみのボディガードか。これは喜ばれたんじゃないか?」

麗奈「まあねー。アイツ抜けてるし恩を売っておいたっていうか。案の定勘違いしてアタシを尊敬の眼差しで見つめてくるのよ、アーッハッハッハ!」

P「はいはい。ん? こずえの着替えを手伝うって急に内容が地味になったな」

麗奈「疲れたのっ! それに見ててイライラするのよね、もたもたしすぎなのよ。だから手伝ってやった、それだけ」

P「ブリッツェンと遊んであげたのか。イヴも喜んだだろうな」

麗奈「だんだん人を相手にするのが辛くなってきたというか、ね」

P「次は、ヘレンの靴磨き!?」

麗奈「よくわかんないけど世界レベルに媚び売ったらどうなるか、逆ドッキリの感覚でやってやったわよ。あの日の夜は……思い出したくないわ」

P「だんだんネジが外れてきてるな。次はクラリスのボランティアの手伝いか」

麗奈「まさかこのアタシが聖女の手先に成り下がる日がくるとはね……この辺ヤケになってたと思うわ」

P「良いことのし過ぎで狂ってきたのか。お次は……ん? 水道水をビンに詰めるちひろさんの手伝い?」

麗奈「あっ、水道水ってのは内緒だったわ。忘れて」

P「何やらとんでもないことを聞いてしまった気がする……。えー、幸子にカワイイと言ってあげた」

麗奈「こんなんで善行になるならいっかなーと思って。目を白黒させながら調子に乗ってたわよアイツ」

P「意外な相手に褒められて動揺したんだろうな幸子も。今度は若葉さんを大人だと褒めたのか」

麗奈「まーチョロかったわよ。大人だからーとかいってこの後カフェでパフェおごってもらったわ」

P「嬉しかったんだなきっと。えー次はうたた寝してた楓さんにタオルケットを掛けた、か。いいねー心温まるねー」

麗奈「たまたま目に入っただけだから! アタシはこの屈辱の日々を早く終わらせたかったのっ!」

P「そんなこと言いつつ、今度は法子に新作ドーナツを差し入れに持ってったのか。手間がかかってるように見えるけど?」

麗奈「アタシが食べるついでよついで! だ、代金2割マシで請求してやったんだから! いいザマね!」

P「嘘乙。次は……魔女っ子軍団復活か、というか主に千佳のためかな?」

麗奈「せがまれて仕方なくよ。別にアタシは魔女っ子っなんてもうこりごりだし? ただまあ遊び相手くらいにならなってあげるわよ、アタシの代わりにフレイムは務まらないらしいからね」

P「やっぱり面倒見いいんだな麗奈。……で、またありすに料理で付き合ったのか」

麗奈「どうしてあんなにイチゴパスタにこだわるのかしらね、自分の創作料理だから? 少しはマシなものに改良されてる……はずだから、食べてやんなさいよね」

P「お、おう。次は疲れてる光に膝枕、だと!?」

麗奈「そ、そうよ? 正義の味方すらも手なずける悪の権化ってのもいいじゃない? それだけだから、それしかないから!」

P「わかってる、うん。わかってるよ。さて次は杏の代わりにネトゲでレアドロップ探し?」

麗奈「マウスでクリックするだけの簡単な仕事とか言われてやってみたら、ほんとにそれだけでつまんなかったわ。終わった頃に血相変えて喜ばれたから何か良いもの拾ったのかもね」

P「物欲センサーというか、こういうビギナーズラックってよくあるんだよな。……それで、このむつみとエジプトのピラミッドに冒険の旅ってなんだ?」

麗奈「てきとーに返事してたらそういうことになってたのよ。……冗談よね? 本当に連れてかれたりしないわよね?」

P「さあな、でもパスポートだけは用意しておけ。この頼子と美術館巡りも同じような流れか?」

麗奈「そんなとこ。近場のところなんだけど今回は誰かと行きたかったらしくて、アタシが槍玉に上がったわけ。……アタシって今どんな風に周りから思われてんのかな」

P「どうなんだろうなー。さて次は、拓海の猫を探してあげたのか」

麗奈「暇だったからちょうどよかったのよ、なんか事務所で居心地いいのが逆に居心地悪かったし。……動物相手してる方が楽よね、ほんと」

P「次は雪美のペロのブラッシングを手伝ったのか」

麗奈「猫って結構かわいいじゃない? アタシの数少ない癒し要素になってたわ」

P「でも次は犬を飼ってるアイドルの代わりに散歩に連れてったんだな」

麗奈「猫がいなかったからしょうがないのよっ! 外に出たくて犬をダシに使っただけだから、大した意味はないから」

P「そうかそうか。えー、次は裕美のアクセサリー作りの手伝いだな」

麗奈「手伝いっていうかあれこれ口出しただけよ。出来たらくれるとか言ってたけど… 別にそんなつもりなかったのに」

P「日頃の行いってやつだな。それで、この愛海粛清隊の手伝いってのは何なんだ?」

麗奈「さあ? おいたが過ぎるからって結成されたらしいわよ。アタシはくるみの時ので目を付けられたとか。いい迷惑だわ」

P「いいじゃないか、愛海は俺にも止められないからどんどん自警してくれ。次はマストレさんの特性ドリンク作りに協力か」

麗奈「さすがに効果てきめんだったわね。つい飲みすぎてその日の体動かすレッスンは出来なかったけど、結果オーライ?」

P「オーライかそれ? で、このほたるの不幸を全部ブロックって出来たのか?」

麗奈「ドリンクの効き目なのか何でも出来る気がしてただけよ。結果は……いうまでもないわよね。あれは人の手には余るわ、善処はしたけど」

P「グッジョブ。これで30日分は終わったのか、でも最後に蘭子の絵のモデル?」

麗奈「なんだか堕天使が転生したとかなんとかよくわからないこと言ってたわ。何もしないですむならって承諾しただけ。アタシも慣れないことし続けて疲れてたからね、数え忘れよ」

P「なるほど。きっと蘭子だけじゃなくてみんな麗奈が生まれ変わったんじゃないかって思ってるだろうな」

麗奈「どうしてくれんのよ! イタズラしにくくなったじゃない!」

P「まあまあ、今までみたくイタズラしてもいいぞ。ただみんなは麗奈も根は良い子なんだって認識をはっきり持ってしまってるだろうけどな」

麗奈「」

P「よかったな麗奈、多少のイタズラなんて愛嬌だとみんな思ってくれるから遠慮なくイタズラできるぞ」

麗奈「ハメられた……! どうしてくれんのよ、それじゃつまんないじゃない!」

P「はっはっは、なにせ罰ゲームだからな。よいではないか」

麗奈「……いいわよ、それならアンタにイタズラし続けてやるんだから。四六時中狙われてると思いなさい! 眠れない夜を過ごすといいわ!」

P「やれるもんならやってみるんだな。とにかく1ヶ月分お疲れ様、イタズラよりも良いことして感謝された方が気持ちよかっただろ?」

麗奈「それはそれ、これはこれよ。人から感謝だなんてアタシのキャラじゃない!」

P「そうやって少女は大人になっていくのだった……完」

麗奈「雑!? 締めるならちゃんと締めなさいよ!」


『1ヶ月1日1善』 終

『せかいれべる』


P「今日はせかいれべるか」

飛鳥「意味がよくわからないんだが、ボクは何をしたらいいんだろう」

P「世界に匹敵する何かをしようってことだな。飛鳥の世界レベルなところといえば」

飛鳥「唐突に言われても思い当たらないよ」

P「んー。その中二的イタさとか?」

飛鳥「」

P「飛鳥といえば中二、中二といえば飛鳥だろ。ちなみに蘭子の場合は厨二かなあ」

飛鳥「世界レベルでイタいって言われるとさすがにへこむな……」

P「世界の中二の代表だぞ。もっとシャキッとしないと」

飛鳥「あまり誇れたものじゃないと思うんだけどね。……仮に、ボクがその世界レベルだったとしてそれからどうしたらいいんだい」

P「そうだな、やっぱり世界レベルの人間の日常というか私生活というか、一般人からすれば気になるものだと思うんだよ」

飛鳥「うん? まぁ、そうかな」

P「飛鳥の場合は普段どんなラジオ聴いてるのかとか、どんな漫画を描いてるのかとか。これから突撃調査しようかなと」

飛鳥「キミは思春期の繊細なハートを踏みにじるつもりなのか?」

P「俺はただ罰ゲームにかこつけて飛鳥の部屋に転がり込もうかなって」

飛鳥「…………いや、駄目だ。素直に言えば何でも許されるわけじゃないんだよ」

P「ちょっと興味あるけどな、世界レベルの中二がどんな部屋に住んでいるのか」

飛鳥「普通の部屋さ。でも簡単に人をあげられる場所じゃない。ボクらにとって自室は聖域みたいなものだからね」

P「そうか、まあさすがに年頃の女の子の部屋に上がり込むつもりはなかったけどさ。少し期待したくらいで」

飛鳥「フフッ、残念だったね。……それで、この罰ゲームにどうオチをつけるのかな?」

P「ここで有志から託された1冊のノートを取り出そうと思う」

飛鳥「ん? ……それはっ!?」

P「あ、これ飛鳥のだったのか。中身は知らないけど、きっとこの中には将来の黒歴史になりそうなものがあったりしてな」

飛鳥「か、返して! それは駄目だ、世界が終わる!」

P「はっはっは~ほれほれ」



必死に取り返そうとする涙目な飛鳥としばらく戯れたとかなんとか。

『せかいれべる』 終

『1週間光の助手』


P「というわけで、今日から1週間麗奈をこき使ってやってくれ」

光「なるほど、味方に一時加入してる間に更正させればいいんだな! アタシに任せとけって!」

麗奈「更正ってどういう意味よ! ったく、しばらくつまんなくなりそうね」

P「そりゃあ罰ゲームだからな、頼んだぞ光。少しでも麗奈がおとなしくなってくれさえすればいいから」

光「おう!」

麗奈(早く1週間経たないかしら……)



そして何事もなく平和な日々が過ぎていった



光「……」

麗奈「もうすぐ1週間ね。何もしてないけどいいの?」

光「麗奈……アタシ、気付いちゃったよ」

麗奈「ん? 何をよ」

光「悪がいないと、正義もいらないんだなって」

麗奈「そりゃあそうよ。アンタの好きなヒーローってそういうもんでしょ? 何かが起きたら駆けつけるんだから、何も起きなきゃそれまでね」

光「そっか。アタシは麗奈がいるからここでヒーローらしくやってこられてたんだ」

麗奈「アタシは好きでイタズラしてるだけだから知ったこっちゃないけど。もしこのままアタシが良い子ちゃんになったら……光も用済み?」

光「」

麗奈「ま、アタシに限ってそれはないか」

光「れ、麗奈……」

麗奈「ん?」

光「これからも、少しはしていいからさ……ずっと麗奈のままでいてくれないかな」

麗奈「ちょっ、ヒーローが容認してどうすんの!? そういうのマッチ……マッチポンプって言うんだっけ? とにかくしょぼくれてんじゃないわよ!」

光「アタシがここでヒーローを続けるためには麗奈が必要なんだ!」

麗奈「知らないっつの! ちょっ、やめなさいってこっちくんなー!!」


P(……どうしてこうなった)


『1週間光の助手』 終

『きらりの物真似(撮影あり)』


P「さ、いつでもいいぞ。カメラの準備は出来てる」

飛鳥「ボクの心の準備は全く出来てないよ。本当にやるのかい?」

P「凛だって放送中にやったんだ。これぐらい出来なくて次世代のシンデレラガールは担えないぞ」

飛鳥「……撮影っていうけど、撮ったらそれをどうするつもりなのか聞いておきたいな」

P「それはもういろいろと。いざという時に使わせてもらうよ」

飛鳥「弱味? ねぇ、弱味に使うの? そこまでしてボクをねじ伏せたい?」

P「まあ待て。ここでこのカメラに収まってる他の映像を見せてやろう」

飛鳥「ろくでもなさそうだよね、ってこれは」

P「ああそうさ。きらりの真似をしている晴だ。ついでに川島さんも」

飛鳥「川島さんはともかく本当に彼女がこれを?」

P「本人がヤケクソだった割にはよくできてるだろ? 晴だって出来たんだ、飛鳥にもできるさ。川島さんはともかく」

飛鳥「……。わかったよ、やるよ。上手く出来るかはわからないけど、それがボクに課せられた罰だというなら報いを受けるさ」

P「そうこなくっちゃな。さっ、決意が揺らがないうちに始めよう。バッチこい!」

飛鳥「……に、にょ、にょわー?」



なお出来は凛レベルだった模様

『きらりの物真似(撮影あり)』 終

『1週間イタズラ禁止』


P「そういうわけだ。実質2週間だったな」

麗奈「ストレスで死にそうよ、なんとかしなさい」

P「イタズラを卒業するつもりはないみたいだな。……なんか光の視線が怖い」

麗奈「アイツなりにアイデンティティーかかってるみたいだからね、アタシには関係ないけど」

P「事務所の全員が証人だから気を抜くなよ。それじゃ仕事仕事」

麗奈「はぁ、早く魔女っ子の時に溜まってた分発散したい……アタシもレッスンいこ」

麗奈(イタズラ禁止、かぁ。……ん? イカサマは禁止されてないのか。ふふん、ならちびっ子達にアタシの恐ろしさを思い知らせてやろうじゃない!)



ちひろ「最近ますますお姉さんっぷりに磨きがかかりましたねぇ、麗奈ちゃん。率先して小さい子達と遊んであげたりして」

P「イタズラ出来なくて余ってるエネルギーが良い方向にむきましたね。どうもトランプとかしてると容赦なく勝ちにいってるみたいで大人気ないですが」

ちひろ「負けなしですもんね。それでもみんな麗奈ちゃんを慕ってるみたいだしいいじゃありませんか」

P「……何か余計なスキルが磨かれつつある気がしてなりませんが、目を瞑っておきましょう」



麗奈「……」

P「ん? どうした麗奈、急に元気なくしたりして」

麗奈「張り合いがないっていうか、虚しくなったっていうか……」

P「そりゃイカサマして勝ち続けてるのに気付かれず凄いとかさすがとか、一切疑われずに褒めそやされたりしたらそうなるわな」

麗奈「気付いてたんなら止めなさいよ。馬鹿みたいじゃない」

P「誰も損してないしいいかと思って。せっかく本当はいいお姉さんで通り出してるのに」

麗奈「アタシの評価って今そんななの!? くっ、これだから純粋なちびっ子達は……!」

P「でもまあ、みんな物足りないらしいぞ。元気のないお前を見てやっぱりイタズラしない麗奈は麗奈じゃないって言ってた。特に光が」

麗奈「……。明日からイタズラしてもいいのよね?」

P「ああ、派手にぶちまけたらどうだ? 準備するだけなら構わないから」

麗奈「そっ。なら久し振りに、レイナサマ復活祭の準備といこうじゃない! アーッハッハッハ、げほっごほっ……」



翌日、正座させられてる麗奈の姿を見つめるみんなの眼差しは温かかったとかなんとか

『1週間イタズラ禁止』 終

『幸子の体当たりロケに同行』


幸子「……」

飛鳥「やぁ、今日はよろしく」

幸子「……どうも。それよりこんなロケがあるなんて聞いてませんでしたけど……急に決まったとプロデューサーさんはおっしゃってましたが」

飛鳥「企画自体は前からしていたみたいだね。今のキミの実力ならイケるって言っていたよ」

幸子「イケるって何がですか!? そしてなぜあなたも一緒なんですか! いろいろとわかりませんよ!」

飛鳥「ボクは(罰ゲームのせいで)ゲスト出演ってところかな。まぁ、諦めなよ」

幸子「諦められませんよ! あなたがゲストってことはボクはこれからずっと、こんなことやらなくちゃいけないみたいじゃないですか!」

飛鳥「いいじゃないか、お茶の間に笑いを届けられるんだよ?」

幸子「笑顔は届けたいですけど笑いは取り扱ってませんから!」

飛鳥「それより今日のロケは何をしたらいいんだったかな」

幸子「あなたもだいぶマイペースですね!? ……えっと、きらりさんを友情タッグで押し倒せ、だそうです」

飛鳥「えっ、体当たりってそのままの意味だったのかい?」

幸子「ボクに聞かれても困ります。なかなかの無理難題ではありますが」

飛鳥「……きらりさん、か。最近出来た古傷が痛むよ」

幸子「古いのか新しいのかどっちなんですか。それで、きらりさんと何かあったんですか?」

飛鳥「本人とは何もないよ。ただボクの黒歴史が刻まれた遠因ではあったかな」

幸子「よくわかりませんが、やるだけやってみましょう。さすがに2人がかりならフィジカルで引けは取らないでしょうし」

飛鳥「コンビネーションが鍵だね。大丈夫さ、キミとボクならやれる」

幸子「どこからそんな自信が湧いて出るんですか……わかりましたよ。ボクについてきてくださいね!」


↓1~2
(↓1コンマ+↓2コンマ)ー(↓1と↓2の差分)が100以上で成功

きらり「負けないにぃ☆」ボヨーン

幸子「」

飛鳥「跳ね返された……!?」

幸子「あと一本及びませんでしたね……。どうします?」

飛鳥「どうって、倒せるまでやるものなんじゃないのかい?」

幸子「ここで企画倒れしてくれた方がボクには都合いいんですよ」

飛鳥「……失望したよ。キミの芸人魂はその程度のものだったのか」

幸子「芸人じゃないですってば! わかりましたよ、もう一度だけですからね?」


↓1~2

きらり「にょわー☆」ドーン

幸子「ひでぶっ!」

飛鳥「さっきより手応えがなかったよ。手を抜いたりしてないよね?」

幸子「そんなことは……」

飛鳥「もう一度、もう一度だ。次で終わらせよう。ここで決めてこそアイドルだろう?」

幸子「アイドルって何でしたっけ……。わかりました、今度こそやってみせましょう!」


↓1~2

きらり「むぇー」ドカーン

幸子「たわらばっ!」

飛鳥「くっ、ここまでか」

幸子「なんかボクばかり吹き飛ばされてて納得いかないんですが……」

飛鳥「さすがに体力が尽きてきたね。どうしようか」

幸子「いいんじゃないですか? 企画倒れということで」

飛鳥「それじゃ駄目だ。ここで成し遂げられなかったらボクは……またダメな子認定されてしまう……」

幸子「どちらかというと既に残念な子じゃありません?」

飛鳥「いくよ幸子、ボクがボクであるために負けられないんだ!」

幸子「ちょっと、聞いてます?」


↓1~2(ラスト)

きらり「むきゃー☆」バーン

幸子「あべし!」

飛鳥「くっ、駄目か」

幸子「……思うに全然息が合ってなかったせいじゃないですかね」

飛鳥「たしかに即席過ぎたね。あぁ、良いところ全然なかったなボク……」

幸子「どうしてそこまで落ち込んでるのか理由はあえて尋ねませんが、元気出してください」

飛鳥「キミが芸人扱いされるのと同様に、ボクもこの数日ですっかりダメっ子扱いさ。どうしてこうなっちゃったんだろう……」

幸子「宿命じゃないですか?」

飛鳥「」

幸子「……あ、やっぱり無しで。ボクが芸人扱いされるのも宿命みたいで嫌ですね。やっぱり無しにしてください」

飛鳥「ボク達は世界に抗えなかったわけか。フフッ、何とも滑稽だね」

幸子「ボクの話聞いてます?」

飛鳥「あぁ、床が冷たい……」



その後、2人のダメっぷりが案外ウケてコーナー化が決定されたのは別のお話

『幸子の体当たりロケに同行』 終

P(さて、遅くなったけど渡さないとな)

P「晴。約束のご褒美を持ってきたぞ」

晴「んー? ああ、すっかり忘れてたぜ。そういや何をくれるのか聞いてなかったな」

P「晴にご褒美といったらやっぱりこれだろ。ほれっ、W杯日本戦のチケット」

晴「!? マジで! 観てきてもいいのか!?」

P「そのためのチケットだしな。いいよ、現地までついてってやるから好きに使え」

晴「コートジボワールに負けたし少し興味失せてたところだったんだよな。でもスタジアムで観れるってんなら話は別だ!」

P「嬉しそうだな」

晴「当然だろ、こんなのくれるなんて思ってなかったしな! オレのスケジュールは調整してくれてるのか?」

P「まあな。気兼ねなく応援に行けるぞ。パスポートは持ってるか?」

晴「バッチリだぜ!」

P「じゃあ、いくか」

晴「おう、オレ達(日本)の戦いはこれからだ!」


スレタイ閃いてから勢いだけでここまでやり切りました

スレタイ通り自分より強い相手と戦うわけですから負けがちなのはいいとして、こんなに負けなくてもよかったかなーと

前作より1ヶ月早く完結出来たので個人的には満足です
読んでくれた方とコンマ神、ありがとうございました

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