ゆり「神について探る為にそろそろ新しいオペレーションを考えたいのだけれど……」
ゆり「何年も戦線を続けているだけあってネタ切れなのよね」
ゆり「何かいい案は無いものか……」
ゆり「……そうだ!」
次のオペレーション名:↓1
内容:↓3
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1444031406
おっぱい
ksk
オペレーション:アルバトロス
セックス
ゆり「オペレーション名はおっぱい、内容はオペレーション:アルバトロスよ!」
遊佐「……何言ってるんですかゆりっぺさん」
ゆり「あら遊佐さん、居たの」
遊佐「はい。ゆりっぺさん、気は確かですか」
ゆり「正直なんでこんな事言ったのか自分でも分からないけれどビビッと来たんだから仕方ないわ!」
遊佐「そうですか。……ところでゆりっぺさん、その内容はどういう意味なのですか」
ゆり「遊佐さん、アルバトロスって何だと思う?」
遊佐「知らないで決めたのですか? ……そうですね、私が思うに、アルバトロスとは」
遊佐の考えるアルバトロスの意味:↓2
男性メンバーをボールにして人間ゴルフ
アホウドリ
遊佐「アホウドリではないでしょうか」
ゆり「アホウドリって、鳥の?」
遊佐「はい。確かアルバトロスとは、アホウドリの英名ではないでしょうか」
ゆり「そう……じゃあ、次のオペレーションでは、皆でアホウドリを捕まえに行きましょうか」
遊佐「分かりました。……あの、ゆりっぺさん」
ゆり「何?」
遊佐「オペレーション名を、オペレーション:アルバトロスにした方が良いのではないでしょうか」
ゆり「いいえ、おっぱいのままで行くわ」
遊佐「……そうですか」
ゆり「明日、オペレーションを行おうと思うわ」
今の時期:↓2
申し訳無いですが、まだ1stBeatプレイ出来ていないので、アニメか漫画版の時系列に合わせた回答をお願いします
ksk
音無が加入する数日前
校長室
ゆり「皆集まったわね。本日のオペレーションは……オペレーションおっぱい!」
大山「お……おっぱい・・」
野田「ゆりっぺ! それは……な、何をするんだ・・」
ゆり「そうね……オペレーション:アルバトロスという意味ね」
藤巻「あ……アルバトロス? 何だそりゃ 」
ゆり「つまり、皆でアホウドリを捕まえに行こうという作戦よ」
高松「それにどのような意味があるのですか?」
ゆり「よくわからないけれど、アホウドリって大抵海で見るわよね」
日向「そうなのか?」
ゆり「そうなのよ。そして、そんなアホウドリが海はない筈のこの世界に居たとしたら……どういうことか、分かるわよね?」
大山「実はアホウドリは山に住む鳥だったって事?」
ゆり「違うわよ! この世界はただ山奥にある学校を切り取っただけの場所なのか、それともただの学校に見せかけて環境からしている筈もない生物が存在するような世界なのか、それが分かるのよ」
日向「それ分かってなんか意味あるのか?」
ゆり「神を暴き出すにはこの世界について調べる事も重要な事じゃない。岩沢さん、今回は陽動も必要ないし、人手は多いほうが良いからガルデモメンバーにも参加するように言っておいて頂戴」
岩沢「了解」
日向「なあゆりっぺ。そういやなんでアホウドリ探すのにオペレーション名がおっぱいなんだ?」
ゆり「さあね。なんか文句でもあんの」
日向「いや……別に」
ゆり「取り敢えず、ガルデモメンバーを連れて、13:00にここに集合よ」
13:00
校長室
ゆり「全員集まったわね。じゃあ今回アホウドリを探すにあたって、チーム分けをするわ。裏山を探すチームと、川を探すチーム、ギルドを探すチームよ」
ひさ子「いやギルドにはまず居ないだろ……」
ゆり「念の為よ。じゃあ、適当に決めたメンバーを発表するわ」
参加メンバー
ゆり、野田、藤巻、日向、大山、高松、松下、TK、椎名、岩沢、ひさ子、入江、関根
裏山:↓1+2 複数回答有り
川:↓3+4 複数回答有り
ギルド:どちらの安価でも選ばれなかった人達
川と裏山、どちらでも選ばれてしまった場合は、裏山のメンバーになります
ガルデモメンバー
椎名
ゆり、日向、松下5段
野田と大山以外
裏山:岩沢 ひさ子 入江 関根 椎名
川:ゆり 日向 松下 藤巻 高松 TK
ギルド:野田 大山
ゆり「という訳で、このメンバーで今回の作戦を遂行するわ。裏山はガルデモメンバーと護衛の意味も兼ねて椎名さん。川は私とここに書いてる男共。ギルドは野田くんと大山くんよ」
椎名「……わかった」
野田「俺は……ゆりっぺと同じ班では無いのか……」
ゆり「野田くん、ギルドの捜索は貴方に一任するわ。よろしく頼んだわよ」
野田「! わ、わかったぞゆりっぺ!」
大山(……なんだか嫌な予感がするなあ)
ゆり「それと、アホウドリの捜索中、このビデオカメラで周りの様子を撮っておいて欲しいのよ。ギルドの方は野田くんと、裏山のほうは、そうね……ひさ子さんにお願いするわ」
ひさ子「あ、ああ」
野田「ゆりっぺ! 俺はなんでもやるぞ!」
ゆり「ありがとう、じゃあ大山くんとギルドで捜索とビデオカメラの件、お願いね?」
野田「わかった! 行くぞ大山!」
大山「うわっ、首が苦しいよ野田くん!」
野田「では、行ってくる!」
ゆり「……野田くん達も行った事だし、私達の行きましょうか」
ひさ子「おう、じゃあ私達も裏山に行ってくるわ」
関根「では、お邪魔しました〜」
入江「し、失礼しました……」
松下「では、俺達も行くとするか」
藤巻「ああ、行くか……」
TK「Get up and go!」
ゆり「……遊佐さん。例の件、お願いね」
遊佐「了解しました」
ゆり「それじゃあ、……オペレーション、おっぱい。スタートよ」
遊佐「本当に、何故そのオペレーション名にしたのでしょうね……」
裏山
椎名「私が先導をしよう」
ひさ子「おう、よろしくな椎名っち。じゃあこっちは後ろでじっくり捜すとするか」
入江「分かりました。……あの、ひさ子先輩。実は、アホウドリってどんな鳥なのか、見たこと無いんですけど……」
関根「あほー、あほーっていう鳴き声の鳥を捜せば良いんだよみゆきち! 多分!」
岩沢「ふふふふんーふんー……ここの前で転調するべきか……」
椎名「……あさはかなり」
ひさ子「……大丈夫かな、コイツら……」
川
ゆり「……ふっふっふ」
高松「ゆりっぺさんが悪魔のような笑みを……」
日向「どうしたんだよゆりっぺ」
ゆり「……どうやら、ギルドの二人がトラップの引っかかったようね」
日向「ギルドって……野田と大山かよ! トラップ解除して無かったのかよ!」
ゆり「今回、ギルドの二人は陽動なのよ」
藤巻「アホウドリ捜すんじゃ無かったのかよ」
ゆり「何言ってんのよ、ギルドにアホウドリなんか居るわけ無いじゃない」
日向「いや、そりゃそうなんだけどさ……」
ゆり「ギルドの二人の真の役目は、天使と、あと教師の誘導なのよ」
松下「教師までもか?」
ゆり「ええ。今回、ギルドの奴らに言って、二人がギルドを通るのに使うであろう通路を、途中で封鎖したの。そして、遊佐さんに天使と教師をその封鎖された道まで誘導するように指示しておいたわ。そこに仕掛けてある罠は、二人で引っかかった後の状態に戻すことが可能な作りよ。二人の後を歩く天使は悉くそのトラップに引っかかって、天使がそのトラップを破壊することによって後の教師はトラップに引っかからない……完璧な作戦だわ」
ゆり「そして、職員室の教師を全員職員室から出し、空になった職員室にて遊佐さんに神に通じる資料を探ってもらうわ。そして神やこの世界について探ろうという事なのよ」
日向「随分と遊佐頼みな作戦だな……」
ゆり「これで計画は完璧ね、じゃあ私達はアホウドリを探しましょうか」
ギルド 入口
大山「ここからギルドに入るのも久しぶりだよね」
野田「体育館は授業中で使えないからな」
大山「アホウドリを捜せば良いんだよね?」
野田「ああ、そしてその一部始終をこのビデオカメラに撮影し尽くす事こそ、俺の使命だ!」
大山「じゃあ、取り敢えず進もうか」
野田「ああ、行くぞ」
ビーッ ビーッ
大山「ん、この音は……」
ギルド 入口付近
遊佐「……二人は無事トラップにかかりましたね」
遊佐「それでは、天使をギルドに誘き寄せに行きましょうかね」
遊佐「……作戦を開始します」
どこの様子を見るか:↓1
①裏山
②川
③ギルド
④遊佐
3
ギルド
ガシャン!
大山「檻が落ちてきたよ!」
野田「トラップは解除されてなかったのか・・」
大山「そういや、ゆりっぺはギルドにトラップの解除を頼んだとは言って無かったね。……忘れてたのかな?」
野田「取り敢えず、こんな檻などこのハルバートで破壊してやる」
大山「あっ、ちょっと待ってよ。確か、この檻って合言葉言えば開くんじゃなかったっけ?」
野田「そうだったかか……?」
大山「野田くんも一緒に作ってくれたじゃん! とにかく……『神も仏も天使もなし』」
ヴイーン
野田「おお、開いた」
大山「どうする? ゆりっぺの所に行ってトラップ解除するように言ってもらう?」
野田「……いや、ゆりっぺは俺にここの捜査を任せると、そう言った」
野田「ゆりっぺに余計な手間をかかせる訳にはいかない。このまま行くぞ、大山!」
大山「えー? ゆりっぺの所に戻った方が良いと思うんだけど……仕方ないなぁ」
大山(でも、ゆりっぺがトラップの解除を忘れるなんて……そんなことあるのかな?)
大山「次にあるトラップは、確か大回転する廊下だっけ」
野田「ああ、トラップを仕掛ける最中うっかり罠に引っかかり楽しそうにしていたゆりっぺを今でも覚えている」
大山「そんな事あったっけ……じゃあ、解除方法とかあったっけ」
野田「確か……」
トラップの解除方法:↓1
ツイスターゲーム
アニメ終了から5年くらい経つのにAngel Beats!って愛されてるな
Charlotteは…
野田「ツイスターゲームだ」
大山「え?」
野田「ツイスターゲームで勝てば扉は開く」
大山「回ってる廊下でツイスターゲームやるの・・ っていうか、誰に勝てばいいの・・」
野田「ゆりっぺの最高記録にだ」
大山「……回った床でやったゆりっぺの最高記録に?」
野田「止まった床でやったゆりっぺの最高記録にだ」
大山「無茶だよ! なんでそんな解除方法にしたの・・」
野田「ツイスターゲームをやっているゆりっぺが見たくてつい……」
大山「しかも野田くんが発案したの・・ よく通ったねその案! とか言ってる間に廊下に着いちゃったし……」
ガタン
『侵入者を二人確認。ゲームを開始します』
ギュルルルルル!
大山「遊佐さんの声だ……って回転速っ!」
野田「やるしか、ないようだな……」
大山「で、でも、速すぎて、床の、円が、よく分からないし……おえっ」
野田「吐くなよ」
大山「大丈夫だけど、ものすごく吐き気催すもんこのトラップ……っってかなんで野田くんそんな平気そうなの・・ おかしくない・・」
野田「いや、俺も、今にも吐きそうだ……」
『プレイヤー1、右手を赤』
大山「始まっちゃった! どうする?」
野田「俺が行こう。……うおおおぉぉぉぉぉ・・」
グサッ
大山「なんでハルバート床に突き立てたの・・」
野田「生憎、右手はビデオカメラで塞がって、いるのでな!」
大山「それ手置いた判定になるの・・」
『……プレイヤー2、左足を青』
大山「つ、次は僕か……ってだから見えないって! 取り敢えず青いところに置ばいいの・・」
野田「大山、早くしろ!」
大山「……きっと、ここまで皆とやって来れた僕なら、行ける筈だ。……ここだぁ!」
『プレイヤー1、左手を赤』
大山「や、やったぁ!」
野田「この調子で行くぞ!」
大山「……ぼ、僕たち、意外に、ツイスターゲーム得意なんじゃない・・」
野田「まさか、ここまで来るとは……」
『プレイヤー1、右手を緑』
野田「………はあっ!」
大山「うわっ・・ ……ぼ、僕が手置いてる所に思いっきりハルバート突き立てるのはやめてよ!」
『……プレイヤー2、右足を赤』
大山「……きたあ!」
『………ゲームクリア。トラップを解除します』
ヴイーン
大山「床が、止まった……う、うええぇぇぇぇぇぇ」
野田「ぐっ、……ぐえぇ」
15分後
大山「やっと吐き気も収まってきたね……」
野田「思いっきり吐いたからな」
大山「床の掃除も終わったし、行こうか。次は、なんだっけ」
野田「知らん」
大山「……あー確か、次迷路だったような気がするよ」
野田「そんなの作ったか?」
大山「うん。行き止まりに即死トラップ付きの」
野田「どうするんだよそれ」
大山「右左左右右左左右って繰り返して進んだら出れるようになってるよ。ほら、入り口があそこに……あれ、入り口の前に何かない?」
野田「ああ、こいつは……」
迷路の入り口にあったもの:↓1
自動で敵を撃つマシンガン
野田「マシンガンだ」
大山「なんだこんな所にマシンガンが?」
野田「ギルドの奴らが忘れてったんだろ」
ピーッ
『敵を二体感知しました。攻撃を開始します』
野田「遊佐の声……こいつも罠か!」
大山「なんでこういうのの声は遊佐さんなの!? ……って、うわぁ!」
ヴイーン
大山「照準が勝手にこっちに向いた!? どうなってるのさあれ!」
野田「クソっ、大山、盾になれ!」ガシッ
大山「えっ、ちょっ、ま……」
ドガガガガガガガ!
野田「確か、右に曲がるんだったか!」タッタッタッタッタッ
野田「よし、なんとかビデオカメラは死守したか……」
大山「」
30分後
大山「何するのさ野田くん!」グワッ
野田「ビデオカメラを守るには、あれしかなかった。マシンガンに付けられているカメラに入らなければ良いらしい」
大山「もう、全身が痛いよ…………それにしても、さっきのマシンガンって」
野田「あんなん前まであったか?」
大山「ギルドが新しく開発したのかな? にしても、自動で敵を見分けるくらいなら、戦線メンバーかどうかも見分けてくれたらいいのにね」
野田「そんな事出来るのか?」
大山「さあ……っていうか、あのマシンガン、放置してきて良かったのかな」
野田「いや、アレは放置以外どうしようもないだろう」
大山「そうだね……さて、歩いてる間に迷路を越えたけど、次のトラップはなんだっけ」
野田「確か……」
次のトラップ:↓1
トムヤムクンカレー
野田「……あ、あれだ。目の前の」
大山「あ……あれは、大量の、学食のトムヤムクンカレー!?」
野田「アレを食べ切らなくてはいけないという……」
大山「なんで!? なんでこんなところに学食のトムヤムクンカレーが!」
野田「ゆりっぺの発案だ」
大山「なんてことを思いつくんだ!」
野田「……俺たちはこのカレーを食べ泣けねばならない」
大山「なんて事だ……」
野田「……食うぞ、大山!」
大山「……しょーがないなー」
30分後
野田「……もうすぐだ。もうすぐ、食べ終わるぞ!」
大山「口の感覚が、無くなってきたよ……」
野田「……よし、完食だ!」
大山「そ、それにしても、結構時間かかっちゃったね」
野田「ああ、心なしか本物の学食のものよりなんとも言えない味がした……」
大山「……このカレー、どれだけの時間ここに置かれてたんだろうね」
野田「…………………次に行くか」
大山「…………………うん、深くは考えずに、進むとしようか……」
??「……あの」
大山「えっ、はい?」
野田「後ろから声が!? 何者だ!」
誰が声をかけた?:↓1
フィッシュ斉藤
そんなのいたねぇ
フィッシュ斎藤「お前ら、こんな所で何してるんだ?」
大山「あれ、斎藤さん? どうしたの?」
フィッシュ斎藤「いや、今上から戻るところなんだが……この辺を今天使がうろついてるらしいぜ?」
野田「なんだと!? 何故天使がここに!?」
フィッシュ斎藤「お前らが誘き寄せたんじゃまいのか?」
野田「そんな事するか!」
フィッシュ斎藤「で、なんでお前らここに居るんだ?」
大山「あ、そうだ! 実は僕ら、新オペレーションでギルドに用事があったんだけど、ゆりっぺが連絡を忘れてたみたいで……」
フィッシュ斎藤「へー新オペレーション。どんなだ?」
大山「アホウドリを探し回るっていう」
フィッシュ斎藤「は、アホウドリ? そんなんギルドには居ないと思うが」
大山「でもゆりっぺがギルドを探せって言うから……」
フィッシュ斎藤「そうなのか……でもここに天使が居るからにはそれどころじゃないと思うぜ? そっちどうにかした方が良いんじゃねえのか?」
大山「の、野田くんどうする?」
野田「……」
どうする?(選択肢):↓1
①アホウドリ捜しに専念しよう
②まずは天使をここから追い出そう
③天使に注意しつつここを進もう
④やっぱり一旦ゆりっぺの所に行こう
2
野田「天使がいたらアホウドリを探す障害になる、追い出そう」
大山「出来るかなぁ?」
斎藤「トラップで足止めしてるが、いつ内部に侵入するか分かったもんじゃねえな。今は迷路の所に居るらしい」
野田「取り敢えず、迷路の入り口まで戻ろう」
大山「う、うん……」
野田「斎藤、アホウドリを見つけたら捕まえておいてくれ」
フィッシュ斎藤「居ねーと思うが……分かった」
大山「トムヤムクンカレーは食べ損だったね」
野田「全くだ、行くぞ」
野田「どうやって天使を追い払えばいいんだ」
大山「取り敢えず迷路の出口の所で待っとこうよ」
野田「ああ、それで天使はいずれ出口に現れるだろうから、そこでどうにかするという事か」
大山「うん、それでどうしよう、天使なんか僕らで追い出せるのかな?」
野田「そうだな……例えば、」
どうやって天使を追い出す?:↓1
麻婆豆腐風呂
なんてロマン溢れる風呂なんだ
野田「ここに何か通りたくないと思わせるようなものを置くとかどうだ」
大山「さっきのトムヤムクンカレーみたいな?」
野田「ああ、だがもうトムヤムクンカレーは見たくもないからここは激辛で有名な麻婆豆腐を大量に置こう。麻婆豆腐風呂だ!」
大山「それ大丈夫なの? それに麻婆豆腐にしよう、って言ってもどうやって手に入れるの?」
野田「……ギルドに頼もう」
大山「いや、流石にギルドに麻婆豆腐は置いてないと思うんだけど……?」
フィッシュ斎藤「学食の麻婆豆腐? それなら大量に保管してあるけど」
大山「あるの!?」
フィッシュ斎藤「罰ゲーム用にな」
野田「罰ゲームで麻婆豆腐を使うのか……?」
フィッシュ斎藤「でも、麻婆豆腐を何に使うんだ?」
野田「ああ、天使の進路に麻婆豆腐風呂を作って足止めしようと思ってな」
フィッシュ斎藤「麻婆豆腐風呂ぉ? まあ作れるけどよ……」
大山「作れるんだ……」
フィッシュ斎藤「じゃあ俺が一応向こうに取り付けに行こう。ちょっと待っててくれ」
野田「ああ、頼んだ」
フィッシュ斎藤「取り付けたぞ」
大山「結構速いんだね」
フィッシュ斎藤「まあ取り付け自体は簡単だからな」
大山「ありがとう斎藤さん。じゃあ天使の様子を見にいくよ」
フィッシュ斎藤「おう、じゃあ俺は奥に戻るわ」
野田「じゃあ、行くか」
迷路出口前
大山「……来た!」
野田「どれどれ……」
天使「…………麻婆豆腐?」
スチャ
天使「頂きます」
大山「麻婆豆腐を食べ始めた! 風呂の筈なのに!」
野田「マイレンゲを持参しているのか……!」
天使「……」モグモグ
大山「でもこれかなりの時間稼ぎにはなってるけど追い出せせてないよ!」
野田「……どうすれば……!」
どうする?:↓1
後ろから頭を掴んで麻婆豆腐風呂に押し込む
見た目は鬼畜だがそう悪いことでもないのか…?
かわいい天使ちゃんが汚れるとこが見たいわ
野田「そうだ!」
大山「おお! 何を考えついたの?」
野田「こう、後ろから天使の頭を鷲掴みにしてだな……」
大山「うんうん」
野田「麻婆豆腐風呂に頭から突っ込むというのはどうだ!」
大山「うわぁ……」
野田「な、何故そんなドン引いたような顔をするんだ……」
大山「いや、側から見たら凄くいじめっぽいというか婦女暴行みたいというか……ね」
野田「相手は天使だぞ!?」
大山「分かってるよ。そもそも銃で撃つ方が駄目だと思うし。……でも、なんというか……まあ、いいんじゃないかな」
野田「だろ!? じゃあ、やってくる! 覚悟ォ!」
大山「えっそんなに堂々と行っちゃうの?」
野田「うぉりゃああぁぁぁぁ!」
ザブン
天使「あっ……」
大山「あんなに分かりやすかったのに避けなかった!? しかも抵抗も無しだ!」
野田「いや……よく見てみろ大山。こいつ……この状況でも麻婆豆腐を食べている!」
天使(……美味いわ)モグモグ
大山「それは凄いね……」
野田「と、取り敢えずこのままにしておこう……」
大山「……まあ、窒息するよね」
野田「5分も食い続けてたな」
大山「顔のあたりが血に塗れてるような感じになってるね」
野田「で、これからどうする」
大山「そりゃ……」
どうする?:↓1
①放置
②ギルドの外まで運ぶ
③拘束しておく
④その他
2
野田「ギルドから出すしかないだろう」
大山「それもそうだね。じゃあおぶっていこうか」
野田「おう」
迷路入り口
大山「さっきのマシンガン、破壊されてるね……」
野田「天使の仕業だな」
大山「でも、破壊しておいてくれて助かったよね。まだ動いていたらと思うとさっきの痛さがぶり返してくるよ」
野田「その時は天使を盾にして逃げるだけだ」
大山「なんて恐ろしい………………ん?前から声がしない?」
野田「そんなのするか?」
大山「うん、男の人の声……これは!」
NPC教員A「しかしここは一体なんなんでしょうね」
NPC教員B「校内に勝手に建物を建てるなど校則違反だ……」
NPC教員C「だれか奥に居るんですかね」
大山「NPCの先生だよ!」
野田「何!? こんな所にNPCが……!? 奥に逃げるか!」
大山「待ってよ! 奥にはギルドのトラップがあるし、天使が逃げてる最中に起きちゃったらどうするのさ!」
野田「なら教師の排除を……」
大山「でもNPCは傷つけちゃいけないんだよ!?」
野田「ならばどうにか隠れてやり過ごせば……!」
大山「でもNPCが罠にかかったらマズいよ、あくまでもあれは対天使用トラップなんだから!」
野田「クソっ、どうすれば……!」
どうする?:↓1
俺は嫌な思いしてないからNPCを放置する
野田「……いや、いっそNPCなど放置してしまえばいいんじゃないか?」
大山「えっ」
野田「NPCは放置しよう」
大山「どう考えても無理だと思うんだけど……こんな所で顔を真っ赤な液体で濡らした生徒会長をおぶったりハルバートを持ってたりしてる二人組とか間違いなく向こうの方から声かけて来ると思うんだけど」スタスタ
野田「天使が起きたら困るし、さっさと行くぞ」
大山「えっ、ちょっ、ちょっと待ってよ、野田くん!」
野田「天使はどこに置いていこうか」
大山「うーん……校庭とか?」
NPC教員A「ま、待ちなさい君達!」
NPC教員B「くっ、どうすれば……!」
大山「…………ねえ、この状況どうすればいいのかな。先生付いてきてるけど野田くんのハルバートが怖くて近づけてないみたいだけど」
野田「無視しておけばいい」
大山「う、うん……」
校庭
大山「来ちゃったね……」
野田「おう、天使はその辺に置いとけ」
NPC教員B「……ま、待ちなさい君達!」
NPC教員C「先生、ここまで来たら……!」
体育教師佐藤「何事ですか!」
NPC教員C「刃物もものともしない体育の佐藤先生が……!」
大山「の、野田くん、さっさとギルドに戻ろう!」
野田「そうだな」
ギルド入り口
大山「ま、撒いたね……」
野田「大山、俺はさっき思ったんだ」
大山「ん、どうしたの?」
野田「そもそもギルドの入口を閉めておけば良かったんじゃないか?」
大山「そういや、さっきは扉開けっぱなしで来ちゃってたんだっけ……確かに、しめとけばNPCも入ってこなかったかもね」
扉を閉める?:↓1
①閉める
②閉めない
1
野田「今閉めたら天使はともかくNPCは諦めて校舎にでも戻るだろう」
大山「野田くんにしては今日やけに冴えてるね!」
野田「……ん、今俺馬鹿にされなかったか?」
大山「いやいや、褒めてるんだよ」
野田「そうか」
大山「うん、じゃあ、閉めとこうか」
野田「ああ」
バタン
大山「ふう……ここの扉って物凄く重いよね」
野田「じゃあ、再びトムヤムクンカレーの所まで引き返すか」
大山「そうだね。にしても、アホウドリを探すんだよね。ギルドなんかにいるのかなあ?」
野田「それを確かめる為に探しているんだろう」
大山「いや、そうなんだけどさあ……やっぱりアホウドリ探すなら別の所かなって感じするし、今回、ゆりっぺがなんか別の事企んでるような気が……」
野田「ゆりっぺが決めたならば、俺はそれに従うだけだ」
大山「ぶれないねえ……。ところで、トムヤムクンカレーの次の罠はなんだったっけ」
次の罠:↓1
暗くて見づらい段差につまづく
野田「そんなもの覚えてないぞ」
大山「そうだよねぇ……なんだっけ……」
野田「ゆりっぺは次の罠の製作には関わっていなかった筈だ」
大山「なんでそういう事だけ覚えてるのさ」
野田「まあ、罠の前に来たら思い出すだろう」
大山「うん、そうだよね……」
トムヤムクンカレー跡
大山「やっぱり全然思い出せないよ! 即死トラップじゃないよね!?」
野田「即死トラップなら一度死ぬしかない」
大山「滅茶苦茶だよ………なんかこの辺暗くない?」
野田「そうか? そろそろ次のトr」ガタッ
大山「えっ……あ、そうだ! ここは暗くて見えづらい段差につまづくトラップだった!」
大山「野田くん、大丈夫!?」
野田「」
大山「って、野田くんの首が、取れ…………うわああぁぁぁぁ!」
一時間後
野田「転んだ拍子にハルバートで頭を吹っ飛ばしてしまったようだ」
大山「暗い中野田くんの生首がこっち見てて怖かったよ……」
野田「まあ、すまん。……が、これでここのトラップも無事越えたな」
大山「どう考えても無事じゃなかったけどね。そういや次のトラップで最後じゃなかった?」
野田「そうだったか?」
大山「うん、確か頑張って最後のトラップ作った覚えあるもん。次のトラップは……」
次のトラップ:↓1
解除方法:↓3
トゲ付きの壁が迫ってくる
踏み台
混浴
大山「トゲ付きの壁が迫ってくるトラップだよ。解除方法は混浴」
野田「……混浴?」
大山「そのトラップの場所が何故かちょうど温泉になってて、そこで混浴できちゃうようなリア充は通ってよし、っていう事にしたんだよ」
野田「肝心のギルドは男所帯なのにか……ん、って事は、無事にトラップを抜けるには、ここに女子を連れてこなくてはならないのか?」
大山「そうなるね」
野田「……また戻らなくてはいけないのか?」
大山「……そうみたいだね」
野田「大人しく罠にかからないか?」
大山「ずっと壁に挟まりっぱなしの状態になると思うよ」
野田「……地上に戻るか」
大山「そうだね」
大山「で、混浴を誰相手に頼む?」
野田「女子か……思い当たるのは裏山に居る筈の奴らか遊佐かかゆりっぺか………………ゆりっぺか……」
大山「野田くん、何を想像してるの?」
野田「言わせるな! ……だがゆりっぺにそれを頼んだら邪魔になるんじゃないか?」
大山「誰に頼んでもそうなんだけどね……じゃあさ、」
誰を混浴に誘う?:↓1
天使
天使ちゃんと混浴とか許さん羨ましい
大山「天使はどう?」
野田「天使か?」
大山「天使ならあそこに置いてきたの分かってたし、連れて来れるんじゃない?」
野田「敵だぞ!」
大山「まあ分かってるんだけどさ、今なら行けるんじゃない?」
野田「……いや、俺はどうかと思うぞ、それ……。っていうか、お前それ、天使と混浴したいとかじゃ無いよな?」
大山「どっちかっていうと、戦線の女子に頼んだら後が怖いから……」
野田「そ、そうか。まあ、天使が気絶している間に風呂に入れてしまうか……」
大山「うん、じゃあさっき天使を置いてった所に戻ろうか」
野田「ああ!」
グラウンド
天使「……麻婆天国が」ガバッ
大山「天使が起きちゃったよ!」
野田「やはり窒息死ではすぐに復活してしまうか……!」
天使「……あら、貴方達は?」
大山「えっ……! あ、あのっ、一緒に地下で混浴して欲しいんですが!」
天使「……どうして?」
大山「……えっと、地下の攻略に必要だからです!」
天使「いいわよ?」
大山「いいんだっ!」
野田「マジかよ……良いのかそれ
……」
天使「さあ、行きましょう。……ところで、そのビデオカメラは、何?」
野田「……ああ、落ちてたから、使ってみているんだ」
天使「そう」
大山「行こうか。確かあっちだったよね」
麻婆豆腐風呂
天使「まだ残ってたのね。……私はこれを食べてから行くわ」
大山「えっ、全部食べるの!?」
天使「駄目かしら?」
大山「いや……良いけど……」(天使の目がキラキラしている……)
天使「いただきます。……貴方達も食べる?」
大山「いや……いいよ」
天使「そう……」モグモグ
野田「………」
大山「……ねえ、さっきからずっと無言だったけど野田くんもなんか話そうよ」コソコソ
野田「……いや、ここで話すべき事など何も思いつかない」コソコソ
大山「でも、この無言で気まずいのもう嫌だよ!?」
天使「……どうかしたの?」モグモグ
大山「ああ、いや、何でもないよ!」
天使「そう。食べ終わったし、そろそろ行きましょう」
大山「あ、うん。……ってもう食べ終わったの!?」
天使「ええ」
大山「さっきまでは浴槽の6割くらいあったと思うんだけど……」
天使「混浴するんでしょう?」
大山「うん、そうなんだけど……」
天使「そういえばどうして混浴するの?」
大山「えっ……と、混浴しろって書いてあったから……」
天使「……そう」
大山「納得した!?」
天使「ところで、ここは一体なんなの?」
大山「えっ……ここ?」
天使「ええ。勝手に地下に通路や部屋を作るのは校則違反よ。……多分」
大山「ね、ねえ野田くん。何て言えばいいんだろう」コソコソ
野田「そうだな……もとからここにあったと言っておけないいんじゃないか?」コソコソ
大山「僕達もよくわからないんだけど、ずっとここにあった通路だよ」
天使「そうだったの?」
大山「うん。凄いよね」
天使「そうね」
野田(信用した!?)
大山「あっ、見えてきたよ」
『混浴しろ』
天使「本当ね……じゃあ入る?」
大山「うん……って、脱ぐの!?」
天使「ええ。混浴ってそういうものではないの?」
大山「うん、そうなんだけど、なんて言うか……」
野田(ゆりっぺに天使の裸を喜んで見る性癖だとはあまり思われたくないな……)
野田「……着衣のまま入っても問題ないんじゃないか」
天使「そう? それでいいなら良いけど……」
大山(ナイスだよ野田くん!)
大山「じゃあ、入ろうか」
ザパン
大山「いい湯だねぇ」
野田「靴下が濡れて気持ち悪いな」
天使「熱いわ」
大山「……」
大山(と、とにかく、これでトラップが解除されてギルドに……ってああ! 天使がギルドに着いちゃうじゃん! どうしよう!)
野田「どうしたんだ大山?」
大山(あっ野田くんこの先が天使を入れたくないギルドだって事に全然思い至ってないな)
ゴゴゴ
天使「?」
大山「あっ……」
大山(ヤバい! ギルドに着いちゃう!)
バコン!
大山「……あれ?」
天使「……何が起こったのかしら」
野田「風呂の底が抜けたな」
大山(このトラップの下にある筈の風景と違う……しかもこの床、急拵えっぽい?)
天使「ここから向こうに向かって進めばいいのかしら?」
大山「あっ、うん、そうだね! それにしても、お湯が全身にかかって熱いね」
天使「湯冷めすると大変ね。早く行きましょう」
野田「靴下が濡れて気持ち悪いな」
大山「野田くんそれさっきも言ってたよね」
野田「……あっ、ビデオカメラ!」
大山「ああっ!濡れちゃったよね、壊れてない?」
野田「……多分、大丈夫だ」
天使「壊れてなくて良かったわね」
大山「そうだね、じゃあ改めて、行こうか!」
ギルド出口前
大山「出口だ……」
天使「こんな通路があったのね……他にもあるのかしら……」
野田「そういや大山。ギルドはどうしたんだ?」コソコソ
大山「本当は混浴の下がギルドの筈だったんだけど……まあ、天使も居たし、いいんじゃないかな?」コソコソ
野田「ああ……そうだな。結局アホウドリも見つからなかったし」コソコソ
天使「これでいいかしら」
大山「あ、うん。ありがとう立華さん!」
天使「いいえ。じゃあ、会議があるから私はこれで」スタスタ
大山「……行っちゃったね」
野田「天使、立華って言うのか」
大山「うん。知らなかったの?」
野田「むしろなんでお前が知ってるんだ?」
大山「まあ生徒会長だし、聞く機会も多いからね。……で、これからどうする? 本部に戻る?」
野田「まだアホウドリは見つかっていない。……と言いたいところだが、作戦の終了時間も近いし、戻るか」
大山「うん! 疲れたねー」
野田「アホウドリは居なかったしな!」
大山「アホウドリ居たらびっくりだったけどね」
野田「この先ギルドにアホウドリが出なかったら、作戦は成功という事だな。……あ、カメラ切るか」カチッ
ギルド 終了
次にどこの様子を見るか:↓1
①裏山
②川
③遊佐
裏山
天使ちゃんと混浴裏山
岩沢「ふふふんーふーんふふふーん……」
椎名「……浅はかなり」キュッキュッキュッキュッ
関根「ねえねえみゆきち、見てよこれ」
入江「ひっ!? しおりん、それって食虫植物って奴じゃ……
ひさ子「お前ら、まともにアホウドリ探す気あんのか……?」
岩沢「一応探してはいるぞ? ただそれ以上に何かビビッと来てさ。ウチにキーボード担当はいないけどさ、たまにはピアノとか使った曲も書いてみたいと思うんだ。ひさ子、どう思う?」
ひさ子「いや、良いとは思うけど今オペレーションちゅうだから! それに椎名っちはさっきから犬のおもちゃ撫でてるだけじゃねーか!」
椎名「鳥の気配など見なくても分かる」キュッキュッキュッキュッ
ひさ子「そ、そうか。凄いな……で、関根。探すのは良いけどなんで地面の方向いてるんだよ、鳥なんだから空を見ろよ!」
関根「もしかしたらアホウドリがその辺に落ちてるかもしれないじゃないですかー。ほらひさ子先輩も、見てくださいよこのクリーチャーみたいな植物」
ひさ子「うわっ何だこりゃ!」
椎名「蠅地獄だ」キュッキュッキュッキュッ
ひさ子「へー椎名っち物知りだなーってそういう問題じゃねえよ! 結局真面目に探してるの私と入江だけじゃねーか!」
入江「あはは……」
関根「この辺変なのがいっぱいですねぇ……おおっと、あそこにもハエジゴクが」
岩沢「ふふーんふーんーふふーん……この辺でAメロを終わらせたいな……」
椎名「……」キュッキュッキュッキュッ
ひさ子「……なんか頭痛くなってきたわ」
入江「頑張って下さい、ひさ子先輩……」
関根「……ぉ、おおおお!? みゆきち! アレ見て!」
入江「え?」
関根が見つけたもの:↓2
アホウドリの石像
あほうどりの死骸
関根「あれ、アホウドリじゃない?」
入江「えっ……そう……かも?」
ひさ子「マジで地面に落ちてやがった!?」
椎名「……いや、待て。よく見てみろ」キュッキュッキュッキュッ
岩沢「ん、どうしたんだ?」
関根「あっ……」
入江「ど、どうしたの?」
関根「こいつ、死んでる……」
入江「ひえええぇぇぇぇ!?」
関根「おっ、良いリアクションですなぁ」
ひさ子「やっぱり事前に調べてたアホウドリの特徴と一致してるな……一応本部に置いてくるか?」
関根「さっすがひさ子先輩! そんな事を調べてたなんて!」
ひさ子「オペレーションで探すのは分かってたんだからちょっとくらいしらべておけよ……」
椎名「私が本部に置いてこよう。ここで待機しておいてくれ」シュタッ
ひさ子「あ、ああ。頼む……ってもう居ない……」
岩沢「アホウドリがいたのか?」
ひさ子「ああ、死んでたけどな……」
岩沢「……なあひさ子。今思ったんだけど、アルバトロスって語感、中々良いと思うんだ」
ひさ子「曲名にでも使う気か? やめておけよ」
関根「ねえねえみゆきち、よく見てよ。この辺、食虫植物ばっかりだよ〜。ほらあそこ!名前忘れたけどあのポケットの怪物に出てきそうなやつ!」
入江「ポケットの怪物? ああ、ポケモ」
関根「おっとそれ以上は駄目だよみゆきち! ちゃんと名前は伏せなきゃ!」
入江「何を言っているの……?」
椎名「行ってきた」シュタッ
入江「うわぁ!」
ひさ子「速い。なー椎名っち」
椎名「あさはかなり……」キュッキュッキュッキュッ
岩沢「山の中でライブしてみたいなぁ……」
ひさ子「じゃあ、先に……ん?」
ひさ子(死んでたとはいえ、アホウドリはもう見つかったっていう事でいいんじゃないのか? そのうち生き返るんだろうし)
ひさ子(って事は、もう探さなくて良いのか?)
岩沢「ん、どうした、ひさ子?」
ひさ子(でも死んでたからなぁ……NPCって死んだらどうなんのかそういや正直よく分かってないし)
ひさ子(これからどうするかな……)
どうする?:↓1
①帰って練習でもする
②ゆりに報告しに川に行く
③このまま裏山で探索を続ける
④その他
2
ひさ子「一応、ゆりにも話しておいたほうがいいかもな」
入江「あ、一応もうアホウドリを見つけたんですもんね……」
ひさ子「ああ。だから一応、川に行ってゆりに報告しとこうぜ。これでオペレーションがお開きになるかもしれないし」
岩沢「それは……良いな」
関根「えー、もうお開きにしちゃうんでしか? 楽しくなってきたところなのにぃ」
ひさ子「いや、報告しないわけにも行かないだろ……」
関根「しょうがないですねぇ、じゃあ一旦川に行きましょう。レッツゴー」
ひさ子「なんでそんなに不貞腐れてるんだよ……」
川
ゆり「あら、ひさ子さん達じゃないの。どうしたの?」
ひさ子「……ああ、アホウドリが見つかったんだよ。今は本部に置いてある」
ゆり「えっ、見つかったの!?」
ひさ子「いや、死んでたんだけどな……」
ゆり「死んでた……どうしてそうなってしまったのか、そもそもアホウドリが本当に裏山にいたのか……これはいい情報を貰ったわね」
ひさ子「…………なあゆり、一つ聞いていいか?」
ゆり「ん、何かしら?」
ひさ子「なんでお前らそんな事してんだ……?」
ゆり「あら、聴きたい?」
ひさ子「聞きたいような聞きたくないような……」
川のメンバーがしていたこと:↓1
男メンバーが赤ふんでシンクロ
入江「シンクロナイズドスイミング……ですよね?」
ゆり「そうね」
岩沢「……下手だな」
椎名「彼奴らは一体何をしてるんだ?」キュッキュッキュッキュッ
ひさ子「知らないのか? シンクロナイズドスイミング」
椎名「ああ……」キュッキュッキュッキュッ
ひさ子「そっか。まあ、水中でやる踊り……みたいなもんかな?」
ゆり「ウチのシンクロナイズドスイミング部って随分優秀だったのね。比較対象がなかったから分からなかったけど」
関根「アレと比べるのは流石にシンクロナイズドスイミング部が可哀想だと思うんすけどねぇ……っていうか何故赤褌着用なんですか?」
ゆり「そうねぇ、事の発端は川に来た時の事だった……」
少し前
ゆり「うーん、居ないわねえアホウドリ」
日向「そういやさ、ゆりっぺ。アホウドリってどんなんだっけ? なんか海に居そうな鳥ってのは分かるけど」
ゆり「何、そんなのも分からないの?アホウドリって言うのはねえ……そういやどんなんだっけ」
藤巻「アホウドリっていうくらいだし、アホそうな顔した鳥なんじゃねえの」
ゆり「何よアホそうな顔って。藤巻くんみたいな顔?」
藤巻「俺はアホじゃねえ! っていうかこういうのは野田の役回りだろ!?」
日向「今野田居ないしな」
高松「でもアルバトロスですよ? 凄いじゃないですか」
藤巻「何がだよ。字面はかっけえけど」
高松「アルバトロスといえば、ダブルイーグルじゃないですか」
ゆり「何よ、ダブルイーグルって」
松下「ゴルフの話か。パーより3打少なくホールアウトする事だな」
ゆり「そう言われるとなんだかかっこよく思えてくるわね」
高松「それに漢字で書くと信じる天の翁ですよ? 北太平洋最大の海鳥で沖の大夫とも呼ばれるそうですし」
日向「へー、そいつは凄いな」
ゆり「よくそんなの知ってたわね」
TK「Can't you let down!」
高松「一応眼鏡要員として調べてきましたので」
日向「マジか、じゃあアホウドリってどんな姿なんだ?」
高松「それはちょっと、分かりかねますね」
ゆり「なんでそういう肝心な事を覚えてこないんだお前はー!」ドカッ
高松「ぐはぁ!」
ゆり「結局、どんな鳥なのよアホウドリはー!」
日向「デカいって事しか分からなかったな」
藤巻「まあまあゆりっぺ。とにかくデカい鳥捕まえて、そいつがアホウドリかって調べていきゃ良いんだろ」
ゆり「この状態じゃその鳥がアホウドリかどうか判断する方法も無いんですけどぉ?」
藤巻「あっ、そうか……」
ゆり「このアホが!」
TK「Fool for the love, half tone lady!」
日向「アホウドリについてまずは調べる必要があるんじゃねーの?」
ゆり「そうねぇ……でも、大体は分かってるのよね。白くておっきな鳥っていう」
松下「そこまで分かっているならこのまま探しても問題無いかもしれんな」
高松「では、とにかく白くて大きな鳥を探してそれを捕まえればいいんですね。それがアホウドリかどうかは後で確かめればいい」
ゆり「そういう事ね」
松下「だがゆりっぺ。先程から探してはいるのだが、どうにもアホウドリらしき鳥が全く見当たらないのだ」
日向「そもそもここ鳥が全く居ねーじゃねーか」
藤巻「カラスなら居るけどな」
高松「……と言うことは、まずここに鳥を呼んでくるのが先なんじゃないですか?」
藤巻「鳥を呼んでくるだぁ? どうやってだよ」
高松「鳥が寄って来そうな行動をすれば良いんじゃないですか?」
日向「鳥が寄って来そうな行動……?」
TK「Come on let's dance!」
松下「ダンス……そうだ!」
ゆり「という訳で、あのアホ共はああしているという訳よ」
関根「……それで、結局赤フンは……」
ゆり「気がついたらあいつら全員が赤フンを持っていたわ」
ひさ子「アホ過ぎねえか? あいつら」
岩沢「……なんだかビビッと来た気がする」
ひさ子「待て! 多分そのインスピレーションは捨てた方が良いから!」
岩沢「そうか? 残念だな……」
関根「最早謎なまでの音楽キチっぷりですね……」
入江「あはは……でも、もしかしてあの踊り、鳥の引き付けにはそれなりに成功してるんじゃないですか?」
ゆり「そうね……鳩とか雀みたいなのは飛んでくるのよねぇ、これで」
ひさ子「それでアホウドリが来ないんじゃ失敗みたいなもんじゃねえか」
ゆり「そういや捕まえたアホウドリはどうしたの?」
ひさ子「椎名っちに頼んで捕まえた状態で本部に置いてきてもらったよ」
ゆり「へえ。何故か裏山にアホウドリが出没する事は分かったし、もう探さなくても良いのかもね……でも、何故裏山のアホウドリは死んでいたのかしら」
椎名「傷は見当たらなかった。毒に当たったとしか思えないな」キュッキュッキュッキュッ
ゆり「……それか、アホウドリが最初から死体の状態で現れたか……ねえ、そろそろ死んでても生き返る頃なんじゃない? 一旦本部に戻って、暫くしてアホウドリが生き返ったら解散、暫くしてもアホウドリが死んだままならもう一度裏山で探してくれないかしら?」
ひさ子「ああ、分かった」
ゆり「もし解散なら……そうね。ここからでもいつもガルデモの練習は聞こえてくるから、何をするにしてもまず楽器を演奏してちょうだい」
ひさ子「ああ、ってか多分解散なら練習に行くだろうけどな」
ゆり「そう、じゃあお願いね。おーいアホ共ー」
ひさ子「じゃ、行くか」
関根「了解でっす!」
本部
椎名「カミモホトケモテンシモナシ」ガタン
入江「し、失礼します……」
岩沢「まだ死んでるな」
ひさ子「まあ、気長に待っとこーぜ」
アホウドリは生き返る?:↓1
①生き返る
②生き返らない
③その他
1
椎名「……生き返った!」
関根「マジっすか!」
ひさ子「じゃあ、今日は解散になるのか」
椎名「そうだな。では私は合図は決めてあったが一応ゆりのところに向かう」
ひさ子「そうか、お疲れさん」
椎名「ああ」ガタン
岩沢「練習に戻るか!」
ひさ子「まあ、そうなるなー」
関根「えー練習ですかー。折角のオペレーションですよ?私的にはもっと出番を増やす方向性で動きたいんですけど、練習だと先輩方の陰に隠れちゃうんで。もっと出番を! そして人気を!」
ひさ子「ベーシストの発言とは思えないな……」
関根「なんすかひさ子先輩! ベーシスト差別ですか! 偏見ですか! ベーシストは目立たずに隅っこでベース弾いてろとでも! 酷いですよ!」
入江「いや、その発言が既にベースを弾くことに対する差別だと思うんだけど……」
関根「何言ってるのみゆきち! 岩沢先輩やひさ子先輩の人気に比べて私達の知名度が少ないのは、私達が目立たないリズム隊だからなんだよ!? どうせなら目立つリズム隊になりたいじゃん!」
入江「うーん、目立つ目立たないじゃなくて、楽しくドラムが弾けたらそれがいいかなって……」
関根「なんていい子なんだみゆきちは!」
ひさ子「お前が変な事言ってるだけだろ……で? 結局何が言いたいんだよお前は」
関根「ふっふっふ……今こそ私は提案します! こんな機会だし、折角だからアレがしたいです!」
ひさ子「アレって何だよ」
関根「アレですよアレ!」
アレとは?:↓1
関根と入江で下剋上
関根「下克上ですよ、下克上!」
ひさ子「はぁ?」
入江「えぇっ?」
関根「こういう機会でさえ岩沢先輩やひさ子先輩の陰に隠れてしまうのが私達の宿命なんですよ! なので今回は出番でも立場でも私とみゆきちがお二人の上に立てるような企画がしたいです!」
入江「ひえぇっ!? そんな事、無理だよしおりん!」
ひさ子「……色々言いたい事はあるが、その下克上とやらでお前は何をするつもりなんだ? 言ってみろ」
関根「勿論、知名度でですよ! こう、今までギター持ってる2人にしか目が行かなかったけど、あの子ちょっとイケてるじゃない? ってとこ見せてやりますよ!」
ひさ子「どうやってだよ」
関根「それは……今から考えます!」
入江「し、しおりん……それはちょっと……色々無理があると思うよ……?」
関根「何言ってるんだいみゆきち! それをやり遂げて見せなくちゃ私達に未来はないんだよ!?」
入江「何でそうなるの!?」
関根「ほら、岩沢先輩を見てみなよ?」
岩沢「ふーんふふーん〜・」
関根「こんな時にも相変わらずの音楽キチっぷりを見せつけてきてるんだよ!? これが強者の余裕だよ!」
入江「結局、しおりんが言いたいことがさっぱり分かんないんだけど……」
関根「つまり! ここで一発、ひさ子先輩たちの出番を上回るような活躍を! っていう訳です!」
ひさ子「…………取り敢えず合図の演奏しに行くか」
椎名「阿呆鳥の復活を確認した」
ゆり「あら、そうなの? じゃあもうアホウドリ捜索は必要ないわね」
椎名「そういう事だ」
ゆり「おーい、アホ共集合ー!」
日向「なんだ、アホウドリ生き返ったのか?」
ゆり「そうよ。だから私たちは、これから職員室の遊佐さんの手伝いに向かうわ!」
遊佐「……何か面倒が舞い込んで来る気がします」
現在野田・大山はツイスターゲームをクリアした所
どこを見る?:↓
①ガルデモ
②川チームと椎名と遊佐
②
ジャンジャジャジャーン
ゆり「椎名さん、貴方はもう今日はおしまいでいいのよ?」
椎名「いいや、付いて行こう」
ゆり「そう? ありがとう」
高松「それで、職員室漁りでしたね」
ゆり「ええ。神やこの世界の資料を手に入れるのよ!」
日向「成功するのか、それ? 大体そんな重要そうな資料なら職員室じゃなくて校長室に置いてあるんじゃないのか?」
ゆり「甘いわ日向くん。実務において校長室は案外使われないものなのよ。少なくともこの学校においてはね」
日向「まあ校長室に資料とか一切なかったからここはそうなんだろうけどさ……」
藤巻「俺たちが校長室を乗っ取った時に職員室にそのまま移ったのかも知れねえな」
日向「移ったって……どうやって」
藤巻「こう、天使のハンドソニックみたいな感じで、光になって職員室に突然現れたんじゃねえか?」
ゆり「校長室から突然消えて? そんな事があったら、私達がその資料を見つける事なんか不可能になっちゃうじゃない……っと、着いたわね。遊佐さん、居るー?」ガラッ
遊佐「ゆりっぺさんじゃないですか。どうしました?」
ゆり「手伝うわよ。進捗はどう?」
遊佐「前回の定期試験の全生徒の得点を入手しました」
ゆり「へーどれどれ、うわっ天使満点じゃない……って神や世界と関係無いじゃねーか!」
遊佐「現在、捜索を続けています」
ゆり「そう。じゃあ私達も手伝うわよ」
遊佐「……くれぐれも授業の終わった教師たちに見つかるなんて事のないように」
ゆり「失礼ね、そんなヘマは犯さないわよ……っていうか、よく先生の誘導に成功したわね。どうやったの?」
遊佐「………………言えません」
ゆり「…………えっ?」
遊佐「ただ、NPCを傷つけてはいないので。くれぐれも誤解なきよう」
ゆり「……傷つけて"は"?」
遊佐「………………捜索しましょう」
ゆり「ちょっと待って、一体何をしたのよ」
椎名「……火薬の匂いが」
ゆり「火薬?」
遊佐「現在は『床にニスを塗っています 立ち入り禁止』の貼り紙で誤魔化しています」
ゆり「……まあいいわ。それで、どう、他にめぼしいものはあったかしら?」
遊佐「いえ、特に見当たりません」
ゆり「そう……じゃあ野郎共、神やこの世界に関する資料を見つけるのよ!」
ゆり「うーむ、中々無いものね……」
松下「ゆりっぺ」
ゆり「あら、どうしたの?」
松下「このような資料を見つけたのだが……」
ゆり「……これは!」
何の資料?:↓1
sss含む全校生徒の身体測定結果
スリーサイズ的な意味で
ゆり「全校生徒の身体測定の結果じゃない! 私達の分まである……」
松下「これはこの世界に関わる重要な資料ではないか!?」
ゆり「ただの生徒の資料じゃない! っていうかお前、女子生徒のスリーサイズが見たいとか、そういう下らない動機でわざわざ養護教諭の所からこの資料探し出してきたんじゃないでしょうね?」
松下「そ、そんな事は断じてない!」
ゆり「そう? それにしても、SSSメンバーの結果までしっかり載っているなんてね。測った覚えないのに」
松下「それが気になったんだ。
しかもこれを見る限り、情報はきちんと毎年更新されているらしい」
ゆり「そう…………それで、松下くん。見たって言ったわね?」
松下「い、いや、自分の所だけだ!」
ゆり「そう……?」
TK「Hey, Ms.ゆりっぺ! Look!」
ゆり「ん、TKも何か見つけたの?」
遊佐「私も再び資料を見つけました」
ゆり「あら、遊佐さんも? 二人とも、何を見つけたの?」
TK「Wow!」
遊佐「これです」
何の資料?
TK:↓1
遊佐:↓3
sssの死後の世界にきてからの経過年数の一覧表
食堂のメニューのレシピ
sssメンバーの死因一覧
ゆり「TKのは……ってこれは……ここにいる年数の表!? しかもSSSメンバー全員の……」
ゆり「どうして教師がこんなん持ってんのよ……で、遊佐さんのは?」
遊佐「どうやらSSSメンバーの死因一覧のようです」
ゆり「はあ!? そんなものまでココにあったの!?」
遊佐「はい。あそこの進路指導主任の席にありました」
ゆり「TKのは? どこにあったの?」
TK「Here!」
ゆり「……これも進路指導主任の席にあったの!? ……どうして……」
ゆり(進路指導の教師……もしかしてこの学校の進路指導部は天使と同じく、生徒の成仏を目的とした組織なのかしら?)
ゆり(卒業後の進路=来世、という考え方をするなら……それも有り得るかもしれない。ならこれからは進路指導部にも注意しなければならないわね……)
松下「考え込んでいるところ悪いがゆりっぺ。重要な資料が見つかった」
ゆり「あら、また見つかったの。どんな資料?」
松下「これだ」
何の資料?:↓1
sssメンバーの知名度ランキング
松下「sssメンバーの知名度ランキングだ」
ゆり「なんでそんなものが!? ……へえ、やっぱり一位は岩沢さんなのね。……はあ、二位がひさ子さんと同率の野田くん!? なんで野田くんが!? あのデカいハルバートをいつも持ってるからなの!?」
松下「野田は『ハルバートの人』という印象らしいな」
ゆり「ハルバートの人に戦線のリーダーが知名度で負けてるの!? やっぱり最近裏から指示することが多かったからか……! で、こんな表を持ってたのは誰なの?」
松下「養護教諭だ」
ゆり「また養護教諭かよ!お前いつまで養護教諭の所にたむろしてるんだよ! にしてもなんで養護教諭がそんなものを……」
ゆり(もしかして養護教諭も進路指導部とグル……いや、この知名度ランキングは死因や年数とは性質が違う気もするわね……別口?)
日向「ゆりっぺー、資料見つけたぜ」
高松「私もです、ゆりっぺさん」
ゆりっぺ「お前らさっきから何なんだよ! 来るならいっぺんに来いよ!なんでわざわざバラバラに来るんだよ!」
日向「いや、そんな事言われても……」
ゆり「で、どこから手に入れた資料なのよ! また進路指導部か!? それとも養護教諭か!?」
日向「いや、三年の学年主任だけど……」
高松「私のは生徒会の顧問の席から見つけました」
ゆり「そうかそうか、で内容は!?」
日向「なんで半ギレなんだよ……」
なんの資料?
日向:↓1
高松:↓2
ガルデモのゲリラライブ1回毎の集客数まとめ
学食新メニューのアンケート集計結果
日向「何故かガルデモのゲリラライブの集客数がまとめてある資料が三年の学年主任の机に……」
ゆり「学年主任は相当なガルデモファンなのかしら……でもそれにしてもおかしいわね。NPCである教師が、明らかに取り締まるべきライブを取り締まらずにそのライブの集客数までとってるなんて」
日向「しかもそれ、今までに行ったゲリラライブ全ての記録をとってるみたいだぜ? ガルデモ結成からの数十年分全部」
ゆり「そりゃ相当ね……。NPC教師がこんなもの持ってるなんて。教師としては明らかに行き過ぎた個性を持つ教師だったのか、神が勝手にガルデモの記録をデータ化したか、後は……教師にも人間が存在するとか?」
日向「教師にも人間がいるなんてあり得んのかね、この世界で」
ゆり「それについては……要調査といったところね。で、生徒会の顧問の席から出てきた資料ってのは?」
高松「はい、これです」
ゆり「これは……学食新メニューのアンケート集計結果……!?」
高松「どうですか!」
ゆり「こんなんどうだっていいだろ! なに考えてんだお前はぁ!」
高松「しかし……そのメニュー案に何故か麻婆豆腐丼が!」
ゆり「そんなん人間か物好きなNPCが書いただけだろ!?」
高松「くっ……!」
遊佐「ゆりっぺさん」
ゆり「ん、また何か見つかったの?」
遊佐「いいえ、少々マズイことになりました。どうやらギルドにいた教師がこちらに戻ってくるようです。早急に手立てをうつ必要が出てきました」
ゆり「はぁ!? 野田くんと大山くんは!?」
遊佐「彼らが教員を外に追い出したようです。ギルドの入り口も閉めたようで、教員が諦めてこちらに戻ってくるとの事です」
ゆり「あいつらにそんな事が出来るなんて……誤算だったわね。天使はどうなったのよ」
遊佐「彼らは現在、天使と行動しているようです」
ゆり「何やってんだあいつら……。でも天使が今居ないってのは好都合ね。でもNPCには危害は加えられない……これからどうすれば……!」
どうする?:↓1
学年主任が死んだ人間か問いただしてみる
ゆり「みんな! 聞きなさい! ここにはもうすぐ教師共が帰ってくるわ! だからそこで! 学年主任が人間かどうかを聞いてみるわよ!」
藤巻「学年主任が人間かだぁ? そんなんNPCに決まってるんじゃねーのか?」
椎名「浅はかなり……」
ゆり「疑わしい資料が出て来たのよ! だからみんな!職員室前に整列! 私が代表で戻ってくるであろう学年主任に問いかけるわ!」
日向「速攻で片つけようとしてんな……」
ゆり「今は授業中だから教師はいちゃもんつけてくるだろうから、聞き終わったら校長室まで全力で逃げるわよ!」
学年主任は人間かNPCか:↓1
①人間
②NPC
③その他
1
NPC教師B「ったく、さっきのはなんだったんでしょうねぇ」スタスタ
NPC教員A「困りますよねぇ」スタスタ
学年主任「はは……」スタスタ
遊佐「……来ました!」
ゆり「よし、じゃあ……聞くわよ!」
ゆり「そこの三年の学年主任!」
学年主任「き、君たちは……!」
NPC教師B「ちょっと、今は授業中ですよ! 教室に戻りなさい!」
ゆり「単刀直入に言うわ。あなた、死んだ人間なんじゃないかしら?」
学年主任「死んだ……」
NPC教師C「お前ら、急に何を言ってるんだ!」
学年主任「………ななな何の事かい?」ガタガタ
日向「もうむしろ逆に怪しくなくなってくるレベルの狼狽えっぷりだな……」
藤巻「これマジで人間なのか?」
TK「Oh……!」
ゆり「貴方の机からガルデモのゲリラライブの集客数まとめが出て来たのよ。そんな物をNPCの教師が纏める事なんて無いわよね?」
学年主任「何人の机漁ってるんだお前ら!」
NPC教師B「……?」
ゆり「で、あなた死んでるんじゃないの、どうなの?」
学年主任「………………ああ死んでるよ! 死んでて何が悪い!」
ゆり「別に悪いなんて言ってないけど……ビンゴね」
椎名「浅はかなり……」
学年主任「で、それを知って君達は何がしたかったんだ?」
ゆり「取り敢えず教師にも人間って居るのかと思って、って言うのと、あと進路指導主任もなんか妙な資料作ってたし、あわよくばそっちについて何か分からないかと思ってね!」
学年主任「進路指導主任……?」
ゆり「そうよ。進路指導主任も人間だったりするの?」
進路指導主任の正体:↓1
触手
人……間……?
学年主任「っていうか、お前ら進路指導主任見たことないのか? 古典の齋藤先生」
ゆり「齋藤先生って言われてもそいつの顔も出てこないわ」
学年主任「生徒からテンタクル齋藤の名で親しまれてるあいつを見たことがないのか!?」
ゆり「テンタクル齋藤? 知らないわよそんなの」
日向「テンタクルってなんだっけ」
遊佐「触手の事です」
椎名「触手……だと?」
TK「Too bright!」
藤巻「どんな奴なんだよ触手ってアダ名つけられる奴って」
高松「想像もつきませんね……」
ゆり「まさかとは思うけど、そのテンタクル齋藤って……」
学年主任「どう見てもただの触手だ」
藤巻「はぁ!?」
ゆり「そんな奴会ったこと無いわよ!?」
日向「そんな奴、すれ違いすらした覚えないぜ」
松下「本当にそのような教師は居るのか?」
学年主任「えっ、嘘だろ!? こんな長い事いて、あのエロ漫画で人に襲い掛かってきそうなあの触手……先生を見たことないのか!?」
ゆり「学生相手にその例えはどうかと思うけどそれはさておき、そんな奴見たことないわよ! マジで触手なの!?」
学年主任「マジだ。 しかも俺には何を言ってるのか全く分からないのに普通の生徒とは何故か意思疎通が普通に出来ているんだ……もう慣れたけどな」
ゆり「NPCだけにはわかるんでしょうね」
学年主任「この学校にテンタクル齋藤先生を知らない奴が居るとは思わなかったぜ……」
ゆり「その先生、気になるわね……今その先生は何をしているの?」
学年主任「授業中だ……邪魔するなよ?」
ゆり「しないわよ。でも後ろから覗いてみましょう。どこの教室?」
学年主任「そこまでは知らんよ」
ゆり「そう、じゃあそのテンタクル齋藤を見に行きましょう」
学年主任「ちょい待ち」
ゆり「何よ」
学年主任「例えお前らが人間だろうと、授業には出とけ」
ゆり「でももう死んでるのに授業なんて受ける必要無いじゃない」
学年主任「いや、教師として言っとく必要があってな」
ゆり「じゃあこの話はもう良いわね。さあ皆、行きましょう!」スタスタ
学年主任「ってお前、なんで俺の腕を掴むんだ」
ゆり「あら、良いじゃない。折角だからついて来て下さいよ、先生?」スタスタ
学年主任「都合の良いスケープゴートにでもされそうな気がする」スタスタ
NPC教師B「…………あれ? あっ田中先生、行っちゃうんですかー!?」
ゆり「田中先生って言うのね、あなた」
学年主任「……まあな」
ゆり「貴方もこの世界に来たって事は、何か未練とかあったんじゃないの?」
学年主任「それは……」
学年主任の未練:↓1
何人か複数のJKと同時にお付き合いしたかった
学年主任「死ぬ前に一度でも……JLとお付き合いしたかった……」
ゆり「それはまた……」
ゆり(クソみてぇな未練だなと思うけどそれを本人には言わないほうが良いわね)
学年主任「複数の……子と……」
ゆり「は?」
学年主任「複数の……JKと……共に……いっぺんに……」
ゆり「クソみてぇな未練だな!?」
日向「うおっ!? 急にどうした!?」
ゆり「何だその犯罪まがいの未練は!」
学年主任「クソみたいとは何だ! これでも本気なんだぞ!」
ゆり「尚更タチ悪いわっ! いや詳しく聞くつもりは無いけどさぁ!」
遊佐「危険な先生ですね」
藤巻「まあ、男のロマンだからな、女子高校生」
高松「全くです」
松下「そうか? 寧ろもっと年下の方が……」
日向「いや、その話はやめとこーぜ……ってか言い合わずに触手探そうぜ」
ゆり「マジで複数の女子と同時にお付き合いするつもりなのかお前!? くれぐれも戦線の女子には手を出さないでよ!?」
学年主任「出さねぇよ! 多分!」
ゆり「NPCで満足しろよ!」
学年主任「普通の生徒に教師とお付き合いする強者は中々居ないんだ!」
ゆり「そういやあなた……多分ガルデモのファンよね? ガルデモは戦線の中でも特に駄目よ?」
学年主任「だから多分出さないって! あとガルデモについては純粋なファンだ!」
ゆり「へぇーじゃあガルデモの中で誰が好きなんだ? 言ってみろ」
学年主任「そんなの決まってるだろ!」
学年主任がガルデモの中で一番好きな人:↓1
みゆきとしおり
学年主任「ドラムの入江とベースの関根だっ! どっちかには絞れない!」
ゆり「絞れよっ! ……にしても微妙なラインねぇ。マジでバンドのファンだってんなら、好きなメンバーは、今だとひさ子さんとかになるんじゃないの? ギターがかなり上手いし……でもただ単にミーハーな基準で選ぶなら岩沢さんかユイになるわよね……」
高松「さては貴方、相当コアなガルデモのファンですね?」
学年主任「正直、ファン度は誰にも負けないと思っている」
ゆり「まああんなぶっとい資料作るくらいだものね」
学年主任「やはりAlchemyが掛かると客が増えるな。crow songも相当だがな」
ゆり「へぇ……」
学年主任「岩沢が消えてしまったあのライブでは集客数新記録を更新した。あの時は本当にこれからどうなるかと思ったがユイがメンバーに入った時は安心したものだ」
ゆり「そ、そう……」
学年主任「だが今はそんな事はどうでも良いんだ! 大事なのは入江と関根だよ! あの二人を見ていれば自ずと特に好きになる理由が分かるだろう?」
ゆり「いや、分からないのだけれど……」
学年主任「なんだって!? 何故だ!」
ゆり「そんなの個人の趣向の問題じゃない」
学年主任「じゃあお前はガルデモで誰が一番好きなんだよ! 言ってみろ!」
ゆり「ガルデモメンバーの個人に特別な思い入れなんて私は持ってないわよ」
学年主任「なっ……!」
藤巻「! …………なあゆりっぺ。ここの教室の教師って……」
触手『グゥオオオォォォォォ……』
一般生徒A「はい、A=2x 5yです」
ゆり「うわっ、何あいつ……」
日向「完っ全な触手じゃねーか……」
高松「あれがテンタクル齋藤とやらでしょうね」
松下「予想以上に気持ち悪いな」
学年主任「ああ、あれがテンタクル齋藤先生だ」
ゆり「アレは一体、何者なのかしら……」
その一方、ガルデモ側
関根「とにかく下克上を成し遂げるんだよ!」
入江「そ、そう言われても……」
関根「みゆきち、今回のオペレーション名を思い出してみてよ」
入江「えっ……と、何だっけ?」
関根「オペレーション、おっぱいだよ!」
入江「おっぱい……!? そうだったっけ!」
関根「そうだよ! だから私たちはあの二人におっぱいで勝つ!」
ひさ子「お前らさっきからこっちに丸聞こえだかんな?」
岩沢「お前らではまだまだひさ子の胸には勝てないと思うんだ」
ひさ子「胸の話にあたしを出すな!」
入江「や、やっぱり無理だよぉ下克上なんて……」
関根「確かに……胸でひさ子先輩に勝つのは少々厳しかったかもしれない……でも、みゆきち! 私たちでもあの二人に勝てる分野があるよ!」
入江「え、それって……」
下克上を何で行うか:↓1
尻相撲
≫127で、時系列が1話の前なのにも関わらず既に岩沢が消えている事にしてしまっていたので訂正します。
ゆり「絞れよっ! ……にしても微妙なラインねぇ。マジでバンドのファンだってんなら、好きなメンバーは、今だとひさ子さんとかになるんじゃないの? ギターがかなり上手いし……でもただ単にミーハーな基準で選ぶなら岩沢さんかユイになるわよね……」
↓
ゆり「絞れよっ! ……にしても微妙なラインねぇ。マジでバンドのファンだってんなら、好きなメンバーは、今だとひさ子さんとかになるんじゃないの? ギターがかなり上手いし……でもただ単にミーハーな基準で選ぶなら岩沢さんになるわよね……」
学年主任「岩沢が消えてしまったあのライブでは集客数新記録を更新した。あの時は本当にこれからどうなるかと思ったがユイがメンバーに入った時は安心したものだ」
↓
学年主任「新曲が出てくる度に客数が増えて、この学校にはこんなにもせいとがいたのかと毎回驚かされるものだ」
となります。
乙
関根「尻だよ!」
入江「へ?」
関根「胸がダメなら尻で勝てばいいんだよ!」
ひさ子「何言ってんだアイツ……」
関根「というわけで岩沢先輩、ひさ子先輩! 私たちは二人に、尻相撲対決を申し込みます!」
ひさ子「はぁ?」
入江「ね、ねぇ……その私たちってのは……」
関根「勿論、私とみゆきちだよ!」
入江「え、えぇーっ!? 私も尻相撲やらなきゃいけないの!?」
関根「そういう事になるね!」
岩沢「練習は?」
関根「尻相撲大会が終わったらライブをするという事で手を打ちましょう」
岩沢「よし、尻相撲やろう」
ひさ子「待て待て待て! 岩沢をライブで釣ってるんじゃねーよ! ってか今大会って言ったよな!?」
関根「言いましたね」
ひさ子「お前尻相撲やるだけじゃなくてそれに観客招こうとしてないか!?」
入江「え、ぇぇえええーっ!?」
関根「それが下克上ってモノですからね」
入江「そ、それは止めとこうよ、しおりん……」
関根「えー、観客を招くことでそのままライブにも移れる優れたアイデアなんだよ?」
岩沢「よし、観客招こう」
ひさ子「だから岩沢を釣ろうとするなよ! そもそも尻相撲ってどうするんだよ」
関根「こう、お互いに背中を見せ合ってですね……」
ひさ子「いやそういう事じゃなくて。どこでやるつもりなんだよ」
関根「うーん、どこでもいいんですけど、じゃあグラウンドって事で」
ひさ子「ガチで観客招こうとしてるな……」
関根「じゃあ私、客寄せして来ますねーっ!」
入江「ま、待ってぇ!」
関根「おっ、どうしたみゆきち」
入江「やっ、やっぱり恥ずかしいから……せめて予行演習してからにしよう!」
関根「ほう、それはこの私に尻相撲対決を申し込むということで良いんだね?」
入江「えっ……う、うん」
関根「ようし、かかって来いやぁ! みゆきち!」
入江「しおりん、さっきから血気盛ん過ぎるよぉ……」
関根(ふむ、みゆきち相手だからここはこういう作戦を立てておこう……)
関根の作戦:↓1
①攻めに徹しよう
②守りに徹しよう
③よく考えてやろう
④予行演習だしアドバイスしながらやってみよう
4
関根入江コンビすき
待ってるで
ABのSSがみたいんや
関根(本番では心強い戦いっぷりを見せてもらわなけねばならないみゆきち相手だし、アドバイスも交えてやってみよう!)
関根「いいかいみゆきち、背中を向き合い、先に足が動いた方の負け、本番は三回勝負で二回先取勝ち、私とお前対先輩二人だかんな」
入江「何その口調……」
関根「とにかくそこ立って! ほら構えて!」
入江「か、構えなんてあるの……?」
関根「本当に構えがあるのかは置いといて、私流でいうとだな、こう、どっしりと、腹筋で上半身を支えるようにしてだね……」
入江「こ、こう……?」
関根「違うよ! もっとこう、相撲なんだから、『どうだい絶対に倒れそうにないだろう?』って感じの安定感をもってやらなきゃ!」
入江「うーん、こう、かな……?」
関根「そう、それだよみゆきち! そして相手を尻で突き飛ばす勢いが大事だよ!」
入江「突き飛ばす勢い……?」
関根「そう! 腰を落として、相手の状態を気配で測って……尻を突き出す!」
入江「えっ! ……こ、こう……?」
関根「違ーう! もっと相手の攻撃の隙を突く感じで、カモン!」
入江「こ、こうかな!?」ゴッ
関根「ぐふぉっ!?」バタン
入江「し、しおりん大丈夫……?」
関根「お、おう……流石はみゆきち、この戦いでレベルアップした今ならこれで敵なしかもしれない……」
入江「そ、そう? それって良いことなのかなぁ」
関根「ドラムで鍛えられた足腰、そして鋭い攻撃……流石はみゆきちといったところか。でもみゆきち、油断してはいけない。何しろ相手は岩沢先輩とひさ子先輩なんだよ?」
入江「それって本当にやらなきゃいけないのぉ……?」
関根「モチのロンだよ! なんせ先輩方を見てみなよ!」
岩沢「なあひさ子」
ひさ子「なんだよ岩沢」
岩沢「思ったんだけどさ、なんでゆりはオペレーション名をおっぱいにしたんだろう」
ひさ子「何だよ今更。只の思いつきだろ?」
岩沢「でもさ、内容は胸関係無かったし、どっからその発想が出てきたのか謎なんだよね。曲作りの参考になるかもしれない」
ひさ子「まあ謎だけどさ……」
岩沢「新曲は胸の曲にしようか。バストソング」
ひさ子「やめてくれ……」
岩沢「駄目か?」
ひさ子「…………作りたいならまあ、良いけどさ……」
関根「尻相撲前なのにも関わらず呑気におっぱいの話してるんだよ!?」
入江「あれが強者の貫禄……!」
ひさ子「何アホな事言ってんだ関根。入江も、一々乗らなくてもいいから」
入江「あっ、はい。わかりました」
関根「えー、乗ってくれようみゆきちぃ……」
ひさ子「ってか、マジでやんのかよ尻相撲。練習は?」
関根「本来なら今頃私たちは裏山を駆け回っていた筈なんですよ? いいじゃないですか別に」
ひさ子「いや、だからって良かないだろ?」
岩沢「ねえひさ子、尻相撲の曲も考えてみたんだけど、どう?」
ひさ子「マジかよ!? ってか岩沢結構ノリノリ!?」
岩沢「まあ、中々やる機会も無いしね」
ひさ子「いや、確かにそうだけどさ、そういう問題じゃなくてさ……」
関根「ふっふっふ、じゃあ客寄せしてきまーす!」
ひさ子「あっ、アイツ行きやがった!」
関根「目指せ、下克上ーっ!」
入江「行っちゃった……」
ひさ子「ってか、マジでNPC招くのかよ」
岩沢「ライブもあるしな」
ひさ子「ああ、そうだったな……」
その一方、ゆり達
キーンコーンカーンコーン
遊佐「休み時間ですね」
ゆり「あの触手、何物なのかしら……」
藤巻「男のロマンが詰まってるみてーなモンだしな……」
日向「男が皆触手好きみたいな言い方すんなよ……」
学年主任「俺もう帰って良いか?」
ゆり「えー、私達だけじゃテンタクル齋藤とまともに話せる気がしないし、まだいて欲しいんだけど……」
ゆり(それに、わざわざ回りくどい方法を使って職員室に入り込まなくても資料を探せるって事もあるし……是非とも仲間に入れたいわね)
NPC女子A「ねえ、今からガルデモがグラウンドで尻相撲するってー! しかもその後ライブもするんだって!」
NPC女子B「え、本当!? 見に行こー!」
学年主任「何だって!? これは行くしかあるまい!」
ゆり「えっ、このタイミングで!?」
学年主任「ああ。じゃあな」
ゆり「ガルデモのとはいえ只の尻相撲よ!?」
学年主任「でもな……こんなふざけたイベントを企画したのは間違いなく関根なんだよ」
ゆり「だ、だから何よ」
学年主任「だから行ってくる! 止めても無駄だぜ……!」
ゆり「はぁ!? 訳わかんないわ!」
高松「ファン心理、という事でしょうね」
ゆり(マズい! ここで学年主任に行かれたらテンタクル齋藤はどうすればいい! やっぱりいてもらったほうが……それに教師がガルデモ見に行くってマズくないか普通!?)
日向「どうするんだよゆりっぺ」
ゆり「……一旦私達も学年主任についていくか?」
テンタクル齋藤「ギュゥアアアアアアアア」
一般生徒A「はい、ありがとうございました!」
松下「! ゆりっぺ、テンタクル齋藤が職員室の方に行くぞ!」
ゆり「ええっ!? ってか学年主任もグラウンドに向かいだしてる!?」
藤巻「おいおい、どうすんだゆりっぺ」
どうする?:↓1
①全員でテンタクル齋藤を追う
②全員で学年主任を追う
③分断してそれぞれを追う(この場合、どう分断するかも要記入)
④その他
遊佐と高松と藤巻に学年主任を追わせ、残りはテンタクル斎藤
↑同じく
↑に同じく
連投になってしまったすまん
最初の安価がゴミすぎて>>1がかわいそすぎる
ゴミレスしてった奴らはSSの内容に関心ない奴だったろうに
無理して書き切らなくても、ネタがあるなら新しくスレ立て直して安価に頼らないでABのSS書いてくれていいんやで
ものすごくどうでもいいがテンタクル斎藤って古典の先生なのに数学の授業やってるのか。
>>145
正直齋藤先生が古典教師だったことをすっかり忘れてました
取り敢えず齋藤先生は古典も数学も担当出来る凄い先生だった、という事にしておきます
ゆり「遊佐さん、高松くん、藤巻くんは学年主任に着いてって! 残りはテンタクル齋藤を追うわ!」
遊佐「了解です」
藤巻「着いてくって、何すりゃいいんだよ!」
ゆり「なんか根掘り葉掘り聞き出して! あとで合流するから!」
高松「分かりました!」
ゆり「テンタクル齋藤はどこ行った!?」
日向「あっちだ!」
ゆり「よっしゃ行くぞてめーら!」
テンタクル齋藤「ぐもぉぉぉぉぉぉ」
ゆり「見れば見るほど謎だらけね……」
松下「何故彼は裸にネクタイだけしているのだろうか」
ゆり「どうでもいいわよそんな事」
椎名「ヤツの弱点は頭か」
ゆり「そんなん見て分かるもんなの?」
日向「っていうかアレ目とかあるんかね」
ゆり「さあ……でも、もしかしたらアレが神かもしれないわね。神なら目がなくてもどうにかなるのかもしれない」
日向「神ならアイツは間違いなく邪神だな」
TK「Crazy days of life!」
松下「このままだと奴は職員室に戻るだろうな」
ゆり「職員室に行かれると接触が厄介になるわね……でもどうやって接触するべきか見当もつかないビジュアルよねアレ……アレってNPCなのかしら?」
日向「どうみてもNPCって感じには見えないよな」
椎名「だが、教師なのだろう?」
ゆり「でも、学年主任は教師でも人間だったわよ?」
日向「でも流石に人間では無いだろ……」
松下「NPCであっても、他のNPCとは一線を画した存在であろう」
ゆり「やっぱ神? でも神がこんな所で教師なんかやるかしら……」
日向「じゃあ天使みたいなもんか?」
ゆり「天使が人型なのにあんな容姿で出現するかしら?」
松下「見た目からすると天使よりも邪悪なものに見えるが」
ゆり「あら、見た目で判断するのは危険よ? 天使だって一見只の人間なんだから」
日向「いや、でもアレは見た目で判断したくなるわ……」
椎名「奴とは接触しないのか?」
ゆり「ああ、もうすぐ職員室に着いちゃうわね……じゃあ、そろそろなにかしら接触してみましょうか。じゃあ先ずは日向くん、ゴー!」
日向「はぁ!?」
ゆり「大人数で行くより一人ひとりで行ったほうが良いでしょ?」
日向「だからってなんで俺!?」
ゆり「様子見よ、様子見」
日向「にしても、何すりゃいいんだよ……」
どうやって接触する?:↓1
告白する。
ゆり「告白してきなさい」
日向「は?」
ゆり「あなたの事がずっと好きでした、付き合って下さいって言ってきなさい」
日向「はあぁ!? あの性別も分からないようなモンに!?」
松下「なんて鬼畜……!」
椎名「浅はかなり」
ゆり「奴も恋とかするのか気になるじゃない。ね?」スチャ
日向「分かったから銃で脅すな!」
日向「齋藤先生ー!」
テンタクル齋藤「フモ?」
日向「あなたの事がずっと好きでした付き合って下さい!」
テンタクル齋藤「ムオォォ?」
NPC男子「日向がテンタクル齋藤に告白してんぞ!」
NPC女子「そんな、日向くんが男好きだったなんて……!」
ゆり「テンタクル齋藤は男のようね」
テンタクル齋藤「グモオオオォォォォォォォォ」
日向「……?」
ゆり「テンタクル齋藤が全体的に赤くなってるわ!」
松下「赤面、という事か……!」
テンタクル齋藤「ゴオオオォォォ」
日向「は、はぁ……?」
テンタクル齋藤「シュルルウゥゥゥゥ」
日向「は、はい……」
テンタクル齋藤「ポオオオォォォォォオオオォ」
日向「そうっすか……」
テンタクル齋藤「ぐぐおっ」ペチッ
日向「?」
テンタクル齋藤「フヴオォ」ズズ…
ゆり「行ったわね……」
NPC男子A「おーい日向ぁ! 残念だったな!」
日向「あっ、今の振られてたのか」
NPC男子A「何現実逃避してんだよ、元気だしなって」
日向「なあ……テンタクル齋藤、今なんて言ってたっけ」
NPC男子A「おいおい大丈夫かよ、『気持ちは嬉しいけど、生徒と付き合うわけにはいかない』って言ってたじゃねぇか」
日向「そんな事言ってたのか……」
NPC男子A「大丈夫か?」
日向「ああ、じゃあな!」
NPC男子A「ああ、じゃあ」
日向「振られたぜ。あと肩叩かれた」
ゆり「ざまぁないわね」
日向「どこがだよ!」
ゆり「まあいいわ、次は松下五段ね」
松下「俺か……何をすればいい」
ゆり「そうねぇ……」
どうやって接触する?:↓1
触手を掴んで引っ張ってみる
ゆり「触手を掴んで引っ張ってみなさい」
松下「しょ、触手をか。……ゆりっぺ、まだ彼がNPCである可能性は残されているのだろう? そんな事をしてしまっても良いのか?」
ゆり「アレは恐らくNPCでは無いわ」
松下「そうなのか?」
ゆり「っていうか、どっちにしろ引っ張るくらいならまだ許容範囲内でしょう」
松下「引っ張ったと同時に触手が千切れ中身が出てきたらどうするんだ」
ゆり「流石にそれは無いと思うけど……っていうかグロいな!?」
松下「まあ、あり得なくもない話じゃあないか?」
ゆり「あり得るかね……まあ大丈夫でしょ、行ってきて!」
松下「失礼……せいっ」ビョーン
ブチッ
テンタクル齋藤「……?」
松下「……!?」
松下「ゆりっぺ」
ゆり「どうだった?」
松下「触手が……取れた」
ゆり「ええっ!?」
松下「流石に中身は出てこなかったがな」
ゆり「どんな引っ張り方したらそうなるのよ!」
松下「いや、普通にちょっと引っ張っただけだったんだが……」
ゆり「いやいや、それは流石に無いでしょ!? なんかうねうね動いてるし!」
松下「そ、それよりそろそろ職員室に着きそうだぞ」
ゆり「げっ!? こうなったら仕方がない、TK、椎名さん! 行ってきて!」
TK「Come now!」
椎名「了解した」
日向「なんて不安な二人組なんだよ」
ゆり「あっ、そういや……何やれって言ってなかったわね」
松下「それでは、あの二人は一体何をするんだ?」
ゆり「さあ……」
二人は何をした?:↓1
TKが関西弁で話しかけ、斎藤の気を引き、その好きに椎名が一突きにしとめる。
まだか
テンタクル齋藤「……」
TK「なああんさん」
テンタクル齋藤「ぐぉ?」
ゆり「てぃ、TKが関西弁を……!?」
松下「出たか、伝家の宝刀……!」
日向「TKの関西弁は伝家の宝刀だったのか……」
松下「TKの関西弁を聴いたものは二度と生きて帰れないというらしい」
日向「そりゃ俺達死んでるからな」
TK「ちょいええか?」
テンタクル齋藤「ぶぉお」
TK「最近、ルームメイトがしょうたれげでな、この前昼休みに飯食わへんのって聞いたらようけ腹もおきたけんいらんって言うとったんや」
テンタクル齋藤「ずずぅ」
TK「なんでかって聞いてみたら、朝にうどん3杯も食べたって言うとったわ」
テンタクル齋藤「にゅおおぉぉぉぉ」
椎名「……今だ!」
テンタクル齋藤「ぐぅっ!」
椎名「討伐完了」
ゆり「ちょっ! 倒しちゃった!?」
日向「アレ倒していいものなのか?」
ゆり「……さあ? まあ殺ってしまったものは仕方ないわね」
松下「うむ、反省の心さえ忘れなければ大丈夫だ」
日向「そんな軽く言われても……」
TK「Hey!」
椎名「どうだ」
ゆり「うわっ、引きずってきた!?」
椎名「駄目だったか?」
ゆり「……いや、目の前にテンタクル齋藤の死体が転がってる今がチャンスかも知れないわね」
日向「今度は何するつもりなんだよ」
ゆり「今の内にコイツの謎を少しでも解き明かすわよ……!」
学年主任「……で、お前らが付いてくる、と」
遊佐「根掘り葉堀り聞き出して来いとの命令ですので」
学年主任「SSSってのも面倒な組織だな」
高松「そもそも、貴方はこの世界についてどれ程知っているのですか?」
学年主任「さあな、さっぱりだよ。お前らの方がよく知ってるんじゃねーの、そういうのは」
高松「教員という立場から見えてくるものというものもあるんじゃないですか?」
学年主任「いや、普通の学校と大して変わらんよ。違うのは、転入試験とかが一切ない事くらいか」
藤巻「えっ、ここって転入生来ねーのかよ」
学年主任「そんなものが来なくとも、中途半端な時期に新たにやってくる生徒もいるから良いってことなんだろう」
高松「結構適当なものなんですね」
学年主任「まあ転入生なんて現実でも中々来るもんじゃねえしな……っと、あそこが会場だな」
関根「いくよみゆきち! 勝利するぞー!」
入江「お、おー?」
ひさ子「どうでもいいけどさっさと終わらせよーぜ」
岩沢「初っ端からAlchemyとかやるか……? いやでも……」
高松「もうそろそろ始まりそうですね」
学年主任「……ふむ。現在の客は321人か……」
藤巻「なんだそれ、どうやってわかったんだ?」
学年主任「ん? いや見たらわかるだろ」
藤巻「いや普通はわかんねーよ」
遊佐「……あの、」
学年主任「ん、何だ」
学年主任に何か聞く?:↓1
友人関係
遊佐「友人は居ますか?」
学年主任「…………居ねえよ」
遊佐「成る程、ぼっちですか」
学年主任「そんな悲しい事わざわざ言わせるな。寧ろ居ると思うのか? この環境で」
高松「NPCは沢山居るじゃないですか」
学年主任「アイツら模範的な教師ではあるけど正直同僚としてはやり辛いことこの上ないんだよ。友達とかになれるような相手じゃねえ」
藤巻「テンタクル齋藤はどうなんだよ」
学年主任「アイツは傍目から見るといい奴っぽいが何言ってるかはさっぱり分からねえからな……」
高松「貴方のような人間の教師は他に居ないのですか?」
学年主任「居ないだろう。あの調子じゃ」
藤巻「ふーん」
高松「……では何故貴方はこの世界に来たのでしょうね」
学年主任「は?」
高松「貴方が居たなら他の教師も居ていい筈ですよね。では何故貴方以外の人間の教師が居ないのか。それはこの世界においてイレギュラーであるという事」
藤巻「お前……いつにも増して冴えてるな! いつもはただのアホなのに!」
高松「ふっ……コレが私の底力ですよ!」
遊佐「精神年齢が高校生レベルだったとか、そういう事では無いのですか?」
学年主任「酷いことを言うな君は……」
関根「みんなーっ! もうちょっとしたら尻相撲大会始めるよーっ!」
学年主任「おっ、もうちょっとか」
遊佐(時間的に、もう一つくらいなら何か聞けますね)
学年主任に何か聞く?:↓1
死因
遊佐「学年主任、死因は何ですか」
学年主任「あー、なんか良く覚えてはいないが、長ったらしい名前の病気になってな」
遊佐「それで死亡……ですか」
学年主任「……まあ、多分そういう事だな」
藤巻「随分軽ぃ言い方だな」
学年主任「まああんま覚えてないからな、その時の事は」
遊佐「そうなんですか?」
学年主任「最終的には寝たきりだったしな、そんなもんだ」
遊佐「そんなもんですか」
高松「……! 始まりますよ!」
学年主任「おっ、そうか」
関根「よーし! じゃあ第一回、ガルデモ尻相撲大会を開催するよー! 司会進行はこの私、関根しおりがお送りしまーす!」
ワ-ワ- ガンバレ- ヨッシヤァ-!
学年主任「358人だな」
藤巻「結構居るんだな、こんなイベントに」
学年主任「こんなとは何だ、こんなとは!」
藤巻「なんでテメェが怒るんだよ……」
関根「さて、今回の大会ですが、岩沢先輩ひさ子先輩VS私とみゆきちのグループマッチです!」
イワサワセンパイ- ガンバレ- ヒュ-ヒュ-
関根「ではまず第一回戦! 対戦順についてはくじを引いて決めまーす!」ガザゴソ
関根「……よし、第一回戦! 私VSひさ子先輩だぁー!」
ウオオオォォォ ヒサコ-!
学年主任「……さて、どこかに隠れるか」
高松「わざわざ隠れるのですか?」
学年主任「ああ、教師がここで見てるってばれて見ろ、ちょっとしてスキャンダルだぜ」
藤巻「そんなもんなのか?」
学年主任「ああ、少なくともガルデモに見つかったら絶対に逃げられる。絶対にだ」
遊佐「ああ、今までに何度か逃げられた経験があるんですね」
学年主任「ああ、というわけでちょっと向こうからは見えにくい位置に移動するわ、こっちかな」スタスタ
藤巻「面倒くせーな」スタスタ
関根(それにしてもひさ子先輩相手かぁ……厳しい闘いになりそうだ、どういう作戦を取ろうかね)
関根の作戦:↓1
①攻めに徹しよう
②守りに徹しよう
③機転を利かせよう
④その他
2
関根(ひさ子先輩相手に突っ込んでいっても返り討ちにされそうだ……こうなったら、鉄壁の守りって奴をを見せてやりましょう!)
入江「れ、れでぃー……ごーっ!」
関根(なんとも気の抜ける掛け声、さすがみゆきち! さてひさ子先輩は……おぉっと動かない! さてはやる気ないな先輩! だがそれでも私はこの守りの姿勢を崩さないぜ! さあカモンひさ子先輩!)
ひさ子(正直さっさと終わらせたかったが中々かかって来ないな……いやこうなったらこっちから行ったほうが速く終わるか?)
入江「……中々終わりませんね」
岩沢「ライブはまだなのか?」
関根(さあ、さっさとこいや先輩! 返り討ちにしてやりますよ!)
ひさ子「(関根がカウンター狙ってるのが手に取るようにわかる……だがもうそれで終わらせちまえばいいか)……えいっ」ボムッ
関根「(来た!) うおぉぉりゃあぁぁ! 返り討ちじゃああぁぁぁぁ!」ボカン!
ひさ子「……うわーやられたー」トテッ
オォ-! ヒサコマケタ? サスガセキネ!
関根「……か、勝った!? 私、勝った!? やった!?」
ひさ子「あー、じゃー次は岩沢対入江な」
入江「うぅ、やっぱり私もやらなきゃいけないんですか……」
岩沢「まあ良いじゃん。さっさと終わらせてライブに移ろうぜ」
入江「もう全然やる気無いじゃないですか……」
関根(ひさ子先輩相手に突っ込んでいっても返り討ちにされそうだ……こうなったら、鉄壁の守りって奴をを見せてやりましょう!)
入江「れ、れでぃー……ごーっ!」
関根(なんとも気の抜ける掛け声、さすがみゆきち! さてひさ子先輩は……おぉっと動かない! さてはやる気ないな先輩! だがそれでも私はこの守りの姿勢を崩さないぜ! さあカモンひさ子先輩!)
ひさ子(正直さっさと終わらせたかったが中々かかって来ないな……いやこうなったらこっちから行ったほうが速く終わるか?)
入江「……中々終わりませんね」
岩沢「ライブはまだなのか?」
関根(さあ、さっさとこいや先輩! 返り討ちにしてやりますよ!)
ひさ子「(関根がカウンター狙ってるのが手に取るようにわかる……だがもうそれで終わらせちまえばいいか)……えいっ」ボムッ
関根「(来た!) うおぉぉりゃあぁぁ! 返り討ちじゃああぁぁぁぁ!」ボカン!
ひさ子「……うわーやられたー」トテッ
オォ-! ヒサコマケタ? サスガセキネ!
関根「……か、勝った!? 私、勝った!? やった!?」
ひさ子「あー、じゃー次は岩沢対入江な」
入江「うぅ、やっぱり私もやらなきゃいけないんですか……」
岩沢「まあ良いじゃん。さっさと終わらせてライブに移ろうぜ」
入江「もう全然やる気無いじゃないですか……」
関根「さあ行くよー、みゆきちVS岩沢先輩! 勝利の栄光を手にするのはどっちだ! はっけよーい、のこったぁ!」
入江(あっ、掛け声それが良かったのか。 ……にしても、どうしようこれ? 岩沢先輩やる気ないみたいだし、あんまり考えなくてもいい気がするけど……)
入江の作戦:↓1
①攻めに徹しよう
②守りに徹しよう
③機転を利かせよう
④その他
3。
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