少女「クイズとかで答え間違う度、風船が膨らんでくのあるじゃない」
少女「自分があの風船みたくなるときあるのね」
少女「今にもわれそうで」
少女「このドキドキをどーにかしてくれー」
少女「って、ゆうとき」
少女「いっそもう」
少女「わっちゃった方がいいやって」
少女「……思っちゃうときがあって」
少女「――絶対」
少女「だんだん」
少女「しぼんでくんだから」
少女「ただ」
少女「待てば」
少女「いいのに」
少女「――――……」
少女「今、たった今」
少女「――――――――って」
少女「なっちゃうときがあるの」
男「――――……オレは」
男「高いところに」
男「しがみついてるような気がしてるよ」
男「耐えられなくなったら」
男「手をはなせばいいって」
男「死んじゃえばいいやって」
男「思って」
男「力」
男「出して」
男「きて――……」
少女「……ワタシね」
少女「それでもきっとやらないと思うの」
少女「だって」
少女「お母さんかわいそうだもんっ」
少女「もうだめってなってる時間を」
少女「やりすごせるかどうかって」
少女「運とかだと思うの」
少女「私がやらないと思う理由を」
少女「死んだ人が持ってなかったわけじゃないと思う」
少女「男君も」
少女「やりすごしてよ」
少女「それはナシなんだよ」
少女「――ねェ」
男「アレ、トイレじゃない?」
少女「ん!?あっ」
少女「男君は?」
男「この辺にいるよ」
少女「あ……あまり近くに来ないでね」
男「……」
男「オレは」
男「あの人の中にいたのかな」
男「死ぬ準備をしている間」
男「オレを思い出したかな」
男「全てをやめたくなるほど」
男「誰かの力をうばってくって知ってたかな」
いっしょに死んでもよかった
やりたい事なんて
とっくになくしてるんじゃないのか
俺は何で耐えてるんだ
男「……っ」
男「もう」
男「やめてもいいのか」
まだ耐えられるのか――……
おわり
分かる人だけが分かってくれればいい
乙!
携帯小説みたい
悪い意味で
一応出典だけメ欄に
後は野となれ、山となれ
うわぁ…
パクリってこと?
晒しage
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