橘ありす「シンデレラプロジェクトのお部屋ってここでいいのかな…」 (33)

もしもの妄想話
プロデューサーは武内P表記






ありす(莉嘉ちゃんとみりあちゃんに遊びに呼ばれて来たけど…中にいるかな?)


ありす(よしっ…)


ありす「し、失礼します……あっ」


武内P「橘さん…?お疲れ様です。どうかされましたか?」


ありす「お疲れ様です、あの…み、みりあちゃんとり、莉嘉ちゃんに呼ばれて…」


ありす(なんでこの人しかいないんですか!)


武内P「そうでしたか、お二人ならもうそろそろ撮影から帰って来る頃かと思いますが……」


ありす「あの…なら、ここで待っていてもいいですか?上の階に戻るのも面倒なので」


武内P「ええ、もちろんです」


ありす「じゃあ、そうさせてもらいますね……あと」


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武内P「はい?」


ありす「こ、この前のライブでは……ありがとうございました……その…帰り送って頂いて」


武内P「いえ…鷺沢さんの具合はいかがですか?その後気になってはいたのですが…」


ありす「も、もうすっかり元気になりました」


武内P「それは良かったです」


ありす「……心配してもらってありがとうございます」


武内P「いえ…また共演の機会がありましたら、よろしくお願いします」


ありす「は、はい…よろしくお願いします」


ありす(怖そうな人だけど…なんとか喋れて良かった)ホッ

数分後



ありす「…………」(タブレットをいじり中)


武内P「…………」(仕事中)


ありす(………早く二人戻ってこないかな…)


武内P「………橘さん」


ありす「え…は、はい。なんです?」


武内P「お茶と紅茶…どちらがお好きですか?」


ありす「えっ…?急になんですか…こ、紅茶ですけど」


武内P「申し訳ありません、お客様にお茶をお出しするのを忘れていたので…紅茶ですね、すぐにお持ちします」


ありす「あっ………お、お構い無く」


ありす(急に喋りかけられてビックリした……)

武内P「すみませんお待たせしました、どうぞ橘さん」


ありす「ど、どうもありがとうございます…わざわざケーキまで…」


武内P「いえ…こちらこそ、お出しするのが遅れて申し訳ありません……もう少しでお二人も帰ってくると思いますので」


ありす「そうですか…じゃあ後少し待たせてもらいます」


武内P「はい。すみません…お待たせしてしまいまして」


ありす「別に平気ですよ」


ありす(この紅茶…良い香り、あ……)


武内P「お口に合えば良いのですが…」


ありす「……甘くて美味しいです」


武内P「ありがとうございます。では…何かありましたら、お声かけください」

期待

ありすと武内Pとか並べたら危なすぎ

ありす「あ、あの……このケーキ食べてもいいですか?」


武内P「ええ、もちろんです」


ありす「えへ、美味しそうな苺ショート……あ、ゴホン…で、では遠慮なく」パクッ



ありす「いただきます…………ふ、ふふふ」


武内P「た、橘さん?」


ありす「ケーキ美味しい…えへへ」


武内P「そ、そうですか……それは良かったです」


ありす「はっ…ゴホンゴホン、すみません取り乱しました」


武内P「い、いえ…気に入って頂けたようで何よりです」

落ち着いた大人の人を好きになっちゃうのは誰もが経験することや!


ありす「え、えっと……」


ありす(違うんです!これも苺のケーキが美味しすぎるせいで……何か誤魔化せないかな……そうだ!)


ありす「とっ、ところで知ってますか!?」


武内P「はい?何がでしょうか?」


ありす「苺ってレモンにも負けないくらいのビタミンCを有してるんですよ!知ってましたか? 」


武内P「いいえ、すみません勉強不足で…そうなのですか」


ありす「は、はいっ!風邪とか疲れにも凄く効果を発揮してくれる凄い果物なんです!他にも色々あって…と、とにかく苺は凄いんです!」


武内P「なるほど…それは凄いですね」


ありす(ふぅ……な、なんとか誤魔化せた?)


武内P「他にはどのような事が?」


ありす「えっ……き、聞きたいんですか?」


武内P「ええ、橘さんのご迷惑でなければ……」


ありす「聞いてもあまり面白くないと思いますけど…」


ありす(それに…まだ小学生なのに物知りで凄いですね~、とか言われるのも嫌ですし)


武内P「そうでしょうか?橘さんの今の話はとても勉強になりましたが…」


ありす「………」


武内P「あっ、すみません。無理にとは……」


ありす「な、長くなってしまうと思いますけど……それでもいいですか?」


武内P「はい。よろしくお願いします」


ありす「こほん……それではまず苺の歴史から始めましょう、そもそも苺は~~」

武内P「なるほど…」




一時間後


ありす「というわけなんですよ、知ってましたか?」


武内P「いえ、まさかそんなアプリケーションがあったとは…」


ありす「ふふっ、そうなんです。あと……」


ガチャ


莉嘉「ただいま~…はぁ、ちょっと聞いてよPくん!Pくん!帰りに道がチョー渋滞しちゃっててさぁ、帰るのが……あれ?ありすちゃん?」


みりあ「どうしたの?莉嘉ちゃん……あっ!ありすちゃんだぁ!」


ありす「えっ?あっ、二人とも」


みりあ「ありすちゃん!来てくれてたんだね~、ゴメンね?待ってたよね」


ありす「う、ううん…そんなに待ってないから大丈夫」



武内P「お疲れ様でしたお二人とも」


莉嘉「お疲れ様Pくん!」


みりあ「お疲れ様でした~!」


武内P「お二人もよろしければケーキはいかがですか?」


莉嘉「食べる食べる♪ありがとPくん!」


みりあ「わぁっ、ありがとうございますプロデューサー♪」


武内P「少し待っていてください」



みりあ「えへへ~どんなケーキかなぁ」


莉嘉「カブトムシの形したケーキとかかもよ?」


みりあ「なんか強そう!」

莉嘉「えっへへ~!でしょ?ところで、ありすちゃんはPくんとお話してたの?」


ありす「う、うん…少しだけ」


莉嘉「なになに?どんな話?」


ありす「た、大したことじゃないから…」


莉嘉「えぇ~そう?ならPくんに聞いちゃお!」


ありす「えっ……いや…そ、それは」


武内P「私がどうかしましたか?」


莉嘉「あっ、Pくん!ねぇねぇ、ありすちゃんと何を話してたの?」


武内P「普通のお話ですよ」


莉嘉「なーんだっ、つまんないの~…」


みりあ「でもきっと楽しいお話だったんだね!ありすちゃん笑ってたもんね」


ありす「えぇっ!?そ、そんなことないよ」


みりあ「そう?」


ありす「う、うん」


ありす(笑ってた?き……気づかなかったけどそうなのかな)


武内P「すみません私は少し資料を借りに行ってきますので…これで」


莉嘉「じゃあお留守番してるね。行ってらっしゃい!Pくん」


みりあ「プロデューサー行ってらっしゃい!」


ありす「………」


武内P「ありがとうございます皆さん、では……」

ありす(変わった人だったな…)


武内P「橘さん」


ありす「え?は、はい…なにか?」


武内P「お話、大変…興味深かったです。ありがとうございました」


ありす「あ……べ、別にいいですけど……」


武内P「では失礼します」


ありす(……やっぱり変な人だ)





数日後


テレビ局内


ありす「ふぅ……」


奏「ありすちゃん大丈夫?」

ありす「は、はい……大丈夫です!あと、私を呼ぶ時は橘でお願いします」


奏「ふふっ、本番までまだ時間があるからね?リラックス、リラックス」


ありす「だ、大丈夫です…リラックスしてますから。その…私着替えてきます」


奏「うん、手伝わなくても平気?」


ありす「こ、子供扱いしないでくださいっ」


奏「ふふっ、ゴメンね」





ありす「まったく奏さんは…あっ、この靴…」


文香「どうしたの?ありすちゃん」


ありす「えっ…えっと……」


文香「何かあったの?」


ありす「あの…ステージで履く靴のサイズが合わないんです」


文香「そう…ちょっと待っててくださいね?聞いてきますから」

すいません>>1です
眠すぎるので寝ます一応酉もつけました


ありすでいいですよと言わせるのは容易いが問題はそれを言う相手が武内Pだったときである

新参乙

?「橘でありんす…フフ…」

毎度毎度よく思い付くな。尊敬するわ。

傍から見ると御令嬢と超強面SP
雰囲気ありすぎるな…ありすだけに

乙 橘は本当に可愛いなあ

>>20
楓さん仕事してください

おいおい展開が気になりすぎるぞ……

>>20
この台詞を早見沙織ではなく林家木久扇で想像してみよう

ありすちゃんと武内Pとか、最高じゃないですかあ乙

おつ

随分長い眠りについてるなぁ

待っているよ

永眠かな?

もう待ってないし、どうでもいいからはやくHTML化依頼してね。
だしたゴミは自分で片付けてね。

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年09月23日 (水) 17:38:33   ID: XECWYn69

武内pとありすは相性良さそう

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