―序章―
木組みの家と石畳の街。
この独特の景観の街にはもう一つ他では見られない風景があった。
街中の至る所にウサギたちがいるのである。
そのためこの街では自身のペットのウサギを連れ来店する客も珍しくは無かった。
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―序章―
木組みの家と石畳の街。
この独特の景観の街にはもう一つ他では見られない風景があった。
街中の至る所にウサギたちがいるのである。
そのためこの街では自身のペットのウサギを連れ来店する客も珍しくは無かった。
この甘味処「甘兎庵」には一羽のウサギがいた。
店の看板うさぎ「あんこ」である。
凛々しくも可愛らしい姿をしているが、同時に人形のように微動だにしない恥ずかしがり屋なため彼を置物と勘違いしている客も多い。
だが、そんな彼も活発に動く時があった。
それは甘兎庵の隣のボロ小屋に住む少女シャロが目に入ったとき。
そして彼が一方的な好意を寄せるティッピーというメスウサギが来店した時であった。
千夜「いらっしゃいませー」
ペットを連れた一人の客が来店した。
↓1は客の性別を選択してください。
1.男
2.女
男の娘
>>4
おk
つまらん
こいついつもつまらんss書くな
時間帯のせいなのかその時、他に客はいなかった。
客はあんこのすぐ傍の席へと腰を下ろし、注文を済ませるとペットをケージから外へと出した。
その直後である。
店内の空気は激変した。
ペットウサギ「・・・」(ガッ
あんこ「!!」
なんと客のペットの♂ウサギがあんこへ猛烈な突進をしたのである。
縄張り意識が働いたのか?
否
台から叩き落され、そのまま逃げだしたあんこを追いかける♂ウサギの様子は縄張り意識からくるものではなかった。
そう。
それは♂ウサギの放つモノは、まるであんこがティッピーを追いかけている時のようなオーラであった。
千夜「どうしました?」
店内からの喧騒が気になったのか千夜が店の奥からやってきた。
千夜「!!」
そして彼女は息を飲んだ。
なんとそこには見知らぬウサギに追い回されるあんこが居た。
千夜「あんこっ!?」
少年「ふふ。あの子ったら。すっかりあんこちゃんにホレてしまったようね」
千夜「あ、あなたのペットですか?すみませんけど早くあの子を捕まえて……」
少年「どうして?」
千夜「ど、どうしてって……あんこが……」
少年「うちの子はとっても恥ずかしがり屋さんなんですけどね、あんなにあんこちゃんに懐いてる」
少年「きっとアレは一目ボレ……本気のラブね」
千夜「で、でも」
千夜から見たあんこはどう見ても逃げているようであった。
しかしそんな千夜とは対照的に♂ウサギの飼い主はあんこと自身のペットの追いかけっこを微笑ましい表情で見守っていた。
あんこ「・・・」(タタタタタ
♂ウサギ「・・・」(ドドドドド
そうこうしている内に二羽のウサギは店の外へと飛び出していってしまうのであった。
依頼出しとけよ
少年「ごちそうさま」
あの後、千夜はあんこを探しに出て行ってしまった。
少年「やっぱり女は無粋だねえ」
店を出ると携帯端末で位置を確認してから自分のペットを迎えに行く。
少年「いたいた」
♂ウサギ「・・・」
あんこ「・・・」
少年「ふふふ」
人気の無い路地裏。
そこにあんこと♂ウサギは一つとなって居た。
↓1は♂ウサギの名づけの親となってください。
うなぎ
まじかよかば焼きにしなきゃ
――や、やめろ。くるなぁ。
路地裏に追い詰められてしまったあんこに名を「うなぎ」という♂ウナギがスタスタと近づいてくる。
――ボクにはティッピーという恋人がいるんだ。
うなぎ「・・・」
――ひいっ
あんこの言葉など一切聞く耳を持たぬかのようにうなぎはあんこの身体を嗅ぎまわしだした。
そして
――あびゃっ!!
あんこ自身の可愛いお尻の穴へナニかが侵入してくるのを感じた。
直後今度はお尻を激しくパンパンと打ち据えられ始めた。
――ち、千夜にもお尻を叩かれたことなんて無いのに何なの?
うなぎ「ふぅふぅふぅ」
――この荒い息遣いは?
――ボクは一体どうなってるの?
あんこがお腹の中に何かが注ぎ込まれる感触を感じたのはその少し後の話であった。
少年「見なさい。あんこもあんなに嬉しそうに泣いてる」
うなぎ「・・・」
♂ウサギ……「うなぎ」を抱きかかえる少年の足元にはあんこがいた。
ぐったりとうつぶせで寝そべるあんこであったが、その瞳からはポロポロと涙が止め処なく零れ落ちていた。
無理も無い。
なんと言っても私の可愛いペットにコレだけ愛されたのだ。
嬉しくないわけが無い。
少年は満面の笑みを浮かべながらあんこもその腕に抱きかかえる。
少年「ふふ。あんこも疲れちゃったみたいだし甘兎庵へちゃんと送ってあげるからね」
甘兎庵へと戻る間中
うなぎはずっとあんこにじゃれ付いているのであった。
なんだこれ…すげーつまんね
↓1のコンマ(一桁)であんこの精神状態が判定されます。
1~4.ショックはあまり受けていない
5~8.ショックが大きいようだ
9.ティッピー慰めて
0.シャロ慰めて
ま た お 前 か
ワイのシャロへの愛がこんな形で発動するとか……
少年「もうすぐお家に到着だぞ?あんこ」
少年の腕の中でうなぎとあんこはずっとラブラブであった。
少年「名残惜しいねぇ」
フルールドラパンという店の前を通りかかった所で一人の金髪の少女とすれ違った。
その瞬間である。
少年「え!?」
突如あんこは暴れだし驚いた少年の腕から飛び降りると、たった今すれ違った少女めがけて凄まじい勢いで駆け出したのであって。
そして少女の絶叫が周囲に轟いたのはその直後であった。
うなぎ「・・・」
少年「ふふ。大丈夫。あんこもお前のことが大好きだから」
少年「また後日会いに行こうね」
あんこを甘兎庵まで送り届けることが出来なかったのは少々残念であったが、今あんこが追いかけていった少女はたしか甘兎庵のお隣さんの娘だ。
恐らく大丈夫だろう。
そう思い少年とうなぎも家路へつくこととした。
シャロ「いやああああああああ」
あんこ「・・・」(タタタタタ
シャロ「だれかたすけてええええええええ」
あんこ「・・・」(ガシッ
千夜「あら?あれはシャロちゃんと……あんこ。よかったわ~」
いつもと変わらぬ風景があった。
仲良しな二人がじゃれあっている。
そんな光景があった。
シャロ「ああ。千夜ぁ。こいつをなんとかしてーーー」
千夜「うふふ。ごめんなさいねシャロちゃん。あんこったらさっき変なウサギに追い回されちゃって……きっと怖かったのね」
あんこ「(ガジガジガジ)」
シャロ「いいから早くこいつを私から離して~」
千夜「ほら。あんこ。もう大丈夫だからこっちへいらっしゃい?」
あんこ「・・・」
やっと解放されたシャロは千夜の腕の中のあんこへ非難の視線を送りながら、服の汚れを払い落とす……のだが……
シャロ「……やだ……なにこれ?」
シャロの手に妙に粘着質な液体がこびりつく。
バイト先で着替えた際にこんな付着物は無かったので、あんこにまとわり付かれた際についたのだろう。
シャロ「うう。ホントにこいつにかかわるとろくなことが無いわ」
千夜「シャロちゃん。ごめんなさいね」
大事な制服を汚すことになりさすがに申し訳ないと思ったのか珍しく千夜が謝ってきた。
千夜「でも一体何の汚れかしら?」
あんこを抱え上げその身体をチェックするがあんこの身体に特に濡れている部位は無かった。
だとすると一体あの液体はどこから出た物だろうか?
千夜は首をかしげるのであった。
相変わらずマジキチ
何がこの作者を突き動かしてんだ
このあんこキチがティッピーとシャロと千夜を巻き込むなよ
穢すんならてめーの大好きなあんこだけにしてくれやゴミカス
さっさと依頼出せよクソ
連絡事項
ここから「男」は「私」にします。
以下本文
1章―再会―
私「さて昼食にしようね」
街を一望できる高台にあるベンチに少年とうなぎはいた。
そして露店で購入した昼食の一部をうなぎへ差し出した時である。
――ベシャ――
私「!!」
うなぎ「・・・」
あんこ「・・・」
あんこである。
なんとあんこが空から降ってきたのであった。
あんこ「・・・」
昼食の上に降ってきたあんこは状況が把握できていないようだ。
私「ふふふ」(ヒョイ
私「まさかあんこの方から会いに来てくれるなんて嬉しいよ」
あんこ「・・・」
「誰だお前は?」そんな視線をあんこは向けているが私は気にせずあんこをうなぎの隣へと降ろしてやる。
あんこが降ってきてからずっと興奮した面持ちであんこを抱える私を見ていた。
あんこ「・・・」
うなぎ「・・・」
あんこ「!!」
うなぎ「・・・」(ガバッ
見詰め合うこと数秒。
我慢が出来なくなったのかうなぎはあんこへと飛び掛った。
↓1のコンマ(一桁)で判定されます。
偶数、あんこは逃げられなかった。
奇数、あんこはなんとか回避できた。
0、うなぎを回避できたが回避先は少年の膝の上だった……
あ
あんこ「!!」
いきなり自分へ飛びついてきた♂ウサギ……うなぎに対しあんこは反応する事が出来なかった。
あんこ「―――」
うなぎ「~♥~♥~♥」
うなぎはそんなあんこにしっかりとまとわり付くと、あんこの小さな身体を満遍なく嗅ぎまわり、所々を齧る。
少年「うなぎは本当にあんこが大好きだな」
あんこによって台無しされた昼食をゴミ箱へと放り込みながら、少年は自身のペットの戯れる姿を見て微笑ましく思った。
あんこも嬉しいのか普段からは想像も出来ないほど、その身体をバタつかせながらはしゃいでいた。
あんこの行動を↓1は選択してください。
1.必死に逃げようとする
2.抗うのを止める
1
2
3
4
5
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...‐''゙ . ` ´ ´、 ゝ ''‐...
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ノi|lli; i . .;, 、 .,, ` ; 、 .; ´ ;,il||iγ
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`;;i|l|li||lll|||il;i:ii,..,.i||l´i,,.;,.. .il `, ,i|;.,l;;:`ii||iil||il||il||l||i|lii゙ゝ
゙゙´`´゙-;il||||il|||li||i||iiii;ilii;lili;||i;;;,,|i;,:,i|liil||ill|||ilill|||ii||lli゙/`゙
´゙`゙⌒ゞ;iill|||lli|llii:;゙i|||||l||ilil||i|llii;|;_゙ι´゚゙´
――なんだコイツは?
やめろ!こっちへくるな!
あっちへいけ!
うなぎ「~♥~♥~♥」
――いたい。いたい。いたい。やめるんだ。
まとわりついてきたこのウサギはボクを執拗に齧ってくる。
今もボクの耳をもぐもぐと齧っている。
ボクは必死に振り払おうとするが、コイツは全く離れようとしなかった。
少年「うなぎは本当にあんこが大好きだな」
――何を言ってるんだ?
ボクはこんなに嫌がってるのに!
ヒトの嫌がることをするなんて最低なヤツのすることだゾ!
ボクは必死にこの♂ウサギから逃げようと抵抗を続けるのであった。
だがその間、このうなぎと呼ばれる♂ウサギはボクを齧るのを止めなかった。
――――!!
ボクのお尻の中へ何かが忍び込んできた。
――ひっ。な、何?
この感じ・・・なんがか以前にも・・・あったような?
うなぎ「ふーふーふー」
少年「お盛んだなぁ」
――ま、まさか?
そんなだってオス同士だよね?
いくらボクがチャーミングだからって・・・そんな・・・。
ボクは必死に脳裏に過ぎったイメージを払拭すしようしたが、そんなのお構い無しにボクの中へと挿入されたモノが上下に動き出した。
――!!
い、いやだ。
ボクが汚されてしまう。
そうしたらティッピーもシャロも千夜もチノもココアも悲しんでしまうじゃないか!!
ボクは必死に逃げようとした。
―――その結果―――
↓1のコンマ(一桁)で判定されます。
0~3、あんこは逃げる事に成功した
4~8、あんこは逃げれなかった
9、千夜「あんこーどこー?」
ごちうさである必然性を感じない
,. :┐ __
∥:: :| /:: ィ:: }
|l :: ::| _壬_ 〃/ /:::/
|l :: ::/〃 : ヾ/::/ ,:: :/
|l: :: { {{: . : ./::/ /:/
ソ -‐==<./:/
/ :: :: :: :: :: :: :: `:く
′:: :: :: :: :: :: :: :: :: :,
. }●)人::.(●) : :: :: :: |
ニニナr' , ヽ: :: ニ二二工 ついにボクはレイパーやオナホっていう風評被害から解放されたんだね?
从 ^ ノ:: \:: :: :::ノ
/ `ミ::¨´:: :: :: ::ヽ:: 〈
/::、:: ̄:: ::'' ":: :: ::.ヽ
,´ :: } :: :: /:: :: :: :: :: :: \
l: :: リ ヘ/: :: :: :: :: :: :: :: ::\ _,、
|:: ::′ /:: :: :: :: /: :: :: :: :: :: ヾ ̄:: ::::|
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| :: ∨: :: :: :: / :: :: :: :: :: :: :: :::::}ー ´
l二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二l
もう他のキャラと絡ませないでよ
あんこは必死にうなぎから逃げようとした。
しかしうなぎはあんこをガッシリと掴み非力なあんこは逃げることなどできなかった。
うなぎは容赦なく腰を打ち据え続けた。
そして――ー
うなぎ「!!」(ビクン
あんこ「!!」(シクシク
――うぅ。ひどいよ。
ボクは汚されてしまった。
それもこんなどこの馬の骨とも知れない駄兎に。
ショックのあまり涙をこぼすあんこを余所にウナギは再度あんこへマウンティングを開始しようとした。
しかし―――その時である。
あんこ「・・・」
なんとあんこの身体がスーっと宙へと昇っていくではないか。
そしてその背には漆黒の翼が生えていた。
うなぎ「!?」
ギャアアア―――あんこからそんなとてもウサギが発するとは思えない鳴き声が発せられるが、よく見れば何のことはない。
あんこはカラスに捕獲されてしまったのだ。
少年「あらら。甘兎庵のウサギがよくカラスに捕まってるとかいう噂は本当だったのねー」
うなぎ「・・・」
あんこの姿はみるみる小さくなってゆき、程なく少年とうなぎからは視認できなくなってしまった。
普通ならこれでもあんこと会うことは二度と無いのであろうが、その噂には続きがあり、何でもそのウサギは気づけば店に何事も無く戻ってくるそうである。
ならばきっと今回も大丈夫であろう。
少年「うなぎ。帰るよ?」
いまだあんこが消えてしまった上空を見続けるうなぎを抱え上げケージへと戻す。
少し早めの昼食だったため今は人もあまり居ないが、間もなくこの辺りも昼食を取ろうとする人たちで賑やかになるだろう。
少年「うなぎも人込みは苦手でしょ」
そして少年とうなぎはその場をあとにした。
あんことはまたすぐに会えると信じて。
千夜「そのお弁当おいしそう」
ココア「ほんと?今日はね―――」
学校のベンチで昼食を取る二人の少女がいた……ココアと千夜である。
ココアは自信作のお弁当を自慢げに披露していた―――だが
―――ヒュルルルル
―――べしゃ
ココア「―――!?」
千夜「あーあんこったら。またカラスにさらわれたのね」
上空からはカアーカアーとどこか残念そうに鳴くカラスの声がしていた。
突然のことに放心するココアだが、隣の千夜は気にする様子もなくあんこの身体を軽くチェックする。
千夜「今回も特に怪我は無いみたいね」
あんこ「・・・」
千夜「ごめんなさいねココアちゃん。あんこったらよくカラスにさらわれるの」
その後、傷心あんこはココアに抱かれながら放課後まで過ごした。
――ココア。あったかいよ。
だがココアも千夜もあんこがどんな目にあっていたかなど知る由も無かったのであった。
そして―――
シャロ「なななんてもの連れてきてるの。やめてこっちこないでぇぇ」
シャロは来店したココアと千夜の連れているあんこを見て普段の彼女からは考えられないほどに慌てふためく。
あんこ「・・・」
そんなシャロを見たあんこはシャロへ向かい―――
↓1は選択してください。
1.歴史通り
2.あんこがシャロへ飛びつくことは無かった
1
千夜「―――ちょっと恐怖症で」
ココア「なんだ。あんこのほうか」
――シャロ。
ココアも千夜もボクにやさしくしてくれた。
シャロもしてくれるよね?
ボクは思い切りシャロへと向かいジャンプした。
シャロ「むきゃ。うあ。いやぁ」
――ほら。やっぱりだ。
シャロはこんなに喜んでくれている。
さっきの事は犬にでも噛まれたと思って忘れることにしよう。
そう思いながらボクはシャロに思い切り甘えるのであった――。
2章―強襲―
――あ、あいつは。
その日、人の入りもまばらな時間帯………そいつは現れた。
うなぎ「・・・」
以前、嫌がるあんこと無理やり交尾をした変態ウサギである。
どうやって入り込んだのか飼い主はおらず、うなぎ一羽だけでの来店であった。
――ど、どうしよう。
今はまだ千夜もお店に出ていない。
他の店員もヤツの存在に気づいていない。
↓1はあんこの行動を選択してください。
1.置物のふりをしてやり過ごす
2.全力で逃げる
3.隠れる場所を探す
うなぎはあんこに気づいてしまったようだ。
うなぎはあんこに飛びついた。
あんこはにげだした。
1.置物のふりをしてやり過ごす
2.全力で逃げる
3.隠れる場所を探す
4.お前らの誰か「あんこを苛めるな」 あんこ「ありがとうイケメンなお兄さん。俺にボクのお尻を貸してあげる」
5.ココアに似た声「こらこらー嫌がってるじゃないですかー?ダメですよーケンカは」
6.あんこ「戦わなければ生き残れない」
7.青山に似た声「ダメですよ。仲良くしないと」
↓1は上記より一つ選択してください。
4のは
×俺に
○お礼に です
改めて↓1
6
――逃げちゃダメだ!!
戦わなければ生き残れない。
ボクは逃げるのを止め方向転換をすると、意を決し変態ウサギへと突撃をした。
うなぎ「!!」
突然のことに驚いたうなぎはあんこの頭突きをもろに顔面へと貰ってしまった。
うなぎはそのまま体勢を崩すと床をゴロゴロと転がっていった………っが、すぐに起き上がると再度あんこめがけて飛び掛る。
うなぎの体格はあんこよりも一回り大きく、また酷く興奮しているようだ。
このまま取っ組み合いになればあんこに勝ち目はないだろう。
あんこのケツの運命やいかに?
↓1のコンマで判定されます。
奇数、あんこは汚されてしまった。
偶数、あんこは何とかこのピンチを脱せられた
ゾロ目、あんこ「スペード10&Jを手に入れたぞ」
あんこはうなぎに組み伏せられてしまった。
うなぎのうなぎの様なペニスがあんこの腹へ擦り付けられる。
――だ、誰か助けて!!
↓1のコンマ(一桁)で判定されます。
0、お前らの誰か「写メしてうpしてやるwwwwww」
1~4、シャロ「千夜ーいるー?」
5~8、ワイルドギースがあらわれた
9、うなぎ「鰻じゃないよ穴子だよ」
あ
――うぅ。ボクはまた汚されちゃうんだ。
そう思った時であった。
ガチャっと店のドアが開く音がした。
シャロ「千夜ーいるー?」
――シャロだ。
この状態からじゃ姿は確認出来ないけれども、この声はシャロだ。
――助かった。
きっとシャロはボクのピンチを助けてくれるの違いない。
シャロ「千夜ーいないのー?」
だがあんこの期待とは裏腹に声は聞こえてくるが、シャロが店内へ入ってくる気配はない。
それもそのはずであった。
シャロはあんこを警戒しドアをわずかに開け呼びかけているが店内へと入ろうとはしなかったのだ。
――シャ、シャロ。早く助けて。
――!!
シャロの助けを期待し最後の力を振り絞っていたあんこであったがお尻へまたしても異物の侵入を感じ身を硬くする。
――うあ・・・うあああああああ。
うなぎ「・・・」
やがてソレは前後へと激しく動き始めるのであった。
シャロ「千夜ーいないのー?」
ドア付近からはいまだにシャロの声だけが聞こえてくるのであった。
シャロ「いやっあんk……じゃない?」
うなぎ「・・・」
意を決し店内へ入ろうとしたシャロの足元をトコトコと一羽のウサギが歩き去っていく。
シャロ「どこからか忍び込んだ野良ウサギ?」
シャロの疑問を余所にそのウサギはシャロには一瞥もくれることなく道へ出るなりどこへともなく駆け出していってしまった。
シャロ「なんだったのかしら……っは」
シャロはこの位置はアイツから丸見えの位置であり、そしていつもなら自分へ向かい襲い掛かってるくる事を思い出し身構える。
シャロ「………あれ?」
だがその日は一向にアイツ……あんこが襲ってくる気配は無かった。
それによく見れば台の上にもあんこは居なかった。
シャロ「……なんだ。今日はあいついないのね」
安堵のため息をつき、シャロは安心して店内へと入っていく。
千夜も居ないようだが、どうせ借りていた本を返すだけなのだから部屋へ置いておけばいいかと、千夜の部屋へ上がらせて貰うために店の奥へと足を向けるのであった。
だが、彼女は気づいていなかった。
たった今、通り過ぎた客席の一つの隅っこでプルプルと震えている小さな黒い塊の存在に―――。
その日の晩
千夜「なんだかあんこの毛がやたらカピカピしているわ」
あんこ「・・・」
千夜「それになんか変な臭いもするような………」
あんこ「・・・」
千夜「シャロちゃんが来たみたいだし、その時また追いかけっこでもして汚れちゃったの?」
あんこ「・・・」
千夜「んー仕方ないから身体を洗ってあげるわね」
その後あんこは千夜に身体を綺麗に洗ってもらった。
だがその傷ついた心と身体が癒えることは無かったのである。
↓1のコンマ(一桁)であんこの状態が決定します。
1~4、このくらいじゃ泣かないぞ
5~8、ボクは汚されちゃったんだ
9、お尻が疼くよぉ
0、翌日。レイパーは最低だ。 あ、ティッピー交尾しよう。
あ
千夜「すーすー」
――・・・
――・・・おかしいな。
――お尻がむずむずするぞ?
痛みとも違う。
何だろう?
この切ない気持ちは?
――・・・
ボクは寝床から起き上がると室内を見回す。
――アレは。
ボクは床に千夜の木刀が転がっているのを見つけた。
――・・・
ボクはそれに近づき切っ先部分を摩ってみる。
スベスベして気持ちいい。
――触っていたらお尻のむずむずが増した気がする。
排泄時に感じるそれとはまた違う。
むしろ・・・あの変態ウサギに・・・
――!!
ボクはかぶりを振りあのウサギの事を頭からかき消す。
ボクは一体どうしてしまったのだろう?
そしてこの疼きを治めたいけど・・・
・・・この木刀で擦ったら治まるかもしれない・・・?
↓1以降は選択してください(2票先取)
1.あんこは木刀で遊び始めた
2.ボクは紳士なんだゾ。何をバカなことを――
1
コトン…コトン…
あんこは木刀に座り込むように跨り臀部を擦り付けていた。
――物足りないよぉ
この感覚は治まるどころかより切なくなるだけであった。
なんとか挿入することは出来ないものか?
そう考えてはみたあんこは―――
↓1は選択してください。
1.あんこは木刀を挿入する準備を開始した。
2.――ボクは紳士なんだゾ。何をバカなことを
3.――もっといい物は無いかな?(あんこは室内を再度調べ始めた)
3
千夜「くー」
暗闇の中、あんこは室内をゴソゴソと漁り始めた。
その結果見つけたものは―――
・ドラムスティック
・兎を模した兜
・栄養ドリンク
――どれを使おう?
↓1は上記より一つ選んでください。
↓2のコンマ(一桁)により千夜の眠りの度合い判定
0~4、起きる気配は無い
5~8、眠りが浅くなっている
9、ナイスなタイミングで千夜覚醒
ドラムスティック
・2つ目は>>62のコンマで判定します。
以下本文。
あんこはドラムスティックを発見した。
以前、千夜が甘兎庵でドラム演奏をしてみようと言い出した時の物だ。
――・・・。
ボクはコレがちょうどいいと思いコレを使うことにした。
――太さもまるでアイツのみたいだ・・・
――・・・っは。
ボクはいったいなにを考えているんだ?
ボクは脳裏によぎるあの変態のことを振り払う。
――これはこの疼きを治めるための行為なんだ。
決して好きでやるわけじゃないんだゾ。
あんこはスティックを器用に持ち運び準備を整え始めた。
千夜「んん……」
だが、あんこは自分の立てる物音により千夜の眠りが大分浅くなっていることに気づいてはいなかった……。
――よし。これでいいぞ。
ドラムスティックを棚と本を使いしっかり程よい高さに固定する。
あとはこのスティックの先端でお尻をツンツンするだけだ。
そしてあんこは行為を始めた。
――はうう。
なんだろうとっても気持ちいいぞ。
街のメスウサギたちに種付けしてあげてる時や、シャロとティッピーを追いかけてる時とはまたちがう快感があんこを襲う。
――でもボクはとても理知的なウサギなんだ。
これはあくまでこの違和感をなくすため。
決して快楽を得るためじゃないんだ。
あんこは自分にそう言い聞かせるが、その身体はその意に反し動きを止めることは無かった。
―――そして―――
↓1は選択してください。
1、あんこは一線を越えてしまった。
2、あんこは自制に成功した。
↓2のコンマで判定されます。
偶数、千夜は寝たままだ
奇数、千夜は起きてしまった
――あうあう。このつるつるした感触がたまらないよぉ
気づけばボクはスティックをお尻の穴へと挿入していた。
そして肛門の筋肉を緩め、身体をくねらせては、その感触を存分に味わっていた。
――なんだろう・・・こんどはおまたがせつないぞ?
四つん這いになり前後に手足を動かしていたボクは頭を下げ股間へと眼をやる。
そこには勃起してしまっている可愛らしいペニスがあった。
――あうあうあうあうあうあうあう
もう我慢できない
ボクの意思に関係なく本能が腰をガクガクと振り出させはじめていた。
腰を振るたびにお腹の中のスティックが押し込まれ下腹を圧迫するが、その振動すら心地いい。
――おっおっおっおっ
お腹への刺激に呼応するかのようにボクのティンポもどんどん肥大化していくのが分かる。
――おっ!くひっ!くぅ・・・っ
そしてボクの絶頂とともに辺りは真っ白な光に包まれていくのであった。
千夜「………」
↓1以降は衝撃の展開を見た千夜の反応を選択してください(3票先取)
1.引くなっ
2.夢ね
3.今後のあんことの接し方を数時間に渡り思案するも答えは出ず様子を見ることにした
4.某企業「ご不要のペットの回収承ります」
5.あんこがどんなになったってあんこはわたしのたいせつなぺっとだからね?
6.千夜はキャベツ畑を信じてるような娘だったため今回の一件は彼女の理解の範疇を超えていた
7.わたしあんこのおしりがきになります
8.千夜「こうすればもっと面白いわ」
9.翌日あんこは街外れに捨てられていた
10.真ウサギへ更正させるためにティッピーと結婚させましょう
を追加します。
↓1は上記10の中から一つ選択してください。
↓1のコンマ(一桁)での判定に変えます(0は10とします)
このくらいでは泣かないぞ
3章―恋慕―
あんこ「・・・」
あんこは鉄格子で囲われた台の上に鎮座していた。
今朝から千夜はずっとどこかよそよそしく、あんこをどう扱っていいのかまるで分からないという表情であった。
そして昼も過ぎ客もほぼいなくなりガランとした店内にヤツが現れた。
うなぎ「・・・」
飼い主は注文をするとすぐにうなぎをケージから出す。
――また汚されちゃうの?
不安と恐怖に身を震わせるあんこであったが、うなぎはその場から動こうとしない。
そう……檻のおかげでちょうどうなぎの位置からあんこは死角となっていたのだ。
動く気配のないうなぎを確認しホッと胸を撫で下ろすあんこ。
―――だが
千夜「あんこ……そのご飯を……」
そう言いながら千夜が檻を台からはずした瞬間である。
うなぎ「・・・」(ギョロ
うなぎはあんこの姿を確認するや否や、それまで大人しく飼い主の隣に座っていたのが嘘の様な勢いであんこめがけ突撃をするのであった。
あんこ「!!」(ダット
うなぎ「~♥~♥~♥」(ピョンピョンピョン
千夜「……あら?」
少年「あー追加で大黄金宣言を一つ」
――ノオオオオ!!
なんでこいつはボクを追い回すの?
ボクは何も悪いことしてないのに。
うなぎ「・・・」
――助けておかーさん。
うなぎ「・・・」
必死に逃げるあんこであったが、店の裏側まで逃げたところでついに捕まってしまう。
――ひい
ヤツはすぐにボクへマウンティングを開始した。
挿入されたヤツのイチモツはワカメのごとくボクの中で増大してゆく。
うなぎ「・・・」(ビクン
――!!
ボクはお腹の中に何か粘着質な液体が大量に注ぎ込まれるのを感じた。
――お、終わったの?
変態ウサギは一度ビクンと痙攣し動きを止めたままだ。
逃げるなら今のうt――
うなぎ「・・・」(ガクガクガクガクガクガクガク
あんこが逃げようと身体をよじらせた瞬間。
うなぎは再度マウンティンぐをはじめた。
そしてそれは一度目の比ではない動きであった。
――た、たすけてお母さん。涙が止まらないよぉ。
絶体絶命のあんこ。
だが……その時、彼の前に現れたのは……
↓1は選択してください。
1.千夜
2.シャロ
3.ワイルドギース
4.少年
5.メグに似た声「おねーちゃんこの子たちなにしてるのかなー?」
3
絶体絶命のあんこの前に現れたのはワイルドギースであった。
ワイルドギース「………」
彼は無言であんことうなぎを睨みつける。
――こいつは・・・いつの間にかシャロの家に住み着いた間男じゃないか。
丁度いい早くボクを助けるんだ!!
ボクは今までお前のことを大目に見てきてやってきたんだゾ?
その恩を返すんだ!!
あんこはパンパンと音がしそうなほどのスパンキングなマウンティングをされながらもワイルドギースへと目でそう訴えた。
ワイルドギース「………」
その視線を一身に受けたワイルドギースの取った行動は―――
↓1はワイルドギースの行動を選択してください。
1.無条件にあんこを助けてやる
2.助ける代わりに条件を出す(条件は希望内容を記載)
3.ワイルドギースは無言でその場を立ち去った
4.嬲
2シャロに近づくなカス
ドガッ!!
腰を振るのに夢中であったうなぎは突然のワイルドギースの体当たりにより弾き飛ばされてしまう。
――やった。
よくやったぞ。
自由になったあんこはすぐさまその場を離れようとした……だが
ガッ!!あんこが駆け出そうとした瞬間、今度はあろうことかワイルドギースが彼に覆いかぶさったのである。
――!!
ま、まさかコイツもボクのお尻を狙ってるの?
なんて節操の無いケダモノなんだ。
――まさかシャロに近づいたのもボクを犯すためだったの?
あんこは今ほど自分の愛くるしさ、可愛らしさを呪ったことは無かった。
しかし
ワイルドギース「………」
――・・・え?
な、なんだって?
あんこを組み伏せるワイルドギースはあんこに対し静かに告げた。
「もう二度とシャロに近づくな」……と。
――こ、こいつは何を言っているんだ?
勝手に同棲しだしただけでも・・・それを許すボクに対して感謝すべきなのに・・・
それだけでは飽き足らずに調子にのってボクとシャロの仲を引き裂くつもりなのか?
――・・・
ボクは怒りに身を震わせる。
そんな略奪行為を許すわけにはいかない。
そんなことを許したらシャロはこのケダモノに陵辱されてしまうじゃないか。
ボクはこの身に正義の炎が燈るのを感じた・・・だが、それと同時にボクのお尻の中が急にキュンと冷たくなるのも感じた。
うなぎ「・・・」(ムクリ
そう……あんこの返事を待つワイルドギースの背後でうなぎがゆっくりと起き上がっていたのである。
うなぎはそのギョロリとした瞳であんことワイルドギースへぬっとりとした視線を送る。
行為の途中で邪魔されたため彼の気は非常に荒い状態であり、今にも飛び掛らんばかりの状態である。
ワイルドギース「さあ、どうする?」
ワイルドギース「二度とシャロへ近づかないと約束すれば、この場は助けてやる」
ワイルドギースの出した条件をあんこは―――
↓1は選択してください。
1.飲む
2.拒否する
3.なんとかワイルドギースとうなぎを潰し合わせようとする(コンマ(一桁)が7の場合成功、7以外の場合は失敗)
2
――ふざけるなっ!!
シャロはボクの物だぞ。
ボクとシャロはシャロが小さい頃から愛し合っている仲なんだ。
お前みたいなどこの馬の骨とも知れないヤツの入り込む隙間なんてないんだゾ。
あんこはワイルドギースの提案を強く拒否した。
ワイルドギース「そうか」
そう言うとワイルドギースはあんこの上からヒョイっと飛び降りた。
そして、入れ替わるようにうなぎがあんこへ覆いかぶさり―――
――へ?
――――!!
再度あんこのアナルへ異物が挿入される。
さらにうなぎは今度は二度とあんこから剥がされぬためにか、あんこの頭部を強くガジガジと噛み付く。
――た、助けて。
あんこは既にその場から離れていくワイルドギースを涙目でじーっと見つめ助けを乞う。
だが、彼がその視線に応え振り返ることは一度も無かった。
少年が会計を済ませ店のドアを開けるとトコトコとうなぎがあんこを背負い戻ってくる。
少年「うなぎ……どこへ行っていたのですか?」
うなぎはそのままレジの前まであんこを運び床へそっとおろしてやる。
あんこは降ろさるも固まったまま動こうとしなかった。
千夜「あら。あんこ」
千夜がレジから出てあんこを拾い上げるも、あんこは固まったままである。
少年「あんこちゃんに遊んで貰ってたんですね?楽しかったですか?」
少年もうなぎを抱きかかえるがうなぎの視線はあんこに釘付けである。
少年「よほど……その子が気に入ったみたいですね」
千夜「あらあら。さすがあんこね」
あんこ「・・・」
少年「それではごちそうさまでした」
千夜「ありがとうございましたーまたどうぞー」
店のドアが閉まるまで名残惜しそうにこちらを見つめ続けるうなぎ、そして千夜にしがみ付きながらも、そのうなぎから目を離さぬあんこ。
そんな二羽を見た千夜は「あんこに良いお友達が出来てよかった」と思うのであった。
―その日の深夜―
――また・・・お尻がむずむずするよぉ
切ない気持ちになったあんこ。
彼はそのもどかしさを埋めるために・・・。
↓1は選択してください。
1.自慰倒錯
2.千夜。ボクを慰めて。
3.シャロ。いま、会いに行きます。
4.寝よう
2
トコトコトコ
千夜「すー」
あんこ「・・・」(ジー
ヨジヨジヨジ
千夜「くー」
あんこ「・・・」(ストン
千夜「むぎゅ」
あんこは千夜の顔にかつてクレープの上に落下した時のような体勢で座り込む。
あんこ「・・・」(フリフリフリ
千夜「んんんー」
そしてあんこはお尻……肛門を千夜の顔へと擦りつけることで、その疼きを治めようとした。
――なんだか気持ちよくなってきたぞ。
千夜のスベスベで形の整ったお鼻が程よく刺激を与えてくれる。
あんこ「・・・」グリグリグリ
さらに下半身をうねらせるあんこ。
そしてその都度寝苦しいのか息を詰まらせる千夜であった。
↓1のコンマ(一桁)で判定されます。
偶数、千夜覚醒
奇数、千夜は眠ったままだった
――ふぅ
満足した面持ちで千夜の顔面から降りるあんこ。
千夜「う……うーん……」
千夜はなにやら悪夢にうなされているかのごとく低い呻きをあげていた。
――まだまだ満足できないゾ!!
そしてあんこは器用に部屋の窓を開けると、夜の街へと駆け出すのであった―――
ガシャーン!!
チノ「!!」
ティッピー「!!」
静寂に包まれていた室内は窓ガラスの割れるけたたましい音に包まれチノとティッピーは何事かと飛び起き窓のほうへと視線を向ける。
あんこ「・・・」
そこに佇むのはあんこであった。
チノ「……あんこ……ですか?」
あんこ「・・・」(ダッ
チノ「!?」
ティッピー「ノオオオオオオオ」
あんこ「~♥~♥~♥」(ドドドドド
ココア「チノちゃん。なにご……って、あんこ!?」
騒ぎを聞きつけ部屋へと駆けつけたココアの目に飛び込んできたのはティッピーを追い回すあんこであった。
ココア「な、なんであんこがいるの?」
チノ「それがいきなり窓を突き破って……」
ティッピー「ノオオオオオオオオオオオオ」
あんこ「~♥~♥~♥」(フンスフンスフンス
チノ「とりあえずあんこを捕まえるのを手伝ってください」
ココア「う、うん」
↓1のコンマで判定されます。
0~20・51~80、あんこ捕獲成功
21~40、あんこ逃亡
41~50、ティッピーとあんこは夜の街へ
81~98、タカヒロ「なんだいコイツは?」
99、チノ「いい加減にしてください。変身」
―連絡―
すでに何回かやってますが、一定時間(数時間~1日)反応無い時は選択肢の追加or適当に進行させます。
あと一応今回は千夜らに危害は加えません(多分)
がんばってあんこにバージンロードを歩ませてやってください。
↑のは改めて↓1で判定。
あ
人間キャラの獣姦は荒れる元凶だから気をつけろよ
マーキングでもアウトだしな
ココア「あんこー大人しくしてー」
ココアとチノはあんこを捕まえようとするが、あんこは二人を器用にかわしながらティッピーを追い回し続けた。
やがて
ティッピー「ノオオオオオオオオオオオオ」
あんこ「・・・」
チノ&ココア「あっ………」
ティッピーは勢いあまり窓から外へと飛び出してしまう。
そしてあんこもその後へ続くと二羽は夜の街へと消えていってしまうのであった。
チノ「……寝ましょう」
ココア「……いいの?」
チノ「……きっとティッピーなら大丈夫です」
―翌朝―
チノは学校へ向かう途中で物陰に隠れ震えるティッピーを見つけるのであった。
チノ「おじいちゃん。大丈夫でしたか?」
ティッピー「……チノ」
チノ「はい」
ティッピー「自分のことしか考えられぬ男には絶対に引っかかるでないぞ?」
チノ「……覚えておきます」
4章―運命―
千夜「それであんこったら朝起きたらいなくてね」
シャロ「ふーん」
クレープ屋でバイト中のシャロに千夜はあんこの事を話し続けていた。
シャロ「はい。どうぞ」
ココア「ありがとー」
そんな実に微笑ましい光景から少し離れたベンチに彼は居た。
少年「うなぎも食べますか?」
うなぎ「・・・」
少年「そうですか」
うなぎ「(ピキーン)」(ダッ
少年「?」
どうしたことか突然クレープ屋へと向かい駆け出すうなぎ。
その直後――クレープ屋の方から何やら大きな音がするのであった。
ココア「シャロちゃん。この前はあんこが降ってきて食べられなかったでしょ?」
ココア「これも美味しいから一口どうぞ」
シャロ「じゃ……じゃあ」
シャロがココアからクレープを受け取ろうとした瞬間であった。
ひゅるるるる!!
――ベシャッ!!――
あんこ「・・・」
シャロ「!!」
ココア「あーまた空からあんこが降ってきたー!!」
シャロ「………(またクレープが)」(シクシク
ココア「シャロちゃんがまた私よりショックを!?」
千夜「あらあら。あんこったら」
あんこ「・・・」
千夜は無残な姿となったクレープの上にちょこんと座り込むあんこを抱きかかえようと手を伸ばす。
だが……そのときであった。
ドシュッ!!
一同「!?」
突如何かが凄い勢いであんこに飛びついきたのである。
あんこ「・・・」
あんこはそのまま飛びついて来た物体と共にカウンターから転げ落ちてしまう。
千夜「あら?」
ココア「なにこの子?」
それはうなぎであった。
うなぎはあんこへ飛びつくと、まるであんこがティッピーやシャロへじゃれつくかのごとく勢いで、その身をあんこへ擦りつけ求愛の行動を行うのであった。
――た、たすけて。
ボクはこの変態に対し抵抗を続けながら千夜たちのほうへ視線を向けた。
ココア「なにこの子?」
千夜「この子は最近あんこと仲良しなウサギさんなの」
ココア「へー」
シャロ「はぁ」(フキフキ
――な、なにをしてるの?
――早くボクを助けて。
飛びついて来たウサギと戯れるあんこを微笑ましく眺める少女たち。
そして―――
↓1は選択してくだしあ。
1.あんこは助けて・・・と訴え続ける
2.千夜たちは頼りにならないと逃げ出す
3.ココアはうなぎをあんこから引き剥がそうとした(コンマが偶数なら成功、奇数なら失敗)
2
文章下手すぎて笑った
――千夜たちはアテに出来ない!!
ボクのピンチを笑顔で見つめるなんてなんて酷い娘たちなんだ。
少しは自分がレイプされかけたらどんな思いになるのか考えてみて欲しい。
――もうボクをもふもふなんてさせてあげないゾ!!
そう思いながらボクは必死にボクをレイプしようとする変態ウサギに対し抵抗を続けた。
そしてその甲斐もあり・・・ボクはヤツがよろけた一瞬の隙を見逃さずに逃げ出すことに成功した。
ココア「あっ!あんこが行っちゃうけど追わなくていいの?」
千夜「大丈夫よ。きっとしばらくしたら帰ってくるわ」
ココア「そうだね」
二羽の追いかけっこは続いた。
だが……あんこの尻をロックオンしたうなぎは、その真後ろにピタリとくっつきながら徐々にその距離を詰めてゆく。
あんこは必死に振りきろうとするが全てが無駄に終わる。
そして……ついにうなぎはその身をあんこへ向け勢いよく飛びかかった。
――――!!
うなぎ「・・・」
うなぎに飛びつかれ団子状になりながら地面を転がる二羽。
――た、たすけて!!
だが、祈りもむなしく直後あんこお尻にいつもの衝撃が走るのであった。
チノ「あんこはかわいいですね」
――チノの頭は良いにおいがするし落ち着く。
チノ「あんこはあったかいです」
――チノがやさしくボクを抱きしめてくれる。
チノ「あんことティッピーは本当にお似合いですね」
チノ「ほら。ティッピーもあんこが大好きみたいです」
ティッピー「~♥~♥~♥」
――ボクもティッピーが大好きだよ。
チノの膝の上でボクはティッピーと幸せな一時を過ごす。
――ああ。なんて幸せなんだ。
――あれ?
なんかおかしいぞ?
ボクはどうなってるんだ?
少年「―――おいしいですか?」
千夜「そのウサギさんもあんこやティッピーと一緒でうちの和菓子が気に入ってくれたみたいね」
――なんだろう?身体が重いぞ?
徐々に視界が明かりに包まれる。
千夜「それにすっかりあんこの事が気に入ったみたいね」
――!?
そこは甘兎庵の店内であった。
目の前にはお客が座っておりこちらへスプーンを差し出していた。
そしてボクの隣からは千夜の声も聞こえる。
――夢だったの?
どうやらボクはいつの間にか眠ってしまい怖い夢を見ていたようだ・・・。
――このお客はボクにかまって欲しいのかな?
先ほどからボクへ向けなんどかスプーンを差し出しているみたいだし。
――しょうがないな。
ボクは看板うさぎの務めを果たすために上体を起こそうとした。
だが……そのとき……
??「きゅー」
↓1はあんこの置かれた希望状況をお書きください。
――へ?
身体へのしかかってくる温かく重いモノ。
――ぴっ!?
トレードマークである王冠がゴロンと頭から落ちると同時に襲ってきた頭部への鋭い痛み。
そしてガッガッガッという音とともにあんこの頭蓋骨……脳みそへと伝わる振動。
少年「おや?あんこくんお目覚めですか?」
意識のハッキリしたあんこは目の前に居る人間に見覚えがあることに気づいた。
――あのレイパーうさぎの飼い主だ!!
↓1はあんこの行動を選択してください。
1.少年へ襲い掛かる
2.うなぎへ反撃する
3.千夜に助けを求め飛びつく。
4.絶望したあんこは置物になった。
1
目の前の鬼畜外道に対しあんこの正義の炎が燃え上がる。
――こいつは何食わぬ顔で甘兎庵の敷居を跨ぎ千夜と会話をしていた。
――ボクがみんなを守護らなきゃ!!
本能的にそう察したボクは全ての力を振り絞り目の前の外道めがけて地を蹴る。
ボクに覆いかぶさっていた変態うさぎも突然のことに驚いたのかボクを押さえつけることなど出来なかった。
少年「!?」
少年はあんこの突然の行動に一瞬驚いた表情を見せた。
そしてあんこが今まさに少年の顔へへばりつこうとした時―――
↓1のコンマ(一桁)で判定されます。
0~4、あんこの頭は鷲掴みされた
5~7、あんこの目の前にあんみつが現れた
8~9、攻撃が成功したゾ
とうっ
ベシャッ
――!!
少年まであと少しという所で突如目の前にあんみつが現れ、あんこはその中へとダイブしてしまった。
そしてそのままあんこはあんみつの器へ収まったまま床へと叩きつけられてしまう。
ガシャン!!
少年「おやおや。大丈夫ですかー?」
少年はベタベタになったあんこを拾い上げようと手を伸ばした。
その時である。
少年「!!」
あんこ「・・・」カジカジ
あんこは少年の手に勢いよく噛みつき、決して離そうとはしなかった。
少年の手にぶら下がるあんこ。
やがて「大丈夫ですか?」と千夜が慌てて駆け寄ってきた。
――やったよ!!千夜!!
↓1は選択してください。
あんこを見た千夜は?
1、あんこを叱った
2、いつも通りの反応であった
3、あんこを褒め称えた
4、希望内容記載
を追加
↓1は上記より選択してください。
場合によってはあんこの運命が決まります。
1
ガチャン
――・・・
なぜボクはケージへ収容されてるの?
なぜ千夜はあんな奴へ頭を下げてるの?
――わからない
ボクは何も悪いことはしてないのに。
あんこはあの後、千夜により引き剥がされ叱り付けられながらケージへと放り込まれてしまった。
その間も少年の腕からはボタボタと血が床を汚し続けていた。
少年「くすくすくす。痛いなあ。こんなに血が出てるようなぎぃ」
うなぎ「・・・」
千夜「本当にすみません。その治療費はこちらが負担しますからどうかこの事は……」
少年「くすくすくす。いえいえ、そんなものはいりませんよ」
少年「ただ――うなぎはあんこくんを大層気に入ってしまいましてね……」
少年「うなぎとのお付き合いを認めてくれませんか?」
千夜「え?でもその子ってオスじゃ……?」
少年「愛があれば関係ないです」
少年「幸いあんこくんもうなぎを気に入ってくれてるみたいですしねえ?」(ニタア
――な、なにを言ってるんだ?
千夜「………」
――ち、千夜。断って。ボクを助けて。
あんこはケージ内から考え込む千夜へ向け必死の視線を送る。
そして……千夜の決断は……
↓1は選択してください。
1.提案を飲む
2.拒否する
2
千夜「……あんこ?」
あんこ「・・・」
千夜はあんこを一度確認してから少年に対し
千夜「すみません。お断りさせていただきます」
そうキッパリと断るのであった。
少年「……そうですか。残念です」
その後、少年は腕のことで店側としばらく話込み去っていった。
千夜「あんこ。もう大丈夫よ」
あんこ「・・・」
千夜「あんこがあんな事をするなんてきっと何か理由があったのよね?」
そして千夜がケージからあんこを出したときであった。
あんこ「・・・」(ピキーン
あんこは突如千夜の腕から抜け出すと駆け出してゆく。
直後
??「ノオオオオオオオオオオオオ」
店の外から老人のような叫び声が響き渡るのであった。
5章―捕食―
少年「あんこくん。よくもやってくれたね?」
あんこ「・・・」
前回の一件後もあんこは看板うさぎとしてお咎めはなかった。
そして、この日もあんこはいつものようにシャロとじゃれあい、空の散歩を楽しんでいた。
だがそれが悲劇の始まりだった。
うなぎ「―――」
なんとあんこの落下した先にはうなぎがおり、うなぎは真っ赤なお花を咲かせてしまった。
あんこはすぐさま逃げようとしたが少年はあんこを小さな体をガッシリと掴み放そうとしない。
あんこ「・・・」(ガジガジガジ
それでもあんこは器用に少年の腕を噛み付くが少年は全く動じなかった。
ただただあんこの顔が少年の血で汚れてゆくだけであった。
少年「私も鬼じゃない」
少年「これから少し罰を与えたらちゃんと甘兎庵へ返してあげる」
少年そういうとあんこの胴体へ縄を巻きつけ、目の前の水槽の真上へと宙吊りにする。
その水槽の中には何やら小さな魚らしきモノたちが無数に蠢いていた。
少年「私の可愛いアスちゃんたちがあんこを戯れたがってるのお」
少年「10分遊んでくれたら解放してあげる」
そういうと少年はあんこを頭だけ残し、胴体部分をちゃぷんと水槽内へと落とす。
果たしてあんこの運命は?
↓1のコンマ(一桁)で判定されます
0~6、救済
7、無事
8~9、生存
でやっ
~10分後~
少年はあんこを水槽から引き上げる。
あんこ「ケプケプ」
少年「さすがあんこぉまだ生きてるんだー」
少年「でーもー大分もってかれちゃったねえ?」
少年「かわいそー」
引き上げられたあんこの腹部の大部分は空っぽであった。
変わりにボトボトとあんこの身体から蠢く何かが水槽へと戻ってゆく。
少年「くすくす。あんこはこれからアスちゃんたちの中で生きるの」
そう水槽の中を蠢く魚たち……それはカンビルアスたちであった。
彼らはあんこを身体を突き破り中身を盛大に食い散らかしたのである。
もしあんこの身体がうなぎや少年の血で汚れていなければ或いはこうはならなかったかもしれない。
少年「じゃー約束どーり甘兎庵へいきましょーねー」
あんこ「プキュープキュー」
ボチャン。
少年はうなぎの亡骸をカンビルアスたちの水槽へ放り込みと、今度は愉快そうに笑いながらあんこをバスケットへと詰め込み部屋を後にするのであった。
少年「うなぎとあんこも一つになれた」
あんこは思った。
――なんでボクがこんな目にあわなきゃいけないのか―ー
――ボクはただみんなにラブ&ピースを振りまいてただけなのに――と
そして一つにEND
乙
乙
またまってる
このSSまとめへのコメント
相変わらずいいですね!