岡崎泰葉「星空アンサンブル」 (9)
―――事務所、夜
泰葉「…………」
P「……ん?」
P「泰葉、どうした? 外なんか眺めて」
泰葉「あ、Pさん……。はい、今日は星が綺麗だなって思って」
P「お? ……おお、ほんとだ。いつもよりたくさん見えるな」
泰葉「ふふ、はい」
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P「んー、あれがはくちょう座かな? 自信ないけど」
泰葉「じゃあ……その下がわし座ですね」
P「で、反対側にこと座……だったっけ。夏の大三角の星がある星座」
泰葉「確か、そうです。……プラネタリウムの知識、活きましたね」クス
P「はは、だな」
泰葉「……ふふ。不思議ですね」
P「ん?」
泰葉「こんなふうに、夜空を一緒に見ることができるなんて」
P「……そうか?」
泰葉「はい。……Pさんがここに連れてきてくれて、諦めかけてた夢を叶えてくれて」
泰葉「独りぼっちだった私を、たくさんの人と繋げてくれた……。だから、いっぱい……感謝です」
泰葉「――って、な、なんだかよく分からないこと言ってしまいましたね……すみません」
P「……へへ。良かった、泰葉が笑顔になってくれて」ナデ
泰葉「ひゃっ……わ、私は初めから笑顔ですっ」
P「なんでウソつくんだよ。ほれほれ」ワシャワシャ
泰葉「あうぅ……ふふ、えへへ……♪」
P「やっぱりさらさらでいいなぁ、泰葉の髪の毛。満足満足」
泰葉「そ、それはどうも……。……あの、Pさん。私――」
がちゃり
ちひろ「お疲れさまでーす♪ ただいま戻りました!」
未央「――だーかーらぁ! しぶりんはもっと積極的にさぁ!」
凛「未央はうるさすぎ。もっと落ち着きなよ」
卯月「あわわわ、喧嘩はダメですよ~!」
加蓮「いや、どっちも極端だったから……。あれじゃ商品の魅力、なんにも伝わんないからね?」
りんみお「「うっ……!」」
李衣菜「あはは。大丈夫だよ、反省したら次に活かせばいいんだから――」
P「――おっと。みんな帰ってきたみたいだな」
泰葉「ふふ♪ とっても賑やかです」
P「……それで?」
泰葉「え?」
P「いや、なにか言いかけてただろ?」
泰葉「あ……いえ。私、いつか……空に浮かぶ星たちに負けないような、素敵な夢の星座を作りたいなって」
P「夢の星座か……。俺にも見せてくれるか、その星座?」
泰葉「はいっ。私たちの絆で線を繋いだ、大きくて輝く星座を……必ず!」
おわり
というお話だったのさ
スランプすぎて何も書けなかったけどやっぱり書きたかったから書いたらこうなったよー
(o・∇・o)おわりだよー
乙乙
このシリーズすき
先輩麗しい
おつ
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