阿笠「中々行きのフェリーは混んどったのお。やぁっと到着したぞい!」
コナン「すっげえ人だかりだな…。まあ仕方ない。このテーマパークには毎日2万人以上もの人間が来るらしいからな」
阿笠「ほっほっほww なにしろ生きた生の恐竜を間近で見れるんじゃからのう」
充彦「コナンくーーんwwwwwwここ見に行ってみましょうよぉwwwwwwwwwwww」
元太「おい!なんで寿司屋があってうな重がねえんだよここ!」
歩美「充彦くんも元太くんはしゃぎすぎだよぉwwwwwwww」
コナン「おいおいお前ら、ったく!はしゃぎ過ぎて迷子にならねーようにな!」
阿笠「ほっほっほっ」
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コナン「俺もよくガキの頃は親父にロストワールドの小説を貰ったりして読んだなぁ」
灰原「やっぱり子供って皆恐竜が好きなのね。古代の巨大生物に私もロマンを感じない事もないけれども。」
光彦「コナンくーーんwwww皆ーー!この檻見に行きましょうよwwwwwwww」ユビサシ
コナン「えーっと、これはアトラクション名、【インドミナス・レックス】?」
阿笠「…?おかしいのう。そんなの図鑑で調べても何も出てこないがのう。」
灰原「ええ、私もそんな学名の恐竜は聞いた事がないわ。」
光彦「うぇwwwwwwwwはやくいきましょうよぉwwwwwwみんなーwwwwwwww」タッタッタッ
一瞬でモササウルスに食べられそう
こっから先は映画見てない人ネタバレ注意
むしろ映画の内容覚えてんの?
光彦「つい最近出来たアトラクションの一つらしいですし!どんな恐竜がいるんでしょうか!?」ワクテカ
元太「んなことよりもよぉ、俺腹へっちゃってよぉ…」
歩美「じゃあ、ここ見終わったらお昼にしようよ!」
コナン「(インドミナス・レックス…嫌な予感がするな…)」
阿笠「バーーーローー、バーーーローー、」
コナン「なんだよ博士」
阿笠「まさかの事態のためにコレを用意しておいた」
コナン「なんじゃこりゃ」
阿笠「ありとあらゆる肉食動物の攻撃対象が光彦くんへ向くスイッチじゃ。念のため昨日の晩に作って置いたのじゃ」
コナン「なるほど!もし万が一凶暴な恐竜が逃げ出したとしてもコレを使えば…」
阿笠「くれぐれも悪用せんようにの~ ほっほっほっ」
コナン「グッジョブだぜ博士!感謝するよ!」
光彦「へー、強化ガラス張りになって中の恐竜が見れるようになってるんですねー!」
歩美「でも、中見ても何もいないねー…木の間に隠れてるのかなー?」
ウィーン
元太「おい!なんかがクレーンで運ばれてきたぞ!おい、なんだあれ、肉か?」
灰原「それはインドミナス・レックスの餌らしいわね。」
光彦「あ、コナンくーんwwwwwwwwwwwwおっそいですよーwwwwwwwwwwてっきり食べられちゃったのかとwwwwwwww」
コナン「(ちっ、うぜえ…)」
光彦[ピーーー]
光彦「ん?なんですか?wwwwwwそのスイッチwwwwww博士の発明品ですか?wwwwww見せてくださーいよーwwwwwwwwwwww」
コナン「いや、なんでもない。」
光彦「ちょっとぐらいいいじゃないですかぁーwwwwwwけちんぼーwwwwwwwwww そーれ押しちゃえーwwwwwwwwwwwwwwww」
コナン「おい!ちょっ、やめろ!ガキが簡単に触るもんじゃないんだぞ!やめろ!」
光彦「いいじゃないですかwwwwwwwwwwちょっとぐらいwwwwwwwwそーーーれwwwwwwww」
ポチッ
ズシン…ズシン…
コナン「光彦!お前!皆の命を危険に晒す気かよ!大バーローが!!」
光彦「え…?なんですか…?この振動。地震ですよね…?」
歩美「キャーーーーーーーすごーーーい!!こっちに恐竜さんが寄って来たよ!」
灰原「待って、なんだか様子がおかしいわ…」
元太「うなぎくいて~」ダラダラ
阿笠「(大変じゃ!まずいことになったわい!)」
光彦なんか食わせたらラプトルが可哀想だろ
「グルルルル…」ミツヒココロス
光彦「うわあ…なんでこいつ僕だけをじっと見つめてるんですか…?気味が悪いですねwwwwwwwwww」
「グルルル…ギャオオオン!!」ミツヒコシネ!
バリィィィッィン
歩美「ぎゃああああああ!が、ガラスを破ろうとしてるううう!!!」
コナン「逃げろ!皆!インドミナスが光彦を喰おうとしてる!!近くに居る俺らまで巻き添え食っちまうぞ!!」
『ギャオオオオオオオオンン!!シャァェエ!!!!』サンメツスベシ、ミツヒコ!
バリイイイイイイイイン!
阿笠「強化ガラスどころかフェンスを完全にぶち破りよった!」
阿笠「み、皆逃げるんじゃー!」
タッタッタ…
光彦「ま、まってくださーい!灰原さーん!コナンくーーーん!」タタタ
コナン「バ、バーロー!てめえが来たら俺達まで巻き添え食らうだろうが!来るんじゃない!」
光彦「まってくだ…さーい!」ゼーヒューゼーヒュー
阿笠「光彦くんはきっとわしらを道連れにするつもりなんじゃ!おおなんと恐ろしい!」
灰原「最低ね!」
歩美「酷い!光彦くん最悪!」
元太「このデンキウナギが」
光彦「ぎゃああああああああああああ!!ッ」ガシッ
「グルルル…」
コナン「あっ、とうとう光彦があの鋭い爪の並んだ前脚にとらえられたぞ!」
阿笠「た、大変じゃ!」
コナン「どうした博士!?」
阿笠「光彦くんに引き寄せられるように他の肉食恐竜まで続々と集まってきたぞい!」
「ガアアアァァアアア!」 「キュゥアアアアアア!!」
コナン「そんな!ヴェロキラプトルにティラノサウルス…!くっ…最凶のラインナップじゃねえか…!」
灰原「いや、待って!あれを見て!」
歩美「あ、あれは…」
元太「…!ウナギイヌッ!」
「ギョォオオーーン!」「キェエアアアア!」「ガアアアアァゥッ!」
光彦「ぎゃあああ!がまないでぐだざいいいいい!ギィヤアアアア!!!」
灰原「光彦くんを皆でよってたかって喰い殺そうとしてるわ!」
コナン「よし、今だ!皆!島からヘリで脱出するぞ!」
こうして、楽しい筈だったテーマパーク観光は一瞬にして地獄へ変わり果ててしまった。
しかし、俺達が脱出出来たのは光彦の犠牲、そして博士の偉大な発明品のおかげでだ。
そしてその光彦を始末してくれた英雄の肉食達に俺達は敬意を表す。
ありがとう肉食恐竜達。ありがとう地球の素晴らしい美しさ。
~Fin~
乙
死にまくってよね
悪は死ぬんだね
世話係りが悲惨だった
このSSまとめへのコメント
光彦が悪いな