モバP「真夏の夜のアイドル」 (30)

これは夢なのか現実なのか


暑い真夏の夜


過熱した欲望は


遂に危険な領域へと突入する!

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第一章

極道脅迫!アイドル達の逆襲!!





街中 道路



ブロロン ブロロン

ドンッ!(車がぶつかる音)

ヤクザ「」
ギロッ

美希「やばいの…やばいの…」

P「物凄い…朝飯食ったから…」

ガチャッ  スタスタスタ
ヤクザ「おいゴルァ!免許持ってんのか?」

ヤクザ「おいゴルァ!免許見せ………」






巴「あ?」

ヤクザ「…………えぇ」

P「あれ?どうしました?」

ヤクザ「いえ何でもありませんお邪魔して申し訳ありませんでした」

P「はぇ、それじゃとりあえず警察を呼びますね」

ヤクザ「いいですからいいですから大丈夫ですので!良く考えたらボクが急に止まったのがいけないので!失礼します!!あ、このサイフを修理費にでも使ってください!!さようなら!」
タタタタタ

P「どういう事なの」

巴「事を荒げたくないんじゃろ、ほっとけ」



第一章 おしまい

こんなんじゃ商品になんないよ

巴「ところでお前は誰じゃ?」

美希「ミキはミキなの」

P「765のアイドルさんが何故ここに?」

美希「乗る車間違えちゃったのかな?そこの人ハニーと頭の形が似てるもん」

巴「ゆるすぎるわ」

P「あ、そうだ、せっかくだしサイン貰っていいですか?モバPさんへでお願いします」

美希「おっけーなの、でも現場まで送迎よろしくね」

P「アイアイサー」

巴「何を和んどるんじゃおのれら…焦る状況じゃろこれ」

P「まあまあ柔軟に行こうぜ巴、袖振り合うも他生の縁だ、ほれまずは自己紹介でもしてみたらどうだ?」

巴「む、まあ確かにの、まずは互いを知らんと話にならんか、うちはの」

美希「zzz」

巴「って寝とるし!?」

P「きょーおーもいつーものすいみんぶそくー♪」


第一章 今度こそおしまい


第二章


アイドル反撃!撮られるプロデューサー!!



公園


P「あー今日もお仕事楽しいなー労働は幸福ですちひろ様」



「今の彼でいいんじゃないかな?」

「じゃあ自分声かけにいくぞ!すいませーん!」



P「ん?アレは…?」



パシャ



響「…カメラ取れてるのかなー?」

藍子「大丈夫ですよ、ちゃんと取れてます」

P「じゃあまず身長と体重と年齢を教えてくれるかな?」

いぬ美「バウワウ」

P「体長が2メートル体重が80キロで年齢は5歳と」

響「お、凄いな、いぬ美の言葉が解るのかー?」

P「適当に決まってるじゃない」

ハム蔵「ヂュヂュヂュヂュwwwww」

響「うぎゃー!騙されたー!」

藍子「ふふふ」

なんだこのタイトルは・・・
たまげたなあ・・・


P「ちなみにどういう事か説明すると散歩で偶然出会った二人、記念にカメラで撮って貰おうと声をかけた相手が俺だったのだ」

響「誰に言ってるんだ?」

P「気にしないで下さい、あ、せっかくなのでサイン貰っていいでしょうか?モバPさんへでお願いします」

響「うげっいきなり敬語になるなよ、気持ち悪いぞ」

P「いえいえ他の事務所の、それも先輩のアイドルに無礼など、ですがそう仰るのに敬語というのも失礼だな、よし解ったサインプリーズひびきん」

響「切り替え早いな!?」

藍子「いぬ美ちゃんおっきくてもっふもふ…ふふっ…」
ナデモフナデモフ

いぬ美「バウッ」

ハム蔵「ヂュイヂュイ!」
キュピーン(決めポーズ)

藍子「…………」
パシャッ

ハム蔵「ヂュイィィ」
ムフー

藍子「よしっ、ハム蔵くんありがとう、素敵な一枚がとれましたよ」

響「かっこよく撮って貰って良かったなハム蔵!」

P「ああ動物と戯れる藍子は可愛いなあ!藍子こそ素敵だよ!!」

響「…プロデューサーってのは変な奴ばっかなんだな」

P「はっはっはその言葉そっくりそのまま返させて貰おう」

響「ほーう、言ってくれるじゃないかーやるかー?」

藍子「あ、それじゃ私も変な人ですね」

P「藍子はいいんだ、素直でいい子だからな!」

ハム蔵「ヂューヂュイ(便乗)」

響「あーハム蔵までー!裏切り者ー!」

藍子「ふふっ」

いぬ美「バウバウッ!」

3人は幸せに散歩をして終了



第二章 おしまい


テンポいいな


第四章


昏睡看護!野獣と化したアイドル!




事務所


まゆ「ぬわーんレッスン疲れましたよーもー」

P「ライブが近いからな、仕方ないね」

まゆ「あ、そうですPさん…喉渇いた…喉乾きませんか?」

P「あーそうだな、乾いたかも」

まゆ「まゆ、お茶入れてきますね」

P「おうよ」


台所


まゆ「………………」

まゆ「………………」
(ティーカップにお茶を注ぐ)

コポコポコポコポ

茶「」

まゆ「……………」
(白い紙袋に包まれた何かを取り出す)

カサカサ

茶「」

まゆ「……………」

茶「」

まゆ「……………」
(お茶に白い何かを混入させる)

サッー!

茶「」

事務所

まゆ「はーい淡いPさんお待たせですー」

P「おおありがと、お菓子もあるのか」

まゆ「遠慮せずたくさん食べて下さいね」

P「そういう事なら容赦なく」
ムシャムシャ フゴフゴ ゴクゴク

P「…いやぁ」
バタン

まゆ「…………」

P「zzz」

まゆ「うふ」

まゆ「これで後は移動するだけ…」

まゆ「ネットで評判らしい純愛物語を参考にしたかいがありました…これでまゆはPさんと…うふふ」

P「zzz」

まゆ「さ、まゆと一緒に愛の巣に行きましょうね…」
グイ

P「zzz」

まゆ「…………」
グイグイ

P「zzz」

まゆ「えいっ」
グイッ

P「zzz」

まゆ「うーんうーん」
ググー

まゆ「んーっ!えーいっ!」
グググググ

P「zzz」

まゆ「……………………」





まゆ「お、重くて運べない…」

まゆ「(Pさん太ってる訳じゃないのに…意識の無い男の人ってこんなに重いんですね)」

P「zz……ん……zzz」

まゆ「(あ?!た、大変ぐずぐずしてたらPさんが起きちゃう)」

まゆ「大丈夫、こんな事でまゆは諦めません…!」

P「zzz」

まゆ「まゆの愛はPさんよりずっとずっと重いんだからっ…んんんっ!」
グイイイ………………ビリッ

まゆ「あっ」

P「zzz」

まゆ「あっあわわわわ、大変Pさんのシャツ破いちゃった!?」

まゆ「どうしようどうしよう直ぐに縫わないと、お裁縫箱は…え、えっと」
ドタバタ

茶「」
コトリ、バシャー

まゆ「あ、コップ倒れて………残ってたお茶がPさんにー!」

P「zzz」

まゆ「大変このままじゃ染みになっちゃう!急いで脱がせて…………でも脱がせる…Pさんをまゆが脱がせ…やだまゆったら何を言って」

茶「」
ポタポタポタポタ

P「zzz」

まゆ「染みが増えてる!?どうして!?」


まゆ「(あう、あううう…もうまゆどうしたらいいか…)」

やよい「あのーなんだかすごい音がしたんですけど大丈夫ですかー?」

まゆ「…あっ」

やよい「……………ふむふむ」

まゆ「(人払いしてたはずなのに…誰でしょう?でもふむふむって納得して…?)」

やよい「よーし!私に任せて!」

まゆ「え、あの」

やよい「こういう時は一個一個やればいいの!まずはこぼれたお茶を拭いちゃうね!」
フキフキ

まゆ「ははは、はい」

P「zzz」


テキパキとやよいがお掃除しました


やよい「はい、おしまい」

まゆ「(凄い手際…まゆが焦ってたのもあるけど、それでもこんなにきれいにお掃除はできないかも…)」

やよい「焦らなくてもちゃんとお片付けすれば綺麗になるんですよ、へへーっ」

まゆ「あ、ありがとうございます…」

やよい「それじゃ次はお裁縫だね」

まゆ「えっ」

やよい「それじゃ縫う前に起こさないとだから起こしちゃうね!」

P「zzz」

まゆ「ちょ、ちょっと待ってください、Pさんを起こす訳にはいかな」

やよい「駄目ですっ!着たまま縫う何て危ないよ!!」

まゆ「あぅ」

やよい「ほら起きてー朝だよー」

P「…zz…んんん?……う、うう、後5分…」

やよい「もう8時だよ!起きなさーい!」

P「そういっていつも7時50分くらいな癖に…」

やよい「そんな事言うともう起こしませんよー?」

P「はいはい解ったよ母さん…えっ?」

やよい「はーいおはようございまーす!」

P「………………」

まゆ「…Pさん、あの大丈夫ですか?」

P「高槻やよいは私の母になってくれたかもしれない女性だ」

まゆ「!?」

やよい「ちょっと何言ってるかわかんないですねー」


しばらくたって


P「成る程、お茶を零したりシャツに零したり破いたりしてテンパってたまゆを助けてくれたと」

やよい「下の子達が困ってる時の顔そっくりでしたからピーンときたんですよー」

P「ありがとうございました、わざわざ掃除までしてくれて助かります」

やよい「いえいえ、困った時はお互い様かなーって!」

P「天使か」

まゆ「……………天使ですね、まゆと違って

P「ん?まゆ?」

まゆ「うふ、ふふふ…計画も失敗してお掃除もろくにできない…ダメダメですねぇまゆは…」

P「お、おいそう凹むなよ、それにポンコツになるのはむしろ可愛いからいいんだぞ」

まゆ「そんな訳ありません…上手くやれなきゃ…ちゃんと出来なきゃ…愛されない…愛されない……」


まゆ「……………………」
ブツブツブツ


P「(アカン、すっごい落ち込んでる…一体どうすれば励ますことが…?)」

やよい「(私にいい考えがありますよー)」

P「(え?)」

やよい「(それはですねー)」
ゴニョゴニョ



まゆ「(二人ともコソコソ何話してるんでしょう…でも今のまゆにはソレを詮索する気力も)」


やよい「あ、そうだ、まゆさん、さっきモバPさんが脱いでる時チラチラ見てましたよね?」

あゆ「え、え…?そ、そんな見てないですよ?」

響「嘘付け絶対見てたゾ」

まゆ「な、何で見る必要があるんですか!」

藍子「まゆちゃんさっきお裁縫してる時中々出てこなかったよね」

ミキ「そうなの」

野獣先輩がMURの役とはたまげたなぁ…

まゆ「い、いやそんな事…」

P「縫いたきゃ縫わせてやるよ!」

やよい「まだ全部終わってないから一緒にやろっ!」

まゆ「あ…………でも」

巴「ほれ縫縫っとけや、おのれの得意分野じゃろ?」

まゆ「…っ……はい!まゆ、頑張ります!」



まゆは幸せにお裁縫をして終了



第四章 おしまい

読んでくれた方ありがとうございました
これにて全章おしまいです
淫夢要素はありません

もはや息を吸うようにスルーされる三章に愛おしさすら感じる

ホモは嘘つき

何て健全なアイドルなんだ

キャラも立ってるぞ...と言いつつ

おつー

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