もしμ’ｓがプロ野球ファン（おもにセリーグ）だったら…

ラブライブ！プロ野球2015編

～冬休みの部室～

海未「……今年も……」

海未「今年もやってきました！プロ野球の季節が！！」

凛「まだ２月だにゃ～」

海未「何を言っているのです！凛！」

希「そうやよ凛ちゃん。２月といえば？」

凛「ハッピーバレンタイン！」ﾓｯｷﾞｭｰ

海未「キャンプですよ！！！
　　　長いペナントレースを戦い抜くため！男たちが体を磨きぬく春季キャンプ！
　　　なんてすばらしいんでしょう！」

凛「知らないよ～」

希「気合たっぷりやね～海未ちゃん」

海未「当たり前でしょう？プロ野球無くして！園田海未は語れません！！」

海未「さあ！谷繁監督が呼んでいますよ！キャンプ中継を一緒に見ましょう！！中日の！」ﾎﾟﾁ

凛「ちょっ！テレビ見てたのに～！」

※海未→中日ファン（子供のころからガチ）
　凛→阪神ファン（黄色い、ネコ科）
　希→ヤクルトファン（神宮）

ｶﾞﾁｬ
穂乃果「おっはよ～！」

凛「穂乃果ちゃん！ことりちゃんも！」

ことり「３人ともはやいね～」

希「ことりちゃんだって早いやん？」

ことり「だって、皆と早く練習したかったんだもん！」

希「ふふっ、うちも！」

ことり「ふふっ……あ」

穂乃果「どしたの？ことりちゃん」

ことり「…海未ちゃん」

穂乃果「……あーーーーーー！！！！」

海未「あ、穂乃果、ことり、おはようございます。」

穂乃果「キャンプ始まってたんだ！！忘れてたーー！ねえねえ海未ちゃん！これどこの球団？」

海未「中日に決まってるじゃないですか」

穂乃果「えええ～～～？？中日～～！？つまんな～～～～い！」

海未「……」ﾋﾟｸｯ

穂乃果→巨人ファン（お父さんの影響、ガチ）
ことり→巨人ファン（穂乃果の影響）

ことり「ほ、穂乃果ちゃん…」

穂乃果「だって、なんか中日って地味じゃん！穂乃果しってる選手全然いないもん！
　　　　しかも一番目立つ要素が監督って時点でもう…地味だよ！」

ことり「…え～と…穂乃果ちゃん？そのへんでやめといたほうが…」

海未「穂乃果…あなたってひとは……！」ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

ことり「あちゃ～」

海未「ほんとにもう昔っから！何度言ったらわかるんですか！！いいですか！？
　　　中日は全く持って地味ではありません！！吉見に和田！ルナ大野荒木森野山井！！
　　　球界を代表する名選手がこれほどにもそろっているんですよ！？そんな
　　　素晴らしい球団をあなたは地味と！！！愚かの極みです…！！」

穂乃果「…井端」

海未「うっ」ﾗﾌﾞｱﾛｼｭ

穂乃果「海未ちゃん昔から井端好きだったよね？だ～い好きだったよね？？愛してるばんざーいだよね？？？」

海未「い…いまも好きですよ？」

穂乃果「そんな球界を代表する名選手をポイしちゃった球団はどこなのかな～？？？？」

海未「…ふっ」

海未「ふふふふ…」

ことり「あははは…」

海未「…許しません」

～３月～
絵里「今年も！」

絵里「今年もやってきたわ！プロ野球の季節が！！」

希「オープン戦やね？えりち」

絵里「ええ！待ち遠しかったわ…冬を乗り越え、一回りも二回りも大きくなった男たちが
　　　自分の力を試しあうオープン戦！楽しみだわ～！」

凛「なんか聞いたことあるセリフだにゃ～」

花陽「そうなの？凛ちゃん」

凛「うん…海未ちゃんがね…あれ？海未ちゃんは？」

真姫「そういえば、穂乃果とことりも…」

希「ああ、あの３人は…ね」
～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～
ナゴヤドーム

海未「いけーー福田！今年の中日の得点源はあなたですよーー！」
～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～
東京ドーム

ことり「やの～～～けんじ～～～！きあいのせんし～～～！！！」
穂乃果「やの～～～けんじ～～～！さあたちあがれ～～～！！！」
～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～
にこ「野球観戦…練習をすっぽかして」

希「まあええやん。最近練習ばっかりだったし。」

にこ「まったくもう…」

海未ちゃんさすが信じてた(中日ファン感)
ほのかゆるすまじ

希「そういえばにこっち。」

にこ「なによ」

希「にこっちの好きな球団ってどこなん？ちなみにうちはヤクルト」

絵里「私は横浜ね。」

希「お、えりち。なんで横浜なん？」

絵里「…廃校しそうだったときに、なんか親近感感じちゃったのよねー、横浜に」

希「ああー」

凛「凛は阪神だにゃー！」

花陽「あ、あたしも阪神！」

凛「かよちん大好きにゃー！」

真姫「私は…カープね。赤いし」

希「で？にこっちは？」

にこ「…エンゼルス」

希「…いま、なんて？」

にこ「エンゼルス！！メジャーよメジャー！この大銀河宇宙ナンバーワンアイドルのにこに、プロ野球なんて小さすぎるのよ！！ふん！！」

希「……センバツ、みよか」

絵里→横浜ファン（廃校）
花陽→阪神ファン（凛ちゃんの影響）
真姫→カープファン（赤いから）
にこ→エンゼルスファン（メジャー）

レスついた
うれしい

～４月～
穂乃果「今年も！」

穂乃果「今年もよ～～～うやくやってきた！プロ野球の季節！！！」

海未・絵里「いえーーい！」

凛「聞き飽きたにゃ～」

穂乃果「自主トレ、キャンプ、オープン戦…長い長いオフシーズンで鍛え抜かれた男たち。
　　　その集大成がこのペナントレースに詰まってるんだよ！燃えに燃えるにきまってんじゃん！！！」

海未「ふっ…」

穂乃果「…何かな？海未ちゃん」

海未「燃えに燃えるその気持ち、痛いほどわかります。穂乃果。」

海未「だがしかし。あなたの応援する読売ジャイアンツ！…オープン戦の順位、何位か
　　　しっていますか？」

穂乃果「…ほ、穂乃果しーらない」

海未「１１位！ビリからたったのひとつ上！球界の盟主がこんな体たらくじゃあ、優勝はおろか、Ａクラスにも届かないでしょう！」

穂乃果「べ、別にオープン戦の順位がそのまま反映するって、決まったわけじゃないもん！」

海未「阿部の起用法だったり、セペダだったり、オジサンばかりの大補強（笑）！
　　　今年の優勝は中日に決まったようなものですね！」

希「ちなみに、中日のオープン戦順位は９位やね」

海未「そ、それとこれとは関係ないです」

真姫「矛盾してるわよ…海未」

海未「…と、とにかく！今年は中日が！優勝しますのでそのつもりで。」

穂乃果「巨人だよ！」

海未「中日です！」

穂乃果「巨人！」

凛「またやってるにゃー、あの二人」

花陽「野球の話題になると急に仲悪くなっちゃうよね、穂乃香ちゃんと海未ちゃん」

ことり「まあ、毎年そうだから」

希「さすがことりちゃんやね…でも」

希・絵里・真姫・凛「まだはやいわよ」ﾆｬ

～４月中旬～

セリーグ　4/15付順位
1　中日
2　ヤクルト
2　ＤｅＮＡ
4　巨人
5　阪神
6　広島

海未「……あは」

穂乃果「うう…」

海未「あはははは！！！どうです穂乃果！セリーグ一位の球団、なんて書いてありますか？」

穂乃果「……エンゼルス」

海未「中日ですよ中日！やっぱりオープン戦の順位はアテになりませんね！…まあもちろ　　　
　　　ん、例外はありますが」

穂乃果「…だって阿部がふがいないんだもん！内海もいないし！坂本長野が打てないんじ　　　　ゃしょうがないじゃん！なんとかしてよ原監督―！！」

海未「言い訳無用！このまま中日が突っ走って優勝です！あはははは！」

絵里「まーたやってるわね～、あの二人！」

希「えりち、ご機嫌やね」

絵里「ふふふ…海未たちは一位ばっかりに目がいってしまっているけどね～…」

希「そうやね…プロ野球は優勝だけじゃない」

絵里「そう！Ａクラス！２位をごらんなさい！」

2　ＤｅＮＡ
2　ヤクルト

希「ヤクルトに横浜。調子ＭＡＸやね～」

絵里「長い長いペナントレース…４月の順位で今年を語ろうなんて、ナンセンスね！」

希「だって。真姫ちゃん。」

真姫「…ｲﾐﾜｶﾝﾅｲ」

希「まだまだあきらめる段階じゃないってことやん？」

6　広島

真姫「…んもう！帰ってきてよ野村監督ー！」

～そして５月～

絵里「ハラァァァァァァァショオォォォォォォ！！！！！」

穂乃果・ことり（タオルを振り回す）

海未「……」

希「えりち…ほんとにご機嫌やね」

凛「ﾆｬｰ」

真姫「…ｲﾐﾜｶﾝﾅｲ」

花陽「え、えーっと…セリーグの順位は…」

セリーグ　5/25付順位
1　ＤｅＮＡ
2　巨人
3　中日
4　ヤクルト
5　阪神
6　広島

絵里「ふっふっふ…認めざるをえないわね！横浜の強さ！さあみんな！一位の球団を一緒に叫びましょう！大きな声で！」

絵里「よっこはまー！！！」

にこ「こんな絵里初めて見たわ…」

希「そういえばにこっち、エンゼルスはどうなん？」

にこ「知らないわよ。トラウトとプホルスくらいしか知ってる選手いないし～」

希「ま、そんなことだろうとおもった」

にこ「ふん！にこは今、パリーグに夢中なの！」

希「ふ～ん」

にこ「やっぱりパリーグよね！時代はパリーグ！秋山柳田大谷森松井！球界を背負っていく選手はみ～んな、パリーグにいるの！所詮、セリーグは「セカンドリーグ」よね～！にっこにっこに～！」

真姫「気持ち悪い」

にこ「なによ！！「セカンドリーグ」に居る広島が最下位だからって、ひがんでるんじゃないわよ！カープ女子（笑）のまきちゃ～ん？」

真姫「ふん！まだわからないわよ！！」

絵里「まあまあ！喧嘩もそこまで！さっきからいってるでしょ？一位の球団は～？」

希「…でもまあ、ほんとにわからないやん？だって明日から…」ﾖｯｺﾊﾏｰ!

海未「…交流戦、ですね」

凛「セリーグぐちゃぐちゃ間違いなしにゃー！」

穂乃果「セリーグで交流戦優勝したことあるの、巨人だけなんだよ！ことりちゃん！」

ことり「そうだね、穂乃果ちゃん！」

花陽「聞いたことあるよ。交流戦を制したチームが、レースを制すと！」

希「そうやよえりち！喜ぶのは、まだまだ早い！だってカードは…」ﾍﾟﾗｯ

希「…ふふっ、荒れそうやね…！」

そして、交流戦

セリーグ　6/23付順位
1　巨人
1　阪神
3　ＤｅＮＡ
4　ヤクルト
4　広島
4　中日

セリーグの貯金………0

全員「………………………………………」

にこ「わ、悪い事したにこ～…」

花陽「こ、講堂が使えなかった時以上だね…これ」

絵里「まさか…まさかこんなことになるなんて…」新聞ﾍﾟﾗｯ

横浜、２３日にして６月初勝利
悪夢の１２連敗から２４日ぶりの勝利

絵里「は、ハラショー……うう…」

穂乃果「…穂乃果、パリーグだいっきらい」

ことり「ほ、穂乃果ちゃあん…」

希「いやあ～、荒れるって出とったけど…まさかのまさかやね…」

凛「ほえー」

真姫「これで、わからなくなったわね、海未」

海未「知りません…私は何も知りません！知らないのです～！おーいおいおいおい…」

穂乃果「だってずるいよ！ＤＨとってるもんパリーグ！そりゃあ打者も投手も強くなるよ！」

にこ「に、にっこにっこに～」

海未「…にこ、パリーグの首位はどこですか」

にこ「そ、ソフトバンク」

海未「……貯金は」

にこ「えーっと………じゅ、じゅうろく…」

凛「ほえー」

花陽「す、すごいね…」

真姫「ほんと、ｲﾐﾜｶﾝﾅｲ」

絵里「…あああああ！エリチカ、おうちかえる！」

にこ「おーかえれかえれ」

絵里「何よにこ！！！！！！！自分だけいい気になって！！！！あーーーもう！
　　　こうなったら最後の手段！合宿よーーーーーーーーー！！！！！」

希「えりち…それ、意味ないやん…」

花陽「で、でも！明日からリーグ戦再開するよ！」

海未「そ、そうですね花陽！リーグ戦で失った貯金を取り戻しましょう！」

そして、リーグ戦再開後まもなく

セリーグ　7/3付順位
1　阪神
1　ヤクルト
2　ＤｅＮＡ
2　広島
2　巨人
6　中日


全員「………………………………………………………………………………………」

花陽「ﾀﾞ､ﾀﾞﾚｶﾀｽｹﾃ-」

にこ「ど、どうしたのよみんな！駅で泣いた時以来よ！？そんな顔！！」

海未「にこ…しらないのですか…」

ことり「にこちゃあん…消えちゃったよ…」

穂乃果「違うよことりちゃん…この前一回消えてるよ…」

絵里「そうね…消えて、もどして、また消えて…」

真姫「そして最後のセリーグは…」ｶﾁｶﾁｯ

セリーグ、５割なし！
ついに全球団が借金持ちに！前代未聞！！

希「もうどうしようもないわ、このリーグ」

凛「日ハム最高にゃー」

花陽「ちょっと凛ちゃん！いま日ハムの話題は…」

凛「ほえ？」

穂乃果「……ねえ、凛ちゃん。」

凛　ﾋﾞｸｯ

穂乃果「…確かに、トレードは悪い事じゃないよ？でも…でもさあ！」

ことり「う、うわあああああん！！！」ﾋﾟｴｰ

穂乃果「かえしてよ！！！あたしたちの矢野をかえしてよおおおおお！！！」

凛「わ、悪い事したにゃー…？」

真姫「穂乃果…もう終わったことよ。新天地で活躍する矢野選手を応援しましょ？」

穂乃果「…そうだね、真姫ちゃん。あの応援歌はもう歌えないけど…穂乃果…応援するよ！
　　　　矢野選手、ファイトだよ！」

真姫「今はそれよりも…」

海未「」

希「この落武者を、なんとかしなきゃやね…」

海未「」

ことり「海未ちゃん…あのときの顔してるよ…トランプ負けた時の顔…」

にこ「………ぷっｗｗ」

穂乃果「にこちゃん！」

海未「終わったのです…もう終わったのです……こんなに荒れてるリーグで……首位との差がほとんどないこのリーグで…」

凛「最下位だにゃー、中日」

海未「凛…また一緒に、山頂アタック、しましょうか…」

凛「それは絶対嫌だにゃー」

海未「ううううううううううう」

穂乃果「海未ちゃん…元気出して」

海未「ううううううううううう」

ことり「ほ、ほら！大野投手ハーラートップだよ？」

海未「ううううううううううう」

花陽「わ、和田選手、２０００本安打達成したよ？」

海未「ううううううううううう」

穂乃果「…だめだこりゃ」

希「まあ、もうすぐリフレッシュできるやん？」

絵里「…希……なにそれは？ありふれた悲しみの果てに居る私のこころが癒されるの？」

希「ふふっ…真姫ちゃん」

真姫「ヴェエ！？」

にこ「まきちゃん？」

凛「なんかしてくれるのかにゃー？」

真姫「……別に…みんなの為にってわけじゃないわよ…でもまあ……はい」ﾊﾟｻｯ

穂乃果「こ、これって…」

ことり「まさか…！」

海未「オールスターのチケット全員分！？」

花陽「あ、海未ちゃん復活した」

希「７月１７日、東京ドームで行われる夢の祭典オールスターゲーム。そのチケットが、
　　今ここに！！！」

絵里「ど、どうしたのよ真姫！これ！」

真姫「…パパが知り合いの人にもらったんだって。９人分。」

凛「ん？んん？？……あーーーーーーー！！！！」

にこ「ど、どうしたのよ凛、いきなり」

凛「これ、エキサイトシートだにゃーーー！！」

にこ「…えええええええええーーーーー！！！！？？」

穂乃果「すごいよ…すごすぎるよ…真姫ちゃん…！！」

絵里「ま、真姫…これ、ほんとに、いいの？」

真姫「………ぅん」

全員「…いやったあああああーーーー！！！！！」

ことり「すごいね！海未ちゃん！」

海未「ええ…これは…燃えに燃えますね！！」

穂乃果「あれれ～～？？さっきまで意気消沈してたくせに！…海未ちゃん、ゲンキンな子だね～！」

海未「い、いいじゃありませんか！一生に一度ですよ！こんなプラチナシート！」

穂乃果「うん！そうだね！一緒に楽しも？海未ちゃん！」

海未「…そうですね、穂乃果！楽しみましょう！！オールスターゲーム！！」

ことり「ふふっ…！」

凛「テンションあがるにゃー！＞ω＜/」

花陽「こ、これは大変なことです…！！」

真姫「まあ、みんなが喜んでくれるなら…ね」

にこ「まきちゃんだーいすき！」

絵里「まさに、ハラショー！、ね！」

希「…やっぱり、みんな」

全員「？」

希「野球、大好きなんやね！」

全員「うん！！」

穂乃果「さあ、オールスターまで、突っ走るぞー！！！」

全員「おーーーーーー！！！！！！」

もしμ’ｓがプロ野球ファンだったら　　　　　　　おわり

乙

ん？転載か？

こっちが先なのかすまん