モバP｢…亜子、泉｣

泉｢それが…ぜんぜん｣ｶﾀｶﾀ

亜子｢検討もつかんのよ｣ｶﾘｶﾘ

モバP｢マジかよ｣(あれ？思ったより落ち着いてるな)

泉｢亜子、ガス代一桁間違えてるよ｣ｶﾁｶﾁ

亜子｢あ…｣

モバP｢泉、それマウスじゃなくてテンキーだぞ｣

泉｢あ…｣

モバP｢とりあえずお前ら落ち着け､さくらの様子を見てみよう｣

泉｢そうだね｣ｼﾞｰ

亜子｢せ､せやね｣ｼﾞｰ

さくら｢…｣ﾌﾟｸｰ

亜子、けんとうの字、間違えてるよ(正しくは見当)

モバP｢あのほっぺ、スゲエつつきたい｣

泉｢すごく柔らかそうだよね｣

亜子｢せやなぁ…｣

さくら｢…｣ﾌﾟｸｰ

モバP｢それどころじゃなかったな｣

亜子･泉｢うん｣

さくら｢…｣ﾌﾟｸｰ

モバP｢あ｣

亜子｢なんか心当りあった？｣

モバP｢そういえば昨日…｣

昨日
事務所

ｶﾞﾁｬ
さくら｢ただいま戻りましたぁ!!｣

モバP｢もどりましたー｣

さくら｢あ､笹だぁ｣

モバP｢そういえば七夕だったな､今日｣

さくら｢短冊に願い事かきましょうよぉ!｣

モバP｢そうだな、なに書こう？｣

さくら｢『ｲｽﾞﾐﾝとｱｺちゃんと､かわいく楽しくｱｲﾄﾞﾙしたいでぇす!』っと｣ｶﾘｶﾘ

棟方愛海｢あ､さくらちゃん、プロデューサーおかえりー｣

モバP｢おう､ただいま｣

さくら｢ただいまー｣

モバP｢愛海はもうなにか書いたのか？｣

愛海｢『この夏は!山に!!登りたい!!!』って書いたよ｣

モバP｢お前ぶれないな｣

愛海｢と言う訳でよろしくね!!｣

モバP｢知るかよ｣

愛海｢ほら、たまには息抜きも必要でしょ？｣

モバP｢そりゃそうだろうけど…｣

愛海｢良いの？他の事務所のアイドルに粗相しても？｣

モバP｢んー｣

さくら｢♪～｣ﾂﾙｼｰ

モバP｢お、良いぞ｣

愛海｢本当!?｣

モバP｢条件付きでな｣

愛海｢ウッヒョー｣ｳｯﾋｮｰ

モバP｢まずはアイマスク付けろ｣

愛海｢うん｣ｽﾁｬ

モバP ｢さくら｣ﾁｮｲﾁｮｲ

さくら｢なんですかぁ？｣ﾋｮｺﾋｮｺ

愛海｢さくらちゃんの登れるの!?｣ｶﾞｯ

モバP｢指二本だけな｣

愛海｢え｣

モバP｢文句言うなら無しで｣

さくら｢？｣

愛海｢いや､指二本でお願いします｣(ﾌﾟﾛﾃﾞｭｰｻｰ公認のチャンスなんてそうそうないし)

モバP｢じゃあ手出せ｣

愛海｢はい｣ｽｯ

ｽﾙｽﾙ

愛海(布の擦れる音!?)

モバP｢じゃあ行くぞ｣

愛海｢うん｣ﾄﾞｷﾄﾞｷ

ﾌﾟﾆﾌﾟﾆ

愛海(生だ!!この指触りは生だ!!)

千川ちひろ(目隠しされた愛海ちゃんがスーツ脱いだプロデューサーさんに誘導されてさくらちゃんのほっぺつつかされてる)

モバP｢はい終了｣

愛海｢はーい｣

ｽﾙｽﾙ

モバP｢アイマスクとっていいぞ｣

愛海｢うん｣ｼｱﾜｾｰ

モバP｢ほら､レッスンあったろ?行ってこい｣

愛海｢はーい､プロデューサー､さくらちゃんありがと!!｣ﾋﾟｭｰﾝ

さくら｢今のなんだったんですかぁ?｣

モバP｢さくら､アイス買ってやるぞ｣

さくら｢やったぁ!!｣

モバP｢みたいなことがあってな｣

亜子｢…｣

泉｢…｣

モバP｢もしかしてこれか？｣

泉｢いや、多分…短冊だと思う｣

亜子｢うん｣

モバP｢え｣

泉｢亜子は短冊に何て書いた？｣

亜子｢『泉のために､これからもｶﾞﾂｶﾞﾂ稼いでいくぞｰ！』って｣

モバP｢お前らがアイドルやってる理由だもんな｣

泉｢私は『亜子みたいなﾑｰﾄﾞﾒｰｶｰから…私に足りないところを学びたいな』って｣

モバP｢…｣

亜子｢…｣

モバP｢さくらノータッチか｣

泉｢うん｣

亜子｢ごめん｣

モバP｢いや､謝ることではないだろうけど､さくらだったらむくれそうだよな｣

亜子｢うん｣

泉｢だよね…｣

モバP｢明後日には忘れてそうだけど｣

亜子｢…｣

泉｢…｣

亜子｢ちょっとさくらと話ししてくる｣

泉｢うん､行ってくるね｣

モバP｢はい､これでカフェで話して来い｣つ5000円

亜子｢ありがと｣

泉｢助かるよ｣

モバP｢ちゃんと仲直りして来るんだぞー｣

亜子「さくら」

泉「ちょっと良い？」

さくら「なに？」ﾌﾟｸｰ

亜子「今からカフェとかいかへん？」

さくら「カフェ？」ﾌﾟｸｰ

泉「一緒ケーキでも食べながら話でも…」

さくら「ケーキはいいよぉ」ﾌﾟｸｰ

泉「え」

亜子(もしかして食べ物で釣ろうとしてると思われた？)

泉(どうしよう…)ｵﾛｵﾛ

モバＰ(あれだけ強情なさくら初めて見た)

さくら「…」ﾌﾟｸｰ

泉「…」(どうしよう…)

亜子「…」(打つ手なしか…)

モバＰ(頑張れ、泉、亜子！)

ｶﾞﾁｬ

愛海「騙すなんて酷いよ、ﾌﾟﾛﾃﾞｭｰｻｰ」ﾊﾞﾝ

モバＰ「あ、愛海？」

愛海「お山と偽ったさくらちゃんのほっぺだったなんて！！」ｸﾜｯ

モバＰ「あ」

さくら「そうですよﾌﾟﾛﾃﾞｭｰｻｰさぁん！いきなりほっぺつつかれて噛んじゃって口内炎出来ちゃったじゃないですかぁ！」ﾌﾟｸｰ

モバＰ「え」

泉「え」

亜子「え」

泉「口内炎？」

さくら「うん」ﾌﾟｸｰ

亜子「それでふくれとんの？」

さくら「そうだよ」

モバＰ「短冊は？」

さくら「七夕は昨日で終わったじゃないですかぁ」

泉「怒ってたりしないの？」

さくら「え、なんでぇ？」

愛海「あたしは凄く怒ってるけどね！」

亜子・泉・モバＰ「…」

泉(深読みし過ぎたなー)

亜子(うっわ、めっちゃ恥ずかしいやん)ｶｧｧｧ

モバＰ(「仲直りしてこい」とか言ってカッコつけてしまったぁぁぁぁぁ)

かわいすぎかよ

短冊はちょっと思った
そんなことよりかわいい

これは良いものだ

さくら「ｲｽﾞﾐﾝ、ｱｺちゃんとﾌﾟﾛﾃﾞｭｰｻｰさんどうしたの？」

泉「そっとしといてあげて」

亜子「そうして」ｽﾞｰﾝ

モバＰ「あぁ」ｽﾞｰﾝ

さくら「カフェ行かないの？」

泉「あれ、さくら行きたいの？」

さくら「うん、久々に皆でお茶したいなって」

亜子「…」ｼﾞｰﾝ

モバＰ「…」ｼﾞｰﾝ

泉「…」ｼﾞｰﾝ

モバＰ「よっし、行くぞ」

亜子「せやね、近くにいい感じのカフェ出来たしそこ行こう」

泉「たまの息抜きもいいよね」

さくら「やったぁ！」

モバＰ「じゃあ車出してくるわ」ﾀｯﾀｯﾀ

亜子「よし行こっか」

さくら「うん」

ﾀｯﾀｯﾀ

愛海「あれ、あたしは？」

ちひろ「あれ、Pさん仕事は？」

後日
滅茶苦茶怒られるモバＰの姿が

おわり

事務所前

さくら「ふんふふんふーん♪」ｻｯｻｯｻｰ

まゆ「おはようごさいます」

さくら「あ、まゆちゃん、おはようごさいまぁす！」

まゆ「さくらちゃんはお掃除してるんですかぁ？」

さくら「はい、花嫁修行中でぇす！」

まゆ「花嫁修行…ですかぁ？」

さくら「ちひろさんに掃除の練習でって」

まゆ「へぇ…そうなんですかぁ」(さくらちゃん、ちひろさんに利用されてる…？)

さくら「そうですよぉ」

まゆ「因みに、その花嫁修行は誰の為なんですかぁ？」

さくら「え？んー…プロ…あ、ｲｽﾞﾐﾝとｱｺちゃんだ！」

泉「あれ、さくらとまゆだ」

亜子「ほんまやね、やっほー」

さくら「いずみん、亜子ちゃん、おはようごさいまぁす」

まゆ「２人ともおはようございます」

亜子「２人で何の話ししとったん？」

さくら「花嫁修行についてだよ」

まゆ「で、さくらちゃんの花嫁修行は誰の為なんですかぁ？」ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

亜子(あ…これあかん奴やわ)

泉(さくらの無邪気さでさくらが危ない！)

亜子「さくら、ちょっ…」

さくら「プロデューサーさんtぉ…ん？ｱｺちゃんどうしたの？」

亜子「と…」(遅かったぁぁぁぁぁぁ)

まゆ「さくらちゃん、まゆちょっとさくらちゃんとお話ししたいことがぁ…」ゴゴゴゴゴ

さくら「なんですかぁ？」

まゆ「ここではちょぉっとあれなのですけどぉ」

泉「さくら、まだ掃除終わって無いよね？」

亜子「そうそう、掃除くらいしっかりせなあかんて」

さくら「そうだった」

ウィーン

さくら「あ、ル〇バだぁ」

亜子「そんな…ちょっと前まで行方不明やったのに…」

泉「というかなんで屋外まで掃除しにきてるの？」

まゆ「じゃあ後はあれに任せて、まゆとお話しをお願いできますかぁ？」

さくら「はーい」

亜子「さくら、あんたやったらもう何も怖くないって」ｶﾞｼｯ

さくら「えー、そんなことないよぉ、雷とか怖いもん」

泉「さくら、戻って来たら一緒にパインサラダ作ろうね」ｶﾞｼｯ

さくら「わぁい！」

まゆ「じゃあ、行きますよ」

さくら「はぁい」ﾋｮｺﾋｮｺ

数分後

泉「亜子、この前作った家計簿ソフトの調子はどう？」

亜子「いい感じよ、最近Pちゃんスタドリ飲み過ぎやけど」ｶﾀｶﾀ

ｶﾞﾁｬ

モバＰ「ただいまー」

泉「おかえりー」

亜子「Ｐちゃん、おっはー」

モバＰ「あれ、さくらは？」

泉「まゆとお話中」

モバＰ「へー、なんか珍しい組み合わせだな」

ｶﾞﾁｬ

さくら「あ、ﾌﾟﾛﾃﾞｭｰｻｰさぁん、おかえりなさぁい」

まゆ「あぁ、Ｐさん、おかえりなさい」ﾔﾂﾚ

モバＰ「おぅ、ただいま」

亜子「話終わったん？」(なんか、まゆがやつれてる)

まゆ「さくらちゃんもＰさんと同じタイプだったんですねぇ」ﾄｵｲﾒ

泉(Ｐに猛アピールして、成果が出なかった時の表情だ)

モバＰ「え、まじ」

さくら「どこがですかぁ？」

亜子「アタシもたまに思うことあるわ」

泉「私も思ったときあるよ」

さくら「二人とも酷いよぉ」ﾌﾟｸｰ

泉「さくら、それはそれでＰに失礼だよ」

さくら「あれ？そうかなぁ？」

亜子「そうやで」

さくら「そっかぁ…」

モバＰ「お前は文句言った相手二人に諭されるのか」

さくら「あ、ｲｽﾞﾐﾝ、パインサラダ食べたい」

泉「そうだね、Ｐも食べる？」

モバＰ「出来たら食べるわ、金出そうか？」

亜子「大丈夫よ」

泉「じゃあ買い物行こうか」

さくら「うん！」

おわり

乙乙

さくらすっげぇかわいい

NWは皆可愛いけど、さくらは可愛いの概念そのものな感じ

娘にしたい

泉とあずきが一回とばされたのはアニメと同時にNWとフリスクに声が付く前兆



だったらいいな