オリジナルのエロSSです
完結済みなのでぱっぱと投下していきます
ふたなりレズが苦手な方はご注意ください
次レスから投下開始します
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1436099339
淫魔「淫魔はその生命を維持するために吸精を行うというのは周知の事実であると思う」
淫魔「実のところ、それは半分正解で半分間違いだ」
淫魔「人間にとっての食事に娯楽という側面があるのと同様、淫魔にとっての吸精もまた、非常に快い娯楽なのだ」
淫魔「気持ちいいことができて腹が膨らむのだから、それに耽溺するのは当たり前のことだと言える」
淫魔「ただ、人間の食欲と違って淫魔の性欲には限度がない」
淫魔「よって、ある程度加減しなければ、人間相手だと衰弱死させてしまいかねないので、私たちは普段同族と交わることでその性欲を発散させている」
淫魔「娯楽としての吸精は淫魔と、食事としての吸精は人間とという風にして、互いの共存を図っているというわけなのだ」
淫魔「今夜の夜伽は、館内ヒエラルキー第二位のお姫様と、ランク外の無愛想が相手だった」
淫魔「小柄で力も弱いが、お姫様に可愛がられているために、表立って逆らうことはできない面倒な同居人だ」
淫魔「サンドイッチが一旦終わり、お姫様がちんぽと尻尾を駆使して私の下半身を責め始めたので、何とか口は休むことができるかと安心したのだが、甘かった」
淫魔「あら、お口が寂しがってるようですね」
淫魔「無愛想に目配せを送るお姫様。心の準備をする間もなく、顔に小ぶりな尻がのしかかってくる」
淫魔「思わず声を上げてしまった」
淫魔「もっとも、口元は完全に無愛想の尻に覆われていたので、んむー! というよく分からないうめき声にしかならなかったが」
淫魔「それが気持ち良かったのか、少し萎えていた無愛想のちんぽが一気に固くなった」
淫魔「それじゃ、失礼するよ」
淫魔「なんて小さく言うと、無愛想は私の口の中に挿入した」
淫魔「胸も尻も貧相な無愛想だが、ここだけはとにかく規格外に大きい。きっと、これがお姫様のお気に入りになった理由なのだろう」
淫魔「亀頭が喉の奥をぐっと突き、おえっとなる」
淫魔「まだ半分しか入ってないよ?」
淫魔「呆れ顔で言う無愛想。私は悪くない。お前のが大きすぎるのが問題なんだ」
淫魔「慣らしていってあげる」
淫魔「私の側頭部をほっそりとした太ももで挟み込み、ゆっくりゆっくりとちんぽを押し込んでくる無愛想」
淫魔「私が苦しがっているのを察したのか、心なしかお姫様のストロークも緩やかになっている」
淫魔「だが、それはあくまで『早く慣れろ』と急かしているのであって、『大変そうだから加減してやろう』という気遣いでは決してない」
淫魔「そのへんを勘違いして、ここに来たばかりの頃は何度もひどい目に遭わされた」
淫魔「サンドイッチの余韻も冷めやらぬまま、二穴責めの快楽に耐えつつ必死で無愛想の巨根に口内を順応させる」
淫魔「喉の奥を開き、亀頭を食道のあたりにまで通してしまうことにした」
淫魔「こうなると呼吸はほぼ不可能になるが、そこは気合で我慢。口から精液が溢れだすまで肛内で出されまくったことを思えばどうということはない」
淫魔「ようやく根本まで辿り着いた。顎のあたりに、無愛想の袋が乗っているのが分かる」
淫魔「よくがんばったね」
淫魔「頭をよしよしと撫でてくる無愛想」
淫魔「不覚にもちょっと嬉しかった」
淫魔「あら、締りがよくなりましたね」
淫魔「うふふと笑いながら、お姫様がペースを早めていく」
淫魔「無愛想もそれに併せて出し入れをし始めた」
淫魔「後はただ、無愛想のモノに歯を当てないように気をつけながら、快感を享受するだけ」
淫魔「一対一ならいざ知らず、複数のときのお姫様は容赦がない」
淫魔「回数はそれほどでなくても、とにかく一度の拘束時間が長いから、私の弱いところは知り尽くしている」
淫魔「イキすぎて心臓が止まりそうになっても、自分が満足するまでひたすらに私を責め続ける」
淫魔「自分でも訳が分からないくらい気持ちよくて、腰が電気を流されているみたいに痙攣しまくって、それを無理矢理両手で抑えこまれながら突かれていると、もう本当に発狂してしまいそうになる」
淫魔「だが、今はそれがむしろ都合がいい」
淫魔「酸欠による苦しさが、いつの間にか挿入されている気持ちよさに塗り潰されて消えていた」
淫魔「そろそろですね」
淫魔「お姫様の抽挿が一気に激しくなり、腰を抑えるのをやめて、私のクリトリスまで嬲り始めた」
淫魔「常にイキ続けているせいで、背中が反り返ったままになったからだろう」
淫魔「そして、ひときわ奥の方までぐぐっと押し込まれたかと思うと、どくんどくんとお姫様のちんぽが脈打つように震え始めた」
淫魔「同時に無愛想の方も達したのか、蛇口を捻ったみたいに精液が口内に流れ込んでくる」
淫魔「それをきっちり飲み干した頃、にゅぽんと音がして、膣からお姫様の感覚がなくなった」
淫魔「休息を入れましょう。サーニャ、可愛がってあげなさい」
淫魔「……あ、休息ってお姫様の休息なのね」
淫魔「顔から降りた無愛想が、そっと私の横に寄り添ってくる」
淫魔「私の耳たぶを甘噛みしながら、こんなことをささやいてきた」
淫魔「皆があなたをいじめたくなる気持ち、少し分かった気がする」
淫魔「何を生意気な、今度二人でする時は覚えてろよ」
淫魔「ぐったりした私の身体の下に上手く滑り込んだ無愛想が、ぎゅっとしがみついてきた」
淫魔「ついでとばかりに、私の中にちんぽをねじこんでくる」
淫魔「サーニャはキスが好きなのよ。とっても上手だけど、毎回は私も大変だから、頑張ってね」
淫魔「その言葉の意味を、私はその日たっぷりと思い知らされた」
淫魔「――――それから三時間、無愛想は一瞬たりとも口を離すことなく私とキスをし続けたのだ」
淫魔「初めのうちはただ心地よかったが、二時間を過ぎたあたりからは、イキたくてもイケない生殺しのもどかしさでおかしくなりそうだった」
淫魔「ギンギンに勃っている無愛想のちんぽが楔になっているせいで、上手く拘束から抜けられない」
淫魔「首を振って逃げようとする度に、お仕置きとばかりに舌を吸い上げられ、向こうの口内で思うさまいたぶられる」
淫魔「いっそ自分で動いてイこうと思っても、だいしゅきホールドを食らっているせいでそれも叶わない」
淫魔「……いいだろう、そっちがそのつもりなら、こっちにも考えがある」
淫魔「しゅるりと自分の尻尾を伸ばし、そろりそろりと無愛想の肛門へと忍ばせる」
淫魔「淫魔の尻尾は三本目の手と呼んでもいいくらい精密に動く」
淫魔「形はいわゆるスペード型、ただし拳大までなら大きさに融通が利く」
淫魔「さすがにそのサイズをぶちこむのは可哀想なので、私の中指くらいの大きさで勘弁してやることにした」
淫魔「手探りならぬ尻尾探りで無愛想の股をまさぐる」
淫魔「見つけた。ちんぽの脈動に合わせてヒクヒクと開閉している無愛想の尻の穴」
淫魔「尻尾先から媚薬と洗浄液と潤滑液を兼ねた不思議液を分泌させ、あたかも悶えた弾みであるかのように、さりげなく無愛想の肛門に塗りこむ」
淫魔「そして、先っちょをするりと中に滑り込ませた」
淫魔「ぴくっと無愛想のちんぽが膣内で跳ねた」
淫魔「どうやら後ろも開発済み……というか、生やしている関係上こっちの方が感じるらしい」
淫魔「……いいだろう、そっちがそのつもりなら、こっちにも考えがある」
淫魔「しゅるりと自分の尻尾を伸ばし、そろりそろりと無愛想の肛門へと忍ばせる」
淫魔「淫魔の尻尾は三本目の手と呼んでもいいくらい精密に動く」
淫魔「形はいわゆるスペード型、ただし拳大までなら大きさに融通が利く」
淫魔「さすがにそのサイズをぶちこむのは可哀想なので、私の中指くらいの大きさで勘弁してやることにした」
淫魔「手探りならぬ尻尾探りで無愛想の股をまさぐる」
淫魔「見つけた。ちんぽの脈動に合わせてヒクヒクと開閉している無愛想の尻の穴」
淫魔「尻尾先から媚薬と洗浄液と潤滑液を兼ねた不思議液を分泌させ、あたかも悶えた弾みであるかのように、さりげなく無愛想の肛門に塗りこむ」
淫魔「そして、先っちょをするりと中に滑り込ませた」
淫魔「ぴくっと無愛想のちんぽが膣内で跳ねた」
淫魔「どうやら後ろも開発済み……というか、生やしている関係上こっちの方が感じるらしい」
淫魔「じー…………」
淫魔「唇を重ねたまま、互いに視線をぶつけ合う」
淫魔「と、その直後。ぐりぐりぐりぐり! と凄い腰使いでちんぽが突き入れられた」
淫魔「んぐぅ!?」
淫魔「長い間焦らされていた反動で、ひときわ高く腰が浮く」
淫魔「重力に逆らう形の動きなのに、敵ながらあっぱれという奴だ」
淫魔「割りと浅めのとこが弱いんだね」
淫魔「足で器用に私の下半身を持ち上げ、擦り上げるように挿入する無愛想」
淫魔「肛門をきゅっと締めているせいで、尻尾の侵入もままならない」
淫魔「マズい、このままだと一方的にイカされて終わってしまう」
淫魔「ここで私は第二の策を練ることにした」
淫魔「口は舌をとられているせいで逃げられない。手は封じられ、頼みも尻尾も肛門を攻めるのに忙しい」
淫魔「なら、脚を使うしかない」
淫魔「思い切り身体を横に振り、体位を入れ替える」
淫魔「当然無愛想も抵抗するが、そこは力の差で私が勝った」
淫魔「下になれば、無愛想は私を持ち上げるまでもなく自由に挿入することができる。のんびりしている暇はない」
淫魔「余計な真似はさせまいと、無愛想のストロークが早くなる」
淫魔「がつんがつんと、まるで杭でも打つみたいに乱暴に突きこまれる無愛想のちんぽ」
淫魔「種付けされている雌犬の気分はこういうものか、とつい思ってしまった」
淫魔「今度は逆に、私が無愛想にだいしゅきホールドをきめてやる」
淫魔「脚を無愛想の腰に絡ませ、ぎゅーっと私に押しつける」
淫魔「無愛想の特大ちんぽが、私の中にすっぽりと収納されてしまう」
淫魔「正直、その感覚だけでイキそうになったが、気力を振り絞って耐える」
淫魔「無愛想の抽挿が途絶えた隙に、踵を尻の割れ目にあてがい、一気に押し開く」
淫魔「――――!?」
淫魔「さすがの無愛想も驚いたのか、肛門のガードが弱まる」
淫魔「その隙に、尻尾を一気に最奥までねじこんだ」
淫魔「ぐぐぐぐぐ、と無愛想の無愛想が、膣内で大きく膨らむ」
淫魔「嘘だろ、まだ大きくなるのか」
淫魔「口内の蹂躙もすっかり勢いがなくなり、やっと数十分振りに舌を自分の口に戻すことができた」
淫魔「後は簡単だった」
淫魔「適当に無愛想の腸内をいじくっていると、こりこりする箇所があったので、そこを重点的に責めてやる」
淫魔「すると、まるで開発されたての生娘みたいな泣き声を上げる無愛想」
淫魔「しかし、散々好き勝手やられた意趣返しだ。一切手加減などしてやらない」
淫魔「尻尾の先端を使って、縦横無尽に前立腺をいたぶってやる」
淫魔「しばらくして、呆気なく無愛想はイってしまった」
淫魔「どくどくと膨張と収縮を繰り返す無愛想のちんぽ」
淫魔「なんと、射精は数分に渡って続いた」
淫魔「……あ、ヤバい」
淫魔「精液を吐き出すにつれて蠕動する無愛想のちんぽが、また上手い具合に私の急所を刺激してくるのだ」
淫魔「あなたも道連れだよ」
淫魔「完全に白目を剥いていた無愛想が、口元だけでにやりと嗤った」
淫魔「結局、私も盛大に絶頂を迎えてしまった」
淫魔「あらあらサーニャったら、アリスにイカされるなんて不甲斐ないわ。調教が足りないみたいね」
淫魔「ひゃい……もうしわけございません……おひめさま……」
淫魔「いや、調教したら余計に感じやすくなるんじゃないですかね」
淫魔「もちろんいらないことを言って飛び火をもらうことはない」
淫魔「あくまで、ぎりぎりの接戦を制したという体で、こちらもぐったりと横たわったまま」
淫魔「じゃあ、勝ったアリスにはご褒美をあげないといけないわね」
淫魔「え? いや、聞いてないんですけど」
淫魔「投げ出されていた私の足をがっしりと掴み、ぐいっと引き寄せるお姫様」
淫魔「為す術なくずるずると引きずられ、酷使した膣にまたも挿入される私」
淫魔「お姫様が相手では、勝ち目は万に一つもありはしない」
淫魔「私は全てを諦め、めくるめく快感の渦に埋没することを選んだ」
淫魔「そうして淫魔の館の夜は、今日も情熱的に更けていったのだった」
おわり
これにて完結です
読了いただきありがとうございました
最高だった
また書いてね
ええな
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