上条「ネイバー?」キリト「ボーダー隊員だ!」 (145)
ワールドトリガー+禁書+SAOのSS
ベース世界はワールドトリガー
ワートリと禁書原作全部持ってますが、禁書の方はうろおぼえな点も多くあります
SAOはアニメのみ見ました
禁書の時系列とかは気にすんな
一方さんは脳をやられる前の状態、垣根は白ではない、麦野の身体も義手とかではない、美琴や一方さん、垣根たちはみんな和解済みということで
基本みんな仲良し
大規模侵攻以降の世界です
禁書勢視点
発投稿ですし文もお粗末なのでご容赦を
ではいきます
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1435304117
――『ゲート発生!ゲート発生!』――
沢村「基地南西部にゲート発生!防衛任務中の隊は至急現場に急行してください」
忍田「現場に一番近いのは玉狛第2か・・・三雲君、至急向かってくれ!」
ウゥーーーーー!
修「!!ゲートが発生か!空閑、千佳、現場に急ぐぞ!」
千佳「うん!」
忍田『ザザッ そこから少し北だ。頼むぞ』
遊真「了解。ここからちょっと北の方だな
――基地南西部――
ズズズズズズズズ・・・
ドサッ
上条「痛ってぇ!」
ドサッ!
一方通行「ぐっ、一体なんなんですかァ!?」
ドサッ!
美琴「痛ったぁ!何なのよ、もう!」
ドサッ!
垣根「うおっ!」
ドサッ!
麦野「痛ってぇなクソッタレが!」
上一美垣麦「・・・・・」
上一美垣麦「え?」
上条「御坂に一方通行!?え、っていうかここは??俺は家で寝てたはず!」
美琴「そんなもんあたしが知りたいわよ!あたしなんてセブンスミストでゲコ・・・ゲフン、買い物してたっていうのに!」
一方通行「どういう状況だクソッタレ・・・」
垣根「第一位に第三位、第四位と・・・幻想殺しか?」
麦野「なんだこのふざけた面子と状況は?」
垣根「第一位から第四位までと幻想殺し・・・それにこの見たこともない場所や状況・・・アレイスターの野郎の仕業か?」
麦野「おい、クソホスト!テメェなんでこんなことになったか知ってんのか!?」
垣根「知らねぇよ、予測しただけだ。てかなんだクソホストって。おい、第一位、お前何か知ってるか?」
一方通行「いや、何も知らねェ。だが、まぁアレイスターの野郎が何か絡ンではいそうだなァクソッタレが・・・」
上条「えぇっと・・・みなさんお知り合いでせうか?あ、俺は上条当麻っていいます」
一方通行「まァ知ってるっちゃ知ってるな」
垣根「一応名乗っておくか。俺はLEVEL5の第二位、垣根帝督だ」
麦野「私は第四位の麦野沈利よ」
上条「ほえー、みんなLEVEL5か。すげぇ面子だな・・・」
垣根「そういうお前らは知り合いなのか?上条、第一位、第三位」
美琴「御坂美琴!あたしにはちゃんと名前があるの!順位で呼ばないでくれる?このバカとは知り合いっていうか・・・なんというか・・・」
垣根「おっとそりゃ失礼、御坂」(ん?こいつ・・・)
一方通行「自己紹介は終わったか?状況をまと・・・」
ザッ!
一方通行「あン?」
修「現場に到着!!人型・・・!?」
遊真「・・・!!」
垣根「なんだあいつら?」
麦野「現地の市民かなんかか?」
一方通行「にしちゃやや物騒な感じだなァ・・・」
修「忍田本部長!人型です!人型ネイバーが現れました!」
忍田『なに!?どういうことだ!』
沢村『ま、待ってください!!現場から三雲隊以外のトリオンの反応がありません!』
遊真「トリオンの反応がない?」
修「どういうことだ・・・!?」
遊真「まだ生身ってことか・・・?」
忍田『・・・慎重にあたってくれ。とりあえず敵性かどうかを確認したい。・・・確かめたいこともある』
修「・・・了解」
ザッ
修「お前たちは何者だ!!何の目的で来た!!
一方通行「あ?目的なんかねェよ。ここにいる全員が気付いたらここにいたんだよ」
修「気付いたらここにいた・・・?」
上条「そ、そうなんだよ!本当だ!!」
遊真「・・・嘘は言ってないよ」キィィン
修「本当のことなのか・・・」
垣根「おい!ここは何て言うところだ?」
修「ここ・・・?三門市という街だ!そんなことを聞いてどうするつもりだ!」
垣根「三門市?学園都市じゃねぇとは思ってたがどこだそりゃ」
修「学園都市?」
美琴「え!?学園都市を知らないの!?」
一方通行「どういうことだ・・・」
修「・・・とりあえず、お前達に戦う意思はないんだな!?」
麦野「ないわよ。そっちがやる気なら話は別だけど」
遊真「これも本当だ」
忍田『(・・・やはりか)三雲君、その者達を基地まで連れてきてくれ。話がある。もちろん実力行使はするな』
修「い、いいのですか!?」
忍田『遊真君のサイドエフェクトで敵性はないと分かったのだろう?ならば問題ない』
修「・・・了解。お前達!僕らの基地までついてきてほしい!本部長が話があるそうだ!」
垣根「本部長?」
一方通行「まァここにいてもしょうがねェし、その本部長とやらから話が聞ければ情報収集もはかどりそうだ」
垣根「だな。俺らだけで考えるよりはるかにマシだ」
上条「よし、分かった!連れて行ってくれ!」
ガチャ
修「この部屋だ」
上条「なんなんだこの建物は・・・民家のど真ん中にあったぞ・・・しかも町からは人の気配が全くなかった」
忍田「やぁ、わざわざ足を運んでもらって申し訳ない」
一方通行「別に構わねェよ。あんたが本部長ってやつか?」
忍田「そうだ、ボーダー本部本部長、忍田真史だ。よろしく」
美琴「あ、こちらこそよろしくお願いします!」
上条「えっとあちらの方々は・・・」
城戸「総司令の城戸正宗だ」
鬼怒田「開発室長の鬼怒田本吉」
根付「メディア対策室長の根付栄蔵です」
唐沢「唐沢克己だよ」
上条「あ、どうも上条当麻です」
美琴「御坂美琴です」
一方通行「一方通行と呼んでくれればいい」
垣根「垣根帝督だ」
麦野「麦野沈利よ」
忍田「うむ、早速だが尋ねたいことがいくつかある」
上条「分かりました。お答え出来ることでしたらすべてお答えします」
忍田「ではまず君たちはどこの近界国から来たのだ?」
垣根「近界国?なんだそりゃ?」
修「え?知らないのか!?ゲートをくぐってきたのに!?」
麦野「ゲートって私たちを強制的にここまで移動させたあの黒い穴のこと?」
忍田「そうだ。あれはゲートといい、近界民と呼ばれる者たちはあの穴を利用して我々の世界に侵攻してくる」
一方通行「侵攻?」
忍田「そうだ・・・どうやら本当に何も知らないようだな」(これは・・・やはり・・・)
上条「あの、そこんとこ全部詳しく教えてくれませんか?」
忍田「・・・分かった。本来ならば民間人には絶対に教えてはならないことだが、君たちは知る権利があるだろう」
――――説明中(書くのめんどいから詳しく知りたい人はWiki参照)――――
垣根「なるほどな。つまりこの世界はどうやら俺たちの知る世界とは違う世界らしい」
一方通行「学園都市がない世界か。パラレルワールドってことでいいのか?」
忍田「君たちの言う超能力とやらはこの世界でも使えるのか?」
美琴「あぁそりゃもちろん使え・・・ん?あれ!?」
麦野「能力が使えねぇ・・・」
垣根「チッ、まじか」
一歩通行「・・・」
上条(俺の幻想殺しはどうなんだろ・・・)
忍田「使えないようだな。まぁいい。ところで君たちは今後どうするつもりだ?」
垣根(いやよくねぇよ)
上条「それなんですよね。とりあえず元の世界に戻る方法を探していくつもりです」
忍田「そうか、ならばボーダーの庇護下に入るというのはどうだろう」
麦野「ボーダーの?」
忍田「そうだ。君たちはゲートをくぐってこの世界に来たのであるから恐らく帰る方法もゲートが関係するだろう。そしてトリガーの技術を持っているのはこの世界では我々ボーダーのみだ。そして・・・」
忍田「実は君たち以外に同様にこの世界に来てしまった者達がいる」
修「!?」
遊真「なんと・・・」
忍田「入ってくれ」
ガチャ
キリト「どうも。桐ヶ谷和人だ」
アスナ「こんにちは、はじめまして。結城明日奈です」
シノン「朝田詩乃よ。よろしく」
上条「あ、こちらこそ」
キリト「君たちのことはドア越しに聞こえてたから自己紹介はしなくても大丈夫だよ」
アスナ「よろしくね」
忍田「この3人も君たちと同様にゲートによってこの世界に強制的に飛ばされてしまったようなのだ」
垣根「こんな奇怪なことに巻き込まれるのが俺たちだけじゃねぇとは・・・(何か人為的な力が働いてる可能性が高けぇな)」
忍田「この3人は現在ボーダー本部に身をおいている。元の世界に戻れるように我々と手を組んで色々と調べていたところなのだ。そしてそんな中、君たちが現れた」
一方通行「全く同じ状況ってことか」
忍田「そうだ」
上条「へぇー。うっし!なら俺たちも元の世界に早く帰るためには協力したほうがいいってことだな!」
美琴「そうね。頼れそうなとこは他になさそうだし」
垣根「ってなわけで俺たちもここに身をおかしてもらっていいか?本部長さんよ」
忍田「あぁ、もとよりこちらはそのつもりだ」
麦野「助かるわ」
忍田「急にこんなことを言うのもアレだが、身をおく以上タダで君たちを匿う余裕は我らにはない。開発などにも多額の資金を必要とするのでな」
一方通行「・・・で?俺たちは何をすりゃいいんだ?」
忍田「話が早くて助かる。君たちにはゲートなどの研究の手伝いや補助、そして」
忍田「ボーダー隊員としてネイバーと戦ってほしい」
上条「ネイバーと!?」
忍田「そうだ。実はついこの間の話だが、とある近界国が大規模に攻めてきたばかりでな。その時にさらわれた訓練生やその影響で何人かやめてしまった隊員もいるのだ。よって戦力が低下していることが否めない。幸い君たちは全員が少年や少女だ。十分隊員として成長・活躍できる見込みはある」
一方通行「なるほど。まァ身をおかせてもらう以上文句は言えんわなァ」
垣根「俺はかまわねぇぜ!むしろ面白そうだ」
麦野「わたしも特に文句はないわ」
美琴「うん、贅沢は言えないよね」
上条「決まりだな」ニッ
忍田「助かるよ。実は桐ヶ谷君たち3人も隊員として働いてもらうことが決まっている。仲良くしてくれ」
上条「はい!」
忍田「城戸指令、よろしいか?」
城戸「いいだろう。5人のボーダー入隊を認める。ただし、規律は必ず守れ。特に民間人に情報は絶対に漏らすな」
美琴「わかりました」
忍田「よし、ではまず君たちに部屋を与えなければな。ついてきたまえ
忍田「すまないが一人ひとつの部屋を準備することは出来ない。空きに余裕がなくてな。男子3人でひとつの部屋、女子2人でひとつの部屋を使ってくれ。最初に全員に給料の前払いとして5万ずつ渡す。それで服や身の回りのものを揃えるといい。家具は部屋の中のものを使ってくれ」
美琴「何から何までありがとうございます」ペコッ
忍田「あぁ。今日は基地の見学や市内を回ってきたりするといい。隊員としてのことなどはまた明日詳しく説明しよう。今は混乱していることもまだ多いだろう。十分に休息をとってくれ。食事は1Fに食堂がある。好きな時に食べるといい。君たちは特別にしばらくは半額にしてもらうように頼んでおく。ではまた明日にな」ガチャ
―――女子部屋―――
麦野「美琴」
美琴「うぇ!?」ビクッ
麦野「なにそんな驚いてんのよ」
美琴「いや、アンタに名前で呼ばれるとは思ってなかったから・・・」アハハ
麦野「なんだそりゃ、まぁいいわ。早速買い物に行くわよ。5万ばかじゃたいした物も量も買えないけど、とりあえず服とか化粧品は買
わないとね」
美琴「うん、それはあたしも思ってた」
麦野「んじゃいくわよ」
―――男子部屋―――
上条「とりあえず基地を見て回らないか?自分の住んでるとこくらいは把握しときたい」
垣根「そうだな。腹も減ってるし、ついでに食堂も寄っていこうぜ」
一方通行「おゥ、テメェと意見が合うなんて初めてのことだなァ、クカカカ」
垣根「うるせぇ。こんな状況なんだ。いがみあってたら百害あって一利なしだろうが」
一方通行「ま、ちげェねェ」
上条「さ、いこうぜ!基地を見たあとは買い物にもいかなきゃなねーし!」
4円
―――この日はそれぞれが思うように過ごした。そして翌日―――
忍田「おはよう、諸君。では今日は隊員としての詳細を説明しよう」
―――めんどいんで(ry―――
忍田「以上だ。C級の入隊式は4日後だ。それまでにどのボーダーの武器を使うのか決めたりするといい」
上条「うーん、なに使おうかなぁ・・・。アタッカーなのは決めたけど、スコーピオンか弧月か、はたまたレイガストか・・・うーん」
麦野「わたしはもう決めたわよ」
垣根「シューターか?」
麦野「あら、よく分かったわね」
垣根「まぁ能力がビームだから選ぶのもそれっぽいやつだろうなとは予測出来るだろ」
美琴「ちなみにどの弾種を使うの?」
麦野「アステロイドよ。これが一番メルトダウナーに似てるしね」
一方通行「俺はスナイパーにするぜェ」
上条「スナイパーか!まぁお前運動苦手そうだもんな(笑)」
一方通行「あァ?」ギロッ
上条「ヒィ!?すいません!!」
(上条も一方通行もこの時、スナイパーが結構走らなければならないということを知らなかった。後に一方通行はそこそこに後悔することとなる)
垣根「美琴はどうすんだ?アタッカーか?」
美琴「ううん、あたしはね、オペレーターになろうと思うの」
上条「オペレーター?なんでまた」
美琴「B級にあがるとチームを組むじゃない?それの上限がオペ1隊員4らしいのよ。私たちがチームを組む以上誰かはオペをしなくちゃならないってわけ。それにこの中じゃわたしが一番適任だと思うわよ?女だし機械とかよくさわってるし、頭もそこそこいいしね」ニシシ
一方通行「あン?俺たちチーム組むのか?」
美琴「え!?組まないの!?」
垣根「俺はどっちでもいいぜ」
上条「俺も組むもんだと思ってた」
麦野「あたしも組むもんだと思ってたけど」
一方通行「いや別に構わないけどよ」
美琴「んじゃ決まりね!全員B級になったらチームを組もう!!」
上条「おー!ってそれはいいとして、誰が隊長やるんだ?」
美琴「んー、まぁ一方通行が一番頭いいし一方通行でいいんじゃない?」
一歩通行「あン?まァ別に構わねェが」フフンッ
垣根「ちょっとムカツクが、まぁいいぜ」
麦野「わたしもイラつくけど文句はないわ」
一方通行「既にちょっと文句言ってるじゃねェか!!」
上条「でもそうなるとチーム名が・・・」
上一美垣麦(一方『アクセラ』隊・・・?)
垣根「だっせぇww」
麦野「ないわwww」
上条「おまえらwwわらうなってww」
美琴「アンタこそ笑ってんじゃないのよwww」
一方通行「テメェら・・・覚えてやがれ・・・」ピクピク
結局上条はスコーピオン、垣根は弧月を選んだ
―――入隊式当日―――
キリト「やぁ上条」
上条「おぅ!・・・えっと・・・」
キリト「はは、キリトでいいよ。みんなにはそう呼ばれてるんだ」
上条「ん、分かった。キリトか。おっす!」
キリト「上条はどの武器にしたんだ?」
上条「俺か?俺はスコーピオンだよ」
キリト「スコーピオンか。スピード重視な武器だな」
上条「そういうお前は?キリト」
キリト「俺は弧月だよ。重さもサイズも結構俺好みだ」
上条「垣根と同じだな。ちなみに麦野さんはアステロイドでいくらしい」
キリト「こっちはアスナはバイパー、シノンはスナイパーに決めたよ」
―――入隊式―――
嵐山「諸君、ボーダー入隊おめでとう!さっそくだが、まぁ試験のようなものやりたいと思う。スナイパー組みとそれ以外で分かれてくれ」
―――アタッカー、中距離手―――
嵐山「よし、今年は23人だな。君たちにはまずこの仮想訓練室で再現されたやや小型のバムスターとよばれるネイバーと戦ってもらう!」
モブ達「いきなり!?」「まじか」「出来るかなぁ」
上条「いきなりか」
垣根「まぁ最初の才能発掘現場って感じだろうな」
キリト「いいね、こういうの!俺は好きだぜ!」
アスナ「いきいきしてるねキリト君」アハハ
麦野「瞬殺だろ」
上条「よっし!!やるぞ!」
今日はここまで
更新頻度は未定です
最低でも1週間に2回ほどは投稿したい思っています
ではまた
3つ作品あると難しいだろうけど頑張ってくれ
支援
乙乙
終始ニヤニヤして見てた
纏めるの大変そうだが頑張って
会話が機械的過ぎる気もするが期待
期待乙、だけど生身のSAO組とか能力使えない一方さんとか、瞬殺のイメージしかないな
三雲隊ってことは大規模後だし時間軸は今の原作と同じあたりか
>>1です
スマホからですが投下します
よく考えたら入隊式って一年に一回じゃね?って気付きました笑
独自設定で一年に3回くらいあるもんってことにします笑
んじゃいきます
もう書きためないしスマホからなのでゆっくりになるけど許してください
>>1です
スマホからですが投下します
よく考えたら入隊式って一年に一回じゃね?って思いましたけど、そこは独自設定で年に3回くらい入隊式があるもんだとします笑
ご容赦を
ではいきます
投下はゆっくりになります
2回やっちまった笑
ビー!
『訓練終了。タイム2分24秒』
モブ1「はぁ、全然駄目だ・・・」
モブ2「まだマシだろ、俺なんて4分近くかかっちまったぜ・・・」
上条「見たとこみんな2分~3分くらいだな。たまに1分切りそうなやつとかもいるけど」
垣麦キア(ふーん、あんな感じの動きすんのか)
上条「うし、そろそろいくか」
キリト「そうだな、まず誰がいく?」
垣根「俺からいく」
諏訪「今回も駄目だなコリャ。一分切るやつすらいねぇ」
堤「うーん、前回も久閑君だけは抜けてましたけど他は一分切る人が一人だけでしたもんね」
諏訪「ん?なんかホストっぽい野郎がいんな」
ビー!『訓練開始!』
垣根「おーらよっと!」
ザンッ!!
諏訪「・・・あ?」
ビー!『訓練終了。記録、2秒5』
ザワワッ!
モブ「2秒!?」「なんだあいつ!」
諏訪「・・・へぇ、かなりやるなあいつ」
堤「ははっ、久閑君を見る前ならめちゃくちゃ驚く程のタイムなんですけどね。感覚がマヒしてますよ(笑)」
×久閑
○空閑
垣根「ま、こんなもんか」
上条「すげぇな垣根!2秒ってダントツじゃねぇか!!」
垣根「余裕だ余裕、こんくらい」ハッハッハ
キリト「じゃあ次は俺がいくよ」
ザンッ!
ビー!『記録、1秒9』
麦野「次はわたしね」
ドッ!
ビー!『記録、3秒8』
アスナ「次はわたしー」
ドドッ!
ビー!『記録、3秒4』
モブ「」ポカーン
諏訪「な、なんだあいつら・・・」
堤「これは・・・さすがに驚きますね・・・」
上条「お前らすごすぎだろ!!」
麦野「別に余裕よ、こんくらい」
キリト「そうだな、他のやつらが戦ってるのみて大体どんな動きするのかは掴めるし、敵の動きも鈍重だしな」
アスナ「ふー、ちょっと緊張したわ」
垣根「そら上条、あとはお前だけだぞ」
上条「お、おう、行ってくるわ・・・(プ、プレッシャーが・・・汗)」
ビー!『訓練開始』
上条「うぉぉぉぉぉぉ!!!!」
ガンッ!ギンッ!キンッ!ドッ!
ビー!『訓練終了。記録、41秒』
モブ「あ、あいつも十分すげぇぞ」
垣根「遅せぇぞ、上条」ケラケラ
上条「うるせぇ!お前らが異常なんだよ!!」
麦野「こんなん誰でも出来るわよ」
キリト「ははっ、でも実際結構良いタイムなんじゃないか?俺たちの中じゃ遅いけど全体で見ればかなりの好タイムだ」
上条「そうだそうだ!」
垣根「俺たちの中じゃダントツでドベだけどな」ニヤニヤ
上条「だまらっしゃい!」
---スナイパー組---
佐鳥「この俺が今回君たちの指導員を担当する佐鳥だ!ボーダーにおいて唯一無二のツインスナイパーとして名を刻ん・・・東「よし、今回は6人だな。さっそくスナイパーの訓練の説明をする」
佐鳥「(´・ω・`)」
東「ほら、佐鳥。仕切るのはお前だろ」
佐鳥「分かってますよ、早くやりますよー」ブーブー
佐鳥「じゃあまずは君たちには自分の使う銃を選んでもらう。そのために一度デモンストレーションとして何人かに撃ってもらおうかな」
シノン「あら、あなたもスナイパー志望なのね」
一方通行「ン?あァ確か・・・」
シノン「シノンでいいわよ」
一方通行「お前もスナイパーか」
シノン「えぇ、慣れてるもの」
一方通行「慣れてる?」
シノン「ゲームでやってたのよ」
あかん、眠い
続きはまた今度にします
おやすみなさい~
入隊は1年に3回だったきがする
正直な話さ笑とかいれない方がいいキモいからさ
>>41、42
ご指摘ありがとうございます
読み返してみたら年3回ですね
なので原作に則して今は5月ということにします
確かに(笑)のとこだけ違和感がありますねw
以後注意します
こんにちは、>>1です
ちょっと書いてきたので投下します
こんんちは
少し書いてきたので投下します
一方通行「確かナーヴギアとやらを使って精神をゲームの世界にフルダイブさせる?ってやつだったか?」
シノン「そんな感じよ。わたしはずっと銃の世界、ガンゲイルオンラインってのをやってたの。そこでスナイパーとしてプレイしてたのよ」
一方通行「なるほどねェ・・・(そのうち学園都市が開発しそうだな・・・いや、やろうと思えば出来るがやってねェだけかもな・・・)」
佐鳥「じゃぁまずはこのイーグレット、アイビス、ライトニングをそれぞれ撃ってもらおう。えっと・・・そこの君と、そこの白い髪の人と隣の女の子、こっちに出てきてくれ」
モブ「あ、はい」
一方通行「はいよ」
シノン「・・・」ザッ
佐鳥「じゃぁまずは標準タイプ、万能型のイーグレットからいこう。これは射程が長くて威力も弾速もそこそこ。使い勝手のいいやつだ。白い髪の人、これで撃ってみて」
一方通行(本物の銃と変わんなねェな・・・いや、これも本物の銃か)スッ
東(・・・!こいつ・・・恐らく素人じゃないな)
佐鳥「30m先のターゲットを狙って撃ってみてね。じゃぁいくよ」
佐鳥「3,2,1ファイア!」
ドンッ!
佐鳥「お、ど真ん中!すごいねー、まさか本物の銃撃ったことあるの~?なんちゃってw」
モブ達「アハハ」
シノン(・・・)
一方通行(冗談じゃなく、ガチで本物の銃をバンバン撃ってたぜェ。ま、こんなスナイパーが使うような銃はほとんど使ったことねェがな・・・)
佐鳥「じゃぁ次は君が撃とうか。このライトニングで撃ってみて」
モブ「は、はい!」
佐鳥「いくよー、3,2,1ファイア!」
チュンッ!
モブ「あ、はずれた・・・」
佐鳥「おしい、おしい。最初ははずす人もよくいるから気にしなくていいよ」
佐鳥「見ての通りライトニングは弾速がかなり速い。けど威力はその分落ちるんだよね。使い場所によってはイーグレットより活躍できる」
佐鳥「最後はアイビスだ。はい、最後の子、撃ってみて」
シノン(これ、ヘカートっぽい感じ。多分威力重視の銃ね)スッ
東(この子もか・・・)
佐鳥「いくよ、3,2,1ファイア!」
ズドンッ!
佐鳥「お、またまたど真ん中!今回は優秀な子が多いのかな」
佐鳥「解説をするね。アイビスは見ての通り弾速は落ちる。けどその分威力は高い。ライトニングと真逆だ。これは主に対大型ネイバ
ーでよく使われるんだ。対人戦では使う人はあんまりいない銃だね」
シノン(撃った感じも結構ヘカートに似てたし、使うのはこれで決まりね)
佐鳥「ただ、一人ものすごい子がいてね。このアイビスは使用者のトリオン量に比例して威力が上がるんだけど、そのすごい子はなんとトリオン量がすごすぎて建物を貫通しながらぶっ壊す程の威力になったんだよwこうなると地形破壊でフィールドの状況を変化させることまで出来る。とまぁこんな使い方できるのはその子だけなんだけどね」
一方通行(バケモンかよ)
佐鳥「ま、解説はこんなことかな。じゃあそれぞれ試し撃ちをしてみてくれ。自分に合う銃を選ぶといいよ」
―――攻撃手、中距離手組み―――
嵐山「よし、みんな終わったな。タイムはどうだったかな。最初は1分切れれば優秀だと思ってくれればいい。さて、そこでみんな左手の甲を見てくれ」
上条「甲?」
垣根「なんか数字が浮かんでんな」
キリト「俺は・・・1010?」
麦野「わたしも1010ね」
上条「俺は1009だ」
嵐山「その数字を4000まで上げること!それがB級昇格の条件だ!今回はみんな1000からスタートしているはずだ。訓練で評価が1から10までつけられ、それがそのままポイントとなる!今の訓練のポイントが既に加算されている。今の訓練は30秒を切れば10、そこから30秒単位で9,8,7と評価が付けられたんだ。訓練は他にも様々なものがある!みんな精一杯励んでくれ!」
上条「なるほどなぁ」
アスナ「でも4000かー。まだまだ道のりは遠いね」
垣根「確か仮入隊ってやつで素養が認められるとポイントが上乗せされてスタートするらしいぜ。過去最高は3600で始まったやつがいるって噂だぜ」
上条「3600!?4000なんてすぐじゃねぇか!」
垣根「いいよなー。俺もさっさとB級にあがりてぇぜ」
キリト「まぁそんな訓練ばかりじゃ焦れてくるってやつ向けに・・・」
麦野「ランク戦が設けられてんのね」
―――ランク戦休憩ブース―――
モブ1「おい、一勝負しようぜ」
モブ2「えー嫌だよ。お前強いからポイントとられるのが目に見えてるし」
モブ1「ちぇっ、最近はそういうやつが増えて困るぜ。ポイントがなかなか奪えねーじゃねぇか。あとちょっとで4000だってのによ」
モブ2「仕方ねぇだろ。誰だってポイントは奪われたくねぇさ」
垣根「隊員同士の1対1で勝負、勝った方に負けた方からポイントが動く。まぁつまりはポイントをかけた勝負だな」
上条「持ちのポイント差が大きければ大きいほどポイントの変動は低い方が勝った場合は多く、高い方が勝った場合は低くくなる。だっけか?」
麦野「ものは試しよ。ちょっとやってくるわ」スタスタ
垣根「んじゃ俺も」スタスタ
キリト「俺も」スタスタ
上条「俺は待ってるよ」
アスナ「わたしも待ってるね。みんな頑張って!」
垣根「おーう。ドーンとポイント稼いでくるぜ!」スタスタ
―――118ブース―――
ガチャ
麦野「質素な部屋ね。えっと、確かこのパネルを操作してっと・・・とりあえず2000ポイントくらいのやつでいいか・・・206ブースのやつが2087か、こいつにしよ」ピッ
―――206ブース―――
モブ3(スコーピオン)「ん?なんだこいつ、たかが1010ポイント程度のやつが勝負ふっかけてきやがったwいいカモだぜw」ピッ
『転送完了。個人ランク戦、開始』
ブゥン
麦野(スコーピオンか。まぁ近づいちゃえばこっちのもんだ、とでも思ってるんでしょうね)
モブ3「お?なんだ美人さんだな。でも、まぁポイントはしっかりもらうぜ?アステロイドだから接近しちまえばこっちの・・・」
ドンッ!!
モブ3「・・・がっ!?」
モブが詰め寄る前に高速で詰め寄り、腹に蹴りを入れる麦野
麦野「常識にとらわれないことね。近接武器がないからってシューターは接近戦が出来ない、なんてことはないのよ?・・・アステロイド」キィン
モブ3「く・・・くっそぉ!!」
ボッ!!
麦野のアステロイドがモブ3の胸を貫き、ふき飛ばす
『戦闘体活動限界。ベイルアウト』
ドンッ!!
『戦闘終了。勝者、麦野沈利』
―――118ブース―――
ブゥン
麦野「ふぅ、1054か。こっちの方が手っ取り早いな」1010→1054
麦野「次だ次!どんどん稼いでやる!」
―――206―――
ボスッ!
モブ3「・・・くっそ、なんなんだあの女・・・」2087→2043
―――121ブース―――
ガチャ
垣根「どんくらいのやつが手頃かねぇ・・・このパネルか。んー・・・3000ポイントくらいのやつでいいか!この3011のやつにしよ」ピッ
―――128ブース―――
モブ4(弧月)「あん?1010?なんだこいつ、一発でポイントをたくさん奪おうって初心者か?wおいしく頂くとするかなw」ピッ
『転送完了。個人ランク戦、開始』
ブゥン
モブ4(チャラそうなやつだな・・・トリガーは俺と同じ弧月か。構えすらしやがらねぇ。ま、先輩として近道はないんだぜって教えてやろうかね)ドンッ
垣根(さてさて・・・)
垣根に詰め寄り、左下から上へすくいあげるようにして弧月を振るいにかかる
モブ4(あいにく俺はパワーには自信があるんでな。ガードすると、弧月は上にすくいあげられ、身体が無防備になっちまうぜ?チャラ男さんよ。すくいあげた後は俺は弧月を振り下ろすだけであんたの身体は真っ二つ。はい俺の勝ちっと)ブンッ
垣根(・・・)ドンッ
ズバッ!!
モブ4「・・・え?」
モブ4の視界から垣根は突如として消え、気付いた時にはモブ4は首が飛んでいた
モブ「なんだ・・・何が・・・」ピシピシ
垣根「狙いが丸分かりだぞ、アンタ。俺の弧月を上にはじこうとしてたんだろうが、んなもん打ち合わなきゃいいだけよ。右下からすくいあげようとしてたみたいだから左に抜けさせてもらったぜ。ついでに首も飛ばしといたけどな」ケラケラ
『戦闘体活動限界。ベイルアウト』
ドンッ!!
『戦闘終了。勝者、垣根帝督』
―――121ブース―――
ブゥン
垣根「3000でもこの程度か・・・弱っちいなぁ。ポイントはっと・・・お、結構増えてやがる。こりゃ訓練よりはるかに効率がいいなw」1010→1083
―――128ブース―――
ボスッ!
モブ4「くっそ・・・あのチャラ男め・・・!」3011→2938
モブ4「いや、初心者だと思って油断しただけだ!次は負けん!!もう一度だ!!!」ピッ
結局この後3回勝負したが全て垣根が勝ち、最終的に垣根のポイントは1198まで上昇した
モブ4「俺もうボーダーやめよっかな・・・」
―――105ブース―――
ガチャ
キリト「さってと、早速やろう。えぇっと、どんくらいがいいかなぁ・・・一度に出来るだけ多くポイントを稼げれれば楽なんだよな・・・お、3906も持ってる人がいる!この人だな」ピッ
―――302ブース―――
モブ5(バイパー)「4000まであと100を切った!!あともう少しで4000だ!遂にB級かぁ・・・道のりは長かったぜ・・・」ジーン
モブ5「ん?対戦申し込み・・・1010?このポイント差で勝負を申し込むとは・・・初心者か?まぁ10ポイントも稼げないだろうけど、稼げることには変わりない。頂いちまおう」ピッ
『転送完了。個人ランク戦、開始』
ブゥン
モブ5(さて、相手は弧月だ。近寄られたら苦しい。まずは安全な距離を保つこ・・・)ザッ
キリト「遅い!」ドンッ!!
モブ5「は?」
ザンッ!!
モブ5「がっ!?」
開始直後、モブ5の胴体は真っ二つにされた
キリト「ふぅ」
モブ5「なん・・・だそりゃ・・・!はやすぎだろ!!」ピシピシ
『戦闘体活動限界。ベイルアウト』
ドンッ!!
『戦闘終了。勝者、桐ヶ谷和人』
―――105ブース―――
ブゥン
キリト「こんな感じか。お!増えた増えた」1010→1120
キリト「どんどんやろう!次は・・・3769、こいつだな」ピッ
―――302ブース―――
ボスッ!
モブ5「・・・せっかく溜めたポイントが・・・もうやだ・・・」グスッ3906→3796
上条「みんな遅いなぁ・・・もう30分以上経つぜ」
アスナ「そうねぇ・・・あ!麦野さんが帰ってきたわよ」
麦野「いやー、楽しかったわー。生身よりもかなり身体能力上がってるから爽快よ」
上条「それはなにより。ポイントはどんくらい奪えました?」
麦野「最終的に1501まで上がったわ。7、8回ほどはやってきたかしらね」
アスナ「1501!?いきなりめちゃくちゃ上がってるじゃない!」
麦野「たいして強いやついなかったしな。多分アスナも無双できるわよ」フフ
アスナ「ふへぇー、じゃぁまた今度やってみようかしら」
上条「俺も今度やろうっと」
垣根「あー!くそ!!勝てねぇ!!」スタスタ
キリト「はは、でもかなり強いな、垣根。3900くらいのやつよりもかなり苦戦したよ」スタスタ
上条「お、お二人さんも終わったか」
垣根「聞いてくれよ、上条!1612まで稼いだのにキリトのやつに3回も負けて結局1538まで落とさされたんだよ!」
キリト「ふっ、剣の腕じゃまだまだ俺の方が強いってことだな」フフンッ
垣根「このやろう・・・調子にのるなよ・・・」ギリギリ
キリト「痛い痛い!ヘッドロックすんな!!」
アスナ「それで、キリト君はどれくらい稼いだの?」
キリト「いつつ・・・ん?えっと・・・今は1885だな」
上条「ぶっ」
キリト「垣根とやる前は3500以上のやつとずっとやってたからな。勝つと100くらいもらえるんだ」
アスナ「この調子だとみんなすぐに4000までいけそうだね・・・」アハハ
上条「俺も負けてられん!今すぐいってくる!」ダッ
ここまで
次回はいつになるかなー
千佳砲による地形破壊は脅威的ですよねw
トラッパーとかはたまったもんじゃないと思いますよw
冬島隊相手だと見てからテレポとカウンター狙撃で即ベイルアウトしそう
上位はただ強いじゃなくて強すぎる変態だし
そうですね
冬島隊はわずか2人、しかもスナイパーとトラッパーという編成でA級2位ですもんねw
ある意味一番頭おかしい部隊だと思いますw
こんばんわ
投下しますー
―――スナイパー組―――
一方通行「やっぱイーグレットだな。一番使いやすい」
シノン「あら、それにするのね」
一方通行「あァ、お前はアイビスか」
シノン「ええ、一番しっくりくるわ」
東「ちょっといいかな」
一方通行「あン?」
東「さっきの試し撃ちを見させてもらった。二人とも、素人じゃないな?」
シノン「その前にあなた誰よ?なんか指導員さんと話してたのは見てたけど」
東「それは失礼、東春秋だ」
一方通行「俺は一方通行だ」
シノン「朝田 詩乃よ。シノンでいいわ」
東(こいつら全く敬語使わないな・・・汗)
東「そうか、二人ともよろしく」
一方通行「ンで?何か用があったンじゃないのか?」
東「いやなに、用という程ではないさ。ただ君たちがあまりにも銃に慣れていたようなのでね、つい気になって」
シノン「そんなこと。わたしはゲームでやってたからよ」
一方通行(俺は何て言やいいんだ・・・リアルでバンバン撃ってましたじゃさすがにマズイだろうなァ・・・)
シノン「彼も仲間よ。いっしょのゲームをしていたの」
一方通行「!!」
東「そうか・・・」
東(ゲームでやるのとリアルで身体を使ってやるのとではまるで別物だと思うが・・・何か言いたくない事情があるのか・・・これ以上は詮索しないほうがいいか)
東「何にせよ、実力ある隊員が増えるのは頼もしい限りだ。B級、はやくあがれるといいな」
シノン「ありがとうございます」
東(最後の最後ではじめて敬語使ってくれた・・・)「ではな」スタスタ
一方通行「・・・すまねぇな」
シノン「構わないわ。・・・あの人、多分かなりの腕ね」
一方通行「分かるのか?」
シノン「勘よ。ただの勘」
一方通行「はっ、勘ねェ。まァ女の勘は侮れねェもンがあるからなァ」
シノン「あら、女性経験豊富なのね。意外だわ」クスクス
一方通行「あァ!?なんでそうなる!!別に・・・これはただの世間一般で言われてることとしてだなァ・・・!!」
シノン「はいはい、分かったわよ」クス
一方通行「・・・クソが」チッ
―――その夜、食堂―――
上条「へへっ、俺もくらい1600まではあげたぜ!みんなより時間はかかっちまったけど」モグモグ
垣根「そりゃ良かったな。スナイパー組はどうだったんだ?一方通行」カチャカチャ
上条(めっちゃ適当・・・)
一方通行「別に、今日はただ撃ってただけだ」モグモグ
麦野「B級にあがるための条件とかは?」
シノン「C級含めて上位15%以内に入ればB級らしいわよ」ズズッ
キリト「上位15%か・・・結構鬼門なんじゃないか?」
一方通行「さァな・・・まだ正隊員の実力を見てねぇからなァ。そっちはどうなんだ?」カチ
ャ
アスナ「んー、みんな結構すんなりB級に上がれそうかな」
垣根「ま、俺たちが強すぎるからなぁ」ケラケラ
シノン「油断してると足元すくわれるわよ」ボソッ
垣根「んぐっ」
美琴「あ、いたいた!おーいみんなー」
上条「お、御坂」
麦野「美琴、あんた今日何してたの?途中から全く見なかったけど」トナリノイスヒク
美琴「オペレーターの基礎試験みたいなのを受けてたのよ。ありがと」ガラッ
キリト「へー、どんなことやったんだ?」
美琴「えっとね、同時並行処理能力テストとかー、状況判断能力テストとかー、伝達処理能力テストとかかな。10個くらいはやったかも」
上条「結果は?」
美琴「へっへーん、余裕の満点よ」ピラッ
アスナ「わっ、すごーい!」
美琴「満点をとった人は初めてなんだって。過去最高が宇佐美さん?って人でほぼ満点だったらしいけどあたしが更新してやったわ」フフンッ
一方通行「クカカ。ま、LEVEL5ならそんくらいはやってもらわねェとなァ。むしろ第3位でも満点とれるってテストが簡単すぎたんじゃねェの?」ハンッ
美琴「カッチーン。アンタなんて伝達能力(隊員へ正確かつすばやく情報を流すことが出来る能力)が最低レベルでしょ。アンタじゃ満点どころか高得点も無理ね」ハッ
一方通行「あァ!?なァに寝言ほざいちゃってンですかァ!?」
美琴「なによ!先に喧嘩売ってきたのはアンタでしょ!?」
一方通行「上等だ、表でろやテ・・・!!」
ゴンッ
一方通行「」バタン チーン
麦野「どう考えても先にふっかけたアンタが悪いでしょうが」パンパン
美琴「麦野さん・・・」
麦野「まともに取り合っちゃ駄目よ、美琴。馬鹿に時間割くだけ無駄よ」
垣根「しっかしコイツ生身だと脆すぎだろ・・・たかが一発で沈むか普通・・・」ツンツン
上条「もやしの異名は伊達じゃないってことか・・・」
一方通行「誰がもやしだコラァ!!」ガバッ
上条「ヒィ!?」
キリト「あ、起きた」
アスナ「あはははは」
シノン「騒がしいわね、全く」フゥ
こうして正式なボーダーの一員としての初日は幕を閉じた
そして2週間後・・・
―――ランク戦ブース―――
上条「いよっしゃー!遂に4000ポイントたまったぜぇ!!」ガラッ
垣根「お、ようやくか」
一方通行「おせェぞ」
美琴「アンタのためにみんな5日もまちぼうけくらったんだからね」
アスナ「おめでとう、上条君!」
上条「サンキュー、アスナ!!祝福してくれたのはお前だけだぜ!!」ガシッ
アスナ「えへへ」
キリト・美琴(むっ・・・)
上条「ところでスナイパーの二人はよく2週間で上位15%なんて入れたな」
一方通行「別に、普通にやってたら入れただけだ」
シノン「そうね」
上条(才能ってこえーな・・・)
麦野「さて、ようやくみんな4000までいったわね。それで、チームの申請ってどこでやればいいのかしら」
キリト「本部長さんに聞きに行くか?」
垣根「まだ仕事してんだろ。今聞きにいくのは迷惑だと思うが」
麦野「あら、アンタに常識なんてあったのね」
垣根「当たり前だ。俺を何だとおもってやがる」
麦野「非常識メルヘン」
一方通行「脳内花畑ホスト」
上条「嫌味馬鹿」
美琴「馬鹿風馬鹿」
キリト「変態ナルシスト」
アスナ「あ、あははは・・・」
垣根「て、てめぇら・・・」プルプル
垣根「今すぐブースに入りやがれ!ズタズタにしてやる!!」ガタッ
アスナ「ま、まぁまぁ・・・」アハハ
シノン「うるさいわねぇ・・・」
修「あ、あの・・・」
上条「ん?あ、君は確か・・・」
修「どうも、ちゃんとした挨拶はまだしてなかったかな。三雲修です。よろしく」スッ
上条「上条当麻だ。よろしくな」ガシッ
修「ところで、チームの申請で困ってるみたいだけど・・・」
麦野「そうなのよね・・・ん?そういやアンタ正隊員じゃない。どうすりゃいいのか教えなさいよ」
修(す、すごい上から目線だ・・・)ヒキッ
修「えっと、3階にボーダー隊員用の受付があるんだ。そこで申請すればいいんだよ。案内しようか?」
上条「お、マジか!助かるよ、三雲!」
修「あぁ、じゃあついてきてくれ」スタスタ
キリト「ほら、いくぞ垣根」
垣根「待てコラ!先に斬らせろ!!」
マテヤコラァーーー!!
―――3階受付―――
修「ここだ」
垣根「・・・」ムスッ
上条「サンキュー、三雲」
修「どういたしまして」
麦野「アンタも面倒見いいわねー。もしわたしがアンタの立場だったら関わらないようにしてるわ」
修「はは、なんだか放っておけなくて」
美琴「面倒見の鬼ね」
修「うっ!」ギクッ
キリト「さっそく受付に行ったらどうだ?」
上条「そうだな」スタスタ
上条「あの、すみません」
受付嬢「はい、なんでしょうか?」
上条「チームの申請をしたいんですが・・・」
受付嬢「あ!新しいチームの申請ですか!!ちょっと待ってて下さいね、必要な書類とか集めてきます♪」テクテク
垣根「なんであの人あんなご機嫌なんだ?」
修「あぁ、あの人はなんか趣味がランク戦の視聴らしいよ。多分それで新しいチーム発足ってことで嬉しいんじゃないかな」アハハ
麦野「ふーん、まぁどうでもいいわ」
受付嬢「お待たせしました、こちらが必要な書類になります。あちらの机で全てご記入の上、またこちらにお渡しください」
上条「ありがとうございます」
上条「へー、隊服とかもあんのか」
麦野「作戦室は空いてる作戦室から自由に選べるっぽいわね」
一方通行「はやく終わらせちまおうぜェ」
上条「んじゃまずは・・・チーム名か・・・ぶっw」
一方通行「」ギロッ
上条「んっんん、えーとアクセラ隊っと・・・作戦室はここでいいか?」カキカキ
麦野「どこでもいいわよ。どうせどこでも変わんないんでしょ」
美琴「そうね、どの部屋でも機能や広さに変わりはないらしいわ」
アスナ「らしいわって、誰かに聞いたの?」
美琴「うん。宇佐美さんって人覚えてる?」
キリト「確か美琴が満点とるまでは成績1位だった人、だったか?」
美琴「そうそう。その人とねこの前偶然出会って、ちょっとお話したのよ」
シノン「何を話したの?」
美琴「いろいろよ。でもね、テストの結果ではあたしのが上だったけど、多分あたしと宇佐美さんじゃかなり差があるわ。なぜだか分かったの。まだまだあたしじゃこの人の足元にも及ばないんだろうなってね。本当なんとなくだけど」
上条「へーなにか感じるのかなぁ」カキカキ
シノン「わたしにも似たようなことがあったわ。この人は相当高みにいるんだろうなって人に会ったの」
一方通行「東ってやつのことか?」
シノン「その人もだけど、もっとバケモノみたいなやつがいたわよ。合同訓練でリーゼントみたいな髪型をしている人とたまたま隣になったんだけど、あれこそバケモノ、いえ変態と呼ぶべきかもしれないわね。とにかく凄かったわ」
垣根(変態・・・?)ピクッ
麦野「どう凄かったの?」
シノン「その日は70m先の動いてる的に当てる訓練だったんだけど、その人は自分の的とは全然はずれたとこにばかり撃ってたの。わたしは最初かなり下手くそだと思ったわ。でも違った。途中で気付いたの。あの人、自分以外の全員の的の中心を正確に撃ち抜いていたわ。それも一発も、わずかにはずすことすらなく
キリト「な、なんだそりゃ!?」
上条「ふへぇー、そりゃ変態だわ・・・」カキカキ
シノン「そんなことをしても一切自分のポイントにはならないし、むしろ撃っていた的の人のポイントになるわ。案の定その人は0ポイントで最下位。でも、実際のとこあの人が1位でしょうね」
一方通行「その訓練か。俺の隣のやつも大概おかしかったぜ。シノンの言うやつみたいなことはせずにただひたすら自分の的を撃ってただけなンだが、全部ど真ん中だったな。撃った後の的だけみたら一発しか当たってねェと勘違いするレベルだったぜェ。こいつも変態レベルだなァ。なんかキノコみたいな頭してたが」
垣根(変・・・態・・・)ピクッピクッ
キリト(キノコの変態かぁ)
上条「よし、書き終わったぜ。早速提出しよう!ていうかなんで俺が書いてんだ?」
一方通行「細けェことは気にすンな」
上条「それもそうか。すいません、書いてきました。よろしくお願いします」
受付嬢「はい、お預かりしますね・・・ペラ・・・ペラ・・・はい、大丈夫です。では私の方から上層部に申請しておきますね。B級ランク戦は今は休みの期間に入っています。あと1週間ほどで再び始まるので、そこからスタートすると思います。期待していますね」ニコ
上条「あ、ありがとうございます!」
受付嬢「では作戦室の鍵をお渡しします。どうぞ」スッ
麦野「ありがと」スッ
受付嬢「隊服なのですが、後日デザインをまた渡して頂けたら結構です。デザインを受け取ってから3日ほどで仕上がると思いますので、少なくともあと4日以内にデザインを提出してくださいね。じゃないとB級ランク戦にC級の服装で挑むことになってしまい、少し恥ずかしいですよ。ではまたお待ちしています」クスクス
上条「おっし、じゃあ今すぐ考えようぜ!かっこいいのにしよう!!」ダッ!
美琴「どうせならかわいくしない?」ダッ!
垣根「一方通行は口出すなよ。ダサくなる」スタスタ
一方通行「テメェも口だすなよ。メルヘンっぽくなる」スタスタ
垣根「あ?」
一方通行「なンだコラ?」
麦野「んー?」パキポキ
一方通行「」
垣根「・・・っち」
キリト「仲いいよな、お前ら」ハハ
一方通行・垣根「誰がコイツな(ン)んかと!!」
アスナ・シノン(息ぴったり・・・)
ここまで
結構オリジナル設定も盛り込んでます
3階の受付とか原作には登場しません
ではまた
スナイパー上位は変態だからな
あと試験毎月に増えたらしい
―――次の日―――
鬼怒田「お、いたいた。おい!桐ヶ谷、一方通行!!ちょっと手伝え!」
一方通行「あン?」
キリト「ん?あ、鬼怒田さん。何か用ですか?」
鬼怒田「何か用ですか、じゃないわい!ゲートのことでちょっと手伝えと言うとるんだ!」
キリト「あぁ、はい。分かりました。すぐ研究室に向かいます」
鬼怒田「早くしろよ!時間は限られとる。あまりゲートの研究ばかりに時間を割いてはおれんからな!」スタスタ
一方通行「面倒くせェ・・・キリト、任せる」スタスタ
キリト「おっとそういうわけにはいかないぜ」ガシッ
一方通行「ぐっ」
キリト「お前としても早く元の世界に帰りたいだろ?お前頭めちゃくちゃいいんだからいてくれるとすごい助かるんだよ。ほら、いくぞ」ズルズル
一方通行「分かったから引っ張るンじゃねェ!
―――研究室―――
ウィーン
キリト「お待たせしました」
一方通行「ケッ」
鬼怒田「遅い!何やっとる!さっさと始めるぞ!」
キリト「やはり普通のゲートとは少し異なる波長ですね・・・」
一方通行「元のデータを見せろ・・・なるほどな・・・確かにほンの僅かだが波長がズレてやがる・・・パッと見じゃ判断できねェくらいだな」
鬼怒田「うむ。だが何故ズレておるのかはまだ全く分かっておらん。今日は解析、実証その他もろもろに付き合ってもらうぞ」
一方通行「マジかよ・・・」
キリト「ほら、文句言うな。テキパキやるぞ」
一方通行「なンでお前はそんなにイキイキしてんだよ」
キリト「え?だって未知の分野だぜ?そりゃワクワクもするだろ」キョトン
一方通行(機械オタクみたいなもんか・・・)ハァ
―――6日後―――
作戦室
上条「遂に今日が初のB級ランク戦か・・・緊張してきた・・・」
麦野「今日の相手ってB級下位でしょ?余裕よ」
垣根「作戦たてるまでもねぇな」
一方通行「MAPも適当に選んだしなァ」
一方通行(まだアレを見せなきゃならねェ程の相手じゃねェな・・・)
美琴「初の実戦、高まってきたわ」フンス
『B級ランク戦開始まで残り1分』
上条「」ドキドキ
垣根「とりあえず、御坂の指示に従って各個撃破、作戦はこれでいいな?」
一方通行「作戦って程じゃねェだろこれ」
麦野「こんなん今回だけよ。多分次からはB級中位が相手になるだろうし」
美琴「よーし、全部私たちの点にするわよ!」
―――B級ランク戦解説・見学ブース―――
宇佐美『さぁーもうすぐ始まりますよぉ!B級ランク戦初日、午前の部!解説はわたくし玉狛支部の宇佐美と!』
レイジ『同じく玉狛の木崎だ』
宇佐美『が、お届けしまぁす!』
見学のC級モブ「玉狛・・・」
「確か元S級の迅って人がいるっていうあの・・・」
「玉狛第一って部隊もあるらしいぜ。ただランク戦には一切参加しないらしいが」
「なんでなんだろうなぁ・・・」
「玉狛第二はランク戦に出てるのにな」
修「上条君達は初試合か。お手並み拝見だな」
遊真「なんか全員ものすごく強いらしいよ。時枝先輩が言ってた。訓練最初のバムスター戦でみんな1桁秒台を出すくらいだって。上条は40秒くらいらしいけど」
千佳「それでも十分すごいね!」
宇佐美『今回は22位のアクセラ隊、19位の茶野隊、18位の間宮隊の三つ巴です。さぁーもうあと数十秒で始まります!レイジさん、注目してる人とかいますかー?』
レイジ『いや、特にはいないが。強いて言うのならばアクセラ隊だな』
宇佐美『ほうほう。全員がたった2週間でB級に上がったというあの!実はオペレーターの美琴ちゃんとはわたしお友達なんですけど、あの娘もすごいんですよー!部隊全員があなどれない!アクセラ隊に注目です!』
レイジ『宇佐美、始まるぞ』
『転送10秒前、9、8、7、6』
『転送10秒前』
上条「よし、いくぞ!」
垣根「おう!」
美琴「おー!」
一方通行(俺が隊長じゃなくて上条が隊長やればよかったンじゃねェのか・・・これ?)
『全部隊転送』キィィン
『転送完了。マップ、市街地A』
キィン
茶野「・・・!市街地Aか。MAPで有利な部隊が出ることはなさそうだ。樹!早く合流しよう!僕たちじゃまだ単独で行動するのは危険だ」
藤沢『ザザッ了解!』
キィン
間宮「市街地Aか。固まるぞ。いつも通りハウンドストームで点を稼ぐ。全員バックワームを起動して索敵に引っかからないようにしろ」
他二人『了解』
キィン
上条「さってと、やりますか!」
垣根『ザザッ・・・上条が俺たちの中で一番へぼいんだから、間違ってもやられんなよ?』ククク
上条「フンッ!俺だって強いんだってことを証明してやるぜ!御坂、一番近い敵を教えてくれ!」
美琴『了解!そこから北東150mのとこにトリオン反応あり!・・・!!消えた!多分バックワームね。まだ近くにいるはず!』
上条「おっけい!」ダッ
北東に向け、全速力で建物の屋根の上を走って向かう上条
間宮隊員A「あと500mほどだ」タッタッタッタ
間宮『分かった。出来るだけ早くな』
隊員A(しっかし、茶野隊はいいとして、アクセラ隊は未知数だ・・・訓練でものすごい結果を出しまくっていたとは聞いてるが・・・)タッタッタ
上条「お!みっけた!」ダンッダンッ
隊員A「!?くそっ、気付かれたか!」バッ
キィン 右手にスコーピオン、左手でシールドを起動する上条
隊員A(どうする!?アタッカー相手にこのまま詰められたらキツイ!・・・ここはハウンドで牽制しつつ距離を保って・・・)キン
ドンッ!!
隊員A「!?」
上条「え!?」
上条がのこり15mほどまで迫ったところで間宮隊員Aの頭が撃ちぬかれる
宇佐美『おぉっと!これは狙撃!今回スナイパーは一方通行隊員ただ一人だ!これは・・・結構な長距離スナイプですね』
レイジ『いい腕だ』
『戦闘体活動限界。ベイルアウト』ドンッ!
一方通行「もらったぜェ」
一方通行が80m南から正確に頭を撃ち抜いた
上条「一方通行!!俺一人でもいけたって!」
一方通行『馬鹿野郎、今はいけても今後はどうなるか分かンねェンだぞ。自信があるのはいいが今後のことを考えろ。確実にとれるやつがとる。鉄則だ。今回も例外じゃねェ』
上条「ぐ、ぐぬぬ!ド正論だ・・・!」
美琴『まぁいいじゃない、どっちにしろチームの点なんだから。次頑張りなさいって』
上条「他の敵はどこだー!」ダッ
既に合流している間宮と間宮隊員Bはトンネルの中に隠れていた
間宮隊員A『ザザッすまない、やられた』
間宮隊員B「ドンマイ。しょうがないさ」
間宮「仕方ない。二人ではハウンドストームは決まりにくい。前後で挟み撃ちの形でいこう」
隊員B「おう」
間宮「よし・・・いくぞ」グッ
ドォン!
その時トンネルの片方の入り口に粉塵が巻き起こる
間宮・隊員B「!?」
麦野「はぁ~い、お二人さん」コツコツコツ
間宮・隊員B「な!?」バッ
麦野「トンネルの中じゃ逃げ場はないわよ。アステロイド」キン
両手でアステロイドを展開させる麦野
隊員B「くそ!シールド!!」キィン
間宮「シールドを維持したまま後退だ!とにかくトンネルから出るぞ!ここの狭さじゃハウンドは生かせない!!」ダッ
ドバッ!
麦野のアステロイドが二人を襲う
隊員B「ぐっ!!」
なんとかして防ぎつつ、後退していく二人
麦野「あら、後退するの?してもいいけどそっちには・・・」
ズバッ!ズバッ!!
二人の上半身と下半身が分断される
間宮「な!?」
隊員B「!?」
垣根「俺がいるんだよなぁ」
『戦闘体活動限界、ベイルアウト』ドドンッ!!
宇佐美『なんと!派手な登場をして二人の気を引いておいて本命はその背後!上手く釣りの戦法を使っています!』
レイジ(修よりはまだ拙いやり方だが、悪くない手だ・・・)
麦野「アンタにとらせてやったんだから、感謝しなさいよね」
垣根「へいへい。ありがとーござんした。・・・あとは茶野隊か」
麦野「ここからじゃちょっと遠いわね・・・」
御坂『そこを左!』
上条「おっけぇい!!」ダッ
藤沢「!!!くそっ!」ドンッドンッドンッ
上条「おっと!」キィン ガキキキン!
藤沢の銃によるアステロイドをシールドで防ぎながら距離を詰める上条
上条「終わりだぜ!」キン
ドドッ
藤沢「く、くそぉ!」ピシピシ
上条のスコーピオンが藤沢の胸と首をとらえる
『戦闘体活動限界、ベイルアウト』ドンッ!
上条「ふぅ」
御坂『ふふっ、一人は倒せたわね』
一息つく上条と御坂
御坂『ピピッ! !!!急に反応が!?しまった!バックワーム!』
茶野「くらえ!」バッ
建物の影にバックワームを使って潜んでいた茶野が油断している上条に襲いかかる
上条「!?しまっ・・・!」
ドンッ!!
茶野「・・・!?」
茶野の腕が一筋の線によって吹き飛ばされる
一方通行『油断してンじゃねェよ三下』
上条「う、うおぉおおおぉ!!」
茶野「うわぁ!」
ザンッ!
上条が茶野の首を飛ばす
『戦闘体活動限界、ベイルアウト』
宇佐美『決着!!なんとアクセラ隊が全てのポイントを根こそぎ奪っていったぁ!生存点含めて一挙に7点!!この実力は本物か!?』
レイジ『今回、アクセラ隊は何の策も用意していなかったな。隊長の一方通行はかなりの頭脳派らしい。それが何の策も用意しないなど、恐らく策を練る程度でもないと思ったのだろう。まだまだ底は見えん部隊だ』
宇佐美『ありがとうございます!ええ、次の対戦カードは・・・』
こうしてアクセラ隊の初戦は幕を閉じた
今日はここまで
ではまた
ネタバレ見てきました
影浦隊長がついに登場しましたね
こんばんわ
お久しぶりです
投下します
―――次の日、アクセラ隊作戦室―――
一方通行「次戦は2日後の午後だ。相手は那須隊と荒船隊。どっちもエース級を有する厄介なチームだ」
美琴「荒船隊ってあの全員スナイパーっていうあの?」
一方通行「あァ。正直かなり厄介だ」
麦野「わたしとしては那須隊の方が気になるわね。8000ポイント、マスタークラスのバイパー使いってやつがどれほど強いのか」
垣根「荒船ってやつは確か弧月も使うらしい。弧月もイーグレットも8000ポイントを越えてる、なかなかのバケモンだ」
上条「ま、まぁ、なんとかなるだろ」
一方通行「ならねェよ。B級中位以上を甘く見ンな。作戦もたてずに突っ込ンでもやられるのがオチだ。なにより向こうらの方が圧倒的に経験値が高い。個人個人での実力はこっちが高いとしてもチームとしての力が高くねェと勝ち進めねェンだよ」
垣根「分かったか馬鹿。昨日油断してやられそうになったのはどこのどいつだよ」
上条「ぐっ・・・」(なんかいつも以上に辛辣な気が・・・)
美琴「ん?ねぇ、今ってA級がランク戦してんの?」
一方通行「あ?あーそうだった気もするが。それがどうした?」
美琴「見に行きましょうよ。ちょっとは勉強になるかもよ」
垣根「お、いいね。A級がどれほどのレベルなのかってのも知りたいしな」
麦野「んじゃさっさと行きましょ」スタスタ
上条「おー」スタスタ
一方通行「・・・まだ次戦の打ち合わせ終わってねェンだが・・・」ポツーン
―――ランク戦ブース―――
桜子『さぁさぁA級ランク戦!今日は太刀川隊と嵐山隊、そして三輪隊の三つ巴の戦いとなります!しかし今日は太刀川隊の唯我尊さんが諸事情により欠席と言うことで太刀川隊は2人で戦うこととなります!これはA級1位と言えども苦しいか!?もうまもなく試合開始です!』 ザワザワ
上条「間に合ったな」スタスタ
垣根「1位と5位と7位の試合か。確か1位は弧月No1の使い手だったな。お手並み拝見といこうかな」
シノン「あら」
麦野「ん」
キリト「ん?お!お前らも来たのか!」
上条「ようキリト、シノン、アスナ」
美琴「A級ってのがどんくらい強いのか知りたくて見に来たの」
アスナ「考えることは同じだね」アハハ
上条「ってことはお前らもか」
キリト「おう。弧月No1の太刀川さん。どんくらい強いのか・・・」
一方通行「そろそろ始まるぞ」
『開始10秒前』
『9,8,7,6』
麦野(太刀川隊の出水ってやつは確かシューターよね)
『5,4,3,2』
一方通行(三輪隊にはNo2スナイパーが所属してる。確かあの時のキノコ頭のやつだったな)
『1,0 全部隊転送』
上条「始まった!」
桜子『さぁ始まりました!MAPは河川敷C、天候は快晴!!スナイパー有利なこのMAPはスナイパー二人をようする三輪隊にとって大きな利点となるでしょう!』
太刀川「出水、今回は尊がいない。生存点までとるのは難しいかもしれんが出来るだけ稼ぐぞ」
出水『了解了解―』
嵐山「尊がいないのは太刀川隊にとってかなりの痛手だろう。生存点も含めて勝つことは十分可能だ。いくぞみんな!」
木虎・時枝・佐鳥・綾辻『了解!』
三輪「聴け。まず嵐山隊を落とす。尊がいない太刀川隊は後回しだ」
米屋『おっけー』
古寺・奈良坂・月見『了解』
桜子『まずスナイパー全員がバックワームを起動!それぞれより良い狙撃地点に向かっていきます!三輪隊は・・・嵐山隊の方に向かっています。先に嵐山隊を落とそうとしているようです!』
柚宇『三輪隊は真っ直ぐ嵐山隊の方に向かってるよ』
太刀川「俺らは後回しってことか・・・出水、混じるぞ。混戦狙いだ」ダッ
出水『はいはい、了解』
嵐山「三輪隊が来るか。迎え撃つぞ!賢、準備しろ」
佐鳥『あいあいさー』
月見『あと400mくらいでぶつかるわ。佐鳥君に気をつけてね』
三輪「あぁ。奈良坂、古寺、まず狙うのは・・・―――だ」
古寺・奈良坂『了解』
ザッ
嵐山「よう、三輪。こうして相対するのはあの夜以来だな」
三輪「ふん。あの時の借りを今ここで返させてもらう」スラッ
米屋「」ギュッ
木虎「」キィン
時枝(ここでは3対2、僕たちが優位だが・・・。奈良坂さん、あの人がいる限りそんな優位性ないものに等しいだろうな・・・)スッ
嵐山「いくぞ、充!」ドドドドドドド
時枝「はい」ドドドドドドド
桜子『今、戦いの幕が切って降ろされました!』
三輪「シールド」ガキキキン
米屋「」ダンッ
二人のアステロイドを三輪がフルガードで防ぎ、その横を米屋が抜けていく
嵐山「木虎!」
木虎「いかせないわ」ダッ ガキンッ
米屋「よーう、今回は負けねぇぞ?1対1でケリつけてやるぜ」
木虎「ふん、今回も私が勝つわよ」
時枝「!!木虎!」
木虎「!!」バッ
チュン
奈良坂(外されたか・・・)
米屋「ちっ、やっぱいきなり頭は無理かぁー。だがバランスは崩れた、ナイス奈良坂!」ゴオッ!
三輪(まずはエースの木虎をしとめる!!)ゴオッ!
奈良坂の狙撃を間一髪でかわした木虎に米屋と三輪が追撃を加える
木虎「ぐっ!(1対1とか言っておいてすぐ援護射撃だなんて!!)」ガキンキンガン!
三輪「」ドンドンドン
木虎(!!三輪先輩の射撃!まずい、シールドが間に合わない!)キンガン
嵐山「シールド!」バッ
ガキキキキン
三輪のアステロイドをシールドで防ぐ嵐山
木虎(嵐山先輩・・・!!)
三輪「チッ」(やはりまずは鉛弾で・・・)
月見『三輪君!!』
太刀川「旋空弧月」キィィィン
三輪「!?」バッ
ズカッ!!!
太刀川の旋空弧月が家一軒ごと三輪を斬りにかかるが三輪はかろうじて上にジャンプしてこれを避ける
三輪(家をはさんで向こう側から!!)
太刀川「よーう、三輪、嵐山。俺たちも混ぜてくれよ・・・」ザッザッ
奈良坂(チッ、太刀川さんが来てしまったか。混戦になるな・・・)
垣根「な、なんだ今の!?」
キリト「『旋空』か!?家一軒まるごと斬るほどにブレードを伸ばすことが出来るなんて!」
麦野「なによ、今のそんなすごいの?」
垣根「あぁ・・・ブレードの拡張にはコツがいるし、普通は1mから2mくらいが限度だ。俺もやってみたことがあるが1mちょっとくらいしか伸びなかった」
キリト「それを・・・軽く15mくらいは伸ばしてたな・・・しかも切れ味は増しているほどだ。いったいどれほどの鍛錬をしたらあんなことが出来るんだ・・・」
上条「これが・・・A級か・・・!
三輪『・・・・・米屋、奈良坂、古寺、作戦変更だ。こうなったら仕方がない、先に太刀川さんを片付ける。出水に気をつけろ』
米屋・奈良坂・小寺『了解』
嵐山(太刀川さんまで来たか・・・恐らく2人ではまともにやっても勝つのは難しいと判断して混戦に持ち込むつもりだな・・・)
嵐山『木虎、充、賢。チャンスだ。三輪隊を落とすぞ。』
木虎・時枝・佐鳥『了解』
とりあえずここまで
またしばらくしたら書くかも
幻想殺しでも流石に射撃無効は出来ないのかな?トリガーは完全な科学だし触れてる間だけサイドエフェクト無効位ならまだありそう
それとも元いた世界には無いものだから幻想殺しのサポート対象に入るのか
幻想殺しの無い上条さんなんて「生身が」極端に死ににくいだけのホントの普通の高校生だよ!
幻想殺しでも流石に射撃無効は出来ないのかな?トリガーは完全な科学だし触れてる間だけサイドエフェクト無効位ならまだありそう
それとも元いた世界には無いものだから幻想殺しのサポート対象に入るのか
幻想殺しの無い上条さんなんて「生身が」極端に死ににくいだけのホントの普通の高校生だよ!
わあ連投してしまったすまない
右腕だけトリオン無効化して生身なトリオン体とか不安定だし穴は塞がらないし常にトリオン漏れるからすぐベイルアウトするだろ
それとサイドエフェクトは個人の超感覚、超技能、特殊体質、強化五感だからトリガーの使用関係ないぞ触れてる間は使えない可能性はあるけどね
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