原田ァ！

楓「ほら、紗南ちゃん早く」

紗南「で、でも…」

楓「大丈夫よ、私を信じて」

紗南「うぅ…」

紗南「み…」

ﾐ?

紗南「右よし！！左よし！！三好です！！！」

……………


紗南「楓さんのバカ」

楓「ごめんね

【貸さない】


ﾎﾟﾂﾎﾟﾂﾎﾟﾂ

紗南「うわぁ雨降ってきちゃった」

紗南「傘持ってきてないよ…」

楓「あら紗南ちゃん、傘ないの？」

紗南「うん」

楓「私、傘二つ持ってるわよ」

紗南「本当！？それじゃあ…」

楓「貸さない」

紗南「え」

楓「傘ない紗南ちゃんには貸さない…」

楓「ふっ…ふふっ…」ﾃｸﾃｸ

紗南「あっ…」

紗南「……」

紗南「本当に貸してくれないんだ…」

【幼い】

楓「…」

紗南「楓さん、何見てるの？」

楓「これ？小さい頃の写真…」

紗南「え！！？これ楓さんなの？可愛い！」

楓「ふふっ、ありがとう」

可哀想にｗｗ

紗南「うーん…」

楓「どうしたの？」

紗南「あ、いや」

紗南「可愛いんだけどなんかあんまり楓さんっぽくないっていうか…」

紗南「写真が古ぼけてるせいかな？」

楓「そうね…」

楓「この子はね、ずっとアイドルを目指してたの」

楓「TVに映るアイドルの歌やダンスの真似なんかして…ね」

紗南「へぇ、そうだったんだ」

楓「たくさんの困難を乗り越えて、今やっとアイドルになれたの」

紗南「楓さん…」

楓「今では永遠の１７歳なんて呼ばれてるわ」

紗南「……じゃあ楓さんじゃないじゃん」

楓「…そうね」

紗南「…」

楓「…」

紗南（なんだこの人…）

＿＿
＿


菜々「う、う……ウーッサミーン！！」

P「風邪か？」

菜々「いえ…さては誰か噂してますね！？」

【ラブリーじゅうさなさい】


紗南「おはようございまーす」

紗南「あれ？誰もいないや」

紗南「お？これは…うさみみ…？」

紗南「菜々さんの忘れ物かな？」

紗南「……」

紗南「…よいしょっ」

紗南「えへへ…ちょっと可愛いかも」

紗南「…その時空から不思議な光が降りてきたのです」

紗南「それは…サーナでーす♪」

紗南「ｷｬﾊｯ！ラブリー１４才！」

楓「ぶいっ！」

紗南「ふぉあっ！！！？」

紗南「か、楓さん！いたの！！？//」

楓「もう一回　もう一回♪」

紗南「か、楓さんのバカっ！//」

【ごめんさない】


紗南「あれー？あたしのゲームがないなぁ」

紗南「おかしいなぁ　この辺に置いといたんだけど」

紗南「楓さん、知らない？」

楓「」ﾋﾞｸｯ

紗南「あ、それあたしのゲーム　楓さんが持ってたんだ！」

楓「こ、これね？　紗南ちゃんのよね　はい、どうぞ」

紗南「？？どうもありがとう」

楓「それじゃあ、私は帰るわ　紗南ちゃんも早く帰るのよ」ｿｿｸｻ

紗南「うん」

楓「もう夜だから気をつけナイトね」ｶﾞﾁｬ

紗南「？？変な楓さん」

紗南「さて、それじゃあ少しゲームしてから帰ろう」ﾋﾟｯ

【データがありません】
【データがありません】
【データがありません】

紗南「」


ｶｴﾃﾞｻﾝﾉﾊﾞｶｰｰ!!

楓（ごめんねっ…！）ﾀﾞｯ

【起こさないように】


楓「お仕事、だいぶ長引いちゃった」

楓「もう事務所には誰もいないかしら…」

楓「ん、まだ明かりがついてる」

楓「お疲れ様です」ｶﾞﾁｬ

ちひろ「楓さん、おかえりなさい」

楓「ちひろさん、遅くまでお疲れ様です」

ちひろ「私だけじゃないですよ？」

楓「えっ？」

紗南「……」すーすー

楓「紗南ちゃん…？」

ちひろ「楓さんが帰ってくるまで待ってるって聞かなくて」

楓「そうだったんですか…」

紗南「んー……」

紗南「楓さんのばかぁ…」ﾑﾆｬﾑﾆｬ

楓「……ふふっ」

楓「ごめんね」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ


おわり

三好紗南ちゃん誕生日おめ、、おめ、、、ああああああああ漏れそおおおおおおおおおおお！！！！！！！！！！！！！！！あああああああああああああああああああああああああ！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！

ありがとうございました

乙
珍しい組み合わせ楽しかった

俺の友達の三好君が「一よし二よし俺三好」ってやってたの思い出した、