Vault101のアイツ「スカイリム?」 (369)
Valut 101から旅立った孤独な放浪者は、父を探し求めた。父はかつて人類の未来を救うことに己の全てを捧げた。
自分の子の未来と引き替えに。
The Capital Wasteland は残酷で荒れ果てた場所であった。
しかし一人の放浪者が、悪に立ち向かうことを人々に主張した。 価値観は父から子へ受け継がれる。
無欲、哀れみ、敬意。
高貴な精神は数え切れない勝利と試練によって導かれたのだ。
しかし、まだ終わってはいない、孤独な放浪者は偉大なる善行(Project Purity発動のこと)の真の意味を知る。
・・・・・犠牲。
放射能に犯されたProject Purityの制御室に足を踏み入る。
子は父の道を辿る・・・・・。
人類の為、子は自らを犠牲にする・・・・・。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1434881176
ありがたいことに、邪悪な大統領に彼の道具になるかどうかの選択の時、放浪者は拒否した。
人類の欠陥も、守る価値があるものだと考えた。 生命の水はついに・・・自由で純粋になった。全てのために。
The Capital Wastelandは遂に・・・・守られた。
こうして、塞がれた厚いVault101のドアを越え、伝説となった一人の放浪者の話は終る。
しかし人類の物語はここで終結したわけではない、人類は生きるためにあがく・・・・そう、戦いである。
そして戦い・・・そう、戦いは変わることは無い(War Never Changes)・・・・。
クエスト完了:The life is but a walking shadow
うおお期待せざるを得ない
Vault101のアイツと呼ばれる男は死んだ。
体が透けるような高濃度の放射線に曝され、どろどろの粘液になってジェファーソン記念館で死んだ。
だが彼の意識はまだ思考を保っている。
視界は核爆発直後のように真っ白のまま。
「……何が起きているんだ?」
呟くように、囁くように言うと白い白い視界が徐々に色を取り戻してゆく。
男はうつぶせに地面に倒れこんだままのろのろと顔を上げて正面を見遣る。
「なん……だ……何の冗談だこれは!!」
たまらず彼――Vault101のアイツと呼ばれた男は叫ぶ。
色を取り戻した視界が受け入れたのはあたり一面の緑、赤、黄色、茶色――おおよそ彼が生きてきた2277年では見ることのできない光景であった。
世界中のありとあらゆる場所に核兵器が降り注ぎ、人類の文明が消滅した世界で生きてきた彼は自然を受け入れることができない。
体中がきしむのも気にせず、彼は反射的に飛び起きて自らの左腕に装着された装置を見る。
Pipboyと呼ばれるその小型端末は核分裂バッテリーから供給されるエネルギーによって彼のイメージ通りの画面を映し出している。
「どうなってやがる?! どこなんだここは!」
pipboyのダイヤルをねじり、ロケーションデータを表示しようとする。
すると画面にノイズが走り、コミカルなValutboyが液晶に現れた。
漫画タッチなその人影はこちらに向けてサムズアップをしてウインクをしている。
漫画的な吹き出しには以下の文字が記されていた。
「Welcome to heaven!!」
クエスト開始:Earth wind and Fire
それから小一時間ほど彼はしかめっ面をしたまま地面に座り込みpipboyの画面を眺めていた。
ロケーションデータに示された地名は今まで聞いたことのない地名で、広域マップでさえ彼の知っている世界とは何もかもが違いすぎている。
核戦争によってあらゆる山脈が消し飛んだはずなのに広域マップの中心には馬鹿でかい山があるのだ。
「本当に天国か、ここは」
半ばあきらめのように笑い、四肢を地面に投げ出した。
核によって焼かれた焦げた匂いではなく、柔らかな香り――オアシスで感じたものと似た香りを感じる。
手慰みにpipboyをもてあそび、自らが大切にしていた武具を見遣る。
……持ち物は何もない。
オルペインレスも、テリブルショットガンも、ヌカランチャーも、スティムパックやブリキ缶に至るまで何一つとして消失していた。
ただアイテムは防具の欄に1つだけ、Vault101ジャンプスーツが記載されていた。
クエスト条件
:自らの置かれた状況を把握する
:リバーウッドへ行きこの世界について知る
アイツがドヴァーキンになるのか?
とにかく期待
Fallout3とスカイリムのクロスSSです。
英語にアレルギーがあるのでクエスト名は目をつむってください。
風呂入ってきます
パーク全取りしたアイツならドラコンも余裕だろう
pipboyの指示のまま、彼はリバーウッドという小さな村に向けて歩き続ける。
その背中はかつての愛犬とともに歩いた旅路の中で浮かべた寂しげな背中に似ていた。
Pipboyが敵の反応を報せる。
彼はその場でしゃがみこむと素早く周囲を見渡し、敵の正体を掴む。
3匹のオオカミだ。
Attention!
おめでとうございます!戦後の世界で培った一部の技術がこの新世界でも発揮されます!
Sneakが上昇しました!
15→100
Unarmedが上昇しました!
15→32
Silent Runningを会得しました!
「……」
彼は道を迂回する。
狼たちは彼に気付かないまま、一声遠吠えを上げた。
Attntion!
動物に自愛の念を覚えたことにより新たにPeakを習得しました!
Animal Friend
この進み方いいな
リバーウッドに彼が到着したのは彼が目を覚ましてからちょうど4時間後のことであった。
すでに太陽は沈みかけ、夕暮れが街を染めている。
旅路の中で彼が発見したことはいくつかある。
その中でも最も大きなものは水が放射能汚染されてないという事だろう。
はじめはガイガーカウンターの故障を疑ったが、一口飲んでも体調が変化しなかったため彼は存分に渇きを満たしたのだ。
おそらくキャピタルで飲んだよりも多くのきれいな水をこの4時間の旅路で飲んだのだろう。
彼の顔には疲れが見えるが瞳は爛々と輝いている。
遠くに木の壁が見える。
リバーウッドだろう。
発見:リバーウッド
「止まれ! 何者だ!!」
川のそばの小さな村へと足を踏み入れようとした途端、衛兵に声をかけられる。
まるで騎士物語やグロッグナック・ザ・バーバリアンに出てくるような甲冑と腰に差した剣に、たまらず彼は小さく笑った。
「何者だと聞いている!!」
衛兵はついに剣を抜き、剣先を彼に向けた。
「俺は――」
Attention!
おめでとうございます!戦後の世界で培った一部の技術がこの新世界でも発揮されます!
Speachが上昇しました!
15→80
なんたって話術ゲーだからな
嘘:
「俺は……どうやら記憶喪失らしい……」
いかにもな苦悶を浮かべ、頭を押さえて彼は言う。
その迫真の演技のおかげか、衛兵は剣を納めると不安げに彼の顔を覗き込んだ。
「なんだって? それは……気の毒に……」
衛兵はそれだけ言うと彼の肩を優しくたたく。
「この街には医者はいないが、宿屋でゆっくりするといい。人々は皆暖かいからじきによくなるだろう」
あまりにも優しすぎるその言葉にたまらず彼は目元を潤ませる。
彼は今までこれほどまでの優しさをかけられたことはないのだ。
衛兵に見送られて、背中に101の文字を背負う孤独な放浪者はリバーウッドへと足を踏み入れた。
クエスト完了:Earth wind and Fire
ラジオが聞けないなんて!
彼は今一文無しだ。
キャピタルではキャップで地雷を作れるほどのたくわえがあったが、今彼が持っているのは衣装だけ。
宿代など出せるわけはない。
そこで彼は宿を訪れ、仕事がないか聴きだしたのだ。
「仕事はないが、隣の万屋で窃盗があったらしい」という情報をもとに彼はその足で万屋へ向かい、砦の上に山がある場所に巣くっている山賊を討伐することになった。
彼は体一つで山賊の根城へと向かう。
彼を見る者全員が、かつての実験場の名残である101の数字を見つめていた。
クエスト開始:This is MINE!!
完了条件:金の爪を取り戻す
オプション:山賊を全滅させる
オプション:ブリークフォール墓地の最深部へ行く
>>6を見たときは何が天国だこの野郎と思ったが世界の違いとそこから来る倫理観等の差を考えたら本当に天国かも?と思ってしまった
今日はここまで
Vaukt101のあいつはドヴァキンではありません。ただしもっとおぞましい何かです
101のアイツも大概だがモハビの運び屋もかなりのクリーチャーだよな
乙です
乙です
アイツもそうだし運び屋もあれだから、今年中に見られそうな111も人外になるんだろうな…
殴打で人バラバラにする位の技量はなくちゃね
ごめんなさい、気分が乗って来たのでもうちょっと頑張らせてください
すっかりと日の沈んだ夜、彼は体を震わせながら山賊の根城を訪れていた。
「(なんでこんなに寒いんだ……この白いのが「雪」ってやつか)」
がちがちと震える歯音で位置を悟られないよう、彼は舌を上と下の歯で噛みしめながら山をのぼる。
舌から血が滲み始めた時、pipboyが敵の反応を報せる。
今度はオオカミではなく、人間だ。
彼は極力静かに目標に近づく。
キャピタルで彼が得意としていたのは遠距離からの狙撃と中距離からの遊撃であったため、これほどの近距離で、あまつさえ素手で殺し合いをするのは初めてのことであった。
哀れな山賊の斥候は真後ろから接近する死神に気付いてはいない。
彼の両腕が山賊の首に巻きつき……山賊の首が上下逆転した。
頸椎を破壊された山賊はよだれを流しながら雪面に崩れ落ちる。
彼は慣れたように死体をあさる。
衣装、装備、食料から雑貨に至るまでありとあらゆるものをはぎ取る。
幸いなことに死体は弓と剣を持っていたようで、彼の表情が少しだけ和らいだ。
素手で人間を[ピーーー]ことは彼にも抵抗がある。
Attention!!
残念なことに、どうやらこの世界には重火器やエナジーウェポンが存在しないようです。
しかし狙撃の心得は通じるものがあるでしょう。
万全とは言えませんがすこしでも役に立つのならば。
Archeryが上昇しました!
15→95
本当の本当にここまで。
反応くださると本当にうれしいです
乙
きっと使えばすぐ慣れるだろう彼の身体能力ならば
重ねて乙
>>1にお腹一杯のハチミツ酒よりも幸せなことがあらんことを
このssは大成するよ、それは間違いない。
スカイリムも決して平和な世界ではないけどfoよりはマシかな?
忘れた済まん
放射能で手足再生出来ないデメリットがある
仲間になる犬は、はたしてどっちの世界の犬になるのやら
>>38
飯と水に困らないってすごい幸せなんじゃないかな
ゴキブリ食えるんだから野生の動物なんかご馳走レベルだろう
30分も周囲を探索すると、彼の手元には結構な資材が集まっていた。
この世界の山賊の衣装や長剣、手斧、弓に矢、ロックピックや謎の薬でさえpipboyはその素性を明らかにしてくれる。
「休息の薬」という名のついたそれを恐る恐る口に含む。
苦い。まずい。
だがラッドローチやモールラットに比べればいくらかはましだ。
恐る恐るそれを飲み下すと、胃の中がじわりと熱くなって爽快な気分になる。
どうやら毒ではないようだ。
道すがらそのような「実験」をしながら山を上っているとついに彼は墓地の入り口を見つける。
荘厳な石造りの階段にはいくつかの敵性反応が示されている。
彼は弓を構えると言を引き絞り――pipboyの戦闘システム、VATSを発動し、矢を放つ。
VATSによって目標を補正された矢は吸い込まれるように山賊の頭部へ直撃し、数メートルほど吹き飛ばす。
その様子を見た残りの山賊たちはその亡骸や矢の飛んできた方向――彼の隠れている岩陰に向かう。
彼はその山賊が来るのをじっと待っている。
Attention!
おめでとうございます!戦後の世界で培った一部の技術がこの新世界でも発揮されます!
ただし、少々ゆがんだ形でですが……。
Scienceが上昇しました!
15→100
Lock pickが上昇しました!
15→100
Melee Weaponsが上昇しました!
15→30
新たにPeakを習得しました!
Sniper
朝にちょっとだけ投下しました
乙です
早くも人外だったか
なんだこの強くてニューゲーム
…じゃないか
乙
メレーウェポンがあまり伸びなかったのは元々不得手だったからなのかな
PerkなPerk
アレルギーだからしゃーない
おっつおつ
Tips
かつてのVault101のアイツの戦闘スタイルはスニークからのヘッドショットでした。
そのため、近接戦闘を苦手としています
「かくれんぼのつもりか?!」
山賊の一人は大剣を構えて岩陰へと飛び込む。
山賊とVault101のアイツの距離はほとん30センチもない。
まるでキスをするような距離にたまらず山賊は悲鳴を上げて剣を振り上げる。
しかしその剣が振り下ろされるよりも早く彼はVATSを発動して山賊の背後に回り込み、背中から手斧を首に叩き込んだ。
山賊はごぼごぼと血を吐きながら絶命する。
その惨状に臆することもなく最後の1人は彼に矢を打ち込む。
同時にふたたび彼はVATSを発動し、放たれた矢を手斧で打ち払ったのだ。
普通の人間には到底無理であろうが、彼はVATSの力を借りて投げられた手榴弾に弾丸を当てることができる人間だ。
その光景に一瞬だけ山賊は硬直する。
その一瞬のうちに彼は弓を引き絞り、そして山賊の頭に矢を打ち込んだ。
彼は普通ではない。
「VATSが無ければ死んでいたな」
山賊の死体から身ぐるみをはぎ取った彼はそうつぶやく。
そして墓地の荘厳な扉を開いた。
VATS様々だな
それからも彼は変わることは無い。
目についた山賊たちを片っ端から殺し、身ぐるみをはぎ取り、金目のものは全て懐に入れる。
彼のほうが悪人のようだ。
ただ奇妙なのは、すでに墓地には山賊の死体が転がっている点だろう。
どうやら少し前に同じことをしに来たものがいたようだ。
その「スカベンジャー」は上品だったのか、机の上のコップや皿、食べ物には見向きもしなかったようだ。
彼はそれらを残らず回収する。
クエスト開始:Dear hearts and Gentle people
:スカイリムに居を構える
(オプション):家を好きなように飾る
小休止。
あいつより先に、ってことはドヴァキンは別にいるのかな?
3のVATSは発動中ならダメージも大幅に減らすからなあ
乙
重量制限に引っ掛かったのかそれとも本当に上品だったのか
ウェイストランド人にはじょうひんも下品も無いがな…
変換し忘れたぜ…
ところでここの101の住人はS.P.E.C.I.A.L決まってんのかい?
Tips
孤独な放浪者は彼自身にとって、また世界にとって特別な存在です(You're S.P.E.C.I.A.L!!)
pipboyの索敵と利用して遠距離から敵の顔面に矢を打ち込みながら孤独な放浪者は思考する。
うすうす気づいてはいたが、どうやらここは2277年のアメリカではない。
いや、地球ですらないのではないか、と。
かつて彼はUFOの墜落を目撃し、その残骸から強力な武器を回収したことがある。
シミュレーションゲームの世界で永遠に一人ぼっちで生き続けなければならなくなった哀れな博士のことを知っている。
そして現に彼は致死性の放射線に曝されてなお意識を保っている。
この世界には我らの哲学では想像だにしないことが山ほどあるのだ。
やがて彼は鉄格子の扉の前でうつぶせに死んでいる山賊を見つける。
その体には無数に矢尻が打ち込まれている。
「罠か。トリップワイヤは無かったはずだが」
注意深く彼が周囲を見渡すと動物の形があしらわれた石造が天井や地面に崩れ落ちているものと一致していることに気付く。
あまりにもチープなそのパズルに彼はため息さえ吐きながら石造を回転させ、天井の模様と一致させる。
そして鉄格子の扉の真横のレバーを下ろすと扉があいた。
「……こいつバカなのか?」
山賊の死体にむけて冷たく吐き捨て、彼は墓地のさらに奥へと進む。
>>41
そらドッグミーコよ
あの山賊がいなかったら俺も馬鹿になってたかもしれない
俺はあのトラップで死んでる山賊の虚弱体質に驚いたな
あんなに矢が飛んできたら普通びっくりして死ぬだろ!!
>>70
ビックリ死…
マンボウか何か?
下げ忘れ失礼
膝に大量に当たったんだろ(適当)
>>73
物凄い強さの衛兵になりそう
ちなみにあの山賊、何故か周りよりレベルが高いから普通に殴ると普通に強い
>>75
あるあるwwwwww
Tips
孤独な放浪者の出身地であるキャピタル・ウェイストランドはアメリカでも特に苛烈な核攻撃を受けた地域です。草木は一部でしか見つけられません。
鉄格子の扉を通ると壁にいくつもの穴が掘られている光景を目にする。
まるで壁に寝床を掘ったようだ。
ただ、その寝床に横たわっているのは山賊ではなく、骸骨である。
白骨化したその亡骸は胸の前で腕が組まれ、丁寧な葬儀をされてこのカタコンベに収容されたのだろう。
もっとも、彼には死体を葬儀する意味なんて分かるはずもないのだが。
決して警戒は解かず、彼は周囲を見渡す。
カタコンベの骸骨とは別に床には崩れ落ちた骸骨が何体も転がっている。
その亡骸のそばには剣や弓、盾が落ちている。
どこか違和感を覚えた彼はその残骸の下へ足を踏み出す。
すると彼の背後でがちゃがちゃと何かがぶつかりあうような音が響いた。
反射的に振り向いた彼が見たのは骸骨が石の寝床から起き上がり、自らに向けて弓を引いている光景であった。
「バ……カな!」
驚愕に目を見開きながら彼は手斧を手に取り、目の前の骸骨へ向けて振りかぶる。
矢が放たれるよりも早く彼の手斧は骸骨の両腕の骨を切り飛ばす。
両腕の骨を喪った骸骨は驚愕するようにその場所をぽっかりとあいた眼窩で見つめる。
彼は驚愕に冷や汗を浮かべながら骸骨の膝を蹴り飛ばす。
たまらず地面に膝をついた骸骨は無表情な頭蓋骨で彼を見つめる。
叫び声をあげて彼は骸骨の顔面を思いっきり横から蹴りつける。
するとあっけないほどに骸骨の頭蓋骨が吹き飛ぶ。
スケルトンはスカイリムではありふれた魔物だが、彼の常識ではこんなことは起こってはいけないのだ。
「バカにしやがって!!お伽噺の世界かここは!!」
肩で息をしながら彼は叫ぶ。
彼がここまでの恐怖を覚えたのはあの悪夢のような小さな村、アンデール以来かもしれない。
人間にしろなんにしろ、骨だけで動き回る方法を彼は知らない。
高濃度の放射線を浴びてグールとして進化したものを知っているが、肉さえも溶け落ちて行動するなんて「科学的(Scientific)」ではない。
「……なんなんだ、この世界は」
クエスト開始:Brand new day
完了条件:さらにこの世界について調べる
現在発生中のクエスト
This is MINE!!
完了条件:金の爪を取り戻す
オプション:山賊を全滅させる
オプション:ブリークフォール墓地の最深部へ行く
Dear hearts and Gentle people
完了条件:スカイリムに居を構える
(オプション):家を好きなように飾る
Brand new day
完了条件:さらにこの世界について調べる
小休止。
一旦乙
お伽噺レベルの人が何言ってんだ
キャラビルドによってはアダマンチウムの骨と鉄の胃袋と樹皮のような硬い皮膚と機械仕掛けの体を持ち、
血を飲むと体力が回復して、蟻の視覚を有し、夜になると感覚が鋭敏になり、足音も無く走り、陽光を浴びると筋力が強化され再生する上に
放射線に耐性を持ち、放射線を浴びても時間と共に回復し、瀕死になると核爆発を起こす超生物は普通にファンタジーだと思う。
>>87
そんなのいるわけ無いじゃん(白目)
乙
彼はきっと物理的に繋がってないくせに一つの生物みたいに動き回ることが許せないのだろう
つまり全部の骨がバラバラに動けば驚かないはず!
逆にScienceとかIntelligenceが低かったら受け入れやすそうではある
ブリークフォール墓地にいるのは多くがスケルトンじゃなくてドラヴグルだし、まぁフェラル・グールみたいなもんだろ……
確かにドラウグル率たかいな
このスレにもドラウグルみたいなのもいるし比率は高そうだよな
>>93
お前、濡れた犬の臭いがするな
>>93
あんたコソコソした人間だね
Tips
スカイリムは決して平和な土地ではありません。切り立った断崖や野生生物は十分な脅威です。
「クソ。やってられるか」
すでに動かなくなった骸骨を見下ろし、孤独な放浪者はそう吐き捨てる。
そしてpipboyを見る。
彼の荷物はすでに重量制限ギリギリで、あと少しでもものを持てば走ることなどできなくなってしまうだろう。
彼は大きくため息を吐く。
そして腹立たしげに骸骨を思いっきり蹴飛ばすと来た道を引き返し始める。
頭蓋骨がからからと乾いた音を鳴らしよどんだ空気を切り裂いていく。
すっかりと日も暮れたころ、彼はリバーウッドの宿を訪れていた。
山賊から回収した装備や所持金を使って1泊分の部屋を借りた彼を迎えたのは、彼にとっては天国とも思える光景であった。
身体を受け止めても反発するふかふかのベッド。
アツアツの湯気が立ち上るアップルキャベツのシチュー。
それに、もちもちとした小ぶりなパンが3つ。
スカイリムの住人からしたら少しばかり貧相とも思える食事だが、彼にとってはお伽噺でしか知らないような料理だ。
「これで本当に10ゴールドなのか!? 寝ている間に身ぐるみ剥ぐつもりか!?」
「うちはそんなバカみたいなことはしないよ」
宿屋の主人とそのような漫才のような問答を交わし、彼は扉を閉める。
手斧をサイドチェストへと立てかけ、彼は恐る恐るシチューを一口すする。
彼は大粒の涙を流す。
今まで彼が食べたこともないような多様な味が舌を占領する。
「あぁクソ……畜生……」
ぼたぼたと涙を流しながら2口3口とシチューを口に運ぶ。
そしてパンを食べてまた彼は泣く。
「天国だよ、本当に」
シチュー1滴、パンくず1つすら残さずに彼は料理を平らげる。
そしてひとしきり涙を流した後で彼はなけなしの金を握りしめ、お代わりをもらいに行ったのだった。
宿屋の主人は大の男が目を真っ赤に泣き腫らしてシチューのお代わりを注文する様子を心底不思議そうに見つめていた。
Attention!
料理の真のおいしさを知ったため、以下のPerksの取得資格を喪いました。
・Cannibal
・Hematophage
カニバルワロタwwwwワロタ…
いつの間にか彼は眠ってしまったようだ。
十分な休息を感じながら彼は起き上がり、あくびを一つ落として大きく伸びをする。
「すまない。世話になった」
「うちの料理はうまかったかい? こんなところでよければいつでも歓迎するよ」
「お大事に、としか言えないのが残念ね」
宿屋の主人と女将に宿の礼を述べ、彼は重量を圧迫する山賊からの戦利品を処分するために雑貨屋へ向かう。
扉を開けた彼の目に飛び込んだのは、カウンターに載る金色の爪の像であった。
「あぁ、あんた! 見ての通り金の爪が戻ってきたよ! ある旅人に頼んでたんだが、ちょうどアンタと入れ違いでここに返してくれたんだ」
「(そうか。道理で死体が多いと思ったら直前にスカベンジャーがいたのか)」
雑貨屋の主の言葉を聞き流し彼はそんなことを思う。
「ともあれ、リバーウッド・トレーダーはこれで通常営業だ! 雑貨なら何でもそろうぞ!」
「いや、買いたいんじゃない。売りたいんだ」
「なんでも歓迎だ!」
そうして彼は重荷を売り払う。数日分の宿代を稼いだ彼は雑貨屋を出、ブリークフォール墓地を見つめた。
「まだ奥があった。俺の知らない世界があった。ならやるしかない」
大きく息を吸い込み、背中に101の数字を背負う孤独な放浪者は再び墓地を目指す。
クエスト失敗:This is MINE!!
完了条件:金の爪を取り戻す
オプション:山賊を全滅させる
オプション:ブリークフォール墓地の最深部へ行く
クエスト発生:Curiosity killed the Wanderer
完了条件:ブリークフォール墓地の最深部へ行く
今日はこれまで
乙
やっぱり人が生きる上で文明ってのは大事みたいだな
乙
おかわりもあるぞ、たんと食え……
ドヴァさんがどう言う立ち位置なのか気になるな
ご飯食べて泣くアイツに不覚にもウルッときた
当たり前の食事すらままならない世界なんだもんなぁ
そういえば101のアイツって年いくつくらい?
まだ若いよね
スカイリムの雰囲気に合わないのはわかるんだが、三犬のコメントが欲しくなるなあ。
クエスト完了する度にさ。
運び屋も欲しいところ
>>110
本編開始時点で18だか19
リスのサクサク焼きなんてうまそうだけどどうなんだろ
運び屋はベガスで良いもん食ってそう
Tips
孤独な放浪者のカルマは基本的には極めて善良ですが貴重なアイテムや武器が絡んでいる場合はその限りではありません
孤独な放浪者は再びブリークフォール墓地を訪れていた。
前回までの道筋は山賊の死体が転がるだけで金目の物の気配はみじんもない。
彼は鋼鉄の手斧を構えながら前回探索を断念した場所まで足早に移動する。
相変わらず石壁には無数に死体のための寝床が掘られ、床には無数の骨が散乱したままだ。
彼はしゃがみこみ、隠密を保ちながら先へと進む。
しばらくそうしたまま探索を続けていると乾いた蝋のようなにおいが鼻をつく。
pipboyを見遣ると前方の意志の寝床に何かがいるようだ。
彼は音もなくその場所へと歩みより、石の寝床を覗き込む。
石の寝床で安置されていた干からびた死体と目が合った
「うおっ!?」
たまらず彼は飛びのき、バランスを崩して尻もちをつく。
「(ビビるな。ただのミイラだろう?)」
そう自分に言い聞かせながら起き上がると、石の寝床から乾ききった腕が伸び、続いて足が飛び出す。
呆然とする孤独な放浪者に向け、石の寝床から覚醒したミイラ――ドラウグルは低い唸り声のような笑い声を漏らした。
ドラウグルは右手に持った剣を振り上げ、切りかかる。
転げまわるようにして距離を取り、孤独な放浪者はVATSを発動する。
高速で走り寄り、すれ違いざまに首を刎ね飛ばすとドラウグルは床に倒れこむ。
「(それほど強くはない。いける)」
大きく息を吐き、大股に彼は奥へ奥へと進む。
すれ違うドラウグルは手斧を用いて薙ぎ払い、何かに憑りつかれたように奥へ奥へと、ついには走りながら向かう。
そのせいか、通路に蜘蛛の巣が張っていることに気付いた時にはすでに蜘蛛の餌場に飛び込んでいた。
体長2メートルはあろうかという大蜘蛛が1匹、天井から彼の目の前に躍り出た。
待ってた
そこまで無双してない感じがいいな
蜘蛛でけぇ!餌場って人間食うのか!
>>122
ボスグモはデカイ
雑魚グモはそこそこデカイ
シャウラス君を始めてみた時1度ダンジョンから出た思い出
ドワーフの遺跡はなぁ…
初見だと大体仕掛けにビビるわ敵強いわで恐ろしい所だった…
タケコプター許すまじ
鍛冶スキル上げ的にはドワーフの遺跡は宝の山
ドワーフ博物館も同じく宝の山
Tips
蜘蛛は動物ではなく、昆虫です。
シャウラスもまた、昆虫です。
「う……あ……」
初めて見るその異形にたまらず孤独な放浪者は動きを止める。
相対する蜘蛛は彼が知っているアリと同じ程度のサイズだが、いくつもの瞳で見つめられては気味も悪い。
「あぁぁぁぁぁ!!」
鬨の声を上げ、彼は手斧を振りかぶる。
同時に蜘蛛は毒液を吐き出す。
手斧は蜘蛛の眉間に突き刺さり、毒液は彼の顔面を直撃する。
2つの絶叫が蜘蛛の巣を埋める。
蜘蛛は突き刺さった手斧に半狂乱になり、孤独な放浪者は顔面に受けた毒液にのた打ち回る。
フロストバイトの毒は神経毒である。
故に彼の顔面は徐々に感覚を亡くしていることだろう。
「くそったれがぁぁぁぁ!!」
彼は手斧を手放した右腕で顔面の毒を拭い去る。
唇は毒のためにいびつに歪み、視界もぼやけている。
だがそれは蜘蛛も同じようで、眉間に受けた手斧のために体の制御が思うようにいかないようだ。
彼は怒りにまかせて蜘蛛の下へ走りよると、そのまま突き刺さった手斧に向けて全体重をかけた蹴りを見舞う。
ぞぶ、と得も言われぬ音とともに手斧が蜘蛛の眉間ふかくにめり込む。
刃がほとんど眉間に埋まった蜘蛛はたまらず痙攣を起して絶命したようだ。
「は……は……はっ……やってやったぞ……」
その場に力なく横たわり、孤独な放浪者は小さく笑った。
Attention!
死線を潜り抜けたことにより以下のPerkを習得しました。
Nerd Rage!
彼はぼやける視界でPipboyを覗き込みアイテムを確認する。
荷物の中から回復の薬をいくつか取出し、何も考えずに一息に飲み干す。
モールラットよりはましな味だが、それよりも確実に効果のあると確信できる味が彼の胃袋から全身を巡る。
数分ほど休息して息を整えた彼は蜘蛛の眉間に突き刺さった手斧を回収しようとするが、火事場の馬鹿力で押し込んだそれは肉に絡みつき、すでに引き抜くことは不可能なようだ。
近接用の武器を喪った彼は舌打ちを一つ落とし、蜘蛛の巣からさらに奥へと進む。
幸い、まだ奥にも墓地は続いているようだ。
道すがら倒れているドラウグルの遺品をあさりいくつかの剣や手斧を確保した彼は隠密を保って先へと進む。
するとまだ新しい死体を見つけた。
浅黒い色のその人物は「韋駄天」という異名を持っていたようだが、何かすさまじい力によって吹き飛ばされたようだ。
孤独な放浪者は警戒をしながら前方を見つめると、壁に据え付けられた棘つきの扉を見つける。
床を見回すと、あからさまなスイッチが目に入った。
「ここにはバカしかいないのか」
ため息さえつきながら「韋駄天」の死体をつかみ、床のスイッチに向けて放り投げる。
すると即座に棘つきの扉が動き、はじけるように「韋駄天」を彼方へ吹き飛ばす。
彼は僅かに驚愕の表情を浮かべた。
今日はここまで。
乙
スカイリムでもハヴォック神は荒ぶるから、遠くまで吹っ飛ぶのは仕方ないな
乙
ハヴォック様は人間なんかには理解できない荒ぶり方をなさるからなぁ……
ある意味最強のデイドラ
乙
毒グモの毒液食らってこんな適当な処置でどうにかなる辺りこいつらって本当に超人だよなぁ
でもスカイリムはハヴォック関係ないんだろ
>>141
101もドヴァも作中随一の化け物だからな
放射能浴びると失った手足が生えてくるとかもうそれ敵キャラの特徴だろと言いたい
そもそも自分で核爆発を起こせる生き物を人間にカテゴライズしていいものか…
>>142
マンモスが飛んだり唐突に地面に埋まるNPCが居たり割と健在
Tips
近接武器は大きく片手武器と両手武器に分かれます。
ただし孤独な放浪者ほどの筋力があれば両手武器を片手で扱うことも不可能ではないでしょう
孤独な放浪者はさらに奥へと進む。
遺跡に組み込まれた小川を下り、そうしてようやく彼は墓地の最深部に到達したようだ。
眼前には天井から差し込む日の光によって照らされた天然の洞窟が彼を迎えている。
荘厳な景色にたまらず彼は息をのむ。
そして意を決したように、最奥へ向けて大股に歩く。
1体のドラウグルの亡骸をちらりと見やり、彼は目の前に立ち上がる巨大な石版を指でなぞる。
まるで爪でひっかいたような記号が無数に並ぶその石版は、彼が今まで見たこともないものである。
「なんだこれは……何かの宗教のものか?」
注意深く石版全体を見渡し、彼はそうつぶやく。
すると彼は何かに気付いたようだ。
<Int 10>
<Luc 4>
<Science 100>
「ひょっとして……言語……なのか?」
彼がその「文字列」を指でなぞっていると、背後から関節のきしむ音が響く。
反射的に振り向いた彼が見たのは、先程までは確かに亡骸であったドラウグルが立ち上がり、自らに向けて大剣の切っ先を向けている光景であった。
「かかってこいゾンビめ」
回収した剣と手斧を両手に持ち、彼はそう宣言する。
「ロ……ダ……」
ドラウグルの乾ききった口からそのような言葉が紡がれると同時に、その口から見えない空気の弾丸が発射されたようだ。
孤独な放浪者は大きくよろめき、驚愕に目を見開く。
「(なんだ!? 何が起こった!?)」
姿勢を崩された彼は必死に体制を整える。
しかし、それよりも早くドラウグルの剣が彼の胴を浅く切りつける。
「ぎぃ……ッ!!」
叫び声を必死で押し殺し、VATSを発動する。
お返しとばかりに剣で顔面を深く突き刺してやると、ドラウグルはだらりと力なく両腕を下げ、顔面を貫いた片手剣にぶら下がったまま絶命した。
「なんだ……なんなんだこの世界は!!」
怒りと困惑に任せ、彼は喉がつぶれそうなほどの大声で叫んだ。
クエスト完了:Curiosity killed the Wanderer
今日はここまで
理不尽だけどそっちと比べると理不尽とまでは言えない程度に理不尽な世界
流石にオバロさんじゃ相手にならんか
おつ
短すぎ
乙
さすがINT10、Science100だな
あれが言語を刻んだものだと、すぐに理解するとは
乙
異世界の異世界たる所以を堪能してる感じがすごいワクワクするぜ
インテリなだけに不条理に対してかなりヒステリックになってしまうわけか
Tips
スカイリムは広大です。
目的を持たなければ足は止まってしまいます。
孤独な放浪者はブリークフォールを出で、新鮮な凍てついた空気を肺いっぱいに吸い込む。
pipboyの重量にはまだ若干の余裕がある。
彼は遺跡の柱にもたれかかると空を見上げる。
雲一つない。
陽光がまぶしい。
ふと、彼のよく知る世界のことを思い出す。
どこにいてもよどんだ空気が渦巻くこの世の地獄、キャピタル・ウェイストランド。
そんな場所で生き延びてきた彼は絶望して自らのこめかみに銃身を突き立てたこともある。
だが彼は無事に……立派にやり遂げ、救世主となった。
そんなことを知るはずもない彼は自嘲気味に笑みをこぼす。
渓谷へ飛び込んだら幸せになれるだろうか、と。
ちらりと断崖に目をやり、そして彼は朗らかに笑う。
「(死ぬ前にうまいもんくってから死のう)」
どこか達観したような決意を秘め、孤独な放浪者は再びリバーウッドへ歩き出す。
生存報告。
乙
うまいもん食ったらまた次にそれ食うまでは生きていようと思いそうでかわいい
乙
101もスカイリムで死んだらソブンガルデに行き着くのだろうか?
確かノルドでなくても行けたような気がしたが
放浪者はインペリアルにあたるのかな
Tips
Animal Friendsは非常に強力なPerkです。狼はもちろん、熊やスローターフィッシュを手なずけることも可能です
ブリークフォール墓地から街道へと出ると、僅かに死臭が鼻を突く。
反射的に草陰に飛び込み身をかがめてpipboyを見ると、オブジェクトを示す緑のマーカーが正面に存在している。
弓を構えながらゆっくりと、音を立てずに正面へ進むとそこには血まみれの男と、それに寄り添うように中型のハスキー犬が警戒を保ったまま自らをにらみつけていた。
白と黒の中型犬、その姿はかつて彼とともに死線を潜り抜け、寝食を共にした唯一無二の相棒と似ていた。
「……ドッグミート?」
たまらず弓をおろし、震える声でつぶやく。
目の前の犬はその呼びかけには答えず、変わらずに威嚇を続けている。
クエスト発生:Special Containment ProceduresⅠ:Secure
旅のともを見つける。
「……主人が死んだのか」
しゃがみこみ、犬の主であったであろう男を見つめる。
開かれたままの瞳には光はなく、ただ虚空を見つめていた。
「一人ぼっちだな。お前も」
語りかけるようにそうつぶやくと、犬は威嚇を解く。
言葉が通じたのか、それとも別の理由かは不明だがとにかく目の前の犬には敵意はないらしい。
孤独な放浪者は目の前の死体の瞼を下ろさせ、死体を担ぎ上げる。
目の前の犬は不安げにその行動を見つめ、数度吠える。
その様子に孤独な放浪者は安心させるような言葉をかける。
孤独な放浪者は死体を街道の脇、山の赤い花や青い花の生い茂るその場所へ運ぶ。
そして地面に再び横たえてやると大きく息を吐いた。
「俺といっしょに来い。『ドッグミート』」
笑みを浮かべて彼がそういうと、「ドッグミート」はうれしげに一声鳴いた。
クエスト完了:Special Containment ProceduresⅠ:Secure
クエスト失敗:Dear hearts and Gentle people
クエスト発生:Special Containment ProceduresⅡ:Contain
完了条件:ドッグミートと暮らせる家を見つける。
(オプション):家を好きなように飾る
今日はここまで
おつ
乙
よく分からんがクエスト失敗というのはこの死んだ男を本当は守りきらなきゃいけなかったとかなのだろうか
深いな
出会った時既に死んでたりしてクエスト消えたりするからな本家でも
失敗したクエストはE3デモだけで流れた曲名か。凝ってるなあ……乙
SCP…
で、この犬はデス様と殴り会える犬なのか?
なんてこった、>>1は財団職員だったのか
少なくとも101がSCP案件なことは間違いない
Skyrim自体がSCPみたいなもんだし
というかあの世界のアメリカならKeter級のSCPを戦争に投入しそう
再構築不可避
まっとるよ
Tips
孤独な放浪者にはマジカ適性が全くありません。そのかわりに化け物とも思えるいくつかの技能を習得しています。
ドッグミートとともに孤独な放浪者は歩く。
リバーウッドの周辺に示されたロケーションをめざして。
森の中を進み斜面を登り、ようやく彼は眼前に小さな木造の小屋を見つける。
発見:アニスの小屋
周囲にオブジェクトの反応はないが、小屋の前には乾いた血だまりが見える。
死体は無い。
ドッグミートが不安げに小さく鳴き声を上げると、孤独な放浪者は安心させるようにその毛並みをなでる。
孤独な放浪者は片手剣を構えながら小屋の周囲を回り、異常がないことを確認したのか扉のないその小屋へ身を滑り込ませる。
小屋の中にはちいさなチェストと本棚、ベッド、そして地下への扉を覆い隠す木のドアが見える。
すでに無人となったであろうその小屋のベッドにゆっくりと腰かけ、孤独な放浪者は安どの表情を浮かべた。
「ここを今日から俺の家にしよう」
クエスト完了:Special Containment ProceduresⅡ:Contain
クエスト発生:Special Containment ProceduresⅢ:Protect
完了条件:家を好きなように飾る。
一息ついたところで彼は家の中を物色する。
チェストや本棚には金目のものが見当たらないが、いくつかの新鮮な野菜や食器は残されているようだ。
調理道具が見当たらないためか少しばかり残念そうな表情を浮かべる。
そして彼は地下へと降りる。
地下は暗く、たまらずpipboyのライトを点ける。
ほこりまみれで、お世辞にも良い場所とは言えない。
注意深く地面を見渡すと、積もった埃の上に真新しい足跡が確認できる。
どうやら、何者かがつい最近この場所で何かしていたようだ。
この足跡の主がこの小屋の主だったのか、それとも野盗の類だったのかはわからない。
埃でげほげほとせき込んだ彼はたまらず探索をあきらめ、地上へ戻る。
焼け石に水だろうが木の扉をあけ放ち、多少の換気をしてやる。
ドッグミートは我が物顔で小屋のベッドに寝転んでいる。
「……腹が減ったな」
小さくつぶやいた彼は小屋を出、裏手へと回る。
そして周囲を見渡し、いくつかの石を手に取り慣れたように円形に並べる。
そして手近な場所にある枯れ枝をその場所に積み上げ、そして気づいたように舌打ちをした。
「……火がない」
がっくりと肩を落とした彼はその場所から眼下に広がるリバーウッドを見つめた。
短いけどここまで
乙
乙
この家、元の持ち主っているのだろうか
この家って地下に入ると敵対する家じゃないか
ドヴァキンに始末された後か
ドヴァーキンとはどこかで邂逅するのかな……?
アニス婆やらかしてドヴに始末されたのかな
よし、空き家だな!!
ウェイストランド的には留守にしてるほうが悪いから空き家だわ
ウェイストランドパネェ
これで元の家主が来て殺し合いになったりしたら殺された方が悪いになるんだろうなと容易に想像できる
今読み返したけど最初のクエスト完了って人生は歩き回る影法師ってことだよな
皮肉すぎる…
Tips
タムリエルに存在する「錬金」スキルはともすれば魔法的です。医学や科学では説明できないような「神秘的」な現象を起こすことができます。
リバーウッドで荷物の整理と資材の用意をした孤独な放浪者は夕暮れの道を家へとたどる。
見たこともないような新鮮な食材と調理器具、着火用のマッチを確保した彼はさっそく料理の準備へと取り掛かる。
手製のたき火に枯草や枯れ枝を積んで購入したマッチで火をつける。
枯草に火が移り、火が枯れ枝をあぶって炎が生まれる。
夕日と炎が孤独な放浪者と、いつの間にかベッドから起き上がって彼のそばに寄り添うドッグミートを照らす。
雑貨店で購入したシカの肉を鍛冶屋で購入したダガーで切り分ける。
何度も何度も孤独な放浪者とシカの肉を交互に見つめるドッグミートにシカの肉を一切れ差し出してやると、腕ごと食いちぎらんばかりに肉にかぶりついた。
シカの足1本分の肉を切り分ける間に何度かそれを繰り返す孤独な放浪者の顔には笑みが浮かんでいる。
大腿骨と脛骨の部分をドッグミートに差し出すと、ドッグミートは目をらんらんと輝かせて尻尾を振る。
軽く放り投げてやると器用にも空中で大腿骨にかぶりつき、脛骨は前足で地面に抑え込む。
よほど腹が減っていたようだ。
孤独のグルメ思い出した
切り分けた肉に塩をまぶし、木の棒に突き刺してたき火のそばにつきたてて炎であぶる。
その串焼きを何本か作り、切り分けた残りは家に遺してあった塩樽の中へ突っ込み、簡易的な保存食とする。
そして新鮮なイモやキャベツもダガーで切り分け、串に刺して同様に炎であぶる。
ブリークフォール墓地で失敬した食器
最後の「ブリークフォール墓地で失敬した食器」は無視してくだち・・・
肉の焼けるにおいが漂い、孤独な放浪者の腹が悲鳴を上げる。
串焼きをブリークフォール墓地で失敬した食器に盛り付け、息を吹きかけて冷ましてから頬張る。
彼は満足げに笑みを浮かべ、二口三口と串焼きをむさぼる。
ドッグミートはまだ大腿骨に夢中のようだ。
最後の串焼きを平らげた孤独な放浪者は大きく息を吸い込み、そして大きく吐き出す。
ドッグミートは新しい主人である孤独な放浪者の膝の上に頭を乗せている。
「……明日からは本格的に調べないとだな」
自分に言い聞かせるようにそうつぶやくと、孤独な放浪者はドッグミートとともにベッドへ向かい、身を預ける。
柔らかな感覚に抱かれながら、孤独な放浪者の意識はゆっくりと夜闇に溶けていった。
もう冒険とかしなくていいんじゃないかなと思いそうになる。ふしぎ!
現在発生中のクエスト
Brand new day
完了条件:さらにこの世界について調べる
Special Containment ProceduresⅡ:Contain
完了条件:ドッグミートと暮らせる家を見つける。
(オプション):家を好きなように飾る
今日はここまで
乙
お腹減ってきた
幸せそうでなにより
治安の悪さはskyrimもどっこいだが、衛生面に関しては、TES世界>>>>>越えられない壁>>>>>fallout世界だな。
食べ物とか衛生面に関してはもう勝てないよね
乙。ウェイストランドは基本的に汚染されてるからね……
墓地に備えてあった食器類とか串焼きにつかった木の棒とか不衛生なんだろうが
あの世界に比べたら大したことないよね
放射線で細菌死滅して案外きれいなのがうえいすとらんど!
なーにむしろ栄養がある
きれい(死体があふれる世界)
Tips
世界は常に個人個人に対して別の顔を見せるものです。
孤独な放浪者とリバーウッドの衛兵は宿屋のテーブルに隣同士に腰かけ、飲み物を交わしている。
衛兵は兜を脱ぎ、豪快にジョッキをあおって中身を飲み干す。
彼は孤独な放浪者がこの世界で初めて出会った人間である。
「……この世界について。俺が知っているのはこんなところだ」
ジョッキの中身を飲み干して衛兵は言う。
その言葉にしばらく孤独な放浪者は呆け、そして気が付いたように自らのジョッキの中身を飲み干す。
「どうだ、何か思い出せたか?」
給仕に追加の飲み物と食べ物を注文した衛兵は孤独な放浪者に問う。
「……すまない。何も」
記憶喪失のふりをしながら孤独な放浪者は情報を聞き出す。
「だが、最近妙なことが起こってる。つい最近ドラゴンが復活したし、ドラゴンボーンも現れた。いよいよこのスカイリムにもオブリビオンの門が開くかもしれん」
聞きなれないその言葉をかみ砕く余裕もなく、孤独な放浪者は上を見上げる。
「(どうやらこれは、予想以上にひどいことになってるようだ)」
大きくため息をはき、そして大きく息を吸い込む。
「ドラゴンボーン、ってのは?」
「ドラゴンを殺せる伝説の人間だよ。もしかしたら気づいてないだけで俺もドラゴンボーンかもしれない」
けらけらと笑いながら運ばれてきたジョッキに口をつけて衛兵はそのように言う。
「……すまない、時間をくれ。今日はありがとう。ためになった」
孤独な放浪者は席を立ち、ゴールドを握りしめる。
「お? もういいのか? 会計は俺が――」
「授業料くらい出させてくれ」
孤独な放浪者はそう言い、給仕に少し多めに金を渡す。
墓荒らしのおかげで彼の懐には余裕がある。
「すまないな、それじゃあまた」
「あぁ。またな」
ジョッキの中身と料理の残りを口に運び、衛兵はのろのろと手を振る。
孤独な放浪者はゆっくりと宿屋の扉を開け、夜の闇に身をまぎれさせた。
みじかいけどきょうはここまでです
乙
ドラゴンって巨人やマンモスでも倒してるけど、設定的にどうなんだっけ?
ドラゴンソウルを使えるかどうかだと思ってた
ドラゴンを倒すことはできても完全に滅せるのはドラゴンボーンだけ
ドラゴンボーン以外がドラゴンを倒しても完全に[ピーーー]ことができないとかそんな感じだった気がする
ここに触発されただけじゃなくFallout4待ちきれなくてまたスカイリム起動しちまったよ・・・
畜生何百時間と遊び倒したはずなのにやっぱ面白いなぁ・・・
>>232-233
そういう事か、ありがとう
ハースファイアで執政バグが起きました。へこみます。
Tips
孤独な放浪者には未だにはかりしれない可能性が秘められています。
数日の間世界についての講義を受けていた孤独な放浪者は金欠である。
生活費を気にするのはどこの世界でも変わらないらしい。
彼はすでに顔なじみとなった宿屋の主から山賊退治の仕事を請け負い、そしてその足でエンバーシャード鉱山を訪れていた。
草陰にしゃがみ込んで隠密を保ちながら、鉱山の入り口にいる山賊の注意がそれる一瞬を待つ。
10分ほどそうして待機し、目の前の山賊が大きくあくびをした瞬間にその口内へ向けて鉄の矢を打ち込むと、VATSによってアシストされたそれが炭鉱内部の土肌に山賊の頭を縫い付ける。
音もなく炭坑内に潜入した彼は弓矢と片手斧を携えて炭鉱内部を進む。
鉱山内部は薄暗いが、松明がともしてあるために前が見えないほどではない。
彼は目の前の山賊の頭を弓矢で射抜き、戦利品を回収しながら奥へ奥へと進む。
そして突き当りにあるレバーを操作すると、鉱山内に声が響く。
「橋を降ろすなんて何考えてんだ!?」
4人の山賊が今しがたかけられた橋をわたり、まっすぐにレバーの場所、孤独な放浪者のいる場所へと向かう。
「チィッ」
たまらず舌打ちした孤独な放浪者は周囲を見渡す。
目の前の坑道は細い一本道だが周囲に役立つものはなく、手持ちには無数の武具があるだけだ。
彼は鋼鉄のグレートソードを両手に2本携え、坑道から現れるであろう山賊に対して神経を集中させる。
ちらりと山賊の一人が視界に入った瞬間、鋼鉄のグレートソードが山賊の体に深々と突き刺さり、坑道の土壁を貫いて進路をふさぐ。
不意打ちにたまらずほかの山賊たちはひるむが、孤独な放浪者はその真後ろの山賊の首を残ったグレートソードで刎ね飛ばす。
続けざまに2人の仲間を殺された山賊たちは恐慌するが、孤独な放浪者は素早く片手斧を取り出すとあろうことかそれを山賊に投げつけ、鎖骨に深く突き刺す。
瞬きほどの間に3人を殺された山賊は、その場にへたり込んで命乞いを始めた。
しかし孤独な放浪者は土肌に突き刺さったグレートソードを引き抜くと、無表情のままにその山賊を縦に真っ二つに切り捨てる。
「フゥ」
大きく息を吐き、呼吸を整えてから孤独な放浪者は山賊の死体から金目の物をあさり始めた。
リハビリに今日はここまで。
乙です
両手剣を二刀流出来るアイツ凄いw
よく見たら両手剣か
おかしい(確信)
両手2刀とかデイドラか何か?
ウースラドとイスグラモルの盾も同時に使えるな
ヌカランチャー携行してジャンプしてたから多少はね?
乙
彼もこの世界にも慣れてきたな
乙
リバーウッド周辺って生活する上で必要なもの大体揃ってるから
ついつい長居してしまうんだよなぁ・・・
>>248
別にそのまま近辺で暮らすロールプレイしても支障ないんだから面白いよなベセスダゲーは
これは良作
こんな面白いものを見落としていたとはな
エタったか?
早漏かよ
Tips
キャピタル・ウェイストランドでは孤独な放浪者はすでに死んだことになっています。
血でぬれたグレートソードを一瞥し、孤独な放浪者はかけられた橋をわたる。
ぎしぎしと橋が頼りない音を立てながらきしむが、何とか彼は橋を渡り終える。
数分ほど進むと、先ほどの惨劇を知らない山賊が2人、鍜治場のような場所で会話をしていた。
聞き取れこそしないが警戒しているような様子ではなく、互いに笑みを浮かべている。
孤独な放浪者は弓を引き絞り、山賊の顔面へ向けて矢を放つ。
山賊が大きく笑った拍子にわずかに狙いがそれたその矢は山賊の首を貫き、土壁に体ごと縫い付ける。
「なっ?!」
たまらず硬直した山賊はきょろきょろと周囲を見渡す。
山賊が最後に目にしたのは、弓を引き絞る奇妙な青い服を着た一人の男の姿だった。
鉱山内部の山賊を殲滅した孤独な放浪者は陽光を浴びながら街道を歩く。
すると背後から鈍い殺気を感じ、とっさにVATSを発動して振りかえる。
ほんの1メートルほどの距離にダガーを振りかぶる二足歩行の猫がいた。
「ッ!!」
反射的にダガーを握る両腕をつかむが、二足歩行の猫、カジートは慣れているように孤独な放浪者の腹に膝を打ち込む。
「げぶっ!」
不意打ちからのクリティカルな一撃に、たまらず荒い息のまま孤独な放浪者は地面に倒れこむ。
カジートは一言も発さず、[ピーーー]ために両手のダガーを孤独な放浪者へ向けた。
「ッ!!」
反射的にダガーを握る両腕をつかむが、二足歩行の猫、カジートは慣れているように孤独な放浪者の腹に膝を打ち込む。
「げぶっ!」
不意打ちからのクリティカルな一撃に、たまらず荒い息のまま孤独な放浪者は地面に倒れこむ。
カジートは一言も発さず、殺すために両手のダガーを孤独な放浪者へ向けた。
カジートの体が蜃気楼のように揺らめき、ダガー鈍く陽光を返しながら空気を切りさく。
そしておびただしい量の鮮血が虚空に舞う。
その鮮血を吹き出すのは孤独な放浪者ではなく、カジートだ。
カジートは信じられないように傷口である腹部を見つめる。
その腹には深々と、一握りぶんの矢が突き刺さっている。
孤独な放浪者はpipboyから取り出した矢をつかみ取り、筋力でそのままカジートの腹に突き刺しただけだ。
人外の筋力を持つ彼だからこそできる芸当である。
「――」
カジートは口をちいさくパクパクと動かすと、どっさりと地面に倒れる。
まだ死んではいないが、もう長くはないだろう。
孤独な放浪者はpipboyからグレートソードを取り出し、重さに任せて地面に倒れこむカジートの首をはね飛ばす。
先ほど以上の鮮血が虚空と地面を染めた。
そして彼はカジートの持ち物をあさる。
ダガーと少量の金以外に、メモを1つもっている。
戦前の本よりは質の悪いその紙に書かれていたのは、孤独な放浪者の暗殺指令であった。
「指示に従い、必要とあれば何としても『101の数字を背負う男』を排除すること」
「黒き聖餐は行われた。誰かがこの哀れな愚か者の死を望んでいる」
「既に契約の支払いは受け取っている。失敗は許されない -アストリッド」
孤独な放浪者は小さく笑う。
かつてタロンの連中に追いかけられたことを思い出しているのだろう。
そして彼は大きく息を吸い込んだ。
クエスト発生:I don't want to set the world on fire
完了条件:自分を殺そうとした者を殺す。
みじかいけどきょうはここまで
闇の一党との出会いか
乙
厄介そうな連中に目をつけられたな……
いやまあアイツにとっちゃいつもの事かもしれんが
どっちのルート行くんだろう
そういや壊滅ルートやったことないな…
111の人は序盤こそグールは愚か蠅の群れにすら瞬殺される貧弱っぷりだったが
最終的にはやっぱ人外だったな
Tips
スカイリムはドラゴンの復活をはじめとして様々な異変が起き始めています。
月あかりが照らす夜、孤独な放浪者は自らの寝床で穏やかに寝息を立てる。
ベッドの傍らにはドッグミートが同じように寝息を立てている。
小屋の外には暗殺者が足音もなく、隠密を保ちながらダガーを構えて彼の住居に侵入しようとしていた。
暗殺者が戸口へと足をふみ入れた瞬間、パチンというワイヤーの切れる音とともに戸口の上部に仕掛けられた折り曲げられた木の枝が反り返り、戸口に立つ暗殺者の鎖骨付近に枝に括りつけられた矢深く打ち込む。
「かっ!?」
たまらず暗殺者は小さな悲鳴を上げると、標的である孤独な放浪者を見つめた。
先ほどまで熟睡していたはずの孤独な放浪者は、まどろむこともなく暗殺者の瞳を見つめた。
「早かったな」
鎖骨に突き刺さった矢を引き抜き、腹立たし気に一瞥した暗殺者はその言葉には答えず、ただダガーを握りしめる。
「戸口に立つのは俺だ。貴様はこの狭い室内では剣を振り回せまい」
暗殺者はそのように言う。
「確かにな。この中じゃ剣は振れない」
孤独な放浪者はそのようにつぶやく。
暗殺者は素早く地面をけり、室内へと押し入った。
暗殺者のダガーが月光を照り返して孤独な放浪者を切りつけようとするが、孤独な放浪者はVATSを発動してその刃を避け、後ずさる。
数回ほどそんな命のやり取りを繰り返すと、ついに孤独な放浪者の背中が家の壁を押した。
「もう下がれないぞ」
暗殺者はそれを好機ととらえたのか、孤独な放浪者の胸を突くためにダガーを突き出した。
「ドッグミート!」
孤独な放浪者が言うが早いか、暗殺者の足首にドッグミートは深々と牙を立てる。
アキレス腱がちぎれる音とドッグミートの唸り声、そして暗殺者の叫び声が月の輝く夜空を切り裂く。
「(危ないところだった。罠を張って、計算して、それでも危ういところだった)」
孤独な放浪者は隙だらけの暗殺者にタックルを行い、そのまま馬乗りになる。
「貴様らは何者だ?」
Pipboyから取り出した手斧を暗殺者の首元に押しつけ、ゆっくりと皮と肉を切り裂きながらそのように問う。
暗殺者は心底嬉しそうに、笑みを浮かべてそれに答える。
「われらは『闇の一党』」
「なぜ俺を狙う、なんて聞かない。どうやったら貴様らを皆殺しにできる?」
暗殺者は笑みを浮かべるが、言葉は紡がない。
ゆっくりと手斧の刃が暗殺者の首へと埋まってゆく。
「どうやったら貴様らを皆殺しにできる?」
ゆっくりとゆっくりと、手斧が暗殺者の首へと埋まる。
暗殺者は汗を浮かべて口から血を吐き出すが、笑みは崩さない。
「どうやったら貴様らを皆殺しにできる?」
頸骨に手斧の刃が達するまでそのような問答を繰り返すが、暗殺者はついに孤独な放浪者の問いに答えることはなかった。
孤独な放浪者は舌打ちをすると、瀕死の暗殺者の首をそのまま切断し、死体を家の外へと投げ捨てた。
きょうはここまで
乙
はじめて読んだけどすごい面白いです
あの能力で何度も質問しながら来るとか想像したらくっそ怖いんですがそれは
乙
どっちも怖い……さすがと言わざるを得ない
乙
続きまってます
Tips
孤独な放浪者の手先は非常に器用です。
打ち捨てられたがらくたから兵器を作り出したり、兵器をがらくたにすることなどたやすいことでしょう。
孤独な放浪者は目覚めと同時に起き上がて大きく伸びをし、新鮮な空気を肺いっぱいに吸い込む。
あくびをかみ殺して彼は朝食の準備に取り掛かる。
たき火に枯れ枝や燃えやすそうなものをくべて火をつけ、鍋に川から汲んだ水を入れて沸かす。
水が沸騰するまでに彼は野菜の皮をむいたり、先日のシカ肉を塩樽の中から取り出したりする。
ドッグミートはいつの間にか起床し、孤独な放浪者の脇に佇んでいる。
孤独な放浪者は塩樽の中の肉を軽く鍋の中の水にくぐらせ、塩分を少し落としてからドッグミートに差し出すとドッグミートは嬉しそうに一声鳴いてそれを彼の手から貪る。
そんなことを繰り返しながら孤独な放浪者は穏やかに笑みを浮かべる。
鍋の中に湯が沸いたころ、孤独な放浪者は切り分けた野菜と塩樽の中から持ってきた肉を鍋に入れ、塩を適当に振りかけてふたをする。
十分ほどすると蓋が外れんばかりに湯気が上がり、吹きこぼれてさえいる。
孤独な放浪者は慎重に鍋を火からおろし、木の棒を使って慎重に蓋を外す。
なんてことはない野菜とシカ肉のスープだが、彼にとってはこの上ないごちそうである。
墓地から失敬した食器を使い、なべから適量を器に取り分けて食事を進める。
塩と肉の味だけの素朴な――ともすれば貧相な食事が、彼のすさんだ心と体を癒してくれる。
スープの熱を体に取り込んで、穏やかに一日が始まる。
うっすらと汗をかいて食事を終えた彼はリバーウッドの雑貨屋で掃除用品を買い集めてから家の床下を訪れていた。
彼の本日の予定は床下の清掃である。
初日に断念した降り積もるほどの埃を退治するため、ぼろ布をありったけ買い集めて未だに埃の舞う床下にいるのだ。
「(暗いな)」
pipboyのライトだけでは心もとないと感じた孤独な放浪者は松明に火をつけ、初めて床下のすべてを見渡す。
狭い空間に異様な台座が二つ安置されている。
錬金術用の机と付呪器なのだが、異世界から来た彼にはそれらがどのように使われるのかなど皆目見当すらつかないだろう。
孤独な放浪者はその二つの台座を少し不思議に思ったようだが、ぼろ布にたっぷりと水をしみこませて床を拭き始めた。
1時間ほどそうやって格闘し、何とか彼は仕事をやり遂げる。
錬金術用の机と付呪器も磨き上げ、そうして彼はどっかりと床に腰を下ろして先のことを考える。
「(あの暗殺者……あいつらが俺を狙っているのなら必ずまた来るはずだ。トラップを作るための作業台と弓以外の遠距離武器がほしい)」
彼は松明の揺らめく地下で、一人声を発することもなく黙々と考えをまとめる。
付呪器の水晶が松明の光を鈍く照り返し、錬金術用の机の光沢がその光を八方へ反射させた。
遅くなりました。本日はここまでです。
乙
雰囲気あるな
乙
乙
暗殺者相手に迎え撃つつもりか……剛胆だな
年がら年中タロンシャダーに付け狙われたり宇宙人に攫われたりしてたら豪胆にもなるわな
タロン社(レギュレーター)
エンクレイブ
グレイディッチの子供
ヴィクトリア・ワッツ
狙って追ってくるのはこれくらいだな
しばらくボストンにいました。再開します。
Tips
孤独な放浪者のいたキャピタル・ウェイストランドはモハビやコモンウェルス、ザイオンやメリーランドに比べても特に過酷な環境です。
しかし彼の生存のためのスキルは未知数であったために彼は死ぬこともできずに放浪をしていました。
孤独な放浪者は掃除の後で大きく伸びをして柔らかなベッドに横たわる。
彼を満たすのは十分な満足感と好奇心だけで、かつて感じた怠惰な感情はみじんもわかない。
かつて彼はエンクレイヴと呼ばれるアメリカ合衆国政府の残骸の「残骸」を駆逐し、ブラザーフットオブスティール(B.O.S)をワシントンDC近郊の支配者へするために協力していた。
父を喪い、己を失ってもなおその勢力に尽くしたのは、誰かに認められたかっただけなのかもしれない。
孤独な放浪者は鼻歌を歌う。
かつてギャラクシー・ニュース・ラジオから流れ出た、懐かしく寂しいメロディを。
僕は世界に火をつけたいわけじゃないんだ。
ただ、君の心を燃え上がらせてしまいたいだけだったんだ。
孤独な放浪者はいつしか涙を流す。
かつて父に会うためだけにすべてを捨てた彼にとって、この歌は――このメロディはさみしすぎる。
だから彼は顔を涙で汚しながらこの歌を歌う。
ジェファーソン記念館で父を放射線によって殺した罪はまだ覚えているのだから。
ボストンで拠点を開放するので今日はここまで
乙
ほ
気づいたら落ちそうだったのでとりあえず生存報告だけさせてもらいます。
Tips
スカイリムでは魔法がその役目を果たすことが多いためか遠距離攻撃の手段が少ないです。
しかしそれは現在の技術では、という但し書きが付きます。
夕日が小屋と孤独な放浪者を照らす。
彼はベッドの上で明かりもつけずに工作に没頭しているようだ。
彼が今組み立てているのは原始的なクロスボウである。
弓の弦を拝借し、適当な大きさの木材と射出の機構を組み合わせることなど、一つの銃を分解修理できる彼にとっては対して難しいことではないのだろう。
弦の張り方とまき直しのためのクランクを調整し、射出のための引き金の硬さも確かめながら孤独な放浪者は兵器を組み立ててゆく。
やがて満足な出来になったのか、彼はベッドから立ち上がるとクロスボウを携えて小屋の外へと歩き出す。
クランクをくるくると回して弦を張りつめ、矢をひっかけてトリガーを引く。
すると空気を切り裂く音とともに放たれた矢が木の幹に深く突き刺さる。
「即席にしてはなかなかの出来じゃないか」
ふふんと鼻を鳴らし、自慢げに彼はつぶやく。
続いて彼はクランクを回して弦をひき絞り、再び射出の体制を整える。
射出時にVATSを発動してからトリガーを引くと、木の幹に突き刺さった矢に、射出した矢が寸分たがわずに突き刺さり古い矢を粉々に粉砕した。
「上出来だ、上出来」
クイクイとトリガーを指でもてあそび、孤独な放浪者は夕食の支度のために小屋へと戻る。
本日のメニューを考えていると、いつの間にかドッグミートがベッドの上で眠っていた。
本日はこれまで。
短くて申し訳ない
乙
乙です
乙
乙です
いつの間にかベッド制圧してるドッグミートに和む
やっぱり奪われてるじゃないか
早くホワイトランとか行ってメインクエを進めるんだ!(自分のペースでどうぞ)
平和も良いが、友人がドッグと衛兵だけなのは可哀想だ。
ドヴァーキンと友達になるんじゃね
と言おうと思ったが、この二人が組んだら恐ろしすぎるな
すごい
すごい
いいねこれ
生存報告だけさせてください。投下がいつになるかわかりません。もしかしたらスレが落ちて、書き終えてから投稿するかもしれません。
トリップつけて投下してから言ってください
私まーつーわ~
よし
Tips
スカイリムでは食料に困ることは皆無と言って良いでしょう。
シカやウサギ、マッドクラブからクマに至るまで、あらゆる動物が豊かに暮らしているのですから。
「できた!」
次の日の日が高く上ったころ、孤独な放浪者は大きく伸びをして顔いっぱいの笑みを浮かべる。
彼がそれほどまでに歓喜を表すほど熱中していたのは、作業台の制作である。
木片を切り、削り、組み立て、決してオシャレとは言えないながらも機能は彼なりにかつて自宅にあったものよりも使いやすく改良してある。
手始めにドッグミートのための犬小屋を作り、自らの小屋の一角に設える。
犬小屋の中に藁をしいてやると、ドッグミートは尻尾をちぎれんばかりに振り回して喜びを表す。
「これで大方必要なものはそろったな。足りなくなったらその都度作れば良いか」
小屋を見渡して孤独な放浪者は言う。
クエスト完了:Special Containment ProceduresⅢ:Protect
「ドッグミート、いい子だからここで待っていてくれ」
毛並みをなでながら待機の指示を下すと、ドッグミートは一声吠え、小屋の前に座り込む。
孤独な放浪者は自作したクロスボウをはじめとした探索道具一式を取り出すと、リバーウッドへと歩き出す。
リバーウッドの宿の扉を開け、まっすぐに、グラスを磨くカウンターの店主のもとへと向かう。
「闇の一党、という者を知っているか?」
孤独な放浪者がそう問うと、店主はグラスを取り落とす。
ガシャンという破壊音とともに、店主が、宿泊客が、孤独な放浪者を見つめる。
「な、に、を……しようとしているんだ?」
割れたグラスを気にすることもなく呆然と立ち尽くす店主は、絞り出すようにそうつぶやく。
宿泊客や吟遊詩人でさえも、孤独な放浪者の言葉を待っていた。
speech:67%――失敗
「どうやら奴らに恨みを買ったらしい。このままでは殺されてしまうからその前に奴らを殺す」
「出てってくれ。アンタとはかかわりたくない」
宿屋の店主はそう言うと、のろのろと割れたグラスを片付ける。
孤独な放浪者がぐるりと宿内を見渡すと、だれもかれもがそっぽを向く。
「……そうか」
孤独な放浪者はさみしげに言う。背中に刻まれた101の数字を店主に見せつけながら、彼は重い足取りで宿を出た。
振り返らず、孤独な放浪者は小屋へと戻る。
そして別れを想い、ベッドに横たわる。
なぜか涙が溢れ、枕が濡れる。
瞼が閉じる。
――――
――
ドッグミートが吠えた気がした。
―
現在発生中のクエスト
Brand new day
完了条件:さらにこの世界について調べる
I don't want to set the world on fire
完了条件:自分を殺そうとした者を殺す。
本日はここまで。
大変お待たせして申し訳ございません。
トリップもつけました。
引き続き変わらぬご愛顧のほどをよろしくお願いします。
上がってたからもしやと思ったら…
待ってたよ待っていたとも
自分のペースでいいから完結だけ頼むぜ
おつおつ
闇の一党完全終了のお知らせ
乙
次も楽しみにしてるよ
乙
闇の一党のこと自体よりリバーウッドの宿の人達に拒絶されたことの方が辛いな
闇の一党の方々には是非とも厚く御礼申し上げないといけないなウェイストランドの流儀で
保守
はいらない
一応、月一で必要なんだわ
>>1が書かないと意味ないよ
>>337
まぁ書き込むならルールは読んでおこうな
勘違いしてるのお前らだろ
1ヶ月間>>1含めて誰の書き込みもないとHTML化対象
2ヶ月間>>1の書き込みがないとHTML化対象
この二つのルールは別だから両方気をつけてないといけないんだよ
ガイドライン読んでこいや
http://ss.vip2ch.com/ss/H:HTML
横から補足すると、2ヶ月ルールは手動処理だから落とされるまで若干の時間がかかるけど、1ヶ月ルールは機械処理だから早めに保守しておいた方がいいな。大体20日前後くらいで
まあ>>1が1ヶ月保守も兼ねてくれるならそれが一番安全だけどな
>>340
つ牛乳
―
――
――――
いつの間にか孤独な放浪者は小屋の中に立っていた。
古い小さな小屋で、壁にはいくつか松明がかけられて小屋の中をすべて照らし出している。
孤独な放浪者の目の前には、4人が立っている。
「ようやく気が付いたか」
二三度瞬きを繰り返し、霞がかかったままの頭で孤独な放浪者は状況を考える。
「どうやら貴様は私たちの仲間をずいぶんと殺したらしい」
女の声が言う。
「だから貴様には死んでもらうことにした」
女が言うと、目の前の4人は次々に武器を取り出して孤独な放浪者をにらみつけた。
孤独な放浪者は大きく息を吸い込む。
「そんな口上のために俺を生け捕りにしたのか、バカな奴らだ」
挑発するように孤独な放浪者が言うと、1人が姿勢を低くしながら孤独な放浪者に突進する。
両手に持ったダガーがきらりと松明の明かりを返す。
その瞬間、どこからともなく鋼鉄のグレートソードが2振り現れ、孤独な放浪者は当然のようにそれをつかみ取ると突進した1人に向けて大きく横に薙ぐ。
奇襲ともいえるその一撃に、突進した1人の胴体が真っ二つにちぎれとんだ。
胴体と脚部は慣性で孤独な放浪者の横を通り過ぎると、血の海を作る。
「残りは3人」
孤独な放浪者が退屈気につぶやく。
そこで彼は違和感を覚え、それに気づいた。
「(2人しかいない!?)」
焼けるような痛みとともに、孤独な放浪者の背後に2本のダガーが深々と突き刺さった。
たまらず孤独な放浪者は絶叫する。
小屋が崩れるのではないかと思うほどの声だが、松明がわずかに揺らめくだけだ。
孤独な放浪者はグレートソードをなんとか2振り持ちながら、怒りのままに背後に向けて剣を振る。
「死ね」
べちゃ、ともぐちゃ、ともつかない音とともに、グレートソードが背後の1人の首を弾き飛ばす。
「さすがに強いな」
暗殺者の言葉には答えず、荒い息のまま、孤独な放浪者はVATSを発動する。
射程内に入っているのは2人のうちの1人だけだ。
集中し、集中し、孤独な放浪者はグレートソードを振り上げる。
VATSによってアシストされた軌道が暗殺者の1人を縦に真っ二つに切り捨てる。
「よく頑張った、貴様は」
最後まで生き残った女の声が言う。
「死ぬ前に私の名だけでも覚えてから死ね。私がアストリッドだ」
暗殺者――アストリッドは身をかがめて両手にダガーを持つ。
そして彼女の体が影のように揺らめき、姿が消える。
「(ステルスボーイ!?)」
そして、孤独な放浪者の左ももに3本目のダガーが突き刺さった。
「止めだ」
唐突に表れたアストリッドは、ほとんどキスするような距離にいた。
アストリッドの瞳に孤独な放浪者の顔が映る。
おそらくは孤独な放浪者の瞳にもアストリッドは映っているのだろう。
アストリッドの吐息を孤独な放浪者が吸い、孤独な放浪者の吐息をアストリッドが吸う。
アストリッドがダガーを首めがけて振る。
孤独な放浪者の両腕がアストリッドの首に絡みつく。
ダガーが孤独な放浪者の首に突き刺さり、アストリッドの首が上下に反転した。
アストリッドが床に崩れ落ちるのと同時に、孤独な放浪者も床に倒れこむ。
ひゅうひゅうと風のような呼吸をして、孤独な放浪者は首のダガーを引き抜く。
あと3本のダガーを引き抜く余裕はない様だ。
「(…………)」
pip boyから回復の薬を取り出しいっきにあおると、傷口からすべてあふれ出す。
血が止まらない。
クエスト完了
I don't want to set the world on fire
完了条件:自分を殺そうとした者を殺す。
「(かえらなくちゃ……)」
はいずりながら、彼はそう思う。
思考がゆっくりと黒く染まる。
ドッグミートの吠え声が、耳元で聞こえた気がした。
クエスト発生:Way back home
完了条件:家に帰って暖かくふかふかなベッドで、ドッグミートとともにぐっすり眠って、それから――
Valut101から旅立った孤独な放浪者は、父を探し求めた。父はかつて人類の未来を救うことに己の全てを捧げた。自分の子の未来と引き替えに。
The Capital Wastelandは残酷で荒れ果てた場所であった。 しかし一人の放浪者が、悪に立ち向かうことを人々に主張した。 価値観は父から子へ受け継がれる。
無欲、哀れみ、敬意。
高貴な精神は数え切れない勝利と試練によって導かれたのだ。
しかし、まだ終わってはいない、孤独な放浪者は偉大なる善行)の真の意味を知る。
…………犠牲。
放射能に犯されたProject Purityの制御室に足を踏み入る。
子は父の道を辿る………。
人類の為、子は自らを犠牲にする…………。
ありがたいことに、邪悪な大統領に彼の道具になるかどうかの選択の時、放浪者は拒否した。
人類の欠陥も、守る価値があるものだと考えた。 生命の水はついに…………自由で純粋になった。全てのために。
The Capital Wastelandは遂に……守られた。
そして孤独な放浪者は異世界へと渡った。
彼が世界に尽くしたように、世界も彼に尽くしてくれた。
かけがえのない親友、ドッグミートも彼のために尽くしてくれた。
彼はリバーウッドの住人に一度は見放されたが、やがて彼らはそれを過ちだと認め始めた。
彼らのうちの一人が町はずれの偏屈な小屋に謝罪のために訪れたが、そこには塩樽の中の保存食以外は何もなかった。
闇の一党は打ち砕かれた。
帝国とストームクロークの戦争のさなかの出来事であったが、そのことは両軍の兵士たちが同じ席で酒を飲むだけの出来事であった。
力を失った闇の一党は聖域を暴かれ、「夜母」とよばれるミイラは焼却され、その灰は北最果て、一番寒い海にまかれた。
こうして、塞がれた厚いVault101のドアを越え、2度伝説となった1人の放浪者の話は終る。
しかし物語はここで終結したわけではない、だれもが生きるためにあがく……そう、戦いである。
そして誰もが、過ちを繰り返す(War Never Changes)。
The End
長らくのご愛顧を賜り誠にありがたく思います。
1年かけておわらせました。
少ししたらHTML化のお願いをしてきます。
誰かがこれを楽しんでいてくれたのなら、幸せです。
それでは。
おつおつ
寂しいな
あら終わりか
ドヴァキンもいるみたいだしもうちょっと交差見てたかった
おつ
投げたな
乙
せつない
>「そんな口上のために俺を生け捕りにしたのか、バカな奴らだ」
ホントコレ、やっちまえって思ったら刺し違えよった…
アイツも人の子か、ジェームスが人ならばだが
おつ、もっと続きが読みたかった
孤独な放浪者は最期まで独りか…
最後のドッグミートの声も幻聴かもと思うと切ないな
乙
死んだのか……いやあの男に限ってそんな……
死は誰にでも等しく訪れる
broken steel 「come back」
いい作品だな。
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