モバP「うまれたて~のーかーぜがー♪」
モバP「透明なゆびっさきで~♪」ガサゴソ
モバP「フフーン♪」
くるみ「ぷろでゅーしゃー、ごきげんだね?」ヒョコ
モバP「おおくるみ! そうだよー俺今めっちゃごきげん」
くるみ「それってやっぱり……?」
モバP「もちろん! なんてったって今日は…」
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モバP「智絵里バースデーだからな!!」
くるみ「ちえりしゃんのたんじょうび、ぷろでゅーしゃーが一番たのしそうだね!」
P「今日までずっとうづうづしてたからな。智絵里に50回くらい誕生日の話しそうになった」
くるみ「ぷろでゅーしゃー、さぷらいず?ぱーてぃの意味がなくなっちゃうよ」
P「そのとおり。くるみは偉いなぁ」ナデ
くるみ「えへへ……」
P「今日智絵里が仕事が終わって帰ってくるのが18時」
P「今が16時」
P「たいして時間がない!!」
くるみ「ない!」
P「うん。復唱ありがとうくるみ」ナデナデ
くるみ「えへへ…」
P「つまり残り2時間で準備を終わらせなければならない!」
くるみ「ならなーい!」
P「うん。ありがとうくるみ」ナデナデ
くるみ「えへ、えへへ……」
みく「話が進まないにゃあー!」バン
P「うわっ! びっくりした!」
P「どうしたみく。大きな声だして」
みく「どうしたじゃないにゃ!」
みく「智絵里チャンのお祝いの準備するんでしょ? 手を動かすにゃあ!!」ガサゴソ
P「それはそうだけどこのわっかみたいなの俺上手く作れないんだよ」グチャア
みく「それ紙丸めてセロハンはるだけにゃ……どんだけ不器用なの?」
P「小学生以来だからなー」
くるみ「くるみはとくいだよ!ほらみてぷろでゅーしゃー!」
P「おお……素晴らしいわっかだコレ」
くるみ「前がっこうでね、つくったことあるんだ!」
P「素晴らしい……くるみはなんでも上手だなあ」ナデナデ
くるみ「えへへ……」
みく「ああああー! もうほんとに進まないにゃあー!!」バンバン
くるみ「ひぇっ……ご、ごめんなしゃい……」
みく「い、いやくるみチャンが悪いんじゃないよ。Pチャンが悪いにゃ! くるみチャンは気にしなくていいよ?」
P「みくなんか怖い……」
みく「フシャー! やかましいにゃあ!」バリバリ
P「ウワアー! いてぇ!」
みく「はあ……はあ……もーどうしてみくとくるみチャンとPチャンで事務所の飾り付け担当なの?」
みく「幸子チャンかまゆチャンとPチャン、チェンジを希望するにゃ」
P「幸子とまゆにはクラッカーとか必要なもの買いにいってもらってるし…… 」
みく「だーかーらー! なんでPチャンが買いに行かなかったの?」
P「智絵里が喜ぶ装飾を俺自らしたかったからな」キリ
みく「いや全然役に立ってないにゃ。戦力外にゃあ……」
P「えー……じゃあみく見本見せてくれよ」
みく「見本って……こう紙を丸めてセロハンつけるだけ」ペタ
P「どれ……丸めて」
みく「もうくっつけるところがズレてるにゃ。それじゃあ不恰好だよ」
P「えー……丸めて」ゴソ
みく「ちーがーうーガサツだにゃあPチャン」
みく「ちょっと手かして」スッ
P「ん」
あの智絵里がプロデューサーの料理掃除なんか部屋のことしたり
まゆと会った時車に置くぴにゃこら太をプレゼントした話の続き?
違ったらすまぬ
みく「いい? ここをこう」スッ
P「うん」スッ
みく「わっかの大きさも揃えないと綺麗じゃないからね。大きさ重要にゃ」スッ
P「たしかにな」スッ
みく「で、テープ」ペタ
P「あーなるほど」
P「綺麗にできた」
みく「ね? 簡単でしょ?」
P「うん。てかみくの手あったかいな」ギュ
みく「にゃ、にゃあ! どこに集中してるにゃあ!」カアア
P「いやわざわざ俺の手にみくの手乗っけて教えてくれたからせっかくだと思って」
みく「そんなとこ気にしなくていいの! もー!」
P「すまんすまん……でもコツわかったよ。ありがとうなみく」
みく「うん……わかったならまあいいケド……」ポリポリ
P「ちょっともっかい見せてくれ。もう一回見たら完璧になる」
みく「いいけど……ちっちゃいこがやることだからねこれ」スッ
>>10
覚えててくれてありがとうございます!
続きというか同じプロダクションの話です!
面白かったのでしてー
みく「はい、完成。つなげて事務所の中全部につけるんでしょ? Pチャンも頑張って」
P「おう! みくは手先器用だな。大きさも揃ってるしほんとに綺麗だわ」
みく「にゃ、にゃあ……こんなことで褒められるのもなんか恥ずかしいにゃ……」カア
P「いやほんとに! みくは優秀だなあ!」ナデナデ
みく「にゃ、にゃはは……」
P「みくはいい子だし」
みく「照れるにゃ……」
P「本当にみくは最高だなぁ!」
みく「もー……ふふ」
ちひろ「いつのまにかまた脱線してますよ……」ヌッ
Pみく「「うわ!!」」
P「ち、ちっひーすごい顔色悪いけど大丈夫……?」
みく「ぞ、ゾンビにゃ……ちひろさん」
くるみ「まっさおな顔してるよ……?」
ちひろ「へへへ……本当は22時までかかる仕事を16時半で終わらせてやりましたよ……」
P「すげえ」
ちひろ「さあー! 智絵里ちゃんの誕生日祝いの準備するぞー!!おらー!」
P「ちっひー……智絵里のためにそこまで……! アシスタントの鑑だ! 天使超えてる! もう神様だよもう! ゴッドちっひーだコレ!」
ちひろ「あんたのぶんもやりましたけどね ……」
P「あ、ごめん……」
ヤンデレちえりんのやつか。久々だなおい
さすがやで、ちっひー
P「さて智絵里が帰ってくるまであと30分きったわけだが」
P「幸子とまゆが帰ってこない! 」
ちひろ「ちょっと遅いですね……」
みく「電車で行ったから、なんかあったのかもしれないにゃ」
P「たしかに……ちょっと電話してみる!!」
どうして止まってしまったんだ…
プル
ガチャ
まゆ『はぁい、まゆですよぉ♪』
P「あ、もしもし? 随分時間かかってるけどなんかあったか!?」
まゆ『あら、もうこんな時間『ちょっとプロデューサーさん聞いてくださいよぉ!』』
P「うわうるさっ!!」
P「え? 幸子? どうしたのもう」
幸子『まゆさんがボクの選んだカワイイパーティグッズ、駄目だって言うんですよ!』
まゆ『えぇ、だってこっちのほうがいいですよぉ……』
幸子『こっちのほうが絶対カワイイです! プロデューサーさんもそう思うでしょう?』
まゆ『こっちですよねぇ、Pさん?』
P「えぇ……見えないしどっちでもいい……」
P「待って、それでこんなに時間かかってたの?」
まゆ『いえ……最初にお店見つけるのにちょっと迷ってしまって……』
P「そうなのか……あれ幸子、俺と前にそこ行かなかったっけ?」
幸子『ちょちょ、ちょっと道を間違えてですね……』
P「幸子も迷子かぁ……」
幸子『ち、違いますよ! と、とにかく、早く選ばないと時間がないですよ!』
まゆ『じゃあやっぱりこっちですね』
幸子『違いますー! 絶対こっちー!』
P「もうどっちも買っていいから! 早くしてぇ!」
幸子『え! いいんですか!?』
幸子『まゆさん、どっちも買っていいって! わーい♪』
まゆ『え? ほんとですかぁ? うれしい……♪』
P「じゃあ、早く戻ってきてな、頼むぞ」
ガチャ
P「幸子たち、今からお店出るみたいです」
みく「け、結構ギリにゃ……」
ちひろ「大丈夫です。お料理も出来てるし、ケーキもありますし……」
くるみ「ちえりしゃん6時だよね? だいじょうぶだいじょうぶ!」
P「そ、そうだよな……」
――――
――
―
ガチャ
幸子「はぁ、はぁ……」
まゆ「ま、間に合いましたね……」
P「おお! おかえり! ちひろさん、タオルタオル!」
ちひろ「はいはい」パタパタ
幸子「はぁ……智絵里さんは?」
P「まだ帰ってきてない。頑張ったぞ幸子、まゆ!」ポンポン
幸子「と、当然ですよ!……ふぅ……」
まゆ「Pさんごめんなさい、私たち変なことで時間つかっちゃって……」
P「いや、間に合ったから全然オッケー!」
ちひろ「はいふたりとも、タオルです」
幸子「ありがとうございます……はぁ……」
まゆ「すみません、汗かいちゃいましたね……」
P「よし、じゃあさっそく幸子たちが買ってきてくれたグッズつけて、最後の準備だ!」
P「これつけて……あ、これみくつけて」
みく「あ、はいはい……ってこれひげメガネにゃあ! こんなものつけれないにゃあ!」バシー
くるみ「なんかクリスマスパーティみたいだね!」ゴソゴソ
まゆ「あ、これPさん専用のクラッカーですよぉほら見て? ここに赤いリボン付いてるんですよぉ」
P「可愛い! サンキューまゆ!」ナデナデ
まゆ「うふふ……♪」
幸子「もーまゆさんそれ買うって聞かないんだから……それにしても本当に疲れましたね……」
幸子「ちょっと椅子に座らせてもらいましょう……」トテトテ
ツルッ
幸子「うわっ!」
ビリビリビリ!
幸子「いてて……びり?」
P「おいおい幸子大丈夫か! って……」
P「アアアアァー!」
P「智絵里、智絵里バースデー特製装飾がァー!」
みく「や、破れちゃったにゃあ!!」
幸子「え!? ど、どどうしましょう……ボクつまずいてしまって!」
幸子「す、すみません!」
P「と、とりあえず直さないと! 」バタバタ
ツルッ
ビリビリ!!
P「あ……」
カチ
ポーンポーン……
P「ろ、6時だ……」
みく「い、急いで直すにゃあ!」
まゆ「こっちおさえてますから、どなたかセロハンテープを!」
幸子「ボ、ボクがとってきます!」ダダ
くるみ「ふ、ふぇぇん……」
ちひろ「な、泣かないでくるみちゃん、大丈夫だから……」
P「もうどうしたらいいんだァー!」
プルルル……プルルル
P「電話……?」
ちひろ「とりあえず出ましょう!」
P「は、はい……」
ガチャ
P「あ、はい○○プロダクションの……」
智絵里『あ、もしもし緒方智絵里です……』
P「智絵里!?」
智絵里『おつかれさまです……あの実はお仕事がもう少しかかるみたいで……』
智絵里『あと一時間くらいみたいなんですが……』
P「え」
P「あ、うん。わかった……監督さんによろしく……」
智絵里『はい、急ですみません……』
P「いや、うん……大丈夫。智絵里も帰りちょっと遅くなるから気を付けてな?」
智絵里『はい、Pさん……』
ガチャ
ちひろ「な、なんて……?」
P「智絵里からで……あと一時間くらい仕事長引くみたいです」
「」
ちひろ「私ちょっとだけ、寝ますね……」ヨロヨロ
みく「あ、あせるにゃあ……」
まゆ「良かったですね……」
幸子「……さっきは皆さん、すみませんでした……」ペコ
P「いや怪我もなくてよかったよ……でもほんとに」
「助かった……」
――――
――
―
智絵里「ただいま戻りました……」ガチャ
パンパーン
智絵里「!」
P「智絵里、お誕生日……」
「「おめでとうございます! 」」
智絵里「え、え? これって……」
みく「智絵里チャン、おめでとうにゃ!」
くるみ「おめでとう、ちえりしゃん!」
幸子「智絵里さん、おめでとうございます。智絵里さんもボクに負けず劣らず、カワイイですよ!」
まゆ「智絵里ちゃん、おめでとうございます♪」
ちひろ「おめでとうございます智絵里ちゃん! 」
智絵里「み、みなさん……」
P「びっくりしたか? みんなで協力して準備したんだ」
智絵里「わたしのためにみなさんがこんなに……う、ぐす……っ……」ポロポロ
智絵里「っ……ありがとう、ございますっ……っ……」
P「智絵里……」
智絵里「わ、わたし、皆さんと同じプロダクションでほんとうに良かった、です……っ……」
智絵里「ぐすっ……えへへ……」ゴシ
智絵里「とっても嬉しいです……!」
P「これからも、みんなで頑張っていこうな」ナデナデ
智絵里「はいっ……ぐすっ……」
ちひろ「さあ、ほら、お料理食べましょう! みんなお腹減ってるでしょう?」
みく「ぺこぺこにゃあー」
幸子「そうですね! 食べましょう!」
くるみ「たべるー!」トテトテ
まゆ「うふふ……♪」
P「はははっ……よーし、智絵里、お誕生日席だぞー!」ギュ
智絵里「あ……はい♪」
―――
P「でな、幸子が迷子になってな……」
智絵里「えぇ! そうなんですか」
幸子「ちょっと! 過ぎた話でしょう!」
みく「幸子チャン、素直に道聞くにゃ」
まゆ「幸子ちゃんたら、この道が正しいって聞かないんですよぉ」
くるみ「だめだよさちこしゃん」
幸子「ちょ、ちょっと……それを言うならこの前Pさんが……」コソコソ
ちひろ「え、本当ですかそれ? これは使えるで」
P「げえ! その話はやめろ幸子!」
智絵里「あははっ」
ガヤガヤ
――
―
P「よーし、プレゼントも渡したし、そろそろ時間もいい時間になっちゃったな」
智絵里「はい……わたし皆さんとこんなに素敵な時間を過ごせて、ほんとうに幸せです」ニコ
P「喜んでもらえて良かったよ。みんなで協力した甲斐があったってもんだな」クス
P「そういえば智絵里、今年で何歳になったんだっけ?」
智絵里「あ、えと……」
智絵里「16歳です、いぇいっ♪」ニコ
終わりです!めっちゃ遅くなってすみませんでした!
智絵里は16歳可愛いよー!
ひえっ
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