提督「んあ…？ふ、ぶき……？」

吹雪「こんばんは」

提督「こんな時間に…どうした？何かあったのか？」

吹雪「何かあったのか…ですか。ええ、そうですね。大問題が発生しました」

提督「なら話を聞くから、取り敢えず俺の上から降りてくれないか？」

吹雪「嫌です」

提督「は…？」

吹雪「このままでいいので話を聞いて下さい」

提督「いや、お前はよくてもな…重いし」

吹雪「そんな事どうでもいいじゃないですか。それに、これから話す事に比べたら些細な事ですよ」

提督「…わかったよ。話を続けてくれ」

吹雪「司令官の初期艦は誰でしたっけ？」

提督「誰って、他ならぬお前じゃないか」

吹雪「そうですよね。そしてそれは司令官も理解している、と…」

提督「なあ、大問題って一体…」

吹雪「なら、どうして叢雲ちゃんとえっちしたんですか？」

提督「ふぇっ！？な、なななにいってるんだ！？ふ、部下とそんな事するわけないだろ！」

吹雪「御託はいいんで質問に答えてくださいよ。じゃなきゃ…刺しちゃうかも？」

提督「ひええ……」

吹雪「で、どうしてなんですか？」

提督「す、好きだからです……」

吹雪「へえー。司令官は最も長く時間を共にした私じゃなくて、叢雲ちゃんを好きになったんだ！へえーそうなんだ！」

提督「だ、誰を好きになろうと俺の勝手だろ！お前にとやかく言われる筋合いはない」

吹雪「司令官、自分の立場わかってますか？よくこの状況でそんな事言えますね」

提督「そうだった…！た、頼む！他の奴らはどうなってもいいから命だけは！」

吹雪「私は」

提督「えっ？」

吹雪「叢雲ちゃんが一番だとして、私は何番ですか？」

提督「えっと…順位付けなら叢雲、舞風、赤城、陸奥、大鯨、長良、天津風、球磨、イムヤ、千代田……」

吹雪「……」

提督「……山城、古鷹、磯波、吹雪、だから……35番目かな？」

吹雪「……そうですか。そういえばさっき他の奴はどうなってもいいって言ってましたよね？」

提督「もちろんだ！自分の命に代えられるものなんてない」

吹雪「なら、私より上位の34人がいなくなれば私が一番ってことですよね？」

提督「まあ……そうなるか？」

吹雪「わかりました。なら私が実力で司令官の一番になってみせますよ。まずは磯波ちゃんから……」

ヤンデレ吹雪もいいな

こ、こわぁ……

この提督とは趣味が合わんな

その前に提督がクズ過ぎて

他の奴らはどうなってもいいって事はこの提督完全にクズだわ