久々にAHの『ミッション13:Motherland』をプレイして思いつきました。
題名のように「ストライクウィッチーズ」×「エースコンバットアサルトホライゾン」の二次創作・クロスオーバーストーリーです。
一ヵ月から二ヵ月に一回のペースで投下していければと思います。
*ちなみに中高の国語成績はともに1~2だったのでそんなに上手くないと思います。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1431787090
プロローグ
2015年、東アフリカ―『アフリカを取り戻す』をスローガンに、アフリカ全土で反政府運動が本格化。
現地政府は国連に対し、沿岸地域を脅かしてきた反政府軍と海賊の掃討に協力するように要請した。
NATO加盟国は連合軍の派遣を決定。アフリカ各地で作戦を展開する。しかし、反政府軍の近代化された軍事力と、地の利を生かしたゲリラ作戦により、戦闘は均衝化。長期化の様相をみせてきた―
【西暦2015年.某日 モスクワ.上空】
「シューター1からマジック、まだあるのか?」
赤の広場に展開していた最後のNRF戦車を撃破したシューターはAWACS(早期警戒管制機)のマジックに問う
『いやない。よくやったシューター』
「空軍には請求書を送っておこう、地上部隊のサポートに入る」
『利子もつけて返すよシューター、よくやった』
『すぐに資産家だなディーレイ』
連合軍はマスクワのほとんどを制圧した。空ではパイロット達が冗談を交わしている。
すると
『ウォーウルフ隊、南東に敵機、Tu160ブラックジャック爆撃機が6機だ』
マジックから敵接近の連絡が入る。しかし、先ほどまでの緊迫感は感じない
『交戦を許可する、要撃針路は追って伝える』
『了解』
『リガ2からシューター、前進する抵抗はわずかだ』
「ラジャー」
幸い地上の抵抗はわずかなようだ。シューター1は旋回した
「順調にいってるぞジャック、強襲隊が仕上げに掛かったようだ」
この戦いは勝利した…誰もがそう思っていた。しかし…
『えっボス、あれは何です?』
前席のジャックが何かを目撃した、ディーレイは右前方に視線を向けると、空に一筋の白線が伸びている。
『巡航ミサイル接近!』
誰かが無線で叫んだ直後、あたりが閃光に包まれた。と同時に爆風が襲った、まるで怪物のように空気の迫り来る空気の壁に対しヘリはあまりにも無力だった。バランスを崩し機体制御を失ったヘリが木の葉のように落ちていく。シューターも例外ではなかった。
『うわっ!』
「くっ!」
ヘリはバランスを崩しグルグルと回転し急降下を始めていた、コックピットのあらゆる警告装置が鳴り響く。
「ジャック脱出しろ!」
『キャノピーが開きません!』
爆風を受けた時に歪んだのか、キャノピーはびくともしない
「何とかして不時着する!舌噛むなよ!」
『りょっ、了解!』
「うおおおおおおおおおお!」
『うわっ!』
その後シューター1との交信は途絶えた
『こちらシューター2!シューター1が落ちた!』
『オサー3からマジックへ!オサー3はシューターを確認できない。繰り返す!オサー3はシューターを確認できない!シューターが…堕ちた…』
期待
第一話【熱砂の果てで…】
「う、こ....ここは?」
ヘリが墜ちてから恐らく一夜が過ぎたころ、シューター1のガンナーであるジャックが目を覚ました
「砂漠…はっ!ボスは!?」
横を見ると彼の乗機であるAH64Dアパッチが何事もなかったかの様に鎮座している。
「やっと起きたか」
聞き覚えのある声がする。そう思い彼は後ろを振り向くと
「呼びかけても全然起きねえからとっくにくたばったのかと思ったぜ」
彼の相棒でありシューター1のパイロットであるダグ“ディーレイ”ロビンソン大尉が腕を組んでこちらを見ていた
「無事だったんですね」
「まぁ、なんとかな」
とりあえず安心、しかしその直後にある疑問が二人を襲う。
「僕ら、確かロシアのモスクワにいましたよね?」
「あぁ…」
「ここ…砂漠ですよね?」
「あぁ…」
確かに彼らはロシアの首都モスクワにいた、少なくともトリニティと思われる巡航ミサイルの爆発までは
「爆発でモスクワ全部吹き飛んで砂漠になっちまったとかな」
縁起でもない冗談をディーレイはつぶやく
「ヘリは無事なんですか?」
「あぁ、少なくとも不思議なことが3つ起った」
「不思議なこと?」
「あぁ。まず一つ、機体に損傷が全くない、かすり傷一つ無かった」
「あのまま墜落したなら車輪の一つや二つ折れ曲がっていてもおかしくないですもんね」
「あぁ、そして二つ目。燃料と弾薬が満タンだった」
「燃料と弾薬が?」
「そうだ、そしてもう一つが…」
「ここが砂漠だということ」
「それもそうだが、もう一つ別なのがある。それは…」
「それは?」
「俺とお前が生きてるってことだ」
「......」
確かにあの高度から墜落したなら、爆発炎上はしなくとも機体は大破しているはず。しかし、機体は無傷。確かに生きているのが不思議だ。
「まぁ、ここに居たってしょうがない、行くぞ」
「行くって...何処に?」
「お前が寝てる時にそこの砂丘に上って周りを見てみたら、ここから東の方向に小さな町みたいな物が見えた。」
砂丘に上ると確かに廃町らしきものが見えていた
「まさか、歩くんですか!?」
「ここから2、3Kmぐらいだ」
「はぁ~…」
なんてこった、という様な表情でジャックはため息を吐いた
「なさけねぇーため息してねぇで手伝え」
と言うとディーレイは巨大な布を機体に被せようとしている
「その大きな布どうしたんですか?」
「そこのガラクタに被さってた」
ディーレイはある方向を指さす、スピットファイアだろうかそこには乗り捨てられた機体があった。
「ずいぶん真新しいですね」
「あぁ」(まるで昨日まで飛んでいたみてぇだ…)
機体は損傷はしているものの、塗装はほとんど剥げていない。
様々な疑問を飲み込みつつ二人は歩き出す
「にしても暑いですね」
「イラクじゃ日常茶飯事だぜ」
日中の気温は四十度近く、夜間は氷点下にまで達する砂漠。ここがどこの砂漠かはわからないがとても人間の住める環境ではない。
足元は全て砂、いくら歩いても思うように進まない。それが砂漠だ
一時間後
「…廃町みたいですね」
町は荒れ果てていた。建物は崩れ、枯れた草はここが人間の住むところではないと二人に訴える
「TF108じゃ誰よりも砂漠や地理に詳しいつもりだが…」
「?」
「こんな町は見たことがない」
「ボス、あれ!」
「ん?」
ジャックが指さす方向を向くとそこには
「M4…シャーマン?」
「こっちはドイツのタイガーです」
大破した第二次大戦当時の米・独主力戦車が乗り捨てられている。中にはほとんど無傷の車両まで、燃料切れだろうか?
「さっきの英軍機といい…なんなんだ?」
「まるでタイムスリップしたみたいだ…」
ジャックがそう言うのも無理はない。何せこの戦車達も先ほどの英軍機の様に塗装はほとんど剥げていない
車体下部からは燃料と思はれる液体が漏れだしていた。その時
「ッ!?」
(砲撃音!?)
鼓膜を揺さぶる爆音が広大な砂漠に鳴り響く
「ボス!あれは!」
「何だ何だ何なんだ!?」
大空に巨大な黒いかあげ、とてつもなく巨大でとてつもなく速い
「B2!?リール少佐機ですか!?」
「バカ言うな!大きさと速度がけた違いだ!それよりここは危険だ!逃げるぞ!」
「ぼ、ボス!あれ!」
「今度は何だ!?」
ジャックは空を指さし、この世の物ではない物を見たかの様に目を見開いている
「お、女の子が…」
「女が何だ!?」
「女の子が飛んでいる...!」
ジャックがディーレイに訴える、その直後
「ッ!?」
「なっ!」
巨大な航空機より赤い光線が発射された。目標は二人だった。
光線は二人の隣にある建物に命中し、崩れた建物の瓦礫が二人に降り注ぐ
「危ない!?」
「うおっ!」
ジャックがディーレイをかばうためディーレイを突き飛ばす。瓦礫がジャックを直撃した
砂埃が辺りを包み込む。
「ジャック!」
砂埃が晴れると…
「大丈夫か!?」
「足が!」
巨大な瓦礫がジャックの左足に覆いかぶさっていた
「くそ!折れたか!?」
「いいえ…感覚はあります。折れてません!ですが挟まって抜けません!」
「ったく!世話の焼ける奴だ!今そのデカブツをどかしてやる!」
「ボス!後ろ!?」
ディーレイが振り向く、先ほどのとは別の航空機…いや、むしろUFOと言ってもいいだろう。その物体が二人に向かってくる。二人が思っていることは同じだ。奴は止めを刺す気だ…と。
物体は不気味な紅い光を発射した
「あぁ!クソ!」
「もうだめか…」
諦め掛けた二人。しかし
「はあぁぁぁぁ!」
「ッ!?」
「なっ!?」
一人の少女が光線を弾き飛ばした。いや、正確に言えば直径3M程の魔法陣の様な模様の施された円形で薄青い透明なシールドの様な物を前方に展開し、それで光線を弾いたのだ。
「こいつは…ぶったまげた…」
その直後に空に居た別の少女が向かってきていた物体を撃墜した
「大丈夫か?」
光線を弾いた少女は二人に問い掛ける
「あ…え、えっと…」
「お前、足が抜けないのか?」
少女はディーレイ達を見て言った
「ライーサ、真美!手伝ってやれ!私は雑魚を始末する!」
「了解!」
「はい!」
足に恐らく飛行機械と思われる物を装着した二人の少女がディーレイ達に近づく。一人はアジア系。一人、いや正確には先ほどの光線を弾いた少女もだが恐らくドイツ系の少女だ。
「大丈夫ですか?」
アジア系の少女が問い掛ける
「俺は大丈夫だが、こいつが」
「わかりました、今どかします。」
そう言うと二人の少女は瓦礫に手をかけた
「ば、バカ言うな!少なくとも200Kg以上あるのにどうやって!?」
『せーの!』
ディーレイの声が聞こえていたのかいないのか、二人は瓦礫を軽々と持ち上げてしまった
「信じられねぇ」
「今です!足を抜いてください!」
「くっ!」
ジャックはすぐさま足を引き抜いた。幸い砂がクッションになったせいで足は無傷だった
「よし!大丈夫か!?」
「ええ、何とか。あ、おりがとう。」
ジャックはまだ信じられないという様子だが二人に礼を言った
「いえ」
「無事で何よりです」
アジア系の少女がそう言った直後
「ッ!?」
「やっこさんまだ残っていたのか!?」
近くに光線が着弾した。砂埃が辺りを覆う
「ライーサ!真美!行くぞ!」
「はい!」
「二人は安全な場所に隠れていてください!」
ドイツ系の少女がそう言うと、二人の少女は空へと上って行った
「ジャック!行くぞ!」
「行くって何処へ!?」
「俺たちの機体のところにだ!」
「まさかあれと戦う気ですか!?」
嘘でしょ!?と言わんばかりの表情でジャックはディーレイに問う
「ったりめぇだ!さっき受けた事を利子つけて返してやろうじゃねぇか!」
(そうだ、この人はこういう人だ。何年も一緒にいるからわかる)
「了解!」
「行くぞ!」
直後、ジャックはあること気づく
「待ってください!」
「今度は何だ!?」
「ここからヘリまで約3Km、普通なら全速力で走ったって少なくとも15分。しかし、ここは砂漠です!それ以上に掛かります!」
「ンなこと言ったって行くっきゃn…あれだ!」
「えっ!?」
ディーレイが指さした方向にあった物は
「もらったぁぁぁ!」
マルセイユはネウロイに向けてMG機関銃を発射する。大口径の銃弾が吸い込まれる様にネウロイに命中した。直後ネウロイは爆発四散した
「撃墜確認!」
「大型合わせて残り5機です!」
真美がそう伝えた直後
「ティナ!あれ!」
ライーサが地上を指さした。その先には
「な!」
先ほど助けた二人の男がバイクに乗って全速力である方向に向かっていた
「あいつら何やってるんだ!死にたいのか!?あれじゃいい的だ!」
「ネウロイが向かいます!」
案の定ネウロイが二人めがけて急降下していく
「くそ!見殺しにしたら後が厄介だ、援護するぞ!来いライーサ!真美はほかの雑魚を!」
「はい!」
「了解!」
「ボス!別の奴が!」
黒い物体が二人めがけて降下してくる
「飛ばすぞ!掴まれ!」
「はい!」
アクセルを絞るとバイクは威勢よく吠えながら砂漠の砂を後ろへ後ろへと押し出しその反動で凄まじい勢いで進んでいく
「もう少しだ!」
あと2つ砂丘を超えればヘリがある場所だ。しかし
「うわ!」
黒い物体の放った光線が目の前に着弾する。バランスを崩そうになるが何とかこらえた
「畜生!俺の目に砂掛けたこと…後悔させてやる!」
「また来ます」
容赦ない攻撃。当たらないのが不思議くらいだ
「振り向くな!絶対に振り向くな!」
「くぅ!」
「もう少しだ!もう少し!!」
あと一つ砂丘を超えればそこには二人の機体がある、さらにエンジンの回転数を上げていく。そして、ついに…
「着いた!」
バイクから飛び降り二人は機体に近づきカバーをはぎ取る。そこへ
「あっ!」
「クソッ!しつこい奴だ!!」
追ってきていた黒い物体が追い付いてきた。物体の上面が不気味に赤く光る。その時
「お前の相手は私だ!!」
先ほどの少女だ
「あの子はさっきの!?」
「今の内だ!さっさと準備しろ!」
「了解!」
カバーをとっはらいキャノピーを開きコックピットに座った二人は各計器類をチェックしエンジンを始動した
そのすぐ上では少女と黒い物体が戦っている
「エンジンコンタクト!」
アパッチのエンジンが唸りを上げる、行くりとローターが回転し、徐々に回転数を増していく
『火器管制装置、射撃レーダー、工学照準器オールグリーン!しかしGPSは使用不能!』
エンジン音があまりにも大きすぎるので直接会話はできない、無線を通して二人は会話をする
「ラジャ―、各種計器類機能正常」
『エンジン及びローター回転数異常なし!オールグリーン!』
「シューター1テイクオフ!」
第一話終了です。
楽しんでいただけたでしょうか?
こちらも絶賛連載中です↓
芳佳「音速雷撃隊?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1419781965/)
ここはすぐに落ちないから二ヶ月に一回で大丈夫だぞ(適当)
来月投下予定です
sagaじゃなくsageの方がいいぞ
ゆっくりエタらなければいいから自分のペースでゆっくりな
あげ。
パソコンが遂に壊れたため、しばらくの間投下出来ないかもしれません
ですが必ず投下します。ご迷惑をお掛けします。
なお、この文はPS Vitaにより書き込んでいます。
第二話【シューター(射撃手)】
「シューター1テイクオフ!」
直径約15mの回転翼が独特の風切り音を出しながら周りの砂を巻き上げアパッチが飛ぶのに十分な風力を生み出す
『直上に敵、少女と交戦中。苦戦してるようです』
真上を見ると少女が交戦中だった
「威嚇射撃で引き付けろ、ただし射線は目標から10゜右」
『了解、30mmガンアイリンクシステム接続状況良好、TADS(目標捕捉・指示照準装置)目標を捕捉。』
少女に当てるわけにはいかない。ディーレイは照準を目標より少しずらすように指示する
「よし!ブチかませ!」
『ファイヤ!』
「くそ!弾薬が残り少ない!」
思ったより今回の敵は手強い、マルセイユは弾薬の約1/3を使い果たしていた。その時
「な!なんだ!?」
目の前に見慣れない航空機が現れた。その直後機体下部に設置してある機銃から凄まじい火花が散った
「きゃ!」
「ライーサ!大丈夫か!?」
「えぇ」
マルセイユは航空機を見た、すると
「あの二人!?」
その機体にはさっきの二人の男が乗っていた。機体はネウロイに向かっていく
「ネウロイが向かいます」
ライーサが叫ぶ
「あの機体は何です!?」
遅れてやってきた真美がマルセイユに聞く
「少なくとも敵ではないみたいだな」
そう話しているとネウロイが光線を放った、二人の男の乗った機体は紙一重で光線を回避する
「あんな機体で光線を回避するなんて!?」
「あの二人…相当な腕利きだ」
航空機はガンを発射する。無数の弾丸が吸い込まれるようにネウロイに命中、粉砕した
「ネウロイを…倒した…」
「すごい...」
『目標、急速接近!』
黒い航空機が真正面から突入してくるのが見えた、上面が赤く不気味に発光している
『上部が発光しています!攻撃する気です!』
「回避する!」
回避機動をとった直後航空機から赤い光線が放たれる、光線はキャノピーをかすめる
『ふぅ、ナイススライド!』
「どうも」
『目標が急旋回、後ろを取る気です!』
航空機は旋回しヘリの後方へ回ろうとする
「鉛玉のご褒美をくれてやれ!」
30mmチェーンガンは射撃手とアイリンクシステムで接続されている、つまり射撃手の向いた方向にガンの銃口が向くわけだ。ジャックは航空機を確認した後、トリガーを引いた
『ガン発射』
猛烈な勢いで銃弾が発射される、発射されるたびに操縦席は小刻みに揺れた。気づけば目の前の標的は火を噴き地上へと墜ちていた
「ナイスキル」
『サンクス』
ディーレイはあたりを見回す
『目標、前方の大型機のみ。ラストです』
小型機のほとんどは既に少女が排除していた、残るは大型機のみだった。ディーレイは主計器盤にあるメインコンソールをサーモグラヒィーモードに切り替える
「目標中心内部に熱反応がある。恐らく動力部だ」
『目標の前方外層から熱反応までの距離約5m。』
(プロペラどころかエンジンや開口部は確認できない…どうやって推力を得ているんだ?)
「ハイドラ70十発だ」
『了解、ハイドラ70ロケット弾スタンバイ!TADS、目標を捕捉』
「発射間隔は一秒おきに二連射。目標前方を回避軌道しながら飛行する。外すなよ!」
『足のお礼を利子つけて返してやりますよ』
「了解、よく狙え…」
ジャックは慎重に狙いを定める
「いまだ!」
『ファイヤ!』
ハイドラ70ロケットが次々と発射され発射炎と排煙で視界が遮られる。目標に命中使徒のだろう、目の前で巨大な火の塊が現れる。視界が晴れたとき
『何だあれ!?』
巨大航空機の熱反応付近に赤く光る多角形の物体が現れる
(納得いかないが…きれいだ…)
二人は一瞬物体を見たまま動きを止めた。しかし
『あ!?』
先ほどのロン毛の少女が物体を破壊、その瞬間存在感のあった航空機は光とともに消滅。後に残ったのはキラキラときらめく光の粒だけだった
『せっかくの獲物をすまないが、手柄は頂いたぞ』
無線から聞き覚えのある声がする、少女の声だ
『君は…』
『お前ら一体何者だ?』
「こちらはNATO軍、第108任務部隊所属のロビンソンだ」
『な…とう軍?聞いたことないな…まぁいい。こちらは連合軍第31統合戦闘飛行隊『アフリカ』のハンナ・ユスティーナ・マルセイユだ』
(軍人なのか?)
ジャックが疑うのも無理はない。女の子が空を駆けるなんて…
『戦闘に加わった以上、いろいろ聞きたいことがあるから、基地まで来てくれ』
『ボス、どうします?』
「こっちも聞きたいことがある、ついて行くとしよう」
『了解』
「そちらの指示に従う、エスコートを頼む」
『了解、着いて来い。ライーサ、真美、行くぞ』
『はい』
『了解』
ジャック、ディーレイ、そして二人を載せたヘリはマルセイユに先導されながら基地のある方へ向かった
メーカーからの通知
「お使いのPCは修理不能です。」だそうです
名無しの特攻隊員 I-13より
しばらく友人のPCからの投下になりそうです...
訂正
>名無しの特攻隊員 I‐13 => 「ほ~ねっと。」
乙
ウィッチはわりとみんなブリタニア語ペラペラなんだよな……
もう少しかかりそうです
この時代滑走路なしでの垂直離着陸やホバリングとかはウィッチだけの専売特許だったわけだから
男性軍人たちの反応も気になるところ……
このSSまとめへのコメント
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