モバP「え?洋館の調査ですか?」 (380)
モバマスSSです。それから青鬼要素が含まれています。
もし、既出でしたらすぐにいってください。
それから、書き溜めていないんで更新スピード遅いですけどご了承。
一応、洋館に行くメンバーはモバPを除いて3人です。
その三人を安価で決めようと思います。
一人目は>>2
二人目は>>4
三人目は>>6
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1370099281
荒木先生いいスか。
幸子
小梅
西川さん
無理なら前川さん(notみくにゃん)
ひなだおと小梅ちゃん決定。
やばい。ミスッタ
>>9
肇
>>9 了解デース。
頑張るにぃ☆
あんまりキャラを虐めないように精進します。
青鬼とかデッドエンドしか見えん……期待
そういえば全員クールアイドルか……
おじさん、頑張っちゃうぞー!
とりあえず今日はもう眠いんで明日辺りから投下しますー。
なるべくみんなが楽しめるように努力するんで。
もし、不快な点があったら指摘してくださいねー。
蒼鬼とか懐かしいな
小梅ちゃんを入れた>>4は出来る子
阿部鬼ってのもあったな
事務所
ちひろ「はい。とあるホラー番組の収録です」
モバP「そうなんですか。それで、俺はなにをするんですか?」
ちひろ「カメラマンをやってもらいたいんですよ」
モバP「カメラマン? だって収録なんですよね? とある番組の」
モバP「だったら俺がやる必要なんて皆無じゃないですか」
ちひろ「いやいや、よくあるじゃないですか。手持ちカメラを持って廃墟に進入したりとか」
モバP「あー。ホラー系の番組だとそういうのありますよね」
ちひろ「後は先方の経費削減も理由にあります」
モバP(うわ……生々しい)
ちひろ「だから、Pさんがカメラマンを勤めてアイドル達をしっかりと撮ってくださいね」
モバP「そういうことならわかりました」
モバP「えっとー、今回収録に参加するのが……」
モバP「比奈に小梅に肇……」
ちひろ「その三人であってますよ」
モバP「小梅や比奈は喜びそうですけど肇は嫌がるでしょうね」
ちひろ「そうかもしれませんね……」
ちひろ「まぁ、決まっちゃったし仕方ないですよね」
モバP「そうですね」
モバP「それじゃ、その曰くつきの洋館のある住所を教えてもらってもいいですか?」
モバP「確か、明日にはもう撮ったほうがいいですよね?」
ちひろ「はい。よろしく頼みましたよ」
———洋館前 昼過ぎ———
モバP「着いたぞー」
比奈「ちょっと遠すぎて疲れたッスよー」
小梅「……わく、わく……」
肇「ここが今日のロケ地ですか?」
モバP「あぁ、そうだ。なんでもここの館には青い化け物がでるとかなんとか……」
小梅「……!?」
肇「小梅ちゃんが凄く嬉しそうにしているんですけど」
モバP「心霊スポットとしか言ってなかったからな」
小梅「P、さん……今日は一緒に、た、楽しみましょうね……」
モバP「いや、怖がってくれないと困るんだけど」
モバP(まぁ、小梅はそれでも大丈夫か)
比奈「それにしてもでかいッスねー。外装も綺麗ですし本当に無尽なんスか?」
モバP「聞く話によるとな」
比奈「でも、不気味にカラスとかはいるんッスよねー」
比奈「俄然、やる気出るッスね」
モバP「どうしたんだ比奈? 今日はやけにノリノリだけど……」
比奈「マンガのネタになるかもしれないッスから」キリ
モバP「あぁ、そういうこと……」
小梅「荒木さんも、……その、好きなんです、か?」
比奈「うーん。好きか嫌いかで言われれば微妙ッスねー」
比奈「まぁ、今日だけは好きッスけどね」
比奈「一緒に楽しむッスか?」
小梅「は……はい!」
モバP(よしよし。仲良くしてるな)
肇「あの……Pさん私」
モバP「もしかしてやっぱりこういうのは苦手か?」
肇「ほんの少しだけ」
モバP「大丈夫だよ。変なのが出てきても俺が退治してやるから」
肇「Pさんは優しいですね」
モバP「? そうかな?」
モバP「それから本当は今日肇がいてくれて嬉しかったんだ」
肇「え……?」
モバP(あの二人だと間違いなく暴走するから止める人がいてくれてよかったー)
肇「そ、それって……」テレテレ
肇(肇がいてくれて嬉しかった。肇がいてくれて嬉しかった。肇がいてくれて嬉しかった)
肇「私、頑張りますね!」
モバP「急に気合入ったな……」
肇(それに、今回の収録の場合、いやーんこわーい。とPさんに抱きつくことが可能ですからね)
肇(チャンスがあったら積極的にいってみましょう……)
モバP(比奈は自分のこと優先するだろうし小梅は興奮してどっかにいっちゃうかもしれないし)
モバP(その点肇ならその二人をコントロールすることができるだろう)
モバP「それじゃあ、テープを回す前に先に中を確認するからなー」
モバP「本番は夜になったら撮るからみんな、しっかり間取りとか覚えておけよ」
比奈「あー、だからこの時間帯なんッスね」
モバP「そうそう。明るいときに危ないものがないか確認しておけば事故もおきないだろうし」
モバP「それに、夜撮るときも時間は早めだしそうそうなにかは出ないはずだ」
モバP「みんな、中に入るぞ」
アイドル一同「ハーイ」
とりあえず続きは夜で
乙
誰も死なないと良いな…
死なないで欲しいけど
誰か喰われるビジョンしか見えない…
寡黙なTさんとかアメリカ帰りのKさんとか連れてくれば良かったんや
———洋館内———
比奈「なんか、内装も綺麗ッスね……」
肇「本当ですね……まだ全然住めそうですけど」
モバP「そ、そうだな」
小梅「雰囲気……」
モバP「ここなら幽霊なんて出なさそうだな」
比奈「でも、日差しは入ってこないんで日中でも暗いッスね」
比奈「それでも廃墟マニアが発狂しそうなくらい綺麗ッス」
モバP「これ、番組として大丈夫なのかな」
肇「一応ホラー番組ですしね」
小梅「……」シュン
モバP「小梅、そう落ち込むなって。もしかしたら夜になると変るのかもしれないし」
小梅「…そ、そうですよね……」
小梅「あの子もここが、心地いい……みたいなんで、それなりの場所だと…思います」
モバP(もっとやばそうな場所でその発言をされるとゾッとするんだけどな)
パリン
肇「ひ……!」
モバP「なんだ? 今の音は?」
比奈「なにかの割れる音……ッスかね?」
小梅「誰か、……います」
モバP「? 俺ら以外にも人がいるのか?」
小梅「人かどうかは、ちょっと……わからないです」
モバP「じょ、冗談だよな?」
肇「もしかして本当に化け物がいるんですか……」ガクブル
比奈「おぉ、無人だと思っていた館に未知の生物ッスか」
比奈「ネタになるかどうかはわからないッスけど興奮してきたッス」
小梅「た、楽しみ……」
モバP(この二人は涼しい顔っていうか目を光らせてるな)
肇「P、Pさん……(やばいです。抱きつこうとか言ってられないくらい怖いです)」
モバP「あー、はいはい。大丈夫だから俺のワイシャツを掴まないでくれ」
比奈「もしかして、仕掛けとかあるんッスかね?」
比奈「番組側が用意したとか」
モバP「そうかもしれないな。念のため俺が音のしたほうを見てくるよ」
モバP「みんなはここで待っていてくれ」
比奈「その死亡フラグは折らせてもらうッスよ」
モバP「しぼ……なんだって?」
比奈「こういう場面で一人になるのは危険ってことッス」
小梅「は、ハイ……その、死んじゃいます」
モバP「え!? 俺って死ぬの!?」
比奈「早とちりはよくないッス」
比奈「二人以上いる場合は生存確率は上がるんで見に行くのはいいんッスけど。誰か一人をつけてたほうがいいっス」
モバP「そういうものなのか?」
モバP「そうだな」
モバP「それじゃ、>>31一緒に来てくれるか?」
比奈
比奈「別にいいッスよー」
モバP(肇はびびってるけど年下の小梅とくっつけておけば嫌でも強がって振舞うだろうしこれが最善だろう)
モバP「肇、小梅を頼めるか?」
肇「は、はい! もちろんです!」シャキ
小梅「い、いってらっしゃい…です」
モバP(思惑通り及び腰だった肇に変化があったな)
モバP「行ってくるな」
比奈「すぐ戻ってくるんで待っててくださいッス」
バイオハザードかと思ったら違った
———洋館内リビング———
モバP「これは……皿か?」
比奈「そうッスね。皿が割れてるッス」
モバP「けど、なんでこんなのが……」
比奈「きっとここに入ってくるとこれが割れる仕組みになってたんじゃないんッスか?」
モバP「もしくわスタッフの一人用意しているとか」
比奈「きっとそんなもんスよ」
モバP「そうだな。戻ってあいつらにも報告してやるか」
比奈「そうするッス」
———洋館内玄関———
モバP「あれ?誰もいない」
比奈「二人とも外に出たんスかね?」
モバP「肇が怖さに耐え切れずに出ちゃったのかもしれないな」
比奈「その可能性は高いっス」
モバP「仕方ない。俺らも一回出るか」
比奈「そうッスね」
ガチャガチャ
モバP「? おかしいなドアが開かない」
比奈「えー? そんなことあるわけない——」ガチャガチャ
比奈「本当だ……開かないッス」
モバP「比奈、ちょっと離れてろ」スタスタ
モバP「ふ!」ドン
比奈「凄いタックルッす」
モバP「ダメだ。全然びくともしない」
比奈「これはアタシたちが出られないようにする仕掛けですッスか?」
モバP「いや……そんなはずはない。ここまで来るとさすがに事前報告があるはずだ」
比奈「じゃあ……」
モバP「とにかく、肇の電話に掛けてみるよ」
モバP「あれ? 圏外だ」
比奈「嘘ッスよ。だってここに来る直前までアタシ、2chを携帯で見てたんスよ?」
比奈「あ、嘘じゃなかったス。アタシのも圏外ッスよ」
モバP「仕様がないな。ほかの出口を探索してみよう」
比奈「窓とかあればぶち破って外に出るんッスけど」
モバP「そんなことしたら怪我するだろ!」
比奈「じょ、冗談スよ。相変わらず真面目ッスね」
西武勝利。今日も頑張れそう。
比奈「それにしても洋館に閉じ込められた男女二人ッスか」
比奈「恋愛漫画のネタにはなりそうですけどホラー系はちょっと描けないッスね」
モバP「こんな状況でもそれか……」
比奈「溜息つかないでくださいッス」
モバP「まぁ、動じないって点は評価しないとな」
モバP「その分今日連れてきた三人はみんな冷静だろうな」
モバP「肇は怖がってたけどこういう状況になれば極めて落ち着くだろうし」
モバP「あいつら外に出ていればいいんだけどな」
比奈「もし出れてなかったとしてもPさんの言うとおり冷静に対処してるッスよ」
モバP「それを祈るしかないか」
訂正
比奈「恋愛マンガのネタになりそうッスね。早くも収穫ッス」
推敲してないから矛盾が生まれちゃうのぉぉぉぉ。
頑張れ
比奈「それよりもPさん。聞きたいことがあるんスけど」
モバP「どうしたんだ?」
比奈「さっきからあそこにいる大きな青い着ぐるみはなんスか?」
青鬼
モバP「」
比奈「それにしてもよく出来てるッスねー」ペタペタ
比奈「表面は冷たいッスけど硬くてしっかりしてるッス」
比奈「予算掛かってるッスねー」
比奈「Pさん。カメラ回してほしいッス」
モバP「……あ、あ、」ブルブル
比奈「どうしたんッスか? ほら早くするッス」
比奈「これが噂の化け物ッスね」
青鬼「」ヌ
比奈「あ、動いたッス」
モバP「逃げるんだよぉぉぉぉ!」ダダダダダ
比奈「ちょ!?」
比奈「お姫様抱っこで移動は嬉しいんッスけど、強引すぎるッスよー!」
モバP「ふざけんな! お前今食われかけてたぞ!」
比奈「? なにいってるんスか?」
モバP「もういい! 舌噛むから黙ってて!」
モバP(階段を上がってすぐの部屋に入ろう!)ダダダ
ガチャン!
モバP(すぐに隠れるぞ!)
モバP(隠れることが出来そうなのは……)
モバP(あった! タンスの中だ!)
比奈「体が密着してるッス」ヒソヒソ
モバP「今だけは勘弁してくれ!」ヒソヒソ
比奈(嫌ではないけど……)
ガチャン
モバP(来た!)
モバP(頼む、凌いでくれ!)
ドクン
ドクン
ドクン
ドクン
比奈(あ、鼻がムズムズしてきたっス)
(アカン)
緊張感ェ……
比奈(くしゃみがでそうっス)ムズムズ
モバP(比奈の様子がおかしいな……)
モバP(もしかして……こいつくしゃみが出そうになってるのか!?)
モバP(このままじゃばれちゃうな)
モバP(しょうがない……>>49をするか!)
選択
1 キス
2 キス
3 キス
4 潔く飛び出す
1
比奈(あ、もうだめ!)
モバP(南無三!)チュ
比奈「ん……」
モバP(堪えてくれ!)
比奈(あれ? もしかしてアタシ今Pさんとキスしてるんスかね?)
比奈(え? ん? ちょっと? は?)
モバP(や、柔らかい……それにさっきまで気づかなかったいい香りが)
モバP(って、担当アイドル相手になに欲情してるんだよ俺は!)
モバP(でも、こうしてやってるのに不思議と嫌がらないんだな)
比奈(あ、やばい。顔が火照ってる)
http://i.imgur.com/jYAFm2z.jpg
荒木比奈
http://i.imgur.com/zr7iRs3.jpg
白坂小梅
http://i.imgur.com/yPPYtcm.jpg
藤原肇
バタン
モバP「いった……か?」
モバP「比奈、もう外に出ても大丈夫そうだ」
モバP「一時はどうなるかと思ったけど……」
比奈「……」
モバP「その、さっきは悪かったな」
モバP「でも、あの状況じゃ——」
比奈「別に気にしてないッス」プイ
比奈「あそこでくしゃみをしそうになったアタシが悪いんですから」
モバP(怒らせちゃったか……まぁ、当たり前か)
比奈(あぁ、もう。Pさんの目がみれないじゃないッスかー)テレテレ
>>51
画像すいません
モバP「それにしてもこれからどうするか」
モバP「あんなのが徘徊しているのにここを出るのは……」
比奈「Pさん、リビングに戻ってみるのはどうッスか?」
モバP「でも、ここから出ると」
比奈「わかってるッス。しかし、ここで手を拱いているよりかはそこにいったほうが有益な情報が入手できると思うんスよ」
モバP「あの皿が割れてた部屋……」
比奈「おそらくここの出口は玄関しかないッス」
比奈「なら、ここから近いリビング。しかもアクションが起こった部屋なら。危険性も少ないですしなにかここを出る手掛かりが見つかるかもしれないッス」
モバP「確かに一理ある」
モバP「肇や小梅もどうなったかわからないし……」
モバP「ここでジッとするわけにもいかないか」
比奈「そうッスよ」
モバP(あの怪物に襲われてなきゃいいけどな……)
ひゃーはー! 狂気の始まりだぜ!
なお、もし不快に思った方がいたら指摘をお願いします
改善しますので
——洋館内リビング前の扉——
モバP「よし、なんとか遭遇しないでここまでこれたな」
比奈「この館広そうですしそう易々と見つかるとは思わないッスけどね」
モバP「こらこら、油断は大敵」
比奈「わかってるッスよ
モバP「それじゃ、入ってみるか」
モバP(あれ、おかしいな。なぜかリビングから談笑する声が……)
モバP「もしかして、肇と小梅か?」
モバP(いや、それにしても楽しそうに喋っているのはおかしい)
比奈「ちょっとだけ扉を開いて中を伺ってみるのはどうッスか?」
モバP「あ、あぁ。そうしよう」
ガッチャン
モバP(さてさて、なにをしているんだ……)
肇<エー ホントウデスカー
小梅<フ、フフ……オ、オモシロイ
青鬼 カキカキ
モバP「」
モバP「ひ、比奈。俺はどうかしているんだろうか……」
比奈「二人とも楽しそうッスね」
モバP「おかしいだろ! なんで肇と小梅の真ん中で青の巨人がメモ帳になにかを書いているんだよ!」
比奈「そんなのアタシに言われても困るッスよ」
比奈「世界は不思議に溢れている」
比奈「ただそれだけッスよ」
モバP「どう考えても不自然だろ!」
モバP「もしかしたら操られてるのかな? あいつら」
比奈「操るメリットが向こうにないッスよ」
モバP「た、確かに……」
モバP「どうする? 俺らもあそこに突入するか?」
比奈「うーん、そうッスね。ここはその案を採用してみましょう」
比奈「このまま、ここに隠れててもなにも始まらないッスから」
モバP「時間が経てばいずればれちゃうしここは仕方ないか」
end
>>59
ミス まだまだ続くよ
さすが小梅ちゃんだわ
ガチャン
肇「あ、Pさん! どこに行ってたんですか?」
モバP「い、いやーちょっとな」
小梅「ど、どうしたんですか? かおが真っ青……ですけど?」
モバP「え?(裏声) そ、ソンナコトナイヨ」
青鬼『だいじょうぶ?』カキカキ
モバP(文字をメモ帳に書いてる?)
青鬼『さっきも慌ててどこかにいっちゃたけど……』カキカキ
モバP(こ、言葉は通じるのか?)
モバP「ちょっとトイレがしたくなって」
比奈(嘘下手くそッスね)
青鬼『そう……よかった。具合は悪くないんだ」カキカキ
比奈(それにしてもこの人(?)が書く文字凄く丸っこいッスね)
意思疎通が出来たのかwwww
比奈「アタシ青鬼さんにいくつか質問してみたいんッスけどいいスか?」
青鬼「ん? いいよ。私が答えられる範囲のことならなんでも聞いて」カキカキ
小梅「わ、私も……もっとお話、したいです」
モバP(小梅がめっちゃ懐いてる……)
モバP「なぁ、肇ちょっといいか?」
肇「はい。そろそろ来る頃だと思ってました」スタスタ
モバP「一体あれはどういうことなんだ……?」(小声)
肇「えっとー。それはですねー」
———数十分前——
館玄関の前
肇(Pさん。大丈夫ですかね……)
肇「小梅ちゃん? 私の手を放さないでね」ギュ
小梅「は、はい……わかり、ました」
肇(小梅ちゃんのためにも頑張らないとですね)
小梅「……? なにか、来るの?」
肇「どうしたの小梅ちゃん」
小梅「なにか、近くにいる」
肇「嘘だよね……?」
肇(いや、この子は嘘をつかないはずです……)
肇「小梅ちゃん。私の近くによって」
小梅「は、い」
肇(もしかして……本当に化け物がいるんですかね)
肇(まだ、そうと決まったわけではないからなんとも——)
青鬼
肇「え?」
肇(なんですか——この生き物)
肇(ブルーベリー色の巨人が)
肇(夢? でも、あれ?)
小梅「ほ……本物です!」キラキラ
小梅「さ、触ってみたいです……!」
肇「近づいちゃダメ!」ダキ
肇(け、血色の悪い小梅ちゃんの頬が赤く染まってます……)
肇(レアですけど今は関係ないです)
小梅「あぁ……」シュン
青鬼 ノシノシ
肇(もう逃げられません!)
肇(なんとしてでも小梅ちゃんだけでも助けないと)
青鬼 ス
肇(万事休すです!)グ
青鬼 カタをトントン
肇「え……?」
肇「紙に人形?」
青鬼『怖がらせてごめんね。これお詫びの品』
青鬼『私が作ったマッカーサーの人形』
肇「えと、ありがとう、ございます」
肇(この人形……凄く良く出来てる。煙管のとことか)
※マッカーサー GHQのあの人です。
——現在——
肇「——ってわけでそのままこういう流れに……」
モバP「なんていうか、凄いな」
肇「物作りについてお話をしていたらこう、ずるずると」
肇「小梅ちゃんはなんで青くて大きな体をしているのか一生懸命尋ねてましたけど、どうやら彼? 彼女ですかね?」
肇「どうやら自分自身でもよく理解できていないようなんですよ」
肇「どうやら記憶障害を起こしているようです」
モバP「そうだったのか……」
青鬼『さっき私そびれちゃったんだけど、これ……』
比奈「ん? 人形ッスか?」
青鬼『はい。伊達政宗の人形です』
比奈「うお! スゴイッス! なんスかこの最限度! 本当に布で作ったんスか!?」
モバP(比奈が珍しく声張って喜んでる……)
訂正
肇「どうやら自分自身でもよく理解できていないようなんですよ」×
肇「自分自身でもよく理解できてないようなんですよ」○
訂正
肇「どうやら記憶障害を起こしているようです」 ×
肇「記憶もほとんどないようでこの屋敷のこともなにも知らないって話していました」
肇「簡単に言うと彼女、記憶喪失みたいなんですよ」
推敲しっかり。もっと読者を意識して書けよ俺。
訂正
青鬼『はい。伊達政宗の人形です』 ×
青鬼『うん。伊達政宗の人形だよ』○
今日はもうだめだな。
寝て頭をリセットしたほうがいいかも
落ちないからあわてなくていいのよ
誤字が結構あるし、落ち着こう
今度からは焦らずに一回書いた文章に目を通してみますー
それから、もし気になる誤字があれば指摘してください。
乙
ゆっくり推敲してくれ
楽しみに待っているから
>>69の再現度が最限度とかそういうのね
投下するまで気づかないこともままあるわよね、わかるわ
モバP「記憶喪失っていっても多少は記憶があるんじゃないか?」
肇「私もそう思ったんですけど覚えているのは人形の作り方とかそんな簡単なものしかないようで」
モバP「そっか……」
モバP「すいません。少しいいですか?」
青鬼『? いいよ。それから私のことは青鬼って呼んでね。敬語とかもいらないから』カキカキ 以下表示はしません
モバP「わかった。それで質問なんだけど……」
モバP「青鬼って記憶がないんだよな?」
青鬼『そうだよ』
モバP「それっていつから?」
青鬼『本当につい最近。日数で表すことは出来ないから具体的にはわかんないけど……』
モバP「なんで日数で表せないんだ?」
青鬼『実はそこの眼鏡の人と喋ってたときに思い出したんだけどここの屋敷に時間っていう概念がないの』
モバP「ごめん、意味がわからない」
青鬼『ここの屋敷にいる間は時間が進まないんだよー』
青鬼『だから、よくわかんないわけ』
青鬼『一週間だったかもしれないし……一ヶ月だったかもしれない』
青鬼『よくわかんない』
モバP(それがもし本当だとしたら。ここで閉じ込められていても救助には誰もこないのか)
モバP「まぁ、その話はもういいか。わかった」
モバP「次はあの玄関についてなんだけど……」
青鬼『ごめんね。それは私にもわからないの』
青鬼『私も閉じ込められているのはあななたちと一緒』
青鬼『なんどもトライしてもダメだったの」
モバP「そっか……わざわざありがとうな」
青鬼『お役に立てたかどうかはわからないけどどういたしまして』
モバP(とりあえずここの館は科学的では証明できない力が働いているってことか)
寝ます
乙
こうも意思疏通が取れてると某進撃の方の嘘予告思い出す
洋館を探索するときは、ようかんがえないといけませんね
>>83
楓さん早く寝て下さい
青鬼の最後ってどうなんの?
>>85
ちょうど狩りに出てた人に青鬼撃ち殺して貰って主人公だけ脱出
それは数あるエンディングの一種だろ
verや進め方でエンディングは変わるぜ
バージョン更新が殆どリメイクみたいなもんだからな
旧Verでの退避ギミックを逆手に取ったトラップとかも出るし
旧Verをプレイ済みだったり動画試聴済みだったりした人ほどひっかかる
>>87
あれ進め方でED変わるのか…
verでED決まってると思ってたわ
初代(?)は洋館から全力ダッシュで逃げ切って謎が解けないまま終わりだっけか
さぁ、今日も張り切っていきましょう
比奈「外部の時間が進まないとか最高じゃないッスか」
比奈「それなら原稿落としてしまうこともないッスし」
小梅「ほ、ホラー映画も……見放題、です」
モバP(この二人は……)
青鬼『ほらーえいが?』
小梅「えっと……お化けとかが出る……映像です」
青鬼『なにそれ! 私も見てみたいー」
小梅「き、機会があれば……わ、私も一緒に見たい、です」
青鬼『それじゃあ、約束だね」
モバP(もうなにも言うまい……)
これは…青鬼美少女化でアイドルフラグ!?
あ、それから、モバP、青鬼含めてなんだけどキャラがおかしくなってないかな?
今さっき人物プロット立てたばっかだから不安。
気になってる点があればよろしくおねがいします。
>>94
大丈夫、『青鬼』は(本編では)ぶっちゃけ概念みたいな感じだから
verごとに挙動や目的が違っていたり、果ては種類にバリエーションが有ったりとフリーダムだし…
>>95
了解です。
なんか物語やキャラクターに違和感あったらいってくださいね。
モバP含めアイドル、青鬼に対しても。
モバP(まぁ、青鬼も見た目よりかは怖いやつじゃなさそうだし大丈夫か)
モバP「それで、青鬼。その……ここに危険はないのか?」
青鬼『たぶん。私がここにいたときは危険なことなかったよ?』
モバP「へー。それじゃあ一安心か」
モバP(アイドル達になにかあったら一大事だからな)
比奈「いいんッスか? この話を簡単に信じちゃって」ボソボソ
モバP「仕方ないだろ? 俺らはここについて何も知らないんだから」ボソボソ
モバP「それに、言葉を交わしてみれば案外いいやつだったじゃないか」ボソボソ
比奈「そりゃ、アタシも喋ってみた感じは同じ感想ッスけど」
比奈(Pさんは少し人を信じすぎッスね)
比奈(相手は人外ッスけど)
モバP「じゃあ、大丈夫だな」
モバP(でも、ここに取り残されている状態は嫌だな……)
モバP(まだ閉じ込められたと決まったわけじゃないし、ここの館を詳しく探索してみるか)
モバP「ちょっと俺はここの館を歩き回ってみたいんだけどみんなは待っててくれるか?」
肇「それなら全員で行ったほうがいいんじゃないでしょうか?」
モバP「?」
肇「まだ、カメラでいろいろと撮ってないじゃないですか」
モバP「あぁ……そういえば」
モバP(ここに閉じ込められてるのかもしれないのに肇は仕事のことをしっかり覚えていのか……)
モバP(キュートアイドル達だとみんなパニックを起こして大変だっただろうな)
モバP「それじゃあ、三人とも。俺についてきてくれ」
アイドルたち「はーい」
青鬼『私はここで待っているから。それから足元暗いから電気はしっかり点けてね?』
モバP「了解」
モバP「ここが最後の場所か……」
小梅「ほ、本当に……出られないみたい、です、ね」
肇「どうしましょう?」
比奈「アタシは大丈夫ッスよ。ここで原稿の溜め書きしたいッスから」
モバP「原稿用紙もペンもないだろ?」
比奈「アタシは常時書けるようにいつも持ち歩いてるッスよ」ス
モバP「凄いプロ根性だな……」
モバP「とりあえず一旦戻ろう。そこでいろいろと話し合うことにしよう」
肇「そうですね。慌てていても仕方ないですし」
肇「それからPさん」
モバP「どうしたんだ? 肇」
肇「あの青鬼さんのことなんですけど……」
肇「撮影しなくていいんですか?」
肇「これが夢ではなく本当だとしたら」
肇「大スクープだと思うんですけど」
モバP「……それはやめておこう」
比奈「どうしてッスか? Pさんとしても嬉しいはずッスよ」
比奈「噂は本当でしかもこんなミステリアスな状況に陥ってるんッスから」
小梅「わ、私も、青鬼さんと一緒に……写真とか……撮りたいです」
モバP「なんか可哀想じゃないか?」
モバP「記憶もなくてこんな場所にいたんだぞあいつは」
モバP「ああやって明るくは振舞っているけど、実際寂しい思いをしてきたと俺は思うんだ」
モバP「自分はほとんど誰かわからず、不安でいっぱいだったはず……」
モバP「それを見せ物にしようなんて俺には出来ない」
モバP「ヤツがどういう存在かはわからない。もしかしたら悪いやつなのかもしれない」
モバP「でも、どうもあいつは人を襲うような化け物には感じられないんだよ」
モバP「すまない。お前たちにとっては出世のチャンスだったかもしれないがここは俺の我がままに付き合ってくれ?」
肇「いえいえ、そうPさんが言うなら。私も正直どうかと思いましたし……」
比奈「アタシもそれで構わないッスよ」
比奈(多少偽善者染みてるッスけど)
比奈(優しいPさんなら当然の行動なのかもしれないッスね)
小梅「私も、青鬼さんと写真とか撮れないのは残念ですけど……い、一緒にいられるだけで、じゅ、十分です……」
モバP「ありがとうみんな!」
モバP「もし、なんかあったときは俺が責任を持ってお前たちを守るから安心してくれ」
肇「はい♪」
比奈「了解ッス」
小梅「お、襲われたとしても、わ……私は大丈夫です」
モバP「それじゃあ、リビングに戻るか」
なんだろう。青鬼がPを性的に襲う描写が頭の中に浮かんだ。
欝だ。
青鬼『おかえりー。もう終ったの?』
モバP「あぁ、どうやら本当にどこにも出口はないみたいだな」
モバP「そんなことはいいんだけどさ……」
モバP「この目の前にある料理はなんだ……?」
青鬼『いくら時が止まってるっていってもお腹は空くからね』
青鬼『みんなが探索している間に料理を作ったんだよ」
モバP(一体その図体と大きな手でどうやって料理をしたっていうんだよ!)
青鬼『なんかしらないけど冷蔵庫の中には絶えずに食料が入ってるの』
青鬼『仕組みはよくわからないけどね』
モバP「あ、ありがとうな」
比奈「気がきくッスね」
小梅「お、おいしそう……」
モバP(でも、この料理は本当に食べて大丈夫なものなのか?)
モバP(比奈と小梅はもう席に着いちゃったけど……)
モバP(まぁ、疑っても仕方ないか)
モバP(俺も腹の虫が鳴いているし)グー
肇「うわー、どれもこれも難しい料理ばっかり……」
青鬼『一人でいる間ずっと練習してたからね』
青鬼『食べさせる相手がいなくて残念だったけど……』シュン
青鬼『美味しいかどうかはわからないけど食べてね!』
一同「いただきまーす」
一同「」モグモグ
青鬼『どう……かな?』
モバP「うそ……」
モバP「美味しい……」
青鬼『本当!?』
肇「く、悔しいですけど私より全然お上手です……」
比奈「嫁にほしいッスね」
小梅「……!」モグモグ
モバP(いつもは小食な小梅があんなにがっつくなんて)
青鬼『な、なんか恥ずかしいね……。ありがとう、嬉しい」テレテレ
青鬼『よーし、私も食べるか!』モグモグ
モバP(き、器用にフォークとナイフを綺麗に使いこなしている……)
比奈(あの大きな手でどうやって操ってるのか詳しく知りたいッスねー)
肇(不思議と上品なオーラが出ているのはなぜでしょう……)
小梅「……!」モグモグ
モバP「あー、小梅そんなに急いで食べるな」
モバP「物が詰まってからじゃ遅いぞ?」
青鬼『あれ? P君ワイシャツのボタン取れてない?」
比奈(今君付けでPさんのこと呼んだッスよね)
肇(あれ? 私の耳が正しければ今……)
モバP「え? あ……取れてる……」
青鬼『ちょっと脱いでみて』
青鬼『これで、よし』
モバP「よくその大きな手でボタンをつけることができたな……」
比奈(圧倒的女子力)
青鬼『手先は器用だから』ニコ
モバP「」ドキ
モバP(いかん、いかん。あの顔の笑顔で胸が高鳴ったってことは美少女だったらハートを射抜かれていた)
とりあえずここまでの点で気になったことがあればどうぞ。
食事から帰ってきても問題ないみたいだから続けまーす
比奈「あ、そういえば飲み物とかないッスかね?」
青鬼『確か、台所のほうにいくつかあったよ』
比奈「ちょっと取ってくるッス」スタスタ
モバP「俺も一緒に行くぞ」スタスタ
比奈「えっとー……あ」
モバP「どうしたんだ?」
比奈「お、お酒があったッス!」
モバP「あったって……比奈、未成年がいるんだけは酒はやめろよ」
比奈「えー、いいじゃないッスかー」
比奈「ほら! しかもみたこともない銘柄ッスよ」
モバP「どれどれ?」
「青鬼ごろし」
モバP「ふん」ジョボジョボ
比奈「あぁ! 折角のお酒を台所に捨てるなんてひどいッスよ!」
モバP「お前には気遣いがねーのか!」
>>107の青鬼って喋ってるの?
メモ翌用紙で意志疎通してるんじゃないの?
比奈「冗談ッスよ」
比奈「全くPさんは真面目すぎるッスよー」
モバP「笑えない冗談は勘弁してくれよ……」
比奈「小梅ちゃんもいるッスから酒なんて呑まないッス」
比奈「アタシはそんなに信頼ないッスか?」プイ
モバP「ち、違……そういうわけでいったわけじゃ」
比奈「これも冗談ッス」
比奈「真面目に受け取りすぎッスよ」
モバP「……」
比奈「そんな苦い表情しないでくれると嬉しいッス」
>>115
ブ 俺のミスだ。
指摘あざーす。
ちょっとボーッとするとすぐ設定が吹っ飛ぶ。
>>106
比奈(今君付けでPさんのこと呼んだッスよね) ×
肇(あれ? 私の耳が正しければ今……) ×
比奈(早くも君付ッスか) ○
肇(私も君付けしてみたいです……)シュン ○
青鬼娘か……
「あの大きな口に飲みこまれたらどれほど気持ちいいのだろう——
そんな破滅的な想像が首をもたげてしまったのだ」というフレーズが頭をよぎった
ごめんなさいねテンポ悪くて。
面白くないかもしれないけど付き合ってくれてる人は本当に申し訳ない。
読者のことを考えられない俺はクズ。
なので、お詫びに今日は夜通しやらせてもらいます
なんというできた>>1なんだ……
——食後——
肇「食器洗い終わりましたよー」
青鬼『お疲れ様』
青鬼『ごめんね。手が濡れちゃうと紙に文字かけなくなっちゃうから』
肇「気にしないでください。ご飯を作ってもらったのに皿洗いまでやらせるのは酷ですから」
青鬼『でもいいの? 手とかふやけちゃってるけど……』
肇「そういうところにまで気を使わなくても私は大丈夫ですから」
青鬼『うー……ごめんね』
肇「さっきから謝ってばかりですよ?」
この後なんやかんやあって人間にもどった青鬼をプロデュースするんですね、分かります
小梅「あ、あの。あ、遊びません……か?」
青鬼『私?』
肇「そうですね。親睦を深めるためになにかゲームでもしますか」
モバP「そうだな。なにはともわれ、ここを出る情報を見つけるまではどうにもならないしな」
比奈「いいッスね。面白そうッス」
>>123
むしろ、新ジャンル『青鬼』を切り拓くかも知れない
モバP(こんなのどかで大丈夫かなって思うけど……)
モバP(みんなが不安になるよりかはこっちのほうが数万倍もましだな)
比奈「それじゃあ>>127でもやるッスか」
ドカポン
しりとり
ババ抜き
>>131
採用
>>132
これも採用
今回はお詫びも兼ねているんでこの二つで頑張って書いてみます。
読んでくれてるからありがとうございますね。いやほんと。
比奈「ババ抜きしながらしりとりってのはどうでっスか?」
モバP「? なんでしりとりも含まれてるんだ」
比奈「ただやるんじゃ面白くないッス」
比奈「カードを相手から抜く場合しりとりを繋げなきゃいけないっていう特別ババ抜きって面白そうじゃないッスか?」
比奈「もし『ん』をいってしまったら無条件でその人にばばが渡るッス」
比奈「さらに制限時間を設けて一人10秒以内にカードを引かないといけないッス」
比奈「10秒以内にしりとりを繋げられないときは失格となってこれもまた無条件にばばが渡る設定ッス」
モバP「それだと難易度が段違いに変るなー」
比奈「面白いと思うッスよ」
モバP「やりたいけど……トランプがないからな……」
小梅「さっき、……あそこの引き出しの中にありま……した」
モバP「本当か?」
肇「あ! ありましたよ」
モバP(なんで、そこに入ってるんだよ……)
モバP(細かいことはどうでもいいか)
モバP「よし。それなら問題なさそうだな」
モバP「じゃあ、始めるか」
青鬼『ちょっといいかな?』
モバP「?」
青鬼『しりとりとばばぬきって一体なんなの?」
モバP「え」
モバP(も、もしかして今のは俺の読み間違えか?)
モバP(でも、しっかり紙にはそう書かれている……)
青鬼『しりとりはニュアンスで大体わかるけど』
青鬼『しりを触られるのはちょっと嫌かも……』
小梅「ち、違いますよ……えと。——」
——説明中——
青鬼に萌えてしまう
モバP(積極的に小梅が人に話しかけている図。これが普通の人間だったら嬉しいんだけどな)
モバP(かといって青鬼が悪いわけではないけど)
青鬼『そういうことか!』
小梅「わかり、ましたか?」
青鬼『うん。ばっちし』
青鬼『ごめんね。私、一人以上で遊ぶゲームって知らないから』
モバP「そ、そうなのか」
モバP(そうだよな。一人でいたんだもんな)
モバP(でも……記憶喪失であってもこのくらいは知っていそうだけど)
比奈「それじゃあ、カードを配るッスよ」
モバP「あぁ、よろしく頼む」
肇「あの、一ついいですか?」
モバP「どうした?」
肇「地面に座ってやるのはいいんですけど……」
肇「青鬼さんの身長だと私たちのカードが見えちゃうと思うんですよ」
モバP「あ」
モバP「これで大丈夫か?」
比奈「私たちがテーブル前の椅子を使って青鬼さんが地べたに座ってやるんッスか」
モバP「こうすれば、大体目線が合うだろ?」
比奈(確かにそうッスけど青鬼さんの顔が半端じゃなくでかいっス)
比奈(リンゴ何個分とかじゃなくて目の大きさが既にリンゴ一個分ッスよ)
比奈(体も極限まで体勢を低くしているんで苦しそうッスね)
この題材でほのぼのとはすごいスレだな
比奈「青鬼さん、辛くないッスか?」
青鬼(ちょっと辛いけど……問題ないよ)
比奈(ミミズが這ったような文字なんッスけど)
比奈(これ絶対辛いッスよね)
モバP「無理しなくてもいいからな?」
青鬼『だ、大丈夫』
比奈「いくッスよ」
比奈「しりとり」ス
比奈(とりあえずこのゲームの必勝法はしりとりのことだけ考えればまず勝てるッス)
比奈(おそらく、肇ちゃんか青鬼さん辺りが間違いなくドジをするッスよ)
モバP「スイカ」ス
モバP(出だしは問題ないな。ある程度型が決まっているし)
小梅「か、カラス」ス
小梅(青鬼さんの隣がよかったな……)
肇「スズメ」ス
肇(うわ、青鬼さん改めてみても本当に手が大きいです)
比奈(そして、青鬼さんが終ったら次はアタシの番ッス)
比奈(おそらくここは『メダカ』。なら、『貸金庫』でいくッスよ)
青鬼『勝海舟』ス
比奈「」
※勝海舟 ほら、社会の勉強でならったでしょ。ほらあの人だよあの人。坂本竜馬とイチャイチャしてた人
比奈(か、勝海舟ッスか!?」
比奈(あなどってたっス)
比奈(そういえば青鬼さんはしりとり初心者……)
比奈(こんな日本語なかなか使わないッスけど)
比奈(ク、 早くもアタシの計算が狂ったッスか)
比奈「え、えっと『ウ』っスよね」
比奈「そ、その、あれッス」
モバP「ぶー時間切れー」
比奈「あ……」
青鬼『それじゃあ、比奈さん。これをどうぞ』
比奈「は、はいッス」
青鬼『ふふ、案外楽しいね!』
比奈(アタシは策に溺れたッスか……)
青鬼さんが「め」と違うん?
なに考えてるんだろうおれ
疲れてるなら無理せずゆっくり休んでええんやで
別にこのスレは作者がドジっ娘なのをアピールするところじゃないのに
>>153
ただ単に俺がドジなだけです。
疲れてないから大丈夫。
SS作者に休憩なんてねーんだよ……
そこに読者がいる限り……
まぁ、ミスったところは気にせず読み進めてください。
とりあえず青鬼が歴史の偉人が好きってことをわからすためのミニゲームなんで。
———ミニゲーム終了後———
比奈「いやー面白かったッスねー」
モバP「あぁ予想外にな」
肇「青鬼さん全部歴史の偉人でしりとりしてましたけどなんであんなに覚えているんですか?」
青鬼『わかんない。なんか覚えてたよ』
小梅「わ、私に歴史教えてくだ……さい」キラキラ
肇「私も日本史教えてもらいたいです!」
青鬼『うーん。私が役に立つんであればいいよー』
キャーキャー
比奈「なんか、だんだんアタシにはあの青の巨人が可愛い歴女に見えてきたッス」
モバP「歴女アイドルか……ほしいな」
比奈「なに言ってるんッスか?」
モバP「い、いや! なんでもない」
※ 丹羽さんのことは忘れてないよ
比奈「それよりどうするんスか」
モバP「わかってる」
モバP「リビングを出てすぐ右の部屋があるだろ」
比奈「確か図書館ッスね」
モバP「俺はあそこで寝ずに資料を漁ってみたいと思う」
モバP「もしかしたら、なにか出てくるかもしれないし」
比奈「……そうッスか」
比奈「アタシとしてはこの状況嫌いじゃないんッスけどね」
モバP「? どうしてだ」
比奈「さっきも言った通り原稿の書き溜めが出来るからッスよ」
比奈(本当はPさんを争うライバルが少なくていっぱい一緒にいれるからって言うのは内緒ッスよ)
青鬼『あ、そういえばそろそろみんなお疲れだよね?』
肇「そうですね。小梅ちゃんも眠そうですし」
小梅「そ、そんなこと——」
肇「子供はもう寝る時間だよ?」
小梅「……」シュン
青鬼『大丈夫だよ小梅ちゃん。まだまだ一緒にいられるから』
青鬼『ここを出た後だってお話はできるんだから』
小梅「は、ハイ! 約束……」
青鬼『? 小指を私に向けてどうしたの?』
肇「指切りですよ」
青鬼『えぇ!? い、痛いのは勘弁してよぉ』ウルウル
肇「違いますよ」
——説明中——
青鬼『なんだ……心臓に悪いよ』
小梅「ご、ごめんなさい」
青鬼『あぁ、ううん。気にしてないよ』
青鬼『それじゃあ、しよっか』
青鬼『私は小指が大きいから当てるだけね』
小梅「ゆーびきりげーんまん——以下略」
小梅「指切った」
青鬼『…・・・』
青鬼『ねぇ、肇さん』
肇「なんでしょうか?」
青鬼『私、うそつけなくなっちゃったよ……」
肇「あー違います! 針千本は比喩的なサムシングですって!」
比奈「楽しそうッスね」
モバP「そうだな」
モバP「青鬼も早く外に出たいだろうし」
比奈「……」
モバP「どうしたんだ?」
比奈「いえ……ただ」
比奈「あの人は本当に外に出れるんでしょうか」
モバP「そうだな。あのなりじゃな……」
モバP「まぁ、呪いかなんか掛けられてるんだろ」
モバP「お姫様みたく魔法が解ければ元に戻るはずだ」
比奈「……そうだといいッスね」
比奈(Pさん。現実はそんなに甘くはないッスよ)
青鬼『じゃあ、私が使える部屋に案内するからみんなついてきてね』
比奈「わかったッス」
モバP「俺は図書館に用事があるから先にみんなを案内しておいてくれ」
青鬼『うん。全員、私について来てねー』
一同「はーい」
モバP(メモチョウをかざした青い巨人に向かって号令する美少女たちの図)
モバP(悪くないな)
モバP(さて……俺は一仕事しますか)
ここまではなんとかドジを踏んでないぜ……
——図書館——
モバP「ふぅ……」
モバP(それにしても全然目ぼしいものが出てこないな……)
モバP(ここの館の資料なんて出てきやしない)
モバP(もしかして、ここの秘密に関してはもっと別な場所に資料が保存されてるのか?)
モバP(重要なものだろうし確かに図書館には置かないだろうな)
モバP「無駄足だったかぁ」
肇「Pさん」
モバP「肇……まだ寝てなかったのか?」
モバP「俺の体内時計だともう夜の12時くらいだぞ?」
モバP「夜更かしは感心しないな」
肇「今日くらいちょっとだけ許してください」
モバP「あー、俺はなにもーみてないー」
肇「ふふ、ありがとうございます」
モバP(いつもなら怒るところだけど今日だけは目を瞑るか)
モバP「小梅はもう寝たか?」
肇「はい。青鬼さんの胸の中でぐっすり眠っています」
モバP「小梅があんなに懐くなんて珍しいこともあるよな」
肇「小梅ちゃん、映画でしかみたことのないような人に会ってるから興奮してるんですよ」
モバP「……やっぱり肇にも人に見えるか?」
肇「……はい。気遣いが出来て明るい子だと思います」
モバP「ちょっと人に気を使いすぎている面もあるけどな」
モバP「それから、比奈はどうだった?」
肇「ひたすらマンガを描いてます」
モバP「注意してもあいつは聞かないからな」
肇「そうですねー」
モバP「それで、肇はどうしてここにきたんだ?」
肇「隣、いいですか?」
モバP「そ、そんなに近寄るなよ……」
肇「えい」ダキ
モバP「ふ!」シャキ
モバP「腕に抱きつくのは!」
肇「そんなに、強がらなくてもいいですよ?」
モバP「え……?」
肇「変に頑張らなくてもいいっていってるんです」
肇「Pさん、この状況少なからず不安になっていますよね?」
モバP「……」
肇「こんな風になって怖がらない人なんていませんよ」
肇「私たちを不安にさせないためにこうして毅然と振舞っているんですよね?」
モバP「そんなことは——」
肇「落ち着かないから……こうして寝ずに外に出る方法を模索しているはずです」
モバP「……はぁ」
モバP「そうだよ」
モバP「俺は怯えてる。間違いなく」
モバP「弱いな俺」
モバP「たぶんお前たちがいなかったら俺はもっと酷かっただろう」
肇「?」
モバP「喜んでいる小梅。普段通りの比奈。戸惑いながらも適応しようとしてる肇」
モバP「そんな見せられたら俺がこうやって頑張るしかないじゃないか」
モバP「アイドルたちが頑張っているのにプロデューサーの俺が踏ん張らないでどうするんだ——てな」
肇「なに言ってるんですか」
肇「私も怖いですよ……」
肇「きっと比奈さんも普段通りにしてますけど不安なはずです」
肇「小梅ちゃんはちょっとわかんないですけど」
肇「出来れば一刻も早く家に帰りたいです」
モバP「ごめんな……」
肇「Pさんのせいじゃないですよ」
肇「みんなは怖いのは一緒ですし、一人で抱え込まないでください」
モバP「肇……」
肇「なにかあったら言って下さいよ?」
肇「一人じゃ、ないんですから……」
モバP(あれ、おかしいな。肇ってこんなに色っぽかったっけ?)
モバP(や、やばい。体が勝手に……)
肇「Pさん。私はその……構わないですよ?」
比奈「エロゲは18才以上からッスよ」
モバP「///」シュボン
肇「///」シュボン
モバP「お、おま……いつから……」
比奈「最初からッス」
比奈「まぁ、こういう状態なら本能的にそういうのが増すのかもしれないッスけど」
比奈「流石に担当アイドルに手を出すのはないッス」
エロ展開だと思った紳士の方は腹筋175回でオナシャス
大丈夫、今までの流れから青鬼が無意識に横やりを入れてくると思ってたから
モバP「これは……その」
比奈「別に言い訳しなくてもいいッスよ」
比奈「最悪もしアタシが止めに入ってなかった場合」
比奈「やってる最中にデッサンを隠れてやっていましたッスから」
モバP(うわ……よかった)
肇(そ、その場のノリでいこうとしてこうなるとは……)
え?
>>178
まぁ、もしエロをやる予定なら冒頭にそれを明記するんで引っ掛からないですよね。
比奈「それからなにか渡すものがあるんじゃないッスか?」
肇「あ、そうだ……Pさんこれです」
モバP「なんだ、これは?」
比奈「上杉謙信の人形ッスよ」
肇「青鬼さんからPさんに渡してくれって頼まれたんですよ」
比奈「正義をかかげてた武将ッスよ」
比奈「毘沙門天を信仰してたッス」
モバP「思い出した……」
モバP「そういえば小中で習ってたやつだ……」
モバP「でも、どうして俺にこれを」
比奈「他意はないと思うッスよ」
最初上杉しんげんと書いてなにかがおかしいとおもい停止。
しばらくして陰と陽が混じっていることに気付いて赤面。
流石の俺もなん回もやれば学習しますよ。
今度は大きなことにならなくてよかった。
比奈「生涯伴侶がいなかったって点は酷似しそうッスけどね」
モバP「おい」
比奈「だから、冗談ッスよ」
肇「私はなんとなくですけど、青鬼さんにはPさんがそれと似てるように映ったんじゃないでしょうか?」
モバP「どうだろうな」
モバP「謙信みたく勇敢になれればいいけどな」
比奈「十分勇敢じゃないッスか」
モバP「え?」
比奈「絶対断られるはずなのにうちらのためにわざわざテレビ局にまで行ってプロフィールを置いてくるだとか」
モバP「いや、それは仕事だから——」
比奈「仕事でも……そう易々とはできないッスよ」
比奈「すげー緊張すると思うッス」
比奈「でも、Pさん逃げないでアタシたちのためにちゃんと勇敢に戦っててくれたじゃないっスか」
比奈「それこそ、軍神上杉謙信みたく」
肇(最初は否定してたのにやっぱり比奈さん……)
比奈「ま、とりあえずこの話は終らせてもう寝るッスよ」
肇(あー、比奈さん恥ずかしがってますね……)
比奈「一応食料には困らないみたいッスし」
比奈「人間なんとかなるッスよー」
モバP「そうだな……何日間ここにいるかわからないし今日はもう寝るか」
肇「はい。それじゃあ、案内しますね」
モバP「よろしくな」
よーし。乗ってきた。まだまだ続くからいる人は頑張ってくださいね!
——翌日——
モバP「うーん。やっぱ図書館にはなにもなかったか……」
小梅「Pさん……」
モバP「どうしたんだ、小梅?」
小梅「一緒に怪談しません…・・・か?」
青鬼『階段ってどういうゲームなのかP君教えてくれる?』
モバP(なんか、手とか繋いじゃってるんだけど……)
モバP(青鬼が手が長い分なんとかなってる……)
モバP(なんだろうなこの光景。数十年前の映画にありそう)
———説明中———
そう言えば、この洋館はどのverの構造をしているんだろう…
別館もあるのかな?
青鬼『あぁ、なるほど。そういうことだったんだ』
モバP「青鬼はそういうの知らないみたいだからここは俺と小梅で青鬼聞かせてやろうか」
小梅「は、はい……ふふ、楽しみ。あ、あの子も喜んでる」
モバP「よーし。それじゃあ、図書館の電気を消すぞー」
青鬼『ちょ、ちょっと待って!』
モバP「どうしたんだ?」
青鬼『そ、それじゃあ私の紙が見えなくなっちゃうよ?』
モバP「確かにそうだな」
青鬼『だ、だからさ。電気は付けておこうよ』
>>192
verはどうでしょうね。いつのだろうこれ……
まぁ、お話の流れで察してください。
把握
モバP「もしかしてお前……怖いのか?」
青鬼『そんなことないよ。全然平気だよ」
モバP「持ってるペンが震えて文字が汚いんけど」ニヤニヤ
青鬼「」ピ
モバP「イタ! い、今ボールペン投げただろ!」
青鬼 ペンを拾ってから「知りませーん」プイ
モバP(なんて態度とるんだよ……)
モバP「あー、じゃもう仕方ないな」
モバP「小梅、電気消すから待ってろよ」
青鬼『ま、待って! ごめんなさい! 嘘です怖いです!』ビラビラ
モバP(一生懸命ビラビラ紙を振って音を鳴らしアピールしている……)
モバP「はぁ……悪いな小梅。雰囲気はなしだ」
青鬼「!」
小梅「だいじょうぶ、です。もう出て、ますから」チラ
モバP(それは遠まわしに酷くないか?)
モバP「そういえば肇はどこだ?」
青鬼『料理してるよ』
青鬼『私が作るって言ったんだけどね。断られちゃった』
青鬼『労力使うだろうし、そんな気を遣わなくてもいいのに』
モバP「青鬼だって人に気を結構遣ってるじゃないか」
モバP「どうでもいいようなことも気にしてるし……」
モバP「別に俺らはお客様じゃないんだから遠慮しなくてもいいんだぞ?」
青鬼『なんか……そういうのわかんないからいいよ」
モバP(わかんないって……まぁ、俺も人のことをとやかく言えないか)
もう、そろそろ安価やろうと思うんで準備しててくださいね。
ここまで付き合ってくれている人にサービスです
モバP「それじゃあ、誰から怪談を始める?」
小梅「Pさんの……聞いてみたいです」
モバP「俺のかぁ……頑張ってみる」
青鬼『あ、あんまり怖いのは勘弁してね?』
モバP「そうだな。決めたぞ」
モバP「これは友達から聞いた話なんだけど……」
モバP「修学旅行にいったそいつは>>202」
ありゃ、人いなかったか。
この時間帯にホラー書くと火災報知機が謎の誤作動起こすから足早に終らせるけどごめんなさいね。
何を答えれば良いんだぜ
動作なのか人なのか
モバP「これは友達から聞いた話なんだけど……」
モバP「そいつは——」
———
モバP「っていうわけだったんだ」
小梅「おぉ……さすがPさん」キラキラ
青鬼「」ブルブル
モバP「いや、あの。その図体で小梅の両肩掴みながら震えるなよ」
青鬼『あ、あんまり怖いのはダメって言ったのに……』
>>204
ごめん。ぼけてた。
人を答えてほしかった。
安価って難しいね。自粛しまーす
そろそろSSに慣れようぜ俺!
後から見る人もごめんなさい。
こんな読みづらいSSで。
このスレ終ったらなんでもいうこと聞くんでそれで許してください。
ん?
モバP「そ、その……」
青鬼『言ったのに!』ビラビラ
モバP(正確には書いたのほうが正しいんだけど……)
モバP「ごめんごめん。悪かったこの通りだ」パンパン
青鬼『……うん。わかった』
モバP(あ、もしかしたらチョロいのかもしれない)
小梅「つ、次は……私です」
モバP「待ってましたー」パチパチ
青鬼「」パチパチ (帰りたい……)
小梅「ご、ほん……」
小梅「これは——」
モバP(お、こういうときだけしっかり喋ってる)
青鬼「」ビクビク (ど、どんな話なのかな……)
小梅「——」
モバP(徐々に波に乗り始めたか)
青鬼「」(もうやだー……)
小梅「——!」
青鬼「」ビクン(ひ、!)
モバP「イタ!」
モバP(ちょ、肩に触れたくらいでめっちゃいたかったぞ!)
小梅「——!」
青鬼「」(やばい! 怖い!)
モバP(やばい! 命が!)
モバP「こ、小梅そろそろ——」
小梅「——」
青鬼「!」ビクーン (うわぁぁぁぁ!)
モバP「グフ!」
モバP「抱きつくな! 締まってる! 両腕で俺の体を真ん中から真っ二つに折ろうとするな!」
モバP「小梅も——」
小梅「——」
青鬼「」ギュ
モバP(誰も聞いてないのかぁぁぁぁ!)
モバP(り、立体起動装置は……!)
モバP(三メートル級奇行種が相手じゃ俺一人じゃ分が……!)
小梅「——!」
青鬼「」グ
モバP「んあ……」ボギ
小梅「というわけでした……」
青鬼『うぅ……だから怖いのはイヤなんだよ……」
小梅「あ、れ? Pさん……」
小梅「な、なんで白目を向いて倒れて、いるん……ですか?」
モバP(死ぬ……)
今日は休みだからこのままいけば……やれる! やれるぞ俺!
おそらく今日フルに活用すれば今日中には完結すると思います。
一時間だけ、休憩しマース
乙
無理は良くないぜ
>>1乙!自分としては青鬼さん女体化して欲しいかなーって。
青鬼の正体ってなんだったの?
>>219
unknown。作者が正体を明かしていない。
verによって青鬼の行動や性質、現実への干渉の度合い等が違い、議論の種になっている
復活。若干寝たからもう大丈夫
昨日はミスが多くてごめんなさい。
どんどん読んでくれる人が減ってるな……
いや、時間帯の問題だと思うけど…
読んでるよ
そっか、時間か……
よし、朝風呂も飯も完了したぜ。
これから書くんだぜ!
中弛みが激しくなってるかもしれないから
ちょっと物語のテンポを上げようか迷う
———
青鬼『さっきはごめんね。大丈夫?』
モバP「あぁ、うん。たぶん」グキグキ
肇「もう……あんまりふざけ過ぎないでくださいね?」
モバP「ありがとうな肇。わざわざ湿布張ってくれて」
青鬼『ご、ごめんなさい……』
モバP「そんなに謝らなくてもいいって」
肇「そうですよ。ちょっと謝りすぎですってば」
肇「Pさんは人よりも頑丈ですから心配いらないです」
青鬼『でも、痛かったでしょ?』
モバP「問題ない。実は俺の胸ポケットの中にドリンクがあってこれを飲むと……」ゴクゴク
モバP「ほら、元気になったぞ」シャキ
肇(いい加減その怪しいドリンクの正体を教えてもらいたいところですね……)
青鬼『大丈夫ならそれに越したことはないけど……』シュン
モバP「そんなに落ち込むなって」
モバP「あぁ。そうだ。肇、料理美味しかったぞー」
肇「簡単な料理じゃないですか」
肇「昨日の青鬼さんのに比べば劣りますよ」
モバP「うーん、母の味って感じで俺は好きだったけどな」
青鬼『は……は?』
青鬼『!』
モバP「お、おい!」
肇「あ! 急にどうしたんですか!?」
モバP「頭を押さえてるけど頭でも痛いのか!」
青鬼『へ、平気……』
青鬼『ちょっと、頭が痛くなっただけ。アハハ……」
モバP「本当に大丈夫なのか?」
青鬼『うん。大丈夫』
肇「無理しないでくださいね?」
青鬼『問題ないってばー』
青鬼『あ、そういえば昨日の夜歴史の他にも人形の作り方を教える約束してたっけ』
青鬼『今、教えちゃうよ』
肇「でも……」
モバP「いいんじゃないか? 幸いはしゃぎすぎて小梅も寝てるし」
肇「じゃあ、ちょっとだけ」
モバP「俺もこういうのは不得意だけど挑戦してみるか」
青鬼『はいじゃあ、これ。作り方は私がレクチャーするから』
肇「わぁ……いろんな布があります」
青鬼『えっとねーまずは——』
モバP「ここはこうでいいのか?」
青鬼『そうそう上手い上手い』
肇「♪」
青鬼『肇さんは器用だね』
モバP「肇は陶芸をやってるから物作り系はなんでもいけそうだよな」
青鬼『それに比べてP君は……』ビラビラ
モバP「俺の顔の近くで紙をビラビラさせるなよ」
モバP「イタ!」チク
青鬼『あー、不注意だよー。待ってて絆創膏取って来るから』
モバP「このくらい大丈夫だよ」
モバP「舐めておけば直るって」チュ
青鬼「」(舐めておけば……)
青鬼「」ス
モバP「どうしたんだ、急に手を差し伸ばしてきたりして」
青鬼「」グ
モバP「待て待て待て待て待て!」
モバP「なんで俺の手を掴んで口元に持っていこうとしてるんだ!?」
青鬼「」アーン
モバP「でかいって! 口が!」
モバP(こ、このままじゃ腕ごと食われる……)
モバP「は、肇! ヘ、へるぷ!」
肇「♪」
モバP(くっそ、集中してこっちが見えてない!)
青鬼「」パク
モバP「あ……」
モバP(指先から肘辺りまですっぽり食われた)
モバP(俺の手が青鬼の舌に蹂躙される)
モバP(ネバっとした唾液の感触や紙やすりの様にざらざらした舌が俺の腕を舐めていく)
モバP(口内は暖かく不思議と嫌な感じはしない)
モバP(途中腕が歯に当たったりしているが痛みはなかった)
モバP(青鬼はこういうのに慣れていないのか、たどたどしく俺の腕の味を確かめるように舐めている)
モバP「ってー! 俺はなに解説してるんだよ!」
青鬼「」チュパチュパ
肇「♪」
———
モバP「あー、もう酷い目にあった」
モバP(でも悪気があったわけじゃないから怒れないんだよなー)
モバP(今日はもう遊ぶのをやめてまた資料集めを再会するか)
モバP(図書館にいても情報は得れなさそうだし)
モバP(それにしても、一日だけでどばっと疲労が蓄積されたな)
モバP(これじゃあもう比奈の相手は無理だな……)
モバP「まぁ、あいつは漫画を描いているいっか」
訂正
———
モバP「あー、もう酷い目にあった」
モバP(でも悪気があったわけじゃないから怒れないんだよなー)
モバP(今日はもう遊ぶのをやめてまた資料集めを再会するか)
モバP(図書館にいても情報は得れなさそうだし)
モバP(他の場所に行ってみるか)
モバP(それにしても、一日だけでどばっと疲労が蓄積されたな)
モバP(これじゃあもう比奈の相手は無理だな……)
モバP「まぁ、あいつは漫画を描いているいっか」
モバP(さて、現在地は図書館……)
モバP(どこに行こうかな)
モバP(そういえば畳がある大部屋があったな)
モバP(あそこに行ってみよう)
モバP(確か、あそこの部屋に押入れがあったんだけどノータッチだったからな)
モバP(なにかあるとは思わないけど念のため確認しにいかないと)
———
モバP「ふー。それに建物は洋式なのにこうやってしっかりと畳みはあるんだな」
モバP(なんだか実家を思い出すなー)
モバP(よく兄貴と取っ組み合いの喧嘩して畳みの上に投げ飛ばされてたっけ)
モバP(そうそう……えっとー押入れは)
モバP(よし、開けてみるかー)
サー ドン
青鬼「……」
サー ドン
モバP(い、今反射的に閉めちゃったけど青鬼がいなかったか?)
モバP「も、もう一度」
サー ドン
青鬼『反省しています』シュン
モバP「あー、うん。俺は別に怒ってるわけじゃないからな?」
モバP「別にそこまで落ち込まなくても……」
青鬼「……」
サー ドン
モバP(今度は自分から閉めた)
モバP(あの大柄で体育座りしてる図って相当シュールだったな)
モバP(……そっとしておこう)
モバP(さて、押入れの中はなにもなかったし)
モバP(次はどこにいくか)
比奈「Pさんちょっといいッスか」
モバP「お、どうしたんだ」
比奈「たいした事じゃないんッスけどこれ……」
モバP「ドアノブ……か?」
比奈「そうッス。なんかしらないッスけどアタシの部屋に転がってたッス」
比奈「もしかしたらなにか大事なものなのかもしれないッスから届けにきたッスよ」
モバP「こんなの渡されてもな……」
モバP「まぁ、なにかに使えるかもしれないから預かっておくよ」
比奈「はいッス。それじゃあアタシは部屋に戻るッスよ」
モバP「なぁ、比奈。今はなに書いてるんだ?」
比奈「出来てからのお楽しみッス」ニコ
比奈「そんじゃ、頑張ってくださいッスよー」
モバP「あぁ、完成したら見せてくれよ」
モバP(それにしても、こいつはどう処理しようか)
モバP(困ったもんだなー)
モバP「まぁ、歩きながら考えるとするか……」
モバP「ん?」
モバP(ここの壁だけ若干色が新しくなってる……)
モバP(すげー、きになるな)
モバP(ちょっとだけ傷付けても問題ないはず)
モバP「確か万能ナイフがポッケの中にあったよな」
モバP「これのナイフの部分を使ってちょっとだけ削って……」スー
モバP(? やっぱりおかしい。クロスの向こうに黒色の……)サワサワ
モバP(堅い材質のなにかが埋まってる)
モバP(クロスを引き剥がしてみよう)
——作業中——
モバP「なんだよこれ……」
モバP「隠し、扉か?」
モバP(まさかクロスの向こうが黒いドアだったとはな)
モバP「でも、ドアノブが……あ」
※クロス 壁紙のことです
モバP「早速出番か……」
モバP「これを差し込んで……っと」
モバP「よしよし。しっかり嵌った」
モバP(なんだか緊張とわくわくが混ざってるな……)
モバP(隠し扉とか子供の頃憧れてたし仕方ないか)
モバP「それじゃ」
ガチャン
実物はこんなに青鬼と仲良くなれるんですか?
>>249
無理。
ある特定のverでは似た感じのシーンがあるけど実は…
>>249
普通に襲われるよ
だから逃げないと喰われる
モバP「うわ、暗いな」
モバP(煙草のライターがポッケに……)
モバP「これでとりあえずなんとか」シュボ
モバP「ん? 蝋燭があるのか」
点火
モバP「これで少しは明るくなったな」
モバP「お、本棚」
モバP「しかも、どれもこれもこの館に関わる資料が置いてある……」
モバP(これはビンゴだな)
※ 本編と若干違う部分あるけど許してね
モバP(こんくらいの資料を読めば大体大丈夫だろう)ドサ
モバP(あとはゆっくり部屋で読むか)
モバP「?」
モバP(なんだ……? 本棚の横の地面に擦ったような跡があるな……)
モバP(もしかして……)
モバP「せーの」
ズサー
モバP「ま、また隠し扉かよ……」
モバP「一応入ってはみるけど……」
ガチャン
モバP「な、なんだここは……」
モバP「牢屋……か?」
モバP(なんかここ、嫌な感じがするな)
モバP(気分が悪くなる……)
モバP(引き返そう……)
モバP「ん?」スタ
モバP「誰かの手記か?」
モバP(と、とりあえず早くここから出よう)
——図書館——
モバP「はぁ……一応収穫はここの資料と手記か」
モバP(脱出への糸口が見つかればいいけどな)
モバP(よーし。根気入れていっちょ読むかー)
——モバP用意された自室——
モバP「ああ。結局得られた情報は少なかったかー」
モバP(わかったことはここの持ち主だった家系はそこそこのお金持ちだったってこと)
モバP(さらに、若干古風な考え方をもっているって印象だったな)
モバP(あとはこの手記だけ……)
コンコン
モバP「はーい」ス
ガチャ
青鬼『こんばんわ』
モバP「青鬼か……どうしたんだ?」
青鬼『小梅ちゃんと肇さんがもう寝ちゃったから暇で……』
モバP「そして、青鬼は眠れないのか」
青鬼『うん……』
青鬼『ベッドのほうに座ってもいいかな?」
モバP「あぁ」
青鬼「」ドス
モバP「ん? 気のせいかもしれないけど青鬼若干色が薄まったか?」
青鬼『え?』
モバP「うん。そうだ。初めて会ったときは深い青だったのに今はスカイブルーみたくなってる」
青鬼『自分じゃよくわからないや』
モバP「そっか……でもなんも変らないよりかはいいだろ?」
青鬼『そりゃそうだけど……』
モバP「それで。どうして眠れないんだ?」
青鬼『ほんのちょっとだけ……記憶が戻ったの』
モバP「本当か!?」
青鬼『って、いってもぼんやりだけどね』
青鬼『私に戻った記憶は天井だった』
モバP「天井?」
青鬼『うん。鈍色の天井』
青鬼『それをずーっと私は眺めてた』
青鬼『理由はわかんないけどね』
青鬼『そんなビジョンがふと頭を過ぎったんだー』
青鬼『ただそれだけのこと……』
青鬼『ごめんね。へんな期待させて』
青鬼『でも私にとっては大きな進展だったからさ』
モバP「そうか」
モバP(天井をただ見つめていた……どういう意味なんだ?)
サッカーの試合が始まるまでに終りそうにないな。
頑張れ俺。
青鬼『そして、なんで私は天井だけを見ていたのか気になって……眠れなくなっちゃったの』
青鬼『なにを考えてあんな風にボーットしてたのかって……』
モバP「ゆっくり思い出していけばいいんじゃないか?」
モバP「焦る必要はないだろ」
青鬼『そう……だよね。ごめんね。愚痴みたくなっちゃって』
モバP「謝るなって。その癖、あんまりよくないぞ?」
青鬼『えと。じゃあ、どうすれば」
モバP「ありがとうに変えてみればいいんだ」
青鬼『ありがとう?』
モバP「もし、なにか親切なことをされたらお前ならなんていう?」
青鬼『ごめんなさい』
モバP「それをありがとうに変えてみ」
青鬼『ありがとう』
モバP「そっちのほうがなんとなく良く見えないか?」
青鬼『確かに』
モバP「ごめんなさいは負のイメージが強いけどありがとうはプラスのイメージが強いからなんだよ」
モバP「言われたほうもごめんなさいより、ありがとうの方が受け取ったときに幸福な気持ちになるんだ」
青鬼『あー、なるほど』
青鬼『じゃ、じゃあ。話を聞いてくれてありがとう」
モバP「どういたしまして」
青鬼『なんか慣れないと恥ずかしいね……』テレテレ
モバP(どうも一歩引く癖が青鬼にはあるみたいだな……)
モバP「そうだ。俺からお礼言わなくちゃいけないことがあったんだ」
モバP「この上杉謙信人形。ありがとうな」
青鬼『ううん。元々作ってたやつをあげただけだから』
モバP「どうして、俺にこの人形を?」
青鬼『一目見た瞬間それっぽいなーっと思って』
モバP「そうなのか?」
青鬼『うん。オーラがそれっぽかったから』
モバP「うーん。俺は謙信みたく強くはないからな」
青鬼『力の問題じゃないよ』
青鬼『心清からさとか内側には凄い闘志を秘めていそうとかそんな感じだよ』
青鬼『だって、P君はあの三人のためなら例えなにが相手でも戦うでしょ?』
モバP「あの三人限定ってわけじゃないけどまぁな」
青鬼『それだけで十分だよ……』
青鬼『それから謙信は私が一番好きな人だから大切にしてね!』
モバP「あぁ、わかった。大切にする」
訂正
青鬼『心の清らかさ、とか、内側には凄い闘志を秘めていそうとかそんな感じだよ』
モバP「そういえば青鬼はここを出たらどうするんだ?」
青鬼『うーんっと。どうしようか』
モバP「まだ決めてなかったのか……」
青鬼『だって、いつ出れるかなんてわからないし……』
モバP「確かにな」
青鬼『とりあえず外に出れたら、肇ちゃんと陶芸をしてみたいかな』
モバP「はは、今度は肇が先生になるのか」
青鬼『その次は小梅ちゃんと一緒にほらーえいがを見てみたい』
モバP「怖いけど大丈夫か?」
青鬼『う……頑張るもん』
青鬼『あとは……まんが? を読んでみたい!』
モバP「比奈に頼めばたくさん貸してくれると思うぞ」
青鬼『後はね、てれび? も見てみていし。ゆうえんちってのにも行ってみたい!』
モバP(青鬼は本当になにもしらないんだな……)
青鬼『後ね後ね!』
モバP(すげー、はしゃいでる)
モバP「でも、外に出たらその体とか働く場所とか住む場所とかいろいろ大変だぞ?」
青鬼『あ……そうだった」
青鬼『この身形はどうせ出たりとかすれば変るんだろうけど……」
モバP「どうしてそう思うんだ?」
青鬼『勘』
モバP(アバウトだなー)
青鬼『うーん。そっかぁ。住む家か……」
モバP「もしよければさ……うちで住み込みで働かないか?」
青鬼『え……?』
モバP「もしさ、その体のままだったらいろいろと不便だろ?」
青鬼『う、うん』
モバP「その分ある程度理解している俺やらうちの三人がいればフォローすれば不便はなくなると思うんだ」
モバP「ちひろさんはびっくりするだろうけど……きっとやり易い職場だと思うぞ」
モバP「決まったわけじゃないから詳しい仕事内容は明かさないけど」
モバP「まぁ、要はここから出ても安全に暮らせるってことだ」
青鬼『それは有難いけど』
青鬼『……どうしてそんなに優しくしてくれるの?』
モバP「青鬼が思いのほかいいやつだったからだよ」
モバP「こいつとなら一緒に働いてみたい。ただそれだけ……」
青鬼『P君は私を必要としてくれるの?』
モバP「……まぁその解釈であってる」
青鬼「」プルプル
モバP「ど、どうしたんだ急に震えだして?」
青鬼「」ポタポタ
モバP「え? な、涙?」
モバP「ごめん、なんかしちゃったか?」
青鬼『違う……私にもわからない。急に涙が出てきて』
モバP(あれ、青鬼の周りから光が……)
青鬼「」グスン
モバP(だんだん体が小さくなって……)
モバP(黒い髪の毛が生えてきて肌の色も青色から肌色になっていく)
モバP「え、え、もしかして……」
モバP(光が収まると青鬼は完璧に少女の姿になっていた)
モバP(背中まで伸びた艶のある黒髪。白人のような色白の肌)
モバP(そして、一番印象深いのは日本人ではありえない澄んだ青い目)
モバP(綺麗な海のような瞳はどこまでも澄んでいる)
モバP(身長は小梅より少し高いくらいだ)
モバP(服装は白のブラウスと黒のミニスカート)
モバP(先程光の放流があったときに突如形成されたもの)
モバP(ドールのような青鬼は目をパチクリとさせている)
モバP「は?」
青鬼「」キョロキョロ
モバP「お、おい! なにか喋ってくれよ!」
青鬼『な、なにが起こったの?』カキカキ
モバP(人の姿でも筆談なのか)
青鬼『あれ、手が小さくて髪もある』
青鬼『人の体だ……』
モバP「そうだ! これがお前の真の姿だ!」
モバP「理由はわからないけど戻ってるんだ!」
モバP(しかも、うちのアイドル達の中でもトップクラスの可愛さだ!)
青鬼『ちょ、ちょっといい?』ピト
青鬼『ん……あ、暖かい』
青鬼『……』ダキ
モバP「う、嬉しいのはわかるけど抱きつくのは——」
青鬼「……」(暖かい。人の温もり……)
モバP「……」(そんな顔されたらなにも言えなくなるだろ)
モバP(やばい。あの姿ですらドキンとすることがあったのに女の子の姿に変ると……)
モバP(気を引き締めないとやばそうだぞ)
青鬼『ありがとう』
青鬼『本当に戻れてるよ……』
モバP「ああ。本当に戻ってる」
青鬼『ね、ねぇ!? 私、可愛いかな!?』
モバP「100点」
青鬼『やった!」
モバP(切り揃えられてる前髪と後ろの髪を揺らしながら喜んでるな)
モバP(最初は事務員として働いてもらおうかと思ってたけどこれならアイドルもいけるな……)
青鬼『ねぇ、P君。外に出れたら私の願い事一つだけ叶えてくれる?』
モバP「唐突だな……」
青鬼『ご、ごめんね——じゃなくて。一つだけP君と一緒に見てみたいものがあるの』
モバP「なんだ?」
青鬼『桜』
モバP「桜? なんでまた……」
青鬼『わかんないけど……このフレーズだけは絶えず私の頭の中に残ってやつなの」
青鬼『おそらく、記憶がなくなる前の私は凄く桜を見たがってたと思うの』
モバP「それは構わないけど季節がなー。今はもう五月後半だし」
モバP(そういえば館の外にも桜の木がびっしりと植えられていたな)
青鬼『え!? 今の季節じゃ見れないの?」
モバP「一年待てば見れるだろうけど……」
青鬼『そ、そんなー』ヘナヘナ
モバP「季節が過ぎれば絶対見れるから安心しろ」
青鬼『本当!? じゃあ、我慢我慢』
モバP「あ、そうだ。鏡で自分の姿を確認してみろよ」
青鬼『うん! そうするー』
モバP「机の上に手鏡があるからそれ使ってくれ」
あー。ここまで来ちゃったかー……
これから先若干レスが荒れる覚悟で挑まないと……
こっから先は作者のエゴが含まれているので気分を害した方はすいません。
まぁ、でも、青鬼をわかっている人ならこのスレが狂気に満ちていると察してくれてるから大丈夫か。
このスレが狂気に満ちてるかは別としても
青鬼原作通りでアイドルむしゃむしゃ
されるよりは大丈夫だと思う
うん、>>274の言う通り
それに、『青鬼』は人それぞれの受け取り方が出来るゲームだから、こんな『青鬼』が有っても良いと思う
青鬼「……」
モバP(手鏡もって固まっている)
モバP(想像以上に自分が可愛くて驚いてるのか?)
青鬼「」コト
モバP(震えながら手鏡を置いた)
モバP(なんか様子がおかしい気が……)
青鬼「あぁぁぁぁぁぁぁ!」グ
モバP「お、お前自分の手で眼を潰したのか!?」
青鬼「うぅぅ!」
青鬼『早く私を一回の牢屋に連れて行って!』
モバP「あそこのことか!?」
モバP「でも——」
青鬼『いいから! 私がこの状態でいる間に早く!』
モバP「わ、わかった……」
青鬼『私を牢屋の中に入れたらすぐに鍵をかけてよ!?』
———
モバP「なんとかあの部屋に担ぐのは成功したけど……」
モバP「一体なんだっていうんだよ……」
モバP「急に発狂して、自分の手で眼を抉り潰すなんて」
モバP(もしかすると……自分の容姿をみて記憶が戻ったのか?)
モバP(確かここの化け物は迷いこんだ人間を食い殺すっていう話だったけど)
モバP(記憶が戻ったため殺人衝動がまた起こったのか?)
モバP(だけど、例えそうだとしても目を潰す必要はあったのか)
モバP(わからない……一旦みんなを集めるか)
モバP「……」
モバP「そういえばこれ……」ス
モバP「あの牢屋で見つけたやつだ」
モバP「……読んでみるか」
———
比奈「どうしたっスかーみんなをリビングに集めて」
肇「小梅ちゃんが眠たそうです」
小梅「……」ウトウト
モバP「みんな悪いな。わざわざ集まってもらって」
モバP「実は——」
ガシャガシャガシャン!
比奈「な、なんッスか? 今の音」
小梅「な、んです……か?」
肇「き、きたこともないような音です……」
モバP「みんな落ち着いて聞いてくれ」
モバP「さっきの音はたぶん、青鬼が鉄格子を揺らす音だ」
肇「え!? でも……」
モバP「やつはな。正真正銘化け物なんだよ」
肇「そ、それは酷くないですか!? だって……」
モバP「肇……事実なんだ」
肇「うそ……そんな」
モバP「俺も最初『噂』だと思ってたんだ」
モバP「みんなには伝えてなかった真相」
モバP「ここの屋敷はただ化け物が出てくるわけじゃない」
モバP「人を食べる鬼が出てくるんだ」
モバP「俺もあいつと会ってからは化け物がでるっていうのは本当で人食いっていうのはガセだと思ってた」
モバP「けれど、それは俺の判断ミスだった……」
モバP「ここにある手記」
モバP「これが青鬼が人食いである証拠だ」
モバP「ここにはある給仕とここに迷い込んだ人間が書き記し文章がある」
モバP(内容は悲惨すぎて詳しくはこいつらには聞かせられないけど……)
モバP「まずここに迷い込んだ人のメモ」
モバP「その人は青鬼に殺されかけ、命からがら逃げている最中に記したもの」
モバP「どうやら途中でこの手記を拾って書いたみたいだ」
モバP「一緒にここに入ってきた友達3人が青鬼に食い殺されていくのが淡々と書かれていたよ」
モバP「書き手の人も恐怖で手が震えていたのかミミズが這ったような文字になってた」
モバP「俺も最初は認めたくなかった……」
モバP「でも、あいつは記憶が戻った瞬間途端におかしくなった」
比奈「記憶が戻ったんスか?」
肇「ど、どんな感じでしたか!?」
小梅「な、なんか言ってました……か?」
モバP「……自分の眼を潰したよ」
肇「え?」
比奈「どうしてッスか……」
モバP「まぁ、それは……」
モバP(こいつらには話せないよな)
モバP「きっと、俺たちを傷付けないためだろう」
モバP「この二つの点を照らし合わせて俺はヤツが人食いだと判断した」
肇「……」
小梅「……」
比奈「まぁ、そのことはわかったッス」
比奈「次は給仕さんの文をみてなにかわかったッスか?」
ようやくシリアル始まったか
>>286
長い序章ですみませぬ。
コーンフレークが食べたくなるな
モバP「ああ。そこにはある一人の少女のお世話をしている様子が記されてたよ」
モバP「内容がショッキングだから簡潔に話すけどその少女は死んでしまったんだ」
モバP「しかも、その少女は愛する母に殺された」
モバP「そしてその少女っていうのが——」
比奈「青鬼ッスね」
モバP「その通り」
モバP「母に対する恨みが具現化した鬼という存在になって死んだ今もここに顕現しているんだ」
比奈「鬼は人の恨みが形成するって話もあるくらいッスから、アタシそれに異論はないッス」
モバP「おそらくこの館はあいつの恨みの力で支配された空間だろう」
モバP「それは小梅のいつもいっている「あの子」が教えてくれただろ?」
小梅「は、はい。ここは居心地が良いって」
モバP「負のオーラが集まっているからだろうな」
モバP「玄関が閉ざされているのも青鬼が原因だ」
モバP「この空間を支配してるってことはそのくらいのことは出来るだろうからな」
モバP「つまり、俺がなにがいいたいかというと」
比奈「鬼退治をすればここから出れるってわけッスね」
モバP「……そういうことだ」
45分後に帰ってくる
待ってる
いよいよ佳境だな
おお……前半のほのぼのからのエグい展開
期待
ただいま、日本代表おめでとう。
俺のメンタル回復。
肇「ちょっと待ってください!」
肇「それじゃあ、青鬼さんを殺すっていうんですか!」
小梅「可哀想……です」
モバP「可哀想も何もあいつは人食いの鬼だぞ?」
モバP「情けをかけるいみはないだろ!」
肇「でも——!」
比奈「一番情が移ってるのはPさんじゃないッスか?」
肇「え……?」
比奈「……アタシにはわかってるッスよ」
比奈「このまま強引にでも鉄格子の中に入っている青鬼さんを殺すってPさんは言い出すはずッス」
比奈「そして、危ないから私たちはここで待ってろ、と」
モバP「……わかってるんだったらみんなここで待っててくれ」
比奈「そして、一人で青鬼さんのところへ行って、お話しでもする気じゃないッスか?」
モバP「」ピク
肇「本当なんですか?」
比奈「正気の沙汰ではないッスよ」
比奈「相手は自我を失った妖怪ッスよ?」
比奈「話が通用するわけなんてないっスね」
比奈「でも、Pさんは……可能性を捨ててない見たいッスよ」
モバP「どうして、わかったんだ?」
比奈「そんなの、当たり前じゃないッスか」
比奈「Pさんがこの中で誰よりも青鬼さんと仲良くしてたじゃないッスか」
比奈「なのに、急に殺すなんて普通は言わないッスよ」
比奈「それに、いつものPさんならそう易々と逃げの方向には向かわないと推測したんッスよ」
比奈「追い込まれた状況だからこそ、Pさんは勇敢に立ち向かうはずとアタシは踏んだッス」
比奈「まぁ、間違いなく話し合いを開始した途端、腕の一本は覚悟したほうがいいッスけどね」
肇「それもダメですよ!」
肇「穏便に解決する方法まだ残されてるはずです」
比奈「アタシも反対ッス。殺したほうが安全ッスよ」
肇「そういうんじゃなくて!」
肇「もう……」
小梅「……」オロオロ
比奈「こういう場面で逃げないのはPさんの美徳ッスけど」
比奈「アタシはPさん考えを否定してでもPさんがもっとも安全な策を行使したいっス」
モバP「……ここは俺に任せてくれないか」
肇「だから——」
モバP「危ないのは十二分にわかってる。でも、やらせてくれお願いだ」
比奈「なに言ってるんッスか」
比奈「あなたは怖くないッスか?」
モバP「心に勇みある時は悔やむことなし」
比奈(上杉の家訓を引用してきたッスね)
モバP「頼む。俺の勇気がある間にやらせてくれ」
モバP「後悔はしたくないんだ」
モバP「肇、俺も一生懸命考えたが俺の思いついた方法と殺す以外に道は残されていない」
モバP「俺を信じてくれ」
肇(凄い目……)
比奈「……」
小梅「…」オロオロ
※ 「心に勇みある時は悔やむことなし」勇気を持っておこなえば、悔やむことはない。 大百科参照
肇「わかりました……」
肇(あんな気迫見せられたら断れないですよ……)
比奈「しょうがないッスね」
比奈(家訓引用とかずるいッス)
比奈「けど、私たちも立ち会うッスよ」
モバP「……わかった。お前たちも青鬼と短い間だけど関わってきたもんな」
モバP「小梅もそれでいいか?」
小梅「は、はい……」ビクビク
モバP「よし、それじゃあ、決定だな!」
比奈(心に迷いなき時は人を咎めず)
比奈(本当にPさんには迷いはなかったッスね)
比奈(けど、Pさん)
比奈(どのルートを歩んだとしてもあなたが傷つくことはさけられないッスよ)
———
私が物心付いた時にはもう牢屋の中だった。
私は周りから鬼の子として扱われジメジメして空気が悪いところに押し込められていた。
原因は私の眼だ。スカイブルーの眼。
これのせいで私は光も差さない刑務所以下の牢獄に閉じ込められていた。
誰が私を鬼だと決め付けたのかと言うと実の母だった。
母は異国のものと不倫をして私を身篭ることになる。
しかし、うちの家系は異国のものに対して厳しい傾向だった。
さらに、不倫していたのが一発でばれるため私が生まれた瞬間。
母は金切り声を上げながら「なんで、私から鬼の子が生まれてきたんだ」
普通なら信じない。だが、うちは古風な家系だったためそれを受け止め、稚児のときから私を幽閉した。
母は周りの人間から慰められ同情された。
しめしめ。母は心の中で何度叫んだことだろうか。
しかし、別段私は気にしていなかった。逆に母の迷惑にならなくて両手を上げて喜びたい気分だった。
六畳くらいの広さで天井が低く殺風景な牢屋の中でもそれは最初から私の日常だった。
バイプベッドで横になって鉄の錆びたような匂いが私の鼻を刺激していても、それはいつも通りのことなので、気にすることはない。
人間、贅沢を覚えなければ、そんな空間でも気が狂わないで生活していられる。
けれど、こんな無機質な私にも願い事が二つほどあった。
一つ目は母に必要とされ愛されること。二つ目はここの屋敷の外にある桜の花を見ることだった。
桜の存在を知ったのは老婆の給仕がポロリと漏らした言葉がきっかけだ。
「桜の満開はいつころどううね……」
私は気になって視線だけ老婆に送っていた。
基本的に給仕と私との会話は、言語を教える事以外では禁止されている。
だが、老婆は独り言のように桜の説明をしてくれた。
自分よりも何メートルも大きな木に、ピンク色の花が鮮やかに咲いている物だと。
私の想像は追いつかなかった。
どれほど綺麗なのかも、想像できなかった。
しかし、だからこそ私は興味が沸いた。
一体どれほどの風光明媚(ふうこうめいび)なものだろうか、と。
教えてもらったその日は夜も眠れなかった。
年齢が八歳を過ぎた頃に、私はなんとなく自分のなにが原因で母に愛されていないのかを理解するようになる。
この、異国の父譲りのブルーアイだということに。
だったら、これを無くしてしまえば私は受け入れてもらえるのではないだろうか。
幼い私はそう決心して、小さな手で眼球を抉り取ろうとした。
だが、直前になって老婆が止めに入り大事にはならなかった。
どうして邪魔をするのか。幼い私は鶏冠にきていた。
後もうちょっとで取り除けたのに、と。
その日から見張りがいない間。私がおかしな行動に出ないように両手をロープで縛られることになる。
11歳になる年の出来事だった。
いつも私のお世話をしていた給仕が死去した。
その代わりに新しい給仕が雇用されることになった。
特別な感情は沸いて来ることはない。
ただ、食料を提供してくれるだけの存在だったからかもしれない。
新しい給仕は義務教育を終了して間もないくらいの女だった。
良く口の回る女で禁止されているのに私に喋りかけてきた。
鉄格子の向こうからニヤニヤした顔をこちらに向け、正直ストレスになっていた。
ある日、給仕はなぜ喋らないのかと私に問いかけてきたことがあった。
この女はおつむが悪い。刹那的に私はそう感想を抱いた。
ルールがあるから。私は手元にあったペンでそう乱雑に記入した紙切れを給仕に投げつけた。
「なんだ、喋れるのね」
私はそのとき初めて目眩を覚えた。
これは書いただけで喋ったわけじゃない。
もう一度私は同じ内容の紙切れを投げた。
すると、給仕は暫くの間思案してなにか閃いたのか手を打ち鳴らした。
「文通は禁止されてないよ?」
今度は頭痛が私の頭を襲う。眉毛の上辺りが痛む。
「決定」
なにが決定なものか。私は急いで紙に書くが給仕はスキップしながら牢屋を後にした。
私は落胆してベッドに体を預けた。マイペースな給仕だ。
しかし、声を出して会話をするよりかは不便はない。
こうやってなにか策が出なければきっと彼女は毎回のように私に話を振っていたはずだ。
原因はわからないが、幼少の頃から私は声が出なかった。
なので、なにか意思を伝えたいときはいつも紙を使っていた。
文通くらいなら悪くないかな。私はそう思い、その日は早くに就寝した。
翌日から私と給仕の文通はスタートした。
慣れない事ばかりで戸惑いのほうが大きかった。
だが、回数を重ねていくごとにだんだんと楽しくなっていき、それが私の一日の楽しみになっていた。
歴史の本ばかり読んでいた私に合わせるためか給仕は少し日本史の勉強を始めたりした。
私は人形作りが得意な彼女に合わせるために人形を作る練習をするようになっていった。
日々、着々と二人の距離は縮まっていった。
16歳になる頃には二人の間に絆と呼べるようなものが形成されていた。
その時期の私は絶えず笑顔だったと思う。
自分の置かれている状態も忘れてただ給仕との文通に興じていた。
彼女は面白く綺麗で何でも知っている。
最初は頭が悪い能無しかと思いきや実はそうではなかった。
馬鹿っぽく振舞っているのは私のためだと気づいたのだ。
死んだ顔をしているこの私を笑顔にしようと道化になってくれていた。
私はそのことを知るともっと彼女のことを好きになっていた。
しかし、そんな平穏な日々は突然終わりを告げる。
とある日の昼下がり。
相変わらず肌に鬱陶しく纏わり着く湿気は変らない。
私は当たり前のように読書をしていると、唐突に実の母がやってきた。
私は、はしたなくベッドから飛び起きてしまう。
それほど、母との再会は嬉しかった。
なんせ、もう数年も会っていなかったのだから。
後ろには給仕が背後霊のように母の後ろにピッタリといた。
その表情には陰りがあったことなどその時の私は気付きもしなかった。
あう、今日中に終りそうにないよ……
文才なくてゴメソ
「今すぐ牢屋から出なさい」
何事だと私は耳を疑った。今まで数十年も閉じ込めていたのにやぶから棒な話だ。
しかし、私は舞い上がっていた。もしかして母に認められたのかもしれない。そう勘違いをして。
私は生まれて初めて家の内装を知った。
明るい雰囲気で鼠色の私の部屋とは真逆だと素直に驚いた。
電気もしっかり通っていて蝋燭だけの牢屋とは天と地の差があった。
化粧室に案内されて私の髪を給仕が弄り始めた。
「後は頼んだよ」
すると、母はどこかへと消えてしまった。
私は内心肩を落とすが鼻歌交じりに給仕に髪を任せる。
「あんまりいいことでじゃないよ」
給仕は声を落として私の耳元で囁いた。私は意味がわからず呆然とする。
「わからないほうがいいのかもしれないけど……」
私はいよいよわからなくなってきた。彼女は一体なにを言っているのかと。
髪を整え終えると次は服装を変えることになった。
いつもは寝巻きかブラウスとスカートとか、だけなので気持ちが高揚した。
給仕が何着か私に似合いそうな洋服を渡してくる。
どれも私にはもったいないほど可愛い洋服だった。
最終的には給仕に選んでもらうことになる。
なんだか、少し大人っぽくなったようで私は天にも上がりそうだった。
「今日はお父さんとお母さんは家にいないからね」
「その代わりにあるお方の相手をしてもらうの」
相手? 私はその言葉を胸中で反芻する。はて、一体どういうことか。
私は筆談しか出来ないので到底人の話し相手にはなれない。
一生懸命私が頭を捻らせていると、給仕がいきなり抱き付いてきた。
嗚咽を漏らしながら泣いている。
私は目を白黒させる。彼女はなんで泣いているのか私は理解出来なかった。
ああ…
一頻経つと彼女は落ち着きを取り戻した。それと同じくらいのタイミングだろうか。
突然、インターフォンの音が家の中に鳴り響いた。
私は待ってるように指示されてその場で待っていると、すぐに給仕は戻ってきた。男を連れて。
二十歳くらいの男だろうか。
明るい髪色に焼けた肌。
眉毛は短く揃えられている。
服のセンスは悪く私のところまで煙草の匂いが飛んできた。
あともうちょいで地の文は終るから我慢しててね。
「道具としては悪くないな」
男が口を開いた。我欲むき出しの笑顔を私に向けている。
道具、なんのことだろう。私は小首を傾げる。
そんな、仕草が気に入ったのか男は唐突に笑い始める。
私は初対面の人間に怯えていると給仕が男に向かって発言をする。
「すいません。やっぱり今日は引き取ってもらえませんか」
折り目正しい礼に不覚にも私は驚嘆する。こうも私と他人との態度は違うのかと。
「あ? 俺に立てつくのかよ。そんじゃ、まずはお前からだ」
すると、男は給仕の肩を掴みベッドへと押し倒した。
私はなにをしているのかわからずその光景を眺めた。
男が、無理矢理給仕の服を脱がそうとする。
みたこともない光景。しかし、私は胃の辺りに不快感を抱いた。
どうすれば、こんなものを目に焼き付けなくて済むだろうか。
存外、すぐに作戦は思いついた。私はポケットの中にあったボールペンを取り出した。
それを大きく振りかぶって男の首元へと突き刺す。
意識が戻った頃にはもうなにがなんだかわからなくなっていた。
乾き始めた血が私の頬に張り付いて拭えない。
生ゴミと化した男から飛び出した内臓も生ぬるくなっている。
酷い悪臭が空間を満たしていた。
辺りには千枚通しやハンマー。ノコギリが散乱している。
そして、私の手には包丁が握られていた。
おおぅ・・・覚悟はしてたが結構エグい
男の上に馬乗りになって切っ先を生肉へと向けている。
口の中に少し血が入ってしまったのか鉄分の味がして仕方がない。
もう不必要になった包丁を後方に投げ捨てる。
なぜか、私の胸には達成感が去来していた。
チラリと給仕をみる。すると歯を打ち鳴らして目を両手で塞いでいた。
私は溜息をついてから自分の巣穴に戻ることにした。
どうやら私は面に出ていいような人間ではないようだ。
その時にはっきりと気付く事になる。
あくる日。また、母親に呼び出されることになる。
あんなことをしたのにどうして。私は思考をフルに回転させるが答えはでなかった。
今度は義理の父、母、給仕の三人でご飯を一緒に食べることになる。
よく分からないまま食事はスタートしたがみんな楽しそうに談笑をしながらご飯を食べている。
いつもは厳格そうな母も朗らかな笑顔を浮かべている。
父は無邪気な笑顔を浮かべながらワインを飲んでいた。
給仕は作ったような笑顔をしているが楽しそうだった。
もしかして昨日のことは夢なんじゃないか。
私はそういう風に解釈をする。
夢にまでみた暖かみのある家族団欒。
もしかして、母はもう私のことを愛してくれているのかもしれない。
それを考えるだけで胸が躍った。
体の痺れなど私は全く気づかないでそのまま食事を続けた。
食事が終ることには完璧に体は動かなくなり痙攣を始めた。
それと同時に母は席を立つ。
温厚な眼差しでこちらに近寄ってくる。
もしかして、心配してくれているのかもしれない。
私は嬉しくなり手を差し出した。
すると、突然母の目は獰猛な野生動物のような鋭いものに変りテーブルの下から大きな包丁を取り出した。
「死ね。鬼」
母は包丁を私に目掛けて振り下ろした。
地の文終了!
シリアルって楽しいね!
文才無いから退屈だったと思うけどごめんなさいねー
あーあ。やってしまったー。
これで読み手が少なくなったのは言うまでもない。
一応みんなが楽しめるように配慮したかったんだけど
気分を害した人はごめんねー。これから先変っていくから。
———
青鬼「ご……ろず……」(その後私は恨みのあまり本物の鬼となって給仕以外の母親と父親を食い殺した)
青鬼「……みな、ごぉじ……」(妖かしとなった私はその後も母親に嫌われた原因の青の姿でこうして終わりのない人食いを続けている)
青鬼「……」(きっとこれに終わりはこないだろう。私は永遠に囚われたまま……)
———牢屋前の部屋——
モバ「……みんなは離れていろよ」
一同「はい」
ガシャンガシャガシャン!
肇「ひ!」
小梅「す、凄い音です……」
比奈「そうとう暴れているみたいッスね」
モバP「それじゃあ、行って来る……」
比奈「気をつけるっすよ」
肇「無茶はしないでください」
——牢屋——
モバP(一応ドアは開けておいてみんなには動向がみれるようにはしたけど……)
青鬼「……」
モバP(俺が来た瞬間大人しくなったな)
モバP「えっと。久しぶり。加減はどうだ?」
青鬼「……」
モバP「あー。ペンと紙が無いと喋れないか」スタスタ
モバP「はいこ——」
青鬼「!」ガ
モバP「グフ!」
モバP「こいつ……鉄格子の間から手を出して俺の体を両手で掴みやがった……」
肇「Pさん!」
小梅「Pさん!」
比奈(やっぱり無理ッスよ……)
比奈(ここは本当のことを伝えてあきらめさせるしかないッスね)
比奈「Pさんが狙ってる方法は悪鬼には通用しないッスよ!」
モバP「そんなの……知ってるよ」
モバP(やばい、息苦しい)
モバP「鬼になった場合、成仏することはほとんど不可能なんだろう?」
比奈「し、知っててやってるんッスか!?」
比奈(だとしたら大馬鹿ッスよ)
比奈(殺すのがダメなら方法はひとつ。相手を成仏させてこの館に宿っている怨念を消すことッスけど)
比奈(もし、成仏しようとしても鬼になったら魂は浄化されないで消滅するだけッス)
比奈(結果殺すことと大差はなくなるッス)
比奈(アタシも詳しくはないんで100%浄化されないかどうかはわからないッス)
比奈(もしかしたら成仏される固体もあるかも知れないッスけど)
比奈(Pさんがもしそれを狙っているんだとしたら、リスキーすぎるッスよ……)
寝る寝るねるねー
続きは明日ー
乙
こう言っちゃなんだけどあんまり読む側の顔色うかがわなくてもいいのよ
警告は出してるんだからゴチャゴチャ言う奴はその前にそっ閉じできるハズだし
乙
上に同意
ただでさえ再現が難しい青鬼のSS、しかもクロス作品なんてそう有るもんじゃないから楽しく読んでるよ
>>333
そうですよねー。でも、横槍入れてくる人がいると俺じゃなくて楽しく読んでくれる人が一番不快になるからそれを未然に防ぎたいんだよね。
>>334
ちょっとばっか気が楽になりました。励みにしてラスト突っ走ります
モバP「随分と……元気だな」
青鬼「うぅぁ……」
モバP「なぁ、青鬼。桜……見に行かないか?」
モバP「季節は違うけどさ……」
モバP「探せば……こんな時期でも咲くような桜の木があるかもしれないぞ?」
モバP「そうだ。それから歴史博物館に……行くのもいいな」
青鬼「……」グゥ
モバP(苦しい……けど、このぐらいは許容範囲だ)
モバP(一番苦しい思いをしてるのはこいつ……)
モバP「歴史博物館はお前がみたこともないようなものがいっぱいあるんだ」
モバP「俺の知り合いに丹羽っていう女の子がいるんだけどさ」
モバP「そいつも歴史好きできっと話が合うぞ」
モバP「あとはそうだ。いい布が売っている店も知っているんだ」
モバP「そこで一緒に買い物をするっていうのはどうだ?」
モバP「きっと青鬼のことだから目をキラキラさせて見てるだろうな」
青鬼「……」グチャ
モバP「あぁぁぁあ!」
肇「小梅ちゃん!」
小梅(肇さんが覆いかぶさってなにが起こったのかわからない……)
比奈「Pさん!」
モバP(こいつ、俺の右手をトマトみたいに握り潰しやがった……)
モバP(やばい……意識が吹っ飛ぶ)
モバP「心に堪忍……ある時は事を調う」
※忍耐すれば何事も成就する
モバP(我慢だ!)
青鬼『憎い……』
肇「なんですかこの声は……」
肇「スピーカーのように聞こえてきたんですけど……」
比奈「おそらく青鬼の心の声ッスよ」
比奈「心の声が漏れてるッス」
青鬼『殺した母が憎い。裏切った給仕が憎い。父親が憎い。この館が憎い』
青鬼『この土地が憎い。人間が憎い』
青鬼『みんな殺しつくしてやる』
モバP「それが……お前の願ったものなのか?」
モバP「周りから言われた……鬼になることがお前の願いだったのか?」
モバP「そうじゃないだろ!」
モバP「母親に愛されたかったんだろ?誰かに必要としてもらいたかったんだろ!」
青鬼『黙れ黙れ黙れ黙れ』
モバP「青鬼が生きている間にそれは叶わなかったのかもしれない!」
モバP「だから——俺がお前を愛してやるし必要としてやる!」
モバP「死んでしまった後だけど……そんなの関係ない!」
モバP「俺は……青鬼を大切にしてやるから!」
青鬼『うそ。P君も給仕と同じように私を裏切る!』
青鬼『そんなことは口先だけ。本当は私を悪しきものだと思っているはず!』
モバP「うそ……じゃない」
モバP(痛みが……)
モバP「心に誤りなき……時は人を畏れず」
※心にやましい事がなければ、人を恐れない
モバP「嘘なんかじゃない。もし少なからず俺の心がお前を軽蔑していたら」
モバP「こんな風にお前と話なんかせずにすぐ殺してる……」
モバP「それに、腕を潰された今も、こうしてるじゃないか!」
青鬼『違う違う違う違う。給仕のように——』
モバP「給仕は給仕、俺は俺だ! それに、なにも給仕は青鬼を裏切っていない!」
モバP「あのことがあった後、確かに給仕はお前に戸惑いを抱いた」
モバP「けれど、給仕は自分を助けようとして青鬼があんな行動をとったってしっかり理解をしてたんだ!」
モバP「お前の最後の晩餐の日給仕は頑張って母親を止めようとしたんだよ」
モバP「けど、給仕は雇われていただけだったから母は聞く耳を持とうとせずに給仕をあの食事の席に出させたんだ!」
青鬼『そんなことない……』
モバP「お前も給仕のことは心のどこかで今も信じているんじゃないか!?」
モバP「だから食い殺さなかった。違うか?」
青鬼「……」
モバP「図星みたいだな」
モバP「………」
モバP「俺は母親じゃないけどさ。我慢してくれないか?」
モバP「肇や小梅、比奈のようにお前を愛してやる」
モバP「満足できないかもしれない……」
モバP「だけど、お願いだ。俺にその役割を担わせてくれ」
肇「P、Pさんは優しいので大丈夫ですよ!」
小梅「は、はい……きっと、大丈夫です……」
比奈「アタシが変れたのもPさんのおかげッスから、青鬼さんも大丈夫ッスよ」
青鬼『ありえない。ありえない!』
モバP(さっきまで紫に近い青だったのに今はもう薄くなっている……)
モバP「お前と話が合うように歴史の勉強もする」
モバP「苦手だけど人形を作るのも頑張ってみようかと思う」
モバP「だから、頼む」
モバP「俺を受け入れてくれ」
モバP(すると、辺りは一面、白一色に彩られた)
モバP(みんなの姿はどこにもない)
モバP(鉄格子も消えていて、目の前には肩を震わせた人間のほうの青鬼が俺のわき腹を両手で掴んでいた)
青鬼『どうして、私に優しくするの……』
モバP(スピーカーは健在なんだな)
モバP「お前が優しいからだ」
青鬼『私は狂人だよ!? 人を殺めた……」
青鬼『それに、何人もの人間を食べてきた!』
モバP「そんなの関係ない!」
青鬼『』ビク
モバP「あの時人を殺したのだってしょうがないことだった!」
モバP「鬼になったのもあんな生活をさせた親が原因だ!」
モバP「お前はなにも悪くない!」
青鬼『どうしてこんな醜い私に……』
青鬼『もう、やめて……辛いよ』
青鬼『愛してやるだなんて、言わないでよ』
モバP「嬉しくなかったか?」
青鬼『嬉しくなかった——』
青鬼『そんなのは口が裂けてもいえない!』
青鬼『でも、そんなことをP君に言わせてる自分がたまらなくいや』
青鬼『P君に辛い思いをさせているのが、辛いよ……』
モバP「安心しろ。俺はそんな辛いことでも受け入れるから」ダキ
青鬼『……』
モバP「もう、人を憎まなくてもいいんだぞ」
モバP「泣いても、いいんだぞ」
青鬼『う……あぁ……ヒッ……』
青鬼『グス……うぁぁ……』
青鬼『うぁぁぁぁん!』
モバP(青鬼は今まで溜まっていたものを全て吐き出すように涙を流した)
モバP(何時間泣いただろう。もしかしたら数分だけだったのかもしれない)
モバP(それでも俺には長い時間のように思えた)
モバP(その間俺はずっと青鬼を抱きしめて頭を撫でてやった)
青鬼『もう、大丈夫だから』グスン
モバP「なぁ、青鬼」
青鬼『なに?』
モバP「俺と一緒にアイドルをやらないか?」
青鬼『え?』
モバP「実はさ。俺アイドルをプロデュースする人間なんだ」
モバP「肇も比奈も小梅もうちの所属アイドルなんだよ」
青鬼『そんなの無理だよ……』
モバP「そんな弱気になるなよ。お前は可愛いし絶対トップアイドルになれるって!」
モバP「だから——」
青鬼「……」フルフル
モバP「……そうだよな。ごめん」
青鬼『でも、嬉しかったよ』ニコ
青鬼『こんな私でも愛してくれるって言ってくれて、その上アイドルになってほしいだなんて』
青鬼『ありがとうね』
モバP「ここは謝らないんだな」
青鬼『ありがとうって言葉を教えてくれたのはP君でしょ?』
モバP「そうだったな……」
青鬼『うん……』
青鬼『さて、そろそろ行こうかな』
モバP「やっぱり、もう行っちゃうのか?」
青鬼『長居したって辛いだけだよ』
モバP「そう……だよな」
モバP「また、どこかで会えるといいな」
青鬼『うん。またそっち側で生まれ変わった時に会おうね』
青鬼『きっと、Pさんなら見つけだしてくれると信じてるから……』
モバP「変にプレッシャーかけるなよ」
青鬼『あはは……』
青鬼『最後にPさんに伝えなきゃいけないことがあるんだ』
モバP「……なんでも言ってくれ」
それに合わせ、Pのポケットに入っていた上杉の人形が発光する。
青鬼『私ね——』
モバP(青鬼は突然俺の顔の中で一番柔らかい部分と、自分の薄赤い同じ部分のものを重ね合わせてきた)
青鬼『恋、しちゃった♪』ニコ
———
モバP「ん……」
モバP「ここは……牢屋の部屋か」
モバP「みんな、無事か?」
肇「……あれ? 一体どうなったんですか?」
小梅「……なにがあったん、ですか?」
比奈「うー、頭が痛いッス」
肇「Pさん、そういえば青鬼さんは?」
モバP「あいつは、もう行ったよ」
モバP「清清しく行かせてやることが出来たと俺は思う」
肇「そう……ですか」
肇「なら、よかったです」
肇「あ、Pさん!」
肇「腕が……」
モバP「あれ? 握り潰されてたのに直っている」
モバP「なんか、さっき会った事が夢のようだな」
比奈「実際夢だったんじゃないッスか?」
モバP「そうかも……知れないな」
小梅「あ……あの子が突然、ここから早くでようって言ってます」
比奈「おそらく、負のオーラが消えたんで居づらくなったスね」
モバP「そうだな。出るか」
モバP(それにしても上が騒がしいな……)
<ミカドコニイル
<タクロー、ドコニイルノ
<オレノナマエモヨンデクレヨー
———玄関前———
肇(Pさん顔には出してないけど凄く落ち込んでます……)
小梅(Pさん……)
比奈(賭けに勝った男の顔にしては覇気がないッスね……)
モバP「よし、それじゃ外に出るぞ」
一同「はい」
ガチャン
モバP「な、なんだこれは……」
肇「え……だって」
小梅「こ、この前来たばっか、ですよ」
比奈「こんなことって……」
モバP(外に出た俺達を待っていたのは悠然と咲き誇る桜の花たちだった)
モバP(どの木の桜も満開で有名な花見のスポットのようになっている)
モバP(一陣の風が吹き上がると俺らを出迎えるように桜の花びらが幻想的に俺らの前に舞い上がる)
モバP(どこまでも続いてそうな桜並木は本当に綺麗だった)
肇「綺麗……」
小梅「す、すごいです……」
モバP「どうやら、俺は勘違いしてたみたいだな」
比奈「そうッスね」
モバP(あいつは館を支配していたんじゃなくてこの土地、そのものを手中に収めていたのか)
モバP「いくら桜が見たかったからって5月の終わりに桜を咲かせるか、普通」クス
比奈「きっとPさんと一緒に見たかったんじゃないッスか?」
モバP「あ……そうだな」
比奈「それからアタシがあの屋敷で書いていた原稿ッス」ス
モバP「これが……か?」
比奈「はいッス」
比奈「鬼だった女の子をあるプロデューサーがトップアイドルにする物語ッス」
モバP「……」ペラペラ
比奈「今となっちゃ悲しい産物ッスけどね」
モバP「……う……」ペラペラ
比奈「泣きたいときはなきましょう。ッス」
モバP「あぁ……そうだな……」ポタポタ
比奈(それに悲しまなくてもいいッスよPさん)
比奈(あなたの後ろにいつも居てくれるッス)
比奈(そうッスよね。青鬼さん)アイコンタクト
青鬼「……」ニコ
end
モバマスwiki
http://www18.atwiki.jp/imas_cg/
そして、読んでくれた方々にスペシャルサンクス。
乙
完走おめでとうございます
そして、良いSSをありがとう
六時頃にちょっとここのスレでやりたいことあるからまだ完璧には終了してないよー。
それが終わったら後日談を書くからそのつもりで。
一応、後日談専用のスレだけ今、立てて置くから。
了解
おすおす。ここまで来てくれた人はありがとう。
ちょっと頼みたいことがあるんですわ。
SSだからこんなのやるのおかしいんだけど。
青鬼の女の子の名前。誰か付けてあげてくれない?
苗字と名前が決まってこのスレの結びにしたいんです。
鬼
青木 藍(あおき あい)
青鬼→鬼ってきとも読む→き→木
で青木
青い目が特徴→目を英語でアイ→アイ→藍(あい)
と単純に考えてみた
常磐 桜(ときわ さくら)
常磐は永久不変、いつまでも咲き誇る植物の意味→いつまでも皆と一緒に居たい
実際の旧家の名字でもある
桜は青鬼だった彼女が恋い焦がれた花の名をそのまま採って『桜』→美しく儚い彼女の姿を表している
いい加減『青鬼』の呪縛から彼女を解放したかったので、敢えて『青』に関する文字や意味は省きました
>>370がいいな
名前
常盤桜
年齢
16
身長
144cm
体重
36kg
B−W−H
74-51-72 推定カップC
誕生日
6月2日
星座
双子座
血液型
O型
利き手
左手
出身地
群馬
趣味
人形作り。歴史の本を読むこと。
グンマー出身か
ID変わってしまったけど採用して貰って感謝します
いい名前を付けれくれてありがとう。
このキャラは昔書いてた小説の人間で扱いがあまりに不遇だからこうして出してみました。
こうして、名前も付けられてよかったな。
俺の中の悲しみもリセットしたよ。ずっと心残りだったから。
後は、説明はされていないけど意図を含ませている部分が所々にあります。
一応、俺が過去に書いたやつ。グロ系はないから安心せい。
モバP「え?バスケットボールの試合ですか?」
モバP「え?バスケットボールの試合ですか?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1369923814/)
モバP「え?野球の試合ですか」
モバP「え? 野球の試合ですか?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1369840558/)
今回ほどキャラとか練ってはいないから適当だけどもしよろしければ。
後日談
青鬼「アイドルの体を借りるよ!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1370409568/)
こっちは更新スピードが極端に遅いけど我慢して持っててね。
同時進行で他のものも書きたいからさ。
次に書こうと思っているのは
戦国時代の侍が近来にタイムスリップしてきて敏腕プロデューサーの元プロデューサーになるお話です。
もし、見かけたらよろしくお願いします。
みなさん本当にありがとう。
桜が咲く頃に少しでも彼女のことを思い出してあげてください。
スペシャルサンクス。
今度こそ本当に乙
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません