長門『戦艦長門だ』 (102)

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・睦月「君を忘れない」アニメ艦これ第4話オリ補足
睦月「君を忘れない」アニメ艦これ第4話オリ補足 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1425820957/#footer)

・ ニコニコ鎮守府3分クッキング
ニコニコ鎮守府3分クッキング - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1426172316/)

前回の投稿からだいぶ経ちましたが完成の目処が立ったので投稿します。つまりまだ完成していません。
今回は艦これアニメ本編の第1話以前の話という設定になりますので我らの主人公、吹雪さんは出てきません。前ssでも対して出番なかったですけど。

注意事項として
・キャラ崩壊の可能性大
・独自設定有り
・提督は前ssと同一人物ですが読まなくても大丈夫です
・相変わらずイチャイチャはなし
・多分長い
                以上
 
 それでもよろしければ、暇つぶし程度に読んでください

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1430652131


長門『……以上だ』

赤城『一航船の赤城です。日々、我が国の平和の為に頑張っています』もぐもぐ

加賀『同じく加賀です。私も同様に頑張っています』もぐもぐ

加賀『……失礼ですが、やっぱり後にしてくれませんか。今、私も赤城さんも食事中ですので』

睦月『駆逐艦の睦月です。その……張り切ってまいりましょ〜!』

夕立『こんにちは、夕立よ。よろしくね』

如月『如月と申します。みてみて〜、この輝く肌。もっと近くで映しても構わないわ』

川内『私は駆逐艦川内!夜戦なら任せておいて!』

那珂『本鎮守府のアイドル那珂ちゃんで〜す!撮影なら色々手続きをしてからにして欲しいけど今日は特別にサービスしちゃうぞぉ!』

神通『駆逐艦の神通です……。……これくらいでいいですか……?』

金剛『金剛型一番艦 英国で生まれた帰国子女 金剛デース!』

比叡『同じく二番艦 恋も戦いも負けません!比叡です!』

榛名『同じく三番艦 榛名!全力で参ります!』

霧島『同じく四番艦 艦隊の頭脳 霧島!』

『『我ら金剛型四姉妹!』』

金剛『デース!』

ぽい
http://apboc.net/photo/uQElYCXH

金剛『決まったネー!」』

比叡『キャー!私たち今、とてつもなく輝いていますよお姉様!』

榛名『榛名、どこもおかしくなかったですよね……?』

霧島『大丈夫ですよ、榛名姉様。ばっちりでした』

足柄『足柄よ!』

羽黒『羽黒です……。……やっぱり恥ずかしいです……』

足柄『恥ずかしがってちゃダメよ、羽黒!こういう時に女子力アピールをして世の殿方に私達の魅力を伝えなきゃ!!』

羽黒『鎮守府以外の人達も見るんですかこれ!?』

足柄『そうよ羽黒!この国に住む多くの殿方が……えっ、違う?』

長門『他に?』

長門『……ビッグセブンだ。私は本鎮守府の秘書艦であり、ビッグセブンなんだ』

長門『……というかそれくらい皆、知っているだろう』

赤城『えっと何でしたっけ?自己紹介でしたっけ、ねぇ加賀さん?』

加賀『そうです赤城さん、自己紹介ですよ確か』

加賀『……何の為の自己紹介なんですかこれ?』

加賀『……そもそも何の動画を撮っているんですか青葉さん?』

………………………
…………………
……………
数日前

提督室

提督「−−−以上だ。何か質問は?」

青葉「うわぁ!凄い、凄い!最近出たばっかりの最新モデルじゃないですかこれ!」

提督「おい、青葉」

青葉「うわっ!画質ちょー綺麗!」

提督「青葉!」

青葉「はっ、はい!何でしょうか!」

提督「人の話を聞け。カメラは後だ」

青葉「……えーと、何の話でしたっけ?」

提督「……聞いていなかったのか?だから、そのビデオカメラで−−−」

青葉「そうでした!動画!動画ですよね、はい!青葉、ちゃんと聞いてましたよ!」

青葉「それにしてもすごいですねこのビデオカメラ。最新式の物ですか?」

提督「……前使っていた物が壊れていたからな。丁度いい機会だと思って購入した。高いから大事に使ってくれ」

青葉「はい、分かりました!」

提督「じゃあ、頼んだぞ」

青葉「任せてください!」

提督「出来上がった動画だがさっきも言ったとおり、私ではなく、長門に提出してくれ」

青葉「あれ?司令官に提出するんじゃないんですか?」

提督「……だから来週辺りに中央の方に出向くから色々と忙しいとさっき言っただろう」

提督「一応、長門には今回の動画の件については話をしてある。動画内容は彼女がチェックしてくれるはずだ」

青葉「あーそうでした。そうでした」

提督「……本当に任せて大丈夫なのか?」

青葉「青葉に任せてください!」

提督「……本当に大丈夫か?……ちょっと不安だから別の誰かを−−−」

青葉「だから大丈夫ですって!司令官も忙しいようなので青葉これで失礼しまーす」スタコラサッサ ガチャ バタン

提督「おい待て、青葉!」

提督「ったく、人選を間違えたかもしれないな……」

青葉「ふーっ。危ない、危ない」

青葉「最新高性能なカメラ持てるうえにこんな面白そうなことを誰かにやらせるなんて青葉のジャーナリスト魂が許さないよまったく」

青葉「それにしてもどんな風に撮影しようかなぁ〜。迷っちゃうなぁ〜」ニヤニヤ

青葉「カメラのテスト撮影もやらなきゃいけないなぁ。まぁ、撮りながら考えようっと」

青葉「よーし、そうと決まったら早速撮影の準備に取りかかる……」

青葉「……」

青葉「……何の動画撮るんだっけ?」

それでは続きを投下します

………………………
…………………
……………
睦月『趣味?うーんとね……読書……かな?』

如月『私は自分磨きよ。毎日、肌や髪のケアは欠かさないわ……つまり女子力upのため?違うわよ、お肌や髪のケアは全部自分のため。そもそも女子力って言葉好きじゃないのよね私。なんだかおばさんっぽくない?』

足柄『私の趣味はもちろん女子力upの為の自分磨きよ!』

夕立『私の趣味はねぇ−−−』

如月『ぽいぽい言うこと?』

夕立『違うっぽい〜!それ趣味じゃないっぽい〜!』

那珂『那珂ちゃんの趣味はもちろんアイドル活動……ちょっと待って、那珂ちゃんはもうこの鎮守府のアイドルなんだからそれは趣味って言うのかな……』ブツブツ

神通『……私はお散歩とかでしょうか……?』

川内『私の趣味はや−−−』

川内『–––何で知ってるの!?』

島風『かけっこだよ!今度、一緒に走らない?』

金剛『私は毎日午後3時のティータイムネー』

比叡『私は金剛お姉様のお世話と料理!』

榛名『榛名は裁縫が好きです』

霧島『マイクと眼鏡のコレクションですかね。色々集めていますよ、見ます?……なんですかその「やっぱり」的な顔は』

夕張『もちろん兵器開発よ!今も丁度作っているところなの、是非テストしてみない?……大丈夫、大丈夫、危なくないわよ』

夕張『……以前、私が作った連装砲が3番倉庫を噴き飛ばしたですって!そんなことしてないわ、失礼しちゃう!』プンスカ

夕張『吹き飛ばしたのは2番倉庫よ!』


………………………
…………………
……………
青葉「……うーんと何の動画を撮れって言われたんだっけ」

青葉「……ダメだ、思い出せない」

青葉「ここは素直に聞いて……いや、そうしたら話を聞いてなかった事がバレて動画撮影の仕事を別の娘に取られちゃうかも……」

青葉「そんなのダメよ!私のジャーナリスト魂が許さない!」

青葉「だけど、どうしよう……」うーん

青葉「確か司令官は−−−」

ホワンホワン

提督「−−−にこの鎮守府での−−−動画が欲しい。だから青葉、君に本鎮守府所属の艦娘たちの−−−記録や−−−を撮影してもらいたい」

青葉「こんなことを言っていたような……」

青葉「記録、艦娘……」

青葉「そしてこのジャーナリストの青葉が抜擢されたことから恐らく司令官が言ったのは……ハッ!!」ピキーン

青葉「艦娘たちのドキュメンタリーつまり日常の記録動画を撮れって言ったのね!」

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…………………
……………
加賀『……大丈夫なんですかそれ』

加賀『いや、そんな自信満々な顔で大丈夫と言われても……』

加賀『長門秘書艦が動画内容を確認するんですか。それならまぁ、……大丈夫ですね』

加賀『ですがどうしていきなり提督はドキュメンタリーなんかを……今、幸せか?』

加賀『……そうですね……赤城さんや提督がいるから私は幸せだと思います』

赤城『私も幸せですよ。皆さんといると楽しいですし、美味しいご飯もいっぱい食べれますし』

間宮『幸せよ。戦闘に参加はできないけれど、今の仕事にはやりがいを感じているし、やっぱり自分の作った料理を誰かに美味しそうに食べてもらえるのは幸せなことだと思うわ』

鳳翔『私も間宮さんと同じです。以前から夢だった居酒屋をこうして開くことができたましたから』

大淀『私の幸せは……仕事をしてる時ですかね』

明石『仕事をしていない時かしらねぇ。私がする仕事がない、つまり皆元気なことが私にとって幸せなことよ』

北上『うーん……まぁまぁかな』

大井『北上さんと一緒なのに幸せじゃないわけないじゃない!』

足柄『時と場合によるわね』

那智『その質問は戦術行動に必要なことなのか?』

羽黒『……よくわかりません』

島風『それ前にカウンセリングの先生にも言われたー』

金剛『私はいつでもハッピーデース!』

比叡『金剛姉様が幸せなら私も幸せです!』

榛名『姉様や霧島がいるだけで榛名は幸せです』

霧島『私も姉様たちと同意見です』

神通『そういうこと、今まで考えたこともなかったです……』

川内『私は夜戦できればそれでいいよ』

那珂『アイドルはいつでもハッピースマイルだよ!』

愛宕『いつもニコニコ笑顔でぱんぱかぱーんって騒いでるからって幸せとは限らないわよ』

高翌雄『どういうことを幸せっていうんですか?』

瑞鶴『急に聞かれたって答えられないわよそんなの』

翔鶴『ノーコメント』

夕張『何かを作れるということは幸せだと思うわ。できた物がどういう評価を得られるかは別として』

如月『考えないようにしてるわ。だってきりがないじゃない』

睦月『みんなと一緒にいるのは楽しいですよ。……これが幸せなのかな?』

夕立『うーんと……いずれなるんじゃない?ただの勘だけど』

長門『つまり……何が聞きたいんだ?そして私はどう答えればいいんだ?』

………………………
…………………
……………
長門「それにしても提督は何故こんな時期にドキュメンタリーを撮れなんて言ったんだ?」

青葉「さぁ?青葉にもよく分かりません」

長門「本当に提督はお前にドキュメンタリーを撮れと命令したのか?」

青葉「どうしてそんな質問をするんですか?」

長門「お前は興奮すると人の話を聞かないだろう。確か以前もそんなことがあったぞ。それにお前が使っているビデオカメラ、この前購入した最新モデルだ。どうせカメラに気を取られて提督の話を聞いていなかったとかじゃないのか?」

青葉「……」汗ダラダラ

長門「……」ジトー

青葉「……キイテマシタヨ。アオバ、チョーキイテマシタヨ」汗ダラダラ

長門「……なぁ、その提督の撮れといった動画ってもしかして−−−」

雷「あれ青葉さんと長門お姉、じゃなかった長門秘書官」

電「こんにちはなのです」

暁「ごきげんようです」

響「何をしてるんだい?」

青葉「今、この鎮守府で働く艦娘のドキュメンタリーを撮っていて、インタビューシーンを撮っているのよ」

長門「いや、だから−−−」

電「おもしろそうなのです!」

雷「私にもインタビューして!」

響「私にも」

暁「暁のレディーっぷりを見せるときが来たわね!」

青葉「もちろんよ。さぁ、そこに並んで」

暁、響、雷、電『はーい』

長門「おい、青葉−−−」

電「長門お姉、じゃなくて秘書官さんも一緒に映りませんか?」

長門「いや、その私は」

雷「そうですよ長門秘書官。一緒に映りましょ」手クイ

長門「そ、そうだな」テレテレ

青葉「それじゃあみんなカメラの方を見て」

今回はここまでになります

乙です

ようやく完成したので続きを投稿します

………………………
…………………
……………
北上『えっ、提督について?ごめんそれどういう意味?』

大井『悪いけど興味ないわね。北上さん以外、興味なんて沸かないから』

高翌雄『素敵な方ですよ。いつも私たちのことを気にかけてくれますし』

愛宕『高翌雄ちゃん前、提督にお守り渡したもんね〜。確か高翌雄ちゃんの−−−』

高翌雄『愛宕ちゃん!!』顔真っ赤

利根『提督は吾輩たち現場で働く者とちゃんと交流をしてくれるぞ。軍の中には吾輩たち艦娘を只の道具として扱わない者もいるらしいからの。そのような輩と比べれば我が鎮守府の提督はなかなかのものじゃ』

島風『たまに遊んでくれるけどちょっと変わってるよね提督って』

那智『同じ職場の仕事の上司』

足柄『うーん、ネガティブで生活力の無いおっさん』

羽黒『真面目な人ですけど、時々何を考えているかわからない人だと思います』

金剛『提督は優しくて、強くて、かっこいい、私の将来の素敵な旦那さまネー!!』

比叡『敵です。恋敵です』

榛名『提督は素晴らしい人です。榛名にはもったいないくらいに』

霧島『ノーコメントで』

川内『無茶苦茶な人だよね提督って』

川内『そういえば青葉は知らないんだっけ。私がこの鎮守府に来たばっかりの時に武蔵さんと提督が殴り合ったことがあるんだけど……プッフフフ、傑作だったよあれは!』

川内『だって人間と艤装してないとはいえ艦娘と殴り合ったんだよ!しかも提督、武蔵さんのことピーーーーとかピーーーーって言いながら殴ったり、殴られたりしてたんだよ!笑うなっていう方が無理だったよ!』ゲラゲラ
<長門秘書官による検閲対象となりました>

川内『でその結果、提督は血まみれのボコボコにされて一週間以上寝込んじゃってしかも、武蔵さんはしばらく独房行きになったりしたんだけどね』

川内『まぁその後は何か仲良くなってたけど、いやぁ、あれは凄かったなぁ』

神通『そういえば私も噂程度に聞いたんですけど確か提督は東京湾海戦で深海棲艦を沈めたって……』

那珂『それ那珂ちゃんも知ってるー。なんだっけ軽母だったか重巡だったかをいっぱい沈めたとか何とかって』 

川内『私は空母ヲ級を沈めたって噂で聞いたけど』

赤城『私も他の方と同じく変わった人という印象ですね。ですが高雄さんの言っていることもまた事実だと思います』

加賀『私も赤城さんと同じ意見ですね。……提督の噂?ああ、東京湾海戦のことですよね確か』

赤城『私達は噂程度しか知らないんですが鳳翔さんか長門さんならたぶん本当の事を知っているのでは?あのお二方は本鎮守府が設立当初から提督の元で働いていたはずですよ』

鳳翔『提督は何と言うか誤解されやすい人だと思います』

鳳翔『変わっているとか根暗とかおっしゃる方もいますが、提督は常に私達に気を配ってくれる優しい方です』

鳳翔『私達艦娘は所詮兵器です。そのためぞんざいな扱いを受けることもあります。ですがあの人は私達を人と同等に扱ってくれます。それは兵器である私達が本来なら手に入れることができない物ではないのでしょうか?』

鳳翔『まぁ、あの人はあの人で一人で抱え込んだ挙げ句、焦ったり、塞ぎ込んだりしますけど、だからといってあまり悪口とかは言わないであげてくださいね。ちょっと可哀想ですから』ニッコリ

鳳翔『後、噂の件ですが長門さんが一番詳しいと思いますよ』


長門『提督とはもう結構長い付き合いだからな。まぁ……何というか……うん……まぁ……頑張っているとは思うぞ』

長門『それだけって……まぁ付け加えるなら提督はあまり提督業には向いてない人間だなと思っている』

長門『そもそも提督は−−−』

<長門秘書艦による検閲対象となりました>


長門『それにあいつは昔から……噂?あいつの噂とは何だ?』

長門『東京湾海戦?それなら確か一度、話したことがある』

長門『青葉の聞いた話には色々と尾ひれがついているようだが、提督自身は重傷を負った駆逐イ級一匹だけ倒したと言っていた』

長門『提督曰く、倒せたのは運が良かったからだそうだ。しかも海上ではなく狭い空間だったからこそ駆逐イ級を倒すことができたと言っていたな』

長門『……なんだ、がっかりしたのか?噂の真相なんて所詮こんなものだ』


雷『司令官はとってもいい人だけど毎日、仕事のし過ぎよ。少しぐらい休んだり、もっと私に頼ったりするべきよ!』

電『司令官さんは真面目で優しい人なのです。けどたまに何か焦ってるような気もするのです』

暁『司令官はすぐに子供扱いしてくるのよ。もっとレディーとして見て欲しいわ!』

響『司令官は……ハラショーだ』


如月『な・い・しょ♡』

睦月『だったら私もな・い・しょ♡』

夕立『じゃあ夕立もな・い・しょ♡』

如月『ちょっと!』

陸奥『そうね、なんというか……羨ましいわね。少し嫉妬しちゃうくらいに』


………………………
…………………
……………
青葉「はい!これでインタビューは終了です。ご協力ありがとうございました」

青葉「それじゃあ、私はまだ別の娘のインタビューをしないといけないので失礼しまーす」スタコラサッサー

暁「それじゃあ長門秘書艦。私達も遠征任務に出発するので失礼します」

長門「ああ、頑張ってくれ」


響、雷、電「「「失礼します!」」」タッタッタ

長門「フフッ、可愛い奴らだ」

長門「それにしても何か言い忘れたことがあるような……」

長門「まぁいいか」スタスタ

長門「それにしても本当にあいつらは可愛いなぁ」フンフフ〜ン


………………………
…………………
……………
球磨『この戦争について?何でそんなこと聞くクマ?』

多摩『戦争がどうかしたのかにゃ?』

最上『戦争についてどう思うって聞かれてもなぁ。うーん……日々、大変だなぁとしか』


北上『戦争についてねぇ……まぁ死なない程度には頑張ってるよ』

大井『どうでもいいわ、私は北上さんと一緒にいれるだけで十分だもの。それに元々、私達の戦争じゃないし』

間宮『早く終わって欲しいわ。できれば誰も傷つかずに』

鳳翔『戦線から身を退いた私が言うのもおこがましいと思いますが、この戦争が正しいのか正しくないのか私には分かりません。けれど今は戦わなければいけない時なのだと思います。生きるために』


那智『戦争をしている以上我々は勝たねばならない。それだけだ』

足柄『戦場こそが私が私らしくあれる唯一の場所だと思うわ、もちろん教職も嫌いではないけれど。……戦争が終わった後のことはあんまり考えたくないわね』

羽黒『あまり答えたくありません……』


川内『戦争自体についてはうまく答えられないなぁー。夜戦なら何時間でも語ることができるけど。聞く?』

神通『正直嫌です、撃つのも撃たれるのも。けど姉さんや他の娘たちが轟沈するのはもっと嫌です』

那珂『戦争なんてつまらないよ。戦争するよりも那珂ちゃんの歌を聞けーっ!!なんてね』

島風『戦争云々よりもかけっこしたくなってきちゃった』


如月『そういうの考えたって仕方ないと思うわ。今は戦うしかないのよ』

睦月『難しいことは分からないけど、自分に出来ることを精一杯頑張るしかないと思います』

夕立『なるようにしかならないんじゃないっぽい?』


金剛『私にはこの戦争が何なのか分からないデース。けど自分の為、提督の為に勝利を信じて戦うネー』

比叡『この戦争が自分たちにどうであれ、お姉様が戦う以上、比叡はお姉様と共にあります』

榛名『榛名はお姉様や共に戦う仲間、そして提督の為に戦います。それだけです。それが榛名にできる精一杯のことなんです』

霧島『大井さんの言う通りこれは私達の戦争ではありません。ですが私達はこの戦争から逃げることはできません。ならば答えは簡単です、戦うまでですよ。それがどんな結果をもたらすのかを答えることはできませんが』


愛宕『時々、ほんの時々だけど自分達がやっていることは無意味だと思うことがあるわ。私たちがどれだけ傷ついて海の藻屑になっても人間は何も知らないし、仮に知ったとしても自分たちの住む世界とは別の世界の出来事としか捕らえないもの。何の選択肢も与えられないまま人間達の戦争で代わりに私達が戦うなんてそんなのあんまりじゃない』

高雄『愛宕ちゃんの言いたいことなんとなくですけど分かります。私達がやっていることは一体何なんですか?この戦争に勝利しても人間は私達に感謝してくれるんですか?兵器だから戦うのは当然だと?ならば何故彼らは私達に意思や感情を持たせたんですか?』


雷『大丈夫よきっと!だってこの雷がいるんですもの!だからみんなもーっと私に頼っていいのよ!』

電『もちろん戦争には勝ちたいです。……けど沈んだ敵も助けたいのです。今は無理でもいつの日か……』

暁『つらい時ももちろんあるわ。けど、レディーはちょっとやそっとでへこたれたりしないのよ!』

響『戦争は大変だけど、みんながいるから辛くないよ』


赤城『時々、この戦争の正体について考えます。そして感じます。この戦争の中に潜む物の力を。そして私達はその目に見えない何か大きな力に捕われ、そして突き動かされている。そんな気がするんです』

赤城『私は思うんですよ、青葉さん。この戦争は紛れもなく私達の戦争だと』

加賀『私は戦うことに意味を求めたりしません。ただ戦うだけです。大切な物を守る為に』


陸奥『この戦争はきっと私達艦娘にとって必要な物なのよ。ピンとこないかもしれないけど私はそう思うわ』

長門『私達は戦うために産まれてきた。だからこそ、その役割を果たす。辛いことだとは思うだが私には、私達には信じるものがある。それがあるからこそ今、私はここで立ち続けることができるんだ』


………………………
…………………
……………

青葉「できましたよ長門秘書艦。これが今回撮影した動画です」

長門「うむ。でこの動画を私がチェックして提督に提出すればいいんだな」

青葉「司令官はそう言ってましたけど、聞いてませんでしたか?」

長門「提督が別の業務で忙しかった分、私も艦隊の指示や他の業務で忙しかったからな。青葉から撮影した動画を受け取ったら動画内容をチェックして提出して欲しいと言っていたな。……多分


青葉「えっ!?」

長門「……確か」

青葉「……」ジトー

長門「だ、大丈夫だ!撮影した動画をチェックして提督に提出するということは覚えている!」汗ダラダラ


青葉「……そうなんですか。けど加賀さんも言ってましたけど何で司令官は急にドキュメンタリーなんかを撮れっていう命令を出したんでしょうかね?」

長門「さあな、恐らく提督には提督の考えがあるんじゃないか?」

青葉「まぁ、ともかく動画は長門秘書艦に渡したということで」

長門「ああ、ご苦労だった」


青葉「そうだ!今度、提督含めてみんなで上映会をしましょうよ!盛り上がりますよ、きっと!」

長門「そうだな。考えておこう」

青葉「ありがとうございます長門秘書艦。それでは失礼します」タッタッタッタ


長門「……何だろうな……。何かもの凄く重要なことを忘れている気がする……」
………………………
…………………
……………

青葉「それじゃあ、最後の質問です。今後について何かコメントをお願いします」

想像以上に長くなったので休憩

続きは今日の夜辺りに投稿します。すいません


それでは投下します。
一応>>72の訂正

長門「……何だろうな……。何かもの凄く重要なことを忘れている気がする……」

………………………
…………………
……………

青葉『それじゃあ、最後の質問です。今後について何かコメントをお願いします』


弥生『弥生、明日はお昼ご飯はカレーにしようと思ってます』

卯月『最近、曇りばっかりだったから、明日晴れたら外で運動でもしたいぴょん!』

川内『明日もまた朝が来て夜も来る。私達の夜戦はまだまだこれからだよ!』

神通『次の休日は姉さんや他の娘も誘って、一緒にお散歩でもしようかなって思ってます』

那珂『那珂ちゃんはアイドル道をひたすら突き進んで行くよ!明日は明日の風が吹くってね!』


如月『今後のことねぇ。……夕立ちゃんに影響されたわけじゃないけどなるようになるわよ』

睦月『私達がこれからどうなるか分からないけどきっと素敵なことが起こるような気がします!』

夕立『あっ……明日までの宿題忘れてたっぽい!!』

島風『これからも私は走り続けるよ!みんな私について来れるかな?』


雷『これからも皆、私に頼っていいのよ!』

電『今後も電の本気を皆に見てもらうのです!』

暁『皆、暁についてらっしゃい!』

響『私はみんなとずっといれるだけで十分だよ』


愛宕『さっきは暗いこと言ってごめんなさい。那珂ちゃんの言う通りね、明日は明日の風が吹く、とても素敵な言葉。明日はぱんぱかぱーんな一日だといいわね』

高雄『私はこれからも皆と一緒に戦ったり、何か楽しいことをしながら過ごしていきたいと思ってますわ。辛いこともあると思いますけど皆と一緒なら楽しいこともきっとあると思うんです。……今、なんとなくですけど幸せというものが何か分かった気がします』

高雄『これが、この気持ちが幸せっていうことなんですね……』


球磨『球磨は明日もこれからものんびりしたいクマ〜』

多摩『多摩も明日もこれからもゴロゴロしたいにゃ〜』

最上『僕たちはまだまだこれからなんだよきっと』

利根『吾輩はこれからも駆逐艦の連中をしごいていかねばならん。駆逐艦たちよ、覚悟するんじゃぞ』

筑摩『私も少しでも速く駆逐艦の娘達が一人前になるように頑張っていきたいです』


足柄『戦闘も教職も好きだけど生まれて、生きている以上私達は自分達の幸せを見つけるべきなのよ。だから私は理想の旦那様を見つけるため、これからも合コンに参加し続けるわ!』

那智『足柄の言う通りかもしれん。……私も何か趣味というものを探してみようかな』

羽黒『今後どうすべきなのか私にはまだ分かりません。けれどそれをゆっくり探して行こうと思います』

足柄『そうよ羽黒、生きてるなら楽しまないと。お姉ちゃんとっても心配だわ』


羽黒『大丈夫ですよ、姉さん。私、頑張ります!』

那智『私としては羽黒より足柄、お前の方が心配だ』ヤレヤレ

足柄『それどういう意味よ!』

瑞鶴『一航戦なんかに遅れを取らないためにも今後も日々精進よ!』

翔翮『これからも瑞鶴や随伴艦の皆さんと一緒に頑張っていきます』

夕張『まぁ、私は今後も武器を作り続けていこうかなと』


間宮『私は今まで通りあの娘達の力になるようこの鎮守府で働いていくわ』

鳳翔『私もです。あの娘達のため、提督の為に自分ができることをします』

大淀『私は最前線で戦う艦娘の為に自分の持てる能力のすべてを捧げるつもりです』

明石『これからも傷ついた娘を治し続けるわ。いつか戦争が終わるその時を目指して』


金剛『明日もまた提督のハートを掴む為、勝利を目指して戦うデース!』

比叡『私は今後ではなく、これからもずっとお姉様と共にあり続けます』

榛名『榛名もこの戦いが終わり、この国に平和が訪れるその時まで提督やお姉様の元で戦い続けます』

霧島『現状、深海棲艦との勝敗はほぼ均衡状態である思われます。だからこそ、今後の目標は我々の勝利をより確実にする為、すこしずつ小さな勝利を積み重ねていくことが重要になるでしょう』

金剛『まさしくLittle Victoriesネー!』


北上『そうだねぇ……まぁ、これからも気楽に頑張るよ』

大井『私は火の中、水の中、北上さんとならどこへだって行けるわ!』

赤城『明日も、これからも頑張ってご飯をいっぱい食べ、じゃなくて頑張って戦います!』

加賀『そうですね…….。とりあえず間宮アイスを食べながら、じっくり考えてみます』


蒼龍『私は戦い以外で自分ができることを探してみたいな』

飛龍『勝利を目指して慎重に、そして、大胆に戦い抜きます!』

陸奥『先のことなんて誰にも分からないわよ。今日したことを明日も繰り返すだけ。それで十分だと思うわ』

長門『陸奥の言う通りだ。先に待ってるものが何なのか私には分からない。だが私達全員の物語はまだまだ続くはずだ。きっと……』


………………………
…………………
……………

青葉「あっ、長門秘書艦、こんにちは」

長門「やぁ、青葉」

青葉「撮影した動画はもうチェックしてくれましたか?」

長門「確認してちゃんと提督に、正確には提督の机に提出しておいたぞ」

青葉「ありがとうございます。……でも分からないなぁ」


長門「どうした?」

青葉「いえ、いきなりドキュメンタリーを撮れって命令した提督の真意がどう考えても分からないんですよ」

青葉「……何か大事なことを聞き逃しているような……」ウーン

大淀「長門秘書艦、青葉さん何をしているんですか?」


青葉「大淀さん、こんにちは」

大淀「こんにちは、長門秘書艦、青葉さん」

長門「ああ」

大淀「どうかされましたか?」


青葉「先日、青葉、ドキュメンタリーを撮影していたじゃないですか」

大淀「はい」

青葉「何で提督は急にそんな動画を撮れっていう命令をしたのかすごい気になって」

大淀「そうなんですか。で、その先日撮影した動画は今、どちらに?」

長門「動画内容を私が検閲して、昨日、提督の机の上に提出しておいた」

大淀「えっ」


長門「どうした大淀」

大淀「あの……一応、お聞きしますが、ドキュメンタリーの動画の他に演習風景及び実戦を撮影した動画も提督に提出したんですよね?」

長門「いや、ドキュメンタリーの動画の方しか提出していないが……」

青葉「演習、実戦?何の話ですか?」


大淀「……長門秘書艦、本日艦隊司令本部で行われる議会、元帥閣下や陸軍なども参加される議会に提督が出席されるのというお話、覚えていますか?」

長門「……そういえば、以前そんなことを話していたような……」

大淀「その議会のプレゼンテーションで本鎮守府の演習、実戦の模様を撮影した動画を使用するという話も覚えていますか?」

ホワンホワン

〜長門「……なぁ、その提督の撮れといった動画ってもしかして、来週、司令本部の議会で使用する演習、実戦の動画のことじゃないのか?」〜

ホワンホワン

長門「……あ」


青葉「艦隊司令部……議会……演習、実戦……」

ホワンホワン

〜提督「今度行われる艦隊司令部の議会にこの鎮守府での演習及び実戦を撮影した動画が欲しい。だから青葉、君に本鎮守府所属の艦娘たちの戦闘の記録を撮影してもらいたい」〜

ホワンホワン

青葉「……あ」


大淀「……思い出しましたか?」

長門「」汗ダラダラ

青葉「」汗ダラダラ

大淀「それで動画の件ですが……」

青葉「……青葉、物凄い勘違いしてました……」

長門「……何を忘れていたのかようやく思い出した……」

青葉「その……提督が持っていった動画は……」

大淀「間違いなく青葉さんのドキュメンタリーの動画だと……」

長門「……提督がその間違いに気付くことは……」

大淀「昨日も徹夜で公務と資料集めに追われていたので、恐らく……気付いてないと思われます……」

青葉「い、今から連絡すれば……」

大淀「青葉さん残念ですが、恐らくもう……」


………………………
…………………
……………

艦隊司令本部

海軍元帥「……」

海軍大将「……」

海軍中将「……」

海軍少将「……」

海軍副官「……」

陸軍大将「……」

陸軍中将「……」

陸軍少将「……」

陸軍次官「……」

陸軍参謀次長「……」

陸軍教育総監本部長「……」

提督「」


海軍元帥「……提督」

提督「……はい……閣下」汗ダラダラ

海軍元帥「これは……一体何の冗談かね……?」ゴゴゴゴゴ

提督「……あの……その……これは……その……」汗ダラダラ


………………………
…………………
……………

鎮守府

九七式戦車in提督「長門と青葉はどこだ!!あいつらどこへ行きやがった!!出てこい!!」キュラキュラ ドッカーン!

大淀「二人一緒に遠征の旅に出ると言い残して、出て行きました!!」


………………………
…………………
……………

艦隊司令本部副官室

海軍副官「……」カチカチ

『それに元々、私達の戦争じゃないし』

『人間達の戦争で代わりに私達が戦うなんてそんなのあんまりじゃない』

『正直嫌です、撃つのも撃たれるのも』

海軍副官「………………」

終わり?

以上となります、お疲れ様でした。

今回のssですが某作品のパク……ではなくオマージュ?として書いてみました。一応元ネタがわかる人はわかるはず

一応アニメ本編以前という設定ですが、アニメ本編台詞有りで登場した艦娘は吹雪以外は一応全員出たはずです。多分(大和除く)

またその内、何か投稿すると思うのでよろしくお願いします。


今更ですが>>26の訂正 

青葉「だけど、どうしよう……」うーん

青葉「確か司令官は−−−」

ホワンホワン

提督「−−−にこの鎮守府での−−−動画が欲しい。だから青葉、君に本鎮守府所属の艦娘たちの−−−記録を撮影してもらいたい」

乙!

乙です
なんかタイトルで損してる印象。中身が伝わってこないというか

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年05月15日 (金) 18:06:50   ID: YeAVK39g

これラストこち亀じゃねぇかw

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