みりあ「プロデューサー♪」 (38)
モバマスのssです
おかしな点があれば言ってください
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みりあ「プロデューサー、お話しようよ!」
モバP「おぅ、今日はもう仕事も終わったしな。どんとこい」
みりあ「えへへ~。えいっ」ピョン
モバP「うわっ、いきなり膝の上に乗ると危ないぞ」
みりあ「ごめんなさーい」
モバP「次からは気をつけるんだぞ」
みりあ「はーい」
みりあ「それでね、学校でね……」
ちひろ「プロデューサーさん、例の企画なんですけど…………セクハラですか?」ガチャッ
モバP「違いますよ!みりあとお話してただけです!」
ちひろ「ふ~ん、どうだか。まぁ、仕事はしてくださいよ」
モバP「はいはい。ごめんなみりあ、今から仕事だから降りてくれるか?」
みりあ「えー」
モバP「また付き合うからさ」
みりあ「はーい」
一週間後
みりあ「レッスン終わりー!」
莉嘉「ねーねーみりあちゃん!クレープ食べに行かない?」
きらり「時間もあるし、一緒にハピハピしよ?」
みりあ「えーと……ごめんなさい、今回は……」
莉嘉「そうなんだ」
きらり「残念だにぃ」
みりあ「また今度誘って!」
莉嘉「りょうかーい!」
みりあ「プロデューサー!」ガチャッ
モバP「はい……はい……その件は…」
みりあ「あ…………」
ちひろ「ごめんね、みりあちゃん。今プロデューサーさん、電話中だから…」
みりあ「しー、だよね」
ちひろ「プロデューサーさんになにか用事?」
みりあ「ううん、なんでもないよ!」
ちひろ「そう。今日はもうレッスンもないから帰っちゃっても大丈夫よ」
みりあ「はーい。プロデューサーはいつくらいに仕事終わるの?」
ちひろ「当分忙しいと思うわ。新しく入る子やプロデューサーさんの企画が通ったからそれの準備しなくちゃいけないし」
みりあ「そっか……」
きらり「みりあちゃん。どしたの?」
みりあ「ううん、なんでもないよ。それより二人はクレープ食べに行ったんじゃないの?」
莉嘉「財布忘れちゃってさー。みりあちゃんはもう用事終わった?」
みりあ「……うん」
莉嘉「じゃあクレープ食べに行こ☆」
みりあ「うん!」
きらり「レッツゴー☆」
みりあ「おはようございまーす!」
モバP「おはよう、みりあ」
みりあ「あ、プロデューサー!あのね!」
モバP「ごめんな、今から新しく入る子を迎えに行かなくちゃいけないんだ」
みりあ「……そっか」
モバP「今日も一日頑張ってな」
みりあ「うん!」
次の日
みりあ「あ、プロデューサー!」
まゆ「プロデューサーさん、次はなにをするんですかぁ?」
モバP「今日はトレーナーさんに佐久間さんを紹介するから付いてきてください」
まゆ「はぁい」
モバP「おはよう、みりあ」
みりあ「おはよう、プロデューサー!」
まゆ「おはようございます」
みりあ「おはよう!」
モバP「行こう」
まゆ「すぐ行きますよぅ」
みりあ「あの人が昨日入ったまゆちゃんかぁ……」
あっ(察し)
みりあ「プロデューサー、おはよ!」
モバP「おはよう、今日はちょっと忙しくて送り迎えできないんだ。だからきらりたちと三人で行ってくれるか?」
みりあ「えー、プロデューサーと一緒じゃないの?」
モバP「ごめんな」
みりあ「はーい」
みりあ(レッスンが遅くなっちゃったけどプロデューサー事務所にいるかな)
みりあ「ただ……」ガチャッ
モバP「もう帰っていいんだぞ?」
まゆ「私はプロデューサーさんのお手伝いをしたいだけですから」
モバP「でもあんまり遅くなると……」
まゆ「大丈夫ですよぉ。慣れてますから」
モバP「……遅くなる前には帰れよ」
まゆ「はぁい」
みりあ「…………………」バタン
モバP「ん?誰かいたか?」
まゆ「気のせいじゃないですかぁ?」
みりあ「プロデューサー!一緒にご飯食べよ!」
モバP「あー……ごめん。今日は弁当があるんだ……」
みりあ「そうなんだ……」
モバP「ごめんな」
まゆ「プロデューサーさん、おお待たせしましたぁ」ガチャッ
みりあ「あ、こんにちは」
まゆ「こんにちは。はい、プロデューサーさん」スッ
モバP「あぁ、ありがとう」
みりあ「それは?」
モバP「これはだな……」
まゆ「愛妻弁当ですよぅ」
みりあちゃん…私が慰めてあげなくちゃ…★
モバP「まゆ!」
まゆ「別に隠すことじゃないじゃないですかぁ。私が大好きなプロデューサーさんに個人的に愛妻弁当を作ってるだけなんですから」
みりあ「…………そうなんだ」
モバP「みりあ、違うぞ」
みりあ「でもプロデューサーはまゆちゃんのこと名前で呼んでるよ?私たちのときはすぐに呼んでくれなかったのに……」
モバP「それはまゆが名前で呼んでくれないと帰らないって言うから……」
みりあ「……莉嘉ちゃんたちと食べてくるね」
モバP「あ、みりあ!」
みりあとまゆが出てくるSSか…
あれ思い出した…
次の日
みりあ「おはようございます……」
モバP「おはよう、みりあ。昨日のはだな……」
みりあ「レッスン行ってくるね」
モバP「あ……みりあ!」
まゆ「プロデューサーさんお茶です……いませんねぇ。ちひろさんの分もありますよぉ」
ちひろ「ありがとね、まゆちゃん」
まゆ「いえいえ。それよりみりあちゃんってどんな子なんですかぁ?」
ちひろ「元気で純粋な子ですよ」
まゆ「……そうは見えませんでしたけどねぇ」ボソッ
ちひろ「?」
まゆ「なんでもありませんよぅ」
レッスン場
トレーナー「ワン、ツー、スリー、赤城!遅れてるぞ!」
みりあ「はっ……はい……」
トレーナー「……少し休憩にしよう」
莉嘉「どうしたの?」
きらり「体調悪いにぃ?」
みりあ「ううん、なんでもない……」
莉嘉「なにかあればなんでも言ってよ」
きらり「相談してほしいな」
みりあ「なんでもない!」
莉嘉「みりあちゃん……」
みりあ「……あ……ごめん。やっぱり体調悪いのかな」
きらり「莉嘉ちゃん、トレーナーさんに言ってきてくれる?」
莉嘉「うん!」
きらり「大丈夫?」
みりあ「……うん」
きらり「きらりでよかったらいつでも相談してほしいにぃ☆」
みりあ「うん……ありがと」
きらり「……………もしかして」
莉嘉「トレーナーさん呼んできたよ!」
トレーナー「体調が悪いなら無理をするな。今日は帰れ」
みりあ「……はい」
トレーナー「一人で大丈夫か?」
みりあ「大丈夫です」
きらり「みりあちゃん……」
事務所
みりあ「…………」ガチャッ
まゆ「おかえりなさい。トレーナーさんから連絡がありましたよぅ」
みりあ「……そうなんだ」
まゆ「ねぇみりあちゃん」
まゆ「みりあちゃんはプロデューサーさんが好き?」
みりあ「!」
まゆ「私は好きですよぅ?例えば私がトップアイドルになってプロデューサーさんが喜んでくれるならトップアイドルにもなります」
まゆ「プロデューサーさんが振り向いてくれるならなんだってやりますよぅ」
みりあ「…………」
まゆ「みりあちゃんはどうなんですかぁ?」
みりあ「……私はプロデューサーとただ話してるだけでよかったの……ただそれだけで……」
まゆ「本当に?」
みりあ「え?」
まゆ「本当にそれだけ?」
みりあ「なにを言って……」
まゆ「まゆは少し人と違うところがあるのを把握してますよぅ。みりあちゃんも私と同じところがあるんじゃないですかぁ?」
みりあ「…………」
まゆ「本当はプロデューサーさんを独り占めしたいんじゃないですかぁ?」
みりあ「うるさい!あなたになにが分かるの!?」
まゆ「なにもわかりませんよぅ。私たちは会ってそんなに日も経ってませんし」
みりあ「だったら口を挟まないでよ!」
まゆ「……わかりました。でも一つだけ言っておきます」
まゆ「プロデューサーさんを傷つけたりしたら許しませんよぅ?」
みりあ「……さよなら」バタン
まゆ「まゆは言いましたよぉ……」
部屋
みりあ「…………」
まゆ『みりあちゃんはプロデューサーさんが好き?』
みりあ「…………」
まゆ『私は好きですよぅ?』
みりあ「…………好き」
ブー ブー
みりあ「うわっ!びっくりした……」
みりあ「プロデューサーからのメール?」
『大丈夫か?俺も今トレーナーさんから聞いたんだ。迎えに行ってあげられなくてごめん』
みりあ「優しいなぁ。自分も忙しいのに」
まゆ『私はプロデューサーさんが喜んでくれるならトップアイドルにもなりますよぅ』
みりあ「……………」
まゆ『プロデューサーさんが振り向いてくれるならなんだってやりますよぅ』
みりあ「……私だって……」カチカチ
メールを送信しました
みりあ「私だって」
事務所
みりあ「…………」ガチャッ
モバP「どうしたんだ、みりあ。事務所に残っていてくれなんて。なにか忘れ物か?」
みりあ「ねぇプロデューサー」
モバP「ん?」
みりあ「プロデューサーはまゆちゃんのこと好き?」
モバP「は?なにがあったんだ?」
みりあ「どうなの?」
モバP「……それは女性としてという意味か?」
みりあ「うん」
モバP「……いや、まゆにそういう感情を持ったことはない」
みりあ「そっか……」
モバP「どうしたんだよ」
みりあ「なら私のことは?」
モバP「みりあについても同じだ。というよりアイドルにそんな感情を抱くつもりはない」
みりあ「そっか……」
モバP「……もう遅い。送っていくよ」
みりあ「ねぇプロデューサー。私ってさ、まゆちゃんと同じ種類の人間で少しおかしいんだって」
モバP「……どこがおかしいんだ?」
みりあ「私が普通の女の子だったら」トン
モバP「みりあ?」
みりあ「プロデューサーとも元の関係に戻れたのかな」ビリビリビリ
モバP「!……みり……あ」ドサ
みりあ「振り向いてくれるなら……なんでも」
まゆ「そういう『なんでも』は趣味が悪いですよぅ?」
みりあ「!……なんでいるの」
まゆ「あなたはまゆと似てるってことですよぅ」
みりあ「そう」
まゆ「それでプロデューサーさんをどうするつもりなんですかぁ?まさか監禁するんですか?どこに?まさか自分の部屋なんて言いませんよねぇ?」
みりあ「うるさい!ほっといてよ!」
まゆ「放っておきませんよぅ。あなただけのプロデューサーじゃないんですから」
みりあ「…………」
まゆ「現実的じゃないことはやめませんか?」
これは・・・できる女、まゆさん
みりあ「そんなこと言ったって……もう元には戻れないよ……」
みりあ「プロデューサーにスタンガン使っちゃったし……」
まゆ「それならいくらでも方法はありますよぅ。もう一つのほうもです」
みりあ「もう一つ?」
まゆ「とりあえずプロデューサーさんを起こしましょうか」
みりあ「で、でも!」
まゆ「まゆに任せてください」
まゆ「プロデューサーさん」ユサユサ
モバP「やめろー……世界レベルはそんなことしない……」
まゆ「プロデューサーさん」ユサユサ
モバP「はっ!……夢か」
まゆ「どんな夢見てたんですかぁ?」
モバP「なんだか女性とダンサブルしてたような……そんなことよりみりあは」
みりあ「……」
まゆ「ちゃんといますよぅ」
モバP「……なにが起きたんだ?」
まゆ「みりあちゃんが滑ったときにプロデューサーさんにスタンガンをぶつけちゃったみたいで」
みりあ「……ごめんなさい」
それなら問題ないな
モバP「そっか……というよりそのスタンガンはどこから出てきた」
まゆ「まゆが帰ってる途中にみりあちゃんに会ったんですけど一人で出歩くのは危険だからまゆのスタンガンを持たせたんですよぅ」
モバP「……まゆはなんでスタンガンを持ってたんだ……」
まゆ「うふふ……乙女の秘密ですよぉ」
みりあ「ごめんなさい、プロデューサー」
モバP「いや、いいよ」
まゆ「プロデューサーさん、まゆはプロデューサーさんが大好きですよ。プロデューサーさんが望むならなんだってしますよぅ」
モバP「……前も言ったが俺はアイドルに恋愛感情を持つつもりはない」
まゆ「だったらまゆがトップアイドルになって引退したら結婚してくれますかぁ?」
モバP「え?結婚?」
まゆ「どうなんですかぁ?」
モバP「いや、俺はまだまゆのこと全然知らないし……」
まゆ「これから知っていってもらうんですよぅ」
モバP「それに付き合うって過程を飛ばしてない?」
みりあ「プロデューサー!」
モバP「どうしたみりあ?俺は今すごく大変なんだが」
みりあ「私もトップアイドルになってプロデューサーと結婚する!」
モバP「いや、それはおかしい!」
まゆ「なんでダメなんですかぁ?トップアイドルになって引退したらもうアイドルじゃありませんよぅ?」
モバP「そうじゃなくてだな……」
みりあ「なんでまゆちゃんはよくて私はダメなの!?」
モバP「いや、だからまゆのもいいって言ったわけじゃ……」
まゆ「こんなにもプロデューサーさんのことが好きなのに……」グスッ
モバP「」
みりあ「ぷろでゅーさぁ……」グスッ
モバP「あー……その……トップアイドルになったら俺にできることを一つしよう」
まゆ「結婚ですね」
みりあ「結婚!」
モバP「結婚以外で!というよりまゆ立ち直り早いな!」
まゆ「初めから泣いてませんよぉ?」
モバP「騙された!」
まゆ「では私たちがトップアイドルになったらお願いごとを一つ聞いてくださいねぇ?」
モバP「……もう好きにしてくれ」
みりあ「プロデューサー」
モバP「どうした?」
みりあ「私頑張るから!頑張ってトップアイドルになるからいっぱいおしゃべりしようね!」
モバP「あぁ、わかったよ」ナデナデ
みりあ「プロデューサー、大好き!」
終わり
終わりです
久しぶりにss書いたからなかなか手間取りました……
とりあえず過去作を
P「佐久間まゆは我慢の子」
凛「今帰ったよ」
奈緒「な、なぁ……Pさん」
モバP「奈緒を可愛がる」
モバP「都市伝説」
です
おつ
素晴らしいみりあとまゆでした
乙
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