ミサト「偉大な黒魔術師だったあなたのお父さんが、この街を残したの」
シンジ「父さんが……?どうして」
ミサト「きっと、奥さん以外にまったくモテなかった人生の鬱憤を、息子であるあなたのムスコに託したのね」
シンジ「帰ります」
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ミサト「え゛。ちょ、ちょっと待ってシンジ君! いきなり帰るなんてどーして!?」
シンジ「3年振りに呼びつけられて、何かと思ったら―――僕は父さんの玩具じゃないんだっ」
ミサト「ええー……リツコ、あなたからも何か言ってよ」
リツコ「シンジ君。私達は、あなたを必要としているの。思いとどまってくれないかしら?」
シンジ「必要ってなにがですか? サキュバスで、男が必要だって言うなら他の誰でもあたって下さい」
ミサト「それが、そうもいかない事情があってね……」
リツコ「私達は、あくまでも黒魔術師碇ゲンドウが生み出した生命体。一般の伝説そのもののサキュバスとイコールの存在ではないのよ」
シンジ「どう違うんですか?」
リツコ「例えば、男性の精無しでも、通常の食物から栄養を摂ることができます」
シンジ「あ、なんだ。じゃあ余計に僕はいらない人間なんだ」
ミサト「なにちょっちガッカリしてんの?」
リツコ「そして、精はシンジ君―――あなたのものしか受け付けないのよ」
シンジ「え」
ミサト「さらに、私達にとってシンジ君のそれは、めっちゃ栄養素高くて美容に最適のゴチソウってわ。まだ実際口にしたこと無いから、本能的に知ってるに過ぎないんだけどね」
シンジ「か……っ、帰ります。今すぐ帰ります!」
ミサト「なんでそうなるのよっ」
シンジ「だってそんなの、怖いじゃないですか!!」
シンジ「っていうか父さんは!? ここに来て、まだ会わせてももらってないっ」
リツコ「……」
ミサト「……」
シンジ「……う。さっきからの言い回しで、なんとなく気づいてなかったわけじゃないけど、やっぱり……?」
ミサト「ここが完成した記念に、自分へのご褒美と称して海外旅行に出かけたわよ」
シンジ「旅行かよっっっなんだよそれ!」
リツコ「ちなみにあなた宛の手紙は、呼びつけるために私達がそれらしく捏造したの」
シンジ「サ、サイテーだ……」
シンジ「……」ガサゴソ
ミサト「ホントに帰り支度始めちゃった……参ったわね」
リツコ「少々強引だったかしら?」
ミサト「シンジ君。それでいいの? 何の為にここまで来たの?」
シンジ「父さんに会うためですよ。でも父さん、いないどころか手紙も嘘なら話にならないじゃないですか」ガサゴソ
リツコ「その通りね」
ミサト「リツコ! あんたどっちの味方なのよっ」
ミサト「ねーシンジくぅん」
シンジ「無駄ですよ、猫なで声出しても……出口どっちだっけ」
ミサト「もうさあ、シンジ君の歓迎会の用意までしちゃってんのよ。みんな楽しみにしてるし」
シンジ「地図ありませんか?」
ミサト「私の立場ってのもあるの。悪いんだけど、ここは助けると思って、お代官様!」
リツコ「はあ……シンジ君。分かったわ、明日、間違いなくあなたを駅まで送り届けると約束します」
ミサト「リツコ!?」
リツコ「でも今日はもう遅いから、一晩だけ我慢してちょうだい」
シンジ「一晩……ヘンなことしないでくださいね?」
リツコ「ええ。それも約束するわ」
シンジ「……分かりました」
カエデ「それでは―――シンジ君来場記念ということで、今日という日を祝して!カンパイ!」
「「「かんぱーい」」」
ガヤガヤガヤ
シンジ「……」
ミサト「なぁに縮こまっちゃってんの、本日の主役が」
シンジ「こういう会自体、中止してくれて良かったのに……僕、明日には出て行くんですから」
ミサト「言ったでしょ、もう用意しちゃってたって。片付けるより無駄にならないわよ。それに、この街にシンジ君が来てくれたことには変わりないんだし」
シンジ「……」
ミサト「大勢人がいるところ、苦手?」
シンジ「え? え、ええ」
ミサト「そんな感じよね。しかもここ、女性オンリーだから」
シンジ「はい……」
ミサト「加えてみーんな美人だから、余計男の子は緊張しちゃうわよね」
シンジ「ここにいる人達、全員サキュバスなんですか? 父さんが創った」
ミサト「そ。ね、シンジ君、中でも誰が好み? おねーさんにそっと教えなさい」
シンジ「……言っときますけど、い、色仕掛けとかしたって無駄ですよ」
ミサト「ぎくっ」
シンジ「僕は絶対、明日には先生の家に帰るんですから」
ミサト「は~。しゃーない、ここは退散してビールでも飲んでくるわ」スッ
シンジ「……」
ミサト(色仕掛けは無駄、か。それはどーかしら? シンちゃん、サキュバスを甘くみないでね)
ミサト「うっひっひ」
パンツ脱いだ
こういうバカバカしくてくだらないけど丁寧なSSは大好きさ
リツコ「……ミサト。シンジ君の様子はどう?」
ミサト「警戒してる。案の定、結局色仕掛けで押すつもりってのもバレバレ」
リツコ「そう。ま、当然ね」
ミサト「いつ始めるわけ?」
リツコ「もちろん、この場からよ。警戒されているからと思春期の少年一人堕とせないようでは、サキュバスの巣たるネルフ本部の名が泣くわ」
まずはレイあたりで同情ひいて泣き落としだな
ミサト「んで、レイ達は? 失敗は許されないんだし、容姿が同年代のあの子らにはいてもらわないと」
リツコ「言われなくても呼んであるわよ。あの子達の到着が、作戦開始の合図」
ミサト「なーるほど」
リツコ「作戦部長……」
ミサト「ぐ。しゃ、しゃーないじゃない、シンジ君の話相手してて、仕切りはリツコに任せるしかなかったんだから」
リツコ「分かってるわ、冗談よ」
ミサト「とにかく。来るべき使徒襲来に備えて、シンジ君には間違いなくここに留まってもらわないとね」
一旦ここまで
乙
泣き落としよりエロ押しに期待
乙
妊娠しないのかしらね
>>18
そして産まれた女の子も、「パパ〜」とか言って甘えつつシンジの精を積極的に求めて来る展開とかあれば最高
その展開は俺得だ
>>21のはIP晒しなんで踏まないように
テクノブレイク待ったなし?期待
はよ
>>23
そこはサキュバスの能力であれやこれやしてインキュバスレベルの絶倫にしそう……。
>>13
>容姿が同年齢
つまり実年齢は十代未満だったりもするわけか
レイはそうだろ
アスカはどうだろ
サキュバスを作った、ってことは全員生誕数年だよきっと
ロリよりやばいじゃないですかやだー
アスカは外の人
素で淫乱なわけか…
1週間以上たってるけど続きないのか・・・
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