向井拓海「みっみみっみっみ…!」モバP「たくみみかき」 (26)

※耳かきコメディの筈だったのですが、書いてるうちに何故か若干のエロを伴いました。ご注意ください。

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事務所 午後6時


モバP「なー拓海」カタカタカタ

拓海「あー」ごろん


モバP「拓海ー」カタカタカターン

拓海「んー」パラパラ




モバP「たくみん」ボソッ

拓海「たくみんは止めろ!」


モバP「頼みがあるんだ」


拓海「おー。 やだ!」


モバP「そうーやってくれるかー。拓海は優しいなー」


拓海「やだっつってんだろ!人の話を聞けよ!」


モバP「そう身構えるなよ。大した事じゃないから」


拓海「大した事じゃないだァ?バレンタインのときも羊コスプレのときも同じ事言ってたよな!?
毎度毎度同じ手口で騙しやがって!」

モバP「ありゃ、そうだっけ?」


拓海「もうやだ、もう聞いてやらん」プイ


モバP「今回はなー」


拓海「聞かなーい。聞かねーぞー」


モバP「お前にー」


拓海「わーわーわー!ブーンブンブーン!」


モバP「耳かきをして欲しいんだ」


拓海「ブーーンブー…えっなんつった?」


モバP「俺に耳かきをしてくれないか?」


拓海「耳かき。耳かきぃ…?耳かきって、あの耳掃除の耳かきか?」


モバP「そうそう」

拓海「何かと思えば……。ガキじゃねーんだ、自分で出来るだろォ」パラ


モバP「それが出来ないんだ。ちょっと事情があってな……聞いてくれるか」


拓海「ン、込み入った話かよ。いいぜ、聞いてやらあ」






モバP「……怖いんだ、自分でやるの」



拓海「……」


拓海「は?」


モバP「なあ、ちょっと考えて見ろよ。防御無抵抗ゾーンにあんな長い棒を突っ込むんだぞ?
自分で中を確かめる事も出来ない、入り組んだ粘膜の穴にだ!
まともじゃねえ!まともな神経じゃ出来ねえよ!」


拓海「アタシ普通にやるけどアタシの神経もおかしいっつってんの?」



モバP「勇気を振り絞って棒きれを突っ込んだとするよ、しかしあれどこまで攻めたら良いんだよ?
耳側にも不可侵領域があるよな?鼓膜という薄皮がだ!
入り口から何センチまでなら許されるんだよ?
作業中に誰かがぶつかって来たらどうするんだよ!」


拓海「あー……よーし、いいかーPさん。
耳かきをするときは、
1.誰も居ない広い場所で、
2.充分に安全を確認しつつやりましょう。
分かった?」


モバP「俺の鼓膜はロケット花火かよ!」


拓海「なんだそのツッコミ!鼓膜じゃねーよ、耳かきだろ!耳かきがロケット花火なんだよ!」








拓海「いや耳かきはロケット花火じゃねーよ!
アタシ何言ってんの!?
ロケット花火じゃねーけど、ロケット花火ぐれー注意しながらって意味で……
オイ何だその目は!?オイッ!」


モバP「うっ……ぐすっ」


拓海「泣いちゃったよ!もう頼むよ!
あ、あれだぞ?耳かきって、耳の入り口をちょちょいと掃除するだけでいいらしいぞ?」


モバP「そんな事言われても出来ねえって……出来ないったら出来ないんだよォ……」メソメソ


イラッ

拓海「なっさけねーな耳かきぐれーでメソメソメソメソぉ!
オラッ耳貸せよ、アタシがやってやっから!」


モバP「本当か…?」


拓海「あー、じゃねーとうるさくて仕方ねーからな!だからもう泣くなよ鬱陶しい!」






モバP「……」ニ ヤ リ





拓海「うっ!?」

拓海「いやっ、違う!やっぱ 今のはナシ!」


モバP「しまった」


拓海「今しまったって言ったよな!オイ!」


モバP「なあ、頼むよ。こんなかっこ悪い頼み事が出来るのは拓海しかいないんだって…」


拓海「いくらアンタの頼みでも、そんな恥じー事は出来ね……

……ん、んん?アタシ、しかいないって言ったのか?」


モバP「ああ。俺が本心を明かせるのは、拓海だけだよ!」


拓海「あっ、うっ、そっ、そう、なんだ。アタシだけ…そ、そうか。
で、でも…アタシも他人の耳かきなんか、し、した事無いし…ましてやアンタのなんてサ……」


モバP()ビッカァ


拓海「ん!?いま何か光らなかったか!?」


モバP「そうだよな、やったことなんか無いよな。
でも心配は要らない。俺がやり方を教えてやるから」


拓海「え。あぁ、分かった、それなら……」




拓海「……いいんだろうか」


仮眠室(和室)



モバP「拓海は耳かき棒派か?綿棒派か?」


拓海「ん、綿棒派だな」


モバP「そうか。でも今日使うのは耳かき棒だ」


拓海「フーン。でも何でわざわざ仮眠室に来たんだ?」


モバP「やり方を教えるって言っただろ?
よっこらせ。さあ、拓海」


拓海「ん?」


モバP「俺のひざに頭をのっけろ」ポンポン


拓海「……」


拓海「はああああ!?」


モバP「何を驚いてるんだ」


拓海「いや、だって…はああああ!?」


モバP「耳かきをするんだから当たり前だろ」


拓海「やり方を教えるって実地研修かよ!?」


モバP「これが一番分かりやすいだろ?」


拓海「いやそれにしたって何かこう……お互い座ってやりゃいいんじゃねーのか!」


モバP「そんなやり方は聞いた事がない」


拓海「ウソつけ!」


モバP(ウソです)


拓海「いまウソついたって顔したな!?」


モバP「それに、慣れていない事は出来ない。
耳の中とは言え、もし力加減を間違ったら、自分のアイドルを傷付けてしまうんだぞ。
プロデューサーとして、膝枕以外の方法では絶対に出来ない!」


拓海「いや!?いやいやいや!?何か分かって来た、アタシは騙されているって!」


モバP「なんだ?拓海は一度引き受けた事をあっさり放り投げてしまう様な女だったのか?
だとしたらガッカリだな」


拓海「なに!?だってそんな、でも、

うぐぐぐぐぅ~~~…!

分かったよちくしょう!筋は通してやらあ!」


モバP(自分でハメといて何だけどチョロ過ぎて心配になってきた)

(チョロい……)



拓海「うっおおおおーー!」

拓海「おりゃ!」ドンス

拓海「これでいいか!いいんだろ!さっさとやれよ!」


モバP「ああ、いいぞ。動くなよ、危ないからな」


拓海「わーってるよ!」


モバP「まずは蒸らしたタオルで耳を拭いていくぞー」


拓海「おう!」



モバP(ああ……)


モバP(目の前で起こっている事をありのまま話すぜ)フキフキ


拓海「んんん、んーー」ピク


モバP(黙ってさえいれば絶世の美少女が、俺のひざに小さな頭を乗せている)フキフキ


拓海「クソッ!ほんと恥じぃなコレ!」


モバP(何を言ってるか分からないって?
いや、賢明な拓海スト諸君なら分かるだろう)


モバP「よし、じゃあ耳たぶから掃除するぞ」


拓海「一思いにやってくれよォ…!」



モバP(諸君ならば、和室での膝枕を強行した理由も、お分かりかと思う)スッ


拓海「おりゃあああ!」←気合い


モバP(そう。膝枕をすると、拓海の長いストレートの髪が、畳の上に乱れるのだ)カリ


拓海「んッ」


モバP(室内灯を浴びて艶めく、この乱れ髪の美しさはどうだ)ツツツツ


拓海「や、んっ ちょっと待てよ、そんな所までやらなきゃダメなのか?」


モバP(耳は小ぶりだ。
小ぶりで、耳たぶが薄い。つるつるした外縁は、なぞる度に朱くなる)ツツツー


拓海「くすぐったいってっ」


モバP「中に入れるぞ」そっ


拓海「ふっ、ふう。おう」


モバP(そしてこの小さな顔。意外と言うかやっぱりというか、いくら近くで見ても粗が無い。
肌目細やかな肌感で、ほとんど大福餅だ。ちなみに今は真っ赤になっている)ツーー


拓海「ふう、ん、ン」


モバP(ホットパンツからすらりと伸びた長い足。
無造作に投げ出されて、耳かきの動きに合わせて時折ビクビク動いている)スーッスーッ


拓海「ふーぅうぅ、ふーぅうぅっ」


モバP(いまさら特筆すべきでは無いかと思ったが、胸。
ちらっと見たら、何か服がぱんぱんに膨らんでいる。
腕に圧迫されているせいだろうが、何だこりゃ、わはー)スッスッ


拓海「ふーぅうぅ、ふう ンッ……くっそぉ…」


モバP(盛り上がって参りました。おっ?)スーッ カサ



モバP「ここ重点」カリ、カリ


拓海「あ あ あ」


モバP(見てくれこの顔。この顔をファンにも見せてやりたい。
でも見せられないよ!)カリィィ


拓海「あっちょっと、あっ タイム」


モバP「動くなって、あぶない」カリカリ


拓海「だってっ」


モバP(やっぱりこいつ、耳が弱い。とても)スー


拓海「やっん…!?てめえぇ、わざとヤラしくあっ やってるだろぉ」


モバP「いやこんなモンだぞ。
ただし肩揉みなんかと一緒で、お子ちゃまだとくすぐったくて耐えられないかも知れないな。
拓海は大人だから大丈夫だろ?」


拓海「あっ あ?あっ たりまえじゃっ ねぇかぁ」


モバP(うわー脚がくねくね動いてるぞ拓海)


モバP「よし、こんなもんだな。仕上げをするぞ。まず梵天を入れて……」ザファッ


拓海「ふぁあっ」


モバP「フッと息を吹いておわり」フーッ


拓海「はあぁぁぁあっ

あ……、あ……」


モバP「どうだ、耳かきしてもらうの気持ちいいだろ」


拓海「ぜ ぜんぜん、たいひた、こと、ねぇあぁ」


モバP(目が潤んでるが)

モバP「ほーそうか。大人の拓海には刺激が弱かったな。すまん」


拓海「あた、あったり前じゃん、なめんな」



モバP「仕方ない。今から本気でいくぞ」


拓海「えっ」


モバP「その前に、頭の向き変えて。今度は逆の耳」


拓海「ふえっ、逆もかよ…?」


モバP「そりゃそうだよ。片耳だけ掃除するやつがあるか」


拓海「そうだけど……。はあ、はあ」ころん




拓海「……いっ!?!?!?」


拓海「ちょっ!この体勢だと!」


モバP「んー?」


拓海(Pの股が目の前にあるじゃん!)


モバP(最後の罠へようこそ。フハハハ。恥ずかしかろう)


拓海(しかも、もしかしてコレもしかしてさあ)


モバP(見えたか、気付いたか。これが……スタンド状態だ!
最低野郎か俺!)


拓海「あわわ、わ、アタシやっぱり片方だけで」がばっ


モバP「動くなって言ったろ」ナデ


拓海「あ……」


モバP「拓海はホント可愛いなー」なでり


拓海「ちょっ…気安く…」


モバP「……」なでりなでり


拓海(うわー…何だこいつ頭撫でるのめっちゃうまい…

あ、その、手櫛で髪をかきあげるやつ、好き)



モバP「始めるぞ」フキフキ


拓海「はうん」



モバP「耳たぶ」ツツツー


拓海「はぁん あっ


……ちょっと待って、恥ずかしい、恥ずかしすぎるっ」



モバP「中にいくぞ」スッ


拓海「だっ、め」



モバP「……」カリカリ


拓海「ふぅう、ふぅう、ふぅうン」



モバP「……」カリカリ


拓海「ふぅーぅん、ふぅうぅん、ふぅぉぅッン」



モバP(深呼吸で必死に声を抑えてるんだろうが、だだ漏れだ)


拓海「ぴ、ぃさん」



モバP「どした」カリカリ 



拓海「いまからぁぁ、あたしのぉお、かおぉ、みんなぁぁ」



モバP「見てないぞ」カリカリカリカリ



拓海「あっあっあっ、あっっ」



モバP「……」カリカリカリカリカリカリ



拓海「ふぁっん はぁっ ダメっ、P んっんっうんッ もうだめだってえっあっあ、あぁあぁあ、ぴぃさ、ああぁあぁっ、ぁあぁああぁぁっ」



モバP「……」カリカリカリカリカリカリカリ



拓海「あっ、いっっっ



……ーーー
~~~っ
……!!」














モバP「梵天を入れるぞ」ポフッ


拓海「……!……!」ビクッ


モバP「フー」


拓海「はンッ」ビクン


モバP「よし、おわり」


拓海「はぁーっ、はぁーっ、はぁーっ」


モバP「拓海」


拓海「はぁーっ、はぁーっ、はぁーっ」


モバP「拓海、あのな、ズボンがお前の涎で…」


拓海「はぁーっ、ごめ、はぁーっ、なさいぃ」ぐしぐし


モバP(俺もうゴールしてもいいかも知れん)




モバP「さあ、立てるか?帰ろう。送って行くから」


拓海「ちょ、待ってーー」


モバP「どした」


拓海「着替え…させろ」


モバP「着替え?何で?」


拓海「さっきので、歩き、づらい」


モバP「耳かきで歩きづらい?どういう事だ?」


拓海「だから、下が、……」


モバP「下……?」



拓海「……下着替えさせろっつってんだボケエェエ!!」ガッ


モバP「あぁそういう事かギィエエェェ」

たくみんスイッチじゃないのか




拓海「復讐してやる…」


拓海「おそろしい復讐を…」


拓海「自らが伝授した耳かきによって仮眠室の畳に沈めてやる!」


拓海「だらしねえ顔を写真に撮ってー!
担当アイドル全員に晒してやるからなァ!」


モバP「おーい拓海いるか?そろそろ仕事行くぞー」


拓海「やいッテメーP!今度はアタシがテメーのォ!」




拓海(ん?いやちょっと待てよ)


拓海(アタシがあのセクハラまがいっつーか100%セクハラをPにするわけ?)


拓海(あ、アタシがPを気持ち良くすんの?いやアタシは気持ち良くなってねーし!)


拓海(アレはアレだからセーフ!でもアレはあーだから……いや!
アレをグレーだとすればアタシがやるのはアレなわけでアウト!アウト!?アレレ!?でもでも

もうーーーー)


モバP「今度は拓海が……何だよ?」


拓海「へっ!?そう、あ、アタシが!」






拓海「みっみみっみっみ…!」



モバP「たくみみかき おわり!」

この耳かきはフィクションです。この方法を推奨するものでは決してありません。
耳かきをするときは個人に合った方法で、衛生への配慮を充分に払ったうえで行ってください。

では依頼を出してきます。

スイッチの人と勘違いしてた。すまぬ

>>20
何故かは存じませんが…
ともかく、読んでくださったのはありがたいことです。

乙乙面白かった!

おっちょっ待てい(江戸っ子)

肝心なとこ書き忘れてるゾ

なんてことない耳掻きSSじゃないの全く(前屈み)

こっからだろ
こっからだろ!

乙みん

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